JP2018007420A - モータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路基板に伝達されるモータ振動を抑制しつつ、簡素なインロー構造でねじ締結時におけるベースの変形を抑制できるモータ装置を提供すること。【解決手段】モータは、ベース24の回路基板配置面と反対側に配置される。モータのハウジングは、フランジ部に複数のインロー突起部224を有する。ベースの外周縁部2401は、シール面2405、貫通孔2422を備え、シール面よりも径方向外側に設けられた複数の取り付け部2416、取り付け部から突出する第1凸部2417、円環状の切削面であるインロー側面2418を含み、シール面と第1凸部を隔てる凹部2419、外周縁部の内周端から突出する第2凸部2420、凹部の径方向内側に隣接して突出し、回転軸と貫通孔の中心とを結ぶ仮想線上に位置するように設けられた第3凸部2421を有する。第1凸部、第2凸部、及び第3凸部の各突出先端面が同一平面に位置し、ハウジングに接触している。【選択図】図8

Description

この明細書における開示は、モータ装置に関する。
特許文献1に開示されているように、カバー及び金属製のベースを有する筐体、ベースの一面側に配置されたモータ、筐体に収容されてベースにおける一面と反対の裏面に固定された制御回路部を備えるモータ装置が知られている。
モータは、有底筒状をなし、ベースの一面側に配置されて、ベースとともに収容空間を形成するハウジングと、収容空間に配置され、ハウジングに固定されたステータと、ステータの内側に回転可能に収容されたロータと、を有している。
たとえばこの種のモータ装置は、モータの回転により、内燃機関のバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置に適用される。
特開2009−121292号公報
上記したモータ装置では、モータと制御回路部が一体化されているため、モータの振動が制御回路部に伝達される。制御回路部が、プリント基板に電子部品が実装されてなる回路基板として構成されている場合、振動によって電子部品などの接続信頼性が問題となる虞がある。
さらに、上記したモータ装置では、モータや制御回路部の収容空間を水密に封止するために、シール材を用いた防水構造が採用される。シール材は、たとえばベースとハウジングとの外周縁部の間に介在する。また、ハウジングとベースとの位置合わせが必要であり、たとえばインロー構造が採用される。
具体的には、ハウジングの外周縁部におけるベース側の面に、モータの回転軸を中心とする周方向に沿って複数のインロー突起部が設けられる。また、ベースの外周縁部に、複数のインロー突起部が嵌合するインロー側面が設けられる。インロー側面を切削面とする、すなわち、金属製のベースを切削することで、位置合わせの精度を確保することができる。
ベースは、ハウジングの外周縁部と対向し、シール材が配置されるシール面と、貫通孔を備えており、シール面よりも回転軸に対する径方向において外側に設けられ、固定対象にねじ締結される複数の取り付け部と、を有している。このため、インロー側面は、たとえばシール面に対して径方向外側に連なるように設けられる。複数のインロー突起部に対応して、複数箇所を局所的に切削加工し、インロー側面を有する溝部を複数設けることも考えられるが、インロー構造が複雑となり、切削の工数も増加してしまう。
また、インロー側面を確保するために、シール面に対して径方向外側に、インロー側面を含む溝部を設けなければならない。取り付け部とシール面とを隔てる溝部が存在すると、ベースはシール面及び溝部の部分でハウジングに接触しないため、固定対象にねじ締結する際に、ベースが変形する虞がある。
本開示はこのような課題に鑑みてなされたものであり、回路基板に伝達されるモータ振動を抑制しつつ、簡素なインロー構造でねじ締結時におけるベースの変形を抑制できるモータ装置を提供することを目的とする。
本開示は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、技術的範囲を限定するものではない。
本開示のひとつであるモータ装置は、一面(2400)及び一面と板厚方向に反対の裏面(2406)を有する金属製のベース(24)と、裏面側に配置され、ベースとともに第1収容空間(Se)を形成するカバー(72)と、を有する筐体(76)と、
有底筒状をなし、ベースの一面側に配置されて、ベースとともに第2収容空間(Sm)を形成するハウジング(22)と、第2収容空間に配置され、ハウジングに固定されたステータ(32)と、ステータの内側に回転可能に収容されたロータ(34)と、を有するモータ(20)と、
筐体の第1収容空間に配置され、ベースの裏面に固定されたプリント基板(78)と、プリント基板に実装された電子部品(80)と、を有し、モータと電気的に接続された回路基板(74)と、
ベースとカバーと外周縁部の間、及び、ベースとハウジングとの外周縁部の間にそれぞれ介在するシール材(38,84)と、
を備え、
ハウジングは、外周縁部におけるベース側の面から突出し、モータの回転軸を中心とする周方向に沿って設けられた複数のインロー突起部(224)と、締結用の第1貫通孔(226)をそれぞれ備えた複数の第1取り付け部(225)と、を有し、
ベースは、ハウジングの外周縁部と対向し、シール材が配置されるシール面(2405)と、第1貫通孔に対応する第2貫通孔(2422)を備えており、シール面よりも回転軸に対する径方向において外側に設けられ、第1取り付け部とともに固定対象にねじ締結される複数の第2取り付け部(2416)と、第2取り付け部のそれぞれにおいて座面と反対の面側から突出する第1凸部(2417)と、複数のインロー突起部が嵌合する円環状の切削面であるインロー側面(2418)を含み、一部にインロー突起部が配置されるように、シール面と第1凸部とを隔てる凹部(2419)と、外周縁部の内周端において周方向に沿って設けられ、シール面に対して突出する第2凸部(2420)と、シール面に対して突出するとともに径方向において凹部の内側に隣接して設けられ、回転軸と第2貫通孔の中心とを径方向に結ぶ仮想線上に少なくとも位置するように、周方向に沿って延設された第3凸部(2421)と、を有し、
