JP6206219B2 - 連携表示システム、表示装置およびそのプログラム、連携表示方法 - Google Patents

連携表示システム、表示装置およびそのプログラム、連携表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、2つの表示部にて表示する表示内容を連携させる連携表示システム、表示装置およびそのプログラム、連携表示方法に関する。
表示部の表示領域を2つに分割し、それぞれに異なる画面を表示させておき、ユーザからいずれの画面を表示するかの選択を受けたら、その選択された方の画面のみを該表示領域全体を使用して表示する技術が特許文献1に開示されている。詳細には、特許文献1では、一のディスプレイにテレビ画面と、地図画面の双方を表示し、一方の画面が選択されたら、その選択された方の画面のみを該ディスプレイに拡張表示している。
特開2000−346651号公報
ところで、複数の表示装置を並置し、それらの表示部を使用して、1つの画面を拡大表示する方法がある。この方法では、複数の表示部が表示していた画面のうち、いずれの画面を拡大表示するかを、拡大表示を行わせる度にユーザが選択しなければならなかった。よって、いずれの画面を拡大表示するかを自動的に選択することが望まれる。なお、親機となる表示装置の表示する画面が固定的に選択されるような構成の場合は、子機となる表示装置が表示していた画面を拡大表示することができないという問題もあった。
特許文献1に記載の発明は、一つの表示部に、2つの画面を表示させている状態で、選択された一方の画面を大きく表示させる方法であり、複数の表示装置が表示する画面のうち、いずれの表示装置の表示する画面を主とするかを選択するものではない。
本発明は、別々の表示装置の持つ表示部を並置して、それらの表示内容を連携させる場合に、状況に応じて、いずれの表示部が表示していた画面を主とするかを切り替えることができる連携表示システム、表示装置およびそのプログラム、連携表示方法を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]操作部と表示部を備える第1、第2の操作表示装置と、
前記第1の操作表示装置の表示部と、前記第2の操作表示装置の表示部が並置されたことを検出する検出部と、
前記検出後、前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のうちのいずれに表示されていた画面を主とするかを所定の判断基準に従って判断し、主とする画面に基づく画面を前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置に表示させる連携表示を行う連携表示制御部と、
を備える
ことを特徴とする連携表示システム。
上記[1]および下記[9]、[17]、[18]に係る発明では、第1、第2の操作表示装置の表示部が並置されたら、第1の操作表示装置と第2の操作表示装置の表示する画面のうちのいずれの画面を主とするかを所定の判断基準に従って判断し、主とする画面に基づく画面を第1の操作表示装置と第2の操作表示装置に表示させる。これにより、状況に応じて、いずれの表示部が表示していた画面を主として連携表示を行うかを切り替えることができる。なお、所定の判断基準には、たとえば、操作の状況や表示内容などが含まれる。
[2]前記検出前に前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が受けた操作、または前記検出後に前記連携表示が開始されるまでの間に前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が受けた操作を、前記所定の判断基準に含める
ことを特徴とする[1]に記載の連携表示システム。
上記[2]および下記[10]、[19]に係る発明では、第1、第2の操作表示装置の表示部が並置される前に第1、第2の操作表示装置で受けた操作、または並置された後連携表示が開始されるまでの間に第1、第2の操作表示装置で受けた操作を、前記所定の判断基準に含める。たとえば、操作の有無や操作を受けた時間、操作の種類、操作内容などに基づいて、第1の操作表示装置と第2の操作表示装置の表示する画面のうちのいずれの画面を主とするかを判断する。
[3]前記連携表示制御部は、前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のうち、前記検出前に最後に操作を受けた操作表示装置に表示されていた画面を前記主とする画面にする
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の連携表示システム。
上記[3]および下記[11]、[20]に係る発明では、第1、第2の操作表示装置の表示部が並置される前に、最後に操作を受けた操作表示装置に表示されていた画面を主とする画面にする。これにより、連携表示が開始されても、連携表示が始まる直前に操作を受けた操作表示装置の画面が継続して表示される。なお、ここでいう操作とは、いずれの画面を主とするかを選択する選択操作に限らず、設定操作のような通常の操作を含む。
[4]前記連携表示制御部は、前記検出前の最後の操作を受けてから所定時間が経過している場合は、前記連携表示を行わない
ことを特徴とする[3]に記載の連携表示システム。
上記[4]および下記[12]、[21]に係る発明では、第1、第2の操作表示装置の表示部が並置される前の最後の操作を受けてから所定時間が経過した場合、その操作は、連携表示を開始した後に受ける操作とは無関係な操作である可能性が高いので、連携表示を行わない。
[5]前記検出前に前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が表示していた表示内容を、前記所定の判断基準に含める
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1つに記載の連携表示システム。
上記[5]および下記[13]、[22]に係る発明では、第1、第2の操作表示装置の表示部が並置される前に、第1、第2の操作表示装置が表示していた表示内容を、所定の判断基準に含める。たとえば、広告画面と設定画面が表示されていた場合、該設定画面を主とする画面にすれば、連携表示の開始後も該設定画面が表示されるので、該設定画面で受けた設定内容がリセットされてしまう事態の発生を防ぐことができる。
[6]前記連携表示制御部は、前記検出前に、前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が表示していた画面のうち、表示しきれない部分を持つ画面を前記主とする画面にする
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載の連携表示システム。
上記[6]および下記[14]、[23]に係る発明では、第1、第2の操作表示装置の表示部が並置される直前に、第1、第2の操作表示装置が表示していた画面のうち、表示しきれない部分を持つ画面を主とする画面にする。表示しきれない部分を持つ画面とは、1つの表示部で一度に全体を表示することが不可能なサイズの画面である。
[7]前記検出部は、前記検出時に、前記第1操作表示部と前記第2操作表示部の相対位置関係を認識し、
前記連携表示制御部は、前記主とする画面を表示している表示部に対して、前記表示しきれない部分がある方向に、他方の操作表示装置がある場合のみ、前記連携表示を行う
ことを特徴とする[6]に記載の連携表示システム。
上記[7]および下記[15]、[24]に係る発明では、第1、第2の操作表示装置の表示部が並置されたら、2つの表示部の相対位置関係を認識する。そして、主とする画面が表示されている表示部に対して、該画面の表示しきれない部分がある方向に、他方の操作表示装置がある場合のみ、連携表示を行う。
[8]前記連携表示制御部は、前記所定の判断基準で前記判断がつかない場合に、前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が表示する画面のうちのいずれか一方の選択をユーザから受け、該選択された画面を前記主とする画面にする
ことを特徴とする[1]乃至[7]のいずれか1つに記載の連携表示システム。
上記[8]および下記[16]、[25]に係る発明では、所定の判断基準で主とする画面を判断できない場合は、第1の操作表示装置と第2の操作表示装置が表示する画面のうちのいずれか一方の選択をユーザから受け、該選択された画面を主とする画面にする。
[9]操作部と、
表示部と、
操作部と表示部とを備える外部の表示装置とデータの送受信を行う通信部と、
自装置の表示部と、前記外部の表示装置の表示部が並置されたことを検出する検出部と、
前記検出後、自装置と前記外部の表示装置のうちのいずれに表示されていた画面を主とするかを所定の判断基準に従って判断し、主とする画面に基づく画面を自装置の表示部と前記外部の表示装置に表示させる連携表示を行う制御部と、
を備える
ことを特徴とする表示装置。
[10]前記検出前に自装置と前記外部の表示装置が受けた操作、または前記検出後であって前記連携表示が開始されるまでの間に自装置と前記外部の表示装置が受けた操作を、前記所定の判断基準に含める
ことを特徴とする[9]に記載の表示装置。
