JP2018004834A - 光デバイスおよびレーザ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 戻り光によって石英ブロックや光ファイバが加熱されることを抑制できる光デバイスおよび当該光デバイスを備えるレーザ装置を提供することを目的とする。【解決手段】 入射面35bおよび入射面35bに対向する出射面35aを有する石英ブロック35と、入射面35bに接続され、石英ブロック35に入射する光を伝搬する光出射用コア31aと、入射面35bのうち光出射用コア31aとの接続部の周囲に接続される少なくとも一つの光検出用コア32と、光検出用コア32から出射する光の強度を検出する検出器50と、を備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、光デバイスおよび当該光デバイスを備えるレーザ装置に関する。
ファイバレーザ装置は、集光性に優れ、パワー密度が高く、小さなビームスポットとなる光が得られることから、レーザ加工分野、医療分野等の様々な分野において用いられている。
ファイバレーザ装置は、発振器から出射される高出力のレーザ光を光ファイバに伝搬させ、光ファイバの出射端に接続される石英ブロックを介してレーザ光を出射する。石英ブロックは、光ファイバから出射するレーザ光のエネルギー密度を下げることを目的として備えられるため、一般的に光ファイバのクラッド径よりも大きな外径を有する。このようなファイバレーザ装置におけるレーザ光の出射端側の構造は、例えば、下記特許文献1に開示されている。以下、石英ブロックのうち光ファイバの出射端が接続される側の面を入射面といい、その反対側の面を出射面ということがある。
特許第5243273号公報
光ファイバから石英ブロックに入射する光は、石英ブロックの出射面から出射され、集光レンズを有する加工ヘッドに通されることによって集光され、加工対象物に照射される。加工対象物に照射された光は、加工対象物に吸収されることによって熱となり、加工に寄与する。しかし、加工対象物に照射される光のうち一部の光は、加工対象物の表面で反射され、さらにその反射された光のうち一部の光は石英ブロックに戻ることがある。このように石英ブロックから出射された後に当該石英ブロックに戻る光を、以下では戻り光という場合がある。また、発振器から出力されて石英ブロックの出射面側に伝搬する光を、以下では信号光という場合がある。
石英ブロックから出射されて加工点に理想的に集光された光が加工対象物の表面に垂直に入射して垂直に反射される場合、戻り光は上記加工ヘッドで集光され、石英ブロックの入射面側において石英ブロックに接続される光ファイバのコアに再結合する。このように戻り光が光ファイバのコアに再結合する場合は、その戻り光の強さを検知することは容易であるため、安全にレーザ光の出射を止める等の対策が施され、問題が生じることを未然に防ぎ易い。
しかし、実際には加工ヘッドのレンズの収差や熱レンズ効果などにより、理想的な集光は難しい。また、加工対象物の表面には、一般的に微小な凹凸や斜面が形成されている。そのため、戻り光は、石英ブロックの入射面において光ファイバのコアの周囲、例えば、当該光ファイバのクラッドや当該光ファイバが接続される部位の周囲に入射する場合がある。このように、石英ブロックの入射面側において光ファイバのコアの周囲に戻り光が入射すると、石英ブロックや光ファイバが加熱され、レーザ装置の特性を劣化させる等の問題を生じる場合がある。
そこで本発明は、戻り光によって石英ブロックや光ファイバが加熱されることを抑制できる光デバイスおよび当該光デバイスを備えるレーザ装置を提供することを目的とする。
本発明の光デバイスは、入射面および前記入射面に対向する出射面を有する石英ブロックと、前記入射面に接続され、前記石英ブロックに入射する光を伝搬する光出射用コアと、前記入射面のうち前記光出射用コアとの接続部の周囲に接続される少なくとも一つの光検出用コアと、前記光検出用コアから出射する光の強度を検出する検出器と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のレーザ装置は、上記光デバイスと、前記光出射用コアを伝搬する光を出射する少なくとも一つの光源と、を備えることを特徴とする。
