JP2018006030A - ロングアーク型紫外線ランプ及び照射装置 - Google Patents

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智行 峯山
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Abstract

【課題】口金部材と接続線との相対位置の位置決め精度を高める。【解決手段】実施形態のロングアーク型紫外線ランプは、電極と、電極に接合された金属箔と、を有し、金属箔を覆って封止した封止部が形成された発光管と;芯線と、芯線を覆う被覆部と、を有し、発光管に電力を供給する接続線と;接続線の被覆部が通される貫通穴を有し、封止部に設けられた口金部材と;絶縁材料によって筒状に形成されて口金部材の貫通穴に隣接して設けられ、接続線に対して口金部材を位置決めする位置決め部材と;を備える。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、ロングアーク型紫外線ランプ及び照射装置に関する。
例えば、半導体の露光工程や、UV(ultraviolet)インクやUV塗料の乾燥工程、樹脂の硬化工程等では、紫外線によって光化学反応を行う紫外線照射装置が用いられている。紫外線照射装置において、紫外線を発する光源として用いられる紫外線ランプとしては、電極間距離が相対的に長い、いわゆるロングアーク型紫外線ランプが知られている。
この種のロングアーク型紫外線ランプには、発光管の両端部に電極が設けられており、例えば、発光管の内部に、希ガスと水銀を封入した水銀ランプや、水銀に加えて他の金属及びハロゲン元素等を封入したメタルハライドランプがある。
図6は、関連技術のロングアーク型紫外線ランプの封止部近傍を示す部分断面図である。図6に示すように、関連技術のロングアーク型紫外線ランプ105は、内部に電極107が設けられた発光管106を有する。電極107は、コイル109が巻回された電極軸108を有しており、電極軸108に金属箔110が接続されている。発光管106の両端部には、金属箔110を覆って封止した封止部111が形成されている。封止部111には、口金部材113が接着剤115によって固定されており、口金部材113の内側から外側に引き出されたリード線114を介して発光管106に電力が供給される。リード線114は、芯線114aが被覆部114bで覆われて形成されている。また、封止部111には、金属箔110に一端部が接続された導線112が設けられている。導線112の他端部には、リード線114の芯線114aが、接続部116を介して接続されている。口金部材113は、円筒部113aと、円筒部113aの一端を塞ぐ端面部113bと、を有する。口金部材113は、円筒部113a内に充填された接着剤115を介して封止部111に固定されている。端面部113bには、リード線114の被覆部114bが通される貫通穴113cが、発光管106の軸方向に沿って設けられている。
特開2012−169090号公報
上述したロングアーク型紫外線ランプ105では、口金部材113の外側における絶縁破壊の強さが適正に確保されると共に、接着剤115によって封止部111に固定された口金部材113の接着強度が適正に確保されることが望ましい。
ところで、ロングアーク型紫外線ランプ105が装着される照射装置の装着部等の構成の都合により、ロングアーク型紫外線ランプ105は、発光管106の軸方向に対する口金部材113の長さが相対的に短くなる場合がある。この場合、リード線114の芯線114aが口金部材113の外側へ近づくと絶縁破壊の強さの低下を招くおそれがある。また、封止部111が口金部材113の外側へ近づくと、封止部111に対する口金部材113の接着強度が低下するおそれがある。したがって、封止部111及びリード線114に対する口金部材113の位置決め精度によって、リード線114が引き出された口金部材113の外側における絶縁破壊の強さや、封止部111に対する口金部材113の接着強度が不十分になりやすくなるおそれがある。
そこで、本発明は、口金部材と接続線との相対位置の位置決め精度を高めることができるロングアーク型紫外線ランプ及び照射装置を提供することを目的とする。