[11]前記連携表示制御部は、自装置と前記外部の表示装置のうち、前記検出前に最後に操作を受けた表示装置に表示されていた画面を前記主とする画面にする
ことを特徴とする[9]または[10]に記載の表示装置。
[12]前記連携表示制御部は、前記検出前の最後の操作を受けてから所定時間が経過している場合は、前記連携表示を行わない
ことを特徴とする[11]に記載の表示装置。
[13]前記検出前に自装置と前記外部の表示装置が表示していた表示内容を、前記所定の判断基準に含める
ことを特徴とする[9]乃至[12]のいずれか1つに記載の表示装置。
[14]前記連携表示制御部は、前記検出前に、自装置と前記外部の表示装置が表示していた画面のうち、表示しきれない部分を持つ画面を前記主とする画面にする
ことを特徴とする[9]乃至[13]のいずれか1つに記載の表示装置。
[15]前記検出部は、前記検出時に、自装置の表示部と外部の表示装置の表示部との相対位置関係を認識し、
前記連携表示制御部は、自装置の表示部が表示している画面を前記主とする画面にする場合は、自装置の表示部に対して前記表示しきれない部分がある方向に前記外部の表示装置の表示部がある場合のみ、前記連携表示を行い、前記外部の表示装置が表示している画面を前記主とする画面にする場合は、前記外部の表示装置の表示部に対して前記表示しきれない部分がある方向に自装置の表示部がある場合のみ、前記連携表示を行う
ことを特徴とする[14]に記載の表示装置。
[16]前記連携表示制御部は、前記所定の判断基準で前記判断がつかない場合に、自装置と前記外部の表示装置が表示する画面のうちのいずれか一方の選択をユーザから受け、該選択された方の画面を前記主とする画面にする
ことを特徴とする[9]乃至[15]のいずれか1つに記載の表示装置。
[17]操作部と表示部を備えた情報処理装置を、
[9]乃至[16]のいずれか1つに記載の表示装置として機能させる
ことを特徴とするプログラム。
[18]操作部と表示部を備える第1、第2の操作表示装置の表示部が並置、されたことを検出する検出ステップと、
前記検出後、前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のうちのいずれに表示されていた画面を主とするかを所定の判断基準に従って判断し、主とする画面に基づく画面を前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置に表示させる連携表示を行う連携表示ステップと、
を備える
ことを特徴とする連携表示方法。
[19]前記検出前に前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が受けた操作、または前記検出後であって前記連携表示が開始されるまでの間に前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が受けた操作を、前記所定の判断基準に含める
ことを特徴とする[18]に記載の連携表示方法。
[20]前記連携表示ステップでは、前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のうち、前記検出前に最後に操作を受けた操作表示装置に表示されていた画面を前記主とする画面にする
ことを特徴とする[18]または[19]に記載の連携表示方法。
[21]前記連携表示ステップでは、前記検出前の最後の操作を受けてから所定時間が経過している場合は、前記連携表示を行わない
ことを特徴とする[20]に記載の連携表示方法。
[22]前記検出前に前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が表示していた表示内容を、前記所定の判断基準に含める
ことを特徴とする[18]乃至[21]のいずれか1つに記載の連携表示方法。
[23]前記連携表示ステップでは、前記検出前に、前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が表示していた画面のうち、表示しきれない部分を持つ画面を前記主とする画面にする
ことを特徴とする[18]乃至[22]のいずれか1つに記載の連携表示方法。
[24]前記検出ステップでは、前記検出時に、前記第1操作表示部と前記第2操作表示部の相対位置関係を認識し、
前記連携表示ステップでは、前記主とする画面を表示している表示部に対して、前記表示しきれない部分がある方向に、他方の操作表示装置がある場合のみ、前記連携表示を行う
ことを特徴とする[23]に記載の連携表示方法。
[25]前記連携表示ステップでは、前記所定の判断基準で前記判断がつかない場合に、前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が表示する画面のうちのいずれか一方の選択をユーザから受け、該選択された画面を前記主とする画面にする
ことを特徴とする[18]乃至[24]のいずれか1つに記載の連携表示方法。
本発明に係る連携表示システム、表示装置およびそのプログラム、連携表示方法によれば、別々の表示装置の持つ表示部を並置して、それらの表示内容を連携させる場合に、状況に応じて、いずれの表示部が表示していた画面を主とするかを切り替えることができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置と、携帯端末を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 操作パネルと携帯端末においてセンサの配置例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯端末の概略構成を示すブロック図である。 予め並び順が決められた複数の画面のうちの一の画面を、操作パネルと携帯端末が表示する様子を示す図である。 操作パネルの右側に携帯端末を並置させようとする場合の様子を示す図である。 操作パネルの右側に携帯端末を並置させた場合の様子を示す図である。 携帯端末で操作をしながら、操作パネル30に向けて移動する様子を示す図である。 連携表示の開始前に、一方の装置に操作を行った場合の連携表示の例を示す図である。 並置される前に携帯端末にて優先釦を選択していた場合の、連携表示の例を示す図である 並置される前に操作パネルにて優先釦を選択していた場合の、連携表示の例を示す図である。 操作パネルにて、いずれの画面を主画面とするかの選択を受ける場合の、表示例を示す図である。 携帯端末にて、いずれの画面を主画面とするかの選択を受ける場合の、表示例を示す図である。 操作パネルと携帯端末のいずれかにて、いずれの画面を主画面とするかの選択を受ける場合の、表示例を示す図である。 リストを表示中の操作パネルに、携帯端末を並置させようとする場合の様子を示す図である。 リストを表示中の操作パネルに、携帯端末を並置させた場合の様子を示す図である。 続き部分のない方向に携帯端末を並置させた場合の様子を示す図である。 互いに、続き部分を持つ画面を表示中の操作パネルと携帯端末を示す図である。 図18の状態から、操作パネルの続き部分がある方向に携帯端末が位置する場合の連携表示の例を示す図である。 図18の状態から、携帯端末の続き部分がある方向に操作パネルが位置する場合の連携表示の例を示す図である。 互いに、続き部分がある方向に他方の装置を並置させる場合の様子を示す図である 互いに、続き部分がある方向に他方の装置を並置させた場合に、いずれの画面を主画面とするかの選択を受ける様子をユーザから受ける様子を示す図である。 リスト以外の画面の例を示す図である。 リスト以外の画面にて連携表示を行う場合の例を示す図である。 連携表示を行う前に、いずれの画面を主画面とするかを判断する処理を示す流れ図である。 図25の処理の続きを示す流れ図である。 図25の処理の続きであって、図26の処理と分岐した処理を示す流れ図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る連携表示システム5を示す。連携表示システム5は、本発明の第1の操作表示装置としての機能を備える画像形成装置10と、本発明の第2の操作表示装置としての機能を備える携帯端末40がLAN(Local Area Network)3で接続されて構成されている。
画像形成装置10は、原稿を光学的に読み取ってその複製画像を記録紙に印刷するコピージョブ、読み取った原稿の画像データをファイルにして保存したり外部装置へ送信したりするスキャンジョブ、PC(Personal Computer)、から送出されたデータに係る画像を記録紙に印刷して出力するプリントジョブ(印刷ジョブ)などのジョブを実行する機能を備えた、所謂、複合機である。画像形成装置10は、表示部31と操作部32を含む操作パネル30を備え(図2参照)、この操作パネル30を通じて、ユーザから各種の設定やジョブの投入に係る設定操作を受け付ける。
携帯端末40は、持ち歩きが可能な端末であり、表示部51と操作部52を含む操作表示部50を備えている(図4参照)。携帯端末40は、ユーザから印刷ジョブの作成に係る設定操作を受け付ける。携帯端末40は印刷ジョブを作成したら、その印刷ジョブを画像形成装置10に送信する機能を備える。