光出射用コアを伝搬する光は、石英ブロックに入射して石英ブロックの出射面から出射する。出射面から出射する光のうち一部の光は、上記のように石英ブロックに戻ってくる戻り光となる場合がある。上記光デバイスでは、石英ブロックの入射面のうち光出射用コアとの接続部の周囲に光検出用コアが接続されることによって、石英ブロックの入射面のうち光出射用コアとの接続部の周囲に入射する上記の戻り光を光検出用コアに入射させることができる。さらに、光検出用コアから出射する光の強度を検出できる検出器を備えることによって、上記のように光検出用コアに入射する戻り光の強度を間接的に検出することができる。すなわち、石英ブロックの入射面のうちに光出射用コアとの接続部の周囲に入射する戻り光の強度を検出することができる。従って、石英ブロックや光ファイバが戻り光によって過度に加熱される前に対策を施すことができ、戻り光によって石英ブロックや光ファイバが加熱されることを抑制することができる。
また、少なくとも前記石英ブロックに接続される部位において、前記光出射用コアおよび前記光検出用コアは、前記光出射用コアおよび前記光検出用コアより屈折率が低いガラス体に囲われて一体となっていることが好ましい。
上記のように光出射用コアと光検出用コアとが一体化されることによって、光検出用コアに直接入射する戻り光以外に光出射用コアと光検出用コアとの間のガラス体に入射する戻り光の一部もガラス体を介して光検出用コアに入射させることができる。従って、石英ブロックの入射面のうち光出射用コアとの接続部の周囲に入射する戻り光を検出し易くなる。また、上記のように光出射用コアと光検出用コアとが一体化されることによって、光出射用コアと光検出用コアとの相対的位置関係を保ちつつ、光出射用コアと光検出用コアとを石英ブロックの所定の位置に接続することが容易になる。
また、前記ガラス体は、前記光出射用コアを囲う高屈折率部と、前記高屈折率部より屈折率が低く、前記高屈折率部を囲う低屈折率部と、を有し、前記光検出用コアが前記低屈折率部に囲われることが好ましい。
上記のように光出射用コアを囲うガラス体が高屈折率部と低屈折率部とを有することによって、光出射用コアから光が漏れたとしても、当該光は高屈折率部から低屈折率部に入射し難い。従って、光検出用コアが低屈折率部に囲われることによって、光出射用コアを伝搬する光が漏れて光検出用コアに入射することを抑制でき、戻り光の誤検出を抑制することができる。
また、前記光検出用コアの内部または端部に反射部が設けられ、前記反射部によって反射される前記光の強度を前記検出器が検出することが好ましい。
このように光検出用コアに反射部が設けられることによって、簡易な構成で光検出用コアから戻り光を出射させて当該戻り光を検出器によって検出することができる。
また、前記光出射用コアおよび前記光検出用コアは、前記石英ブロックに接続される側とは反対側において互いに分離していることが好ましい。
光出射用コアと光検出用コアとが分離されていることによって、光検出用コアを曲げることができ、光検出用コアを伝搬する戻り光を所望の場所に導いて検出器で検出することができる。従って、光デバイスの設計自由度を向上させることができる。
また、前記光検出用コアが複数備えられ、複数の前記光検出用コアは、少なくとも前記石英ブロックに接続される部位において、前記光出射用コアの中心軸を中心とする円上に等間隔に配置されることが好ましい。
このように複数の光検出用コアが備えられることによって、戻り光が光出射用コアに対していずれの方向にずれて入射しても当該戻り光を光検出用コアに入射させ易くなる。
また、前記光検出用コア及び前記検出器がそれぞれ複数備えられ、複数の前記検出器が複数の前記光検出用コアから出射する光の強度を個別に検出することが好ましい。
このように複数の光検出用コアから出射する光の強度が個別に検出されることによって、光出射用コアに対していずれの方向にずれて戻り光が入射しているかを判断しやすい。従って、例えば、加工対象物をどの方向に傾ければ戻り光が石英ブロックに入射し難くなるのかの判断が容易になる。その結果、戻り光によって石英ブロックや光ファイバが過度に加熱される前に適切な対策を施し易くなり、戻り光によって石英ブロックや光ファイバが加熱されることをより抑制し易くなる。
また、前記光検出用コアの直径が前記光出射用コアの直径より大きいことが好ましい。
光出射用コアの直径の大きさは、光出射用コアを伝搬させる信号光の波長等によってある程度制限される。一方、光検出用コアの直径は、大きい程、戻り光を光検出用コアに入射させ易くなる。従って、光検出用コアの直径を光出射用コアの直径より大きくすることによって、戻り光を光検出用コアに入射させ易くなり、光出射用コアからずれた位置に入射する戻り光を検出し易くなる。その結果、戻り光によって石英ブロックや光ファイバが加熱されることをより抑制し易くなる。
また、前記光検出用コアの屈折率が前記石英ブロックの屈折率より高いことが好ましい。