実施形態に係るロングアーク型紫外線ランプは、電極と、前記電極に接合された金属箔と、を有し、前記金属箔を覆って封止した封止部が形成された発光管と;芯線と、前記芯線を覆う被覆部と、を有し、前記発光管に電力を供給する接続線と;前記接続線の前記被覆部が通される貫通穴を有し、前記封止部に設けられた口金部材と;絶縁材料によって筒状に形成されて前記口金部材の前記貫通穴に隣接して設けられ、前記接続線に対して前記口金部材を位置決めする位置決め部材と;を具備する。
本発明によれば、口金部材と接続線との相対位置の位置決め精度を高めることができる。
実施形態に係る照射装置及びロングアーク型紫外線ランプを示す模式図である。 実施形態に係るロングアーク型紫外線ランプの封止部近傍を示す部分断面図である。 第1の変形例のロングアーク型紫外線ランプの位置決め部材を説明するための部分断面図である。 第2の変形例のロングアーク型紫外線ランプの位置決め部材を説明するための部分断面図である。 第3の変形例のロングアーク型紫外線ランプの位置決め部材を説明するための部分断面図である。 関連技術のロングアーク型紫外線ランプの封止部近傍を示す部分断面図である。
以下で説明する実施形態に係るロングアーク型紫外線ランプは、発光管と、接続線としてのリード線と、口金部材と、位置決め部材としての第1の位置決め部材(第2の位置決め部材)と、を具備する。発光管は、電極と、電極に接合された金属箔と、を有する。発光管には、金属箔を覆って封止した封止部が形成されている。リード線は、発光管に電力を供給する。リード線は、芯線と、芯線を覆う被覆部と、を有する。口金部材は、封止部に設けられている。口金部材には、リード線の被覆部が通される貫通穴を有する。第1の位置決め部材(第2の位置決め部材)は、リード線に対して口金部材を位置決めする。第1の位置決め部材(第2の位置決め部材)は、絶縁材料によって筒状に形成されており、口金部材の貫通穴に隣接して設けられている。
また、以下で説明する実施形態に係るロングアーク型紫外線ランプにおける第1の位置決め部材は、口金部材の内側に設けられており、リード線の芯線及び被覆部を保持する。
また、以下で説明する実施形態に係るロングアーク型紫外線ランプは、導線を更に具備する。導線は、金属箔に一端部が接続されると共にリード線の芯線に他端部が接続されている。第1の位置決め部材の一端は、導線と芯線との接続部に接している。
また、以下で説明する実施形態に係るロングアーク型紫外線ランプにおける第1の位置決め部材(第2の位置決め部材)は、絶縁破壊の強さが3kV/mm以上である。
また、以下で説明する実施形態に係るロングアーク型紫外線ランプにおける位置決め部材は、口金部材の内側に配置される第1の位置決め部材と、口金部材の外側に配置される第2の位置決め部材と、を含む。
また、以下で説明する実施形態に係る照射装置は、本実施形態のロングアーク型紫外線ランプと、装着部と、を具備する。装着部には、ロングアーク型紫外線ランプが装着される。
(実施形態)
以下、実施形態に係る照射装置及びロングアーク型紫外線ランプ(以下、単に「紫外線ランプ」と称する)について、図面を参照して説明する。図1は、実施形態に係る照射装置及び紫外線ランプを示す模式図である。図1に示すように、実施形態の照射装置1は、紫外線ランプ5と、紫外線ランプ5が着脱可能に装着される装着部3と、を有する。
装着部3は、紫外線ランプ5が有する後述の一対の口金部材13を保持する一対の保持部材4を有する。保持部材4は、導電性を有する金属材料によって形成されており、図示しない電源装置と電気的に接続されている。そして、保持部材4は、口金部材13を介して紫外線ランプ5に電力を供給する。また、保持部材4は、口金部材13の放熱性を高めるために、熱伝導率が高い材料によって形成されることが好ましい。
(紫外線ランプの構成)
本実施形態に係る紫外線ランプ5は、ロングアーク型の水銀ランプ、あるいはロングアーク型のメタルハライドランプであり、いわゆる高輝度放電灯(HID:High Intensity Discharge lamp)である。図1に示すように、紫外線ランプ5は、発光管6と、口金部材13と、接続線としてのリード線14と、を備える。
