JP2021111638A - レーザ装置 - Google Patents

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裕 山口
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智之 藤田
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亮吉 松本
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Abstract

【課題】出力光ファイバ中の複数の光導波路のそれぞれを伝搬する戻り光を検出することができるレーザ装置を提供する。【解決手段】レーザ装置1は、センタコア41とリングコア43とを含む出力光ファイバ40と、レーザ光を生成する複数のレーザ光源11,12と、レーザ光が伝搬する入力光ファイバ20,30と、入力光ファイバ20,30が出力光ファイバ40のセンタコア41とリングコア43に光学的に接続されるように構成される光コンバイナ50と、出力光ファイバ40のセンタコア41とリングコア43に導入されたレーザ光を出射するレーザ出射部60と、レーザ出射部60から出力光ファイバ40のセンタコア41を通って光コンバイナ50に向かって戻る第1の戻り光を検出可能な第1の戻り光検出器120と、レーザ出射部60から出力光ファイバ40のリングコア43を通って光コンバイナ50に向かって戻る第2の戻り光を検出可能な第2の戻り光検出器140とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、レーザ装置に係り、特に複数の光導波路を有する出力光ファイバからレーザ光を出力可能なレーザ装置に関するものである。
レーザ加工の分野では、加工速度や加工品質などの加工性能を向上する上で、加工対象物に照射するレーザ光のビームプロファイルを加工対象物の材料や厚みに合わせて変更することが重要である。近年、このような観点から、出力側の光ファイバに複数の光導波路を形成し、これらの光導波路のそれぞれに導入するレーザ光を制御することによって、加工対象物に照射されるレーザ光のビームプロファイルを所望の形態に変化させることができる技術も開発されている。例えば、異なる光源からのレーザ光を出力光ファイバの中心コアとその周囲に配置された外側コアとに導入してレーザ加工を行うレーザ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなレーザ装置においては、レーザ出射部から加工対象物に照射されたレーザ光が、例えば加工対象物の表面で反射してレーザ出射部から戻り光としてレーザ装置内に戻ってくることが考えられる。そのような戻り光はレーザ装置の構成要素にダメージを与える可能性があるため、レーザ装置の作動中に戻り光をモニタリングしておく必要がある。特に、上述のように複数の光導波路を有する出力光ファイバを用いる場合には、戻り光はそれぞれの光導波路の内部を互いに独立して伝搬することになるため、それぞれの光導波路を伝搬する戻り光の量を正確に検出することが必要となる。しかしながら、出力光ファイバの複数の光導波路を伝搬する戻り光を検出する技術は未だ報告されていない。
特表2018−524174号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、出力光ファイバ中の複数の光導波路のそれぞれを伝搬する戻り光を検出することができるレーザ装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、出力光ファイバ中の複数の光導波路のそれぞれを伝搬する戻り光を検出することができるレーザ装置が提供される。このレーザ装置は、第1の光導波路と第2の光導波路とを含む出力光ファイバと、レーザ光を生成する少なくとも1つの第1のレーザ光源と、上記少なくとも1つの第1のレーザ光源で生成された上記レーザ光が伝搬する少なくとも1つの第1の入力光ファイバと、レーザ光を生成する少なくとも1つの第2のレーザ光源と、上記少なくとも1つの第2のレーザ光源で生成された上記レーザ光が伝搬する少なくとも1つの第2の入力光ファイバと、上記少なくとも1つの第1の入力光ファイバが上記出力光ファイバの上記第1の光導波路に光学的に接続され、上記少なくとも1つの第2の入力光ファイバが上記第2の光導波路に光学的に接続されるように構成され、上記少なくとも1つの第1のレーザ光源及び上記少なくとも1つの第2のレーザ光源からの上記レーザ光を上記出力光ファイバの上記第1の光導波路及び上記第2の光導波路に導入可能な光コンバイナと、上記光コンバイナから上記出力光ファイバの上記第1の光導波路及び上記第2の光導波路に導入された上記レーザ光を出射するレーザ出射部と、上記レーザ出射部から上記出力光ファイバの上記第1の光導波路を通って上記光コンバイナに向かって戻る第1の戻り光を検出可能な第1の戻り光検出器と、上記レーザ出射部から上記出力光ファイバの上記第2の光導波路を通って上記光コンバイナに向かって戻る第2の戻り光を検出可能な第2の戻り光検出器とを備える。
このような構成によれば、反射光などが出力光ファイバの第1の光導波路及び第2の光導波路のいずれかに再結合して戻り光となって第1の光導波路又は第2の光導波路を伝搬したとしても、第1の光導波路を伝搬する第1の戻り光を第1の戻り光検出器により、第2の光導波路を伝搬する第2の戻り光を第2の戻り光検出器によりそれぞれ独立して検出することができる。このように、第1の光導波路を伝搬する第1の戻り光の量と、第2の光導波路を伝搬する第2の戻り光の量とを第1の戻り光検出器と第2の戻り光検出器により別個に検出することができるので、これらの戻り光によるレーザ装置内のレーザ光源や他の構成部品への影響をより正確に評価することが可能となり、より安全な条件でレーザ装置を作動させることが可能となる。