本発明の実施の形態では、連携表示システム5は、操作パネル30と携帯端末40が並置された場合、両装置の表示内容を連携させる(以後、連携表示と記す。)ことができる。連携表示を実行する場合、画像形成装置10が、操作パネル30と携帯端末40のうちのいずれが表示していた画面を主とするかを所定の判断基準に従って判断し、その主とする画面(以後、主画面と呼ぶ。)に基づく画面を操作パネル30と携帯端末40に表示させる。たとえば、操作パネル30が表示している画面を主画面とする場合、その主画面に対応する画面が携帯端末40に表示される。
所定の判断基準に従って、操作パネル30と携帯端末40のうちのいずれが表示していた画面を主画面とするかを判断するので、連携表示システム5は、状況に応じて、操作パネル30と携帯端末40のうちのいずれが表示中の画面を主画面として連携表示を行うかを切り替えることができる。所定の判断基準、および連携表示について詳細は後述する。
図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の概略構成を示すブロック図である。画像形成装置10は、当該画像形成装置10の動作を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)11を有している。CPU11にはバスを通じてROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、不揮発メモリ14と、ハードディスク装置15と、画像処理部16と、画像読取部17と、プリンタ部18と、ファクシミリ通信部19と、ネットワーク通信部20と、センサ21と、ADF(Auto Document Feeder)22と、認証部23と、操作パネル30とを備えている。
CPU11は、OS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。また、CPU11は、操作パネル30の表示内容を制御する制御部としての機能を果たす。
ROM12には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU11が各種処理を実行することで画像形成装置10の各機能が実現される。また、ROM12には、画像形成装置10の一連の制御をCPU11が実行するためのプログラムが格納されている。
RAM13は、CPU11がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。
不揮発メモリ14は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。
ハードディスク装置15は、大容量の不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや各種アプリケーションプログラム、ユーザ情報、印刷データや画像データ、ジョブ履歴、各操作の重要度や各画面の重要度など連携表示を行う場合に主画面となる画面を判断する為に使用する各種情報などが保存される。
画像処理部16は、画像の拡大縮小、回転などの処理のほか、印刷データをイメージデータに変換するラスタライズ処理、画像データの圧縮、伸張処理などを行う。
画像読取部17は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する機能を果たす。画像読取部17は、例えば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動ユニットと、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路と、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部などを備えて構成される。
プリンタ部18は、画像データに応じた画像を記録紙上に画像形成する機能を果たす。ここでは、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタとして構成されている。画像形成は他の方式でもかまわない。
ファクシミリ通信部19は、ファクシミリ機能を備えた外部装置と公衆回線を通じて画像データを送受信する機能を果たす。
ネットワーク通信部20は、LANなどのネットワークを通じて携帯端末40や、その他の外部装置との間でデータを通信する機能を果たす。ネットワーク通信部20は、連携パネルモード時には、操作パネル30に表示されている画面と連携する画面の表示データを携帯端末40に送信する。
ADF22は、画像を読み取る際に、複数枚の原稿を連続して画像読取部17の原稿台に送る自動原稿搬送装置としての機能を果たす。一度に30枚程度の原稿をセットすることが可能で、原稿を読み取るごとに原稿台にセットし直す手間を省略することができる。
認証部23は、ユーザ認証を行う機能を果たす。具体的には、ユーザのログイン時にユーザ認証を行い、ログインユーザを特定する。本実施の形態では、画像形成装置10を利用するにはログインを必要とし、利用前にユーザ認証が必ず行われるものとする。なお、ユーザ認証の方法は、ユーザID(Identification)とパスワードによる認証や指紋認証等、適当な方法であればよい。
操作パネル30は、表示部31と、操作部32とを備えている。操作部32は、スタートボタンや戻る釦などのスイッチ部33とタッチパネル部34とを備えている。表示部31は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)などで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。本実施の形態では、操作パネル30が表示する表示内容の制御、操作パネル30による操作の受け付けに関する制御はCPU11が行う。
タッチパネル部34は、表示部31上に設けられている。タッチパネル部34は、タッチペンや指などで押下された表示部31上のタッチ位置(座標位置)を検出する。CPU11は、継続的に検出されるタッチ位置の変化(操作情報)から、フリック操作やドラッグ操作などを認識する。
センサ21は、操作パネル30の側面において、上下左右の異なる方向に1つずつ、計4か所に設置されており、隣に携帯端末40が並置されているか否かを判別する。具体的には、センサ21は、後述する携帯端末40の持つセンサ47と通信可能か否かによって、携帯端末40が並置されているか否かを判別する。図3(a)は、センサ21の設置されている場所の一例を示す。
たとえば、操作パネル30のセンサ21は、センサ21が臨む方向の中心軸から±15度の方向にある携帯端末40のセンサ47とのみ通信可能である。実施の形態では、センサ21は通信可能な距離が極めて短く、センサ47と接触する位の距離でなければ通信不可能であるものとする。CPU11は、センサ21が携帯端末40のセンサ47と通信可能である場合は、そのセンサ21が臨む方向に携帯端末40が並置されていると判断する。上記は一例であり、携帯端末40が並置されていることの検知は別のセンサや方法を使用してもかまわない。
図4は、携帯端末40の概略構成を示すブロック図である。携帯端末40は、当該携帯端末40の動作を統括的に制御するCPU41を有している。CPU41にはバスを通じてROM42と、RAM43と、不揮発メモリ44と、ハードディスク装置45と、ネットワーク通信部46と、センサ47と、認証部48と、操作表示部50とを備えている。
CPU41は、OSプログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。また、CPU41は、操作表示部50の表示内容を制御する制御部としての機能を果たす。
ROM42には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU41が各種処理を実行することで携帯端末40の各機能が実現される。また、ROM42には、携帯端末40の一連の制御をCPU41が実行するためのプログラムが格納されている。
RAM43は、CPU41がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリなどとして使用される。
不揮発メモリ44は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報や、操作パネル30と連携表示を行うためのプログラム(これを、操作表示アプリとする)などが記憶される。
ハードディスク装置45は、大容量の不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや各種アプリケーションプログラムなどが保存される。
ネットワーク通信部46は、LAN3などのネットワークを通じて画像形成装置10やその他の外部装置との間でデータを通信する機能を果たす。
認証部48は、ユーザ認証を行う機能を果たす。具体的には、ユーザのログイン時にユーザ認証を行い、ログインユーザを特定する。本実施の形態では、携帯端末40を利用するにはログインを必要とし、利用前にユーザ認証が必ず行われるものとする。なお、ユーザ認証の方法は、ユーザIDとパスワードによる認証や指紋認証等、適当な方法であればよい。
操作表示部50は、表示部51と、操作部52とを備えている。操作部52は、スタートボタンや戻る釦などのスイッチ部53とタッチパネル部54とを備えている。表示部51は、液晶ディスプレイなどで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。