光検出用コアの屈折率が石英ブロックの屈折率より高いことによって、光検出用コアと石英ブロックとの界面において戻り光が反射することが抑制され、戻り光を光検出用コアに入射させ易くなる。従って、光出射用コアからずれた位置に入射する戻り光を検出し易くなり、戻り光によって石英ブロックや光ファイバが加熱されることをより抑制し易くなる。
以上のように本発明によれば、戻り光によって石英ブロックや光ファイバが加熱されることを抑制できる光デバイスおよび当該光デバイスを備えるレーザ装置が提供される。
本発明の第1実施形態に係るレーザ装置を示す概念図である。 図1に示す光デバイスの一部を概略的に示す断面図である。 図2に示す光デバイスのIII−IIIにおける断面を概略的に示す図である。 図2に示す光デバイスの一部を拡大して示す図である。 出力光に対する加工面の角度と出力光に対する戻り光の割合との関係を示すグラフである。 本発明の第2実施形態に係る光デバイスの一部を概略的に示す断面図である。 図6に示す光デバイスのVII−VIIにおける断面を概略的に示す図である。 他の実施形態に係る光デバイスの一部の断面を概略的に示す図である。
以下、本発明に係る光デバイスおよびレーザ装置の好適な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)
<レーザ装置>
まず、本発明の第1実施形態に係るレーザ装置の構成について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るレーザ装置1を示す概念図である。図1に示すように、本実施形態のレーザ装置1は、複数の光源10と光コンバイナ20と光デバイス30とを主な構成として備える。
それぞれの光源10は、所定の波長の光を出射するレーザ装置とされ、例えば、ファイバレーザ装置や固体レーザ装置とされる。光源10がファイバレーザ装置とされる場合、共振器型のファイバレーザ装置であったり、MO−PA(Master Oscillator Power Amplifier)型のファイバレーザ装置であったりする。それぞれの光源10から出射する光は、例えば、波長が1050nmの光とされる。
それぞれの光源10には、光源10から出射する光を伝搬する光ファイバ11が接続されている。それぞれの光ファイバ11は、例えば、コアの直径が20μm程度のフューモードファイバとされる。この場合、それぞれの光源10から出射する光は、2から4程度のLPモードで、それぞれの光ファイバ11を伝搬する。
光コンバイナ20は、それぞれの光ファイバ11のコアと光ファイバ21のコアとを接続する部材である。光コンバイナ20は、例えば、それぞれの光ファイバ11と光ファイバ11よりも直径の大きい光ファイバ21とが端面接続されてなる。また、光ファイバ21は、例えば、コアの直径が50μmから100μm程度のマルチモードファイバとされる。
図2は、図1に示す光デバイス30の一部を概略的に示す断面図であり、光ファイバ31の中心軸に沿った断面図である。図3は、図2に示す光デバイス30のIII−IIIにおける断面を概略的に示す図であり、光ファイバ31の中心軸に垂直な断面図である。図4は、図2に示す光デバイス30の一部を拡大して示す図である。図2から図4に示すように、光デバイス30は、光ファイバ31、石英ブロック35、筐体40、および検出器50を主な構成として備える。
光ファイバ31は、複数のコアを有するマルチコアファイバである。光ファイバ31は、光ファイバ21のコアに接続されて光源10からの信号光を伝搬する光出射用コア31aと、光出射用コア31aの周囲に配置される複数の光検出用コア32と、を有する。また、光ファイバ31は、光出射用コア31aおよびそれぞれの光検出用コア32を囲うクラッド31bと、クラッド31bを被覆する被覆層31cと、を有する。光ファイバ31の一方の端部では、被覆層31cが剥がされており、クラッド31bが露出している。また、光ファイバ31のうち被覆層31cが剥がされている側の端面31fは、酸水素バーナ等によって石英ブロック35に融着されている。
上記のように、光出射用コア31aおよびそれぞれの光検出用コア32は、光出射用コア31aおよびそれぞれの光検出用コア32より屈折率が低いガラス体であるクラッド31bによって囲われている。このため、光出射用コア31aおよびそれぞれの光検出用コア32は、石英ブロック35に接続される部位においてもガラス体に囲われて一体となっている。
本実施形態では、光検出用コア32は、合計4つ備えられており、光出射用コア31aの中心軸を中心とする円上に等間隔に配置されている。また、本実施形態では、光検出用コア32の直径は、光出射用コア31aの直径より大きくされている。さらに、光検出用コア32は、内部に反射部33を有している。反射部33は、光検出用コア32を伝搬する光を光ファイバ31の外側に向けて反射する。このような反射部33としては、例えば、スラントファイバーブラッググレーティング(Slant Fiber Bragg Grating)等があげられる。例えば、光検出用コア32の中心軸に対して45度傾いたスラントFBGを反射部33として光検出用コア32内に形成することによって、光検出用コア32を伝搬する光を光検出用コア32の中心軸に対して90度の方向に反射させることができる。