第1凸部の突出先端面、第2凸部の突出先端面、及び第3凸部の突出先端面が同一平面に位置し、それぞれがハウジングとの接触面となっている。
これによれば、ベースに、第2取り付け部の第1凸部に加えて、外周縁部の内周端に第2凸部が設けられており、第2凸部もハウジングに接触する。このように、ベース及びハウジングとの外周縁部のうち、第2収容空間に近い位置でベースとハウジングとが接触するため、第2収容空間から離れた位置でベースとハウジングとが接触する構成に較べて、ベースを介して回路基板側に伝達されるモータ振動を抑制することができる。
また、インロー側面が、円環状の切削面となっている。したがって、複数のインロー突起部に対応して複数箇所にインロー側面を有する溝部を設ける構成に較べて、インロー構造を簡素化し、ひいては切削工数の増加を抑制することができる。
インロー側面を円環状とすることで、第2取り付け部の第1凸部とシール面とが凹部によって隔てられる。しかしながら、凹部の径方向内側に隣接して第3凸部が設けられている。第3凸部は、少なくとも、回転軸と第2貫通孔の中心とを径方向に結ぶ仮想線上に設けられている。したがって、第1凸部と第3凸部の間に凹部が設けられている。ベースとハウジングとの接触部分が凹部の両側に存在するため、ねじ締結時におけるベースの変形を抑制することができる。
第1実施形態に係るモータ装置が適用されたバルブタイミング調整装置の概略構成を示す断面図である。 バルブタイミング装置をカバー側から見た平面図である。 モータ装置の概略構成を示す分解斜視図である。 ベースをモータ側から見た斜視図である。 ベースを回路基板側から見た平面図である。 ベースに回路基板を固定した状態を示す平面図である。 図5に二点鎖線で示す領域VIIにおいて、ベースと電子部品との位置関係を示す図である。 図1のVIII-VIII線に沿う部分断面図である。 図2のIX-IX線に沿う断面図である。
図面を参照しながら、複数の実施形態を説明する。複数の実施形態において、機能的に及び/又は構造的に対応する部分には同一の参照符号を付与する。
(第1実施形態)
先ず、図1及び図2に基づき、本実施形態に係るモータ装置が適用されたバルブタイミング調整装置の概略構成について説明する。
図1及び図2に示すバルブタイミング調整装置10は、車両において内燃機関の図示しないクランク軸からカム軸12へクランクトルクを伝達する伝達系に設けられる。カム軸12は、内燃機関の動弁のうち、図示しない吸気弁をクランクトルクの伝達により開閉する。バルブタイミング調整装置10は、後述するモータ20により、吸気弁のバルブタイミングを制御する。
バルブタイミング調整装置10は、位相調整機構14及びモータ装置16を備えている。位相調整機構14については、本出願人による特開2015-203392号公報に開示された構成と基本的に同じであるから、特開2015-203392号公報の説明を参照することができる。よって、図1では位相調整機構14を簡略化して図示している。ここでの位相調整機構14の詳細な説明は省略する。
次に、図1〜図7に基づき、モータ装置16の概略構成について説明する。
図1に示すように、モータ装置16は、モータ20及び駆動装置70を備えている。モータ装置16は、駆動装置70(EDU:Electronic Driver Unit)が内蔵された回転電機と称することもできる。
モータ20は、ブラシレスの永久磁石型同期モータである。モータ20は、図1及び図3に示すように、ハウジング22、ベース24、軸受26,28、モータ軸30、ステータ32、ロータ34、及びセンサマグネット36を有している。
ハウジング22は、鉄系などの金属材料を用いて、略有底円筒状に形成されている。ハウジング22は、金属板をプレス加工することで形成されている。ベース24は、アルミニウム系材料を用いて、略円板状に形成されている。ベース24は、ハウジング22の開口を塞ぐように設けられている。ベース24は、アルミダイカストにより成形されている。ハウジング22及びベース24を組み付けてなる収容空間Smには、モータ20を構成する他の要素26,28,30,32,34,36が配置されている。このように、ハウジング22及びベース24は、モータ20の筐体をなしている。ハウジング22及びベース24は、内燃機関においてチェーンケースなどの固定節に取り付けられる。収容空間Smが、第2収容空間に相当する。
ハウジング22は、図1に示すように、小径部220、大径部221、及びフランジ部222を有している。小径部220は、モータ軸30の軸方向(以下、単に軸方向と示す)において、位相調整機構14側に設けられている。軸方向は、ベース24の板厚方向と一致している。大径部221は、駆動装置70側に設けられ、小径部220よりも大きい径を有している。フランジ部222は、大径部221における駆動装置70側の端部に連なり、モータ軸30を中心とする径方向において外側に延設されている。フランジ部222が、ハウジング22の外周縁部に相当する。また、モータ軸30の軸の中心が、モータの回転軸に相当する。
ハウジング22は、ベース24の一面2400側に配置されている。フランジ部222は、ベース24の外周縁部2401において、一面2400に載置されている。ベース24の外周縁部2401は、ベース24において収容空間Smを規定する部分よりも、径方向外側の部分である。外周縁部2401とフランジ部222との間には、収容空間Sm及び後述する収容空間Seを水密に封止するために、シール材38が配置されている。シール材38としては、たとえばシリコーンを主成分とする接着材を用いることができる。
軸受26,28は、それぞれモータ軸30を正逆回転回能に支持している。軸方向において、位相調整機構14側の軸受26の外輪は、ハウジング22の小径部220の内面に固定され、内輪はモータ軸30に固定されている。軸受26は、ほぼ全体が軸方向において小径部220内に配置されている。