上記少なくとも1つの第1のレーザ光源は、複数の第1のレーザ光源を含んでいてもよく、上記少なくとも1つの第1の入力光ファイバは、上記複数の第1のレーザ光源に対応する複数の第1の入力光ファイバを含んでいてもよい。上記光コンバイナは、上記複数の第1の入力光ファイバが接続されるブリッジ入射面と、光軸方向に沿って上記ブリッジ入射面から離れるにつれて次第に径が小さくなる縮径部と、上記光軸方向において上記ブリッジ入射面とは反対側に位置するブリッジ出射面とを有するブリッジファイバと、上記ブリッジファイバの上記ブリッジ出射面と上記出力光ファイバの上記第1の光導波路の少なくとも一部とを接続する中間光ファイバとを含んでいてもよい。
このように、縮径部を有するブリッジファイバと中間光ファイバとによって複数の第1の入力光ファイバが出力光ファイバの第1の光導波路に光学的に接続されるように光コンバイナを構成することにより、複数の第1のレーザ光源からのレーザ光を出力光ファイバの第1の光導波路に導入することができ、出力光ファイバの第1の光導波路から出力されるレーザ光のパワーを上げることができる。
上記第1の戻り光検出器は、上記光コンバイナの上記ブリッジファイバの上記ブリッジ入射面から漏れる上記第1の戻り光を検出可能に構成されていてもよい。また、上記第2の戻り光検出部は、上記出力光ファイバの上記第2の光導波路の端面から漏れる上記第2の戻り光を検出可能に構成されていてもよい。
上記レーザ装置は、上記第1の戻り光が伝搬する第1の戻り光ファイバをさらに備えていてもよい。この場合において、上記光コンバイナは、上記少なくとも1つの第1の入力光ファイバと上記第1の戻り光ファイバとが上記出力光ファイバの上記第1の光導波路に光学的に接続されるように構成されていてもよく、上記第1の戻り光検出器は、上記第1の戻り光ファイバを伝搬する上記第1の戻り光を検出可能に構成されていてもよい。
このように、第1のレーザ光源に接続される第1の入力光ファイバと第1の戻り光ファイバとがともに出力光ファイバの第1の光導波路に光学的に接続されるように光コンバイナを構成することにより、第1のレーザ光源で生成されるレーザ光が第1の戻り光ファイバに入射しにくくなる。このため、第1の戻り光検出器において、第1のレーザ光源で生成されるレーザ光の影響が低減され、第1の戻り光を高精度で検出することができる。
上記レーザ装置は、上記第2の戻り光が伝搬する第2の戻り光ファイバをさらに備えていてもよい。この場合において、上記光コンバイナは、上記少なくとも1つの第2の入力光ファイバと上記第2の戻り光ファイバとが上記出力光ファイバの上記第2の光導波路に光学的に接続されるように構成されていてもよく、上記第2の戻り光検出器は、上記第2の戻り光ファイバを伝搬する上記第2の戻り光を検出可能に構成されていてもよい。
このように、第2のレーザ光源に接続される第2の入力光ファイバと第2の戻り光ファイバとがともに出力光ファイバの第2の光導波路に光学的に接続されるように光コンバイナを構成することにより、第2のレーザ光源で生成されるレーザ光が第2の戻り光ファイバに入射しにくくなる。このため、第2の戻り光検出器において、第2のレーザ光源で生成されるレーザ光の影響が低減され、第2の戻り光を高精度で検出することができる。
上記第1の戻り光検出器は、上記第1の戻り光ファイバを伝搬する上記第1の戻り光のレイリー散乱光を検出可能に構成されていてもよく、上記第2の戻り光検出器は、上記第2の戻り光ファイバを伝搬する上記第2の戻り光のレイリー散乱光を検出可能に構成されていてもよい。
上記出力光ファイバは、中心に形成される上記第1の光導波路としてのセンタコアと、上記センタコアの屈折率よりも低い屈折率を有し、上記センタコアの周囲を覆う内側クラッドと、上記内側クラッドの屈折率よりも高い屈折率を有し、上記内側クラッドの周囲を覆う上記第2の光導波路としてのリングコアと、上記リングコアの屈折率よりも低い屈折率を有し、上記リングコアの周囲を覆う低屈折率媒質とを有していてもよい。
上記レーザ装置は、上記第1の戻り光検出器により検出される上記第1の戻り光及び上記第2の戻り光検出器により検出される上記第2の戻り光に基づいて、上記少なくとも1つの第1のレーザ光源及び上記少なくとも1つの第2のレーザ光源を制御する制御部をさらに備えていることが好ましい。この場合において、上記制御部は、上記第1の戻り光検出器により検出される上記第1の戻り光及び上記第2の戻り光検出器により検出される上記第2の戻り光に基づいて、上記少なくとも1つの第1のレーザ光源及び上記少なくとも1つの第2のレーザ光源の出力を下げるように構成されていてもよい。
本発明によれば、反射光などが出力光ファイバの第1の光導波路及び第2の光導波路のいずれかに再結合して戻り光となって第1の光導波路又は第2の光導波路を伝搬したとしても、第1の光導波路を伝搬する第1の戻り光の量と、第2の光導波路を伝搬する第2の戻り光の量とを第1の戻り光検出器と第2の戻り光検出器により別個に検出することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるレーザ装置の構成を示す模式的ブロック図である。 図2は、図1に示すレーザ装置の出力光ファイバの断面を半径方向に沿った屈折率分布とともに示す図である。 図3は、図1に示すレーザ装置の光コンバイナを示す斜視図である。 図4は、図3に示す光コンバイナの分解斜視図である。 図5は、本発明の第2の実施形態におけるレーザ装置の構成を示す模式的ブロック図である。 図6は、本発明の第3の実施形態におけるレーザ装置の構成を示す模式的ブロック図である。 図7は、図6に示すレーザ装置の光コンバイナを示す斜視図である。 図8は、図6に示す光コンバイナの分解斜視図である。 図9は、図6に示す光コンバイナにおける入力光ファイバ及び戻り光ファイバと出力光ファイバとの接続関係を示す模式図である。