石英ブロック35は、入射面35bおよび入射面35bに対向する出射面35aを有し、光ファイバ31の外径より大きな外径を有する石英から成る柱状体である。柱状体の一方の底面が入射面35bとなり、他方の底面が出射面35aとなる。このような石英ブロック35は、例えば、直径8mm程度、長さ23mm程度の石英から成る円柱状体とされる。入射面35bは光ファイバ31の端面31fより大きく、光出射用コア31aは入射面35bの中央部に融着される。また、光検出用コア32は、入射面35bのうち光出射用コア31aとの接続部の周囲に接続される。
筐体40は、石英ブロック35および光ファイバ31の一部を収容する部材である。筐体40は筒状に形成されており、光ファイバ31の一方の端部が挿入される。また、筐体40の一方の端部は、石英ブロック35によって封止されている。筐体40内において、石英ブロック35は、外周面35cがシリコーン系樹脂等の接着剤によって筐体40の内周面に固定されることにより、位置が固定される。また、筐体40の他方の端部は、スペーサ45によって封止されている。スペーサ45は、中心に貫通孔を有しており、当該貫通孔に光ファイバ31が挿入される。筐体40の内周面、石英ブロック35およびスペーサ45によって形成される空間42には、光ファイバ31、石英ブロック35および筐体40を冷却する冷媒が満たされていても良い。
筐体40は、例えば、熱伝導性に優れる銅等の金属によって構成されることが好ましい。また、筐体40の外周面は、レーザ装置1から出射されるレーザ光のパワー等に応じて水冷されても良く、空冷されても良い。
検出器50は、光検出用コア32から出射する光の強度を検出できる。本実施形態では、検出器50は筐体40の内周面に設けられている。また、本実施形態では、検出器50は、光検出用コア32と同じ数設けられ、それぞれの光検出用コア32から出射する光の強度を個別に検出できる位置に設けられる。すなわち、それぞれの検出器50は、それぞれの光検出用コア32に設けられる反射部33によって反射されて光検出用コア32から出射するが入射する位置に設けられる。このような検出器50としては、例えば、フォトダイオードを用いることができる。
また、検出器50は図示されていない制御部に接続されており、検出器50で検出される光は電気信号へと変換され、当該電気信号は制御部に送られる。このようにして、制御部は、検出器50で検出される光の強度を即時に観察することができる。
次に、本実施形態のレーザ装置1の動作および作用について説明する。
それぞれの光源10から所定の波長の信号光が出射すると、それぞれの信号光は、光ファイバ11を伝搬し、光コンバイナ20で合波され、光ファイバ21を介して光デバイス30から出射する。光デバイス30では、石英ブロック35の入射面35bに光出射用コア31aが接続されることによって、光出射用コア31aを伝搬する信号光は石英ブロック35に入射する。このように光出射用コア31aから石英ブロック35に入射する信号光は、開口数に従って広がりながら石英ブロック35内を伝搬し、エネルギー密度が低減され、出射面35aから出射する。出射面35aから出射される光は、図示されていない加工ヘッドによって集光されて加工対象物に照射される。このように加工対象物に照射される光は、加工対象物に吸収されることによって熱となり、加工に寄与する。
しかし、石英ブロック35から出射される光の一部は、加工対象物の表面で反射され、さらにその反射光の一部は、石英ブロック35に戻ることがある。レーザ装置1において、石英ブロック35の出射面35aから出射されて加工点に理想的に集光された光が加工対象物の表面に垂直に入射して垂直に反射される場合、その反射光は、図示されていない加工ヘッドで集光され、石英ブロック35の入射面35b側において、光出射用コア31aに焦点を形成する。このように戻り光が光出射用コア31aに再結合する場合は、その戻り光の強さを検知することは容易であるため、安全に光の出射を止める等の対策が施され、問題が生じることを未然に防ぎ易い。
しかし、実際には、加工ヘッドのレンズの収差や熱レンズ効果などにより、理想的な集光は難しい。さらに加工対象物の表面には一般的に微小な凹凸や斜面が形成されているため、戻り光は、石英ブロック35の入射面35bのうち光出射用コア31aが接続される部位の周囲に入射する場合がある。このように光出射用コア31aからずれた位置に戻り光が入射すると、光ファイバ31や石英ブロック35が加熱される場合がある。