タッチパネル部54は、表示部51上に設けられている。タッチパネル部54は、タッチペンや指などで押下された表示部51上のタッチ位置(座標位置)を検出する。CPU41は、継続的に検出されるタッチ位置の変化から、フリック操作やドラッグ操作、マルチタッチ操作などを認識する。
センサ47は、携帯端末40の側面において、上下左右の異なる方向に1つずつ、計4か所に設置されており、操作パネル30のセンサ21と通信を行う。図3(b)はセンサ47の設置されている場所の一例を示す。
なお、画像形成装置10は、携帯端末40の持つ複数のセンサ47のうちのいずれのセンサ47と、操作パネル30持つ複数のセンサ21のうちのいずれのセンサ21が通信しているかにより、操作パネル30に対して携帯端末40がどのような向きで並置されているのかを認識する。たとえば、図3の操作パネル30のセンサ21(A)と携帯端末40のセンサ47(A)が通信可能な場合は、操作パネル30の下側に対して携帯端末40の上側が対向するように、センサ21(A)とセンサ47(B)が通信可能な場合は、操作パネル30の下側に対して携帯端末40の右側が対向するように並置されたと認識する。
本発明の実施の形態では、画像形成装置10は、操作パネル30に対して並置された携帯端末40の向きによっては連携表示を実行しないものとする。具体的には、操作パネル30の上側に対して携帯端末40の下側、操作パネル30の下側に対して携帯端末40の上側、操作パネル30の右側に対して携帯端末40の左側、操作パネル30の左側に対して携帯端末40の右側が対向するように並置された場合に連携表示を行う。
次に、画像形成装置10(操作パネル30)と携帯端末40が連携表示を開始するまでの流れについて説明する。
まず、画像形成装置10と携帯端末40が通信を確立する。そして、通信が確立されたら、操作パネル30と携帯端末40が並置されるのを待つ。操作パネル30と携帯端末40が並置されたら、操作パネル30と携帯端末40の表示する画面のうち、いずれの画面を主画面とするかを判断する。その後、画像形成装置10と携帯端末40が、自装置の表示モードを連携表示モードに移行し、連携表示を開始する。
次に、通信の確立について説明する。通信の確立は、画像形成装置10と携帯端末40のうちのいずれからも可能である。
(1、画像形成装置10側から通信を確立する場合)
画像形成装置10側から通信を確立する場合、まず、ユーザの操作により、画像形成装置10が、ユーザから指定された携帯端末40との通信状況をチェックし、通信可能であれば、該携帯端末40と通信を確立する。
(2、携帯端末40側から通信を確立する場合)
携帯端末40側から通信を確立する場合、まず携帯端末40で連携表示アプリを立ち上げ、そのアプリが画像形成装置10へ、通信確立要求、を出し、これを受信した画像形成装置10との間で通信が確立される。
携帯端末40と画像形成装置10が通信を確立した後、ユーザが携帯端末40を操作パネル30に並置したら、CPU11がセンサ21を使用して携帯端末40と操作パネル30が並置されたことを認識する。
画像形成装置10は、操作パネル30に携帯端末40が並置されたことを検知したら、操作パネル30と携帯端末40が表示していた画面のうち、いずれを主画面とするかを判断するための情報の送信要求を携帯端末40に送信する。これを受けた携帯端末40は該情報を画像形成装置10に送信する。たとえば、携帯端末40は、最後に操作を受けた時間や、表示中の画面の情報などを該送信要求の返答として画像形成装置10に送信する。画像形成装置10は、この情報を受信したら操作パネル30と携帯端末40が表示していた画面のうち、いずれを主画面とするかを判断する。その後、画像形成装置10と携帯端末40が、自装置の表示モードを連携表示モードに移行し、連携表示を開始する。
操作パネル30が表示していた画面を主画面にする場合は、画像形成装置10が、主画面に対応する画面の情報(画面データなど)を携帯端末40に送信し、これを受けた携帯端末40は、該情報に基づいて主画面に対応する画面を表示する。
携帯端末40が表示していた画面を主画面にする場合は、画像形成装置10が、主画面の情報を取得し、該情報に基づいて主画面に対応する画面を表示部31に表示する。
次に、連携表示にて操作パネル30と携帯端末40がどのような画面を表示するかについて説明する。連携表示を行う場合に操作パネル30と携帯端末40がどのような画面を表示するかは、主画面となる画面により決定する。たとえば、
(パターン1)主画面が、並び順の定められた複数の画面の中の一の画面である場合は、主画面とこれに隣接する画面を表示する
(パターン2)主画面を両方の装置を使用して拡張表示する
(パターン3)主画面と、主画面に関連付けされた他の画面を表示する
などのパターンがある。
(パターン3)では、予め各画面に、対応する画面を関連付けして記憶しておき、連携表示を行う場合には、主画面と、主画面に関連付けされた画面を操作パネル30と携帯端末40で表示する。たとえば、コピー画面と後処理画面を関連付けしておけば、連携表示にて双方の画面が同時に表示されるので、2つの画面に係る設定を同時に行うことができる。
以下に、上記の(パターン1)と(パターン2)の具体例を挙げるとともに、パターン1、パターン2の場合に採用され得る所定の判断基準について説明する。
(パターン1の具体例)
図5は、画像形成装置10と、携帯端末40が表示する画面の一例を示す。図5では、画像形成装置10と携帯端末40は、並び順の定められた複数の画面(画面群80)の中の一の画面を表示している。画面群80は、横方向に並べられた52個の画面(画面群80)で構成されており、左側から順に第1画面、第2画面、第3画面・・・(図中では第X画面(Xは任意の整数)をNoXと記す。)の順番で各画面が並んでいる。
図5では、画像形成装置10(操作パネル30)は第3画面を、携帯端末40は第50画面を表示している。また、操作パネル30と携帯端末40は、画面を横方向(左右)にスクロールさせることで、表示される画面を進めたり、戻したりすることができる。
図6は、画像形成装置10と携帯端末40を連携表示モードの状態にした後、第3画面を表示中の操作パネル30の右側に、第50画面を表示中の携帯端末40を並置させようとする様子を示す。
図7では、図6にて操作パネル30と携帯端末40が並置された後に、連携表示にて表示される画面を示す。図7では、操作パネル30の右側に携帯端末40が並置されており、操作パネル30と携帯端末40が画面群80のうちの連続する2つの画面を表示している。具体的には、図7は、携帯端末40の表示する第50画面を主画面とする場合の例であり、携帯端末40は第50画面の表示をそのまま継続し、操作パネル30は、携帯端末40の左隣にあるので、携帯端末40の表示する画面の左隣の第49画面を表示している。
なお、操作パネル30の表示する第3画面を主画面とする場合は、操作パネル30は第3画面の表示をそのまま継続し、携帯端末40は、操作パネル30の右隣りにあるので、第3画面の右隣の第4画面を表示する。
連携表示にて、主画面に隣接する左右の画面のうち、いずれが主画面に対応する画面として表示されるのかは、操作パネル30と携帯端末40の相対位置関係により決定する。具体的には、操作パネル30と携帯端末40の並び方向と、主画面と、主画面に対応する画面(連続する2つの画面)の並び方向が一致するように決定する。図7では、操作パネル30は、主画面(第50画面)を表示する携帯端末40の左側に位置しているので、第50画面の左隣の画面(第49画面)を表示している。なお、携帯端末40を操作パネル30の左側に並置した場合は、操作パネル30は、携帯端末40の右隣にあるので、携帯端末40の表示する画面(第50画面)の右隣の第51画面を表示する。
次に、(パターン1)の場合を基に、所定の判断基準となる判断基準1〜5について説明する。
<判断基準1、連携表示を開始する前の最後の操作を受けた装置が表示していた画面を主画面とする場合>
判断基準1では、操作パネル30と携帯端末40のうち、操作パネル30と携帯端末40が並置される直前に最後の操作を受けた装置、または並置された直後であって連携表示が開始されるまでの間に最後の操作を受けた装置が表示していた画面を主画面とする。なお、本発明の実施の形態では、操作パネル30と携帯端末40が並置された直後であって連携表示が開始されるまでの間に受けた最後の操作とは、該並置後に最初に受けた操作とする。この判断基準を採用する場合について図8、図9を参照しつつ説明する。
図8では、ユーザが携帯端末40を操作しながら操作パネル30に近づいてくる様子を示す。ここでは、オフィスなどにおいてユーザが携帯端末40にて印刷に係る設定操作を行いながら、自席から画像形成装置10に向かって移動しているものとする。この場合、ユーザは、操作パネル30に携帯端末40を並置させた後も、携帯端末40にて設定操作を継続することが想定される。よって、画像形成装置10は、操作パネル30と携帯端末40が並置される直前に携帯端末40が最後の操作を受けていた場合、もしくは並置された直後に携帯端末40が最初の操作を受けた場合は、携帯端末40の表示していた画面を主画面とする。