以下、本発明に係るレーザ装置の実施形態について図1から図9を参照して詳細に説明する。図1から図9において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図1から図9においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。以下の説明では、特に言及がない場合には、「第1」や「第2」などの用語は、構成要素を互いに区別するために使用されているだけであり、特定の順位や順番を表すものではない。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるレーザ装置1の構成を示す模式的ブロック図である。図1に示すように、本実施形態におけるレーザ装置1は、レーザ光を生成する複数の第1のレーザ光源11と、レーザ光を生成する複数の第2のレーザ光源12と、第1のレーザ光源11で生成されたレーザ光が伝搬する第1の入力光ファイバ20と、第2のレーザ光源12で生成されたレーザ光が伝搬する第2の入力光ファイバ30と、後述するように複数の光導波路を有する出力光ファイバ40と、第1の入力光ファイバ20及び第2の入力光ファイバ30のそれぞれを出力光ファイバ40の光導波路に光学的に接続する光コンバイナ50と、出力光ファイバ40の端部に設けられたレーザ出射部60と、レーザ光源11,12を制御する制御部70と、加工対象物Wを保持するステージ80とを備えている。レーザ光源11,12としては例えばファイバレーザや半導体レーザを用いることができる。本実施形態におけるレーザ装置1は、6つの第1のレーザ光源11と5つの第2のレーザ光源12とを含んでいるが、レーザ光源11,12の数はこれらに限られるものではない。
また、レーザ装置1は、第1の戻り光ファイバ110と、第1の戻り光ファイバ110を伝搬する光を検出可能な第1の戻り光検出器120と、第2の戻り光ファイバ130と、第2の戻り光ファイバ130を伝搬する光を検出可能な第2の戻り光検出器140とを含んでいる。なお、本実施形態では、特に言及がない場合には、レーザ光源11,12又は戻り光検出器120,140からレーザ出射部60に向かう方向を「下流側」といい、それとは逆の方向を「上流側」ということとする。
戻り光検出器120,140としては公知の任意の検出器を用いることができる。例えば、戻り光検出器120,140として、戻り光ファイバ110又は130の近傍に配置したフォトダイオードによって戻り光ファイバ110又は130を伝搬する光のレイリー散乱光を検出するように構成された検出器を用いることができる。このような検出器を用いれば、応答速度が良く高精度の検出が可能である、また、例えば、戻り光検出器120,140として、戻り光ファイバ110又は102の終端に黒アルマイト処理を施した金属板を配置し、戻り光ファイバ110又は102を伝搬する光をこの金属板に照射し、この光の照射による金属板の温度上昇を測定することによって戻り光ファイバ110又は102を伝搬する光を検出するように構成した検出器を用いることもできる。このような検出器を用いれば、高パワーの戻り光が戻り光ファイバ110又は130を伝搬した場合においても、大きなダメージを受けることなく戻り光ファイバ110又は102を伝搬する光を検出することができる。
図2は、出力光ファイバ40の断面を半径方向に沿った屈折率分布とともに示す図である。図2に示すように、出力光ファイバ40は、センタコア41と、センタコア41の周囲を覆う内側クラッド42と、内側クラッド42の周囲を覆うリングコア43と、リングコア43の周囲を覆う外側クラッド44とを有している。内側クラッド42の屈折率はセンタコア41及びリングコア43の屈折率よりも低くなっており、外側クラッド44の屈折率はリングコア43の屈折率よりも低くなっている。これにより、センタコア41の内部には光が伝搬する光導波路(例えば第1の光導波路)が形成され、リングコア43の内部には光が伝搬する光導波路(例えば第2の光導波路)が形成される。このように、本実施形態では、それぞれ独立した光導波路であるセンタコア41とリングコア43とが出力光ファイバ40の内部に同心状に配置されている。また、本実施形態では、リングコア43の屈折率よりも低い屈折率を有する低屈折率媒質として、リングコア43の周囲に外側クラッド44が形成されているが、このような低屈折率媒質は、外側クラッド44のような被覆層に限られるものではなく、例えばリングコア43の周囲に空気の層を形成し、この空気の層を低屈折率媒質として用いてもよい。
出力光ファイバ40のセンタコア41の外径、内側クラッド42の外径、リングコア43の外径、及び外側クラッド44の外径はレーザ出射部60から出射されるレーザ光Lの強度分布を決定する重要なファクターであるが、レーザ装置1の用途や出力仕様に応じて任意に設定することができる。また、内側クラッド42の屈折率と外側クラッド44の屈折率とは同じであってもよいし、異なっていてもよい。
図3は光コンバイナ50を示す斜視図、図4は分解斜視図である。図3及び図4に示すように、この光コンバイナ50は、第1の入力光ファイバ20の下流側端部と、第1の戻り光ファイバ110の下流側端部と、第1の入力光ファイバ20及び第1の戻り光ファイバ110が接続されるブリッジファイバ151と、ブリッジファイバ151に接続される中間光ファイバ180と、第2の入力光ファイバ30の下流側端部と、第2の戻り光ファイバ130の下流側端部と、出力光ファイバ40の上流側端部とを含んでいる。本実施形態における光コンバイナ50は、第1の入力光ファイバ20の下流側端部を出力光ファイバ40のセンタコア41に光学的に接続し、第2の入力光ファイバ30の下流側端部を出力光ファイバ40のリングコア43に光学的に接続するものである。
第1の入力光ファイバ20は、コア21と、コア21の周囲を覆うクラッド22とを有しており、クラッド22の屈折率はコア21の屈折率よりも低くなっている。これにより、第1の入力光ファイバ20のコア21の内部には光が伝搬する光導波路が形成される。したがって、第1のレーザ光源11で生成されたレーザ光は、第1の入力光ファイバ20のコア21を伝搬するようになっている。
