JP2018005346A - プリンタドライバプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザがIPアドレスを誤入力した場合であっても、正しいIPアドレスに再設定することができるプリンタドライバプログラムを提供する。【解決手段】プリンタドライバプログラムに設定されている送信先プリンタのIPアドレスとして不適切なIPアドレスが設定されていると判断した場合は、ネットワークに接続されているプリンタの中から、該IPアドレスと、数字の配列が近似するIPアドレスを持つプリンタを抽出する。その後、その抽出されたプリンタの中から、印刷ジョブの送信先として適切なプリンタを選択し、その選択されたプリンタのIPアドレスを、プリンタドライバプログラムに送信先プリンタのIPアドレスとして再設定する。【選択図】図6

Description

本発明は、ドライバに設定されているIPアドレスを再設定するプリンタドライバプログラムに関する。
新たなプリンタのプリンタドライバをPC(Personal Computer)端末等にインストールする方法としては、大別して以下の2つの方法がある。インストーラーを使用して自動でインストールを行う方法と、インストーラーを使用せずに手動でインストールを行う方法である。
インストーラーを使用して新たなプリンタのプリンタドライバをインストールした場合、IP(Internet Protocol)アドレスを含む各種の設定は自動で行われる。反対に、インストーラーを使用せずに手動で新たなプリンタのプリンタドライバをインストールする場合は、IPアドレス等の各種設定を手動で入力する必要がある。
しかし、IPアドレスを手動で入力すると、番号を間違えて入力してしまう場合がある。IPアドレスが誤入力されると、ユーザが希望するプリンタに印刷ジョブを送信することができない。よって、そのような場合は、正しいIPアドレスに再設定することが望まれる。
IPアドレスを再設定する方法として、たとえば、特許文献1には、プリンタドライバをインストールする時に、PC端末とプリンタのIPアドレスにおけるネットワークアドレス部の値が一致せず、ユニキャスト通信ができない場合は、通信可能な新しいIPアドレスをプリンタに送信し、設定してもらう方法が開示されている。
特開2015−195534号公報 特開2008−152691号公報 特開2008−305262号公報
しかし、特許文献1に記載の方法は、プリンタにIPアドレスを変更するよう指示するものなので、プリンタ側が該指示に従ってIPアドレスを変更することが不可能である場合には対応していない。また、プリンタドライバのインストール時のみ上記の指示を行うので、その後、プリンタ側でIPアドレスが新たなものに更新された場合は、PC側でユーザがその新たなIPアドレスを再設定しなければならず、その際にはまた誤入力される可能性がある。
特許文献2には、一のプリンタのUID(User Identifier)とIPアドレスを記憶しておき、該プリンタのIPアドレスが変更されても、インターネット上にてUIDを検索することで、該プリンタの最新のIPアドレスを取得する方法が記載されている。しかし、特許文献2に記載の方法では、予めUIDを記憶しておくことを要するので、UIDを記憶していない場合は新たなIPアドレスに更新されない。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、ユーザがIPアドレスを誤入力した場合であっても、正しいIPアドレスに再設定することができるプリンタドライバプログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]印刷に係る各種の設定操作を受け付ける設定受付部と、ネットワークに接続されているプリンタと通信可能な通信部とを備える情報処理装置で実行されるプリンタドライバプログラムであって、
印刷ジョブの送信指示を受けた場合に、当該プリンタドライバプログラムに送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスを使って印刷ジョブの送信が可能であるか否か、および該IPアドレスを持つプリンタが、前記印刷ジョブの送信先として適切であるか否かを判断する判断ステップと、
前記判断ステップにて、前記送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスを使って印刷ジョブの送信が不可能である、もしくは、該IPアドレスを持つプリンタが、前記印刷ジョブの送信先として不適切であると判断した場合に、前記ネットワークに接続されているプリンタから、該IPアドレスと数字の配列が近似するIPアドレスを持つプリンタを抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップで抽出されたプリンタから、前記印刷ジョブの送信先として適切なプリンタを選択する選択ステップと、
前記選択ステップで選択したプリンタのIPアドレスを、前記プリンタドライバプログラムに送信先プリンタのIPアドレスとして再設定する再設定ステップと、
を有する
ことを特徴とするプリンタドライバプログラム。