なお、ユーザが画像形成装置10にて設定操作を行っている途中、操作パネル30の視認性を向上させるために、携帯端末40を取り出して操作パネル30に並置させ、連携表示を行わせる場合は、該並置後も、画像形成装置10(操作パネル30)にて設定操作を継続することが想定される。よって、画像形成装置10は、操作パネル30と携帯端末40が並置される直前に操作パネル30が最後の操作を受けた場合、もしくは並置された直後に操作パネル30が最初の操作を受けた場合は、操作パネル30の表示していた画面を主画面とする。
図9は、図8にて操作パネル30と携帯端末40を並置させた直後において、携帯端末40が最初の操作を受けた場合に、連携表示にて表示される画面を示す。ここでは、画像形成装置10が、携帯端末40の表示していた画面を主画面とすると判断しており、操作パネル30の表示する画面を、携帯端末40の表示する画面(第50画面)に隣接する画面(第49画面)に切り替えている。携帯端末40は第50画面の表示をそのまま継続している。
操作パネル30と携帯端末40の表示する画面のうち、いずれの画面を主とする画面にするかの判断は、両装置が並置される直前に受けた最後の操作と、並置された直後に受ける最初の操作のうちのいずれに基づいて行ってもよく、本発明の実施の形態では、ユーザが予め設定することができるものとする。
両装置が並置される直前の最後の操作のみに基づいて、上記の判断を行う場合、画像形成装置10が、自装置に対して携帯端末40が並置されたことを検知した直後に、携帯端末40が最後に操作を受けた時間の情報を取得し、その取得した情報の示す時間と、自装置が最後に操作を受けた時間とを比較して、いずれの装置が、両装置が並置される直前の最後の操作を受けたかを判断する。
両装置が並置された直後の最初の操作のみに基づいて、上記の判断を行う場合、画像形成装置10が、自装置に対して携帯端末40が並置されたことを検知した後、以下の(A)と(B)の条件のうちのいずれかが成立するのを待つ。
(A)操作パネル30がユーザから操作を受ける
(B)携帯端末40から、ユーザの操作を受けたことの報告を受信する
そして、(A)が成立した場合は、操作パネル30が表示していた画面を主画面にする。(B)が成立した場合は、携帯端末40が表示していた画面を主画面にする。
両装置が並置される直前の最後の操作と、両装置が並置された直後の最初の操作の両方に基づいて上記の判断を行ってもよい。具体的には、両装置が並置された後、一定時間内(たとえば5秒以内)に、(A)と(B)のいずれかの条件が成立した場合は、両装置が並置された直後の最初の操作に基づいて上記の判断を行い、一定時間内(たとえば5秒以内)に、(A)と(B)のいずれの条件も成立しなかった場合は、両装置が並置される直前の最後の操作に基づいて上記の判断を行う。
また、操作パネル30と携帯端末40のうち、いずれの装置も並置される直前に操作を受けていなければ、(A)と(B)のいずれかの条件が成立するのを待って、成立した条件に基づいて上記の判断を行い、少なくともいずれか一方の装置が並置される直前に操作を受けていた場合は、並置される直前の最後の操作に基づいて上記の判断を行うようにしてもよい。
なお、最後の操作を受けてから、連携表示を開始するまでに一定以上の時間が経過している場合は、該操作と連携表示の開始後に受ける操作に関係性が無い可能性が高い。よって、両装置が並置される直前の最後の操作に基づいて上記の判断を行う場合においては、操作パネル30と携帯端末40が並置されても、並置される直前の最後の操作を受けてから、連携表示を開始するまでに一定以上の時間が経過していたら連携表示を行わない。たとえば、操作パネル30と携帯端末40が最後の操作を受けてから、一定以上の時間の経過後に、両装置が並置された場合は、連携表示を行わない。
本発明の実施の形態では、判断基準1を採用する場合においては、操作パネル30と携帯端末40が並置される直前に受けた最後の操作、および並置された直後に受ける最初の操作は、いずれの装置が表示していた画面を主画面とするかの選択操作ではなく、印刷に係る設定操作や、画面遷移に係る操作などのような通常の操作とする。
<判断基準2、予め特定の操作を受けた装置が表示していた画面を主画面とする場合>
判断基準2では、操作パネル30と携帯端末40のうち、並置される前に特定の操作を受けた装置が表示していた画面を主画面にする。図10、図11は、操作パネル30と携帯端末40が並置されるまでに、特定の操作を受けていた装置(ここでは優先釦60が選択されていた装置)が表示していた画面を主画面にする場合を示す。図10、図11では、並置される前に、操作パネル30がコピー画面1を、携帯端末40がFAX画面3を表示している。
図10では、携帯端末40の画面上で優先釦60が選択された状態で、操作パネル30と携帯端末40が並置されている。携帯端末40は、操作パネル30に並置されたら、優先釦60が選択された状態であることを画像形成装置10に通知する。画像形成装置10は、該通知に基づいて、携帯端末40の表示していた画面を主画面にすると判断する。図10では、連携表示により、携帯端末40の画面(FAX画面3)の表示は、そのまま維持され、操作パネル30の表示する画面は、FAX画面3に隣接する画面(FAX画面2)に切り替わっている。
図11では、操作パネル30の画面上で優先釦60が選択された状態で、操作パネル30と携帯端末40が並置されている。操作パネル30の画面上で優先釦60が選択されているので、画像形成装置10は、操作パネル30と携帯端末40が並置されたら、操作パネル30の表示していた画面を主画面とすると判断する。図11では、連携表示により、操作パネルの画面(コピー画面1)の表示はそのまま維持され、携帯端末40の表示する画面が、コピー画面1に隣接する画面(コピー画面2)に切り替わっている。
<判断基準3、ユーザから主画面にする画面の選択を受ける場合>
判断基準3は、操作パネル30と携帯端末40が並置された後に、ユーザから両装置のうちのいずれが表示していた画面を主画面とするかの選択を受け、その選択された装置が表示していた画面を主画面にする。判断基準3は、たとえば、判断基準1、判断基準2などで、操作パネル30と携帯端末40が表示している画面のうちのいずれの画面を主画面にするか判断できない場合等に採用される。図12〜図14は、操作パネル30と携帯端末40を並置させた後に、上記の選択を、ユーザから受ける様子を示す。
図12は、操作パネル30が、主画面を選択するための2つの選択釦(MFP釦61、タブレット釦62)を表示する様子を示す。図13は、携帯端末40が、主画面を選択するための2つの選択釦(MFP釦61、タブレット釦62)を表示する様子を示す。図14は、操作パネル30と携帯端末40の双方が、主画面を選択するための2つの選択釦(MFP釦61、タブレット釦62)を表示する様子を示す。
ユーザは、MFP釦61とタブレット釦62のうちのいずれかの選択釦を選択する。MFP釦61が選択された場合は、操作パネル30の画面を主画面とすると判断し、タブレット釦62が-選択された場合は、携帯端末40が表示していた画面を主画面とすると判断する。
なお、いずれの装置が表示していた画面を主画面とするかについての選択を受ける方法は上記の例に限らない。たとえば、音声入力による選択を受けてもよいし、他の装置から選択指示を受けてもよい。
<判断基準4、操作の重要度で判断する場合>
判断基準4では、操作パネル30と携帯端末40が受けた操作の重要度に基づいて、操作パネル30と携帯端末40が表示していた画面のうちのいずれを主とする画面にするのかを判断する。たとえば、携帯端末40と操作パネル30の双方が異なるユーザから同時に操作を受けている状況で操作パネル30と携帯端末40が並置された場合、該並置の直前に操作パネル30が最後に受けた操作と、携帯端末40が最後に受けた操作のうち、重要度の高い操作を受けた方の装置が表示していた画面を主画面とする。
たとえば、操作の種類ごとに重要度が設定されている場合、ファイルを閲覧する操作よりも、設定操作の重要度が高く設定されていれば、その設定操作に係る操作を受けた方の装置が表示していた画面が主画面となり、連携表示が開始された際に、該設定操作に係る設定内容がリセットされずに残る。
操作の重要度の判定をするための要素は操作の種類に限らない、たとえば、設定の種類や(印刷設定か本体設定かFAX設定かコピー設定かなど)、設定された項目数、設定操作にかけた時間などであってもよい。また、それらを組み合わせて、該判定を行ってもよい。たとえば、操作パネル30と携帯端末40の双方で印刷設定に係る設定操作を受けていた場合は、デフォルトの設定から変更された数が多い方の装置が表示していた画面を主画面としたり、操作時間の長い方の装置が表示していた画面を主画面としたりする。
<判断基準5、表示内容(画面の重要度により判断する場合)>
判断基準5では、並置する直前に操作パネル30と携帯端末40が表示していた画面の重要度により、主画面を判断する。判断基準5を採用する場合、予め画面ごとに重み付けをしておき、並置された場合に操作パネル30と携帯端末40が表示していた画面の重要度を比較し、重要度の高い方の画面を主画面と判断する。たとえば、設定画面の重要度を、広告画面やホーム画面よりも高くしておくことで、設定画面にて設定していた内容が、連携表示の開始時にリセットされてしまうといった事態を防ぐことができる。
次に(パターン2:主画面を両方の装置を使用して拡張表示する場合)について具体例を挙げて説明する。
(パターン2の具体例)