第1の戻り光ファイバ110は、コア111と、コア111の周囲を覆うクラッド112とを有しており、クラッド112の屈折率はコア111の屈折率よりも低くなっている。これにより、第1の戻り光ファイバ110のコア111の内部には光が伝搬する光導波路が形成される。この第1の戻り光ファイバ110として第1の入力光ファイバ20と同一の光ファイバを用いてもよい。
図3及び図4に示すように、本実施形態においては、5本の第1の入力光ファイバ20Aと第1の戻り光ファイバ110とが1本の第1の入力光ファイバ20Bを取り囲んで第1の入力光ファイバ20Bの外周面に接するように配置された状態でブリッジファイバ151に接続されている。このとき、隣り合う第1の入力光ファイバ20及び第1の戻り光ファイバ110は互いに接した状態となっている。なお、第1の戻り光ファイバ110と第1の入力光ファイバ20Bの位置を入れ替えてもよい。
ブリッジファイバ151は、コア171と、コア171の周囲を覆うクラッド172とを有している。クラッド172の屈折率はコア171の屈折率よりも低くなっており、コア171の内部には光が伝搬する光導波路が形成されている。例えば、コア171の周囲に空気の層を形成し、この空気の層をクラッド172の代わりに用いることも可能である。このようなコア−クラッド構造を内部に有するブリッジファイバ151は、光軸に沿って一定の外径で延びる第1の円筒部153と、第1の円筒部153から光軸に沿って次第に外径が小さくなる縮径部154と、縮径部154から光軸方向に沿って一定の外径で延びる第2の円筒部155とを含んでいる。
第1の円筒部153の上流側端面(ブリッジ入射面)には、第1の入力光ファイバ20の下流側端部と第1の戻り光ファイバ110の下流側端部とが融着接続されている。また、第2の円筒部155の端面には、中間光ファイバ180の上流側端部が融着接続されている。ブリッジファイバ151の上流側端面におけるコア171の大きさは、第1の入力光ファイバ20のコア21及び第1の戻り光ファイバ110のコア111を内部に包含できるような大きさとなっており、第1の入力光ファイバ20及び第1の戻り光ファイバ110は、第1の入力光ファイバ20のコア21及び第1の戻り光ファイバ110のコア111がブリッジファイバ151の上流側端面におけるコア171の領域内に位置するようにブリッジファイバ151に融着接続される。これにより、第1の入力光ファイバ20のコア21を伝搬する光の90%以上(より好ましくは95%以上)の光がブリッジファイバ151のコア171に光学的に結合するようになっている。
このように、ブリッジファイバ151は、第1の入力光ファイバ20のコア21を伝搬するレーザ光をそのコア171の内部に伝搬させ、縮径部154によってそのビーム径を小さくするように構成されている。なお、第1の入力光ファイバ20のコア21からブリッジファイバ151のコア171にレーザ光が入射する際の反射を抑えるために、ブリッジファイバ151のコア171の屈折率は、第1の入力光ファイバ20のコア21の屈折率と略同一であることが好ましい。
中間光ファイバ180は、コア181と、コア181の周囲を覆うクラッド182とを有している。クラッド182の屈折率はコア181の屈折率よりも低くなっており、コア181の内部には光が伝搬する光導波路が形成されている。中間光ファイバ180のコア181の大きさは、ブリッジファイバ151の下流側端面におけるコア171の大きさ以上となっており、ブリッジファイバ151と中間光ファイバ180とは、ブリッジファイバ151の下流側端面におけるコア171が中間光ファイバ180のコア181の領域内に位置するように融着接続される。これにより、ブリッジファイバ151のコア171を伝搬する光の90%以上(より好ましくは95%以上)の光が中間光ファイバ180のコア181に光学的に結合するようになっている。このように、中間光ファイバ180は、ブリッジファイバ151から伝搬してきたレーザ光をそのコア181の内部に伝搬させるように構成されている。なお、ブリッジファイバ151のコア171から中間光ファイバ180のコア181にレーザ光が入射する際の反射を抑えるために、中間光ファイバ180のコア181の屈折率は、ブリッジファイバ151のコア171の屈折率と略同一であることが好ましい。
第2の入力光ファイバ30は、コア31と、コア31の周囲を覆うクラッド32とを有しており、クラッド32の屈折率はコア31の屈折率よりも低くなっている。これにより、第2の入力光ファイバ30のコア31の内部には光が伝搬する光導波路が形成される。したがって、第2のレーザ光源12で生成されたレーザ光は、第2の入力光ファイバ30のコア31の内部を伝搬するようになっている。
第2の戻り光ファイバ130は、コア131と、コア131の周囲を覆うクラッド132とを有しており、クラッド132の屈折率はコア131の屈折率よりも低くなっている。これにより、第2の戻り光ファイバ130のコア131の内部には光が伝搬する光導波路が形成される。この第2の戻り光ファイバ130として第2の入力光ファイバ30と同一の光ファイバを用いてもよい。
出力光ファイバ40の上流側端面には、上述した中間光ファイバ180の下流側端部と、第2の入力光ファイバ30の下流側端部と、第2の戻り光ファイバ130の下流側端部とが融着接続されている。図3及び図4に示すように、本実施形態においては、5本の第2の入力光ファイバ30と第2の戻り光ファイバ130とが中間光ファイバ180を取り囲んで中間光ファイバ180の外周面に接するように配置された状態で出力光ファイバ40に接続されている。このとき、隣り合う第2の入力光ファイバ30、第2の戻り光ファイバ130、及び中間光ファイバ180は互いに接した状態となっている。