上記発明では、印刷ジョブの送信指示を受けた場合に、プリンタドライバプログラムに送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスを使って印刷ジョブの送信が可能か否か、および該IPアドレスを持つプリンタが、印刷ジョブの送信先として適切であるか否かを判断する。そして、該IPアドレスを使って印刷ジョブの送信が不可能である、もしくは、該IPアドレスを持つプリンタが、印刷ジョブの送信先として不適切であると判断した場合に、ネットワークに接続されているプリンタから、該IPアドレスと数字の配列が近似するIPアドレスを持つプリンタを抽出し、その抽出したプリンタから、印刷ジョブの送信先として適切なプリンタを選択する。その後、その選択したプリンタのIPアドレスを、プリンタドライバプログラムに送信先プリンタのIPアドレスとして再設定する。これにより、プリンタドライバプログラムに、送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスの数値が間違っている場合は、正しいIPアドレスを再設定することができる。また、プリンタドライバプログラムに送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスを持つプリンタが、印刷ジョブの送信先として不適切である場合は、より適切なプリンタのIPアドレスを再設定することができる。
[2]前記抽出ステップでは、前記送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスと、IPアドレスの下位部分が一致し、上位部分が異なるプリンタを抽出する
ことを特徴とする[1]に記載のプリンタドライバプログラム。
[3]前記選択ステップでは、前記抽出ステップにて抽出されたプリンタの使用状況を、一の判断要素として前記選択を行う
ことを特徴とする[1]または[2]に記載のプリンタドライバプログラム。
上記発明では、たとえば、現在、印刷ジョブを実行していないプリンタを選択すれば、印刷ジョブを即時に実行させることができる。
[4]前記選択ステップでは、前記抽出ステップにて抽出されたプリンタの、所定の期間内における使用頻度を、一の判断要素として前記選択を行う
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
上記発明では、たとえば、プリンタ側でIPアドレスが変更された場合、それまでの使用頻度が高いプリンタは自装置から印刷ジョブを送信していたプリンタである可能性が高い。よって、所定の期間内におけるプリンタの使用頻度が高いものを選択することで、プリンタ側でIPアドレスが変更された場合でも、以前と同じプリンタのIPアドレスが、プリンタドライバプログラムに送信先プリンタのIPアドレスとして再設定される可能性が高くなる。
[5]前記選択ステップでは、前記抽出ステップにて抽出されたプリンタを使用するユーザ数を、一の判断要素として前記選択を行う
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
上記発明では、使用しているユーザ数が多いプリンタは、一定の信頼性が確保されている可能性が高い。よって、使用しているユーザ数が多いプリンタを選択すれば、そのプリンタが、送信予定の印刷ジョブを実行可能である可能性が高い。
[6]前記選択ステップでは、前記抽出ステップにて抽出されたプリンタの持つ機能と、前記印刷ジョブを実行する場合に必要な機能を比較し、その比較結果を一の判断要素として前記選択を行う
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
上記発明では、たとえば、印刷ジョブの実行に必要な機能を持つプリンタを選択することで、確実に、印刷ジョブを実行可能なプリンタのIPアドレスを、プリンタドライバプログラムに送信先プリンタのIPアドレスとして再設定することができる。
[7]自装置が送信した印刷ジョブの履歴を記憶しておく記憶ステップを更に有し、
前記選択ステップでは、前記抽出ステップにて抽出されたプリンタの持つ機能と、前記記憶ステップにて記憶した印刷ジョブを実行する場合に必要な機能を比較し、その比較結果を一の判断要素として前記選択を行う
ことを特徴とする[1]乃至[6]のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
上記発明では、たとえば、過去に実行した印刷ジョブの実行に必要な全ての機能を持つプリンタを選択することで、プリンタ側でIPアドレスが変更された場合でも、以前と同じプリンタのIPアドレスが、プリンタドライバプログラムに送信先プリンタのIPアドレスとして再設定される可能性が高くなる。
[8]前記選択ステップでは、前記抽出ステップにて抽出されたプリンタの中から、ユーザによって指定されたプリンタを前記印刷ジョブの送信先として適切なプリンタとして選択する
ことを特徴とする[1]乃至[7]のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
上記発明では、候補として挙げられたプリンタの中から、ユーザによって指定されたプリンタのIPアドレスを、プリンタドライバプログラムに送信先プリンタのIPアドレスとして再設定する。
[9]前記判断ステップでは、前記プリンタドライバプログラムに送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスを持つプリンタの機種が、当該プリンタドライバプログラムに対応する機種であるか否かを一の判断要素として前記判断を行う
ことを特徴とする[1]乃至[8]のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
上記発明では、前記プリンタドライバプログラムに送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスを持つプリンタの機種が、当該プリンタドライバプログラムに対応する機種であるか否かによって、該IPアドレスを持つプリンタが、前記印刷ジョブの送信先として適切であるか否かを判断する。プリンタドライバプログラムに対応する機種のプリンタでなければ、該プリンタドライバプログラムが作成した印刷ジョブに対応不可能である可能性が高い。