図15と図16は、一の画面を2つの表示部(31、51)を使用して拡張表示する場合の例を示す。図15は、操作パネル30の下側に携帯端末40を並置させる様子を示す。図15では操作パネル30は、縦方向に長いリスト65の上部を表示している。リスト65は下方向に表示しきれない部分を持っており、画面右端のスクロールバー64を使用してリスト65を下方向にスクロールさせると、その部分(続き部分)が表示部31に表示される。
図16は、図15にて操作パネル30と携帯端末40を並置させた後に、両装置が連携表示にて表示する画面の例を示す。操作パネル30は、変わらずリスト65の上部を表示している。そして携帯端末40は、操作パネル30が表示しているリスト65の続き部分を表示している。
このように、パターン2の連携表示では、主画面となる画面全体を、一方の表示部(31、または51)で一度に表示しきれない場合、その表示しきれない部分(続き部分)を他方の装置で表示させ、視認性を向上させる。
次に、(パターン2)の具体例を基に、所定の判断基準となる判断基準6について説明する。
<判断基準6、表示しきれない部分がある画面、および並置時の相対位置関係によって判断する場合>
判断基準6では、図15、図16のように、操作パネル30(または携帯端末40)が表示している画面に表示しきれない部分(以後、続き部分と呼ぶ)がある場合、その画面を主画面にする。
なお、本発明の実施の形態では、続き部分を持つ画面を主画面とする場合、主画面を表示している表示部(31、または51)に対して、続き部分がある方向に、他方の装置がある場合のみ、連携表示を行う。図16では、操作パネル30が表示しているリスト65において続き部分は下側に存在しており、携帯端末40も操作パネル30の下側に並置されているので連携表示を実行している。
なお、主画面を表示している表示部(31、または51)に対して、続き部分がある方向以外の方向に他方の装置が並置された場合は、連携表示を行わない。図17は、リスト65を表示する操作パネル30の右側に携帯端末40が並置された場合の様子を示す。
図17では、操作パネル30が表示しているリスト65において続き部分は下側に存在している。しかし、携帯端末40は操作パネル30の右側に並置されているので、連携表示は行われない。
次に、操作パネル30と携帯端末40が、互いに続き部分を持つ画面を表示している場合について、いずれの画面を主画面とするかを判断する方法について説明する。
図18では、操作パネル30の表示する画面(リスト65)と、携帯端末40の表示する画面(リスト66)は、双方とも下側に表示しきれない部分(続き部分)を持つ。このような状態で操作パネル30と携帯端末40を並置して連携表示を実行する場合、該並置時の相対位置関係により、操作パネル30と携帯端末40が表示していた画面のうちのいずれを主画面とするかが切り替わる。
具体的には、操作パネル30に対して、操作パネル30の表示している画面の続き部分がある方向に、携帯端末40が並置されている場合は、操作パネル30の表示している画面を主画面にし、携帯端末40に対して、携帯端末40の表示している画面の続き部分がある方向に、操作パネル30が並置されている場合は、携帯端末40の表示している画面を主画面にする。
図19は、図18の状態から、携帯端末40を操作パネル30の下側に並置させた場合に、連携表示にて表示される画面の一例を示す。ここでは、操作パネル30の表示するリスト65の続き部分がある方向(下側)に携帯端末40が並置されたので、操作パネル30の表示する画面を主画面として継続して表示させるとともに、携帯端末40には、操作パネル30が表示しているリスト65の続き部分を表示させている。
図20は、図18の状態から、携帯端末40を操作パネル30の上側に並置させた場合に、連携表示にて表示される画面の一例を示す。ここでは、操作パネル30の上側に携帯端末40を並置させたことで、操作パネル30は、携帯端末40の表示するリスト66の続き部分がある方向(下側)に位置している。よって、携帯端末40の表示する画面を主画面とて継続して表示させるとともに、操作パネル30には、携帯端末40が表示しているリスト66の続き部分を表示させている。
次に、互いの装置にとって表示中の画面の続き部分がある方向に他方の装置が並置されている場合について説明する。図21では、操作パネル30の表示する画面(リスト65)の下側と、携帯端末40の表示する画面(リスト66)の上側に、表示しきれない部分(続き部分)がある。操作パネル30の下側に携帯端末40が並置された場合、互いの装置にとって、表示中の画面の続き部分がある方向に他方の装置が並置されていることになる。
このような場合は、操作パネル30と携帯端末40を並置させた後に、いずれの装置が表示している画面を主画面とするかの選択を、ユーザから受ける。たとえば、図12のように、操作パネル30と携帯端末40のうち、少なくともいずれか一方に、主画面を選択するための2つの選択釦(MFP釦61、タブレット釦62)を表示し、いずれかの選択釦の選択を受ける。
図22は、互いの装置にとって、表示中の画面の続き部分がある方向に他方の装置が位置するように操作パネル30と携帯端末40を並置した場合に、主画面を選択するための2つの選択釦(MFP釦61、タブレット釦62)を操作パネル30が表示する例を示す。ユーザからMFP釦61が選択された場合は、操作パネル30の画面を主画面とすると判断し、タブレット釦62が選択された場合は、携帯端末40の画面を主画面とすると判断する。
なお、図15〜図22で説明したリスト65はファイルリスト、リスト66は宛先リストであったが、履歴リストなど他の種類のリストであってもよい。また、続き部分を持つ画面であれば、リスト(65、66)以外の画面でもよい。たとえば、拡大表示させた場合に、その拡大表示により、全体を一の表示部(31、51)で表示しきれなくなった画面であってもよい。
(パターン2の具体例2)
図23は、パターン2の具体例であって、リスト(65、66)以外の画面(設定画面67)を操作パネル30が表示している様子を示す。図23では、操作パネル30が、設定画面67の上部を表示しており、下方向に表示しきれない部分(続き部分)がある。図24は、図23の操作パネル30の下方向に携帯端末40を並置した場合の様子を示す。続き部分がある方向に携帯端末40が並置されたので、携帯端末40は、連携表示により、続き部分を表示している。
次に、連携表示システム5において、操作パネル30と携帯端末40が表示していた画面のうち、いずれの画面を主画面とするかを判断して、連携表示を開始する場合の処理を図25〜図27の流れ図に基づいて説明する。なお、図25〜図27では、前述の判断基準1、3、6を組み合わせて上記の判断を行っている。図25〜図27での判断基準1は、操作パネル30と携帯端末40が並置される直前に受けた最後の操作に基づいて上記の判断を行うものとする。また、図中では画像形成装置10をMFPと記す。
まず、画像形成装置10は、携帯端末40が並置されるのを待ち(図25、ステップS001;No)、並置されたら(ステップS001;Yes)、操作パネル30に対していずれの方向に携帯端末40が並置されたのかをセンサ21を使用して認識し(ステップS002)、操作パネル30と携帯端末40の相対位置関係を把握する。
次に、画像形成装置10は、並置される直前に携帯端末40が表示していた画面の情報や並置される直前の操作内容に関する情報を取得する(ステップS003)。操作パネル30と携帯端末40のうち、並置される直前に最後に操作を受けた装置が表示していた画面を主画面とする場合(ステップS004;Yes)は、図26のステップS005に進む。
並置される直前に最後の操作を受けた装置が表示している画面を主画面としない場合(ステップS004;No)は、図27のステップS013に進む。
図26は、図25の続きの処理であり、ユーザから受けた操作を基に、操作パネル30と携帯端末40のうち、いずれの装置が表示していた画面を主画面にするかを判断する。まず、画像形成装置10は、操作パネル30と携帯端末40が最後に操作を受けてから、一定以上の時間が経過しているか否かを調べる(ステップS005)。
一定時間が経過していない場合は(ステップS005;No)、最後に操作を受けた装置が操作パネル30であるか否かを調べる(ステップS010)。最後に操作を操作パネル30で受けていた場合は(ステップS010;Yes)、操作パネル30が表示している画面を主画面とし、主画面に対応する内容に表示内容を切り替えるよう携帯端末40に指示し(ステップS011)、携帯端末が該指示に従って表示内容を切り替えたら、処理を終了する。
具体的には、携帯端末40は、切り替え後に表示する画面の画面データや、主画面に対応する画面の情報などを画像形成装置10から受信し、これらに基づいて表示内容を切り替える。
最後に操作を受けた装置が携帯端末40である場合は(ステップS010;No)、携帯端末40が表示中の画面を主画面とし、操作パネル30の表示内容を、主画面に対応する内容に切り替え(ステップS012)、処理を終了する。
操作パネル30と携帯端末40が最後に操作を受けてから、一定以上の時間が経過している場合は(ステップS005;Yes)、操作パネル30と携帯端末40のうちのいずれの装置が表示している画面を主画面にするかの選択肢(選択釦61、62)を操作パネル30に表示する(ステップS006)。