中間光ファイバ180の下流側端部は、中間光ファイバ180のコア181が出力光ファイバ40のセンタコア41の領域内に位置するように出力光ファイバ40の上流側端部に融着接続されている。これにより、中間光ファイバ181のコア181を伝搬する光の90%以上(より好ましくは95%以上)の光が出力光ファイバ40のセンタコア41に光学的に結合するようになっている。また、第2の入力光ファイバ30の下流側端部及び第2の戻り光ファイバ130の下流側端部は、第2の入力光ファイバ30のコア31及び第2の戻り光ファイバ130のコア131が出力光ファイバ40のリングコア43の領域内に位置するように出力光ファイバ40の上流側端部に融着接続されている。これにより、第2の入力光ファイバ30のコア31を伝搬する光の90%以上(より好ましくは95%以上)の光が出力光ファイバ40のリングコア43に光学的に結合するようになっている。
このような構成において、それぞれの第1のレーザ光源11で生成されたレーザ光は、第1の入力光ファイバ20のコア21を伝搬して光コンバイナ50のブリッジファイバ151のコア171に導入される。ブリッジファイバ151のコア171に導入されたレーザ光は、縮径部154によってそのビーム径が小さくされた状態で中間光ファイバ180のコア181に入射する。中間光ファイバ180のコア181に入射したレーザ光は、コア181を伝搬して出力光ファイバ40のセンタコア41に導入される。出力光ファイバ40のセンタコア41に入射したレーザ光は、センタコア41の内部を伝搬してレーザ出射部60からレーザ光Lの一部としてステージ80上の加工対象物Wに向けて照射される(図1参照)。
また、それぞれの第2のレーザ光源12で生成されたレーザ光は、第2の入力光ファイバ30のコア31を伝搬して光コンバイナ50により出力光ファイバ40のリングコア43に導入される。出力光ファイバ40のリングコア43に入射したレーザ光は、リングコア43の内部を伝搬してレーザ出射部60からレーザ光Lの一部としてステージ80上の加工対象物Wに向けて出射される(図1参照)。
このように、本実施形態のレーザ装置1においては、中心側に第1のレーザ光源11で生成されたレーザ光を含み、その外側に第2のレーザ光源12で生成されたレーザ光を含むレーザ光Lがレーザ出射部60からステージ80上の加工対象物Wに向けて照射される。
ここで、制御部70は、例えば第1のレーザ光源11に供給する電流及び第2のレーザ光源12に供給する電流を制御することなどによって、第1のレーザ光源11及び第2のレーザ光源12を制御できるようになっている。このように、制御部70によって第1のレーザ光源11及び第2のレーザ光源12を制御することによって、第1のレーザ光源11によって生成されるレーザ光のパワー及び第2のレーザ光源12によって生成されるレーザ光のパワーを変更することができる。したがって、制御部70によって第1のレーザ光源11及び第2のレーザ光源12を制御して、第1のレーザ光源11から出力光ファイバ40のセンタコア41に導入されるレーザ光の強度と、第2のレーザ光源12から出力光ファイバ40のリングコア43に導入されるレーザ光の強度の割合を調整することができる。すなわち、本実施形態における制御部70は、第1のレーザ光源11から出力光ファイバ40のセンタコア41に導入されるレーザ光のパワーと第2のレーザ光源12からリングコア43に導入されるレーザ光のパワーとを変更できるように構成されている。このような制御部70による制御により、レーザ装置1のレーザ出射部60から出力されるレーザ光Lの中心側のパワーとその外側のパワーを調整することができ、レーザ光Lのプロファイルを容易に変化させることができる。
ここで、図1に示すように、光コンバイナ50とレーザ出射部60との間の出力光ファイバ40には、出力光ファイバ40の外側クラッド44を伝搬するクラッドモード光を除去するためのクラッドモード除去部90が設けられている。このクラッドモード除去部90としては公知のクラッドモード除去構造を用いることができるため、その詳細については説明を省略する。このクラッドモード除去部90によって、出力光ファイバ40を伝搬するレーザ光から不要なクラッドモード光を除去することができるため、このようなクラッドモード光がレーザ出射部60から出射されるレーザ光Lに悪影響を与えることを抑制できる。
例えば、レーザ出射部60からステージ80上の加工対象物Wに向けてレーザ光Lを照射して加工対象物Wを加工する際には、レーザ光Lが加工対象物Wの表面で反射して、この反射光がレーザ出射部60で出力光ファイバ40に再結合することが考えられる。このような光のうち、レーザ出射部60で出力光ファイバ40のセンタコア41に再結合した光(以下、「第1の戻り光」という)は、レーザ出射部60からセンタコア41を通って上流の光コンバイナ50に向かって伝搬する。出力光ファイバ40のセンタコア41には、光コンバイナ50の中間光ファイバ180のコア181が光学的に接続されているため、この第1の戻り光は、出力光ファイバ40のセンタコア41から光コンバイナ50の中間光ファイバ180のコア181に導入され、ブリッジファイバ151のコア171に至る。上述したように、このブリッジファイバ151のコア171には、第1の戻り光ファイバ110のコア111が光学的に接続されているため、第1の戻り光の一部は、第1の戻り光ファイバ110のコア111に入射し、この第1の戻り光ファイバ110のコア111を伝搬する。この第1の戻り光ファイバ110のコア111を伝搬する第1の戻り光を上述した第1の戻り光検出器120によって検出することができる。
また、レーザ出射部60で出力光ファイバ40のリングコア43に再結合した光(以下、「第2の戻り光」という)は、レーザ出射部60からリングコア43を通って上流の光コンバイナ50に向かって伝搬する。上述したように、出力光ファイバ40のリングコア43には、第2の戻り光ファイバ130のコア131が光学的に接続されているため、第2の戻り光の一部は、第2の戻り光ファイバ130のコア131に入射し、この第2の戻り光ファイバ130のコア131を伝搬する。この第2の戻り光ファイバ130のコア131を伝搬する第2の戻り光を上述した第2の戻り光検出器140によって検出することができる。