[10]前記再設定ステップにて前記プリンタドライバプログラムに再設定されたIPアドレスのプリンタに、前記印刷ジョブを送信する送信ステップを更に有する
ことを特徴とする[1]乃至[9]のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
本発明に係るプリンタドライバプログラムによれば、ユーザがIPアドレスを誤入力した場合であっても、正しいIPアドレスに再設定することができる。
本発明の実施の形態に係るPC端末を含む印刷システムを示す説明図である。 本発明の実施の形態に係るPC端末の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るプリンタとしての役割を果たす画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 IPアドレス再設定処理を実行する場合に、プリンタドライバとプリンタが果たす機能構成の概略を示すブロック図である。 IPアドレスの自動再設定の有効、無効を切り替える画面を示す図である。 IPアドレス再設定処理を示す流れ図である。 ネットワークを検索して得たIPアドレスを絞り込む具体例を示す図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る印刷システム7を示す。印刷システム7は、LAN(Local Area Network)3などのネットワークを通じて、本発明の情報処理装置としての役割を果たすPC端末40と、画像形成装置10A、10Bを含む複数台のプリンタとを通信可能に接続して構成される。なお、画像形成装置10A、10Bを総称する、もしくは任意の1台を指す場合は、画像形成装置10と記すものとする。
PC端末40は、文書ファイル等の作成や、該文書ファイル等に基づく印刷ジョブを作成し、画像形成装置10などの外部のプリンタに送信する役割を果たす。PC端末40には、後述するプリンタドライバ50(図2参照)がインストールされている。PC端末40は、プリンタドライバ50にてユーザから印刷設定操作を受け、その受けた内容の印刷ジョブを作成する。本発明の実施の形態では、プリンタドライバ50には、インストール時にユーザによって送信先プリンタのIPアドレスが手動で設定されており、PC端末40は該IPアドレスを持つプリンタを印刷ジョブの送信先とする。
画像形成装置10は、原稿を光学的に読み取ってその複製画像を記録紙に印刷するコピージョブ、読み取った原稿の画像データをファイルにして保存したり外部装置へ送信したりするスキャンジョブ、PC端末40から送出されたデータに係る画像を記録紙に印刷して出力する印刷ジョブなどのジョブを実行する機能を備えた、所謂、複合機である。本発明の実施の形態では、印刷ジョブを実行するプリンタの一例として画像形成装置10を示す。なお、図1では、LAN3に接続されているプリンタとして、画像形成装置10A、10Bが図示されているが、LAN3には画像形成装置10の他にも複数のプリンタが接続されているものとする。
印刷システム7では、PC端末40は、プリンタドライバ50(図2参照)に設定されているIPアドレスのプリンタに印刷ジョブを送信する。PC端末40は、印刷ジョブを送信するとき、プリンタドライバ50に設定されているIPアドレスが適切か否かを判断する。適切なIPアドレスが設定されていると判断した場合は、そのIPアドレスのプリンタに印刷ジョブを送信する。
一方、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスを使って印刷ジョブの送信が不可能である、もしくは、該IPアドレスを持つ装置が、前記印刷ジョブの送信先として不適切であるなどの理由により、プリンタドライバ50に不適切なIPアドレスが設定されていると判断した場合は、LAN3に接続されているプリンタの中から、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスと、数字の配列が近似するIPアドレスを持つプリンタを抽出する。その後、その抽出されたプリンタの中から、前述の印刷ジョブの送信先として適切なプリンタ(画像形成装置10)を選択し、その選択されたプリンタのIPアドレスを、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして再設定する。
これにより、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスの数値が間違っている場合は、正しいIPアドレスをプリンタドライバ50に再設定することができる。また、プリンタドライバ50に送信先プリンタとして設定されているIPアドレスを持つプリンタが、印刷ジョブの実行に要する機能を有していない場合は、該印刷ジョブを実行可能なプリンタのIPアドレスをプリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして再設定することができる。
次に、本発明の実施の形態に係るPC端末40および画像形成装置10の構成について説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係るPC端末40の概略構成を示すブロック図である。PC端末40は、当該PC端末40の動作を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)41を有している。マイクロプロセッサを含むCPU41にはバスを通じてROM(Read Only Memory)42と、RAM(Random Access Memory)43と、不揮発メモリ44と、ハードディスク装置45と、表示部46と、操作部47と、ネットワーク通信部48が接続されて構成されている。