図5は、シミュレーションにより、レーザ光を加工対象物に照射した場合の当該レーザ光に対する加工対象物の表面の角度と当該レーザ光のパワーに対する戻り光のパワーの割合との関係を示すグラフである。ここでは、コア及びコアを囲うクラッドからなる光ファイバと当該光ファイバの出射端に接続される円柱状の石英ブロックとを有するレーザ装置を用いている。なお、石英ブロックの直径は光ファイバの外径より大きく、光ファイバは石英ブロックの入射面の中央に接続される。図5に示すグラフの横軸は、レーザ装置から出射される出力光に対する加工対象物の表面(加工面)の角度[deg]である。加工面角度[deg]がゼロの場合、出力光が加工面に対して垂直に入射していることを意味する。また、縦軸は、レーザ装置から出射される出力光のパワー[W]に対する戻り光のパワー[W]の割合である。図5において、丸印はコアおよびクラッドを含む光ファイバ内に入射する戻り光の割合を示しており、三角印は石英ブロックの入射面のうち光ファイバが接続される部位以外の位置に入射する戻り光の割合を示している。
図5に示すように、出力光が加工面に垂直に入射する場合、戻り光は光ファイバに入射し易い。しかし、出力光に対する加工面の角度が大きくなるにつれて、石英ブロックの入射面のうち光ファイバが接続される部位の周囲に戻り光が入射し易くなることがわかる。また、出力光に対する加工面の角度が更に大きくなるにつれて、光ファイバに入射する戻り光も石英ブロックの入射面のうち光ファイバが接続される部位以外の位置に入射する戻り光も少なくなる。これは、戻り光が石英ブロックに入射し難くなるためと考えられる。従って、出力光に対する加工面の角度がある程度大きくなることによって、戻り光が石英ブロックに入射し難くなり、戻り光によって光ファイバや石英ブロックが加熱され難くなると考えられる。
ここで、光デバイス30では、以下に説明するように、戻り光によって光ファイバや石英ブロックが加熱されることを抑制することができる。
光デバイス30では、石英ブロック35の入射面35bのうち光出射用コア31aとの接続部の周囲に光検出用コア32が接続されている。よって、石英ブロック35の入射面35bのうち光出射用コア31aとの接続部の周囲に入射する戻り光を光検出用コア32に入射させることができる。また、光デバイス30では、光検出用コア32から出射する光の強度を検出できる検出器50を備えている。よって、上記のように光検出用コア32に入射する戻り光の強度を検出器50によって間接的に検出することができる。本実施形態の光デバイス30では、光検出用コア32を伝搬する光が反射部33によって光ファイバ31の外側に反射され、光ファイバ31から漏れた光の強度を検出器50が検出する。このように、光検出用コア32に反射部33が設けられることによって、簡易な構成で光検出用コア32から戻り光を出射させ、当該戻り光の強度を検出器50によって検出することができる。
光デバイス30では、上記のように光検出用コア32に入射する戻り光の強度を検出器50によって検出できることによって、戻り光によって石英ブロック35や光ファイバ31が過度に加熱される前に対策を施すことができる。その結果、戻り光によって石英ブロック35や光ファイバ31が加熱されることを抑制することができる。
上記対策としては、例えば、いずれかの検出器50で検出される光の強度が予め設定される閾値を超えるときに、検出器50に接続される制御部によって警報が発せられ、レーザ装置1の使用者に加工面を傾けるよう促すことが考えられる。戻り光が石英ブロック35に入射し難くなるまで、すなわち検出器50で検出される光の強度が上記閾値より小さくなるまで加工面を傾けることによって、光ファイバ31や石英ブロック35が加熱されることを抑制することができる。また、上記対策の他の例としては、検出器50で検出される戻り光の強度が上記閾値より低くなるまで加工面の角度を自動で調整することや、検出器50で検出される戻り光の強度が上記閾値を超えたときに光デバイス30からの光の出射を安全に止めること等が考えられる。
なお、複数の光検出用コア32は、上記のように光出射用コア31aの中心軸を中心とする円上に等間隔に配置されている。このように複数の光検出用コア32が備えられることによって、戻り光が光出射用コア31aに対していずれの方向にずれて入射しても当該戻り光を光検出用コア32に入射させ易くなるので、当該戻り光を検出し易くなる。