このように、出力光ファイバ40のセンタコア41を上流に向かって伝搬する第1の戻り光は第1の戻り光検出器120により、出力光ファイバ40のリングコア43を上流に向かって伝搬する第2の戻り光は第2の戻り光検出器140によりそれぞれ独立して検出することができる。したがって、加工対象物Wの表面で反射したレーザ光Lの反射光などが出力光ファイバ40のセンタコア41及びリングコア43のいずれに再結合しても、センタコア41を伝搬する第1の戻り光の量とリングコア43を伝搬する第2の戻り光の量とを第1の戻り光検出器120及び第2の戻り光検出器140により別個に検出することができる。したがって、これらの戻り光によるレーザ装置1内のレーザ光源11,12や他の構成部品への影響をより正確に評価することが可能となり、より安全な条件でレーザ装置1を作動させることが可能となる。
本実施形態では、図1に示すように、第1の戻り光検出器120の検出信号及び第2の戻り光検出器140の検出信号が制御部70に入力されるようになっている。したがって、制御部70は、第1の戻り光検出器120及び第2の戻り光検出器140の検出結果に応じて、第1のレーザ光源11及び第2のレーザ光源12を適切に制御することができる。例えば、制御部70は、第1の戻り光検出器120により検出される第1の戻り光の量が増加していると判断した場合に、センタコア41に導入されるレーザ光を生成している第1のレーザ光源11の出力を下げるように第1のレーザ光源11を制御してもよい。同様に、制御部70は、第2の戻り光検出器140により検出される第2の戻り光の量が増加していると判断した場合に、リングコア43に導入されるレーザ光を生成している第2のレーザ光源12の出力を下げるように第2のレーザ光源12を制御してもよい。
また、レーザ出射部60で出力光ファイバ40の外側クラッド44に再結合して上流に向かって伝搬する光があったとしても、第1の戻り光検出器120及び第2の戻り光検出器140とレーザ出射部60との間には上述したクラッドモード除去部90が設けられているため、そのような戻り光をクラッドモード除去部90によって除去することができる。したがって、このような戻り光が第1の戻り光検出器120及び第2の戻り光検出器140の検出結果に悪影響を与えることを抑制することができ、第1の戻り光及び第2の戻り光の検出精度を向上することができる。
ここで、第1の戻り光の強度は、第1のレーザ光源11で生成されるレーザ光に対して低いと考えられるため、第1の戻り光ファイバ110に第1のレーザ光源11で生成されるレーザ光が伝搬すると第1の戻り光の検出が難しくなる。本実施形態の光コンバイナ50では、第1のレーザ光源11に接続される第1の入力光ファイバ20と第1の戻り光ファイバ110とがともに出力光ファイバ40のセンタコア41に光学的に接続されるため、第1のレーザ光源11で生成されるレーザ光が第1の戻り光ファイバ110に入射しにくい構造となっている。このため、第1の戻り光検出器120において、第1のレーザ光源11で生成されるレーザ光の影響が低減され、第1の戻り光を高精度で検出することができる。
同様に、第2の戻り光の強度もレーザ光や第2のレーザ光源12で生成されるレーザ光に対して低いと考えられる。したがって、第2の戻り光ファイバ130に第2のレーザ光源12で生成されるレーザ光が伝搬すると第2の戻り光の検出が難しくなる。本実施形態の光コンバイナ50では、第2のレーザ光源12に接続される第2の入力光ファイバ30と第2の戻り光ファイバ130とがともに出力光ファイバ40のリングコア43に光学的に接続されるため、第2のレーザ光源12で生成されるレーザ光が第2の戻り光ファイバ130に入射しにくい構造となっている。このため、第2の戻り光検出器140において、第2のレーザ光源12で生成されるレーザ光の影響が低減され、第2の戻り光を高精度で検出することができる。
また、本実施形態における光コンバイナ50は、縮径部154を有するブリッジファイバ151と中間光ファイバ180とにより複数の第1の入力光ファイバ20が出力光ファイバ40のセンタコア41に接続されるように構成されているため、複数の第1のレーザ光源11からのレーザ光を出力光ファイバ40のセンタコア41に導入することができ、出力光ファイバ40のセンタコア41から出力されるレーザ光のパワーを上げることができる。
図5は、本発明の第2の実施形態におけるレーザ装置201の構成を示す模式的ブロック図である。この実施形態では、上述した第1の実施形態の第1の戻り光ファイバ110及び第1の戻り光検出器120に代えて、光コンバイナ50のブリッジファイバ151の近傍に第1の戻り光検出器220を配置し、第1の実施形態の第2の戻り光ファイバ130及び第2の戻り光検出器140に代えて、出力光ファイバ40の上流端面近傍に第2の戻り光検出器240を配置している。
図3に示すブリッジファイバ151のコア171の上流側端面(ブリッジ入射面)の面積は、第1の入力光ファイバ20及び第1の戻り光ファイバ110が占める面積よりも大きいため、ブリッジファイバ151のコア171を伝搬してきた第1の戻り光の一部は、コア171の上流側端面から漏れ出す。本実施形態における第1の戻り光検出器220は、このブリッジファイバ151のコア171の上流側端面から漏れ出す第1の戻り光を検出するように構成されている。
同様に、図3に示す出力光ファイバ40のリングコア43の面積は、第2の入力光ファイバ30及び第2の戻り光ファイバ130が占める面積より大きいため、出力光ファイバ40のリングコア43を伝搬してきた第2の戻り光の一部は、リングコア43の上流側端面から漏れ出す。本実施形態における第2の戻り光検出器240は、この出力光ファイバ40のリングコア43の上流側端面から漏れ出す第2の戻り光を検出するように構成されている。