CPU41は、OS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。
ROM42には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU41が各種処理を実行することでPC端末40の各機能が実現される。また、ROM42には、PC端末40の一連の制御をCPU41が実行するためのプログラムが格納されている。
RAM43は、CPU41がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。
不揮発メモリ44は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。ハードディスク装置45は、大容量の不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや各種アプリケーションプログラム、画像データなどが保存される。本発明の実施の形態では、プリンタドライバ50はハードディスク装置45に格納されている。
表示部46は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)などで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。操作部47は、マウスやキーボード等の入力装置で構成される。
ネットワーク通信部48は、LAN3などのネットワークを通じて画像形成装置10やその他の外部装置との間でデータを通信する機能を果たす。
図3は、本発明の実施の形態に係るプリンタの一例である画像形成装置10の概略構成を示すブロック図である。画像形成装置10は、当該画像形成装置10の動作を統括的に制御するCPU11を有している。マイクロプロセッサを含むCPU11にはバスを通じてROM12と、RAM13と、不揮発メモリ14と、ハードディスク装置15と、画像処理部16と、画像読取部17と、プリンタ部18と、ファクシミリ通信部19と、ネットワーク通信部20と、操作パネル30とを備えている。
CPU11は、OSプログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。また、CPU11は、操作パネル30の表示内容を制御する制御部としての機能を果たす。
ROM12には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU11が各種処理を実行することで画像形成装置10の各機能が実現される。また、ROM12には、画像形成装置10の一連の制御をCPU11が実行するためのプログラムが格納されている。
RAM13は、CPU11がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。
不揮発メモリ14は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。ハードディスク装置15は、大容量の不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや各種アプリケーションプログラム、印刷データや画像データ、ジョブに係る情報履歴などが保存される。
画像処理部16は、画像の拡大縮小、回転などの処理のほか、印刷データをイメージデータに変換するラスタライズ処理、画像データの圧縮、伸張処理などを行う。
画像読取部17は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する機能を果たす。画像読取部17は、例えば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動ユニットと、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路と、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部などを備えて構成される。
プリンタ部18は、画像データに応じた画像を記録紙上に画像形成する機能を果たす。ここでは、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタとして構成されている。画像形成は他の方式でもかまわない。
ファクシミリ通信部19は、ファクシミリ機能を備えた外部装置と公衆回線を通じて画像データを送受信する機能を果たす。
ネットワーク通信部20は、LAN3などのネットワークを通じてPC端末40やその他の外部装置(たとえば、他の画像形成装置10)との間でデータを通信する機能を果たす。
操作パネル30は、表示部31と、操作部32とを備えている。このうち操作部32は、スタートボタンなどのスイッチ部33とタッチパネル部34とを備えている。表示部31は、液晶ディスプレイなどで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。
タッチパネル部34は、表示部31上に設けられている。タッチパネル部34は、タッチペンや指などで押下された表示部31上の座標位置や、フリック操作やドラッグ操作等を検出する。
次に、プリンタドライバ50の機能構成およびプリンタ(画像形成装置10)の機能構成について説明する。図4は、プリンタドライバ50とプリンタ(画像形成装置10)が果たす機能の概略を示す。