発光管6は、透過光性を有する石英ガラスによって円筒状に形成されており、内部に放電空間6aを有する。放電空間6aの内部に、アルゴンガス、高蒸気圧の水銀が封入され、これらに加えて、鉄、錫、ヨウ素等の金属ハロゲン化物が封入されている。
図1に示すように、発光管6の放電空間6aの両端には、一対の電極7が設けられている。図2は、実施形態に係る紫外線ランプ5の封止部近傍を示す部分断面図である。図2に示すように、電極7は、電極軸8と、コイル9とを有する。電極軸8は、一端部側が放電空間6a側に向けられており、他端部が金属箔10に溶接されて接合されている。コイル9は、電極軸8の一端部に巻回して設けられている。
金属箔10は、モリブデンによって矩形状に形成されており、例えば、発光管6の長さ方向に対する長さが30mm程度、幅が6mm程度、厚さが0.028mm程度に形成されている。また、金属箔10の他端部には、導線12の一端部が接合されている。
発光管6の両端部には、図1及び図2に示すように、金属箔10を覆うように封止した円柱状の封止部11が形成されている。図2に示すように、封止部11は、電極軸8の他端部及び金属箔10、導線12の一端部を封止している。導線12の他端部は、封止部11から引き出されている。また、封止部11の外周部には、口金部材13が設けられている。
図2に示すように、口金部材13は、有底円筒状に形成されており、円筒部13aと、端面部13bとを有する。端面部13bは、円筒部13aの一端を塞いで形成されている。端面部13bには、リード線14が通される貫通穴13cが、発光管6の軸方向(長さ方向)に沿って設けられている。貫通穴13cは、発光管6の軸方向に沿って設けられる構成に限定されるものではなく、発光管6の軸方向に対して傾斜して設けられてもよい。また、口金部材13の外形形状に応じて、貫通穴13cは、例えば円筒部13a等の他の部分に設けられてもよい。口金部材13は、円筒部13a内に充填された接着剤15によって、発光管6の封止部11に接合されている。
リード線14は、発光管6の外部に配置されており、封止部11から引き出された導線12の他端部に一端部が接続されている。リード線14の一端部と導線12の他端部は、例えば溶接により形成された接続部16を介して接続されている。そして、紫外線ランプ5は、照射装置1の装着部3に装着されたときに、装着部3に設けられた一対の保持部材4によって口金部材13が保持されて、リード線14が電源部(図示せず)に接続される。
リード線14は、芯線14aと、被覆部14bと、を有しており、いわゆるワイヤーハーネスが用いられている。被覆部14bは、絶縁材料によって形成されており、芯線14aを覆っている。被覆部14bは、口金部材13の貫通穴13cを通り、口金部材13の円筒部13a内へ突出している。口金部材13の円筒部13a内において、被覆部14bから露出された芯線14aの一端部は、導線12の他端部に接続されている。芯線14aと導線12は、接続部16によって接続されている。
また、実施形態の紫外線ランプ5は、第1の位置決め部材17及び第2の位置決め部材18を有する。第1の位置決め部材17及び第2の位置決め部材18は、例えば、樹脂材料等の絶縁材料によって円筒状に形成されており、リード線14に対して口金部材13を位置決めする。第1の位置決め部材17及び第2の位置決め部材18としては、例えば、絶縁性を有する熱収縮ゴムチューブが用いられており、単位長さ当たりの絶縁破壊の強さが3kV/mm以上に設定されている。熱収縮ゴムチューブの一例としては、絶縁破壊の強さが20kV/mm程度から25kV/mm程度、熱収縮率が40%程度から50%程度のものが用いられている。
第1の位置決め部材17は、口金部材13の円筒部13aの内側に、貫通穴13cに隣接して設けられている。第1の位置決め部材17は、内部にリード線14を通した状態で収縮させることで、リード線14の被覆部14bと芯線14aとに跨って接しており、被覆部14b及び芯線14aを保持している。第1の位置決め部材17が熱収縮性を有することで、第1の位置決め部材17をリード線14の被覆部14bと芯線14aとにわたって取り付けた後、収縮によって第1の位置決め部材17をリード線14に容易に固定することができる。したがって、第1の位置決め部材17は、口金部材13の組み付け工程等で、リード線14の長さ方向に対して位置がずれることが抑えられている。第2の位置決め部材18は、口金部材13の外側に、貫通穴13cに隣接して設けられており、リード線14の被覆部14bを保持している。