このように、本実施形態においても、出力光ファイバ40のセンタコア41を上流に向かって伝搬する第1の戻り光は第1の戻り光検出器220により、出力光ファイバ40のリングコア43を上流に向かって伝搬する第2の戻り光は第2の戻り光検出器240によりそれぞれ独立して検出することができる。したがって、加工対象物Wの表面で反射したレーザ光Lの反射光などが出力光ファイバ40のセンタコア41及びリングコア43のいずれに再結合しても、センタコア41を伝搬する第1の戻り光の量とリングコア43を伝搬する第2の戻り光の量とを第1の戻り光検出器220及び第2の戻り光検出器240により別個に検出することができる。したがって、これらの戻り光によるレーザ装置1内のレーザ光源11,12や他の構成部品への影響をより正確に評価することが可能となり、より安全な条件でレーザ装置1を作動させることが可能となる。
第1の実施形態と同様に、第1の戻り光検出器220の検出信号及び第2の戻り光検出器240の検出信号は制御部70に入力され、制御部70は、第1の戻り光検出器220及び第2の戻り光検出器240の検出結果に応じて、第1のレーザ光源11及び第2のレーザ光源12を適切に制御するようになっている。
図6は、本発明の第3の実施形態におけるレーザ装置301の構成を示す模式的ブロック図である。図6に示すように、本実施形態におけるレーザ装置301は、レーザ光を生成する複数の第1のレーザ光源311と、レーザ光を生成する複数の第2のレーザ光源313と、レーザ光を生成する複数の第3のレーザ光源312と、第1のレーザ光源311で生成されたレーザ光が伝搬する第1の入力光ファイバ320と、第2のレーザ光源313で生成されたレーザ光が伝搬する第2の入力光ファイバ340と、第3のレーザ光源312で生成されたレーザ光が伝搬する第3の入力光ファイバ330と、第1の入力光ファイバ320、第2の入力光ファイバ340、及び第3の入力光ファイバ330のそれぞれを出力光ファイバ40のセンタコア41及びリングコア43に光学的に接続する光コンバイナ350とを備えている。レーザ光源311,312,313としては例えばファイバレーザや半導体レーザを用いることができる。
また、レーザ装置1は、第1の戻り光ファイバ410と、第1の戻り光ファイバ410を伝搬する光を検出可能な第1の戻り光検出器420と、第2の戻り光ファイバ430と、第2の戻り光ファイバ430を伝搬する光を検出可能な第2の戻り光検出器440とを含んでいる。第1の実施形態と同様に、戻り光検出器420,440として公知の任意の検出器を用いることができる。なお、本実施形態では、特に言及がない場合には、レーザ光源311,312,313又は戻り光検出器420,440からレーザ出射部60に向かう方向を「下流側」といい、それとは逆の方向を「上流側」ということとする。
図7は光コンバイナ350を示す斜視図、図8は分解斜視図である。図7及び図8に示すように、この光コンバイナ350は、第1の入力光ファイバ320の下流側端部と、第2の入力光ファイバ340の下流側端部と、第3の入力光ファイバ330の下流側端部と、第1の戻り光ファイバ410の下流側端部と、第2の戻り光ファイバ430の下流側端部と、出力光ファイバ40の上流側端部とを含んでいる。
図7及び図8に示すように、本実施形態におけるレーザ装置301は、2本の第1の入力光ファイバ320と、5本の第2の入力光ファイバ340と、3本の第3の入力光ファイバ330とを含んでいる。また、レーザ装置301は、これらの入力光ファイバ320,340,330に対応して、2つの第1のレーザ光源311と、5つの第2のレーザ光源313(図6では1つのみを示す)と、3つの第3のレーザ光源312(図6では2つのみを示す)とを含んでいる。しかしながら、入力光ファイバ320,330,340及びレーザ光源311,312,313の数はこれらに限られるものではない。
第1の入力光ファイバ320は、コア321と、コア321の周囲を覆うクラッド322とを有しており、クラッド322の屈折率はコア321の屈折率よりも低くなっている。これにより、第1の入力光ファイバ320のコア321の内部には光が伝搬する光導波路が形成される。したがって、第1のレーザ光源311で生成されたレーザ光は、第1の入力光ファイバ320のコア321を伝搬するようになっている。
第2の入力光ファイバ340は、コア341と、コア341の周囲を覆うクラッド342とを有しており、クラッド342の屈折率はコア341の屈折率よりも低くなっている。これにより、第2の入力光ファイバ340のコア341の内部には光が伝搬する光導波路が形成される。したがって、第2のレーザ光源313で生成されたレーザ光は、第2の入力光ファイバ340のコア341を伝搬するようになっている。
第3の入力光ファイバ330は、コア331と、コア331の周囲を覆うクラッド332とを有しており、クラッド332の屈折率はコア331の屈折率よりも低くなっている。これにより、第3の入力光ファイバ330のコア331の内部には光が伝搬する光導波路が形成される。したがって、第3のレーザ光源312で生成されたレーザ光は、第3の入力光ファイバ330のコア331を伝搬するようになっている。
第1の戻り光ファイバ410は、コア411と、コア411の周囲を覆うクラッド412とを有しており、クラッド412の屈折率はコア411の屈折率よりも低くなっている。これにより、第1の戻り光ファイバ410のコア411の内部には光が伝搬する光導波路が形成される。また、第2の戻り光ファイバ430は、コア431と、コア431の周囲を覆うクラッド432とを有しており、クラッド432の屈折率はコア431の屈折率よりも低くなっている。これにより、第2の戻り光ファイバ430のコア431の内部には光が伝搬する光導波路が形成される。