操作パネル30が表示している画面を主画面とする選択肢が選択された場合は(ステップS007;Yes)、操作パネル30が表示中の画面を主画面とし、主画面に対応する内容に表示内容を切り替えるよう携帯端末40に指示し(ステップS008)、携帯端末が該指示に従って表示内容を切り替えたら処理を終了する。
携帯端末40が表示している画面を主画面とする選択肢が選択された場合は(ステップS007;No)、携帯端末40が表示中の画面を主画面とし、操作パネル30の表示内容を、主画面に対応する内容に切り替え(ステップS009)、処理を終了する。
図27は、図25の続きの処理であり、操作パネル30と携帯端末40の表示内容、及び相対位置関係に基づいて主画面を判断する。
操作パネル30が表示している画面に続き部分があり、かつ操作パネル30に対してその続き部分がある方向に携帯端末40が位置しており(ステップS013;Yes)、さらに、携帯端末40が表示している画面に続き部分があり、かつ携帯端末40に対してその続き部分がある方向に操作パネル30が位置している場合(ステップS014;Yes)は、操作パネル30と携帯端末40のいずれが表示している画面を主画面にするかの選択肢(選択釦61、62)を操作パネル30に表示する(ステップS016)。
操作パネル30が表示している画面を主画面とする選択肢が選択された場合は(ステップS017;Yes)、操作パネル30が表示中の画面を主画面とし、表示内容を主画面に対応する内容に切り替えるよう携帯端末40に指示し(ステップS018)、携帯端末が該指示に従って表示内容を切り替えたら、処理を終了する。
携帯端末40が表示している画面を主画面とする選択肢が選択された場合は(ステップS017;No)、携帯端末40が表示中の画面を主画面とし、操作パネル30の表示内容を、主画面に対応する内容に切り替え(ステップS019)、処理を終了する。
操作パネル30が表示している画面に続き部分があり、かつ操作パネル30に対してその続き部分がある方向に携帯端末40が位置しており(ステップS013;Yes)、さらに、携帯端末40が表示している画面に続き部分がない、または続き部分があっても、携帯端末40に対してその続き部分がある方向に操作パネル30が位置していない場合(ステップS014;No)は、操作パネル30が表示中の画面を主画面とし、表示内容を主画面に対応する内容に切り替えるよう携帯端末40に指示し(ステップS015)、携帯端末が該指示に従って表示内容を切り替えたら、処理を終了する。
操作パネル30が表示している画面に続き部分がない、または続き部分があっても、操作パネル30に対してその続き部分がある方向に携帯端末40が位置していない場合(ステップS013;No)で、かつ携帯端末40が表示している画面に続き部分があり、かつ携帯端末40に対してその続き部分がある方向に操作パネル30が位置している場合(ステップS020;Yes)は、携帯端末40が表示中の画面を主画面とし、操作パネル30の表示内容を、主画面に対応する内容に切り替え(ステップS021)、処理を終了する。
操作パネル30が表示している画面に続き部分がない、または続き部分があっても、操作パネル30に対してその続き部分がある方向に携帯端40が位置していない場合(ステップS013;No)で、かつ携帯端末40が表示している画面に続き部分がない。または続き部分があっても、携帯端末40に対してその続き部分がある方向に操作パネル30が位置していない場合(ステップS020;No)は、連携表示を行わず、処理を終了する。
図25〜図27の処理は、操作パネル30と携帯端末40のうちのいずれが表示している画面を主画面とするかを判断する処理の一例であり、他の判断基準で主画面を判断してもよい。
なお、連携表示は、操作パネル30か携帯端末40のいずれかが、連携表示を終了する指示を受けた場合や、操作パネル30と携帯端末40の並置が解除された場合などに終了する。
このように連携表示システム5では、操作パネル30と携帯端末40が連携表示を実行する場合に、画像形成装置10が、操作パネル30と携帯端末40のうちのいずれが表示していた画面を主画面とするかを所定の判断基準に従って判断し、主画面に基づく画面を操作パネル30と携帯端末40に表示させる。たとえば、操作パネル30と携帯端末40のうちの最後に操作を受けた方が表示していた画面や、続き部分を持つ画面を、主画面と判断し、連携表示を行う。
操作パネル30と携帯端末40を並置する直前の最後の操作、もしくは並置した後の最初の操作で上記の判断を行う場合、並置する前後の操作は連携表示と関連性の深い操作なので、該操作に基づいて主画面を選択することで、ユーザの利用用途に沿った連携表示を自動で行うことができる。
特定の操作を受けていた方の装置が表示していた画面を主画面とする判断を行う場合、特定の操作はそれ以外の操作よりさらに連携表示との関連性が深い操作なので、並置する直前の最後の操作、もしくは並置した後の最初の操作など、特定の操作以外の操作に影響されず、ユーザの利用用途に沿った連携表示を自動で行うことができる。
操作パネル30と携帯端末40の表示する画面のうち、表示しきれない部分(続き部分)を持つ画面を、主画面とする判断を行う場合、双方の装置が受けた操作の内容に係らず、主画面を表示中の装置で表示しきれない部分が、他方の装置に表示される。すなわち、表示しきれない部分を持つ画面の表示中に別の操作表示装置が並置された場合、表示しきれない部分を、該並置された別の操作表示装置の表示部に表示することをユーザが希望していると推定できるので、上記の動作によりユーザの希望に沿った表示を自動的に行うことができる。
操作パネル30と携帯端末40の表示する画面のうちいずれの画面を主画面とするかを適切に装置側で判断できない時に、ユーザから選択を受ける場合は、ユーザの意図しない画面を装置が誤って主画面に選択する可能性が低くなり、ユーザの利用用途に沿った連携表示を行うことができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
本発明の実施の形態では、連携表示システム5を構成する画像形成装置10を第1の操作表示装置、携帯端末40を第2の操作表示装置の例として説明したが、第1、第2の操作表示装置はこれに限らない。たとえば、CPU11と、ROM12と、RAM13と、不揮発メモリ14と、ネットワーク通信部20と操作パネル30で構成される単体のタブレットなどを、第1、第2の操作表示装置としてもよい。また、実施の形態での画像形成装置10としての機能を果たす単体の表示装置や、操作部と表示部とを備える情報処理装置を実施の形態での画像形成装置10のように機能させるプログラムや、連携表示方法も本発明に含まれる。
なお、本発明の実施の形態の連携表示システム5では、操作パネル30側のセンサ21が、操作パネル30と携帯端末40が並置されたことを検出する検出部としての役割を果たしていたが、携帯端末40側のセンサ47が操作パネル30と携帯端末40が並置されたことを検出する検出部としての役割を果たしてもよいし、検出部を別体に設けてもよい。
本発明の実施の形態の連携表示システム5では、画像形成装置10が、操作パネル30と携帯端末40のうちのいずれに表示されていた画面を主画面とするかを判断し、主画面に基づく画面を操作パネル30と携帯端末40に表示させる連携表示を行う連携表示制御部としての役割を果たしていたが、携帯端末40が連携表示制御部としての役割を果たしてもよいし、サーバなどの外部の装置を設けて、連携表示制御部としての役割を果たさせてもよい。
本発明の実施の形態では、画像群80は横方向に複数の画面が並べられて構成されていたが、縦方向に並べられて構成されていてもよい。
本発明の実施の形態の判断基準6では、画面に続き部分があり、かつその画面を表示中の装置に対して、該続き部分がある方向に他の装置がある場合にのみ連携表示を行っていたが、他の装置との相対位置関係に係らず、続き部分がある画面を主画面として連携表示を実行してもよい。
3…LAN
5…連携表示システム
10…画像形成装置
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…不揮発メモリ
15…ハードディスク装置
16…画像処理部
17…画像読取部
18…プリンタ部
19…ファクシミリ通信部
20…ネットワーク通信部
21、21(A)…センサ
22…ADF
23…認証部
30…操作パネル
31…表示部
32…操作部
33…スイッチ部
34…タッチパネル部
40…携帯端末
41…CPU
42…ROM
43…RAM
44…不揮発メモリ
45…ハードディスク装置
46…ネットワーク通信部
47、47(A)、47(B)…センサ
48…認証部
50…操作表示部
51…表示部
52…操作部
53…スイッチ部
54…タッチパネル部
60…優先釦
61…MFP釦
62…タブレット釦
64…スクロールバー
65…リスト
66…リスト
67…設定画面
80…画面群

Claims (25)

  1. 操作部と表示部を備える第1、第2の操作表示装置と、
    前記第1の操作表示装置の表示部と、前記第2の操作表示装置の表示部が並置されたことを検出する検出部と、
    前記検出後、前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のうちのいずれに表示されていた画面を主とするかを所定の判断基準に従って判断し、主とする画面に基づく画面を前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置に表示させる連携表示を行う連携表示制御部と、