ベース24は、図1及び図4に示すように、外周縁部2401の一面2400側に第1凹部2402を有している。第1凹部2402は、軸受28及びモータ軸30に対応して設けられている。第1凹部2402は、略円板状をなすベース24の中心付近に設けられている。第1凹部2402は、ベース24の厚みの1/2以上の深さを有している。軸受28及びモータ軸30の一端は、第1凹部2402に収容されている。詳しくは、第1凹部2402の内周面に軸受28の外輪が固定され、軸受28の内輪はモータ軸30に固定されている。軸受28により、モータ軸30の一端がベース24に接触しないように保持されている。モータ軸30を支持する軸受26,28のうち、軸受26がハウジング22に固定され、軸受28がベース24に固定されている。
ハウジング22における底部の中心付近には、開口部223が形成されている。モータ軸30は、開口部223を介してハウジング22の外部に突出し、位相調整機構14に連結されている。なお、モータ軸30の位相調整機構14側の端部には、貫通孔が形成されている。図1及び図3に示すように、この貫通孔にピン40を挿通させることで、位相調整機構14に連結するためのジョイント42が、モータ軸30に固定されている。また、ハウジング22における開口部223の周縁内面とモータ軸30との間には、環状のシール材44が介在している。シール材44としては、たとえばオイルシールが用いられる。シール材44は、軸受26よりも位相調整機構14側に設けられている。
ステータ32は、ハウジング22に保持されている。ステータ32は、ハウジング22の大径部221に圧入固定されている。ステータ32は、円筒状に形成され、複数のティース部を有するステータコア46、及び、各ティース部に樹脂ボビン48を介して巻回された巻線50を、それぞれ複数ずつ有している。各ステータコア46は、金属片を積層して形成され、モータ軸30の回転方向である周方向に沿って等間隔に配置されている。各巻線50は、それぞれ対応するステータコア46に個別に巻回されている。すなわち、各巻線50も、周方向に沿って等間隔に配置されている。モータ20のU,V,Wの各相に対応する巻線50は、中性点を形成するためのターミナル52を介して互いに接続されている。ステータ32は、後述するコンタクト88を介して巻線50に駆動電流が供給されることで、ロータ34の後述する永久磁石56に作用する回転磁界を発生する。
ベース24は、図4に示すように、複数の第2凹部2403及び複数の補強部2404を有している。第2凹部2403は、一面2400において、外周縁部2401のシール面2405に対して凹んで設けられている。シール面2405は、シール材38が配置される面である。第2凹部2403は、ステータ32の各巻線50に対応して設けられている。すなわち、各第2凹部2403も、周方向に沿って等間隔に設けられている。第2凹部2403には、対応する巻線50が接触しないように収容されている。軸方向において、第2凹部2403は、第1凹部2402よりも浅く設けられている。
補強部2404は、周方向において隣り合う第2凹部2403の間に設けられている。すなわち、周方向において、第2凹部2403と補強部2404が交互に設けられている。補強部2404は、第2凹部2403を複数の領域に区画する部分である。一面2400において、補強部2404は、第2凹部2403の底面よりも浅い位置であって、シール面2405に対して若干凹んだ位置とされている。このように補強部2404を有することで、環状の第2凹部2403を設ける場合に較べて、ベース24の剛性を高めることができる。
また、ベース24は、図1,図4,及び図5に示すように、一面2400から一面2400と反対の裏面2406にわたって貫通する貫通孔2407,2408を有している。貫通孔2407は、モータ20の中性点、すなわちターミナル52と各相の巻線50との接続部が、一面2400側から裏面2406側に突出するように設けられている。貫通孔2408は、コンタクト88の端子880が、各相の巻線50の接続部500と溶接などによって電気的に接続されるように設けられている。
ロータ34は、円筒状をなすステータ32の内側に、回転可能に収容されている。ロータ34は、モータ軸30から径方向外側に突出する円環板状に形成され、周方向に正逆回転可能となっている。ロータ34は、円板状のコアシートを複数枚積層してなるロータコア54、ロータコア54に対して一体的に回転可能に設けられた複数の永久磁石56、及びロータコア54の軸方向両端部に設けられた固定板58を有している。ロータコア54は、モータ軸30に直接固定されてもよいし、係合部材を介して固定されてもよい。複数の永久磁石56は、周方向で磁極が交互に入れ替わっている。
センサマグネット36は、環状をなしており、ロータ34のベース24側の面における外周端部に、ロータ34と一体的に回転可能に固定されている。センサマグネット36は、ロータ34の回転位置、すなわちモータ20の回転角度を検出するために設けられている。センサマグネット36には、N極とS極が所定角度毎に交互に設けられている。
ベース24は、図1及び図4に示すように、一面2400において外周縁部2401に対して凹んで設けられた第3凹部2409を有している。第3凹部2409は、センサマグネット36に対応して略円環状に設けられている。第3凹部2409は、センサマグネット36を収容している。軸方向において第3凹部2409は、第1凹部2402よりも浅く、第2凹部2403よりも深く設けられている。モータ軸30の軸心から径方向外側に向けて、第1凹部2402、第3凹部2409、第2凹部2403、外周縁部2401の順に設けられている。
駆動装置70は、カバー72、回路基板74、コネクタ86、及びコンタクト88を有している。上記したベース24も、駆動装置70の構成要素である。ベース24は、モータ20と駆動装置70とで兼用されている。
カバー72は、鉄系などの金属材料を用いて、図2及び図3に示すように略円板状に設けられている。カバー72は、ベース24の裏面2406側に配置されている。ベース24及びカバー72を組み付けてなる収容空間Seには回路基板74が配置されており、ベース24及びカバー72は、回路基板74を収容する筐体76をなしている。収容空間Seが、第1収容空間に相当する。