また、それぞれの検出器50は、上記のようにそれぞれの光検出用コア32から出射する光の強度を個別に検出できるように設けられる。よって、いずれの検出器50で光が検出されているかを判別することによって、いずれの光検出用コア32に戻り光が入射しているかを特定することができる。従って、例えば、加工面をどの方向に傾ければ戻り光が石英ブロック35に入射することを抑制できるか判断することができる。従って、戻り光によって石英ブロック35や光ファイバ31が過度に加熱される前に適切な対策を施し易く、戻り光によって石英ブロック35や光ファイバ31が加熱されることをより抑制し易い。
また、光出射用コア31aおよび光検出用コア32は、石英ブロック35に接続される部位において、上記のように光出射用コア31aおよび光検出用コア32より屈折率が低いクラッド31bによって一体化されている。これにより、光検出用コア32に直接入射する戻り光以外に光出射用コア31aと光検出用コア32との間のクラッド31bに入射する戻り光の一部もクラッド31bを介して光検出用コア32に入射させることができる。従って、石英ブロック35の入射面35bのうちに光出射用コア31aとの接続部の周囲に入射する戻り光を検出し易くなる。また、上記のように光出射用コア31aと光検出用コア32とが一体化されることによって、光出射用コア31aと光検出用コア32との相対的位置関係を保ちつつ、光出射用コア31aと光検出用コア32とを石英ブロック35の所定の位置に接続することが容易になる。
また、上記のように光検出用コア32の直径が光出射用コア31aの直径より大きくされることによって、光検出用コア32に入射する戻り光を検出しやすくなる。光出射用コア31aの直径の大きさは、光出射用コア31aを伝搬させる信号光の波長等によってある程度制限される。一方、光検出用コア32の直径は、大きい程、戻り光を光検出用コア32に入射させ易くなる。戻り光を光検出用コア32に入射させ易くなることによって、光出射用コア31aからずれた位置に入射する戻り光を検出し易くなり、戻り光によって石英ブロック35や光ファイバ31が加熱されることをより抑制し易くなる。
また、光検出用コア32の屈折率が石英ブロック35の屈折率より高くされることによって、光検出用コア32と石英ブロック35との界面において戻り光が反射することが抑制され、戻り光を光検出用コア32に入射させ易くなる。従って、光出射用コア31aからずれた位置に入射する戻り光を検出し易くなり、戻り光によって石英ブロック35や光ファイバ31が加熱されることをより抑制し易くなる。
以上のように、光デバイス30は、戻り光によって光ファイバ31や石英ブロック35が加熱されることを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図6を参照して詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。
図6は、本発明の第2実施形態に係るレーザ装置に備えられる光デバイス130の一部を概略的に示す断面図であり、光ファイバ63の中心軸に沿った断面図である。図7は、図6に示す光デバイスのVII−VIIにおける断面を概略的に示す図であり、光ファイバ63の中心軸に垂直な断面図である。
光デバイス130は、光ファイバ31にかえてバンドルファイバ131を備えること以外は、第1実施形態に係る光デバイス30と同様である。バンドルファイバ131は、光ファイバ63、複数の光ファイバ64、およびこれらの光ファイバ63,64を束ねて一体化するガラス体であるキャピラリ60を備えている。それぞれの光ファイバ63,64は、キャピラリ60が有する貫通孔に挿入されて融着されることにより、キャピラリ60と一体化している。
バンドルファイバ131では、一方の端部において、光ファイバ63,64が上記のようにガラス体によって一体化されている。また、バンドルファイバ131は、このように光ファイバ63,64が一体化された側の端部が石英ブロック35に融着されている。このように光ファイバ63,64が一体となって石英ブロック35に融着されることによって、光ファイバ63と光ファイバ64との相対的位置関係を保ちつつ、光ファイバ63,64の一方の端部を石英ブロック35の所定の位置に接続することが容易になる。
光ファイバ63は、光出射用コア31aと光出射用コア31aを囲うクラッド61とを有する。また、光ファイバ63は、スペーサ45に形成される貫通孔から一方の端部が筐体40内に挿入されており、上記のように一方の端部が石英ブロック35に融着されている。従って、光出射用コア31aの一方の端部は石英ブロック35に融着されている。