プリンタドライバ50は、印刷機能部51と、判断部52と、探索部53と、選択部54と、設定部55としての機能を果たす。
印刷機能部51は、印刷に係る設定を受け付けるとともに、該設定に従って印刷ジョブを作成し、外部のプリンタ(画像形成装置10)に送信する役割を果たす。
判断部52は、印刷ジョブを送信するとき、プリンタドライバ50に適切なIPアドレスが設定されているか否かを判断する役割を果たす。具体的には、送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスを使って印刷ジョブを送信可能であるか否か、および、該IPアドレスを持つプリンタが印刷ジョブの送信先として適切であるか否かを判断する。該IPアドレスを使用して印刷ジョブの送信が可能であってかつ、該IPアドレスを持つプリンタが印刷ジョブの送信先として適切であると判断した場合は、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして適切なIPアドレスが設定されていると判断する。該IPアドレスを使用して印刷ジョブの送信が不可能である、もしくは該IPアドレスを持つプリンタが印刷ジョブの送信先として不適切であると判断した場合は、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして不適切なIPアドレスが設定されていると判断する。
なお、本発明の実施の形態では、送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスを持つプリンタが印刷ジョブの送信先として適切であるか否かは、たとえば、印刷ジョブの実行に要する機能を該プリンタが持っているか否か、および該プリンタの機種が、プリンタドライバ50に対応する機種であるか否か等によって判断する。ただし、判断方法はこれに限らず適当な方法であればよい。
探索部53は、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして不適切なIPアドレスが設定されていると判断部52が判断した場合に、LAN3を検索し、該IPアドレスと数字の配列が近似するIPアドレスの装置を検索する役割を果たす。
選択部54は、探索部53が検索して得たプリンタから、前述の印刷ジョブの送信先として適切なプリンタ(画像形成装置10)を選択する役割を果たす。本発明の実施の形態では、選択部54は、前述の選択を行うために必要な機種情報などの情報を、プリンタ(画像形成装置10)に問い合わせて取得し、該情報に基づいて前述の選択を行う。選択方法についての詳細は後述する。
設定部55は、選択部54が選択したプリンタ(画像形成装置10)のIPアドレスを、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして再設定する役割を果たす。
プリンタ(画像形成装置10)は、印刷機能部61と、機種情報提供部62としての機能を果たす。
印刷機能部61は、PC端末40から受信した印刷ジョブに従って印刷を実行する役割を果たす。機種情報提供部62は、PC端末40からの問い合わせに応じて、自装置が備える機能や、機種に関する情報などを返答する役割を果たす。
次に、選択部54が、探索部53が検索して得たプリンタから、前述の印刷ジョブの送信先として適切なプリンタを選択する方法について説明する。選択部54は、探索部53が検索して得た装置を、複数の基準で絞り込み、その絞り込んだ中から選択する。以下、その絞り込む方法や、選択方法について複数の具体例を示す。
(具体例1、機種で絞り込み)
具体例1では、選択部54は探索部53が検索して得たプリンタを、プリンタドライバ50に対応する機種のプリンタに絞り込む。プリンタドライバ50に対応する機種であれば、プリンタドライバ50が作成した印刷ジョブに対応可能である可能性が高い。これにより、プリンタドライバ50に対応しているプリンタに絞り込まれる。
(具体例2、プリンタの状態で絞り込み)
具体例2では、選択部54は探索部53が検索して得たプリンタを、印刷ジョブを実行可能な状態のプリンタに絞り込む。たとえば、資源切れや、故障の状態のプリンタを除外したり、既に印刷ジョブを実行中であって新たな印刷ジョブが実行されるまでにかかる時間が所定時間以上の状態のプリンタを除外したりする。これにより、印刷ジョブを即時、実行可能なプリンタに絞り込まれる。
(具体例3、印刷ジョブの設定内容で絞り込み)
具体例3では、選択部54は探索部53が検索して得たプリンタを、印刷ジョブの実行に要する機能を持つプリンタに絞り込む。たとえば、印刷ジョブがステープルを行うものであれば、ステープルが可能なプリンタのみに絞り込む。これにより、投入予定の印刷ジョブを実行可能なプリンタのみに絞り込まれる。
なお、予め印刷ジョブの履歴を作成しておき、過去に送信した全ての印刷ジョブを実行する場合に要する機能を全て備えているプリンタに絞り込んでもよい。過去に送信した全ての印刷ジョブを実行可能であれば、今までもそのプリンタに印刷ジョブを投入していた可能性が高い。たとえば、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスを設定後、そのIPアドレスを持つプリンタ側でIPアドレスが変更された場合であっても、以前と同じプリンタのIPアドレスを再設定する可能性が高くなる。
(具体例4、所定期間内における使用頻度で絞り込み)
具体例4では、選択部54は探索部53が検索して得たプリンタを、所定の期間内におけるプリンタの使用頻度によって絞り込む。プリンタ側でIPアドレスが変更された場合、それまでの使用頻度が高いプリンタは自装置から印刷ジョブを送信していたプリンタである可能性が高い。よって、所定の期間内におけるプリンタの使用頻度で絞り込むことで、プリンタ側でIPアドレスが変更された場合でも、以前と同じプリンタのIPアドレスを再設定する可能性が高くなる。所定の期間は、PC端末40にプリンタドライバ50がインストールされた後の期間であることが望ましい。