(第1及び第2の位置決め部材による位置決め作用及び絶縁作用)
第1の位置決め部材17は、図2に示すように、口金部材13の円筒部13a内で、口金部材13の貫通穴13cに隣接する端部が端面部13bに接することで、口金部材13の貫通穴13cに対して、リード線14の被覆部14bが位置決めされる。このため、第1の位置決め部材17によれば、貫通穴13cと芯線14aとの相対位置が適正に位置決めされるので、口金部材13の外側で適正な絶縁破壊の強さが安定して得られる。また、第1の位置決め部材17によれば、口金部材13とリード線14との相対位置のバラツキが抑えられ、封止部11に対する口金部材13の相対位置のバラツキが抑えられるので、封止部11に対する口金部材13の適正な接着強度が安定して得られる。
また同様に、第2の位置決め部材18は、口金部材13の外側で、口金部材13の貫通穴13cに隣接する端部が端面部13bに接することで、口金部材13の貫通穴13cに対して、リード線14の被覆部14bが位置決めされる。このため、第2の位置決め部材18によれば、口金部材13とリード線14との相対位置のバラツキが抑えられるので、絶縁性が適正に確保され、口金部材13の外側で適正な絶縁破壊の強さが安定して得られる。また、第2の位置決め部材18によれば、口金部材13とリード線14との相対位置のバラツキが抑えられ、封止部11に対する口金部材13の相対位置のバラツキが抑えられるので、封止部11に対する口金部材13の適正な接着強度が安定して得られる。
したがって、第1の位置決め部材17及び第2の位置決め部材18は、それぞれ共に、絶縁破壊の強さ及び口金部材13の接着強度をそれぞれ適正にする効果に寄与する。
(口金部材の組み付け工程)
封止部11が形成された発光管6を用意する。封止部11から引き出された導線12と、リード線14の被覆部14bから露出した芯線14aとを溶接することで、導線12と芯線14aとを接続する接続部16を形成する。第1の位置決め部材17にリード線14を通し、第1の位置決め部材17を接続部16近傍の芯線14aと被覆部14bとに跨る位置に取り付ける。続いて、第1の位置決め部材17を加熱し、熱収縮させることで、リード線14の長さ方向における所定の位置に第1の位置決め部材17を固定する。
つぎに、口金部材13の貫通穴13cにリード線14を通し、口金部材13を、端面部13bの内側が第1の位置決め部材17に接する位置に取り付ける。つぎに、第2の位置決め部材18にリード線14を通し、第2の位置決め部材18を口金部材13の端面部13bの外側に接する位置に取り付ける。続いて、第2の位置決め部材18を加熱し、熱収縮させることで、リード線14の長さ方向における所定の位置に第2の位置決め部材18を固定する。
これにより、リード線14に固定された第1の位置決め部材17及び第2の位置決め部材18によって、口金部材13は、リード線14及び封止部11に対する相対位置が精度良く位置決めされる。最後に、口金部材13の円筒部13a内に接着剤15を充填し、接着剤15を硬化させることで、口金部材13が、発光管6の封止部11に固定される。以上により、封止部11に口金部材13が組み付けられる。
上述のように実施形態の紫外線ランプ5では、リード線14に対して口金部材13を位置決めする第1の位置決め部材17及び第2の位置決め部材18が、絶縁材料によって筒状に形成されて口金部材13の貫通穴13cに隣接して設けられる。これにより、第1の位置決め部材17及び第2の位置決め部材18によってリード線14に対して口金部材13が位置決めされるので、発光管6の軸方向において、口金部材13とリード線14との相対位置の位置決め精度を高めることができる。その結果、紫外線ランプ5によれば、口金部材13の外側における絶縁破壊の強さの低下、口金部材13の接着強度の低下を抑え、絶縁破壊の強さと、口金部材13の接着強度とを適正に確保することができる。