    を備える
    ことを特徴とする連携表示システム。
  2. 前記検出前に前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が受けた操作、または前記検出後に前記連携表示が開始されるまでの間に前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が受けた操作を、前記所定の判断基準に含める
    ことを特徴とする請求項1に記載の連携表示システム。
  3. 前記連携表示制御部は、前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のうち、前記検出前に最後に操作を受けた操作表示装置に表示されていた画面を前記主とする画面にする
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の連携表示システム。
  4. 前記連携表示制御部は、前記検出前の最後の操作を受けてから所定時間が経過している場合は、前記連携表示を行わない
    ことを特徴とする請求項3に記載の連携表示システム。
  5. 前記検出前に前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が表示していた表示内容を、前記所定の判断基準に含める
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の連携表示システム。
  6. 前記連携表示制御部は、前記検出前に、前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が表示していた画面のうち、表示しきれない部分を持つ画面を前記主とする画面にする
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の連携表示システム。
  7. 前記検出部は、前記検出時に、前記第1操作表示部と前記第2操作表示部の相対位置関係を認識し、
    前記連携表示制御部は、前記主とする画面を表示している表示部に対して、前記表示しきれない部分がある方向に、他方の操作表示装置がある場合のみ、前記連携表示を行う
    ことを特徴とする請求項6に記載の連携表示システム。
  8. 前記連携表示制御部は、前記所定の判断基準で前記判断がつかない場合に、前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が表示する画面のうちのいずれか一方の選択をユーザから受け、該選択された画面を前記主とする画面にする
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の連携表示システム。
  9. 操作部と、
    表示部と、
    操作部と表示部とを備える外部の表示装置とデータの送受信を行う通信部と、
    自装置の表示部と、前記外部の表示装置の表示部が並置されたことを検出する検出部と、
    前記検出後、自装置と前記外部の表示装置のうちのいずれに表示されていた画面を主とするかを所定の判断基準に従って判断し、主とする画面に基づく画面を自装置の表示部と前記外部の表示装置に表示させる連携表示を行う制御部と、
    を備える
    ことを特徴とする表示装置。
  10. 前記検出前に自装置と前記外部の表示装置が受けた操作、または前記検出後であって前記連携表示が開始されるまでの間に自装置と前記外部の表示装置が受けた操作を、前記所定の判断基準に含める
    ことを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  11. 前記連携表示制御部は、自装置と前記外部の表示装置のうち、前記検出前に最後に操作を受けた表示装置に表示されていた画面を前記主とする画面にする
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の表示装置。
  12. 前記連携表示制御部は、前記検出前の最後の操作を受けてから所定時間が経過している場合は、前記連携表示を行わない
    ことを特徴とする請求項11に記載の表示装置。
  13. 前記検出前に自装置と前記外部の表示装置が表示していた表示内容を、前記所定の判断基準に含める
    ことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1つに記載の表示装置。
  14. 前記連携表示制御部は、前記検出前に、自装置と前記外部の表示装置が表示していた画面のうち、表示しきれない部分を持つ画面を前記主とする画面にする
    ことを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1つに記載の表示装置。
  15. 前記検出部は、前記検出時に、自装置の表示部と前記外部の表示装置の表示部との相対位置関係を認識し、
    前記連携表示制御部は、自装置の表示部が表示している画面を前記主とする画面にする場合は、自装置の表示部に対して前記表示しきれない部分がある方向に前記外部の表示装置の表示部がある場合のみ、前記連携表示を行い、前記外部の表示装置が表示している画面を前記主とする画面にする場合は、前記外部の表示装置の表示部に対して前記表示しきれない部分がある方向に自装置の表示部がある場合のみ、前記連携表示を行う
    ことを特徴とする請求項14に記載の表示装置。
  16. 前記連携表示制御部は、前記所定の判断基準で前記判断がつかない場合に、自装置と前記外部の表示装置が表示する画面のうちのいずれか一方の選択をユーザから受け、該選択された方の画面を前記主とする画面にする
    ことを特徴とする請求項9乃至15のいずれか1つに記載の表示装置。
  17. 操作部と表示部を備えた情報処理装置を、
    請求項9乃至16のいずれか1つに記載の表示装置として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
  18. 操作部と表示部を備える第1、第2の操作表示装置の表示部が並置、されたことを検出する検出ステップと、
    前記検出後、前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のうちのいずれに表示されていた画面を主とするかを所定の判断基準に従って判断し、主とする画面に基づく画面を前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置に表示させる連携表示を行う連携表示ステップと、
    を備える
    ことを特徴とする連携表示方法。
  19. 前記検出前に前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が受けた操作、または前記検出後であって前記連携表示が開始されるまでの間に前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が受けた操作を、前記所定の判断基準に含める
    ことを特徴とする請求項18に記載の連携表示方法。
  20. 前記連携表示ステップでは、前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のうち、前記検出前に最後に操作を受けた操作表示装置に表示されていた画面を前記主とする画面にする
    ことを特徴とする請求項18または19に記載の連携表示方法。
  21. 前記連携表示ステップでは、前記検出前の最後の操作を受けてから所定時間が経過している場合は、前記連携表示を行わない
    ことを特徴とする請求項20に記載の連携表示方法。
  22. 前記検出前に前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が表示していた表示内容を、前記所定の判断基準に含める
    ことを特徴とする請求項18乃至21のいずれか1つに記載の連携表示方法。
  23. 前記連携表示ステップでは、前記検出前に、前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が表示していた画面のうち、表示しきれない部分を持つ画面を前記主とする画面にする
    ことを特徴とする請求項18乃至22のいずれか1つに記載の連携表示方法。
  24. 前記検出ステップでは、前記検出時に、前記第1操作表示部と前記第2操作表示部の相対位置関係を認識し、
    前記連携表示ステップでは、前記主とする画面を表示している表示部に対して、前記表示しきれない部分がある方向に、他方の操作表示装置がある場合のみ、前記連携表示を行う
    ことを特徴とする請求項23に記載の連携表示方法。
  25. 前記連携表示ステップでは、前記所定の判断基準で前記判断がつかない場合に、前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置が表示する画面のうちのいずれか一方の選択をユーザから受け、該選択された画面を前記主とする画面にする
    ことを特徴とする請求項18乃至24のいずれか1つに記載の連携表示方法。
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