回路基板74は、プリント基板78、及び、プリント基板78に実装された複数の電子部品80を有している。プリント基板78は、樹脂を材料として含む基材、及び、基材に配置された配線を有している。プリント基板78は、軸方向においてベース24との対向面である一面780、及び、一面780と反対の面である裏面781を有している。なお、プリント基板78の板厚方向は、モータ軸30の軸方向と略一致している。
プリント基板78は、図1及び図6に示すように、ベース24の裏面2406上に配置されている。プリント基板78は、略クランク形状をなしている。プリント基板78は、軸方向からの投影視において、第1凹部2402と重ならないように、すなわち軸受28及びモータ軸30を避けるように、裏面2406に配置されている。プリント基板78は、図6に示すように、2つの螺子82により、ベース24に固定されている。プリント基板78は、螺子82に対応して、対角位置に形成された図示しない貫通孔を有している。ベース24は、図5に示すように、螺子82に対応して形成されたねじ孔2410を有している。
ベース24は、図1及び図5に示すように、外周縁部2401の裏面2406側に第4凹部2411を有している。第4凹部2411は、回路基板74に対応して設けられている。回路基板74の大部分が、第4凹部2411に収容されている。外周縁部2401には、回路基板74及び回路基板74とモータ20との接続部を取り囲むように、内溝部2412が形成されている。すなわち、筐体76の収容空間を水密に封止できる位置に、内溝部2412が形成されている。
カバー72は、ベース24の裏面2406側に配置されている。ベース24の外周縁部2401とカバー72の外周縁部720との間には、収容空間Sm及び収容空間Seを水密に封止するために、シール材84が配置されている。シール材84は、ベース24の内溝部2412に配置されている。シール材84としては、たとえばシリコーンを主成分とする接着材を用いることができる。収容空間Sm,Seは、貫通孔2407,2408及び後述する貫通孔2414を通じて連通している。シール材38,84は、シール材44とともに、収容空間Sm,Seを水密に封止している。
複数の電子部品80は、プリント基板78の一面780及び裏面781に実装されている。電子部品80は、プリント基板78の配線とともに、モータ20を駆動するための回路を形成する要素として、MOSFET800、駆動IC801、コイル802、コンデンサ803,804などを含んでいる。MOSFET800により、モータ20を駆動するための三相インバータが構成されている。具体的には、三相インバータを構成する6つのMOSFET800が、プリント基板78の一面780に実装されている。三相インバータを構成する各相の上アームは高電位電源ラインに接続され、各相の下アームは低電位電源ラインに接続されている。
駆動IC801は、後述するホール素子805の検出信号に基づき、ロータ34の回転位置を検出する。また、駆動IC801は、図示しないECUのマイコンから、モータ20の回転方向及び回転数を指示する信号を取得し、この指示信号と上記回転位置とに基づいて、各MOSFET800のゲート駆動信号を生成し、各MOSFET800に出力する。
ベース24は、図1,図5,及び図7に示すように、裏面2406において、第4凹部2411の底面からさらに凹んで設けられた第5凹部2413を有している。第5凹部2413は、プリント基板78の一面780に配置された電子部品80のうち、ホール素子805を除く少なくとも一部に対応して設けられている。図7では、ベース24と電子部品80との位置関係を示すために、電子部品80を破線で図示している。
第5凹部2413は、MOSFET800及び駆動IC801のそれぞれに対応して設けられている。軸方向からの投影視において、第5凹部2413は、図5に示すように第3凹部2409と重ならない位置、すなわちセンサマグネット36と重ならない位置に設けられている。図5では、参考線として、一面2400側に設けられた第3凹部2409の外周を破線で示している。本実施形態では、軸方向において、MOSFET800及び駆動IC801が、第5凹部2413に収容されている。
コイル802及びコンデンサ803,804は、裏面781において、プリント基板78に実装されている。コイル802及びコンデンサ803,804は、他の電子部品80よりも軸方向に背が高い高背部品である。コイル802及びコンデンサ803により、ノイズフィルタが構成されている。コンデンサ804は、平滑用のコンデンサである。本実施形態では、プリント基板78に、安定化のために3つのコンデンサ804が実装されている。コンデンサ804は、プリント基板78において、複数のMOSFET800が実装されている実装領域の裏面部分に実装されている。
プリント基板78には、電子部品80としてホール素子805も実装されている。ホール素子805は、ロータ34の回転位置を検出し、検出信号を駆動IC801に出力する。ホール素子805は、一面780において、プリント基板78に実装されている。ホール素子805は、センサマグネット36に対応して設けられている。本実施形態では、3つのホール素子805が、周方向に沿って所定の回転角度間隔で設けられている。
ベース24は、一面2400から裏面2406にわたって貫通する貫通孔2414を有している。貫通孔2414は、ホール素子805に対応して設けられている。各ホール素子805は、対応する貫通孔2414に個別に収容されている。このように、貫通孔2414にホール素子805を配置することで、軸方向においてモータ装置16の体格を小型化することができる。また、金属製のベース24内で生じる渦電流によるセンサ感度の低下を抑制することもできる。貫通孔2414は、第3凹部2409の底面に設けられている。