(具体例5、使用するユーザ数で絞り込み)
具体例5では、選択部54は探索部53が検索して得たプリンタを、使用しているユーザの数によって絞り込む。使用しているユーザ数が多いプリンタは、一定の信頼性が確保されている可能性が高い。よって、使用しているユーザ数が一定以上のプリンタで絞り込めば、それらのプリンタが、送信予定の印刷ジョブを実行可能である可能性が高い。
(具体例6、順位づけをして選択)
具体例6では、選択部54は探索部53が検索して得たプリンタに対して順位付けを行う。たとえば、各プリンタに、機種のバージョンや、PC端末40からの距離、使用するユーザ数や、一定期間内での使用頻度、プリンタの状態などを基準として点数を付与し、その点数に応じて順位付けを行う。そして、最も高順位なプリンタを、印刷ジョブの送信先に適切なプリンタとして選択する。なお、順位付け後に、具体例1〜5等の方法で絞り込みを行い、その絞り込まれたプリンタの中から、最も高順位なプリンタを、印刷ジョブの送信先に適切なプリンタとして選択するようにしてもよい。
(具体例7、ユーザがプリンタを選択)
具体例7では、具体例1〜5での方法によって、絞り込まれたプリンタをユーザに提示する。ユーザはその中から一のプリンタを指定する。選択部54は、ユーザによって指定されたプリンタを、印刷ジョブの送信先に適切なプリンタとして選択する。すなわち、候補として挙げられたプリンタから、印刷ジョブの送信先に適切なプリンタをユーザが選択する。
具体例1〜7で説明した絞り込み方法、選択方法は、可能な範囲で組み合わせてもよい。また、絞り込み方法、選択方法は具体例1〜7で説明した方法に限らない。
本発明の実施の形態では、ユーザは、自分で印刷ジョブの送信先に適切なプリンタを選択するか、自動で印刷ジョブの送信先に適切なプリンタを選択するかを切り換えることができる。具体的には、ユーザがIPアドレスの自動再設定を、有効、もしくは無効に設定しておく。有効に設定されている場合は、具体例6のようにプリンタドライバ50が自動でプリンタを選択する。無効に設定されている場合は、具体例7のようにユーザが手動でプリンタを選択する。図5は、IPアドレスの自動再設定の有効、無効を切り替えるための画面100を示す。画面100内のボックス101にチェックが入っているとき、IPアドレスの自動再設定は有効に設定され、ボックス101にチェックが入っていないとき、IPアドレスの自動再設定は無効に設定される。
次に、IPアドレス再設定処理の流れについて説明する。図6は、PC端末40が実行するIPアドレス再設定処理のフローを示す。
まず、プリンタドライバ50にて印刷に係る設定操作を受け付け、印刷ジョブの送信指示を受け付けたら、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして適切なIPアドレスが設定されているか否かを判断する(ステップS101)。
プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスを使用して印刷ジョブの送信が可能であってかつ、該IPアドレスを持つプリンタが、印刷ジョブの送信先として適切であると判断した場合は、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして適切なIPアドレスが設定されていると判断し、(ステップS101;Yes)、該IPアドレスを持つプリンタへ印刷ジョブを送信して(ステップS109)、本処理を終了する。
プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスを使用して印刷ジョブの送信が不可能である、もしくは、該IPアドレスを持つプリンタが、印刷ジョブの送信先として不適切であると判断した場合は、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして不適切なIPアドレスが設定されていると判断し(ステップS101;No)、LAN3に接続されているプリンタの中からIPアドレスの数字の配置が、プリンタドライバ50に設定されているIPアドレスと一桁だけ異なるものを抽出する(ステップS102)。
次に、ステップS102にて抽出したIPアドレスを持つプリンタの中から、プリンタドライバ50に対応する機種のものを抽出する(ステップS103)。該抽出後は、その抽出されたプリンタに前述した方法で順位付けを行う(ステップS104)。
その後、順位付けされたプリンタから、前述の印刷ジョブを実行するときに要する機能を持つプリンタに絞り込む(ステップS105)。
次に、IPアドレスの自動再設定が有効に設定されているか否かを調べる(ステップS106)。自動再設定が有効に設定されている場合は(ステップS106;Yes)、ステップS105で絞り込まれたプリンタのうち、最も高順位のプリンタのIPアドレスを、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして設定する(ステップS107)。その後、再設定されたIPアドレスを持つプリンタ(画像形成装置10)に印刷ジョブを送信し(ステップS109)、本処理を終了する。
自動再設定が無効に設定されている場合は(ステップS106;No)、ステップS105で絞り込まれたプリンタをユーザに提示し、ユーザから指定された一のプリンタのIPアドレスを、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして再設定する(ステップS108)。その後、再設定されたIPアドレスを持つプリンタ(画像形成装置10)に印刷ジョブを送信し(ステップS109)、本処理を終了する。