本実施形態では、光ファイバ64は合計4つ備えられており、それぞれの光ファイバ64は、光検出用コア132と光検出用コア132を囲うクラッド62とを有する。また、石英ブロック35側の端部において、光ファイバ64は、光出射用コア31aの中心軸を中心とする円上に等間隔に配置されている。従って、光検出用コア132は合計4つ備えられており、石英ブロック35側の端部において、光検出用コア132は光出射用コア31aの中心軸を中心とする円上に等間隔に配置されている。
また、光ファイバ63,64は、石英ブロック35に接続される側とは反対側において互いに分離しており、光ファイバ64のうち石英ブロック35に接続される側とは反対側の端部は検出器50に接続されている。すなわち、光検出用コア132は、一方の端部が石英ブロック35に接続され、他方の端部が検出器50に接続される。これにより、光検出用コア132から出射する光を検出器50に入射させることができる。上記のように光出射用コア31aと光検出用コア132とが互いに分離されていることによって、光検出用コア132を曲げることができ、光検出用コア132を伝搬する戻り光を所望の場所に導いて検出器50で検出することができる。従って、光デバイス130の設計自由度を向上させることができる。
なお、本実施形態の光デバイス130において、複数の光検出用コア132は一つの検出器50に接続されてもよいが、複数の光検出用コア132がそれぞれ異なる検出器50に接続されることが好ましい。複数の光検出用コア132がそれぞれ異なる検出器50に接続されることによって、いずれの光検出用コア132において戻り光が検出されたかを把握しやすくなり、バンドルファイバ131や石英ブロック35が加熱されることを抑制するための対策を適切に施しやすくなる。
また、キャピラリ60の屈折率は、クラッド61の屈折率より低いことが好ましい。すなわち、キャピラリ60とクラッド61とからなるガラス体のうち、光出射用コア31aを囲うクラッド61が高屈折率部となり、クラッド61を囲うキャピラリ60がクラッド61より屈折率が低い低屈折率部となることが好ましい。このように高屈折率部と低屈折率部とが備えられることによって、光出射用コア31aから光が漏れたとしても、当該光は高屈折率部であるクラッド61から低屈折率部であるキャピラリ60に入射し難い。従って、光出射用コア31aを伝搬する光が漏れて光検出用コア32に入射することを抑制でき、戻り光の誤検出を抑制することができる。また、同様の観点から、クラッド62の屈折率は、キャピラリ60の屈折率より低いことが好ましい。
以上、本発明について、第1および第2実施形態を例に説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、光検出用コア32,132および検出器50の数は特に限定されない。例えば、光検出用コア32,132は、1つだけ設けられてもよい。ただし、石英ブロック35側の端部において、光出射用コア31aの中心軸を中心とする円上に4つ以上の光検出用コア32,132が等間隔で設けられ、それぞれの光検出用コア32,132を伝搬する光を個別に検出できるように検出器50が設けられることが好ましい。
また、上記第1および第2実施形態では、光検出用コア32,132が石英ブロック35に融着される例をあげて説明した。しかし、光検出用コア32,132は、石英ブロック35の入射面35bからの戻り光が入射できるように石英ブロック35に光学的に接続されていれば良い。
また、上記第1実施形態では、光検出用コア32の中心軸に対して45度傾いたスラントFBGを反射部33として用いる例をあげて説明した。しかし、反射部33はこれに限定されず、光検出用コア32を伝搬する光を光ファイバ31の外側に反射できるものであれば、特に限定されない。また、反射部33が形成される部位は光検出用コア32内に限定されず、光検出用コア32の端部でも良い。さらに、反射部33にかえて孔や欠陥が光検出用コア32に形成されてもよい。光検出用コア32内に孔や欠陥が形成されることによって、当該に孔や欠陥によって光検出用コア32を伝搬する光を散乱させ、検出器50によって当該光を検出することができる。
また、上記第1実施形態では、光出射用コア31aおよび光検出用コア32がクラッド31bに囲われた光ファイバ31が用いられる例をあげて説明した。しかし、光出射用コア31aおよび光検出用コア32を有するマルチコアファイバは、いわゆるダブルクラッドファイバとされても良い。図8は、他の実施形態に係る光デバイスの一部の断面を概略的に示す図である。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。図8に示す光デバイス230は、光ファイバ231を備える。光ファイバ231では、光出射用コア31aを囲うクラッド31bが、光出射用コア31aを囲う内側クラッド31biと、内側クラッド31biを囲う外側クラッド31boと、を有する。また、光検出用コア32は外側クラッド31boに囲われている。この場合、内側クラッド31biおよび外側クラッド31boからなるガラス体において、内側クラッド31biが高屈折率部とされ、外側クラッド31boが内側クラッド31biより屈折率が低い低屈折率部とされることが好ましい。