コネクタ86は、図6に示すように、リン青銅などの導電性材料を用いて形成された複数の端子860と、構成材料として樹脂を含み、端子860を保持するハウジング861と、を有している。コネクタ86の一部は、ベース24とカバー72とにより形成される筐体76の開口部760を介して、外部に突出している。図5及び図6では、開口部760のうち、ベース24側の部分のみを図示している。
端子860の一端側は、プリント基板78の図示しない貫通孔に挿入された状態ではんだ付けされており、他端側は、外部機器との接続が可能となっている。端子860は、上記したECUと駆動IC801とを電気的に中継する。詳しくは、図示しないECUのマイコンから出力されたモータ20の指示信号が、コネクタ86を介して回路基板74に入力される。また、回路基板74から出力されたダイアグ信号、モータ20の実回転数及び実回転方向を示す信号が、コネクタ86を介して上記ECUに入力される。また、回路基板74には、コネクタ86を介して電源が供給される。
ハウジング861は、主としてプリント基板78の裏面781側に配置されている。図示を省略するが、ハウジング861とベース24との対向部分、及び、ハウジング861とカバー72との対向部分にも、シール材84が介在している。図5に示すように、ベース24は、シール材84が配置される内溝部2412として、カバー72と対向するカバー対向部2412a、及び、コネクタ86のハウジング861と対向するコネクタ対向部2412bを有している。また、図6に示すように、ハウジング861は、カバー72との対向面に溝部862を有している。溝部862は、端子860の配列方向に沿って延設されている。内溝部2412同様、溝部862にも、シール材84が配置されている。
コンタクト88は、図6に示すように、リン青銅などの導電性材料を用いて形成された複数の端子880、及び、構成材料として樹脂を含み、端子880を保持するハウジング881を有している。ハウジング881は、主としてプリント基板78の裏面781側に配置されている。端子880の一端側は、プリント基板78の図示しない貫通孔に挿入された状態ではんだ付けされており、他端側は、モータ20の巻線50の接続部500に溶接されている。端子880は、回路基板74に形成されたインバータの三相出力線と、モータ20の巻線50とを電気的に中継している。
図5に示すように、ベース24の裏面2406には、コンタクト88の一部に対応して第6凹部2415が形成されている。第6凹部2415には、図示しない接着材が配置され、接着材を介してコンタクト88がベース24に固定されている。接着材として、上記したシール材84と同じ材料を用いることもできる。
駆動装置70は、さらに図示しない放熱ゲルを有している。放熱ゲルは、柔軟性を有する熱伝導部材である。放熱ゲル以外にも、熱伝導部材として、たとえば放熱グリスを用いることができる。放熱ゲルは、軸方向において、回路基板74と筐体76との間に介在し、回路基板74及び筐体76の両方に接触している。放熱ゲルは、たとえばMOSFET800及び一面780におけるMOSFET800の周囲部分と、MOSFET800に対応してベース24に設けられた第5凹部2413の底面との間に介在している。また、駆動IC801及び一面780における駆動IC801の周囲部分と、駆動IC801に対応してベース24に設けられた第5凹部2413との間に介在している。これら放熱ゲルは、主として、回路基板74の熱をベース24に伝達する。
次に、図2−4,図8,及び図9に基づき、ハウジング22及びベース24の詳細構造、ハウジング22とベース24との位置合わせ構造について説明する。図9では、便宜上、モータ装置16のうち、ハウジング22、ベース24、カバー72、及びシール材38,84のみを図示している。図9では、内燃機関の固定節に固定するためのボルト100についても、あわせて図示している。
図2,図3,及び図8に示すように、ハウジング22は、フランジ部222に、複数のインロー突起部224及び複数の取り付け部225を有している。フランジ部222におけるベース24側の面は、平坦面となっている。複数のインロー突起部224は、フランジ部222におけるベース24側の平坦面から軸方向に突出している。複数のインロー突起部234は、モータ軸30を中心とする周方向に沿って設けられている。ハウジング22は、インロー突起部224を5つ有している。インロー突起部224は、円柱状をなしている。
取り付け部225は、フランジ部222の外周端に設けられている。取り付け部225は、フランジ部222のうち、シール材38が配置される部分から径方向外側に延設されている。取り付け部225には、バルブタイミング調整装置10を内燃機関の固定節にねじ締結するための貫通孔226が形成されている。ハウジング22は、貫通孔226を備えた取り付け部225を3つ有している。複数の取り付け部225は、周方向に沿って設けられている。 取り付け部225が第1取り付け部に相当し、貫通孔226が第1貫通孔に相当する。
図2,図8,及び図9に示すように、ベース24は、外周縁部2401に、上記したシール面2405、取り付け部2416、第1凸部2417、インロー側面2418を含む凹部2419、第2凸部2420、及び第3凸部2421を有している。
シール面2405は、ベース24の一面2400のうち、シール材38が配置される部分である。シール面2405は、ベース24の外周縁部2401のうち、フランジ部222との対向部分に設けられている。シール面2405は、収容空間Smを取り囲むように、周方向に延設されて環状に設けられている。
取り付け部2416は、外周縁部2401の外周端に設けられている。取り付け部2416は、外周縁部2401において、シール材38が配置される部分、すなわちシール面2405よりも径方向外側に設けられている。取り付け部2416は、後述するインロー構造により位置決めがされた状態で、軸方向からの投影視においてハウジング22の取り付け部225と重なるように設けられている。取り付け部2416には、内燃機関の固定節にねじ締結するために貫通孔2422が形成されている。貫通孔2422は、ハウジング22の貫通孔226に対応して形成されている。