図7は、図6のステップS102とステップS103にてIPアドレスの抽出を行う場合の具体例を示す。図7では、LAN3に画像形成装置10A、10Bの他にも複数台のプリンタが接続されている場合の例を示す。
まず、LAN3に接続されている装置から、プリンタドライバ50に設定されている「0.12.81.21」のIPアドレスと、1桁差のあるIPアドレスを抽出する(図6、ステップS102に相当)。抽出結果は以下の通りである。
・最上位部分と1桁差のあるIPアドレス:「11.12.81.21」、「20.12.81.21」
・2番目部分と1桁差のあるIPアドレス:「10.32.81.21」、「10.52.81.21」、「10.14.81.21」
・3番目部分と1桁差のあるIPアドレス:「10.12.87.21」
・最下位部分と1桁差のあるIPアドレス:「10.12.81.27」
なお、図中では、プリンタドライバ50に設定されているIPアドレスと異なる部分は下線を引いて示す。
次に、前述の抽出されたIPアドレスのうち、プリンタドライバに対応する機種のIPアドレスをさらに抽出する(図6、ステップS103に相当)。抽出結果は以下の通りである。
「11.12.81.21」、「10.52.81.21」、「10.12.87.21」
その後、プリンタドライバ50は、このようにして抽出されたIPアドレスの中から、印刷ジョブの送信先として適切なIPアドレスのプリンタを選択し、そのプリンタのIPアドレスを、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして再設定する。
プリンタドライバ50にIPアドレスを手動設定する場合、入力ミスは1桁のものが発生する可能性が高い。1桁入力ミスが生じた場合は、図7のようにして自動的に正しいIPアドレスに修正される。また、プリンタ側でIPアドレスが変更されるとき、同じネットワーク内にあれば、一部の桁のみ変更される場合が多い。よって、プリンタ側で1桁のみIPアドレスが変更された場合も、図7のようにして自動的に、その変更後のIPアドレスに修正される。
なお、本発明の実施の形態では、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスと、数字の配列が近似するIPアドレスとして、1桁差のIPアドレスを抽出しているが、抽出するIPアドレスはこれに限らない。数字の配列が近似しているものであればよい。たとえば、2桁差があるIPアドレスを抽出してもよい。IPアドレスの下位部分が一致し、上位部分が異なるプリンタを抽出し、選択するようにしてもよい。
このように、本発明の実施の形態では、PC端末40のプリンタドライバ50は、印刷ジョブの送信指示を受けたら、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして適切なIPアドレスが設定されているか否かを判断する。そして、不適切なIPアドレスが設定されていると判断した場合は、LAN3に接続されているプリンタの中から、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスと、数字の配列が近似するIPアドレスを持つ装置を抽出する。その後、その抽出された装置の中から、前述の印刷ジョブの送信先として適切なプリンタ(画像形成装置10)を選択し、その選択されたプリンタのIPアドレスを、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスとして再設定する。
これにより、たとえば、プリンタドライバ50に送信先プリンタのIPアドレスを手動設定したとき、一部の桁に入力ミスが生じた場合でも、自動的に正しいIPアドレスに修正される。また、プリンタドライバ50にIPアドレスを設定後、プリンタ側でIPアドレスが変更された場合や、プリンタドライバ50に設定されているIPアドレスを持つプリンタが、印刷ジョブの送信先として適切でない場合であっても、自装置が印刷ジョブを投入するプリンタとして適切なプリンタを見つけ出して、そのプリンタの持つIPアドレスを、プリンタドライバ50に再設定することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
ネットワーク(LAN3)に接続されているプリンタ(画像形成装置10)の台数は、本発明の実施の形態で説明した際の台数に限らない。少なくとも1台以上あればよい。
本発明の実施の形態では、PC端末40は、LAN3に接続されているプリンタに係る機種や機能などの情報を、各プリンタに直接問い合わせて取得していたが、取得方法はこれに限らず、たとえば、全プリンタの情報を収集しているサーバがあれば、そのサーバに問い合わせて取得してもよい。
本発明の実施の形態では、PC端末40は、IPアドレスの再設定後に自動で印刷ジョブを送信していたが、IPアドレスの再設定が実行された場合は、印刷ジョブの送信を保留して、該印刷ジョブを送信するか否かの指示を再度受け、その指示に従って動作するようにしてもよい。
本発明の実施の形態では、LAN3には、PC端末40の他に、画像形成装置10などのプリンタのみが接続されていたが、1台以上のプリンタが接続されていれば、PC端末40の他にもプリンタ以外の装置が接続されていてもよい。PC端末40の他にもプリンタ以外の装置が接続されている場合は、探索部53(図4参照)が抽出したIPアドレスを持つ装置の中から、プリンタのみを前述した方法で抽出し、その抽出されたプリンタから印刷ジョブの送信先として適切なプリンタを選択する。