また、実施形態の紫外線ランプ5が有する第1の位置決め部材17は、口金部材13の内側に設けられており、リード線14の芯線14a及び被覆部14bを保持する。第1の位置決め部材17を例えば熱収縮させることで、第1の位置決め部材17によって、口金部材13の内側で芯線14aと被覆部14bとに跨ってリード線14を保持することで、第1の位置決め部材17の固定状態が安定し、リード線14の長さ方向に対する第1の位置決め部材17の位置決め精度を高めることができる。
また、実施形態の紫外線ランプ5が有する第1の位置決め部材17及び第2の位置決め部材18は、絶縁破壊の強さが3kV/mm以上である。これにより、口金部材13の外側における絶縁破壊の強さを適正に確保することができるので、口金部材13に短絡等が発生することを抑えることができる。
また、実施形態の紫外線ランプ5は、口金部材13の内側に配置される第1の位置決め部材17と、口金部材13の外側に配置される第2の位置決め部材18と、を有する。これにより、口金部材13が第1の位置決め部材17と第2の位置決め部材18とに挟み込んで位置決めされるので、リード線14の長さ方向に対する口金部材13の位置決め精度を更に高めることができる。
以下、実施形態の変形例の紫外線ランプについて図面を参照して説明する。なお、変形例において、実施形態と同一の構成部材には、実施形態と同一符号を付して説明を省略する。
(第1の変形例)
図3は、第1の変形例の紫外線ランプの位置決め部材を説明するための部分断面図である。第1の変形例は、第1の位置決め部材が実施形態と異なる。図3に示すように、第1の変形例の紫外線ランプ21が有する第1の位置決め部材27は、導線12と芯線14aとの接続部16に接する所定の長さを有する。第1の位置決め部材27は、一端側が接続部16に接すると共に、他端側が口金部材13の端面部13bに接する状態で固定されている。このよう第1の位置決め部材27の両端が接続部16と端面部13bとに接する所定の長さに第1の位置決め部材27が設定されることで、接続部16と端面部13bとの間に第1の位置決め部材27を挟み込むことにより、封止部11に対して口金部材13を容易に位置決めすることが可能となる。このため、第1の位置決め部材27によれば、発光管6の軸方向において、リード線14に対して口金部材13が容易に位置決めされるので、口金部材13とリード線14との相対位置の位置決め精度を更に高めることが可能になる。したがって、第1の変形例の紫外線ランプ21は、口金部材13の外側における絶縁破壊の強さの低下と、口金部材13の接着強度の低下を更に抑えることができる。
(第2の変形例)
図4は、第2の変形例の紫外線ランプの位置決め部材を説明するための部分断面図である。第2の変形例は、第1の位置決め部材が実施形態と異なる。図4に示すように、第2の変形例の紫外線ランプ22が有する第1の位置決め部材29は、口金部材13の円筒部13a内で、リード線14の被覆部14bのみを保持する。必要に応じて、第1の位置決め部材29の内部に接着剤15を進入させてもよく、上述の第1の位置決め部材17を収縮させた固定状態と同様に、第1の位置決め部材29をリード線14の芯線14aと被覆部14bとに跨って固定することもできる。したがって、第1の位置決め部材29及び第2の位置決め部材18は、熱収縮性を有する部材に限定されるものではなく、リード線14の被覆部14bのみを保持するように構成されてもよい。
(第3の変形例)
図5は、第3の変形例の紫外線ランプの位置決め部材を説明するための部分断面図である。第3の変形例は、口金部材が実施形態と異なる。図5に示すように、第3の変形例の紫外線ランプ23が有する口金部材33は、円筒部33a及び端面部33bを有しており、端面部33bに、リード線14が通される貫通穴33cが設けられている。端面部33bの内側及び外側には、貫通穴33cの周囲に、貫通穴33cの貫通方向(発光管6の軸方向)に窪んだ凹部34がそれぞれ形成されている。