本実施形態では、ベース24が、貫通孔2422を備えた取り付け部2416を3つ有している。複数の取り付け部2416は、周方向に沿って設けられている。取り付け部2416が第2取り付け部に相当し、貫通孔2422が第2貫通孔に相当する。
ベース24は、外周縁部2401の裏面2406側に、凹部2423を有している。凹部2423は、取り付け部2416を含むように設けられている。すなわち、取り付け部2416の裏面2406側の部分は、ボルト100の座面となっている。凹部2423の軸方向の深さは、ボルト100の頭部がカバー72に対して突出しない深さとなっている。このため、外周縁部2401において、凹部2423が設けられた部分が、凹部2423が設けられていない部分よりも薄肉となっている。凹部2423の底面と側面との境界部分は、ボルト100の締結時において応力が集中しないように、貫通孔2422周りにおいて所定のRを有している。
第1凸部2417は、それぞれの取り付け部2416において、一面2400側、すなわちボルト100の座面と反対の面側から突出している。第1凸部2417は、軸方向において凹部2419の底面に対して突出している。第1凸部2417は、貫通孔2422に隣接して設けられている。第1凸部2417は、貫通孔2422に対して径方向内側には設けられず、径方向外側及び周方向両側に一体的に設けられている。第1凸部2417は、貫通孔2422の外形輪郭に沿って延設されている。第1凸部2417の突出先端面は、平坦面となっている。第1凸部2417の突出先端面は、軸方向においてシール面2405よりも開口部223に近い位置となっている。
インロー側面2418は、モータ軸30と同軸の円環状をなしている。インロー側面2418は、周方向に沿って延設されている。インロー側面2418に、複数のインロー突起部224が嵌合することで、インロー構造が形成され、ハウジング22とベース24が位置合わせされるようになっている。位置合わせの精度を向上するために、ダイカストにより成形されたベース24を切削加工することで、インロー側面2418が形成されている。このように、インロー側面2418は、円環状の切削面となっている。
凹部2419は、該凹部2419を規定する壁面のひとつとして、インロー側面2418を含んでいる。凹部2419は、シール面2405に対して軸方向に凹んで設けられている。凹部2419は、インロー突起部224が該凹部2419内に配置されてインロー側面2418に接触するように、シール面2405と第1凸部2417とを隔てている。凹部2419は、貫通孔2422に対し、径方向内側に隣接して設けられている。凹部2419のうち、径方向外側に第1凸部2417が存在する部分は、径方向両側に側面を有している。側面のうち、内側面はインロー側面2418である。凹部2419のうち、径方向外側に第1凸部2417がない部分は、外側面を有さず、内側面であるインロー側面2418のみを有している。
本実施形態では、径方向両側に側面を有する部分において、凹部2419の幅が一定ではなく、部分的に異なっている。具体的には、インロー突起部224がインロー側面2418に接する嵌合部分の幅W1のほうが、嵌合部分を除く部分の幅W2よりも広くなっている。たとえば、インロー突起部224の直径を3mmとすると、幅W1がインロー突起部224の直径よりも大きい4mm、幅W2がインロー突起部224の直径よりも小さい2mmとなっている。嵌合部分は、ベース24の成形後に外側面、すなわち第1凸部2417側を削ることで、凹部2419の幅が広くなっている。また、2つのインロー突起部224が、径方向においてシール面2405と第1凸部2417との間に配置されている。
第2凸部2420は、外周縁部2401の内周端に設けられている。第2凸部2420は、シール面2405に対して突出している。第2凸部2420は、周方向に沿って延設されている。第2凸部2420は、収容空間Smを取り囲むように設けられている。環状に設けられた第2凸部2420により収容空間Smを取り囲んでもよいし、非連続的に設けられた複数の第2凸部2420により収容空間Smを取り囲んでもよい。本実施形態では、第2凸部2420が、複数に分割されている。周方向において第2凸部2420が設けられた部分において、シール面2405の内周端に第2凸部2420が隣接している。
また、第2凸部2420の突出先端面は、平坦面となっている。第2凸部2420の突出先端面は、軸方向においてシール面2405よりも開口部223に近い位置となっている。第2凸部2420の突出先端面は、第1凸部2417の突出先端面と、同じ平面に位置している。
第3凸部2421は、シール面2405に対して突出している。第3凸部2421は、径方向において凹部2419の内側に隣接して設けられている。換言すれば、径方向においてインロー側面2418の内側に隣接して設けられている。第3凸部2421は、モータ軸30の中心と貫通孔2422の中心とを径方向に結ぶ仮想線上に少なくとも位置するように、周方向に沿って延設されている。図8では、上記した仮想線を一点鎖線で示している。換言すれば、径方向において、シール面2405と貫通孔2422との間に、第3凸部2421が設けられている。
第3凸部2421は、収容空間Smを取り囲むように設けられている。環状に設けられた第3凸部2421により収容空間Smを取り囲んでもよいし、非連続的に設けられた複数の第3凸部2421により収容空間Smを取り囲んでもよい。本実施形態では、第3凸部2421が、複数に分割されている。このように、第2凸部2420及び第3凸部2421をそれぞれ分割構造とすることで、径方向のシール長を確保している。また、本実施形態では、径方向において、第2凸部2420の幅が第3凸部2421の幅よりも広くなっている。周方向において第3凸部2421が設けられた部分において、シール面2405の外周端に第3凸部2421が隣接している。
第3凸部2421の突出先端面は、平坦面となっている。第3凸部2421の突出先端面は、軸方向においてシール面2405よりも開口部223に近い位置となっている。第3凸部2421の突出先端面は、第1凸部2417の突出先端面及び第2凸部2420の突出先端面と、同じ平面に位置している。第1凸部2417の突出先端面、第2凸部2420の突出先端面、及び第3凸部2421の突出先端面は、軸方向において同じ位置関係、換言すれば面一の位置関係となっている。