また、石英ブロックと接続される側の端部において光出射用コアと光検出用コアとを一体化させる方法は、これまでに例示した形態に限定されない。例えば、光出射用コアを囲うクラッドの外周面と光検出用コアを囲うクラッドの外周面とが融着される形態であっても良い。
以上説明したように、本発明によれば、戻り光によって光ファイバや石英ブロックが加熱されることを抑制できる光デバイスが提供され、加工機や医療用レーザ装置等の分野で利用することが期待される。
1・・・レーザ装置
10・・・光源
20・・・光コンバイナ
30,130,230・・・光デバイス
31,231・・・光ファイバ(マルチコアファイバ)
131・・・バンドルファイバ
31a・・・光出射用コア
31b・・・クラッド
31bi・・・内側クラッド(高屈折率部)
31bo・・・外側クラッド(低屈折率部)
31c・・・被覆層
32,132・・・光検出用コア
33・・・反射部
35・・・石英ブロック
35a・・・出射面
35b・・・入射面
40・・・筐体
50・・・検出器
60・・・キャピラリ
61,62・・・クラッド
63,64・・・光ファイバ

Claims (10)

  1. 入射面および前記入射面に対向する出射面を有する石英ブロックと、
    前記入射面に接続され、前記石英ブロックに入射する光を伝搬する光出射用コアと、
    前記入射面のうち前記光出射用コアとの接続部の周囲に接続される少なくとも一つの光検出用コアと、
    前記光検出用コアから出射する光の強度を検出する検出器と、
    を備える
    ことを特徴とする光デバイス。
  2. 少なくとも前記石英ブロックに接続される部位において、前記光出射用コアおよび前記光検出用コアは、前記光出射用コアおよび前記光検出用コアより屈折率が低いガラス体に囲われて一体となっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光デバイス。
  3. 前記ガラス体は、前記光出射用コアを囲う高屈折率部と、前記高屈折率部より屈折率が低く、前記高屈折率部を囲う低屈折率部と、を有し、
    前記光検出用コアが前記低屈折率部に囲われる
    ことを特徴とする請求項2に記載の光デバイス。
  4. 前記光検出用コアの内部または端部に反射部が設けられ、
    前記反射部によって反射される前記光の強度を前記検出器が検出する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光デバイス。
  5. 前記光出射用コアおよび前記光検出用コアは、前記石英ブロックに接続される側とは反対側において互いに分離している
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の光デバイス。
  6. 前記光検出用コアが複数備えられ、
    複数の前記光検出用コアは、少なくとも前記石英ブロックに接続される部位において、前記光出射用コアの中心軸を中心とする円上に等間隔に配置される
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の光デバイス。
  7. 前記光検出用コア及び前記検出器がそれぞれ複数備えられ、
    複数の前記検出器が複数の前記光検出用コアから出射する光の強度を個別に検出する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の光デバイス。
  8. 前記光検出用コアの直径が前記光出射用コアの直径より大きい
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の光デバイス。
  9. 前記光検出用コアの屈折率が前記石英ブロックの屈折率より高い
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の光デバイス。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の光デバイスと、
    前記光出射用コアを伝搬する光を出射する少なくとも一つの光源と、
    を備える
    ことを特徴とするレーザ装置。
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