口金部材33の端面部33bの内側の凹部34には、第1の位置決め部材17の端部が嵌め込まれて保持される。同様に、口金部材33の端面部33bの外側の凹部34には、第2の位置決め部材18の端部が嵌め込まれて保持される。第1の位置決め部材17及び第2の位置決め部材18の各端部が、凹部34に嵌め込まれることで、口金部材33の組み付け工程で、第1の位置決め部材17及び第2の位置決め部材18が移動することが抑えられる。このため、口金部材33に対する第1の位置決め部材17及び第2の位置決め部材18の位置決め精度を更に高めることが可能となり、口金部材33とリード線14との相対位置の位置決め精度を更に高めることができる。したがって、第3の変形例の紫外線ランプ23は、口金部材33の外側における絶縁破壊の強さの低下と、口金部材33の接着強度の低下を更に抑えることができる。
なお、実施形態及び各変形例は、第1の位置決め部材17(27、29)及び第2の位置決め部材18をそれぞれ有して構成されたが、第1の位置決め部材17(27、29)及び第2の位置決め部材18のいずれか一方のみを有して構成されてもよい。紫外線ランプ5(21、22、23)は、第1の位置決め部材17(27、29)及び第2の位置決め部材18の一方のみを有する構成であっても、口金部材13(33)とリード線14との相対位置の位置決め精度を高めることが可能であり、口金部材13(33)の外側における絶縁破壊の強さと、口金部材13(33)の接着強度とを適正に確保することができる。
本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することを意図していない。実施形態は、その他の様々な形態で実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、本発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 照射装置
5 ロングアーク型紫外線ランプ
6 発光管
7 電極
10 金属箔
11 封止部
12 導線
13 口金部材
13a 円筒部
13b 端面部
13c 貫通穴
14 リード線(接続線)
14a 芯線
14b 被覆部
15 接着剤
16 接続部
17 第1の位置決め部材
18 第2の位置決め部材

Claims (6)

  1. 電極と、前記電極に接合された金属箔と、を有し、前記金属箔を覆って封止した封止部が形成された発光管と;
    芯線と、前記芯線を覆う被覆部と、を有し、前記発光管に電力を供給する接続線と;
    前記接続線の前記被覆部が通される貫通穴を有し、前記封止部に設けられた口金部材と;
    絶縁材料によって筒状に形成されて前記口金部材の前記貫通穴に隣接して設けられ、前記接続線に対して前記口金部材を位置決めする位置決め部材と;
    を具備する、ロングアーク型紫外線ランプ。
  2. 前記位置決め部材は、前記口金部材の内側に設けられ、前記接続線の前記芯線及び前記被覆部を保持する、
    請求項1に記載のロングアーク型紫外線ランプ。
  3. 前記ロングアーク型紫外線ランプは、前記金属箔に一端部が接続されると共に前記接続線の前記芯線に他端部が接続される導線を更に具備し、
    前記位置決め部材の一端は、前記導線と前記芯線との接続部に接している、
    請求項1または2に記載のロングアーク型紫外線ランプ。
  4. 前記位置決め部材は、絶縁破壊の強さが3kV/mm以上である、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載のロングアーク型紫外線ランプ。
  5. 前記位置決め部材は、前記口金部材の内側に配置される第1の位置決め部材と、前記口金部材の外側に配置される第2の位置決め部材と、を含む、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載のロングアーク型紫外線ランプ。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のロングアーク型紫外線ランプと;
    前記ロングアーク型紫外線ランプが装着される装着部と:
    を具備する照射装置。
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