そして、第1凸部2417の突出先端面、第2凸部2420の突出先端面、及び第3凸部2421の突出先端面のそれぞれが、フランジ部222におけるベース24側の平坦面に接触している。ハウジング22及びベース24はともに金属材料を用いて形成されており、第1凸部2417の突出先端面、第2凸部2420の突出先端面、及び第3凸部2421の突出先端面は、ハウジング22とのメタルタッチ面となっている。メタルタッチ面を基準として、たとえばシール面2405の深さが0.2〜0.5mm程度、凹部2419の深さが2mm程度となっている。
次に、本実施形態に係るモータ装置16の効果について説明する。
モータ軸30の一端は、軸受28を介してハウジング22の小径部220に固定され、他端は、軸受28を介してベース24における第1凹部2402の壁面に固定されている。ロータ34は、モータ軸30に一体化されている。ステータ32は、ハウジング22の大径部221に圧入固定されている。したがって、モータ20の振動が、ベース24を介して、若しくは、ハウジング22及びベース24を介して、回路基板74に伝達される。
本実施形態では、ベース24が、外周縁部2401の取り付け部2416に、第1凸部2417を有している。第1凸部2417は、凹部2423の底面と反対の面に設けられており、フランジ部222の取り付け部225に接触する。第1凸部2417を含む取り付け部2416及びと取り付け部225は、内燃機関の固定節に固定した状態で、ボルト100の頭部下面と固定節との間で挟持される。第1凸部2417は、収容空間Smから離れた位置に設けられている。このため、ベース24におけるハウジング22との接触面(メタルタッチ面)が、第1凸部2417の突出先端面だけだと、上記したモータ振動を効果的に抑制することができない。
しかしながら、本実施形態では、ベース24が、外周縁部2401の内周端に第2凸部2420を有している。そして、第2凸部2420の突出先端面が第1凸部2417の突出先端面と同じ平面に位置しており、第2凸部2420の突出先端面もハウジング22との接触面となっている。このように、外周縁部2401のうち、内部空間Sm、換言すればモータ軸30に最も近い位置に、ハウジング22との接触面を設けたので、ハウジング22とベース24との固定構造が安定化し、モータ20の振動が、ベース24を介して、若しくは、ベース24を介して回路基板74に伝達されるモータ振動を抑制することができる。
また、インロー側面2418が、円環状の切削面となっている。したがって、複数のインロー突起部に対応して複数箇所にインロー側面を有する溝部を設ける構成に較べて、インロー構造を簡素化することができる。これにより、切削工数の増加を抑制することができる。たとえば旋盤加工により、インロー側面2418を形成することができる。
ところで、円環状のインロー側面2418を採用してインロー構造を簡素化しようとすると、第1凸部2417とシール面2405とが凹部2419によって隔てられることとなる。凹部2419は、貫通孔2422に隣接している。このため、第1凸部と第2凸部のみをハウジングとの接触面とする構成の場合、ねじ締結時に、ベースの外周縁部における貫通孔周辺部分が変形する虞がある。具体的には、凹部の底面部分に応力が集中し、凹部周辺で外周縁部(ベース)が座屈する虞がある。この応力集中については、本発明者の応力解析によって確認されている。
これに対し、本実施形態では、凹部2419の径方向内側に隣接して、第3凸部2421が設けられている。第3凸部2421は、少なくとも、モータ軸30の中心(回転軸)と貫通孔2422の中心とを径方向に結ぶ仮想線上に設けられている。すなわち、第1凸部2417と第3凸部2421の間に凹部2419が設けられている。このように、ハウジング22とベース24との接触部分が、径方向において凹部2419の両側に存在するため、ねじ締結時における外周縁部2401(ベース24)の変形を抑制することができる。
以上により、本実施形態のモータ装置16によれば、回路基板74に伝達されるモータ振動を抑制しつつ、簡素なインロー構造でねじ締結時におけるベース24の変形を抑制することができる。
なお、第2凸部2420がシール面2405に対して突出しているため、第2凸部2420によってシール材38の厚みを確保することができる。また、ねじ締結時に、シール材38がねじ切られてしまうのを抑制することができる。
さらに本実施形態では、径方向において、第2凸部2420の幅が第3凸部2421の幅よりも広くなっている。このように、振動源が収容された収容空間Smに近い第2凸部2420の幅が広いため、ハウジング22とベース24との固定構造をより安定化させ、回路基板74に伝達されるモータ振動を効果的に抑制することができる。モータ振動は使用環境において繰り返し生じるため、第2凸部2420の幅を広くすることで、長期にわたり、回路基板74に伝達されるモータ振動を抑制することができる。また、第3凸部2421の幅を第2凸部2420よりも狭くするため、シール長を確保しつつ径方向の体格増大を抑制することができる。ねじ締結は繰り返し行うものではないので、第3凸部2421の幅を狭くすることができる。
また、本実施形態では、凹部2419の幅が部分的に異なっており、インロー突起部224がインロー側面2418に接する嵌合部分の幅W1のほうが、嵌合部分を除く部分の幅W2よりも広くなっている。したがって、インロー突起部が配置可能な一定幅の凹部を採用する構成に較べて、第1凸部2417の突出先端面の面積を増加させることができる。すなわち、インロー構造を簡素化しつつ、ハウジング22との接触面積を増加させることができる。これにより、ハウジング22とベース24との固定構造をさらに安定化させることができる。また、ねじ締結時における外周縁部2401(ベース24)の変形をより効果的に抑制することができる。