3…LAN
7…印刷システム
10(10A、10B)…画像形成装置
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…不揮発メモリ
15…ハードディスク装置
16…画像処理部
17…画像読取部
18…プリンタ部
19…ファクシミリ通信部
20…ネットワーク通信部
30…操作パネル
31…表示部
32…操作部
33…スイッチ部
34…タッチパネル部
40…PC端末
41…CPU
42…ROM
43…RAM
44…不揮発メモリ
45…ハードディスク装置
46…表示部
47…操作部
48…ネットワーク通信部
50…プリンタドライバ
51…印刷機能部
52…判断部
53…探索部
54…選択部
55…設定部
61…印刷機能部
62…機種情報提供部
100…画面
101…ボックス

Claims (10)

  1. 印刷に係る各種の設定操作を受け付ける設定受付部と、ネットワークに接続されているプリンタと通信可能な通信部とを備える情報処理装置で実行されるプリンタドライバプログラムであって、
    印刷ジョブの送信指示を受けた場合に、当該プリンタドライバプログラムに送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスを使って印刷ジョブの送信が可能であるか否か、および該IPアドレスを持つプリンタが、前記印刷ジョブの送信先として適切であるか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにて、前記送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスを使って印刷ジョブの送信が不可能である、もしくは、該IPアドレスを持つプリンタが、前記印刷ジョブの送信先として不適切であると判断した場合に、前記ネットワークに接続されているプリンタから、該IPアドレスと数字の配列が近似するIPアドレスを持つプリンタを抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップで抽出されたプリンタから、前記印刷ジョブの送信先として適切なプリンタを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択したプリンタのIPアドレスを、前記プリンタドライバプログラムに送信先プリンタのIPアドレスとして再設定する再設定ステップと、
    を有する
    ことを特徴とするプリンタドライバプログラム。
  2. 前記抽出ステップでは、前記送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスと、IPアドレスの下位部分が一致し、上位部分が異なるプリンタを抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタドライバプログラム。
  3. 前記選択ステップでは、前記抽出ステップにて抽出されたプリンタの使用状況を、一の判断要素として前記選択を行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタドライバプログラム。
  4. 前記選択ステップでは、前記抽出ステップにて抽出されたプリンタの、所定の期間内における使用頻度を、一の判断要素として前記選択を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
  5. 前記選択ステップでは、前記抽出ステップにて抽出されたプリンタを使用するユーザ数を、一の判断要素として前記選択を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
  6. 前記選択ステップでは、前記抽出ステップにて抽出されたプリンタの持つ機能と、前記印刷ジョブを実行する場合に必要な機能を比較し、その比較結果を一の判断要素として前記選択を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
  7. 自装置が送信した印刷ジョブの履歴を記憶しておく記憶ステップを更に有し、
    前記選択ステップでは、前記抽出ステップにて抽出されたプリンタの持つ機能と、前記記憶ステップにて記憶した印刷ジョブを実行する場合に必要な機能を比較し、その比較結果を一の判断要素として前記選択を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
  8. 前記選択ステップでは、前記抽出ステップにて抽出されたプリンタの中から、ユーザによって指定されたプリンタを前記印刷ジョブの送信先として適切なプリンタとして選択する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
  9. 前記判断ステップでは、前記プリンタドライバプログラムに送信先プリンタのIPアドレスとして設定されているIPアドレスを持つプリンタの機種が、当該プリンタドライバプログラムに対応する機種であるか否かを一の判断要素として前記判断を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
  10. 前記再設定ステップにて前記プリンタドライバプログラムに再設定されたIPアドレスのプリンタに、前記印刷ジョブを送信する送信ステップを更に有する
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
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