この明細書の開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。たとえば、開示は、実施形態において示された要素の組み合わせに限定されない。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものと解されるべきである。
バルブタイミング調整装置10が、吸気弁のバルブタイミングを制御する例を示した。しかしながら、動弁として、排気弁のバルブタイミングを調整する装置や、吸気弁及び排気弁の両方のバルブタイミングを調整する装置に適用することもできる。
モータ20の回転角度を検出する磁電変換素子として、ホール素子805の例を示した。しかしながら、磁電変換素子としては、それ以外にもたとえば磁気抵抗効果素子を採用することができる。
回路基板74におけるインバータの三相出力線と巻線50との接続は、コンタクト88に限定されない。その他の電気的な接続構造を採用することもできる。
バルブタイミング調整装置10に適用されるモータ装置16の例を示したが、それ以外のモータ装置にも適用できる。
取り付け部225,2416の数は、上記例に限定されない。
10…バルブタイミング調整装置、12…カム軸、14…位相調整機構、16…モータ装置、20…モータ、22…ハウジング、220…小径部、221…大径部、222…フランジ部、223…開口部、224…インロー突起部、225…取り付け部、226…貫通孔、24…ベース、2400…一面、2401…外周縁部、2402…第1凹部、2403…第2凹部、2404…補強部、2405…シール面、2406…裏面、2407,2408…貫通孔、2409…第3凹部、2410…ねじ孔、2411…第4凹部、2412…内溝部、2412a…カバー対向部、2412b…コネクタ対向部、2413…第5凹部、2414…貫通孔、2415…第6凹部、2416…取り付け部、2417…第1凸部、2418…インロー側面、2419…凹部、2420…第2凸部、2421…第3凸部、2422…貫通孔、2423…凹部、26,28…軸受、30…モータ軸、32…ステータ、34…ロータ、36…センサマグネット、38…シール材、40…ピン、42…ジョイント、44…シール材、46…ステータコア、48…樹脂ボビン、50…巻線、500…接続部、52…ターミナル、54…ロータコア、56…永久磁石、58…固定板、70…駆動装置、72…カバー、74…回路基板、76…筐体、760…開口部、78…プリント基板、780…一面、781…裏面、80…電子部品、800…MOSFET、801…駆動IC、802…コイル、803,804…コンデンサ、805…ホール素子、82…螺子、84…シール材、86…コネクタ、860…端子、861…ハウジング、862…溝部、88…コンタクト、880…端子、881…ハウジング、100…ボルト、Sm,Se…収容空間

Claims (4)

  1. 一面(2400)及び前記一面と板厚方向に反対の裏面(2406)を有する金属製のベース(24)と、前記裏面側に配置され、前記ベースとともに第1収容空間(Se)を形成するカバー(72)と、を有する筐体(76)と、
    有底筒状をなし、前記ベースの一面側に配置されて、前記ベースとともに第2収容空間(Sm)を形成するハウジング(22)と、前記第2収容空間に配置され、前記ハウジングに固定されたステータ(32)と、前記ステータの内側に回転可能に収容されたロータ(34)と、を有するモータ(20)と、
    前記筐体の第1収容空間に配置され、前記ベースの裏面に固定されたプリント基板(78)と、前記プリント基板に実装された電子部品(80)と、を有し、前記モータと電気的に接続された回路基板(74)と、
    前記ベースと前記カバーと外周縁部の間、及び、前記ベースと前記ハウジングとの外周縁部の間にそれぞれ介在するシール材(38,84)と、
    を備え、
    前記ハウジングは、前記外周縁部における前記ベース側の面から突出し、前記モータの回転軸を中心とする周方向に沿って設けられた複数のインロー突起部(224)と、締結用の第1貫通孔(226)をそれぞれ備えた複数の第1取り付け部(225)と、を有し、
    前記ベースは、前記ハウジングの外周縁部と対向し、前記シール材が配置されるシール面(2405)と、前記第1貫通孔に対応する第2貫通孔(2422)を備えており、前記シール面よりも前記回転軸に対する径方向において外側に設けられ、前記第1取り付け部とともに固定対象にねじ締結される複数の第2取り付け部(2416)と、前記第2取り付け部のそれぞれにおいて座面と反対の面側から突出する第1凸部(2417)と、複数の前記インロー突起部が嵌合する円環状の切削面であるインロー側面(2418)を含み、一部に前記インロー突起部が配置されるように、前記シール面と前記第1凸部とを隔てる凹部(2419)と、前記外周縁部の内周端において前記周方向に沿って設けられ、前記シール面に対して突出する第2凸部(2420)と、前記シール面に対して突出するとともに前記径方向において前記凹部の内側に隣接して設けられ、前記回転軸と前記第2貫通孔の中心とを前記径方向に結ぶ仮想線上に少なくとも位置するように、前記周方向に沿って延設された第3凸部(2421)と、を有し、
    前記第1凸部の突出先端面、前記第2凸部の突出先端面、及び前記第3凸部の突出先端面が同一平面に位置し、それぞれが前記ハウジングとの接触面となっているモータ装置。
  2. 前記径方向において、前記インロー突起部が前記インロー側面に接する嵌合部分における前記凹部の幅のほうが、前記嵌合部分を除く部分における前記凹部の幅よりも広い請求項1に記載のモータ装置。
  3. 前記径方向において、前記第2凸部の幅が前記第3凸部の幅よりも広い請求項1又は請求項2に記載のモータ装置。
  4. 前記モータの回転により、内燃機関のバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置(10)に設けられる請求項1〜3いずれか1項に記載のモータ装置。
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