図8に示すように、本実施形態における光コンバイナ350は、第1の入力光ファイバ320の下流側端部及び第3の入力光ファイバ330の下流側端部の一部が出力光ファイバ40のセンタコア41に光学的に接続されている。これにより、第1の入力光ファイバ320のコア321を伝搬する光の90%以上(より好ましくは95%以上)の光が出力光ファイバ40のセンタコア41に光学的に結合するようになっている。また、第3の入力光ファイバ330の下流側端部の一部及び第2の入力光ファイバ340の下流側端部が出力光ファイバ40のリングコア43に光学的に接続されるように構成されている。これにより、第2の入力光ファイバ340のコア341を伝搬する光の90%以上(より好ましくは95%以上)の光が出力光ファイバ40のリングコア43に光学的に結合するようになっている。
図9は、光コンバイナ350における入力光ファイバ320,340,330及び戻り光ファイバ410,430と出力光ファイバ40との接続関係を示す模式図である。図9に示すように、本実施形態においては、中央に2本の第1の入力光ファイバ320と第1の戻り光ファイバ410とが配置されており、これらの光ファイバ320,410の周囲に3本の第3の入力光ファイバ330と5本の第2の入力光ファイバ340と第2の戻り光ファイバ430とが配置されている。そして、隣り合う光ファイバ320,330,340,410,430は互いに接した状態となっている。
図9に示すように、出力光ファイバ40の上流側端面におけるセンタコア41の領域S1(内側の網掛け領域)は、2本の第1の入力光ファイバ320のコア321及び第1の戻り光ファイバ410のコア411を内部に包含できるような大きさとなっており、第1の入力光ファイバ320及び第1の戻り光ファイバ410は、第1の入力光ファイバ320のコア321及び第1の戻り光ファイバ410のコア411が出力光ファイバ40のセンタコア41の領域S1内に位置するように出力光ファイバ40に融着接続されている。
また、出力光ファイバ40の上流側端面におけるリングコア43の領域S2(外側の網掛け領域)は、5本の第2の入力光ファイバ340のコア341及び第2の戻り光ファイバ430のコア431を内部に包含できるような大きさとなっており、第2の入力光ファイバ340及び第2の戻り光ファイバ430は、第2の入力光ファイバ340のコア341及び第2の戻り光ファイバ430のコア431が出力光ファイバ40のリングコア43の領域S2内に位置するように出力光ファイバ40に融着接続されている。
また、3本の第3の入力光ファイバ330は、第3の入力光ファイバ330のコア331が出力光ファイバ40の上流側端面におけるセンタコア41の領域S1とリングコア43の領域S2の双方に重なるような位置で出力光ファイバ40に融着接続されている。
このような構成において、それぞれの第1のレーザ光源311で生成されたレーザ光は、第1の入力光ファイバ320のコア321を伝搬して光コンバイナ350によって出力光ファイバ40のセンタコア41に導入される。また、それぞれの第3のレーザ光源312で生成されたレーザ光は、第3の入力光ファイバ330を伝搬し、光コンバイナ350によって一部は出力光ファイバ40のセンタコア41に導入され、他の一部は出力光ファイバ40のリングコア43に導入される。また、それぞれの第2のレーザ光源313で生成されたレーザ光は、第2の入力光ファイバ340を伝搬して光コンバイナ350によって出力光ファイバ40のリングコア43に導入される。出力光ファイバ40のセンタコア41に入射したレーザ光は、センタコア41の内部を伝搬してレーザ出射部60からレーザ光Lの一部としてステージ80上の加工対象物Wに向けて照射される。また、出力光ファイバ40のリングコア43に入射したレーザ光は、リングコア43の内部を伝搬してレーザ出射部60からレーザ光Lの一部としてステージ80上の加工対象物Wに向けて出射される(図6参照)。
このように、本実施形態のレーザ装置301においては、中心側に第1のレーザ光源311及び第3のレーザ光源312で生成されたレーザ光を含み、その外側に第3のレーザ光源312及び第2のレーザ光源313で生成されたレーザ光を含むレーザ光Lがレーザ出射部60からステージ80上の加工対象物Wに向けて照射される。
制御部70は、例えば第1のレーザ光源311に供給する電流、第2のレーザ光源313、及び第3のレーザ光源312に供給する電流に供給する電流を制御することなどによって、第1のレーザ光源311、第2のレーザ光源313、及び第3のレーザ光源312を制御できるようになっている。このように、制御部70によって第1のレーザ光源311、第2のレーザ光源313、及び第3のレーザ光源312を制御することによって、第1のレーザ光源311によって生成されるレーザ光のパワー、第2のレーザ光源313によって生成されるレーザ光のパワー、及び第3のレーザ光源312によって生成されるレーザ光のパワーを変更することができる。これにより、レーザ装置1のレーザ出射部60から出力されるレーザ光Lの中心側のパワーとその外側のパワーを調整することができ、レーザ光Lのプロファイルを容易に変化させることができる。
ここで、レーザ出射部60で出力光ファイバ40のセンタコア41に再結合した第1の戻り光は、レーザ出射部60からセンタコア41を通って上流の光コンバイナ350に向かって伝搬するが、出力光ファイバ40のセンタコア41には、第1の戻り光ファイバ410のコア411が光学的に接続されているため、第1の戻り光の一部は、第1の戻り光ファイバ410のコア411に入射し、この第1の戻り光ファイバ410のコア411を伝搬する。この第1の戻り光ファイバ410のコア411を伝搬する第1の戻り光を第1の戻り光検出器420によって検出することができる。
また、レーザ出射部60で出力光ファイバ40のリングコア43に再結合した第2の戻り光は、レーザ出射部60からリングコア43を通って上流の光コンバイナ350に向かって伝搬するが、出力光ファイバ40のリングコア43には、第2の戻り光ファイバ430のコア431が光学的に接続されているため、第2の戻り光の一部は、第2の戻り光ファイバ430のコア431に入射し、この第2の戻り光ファイバ430のコア431を伝搬する。この第2の戻り光ファイバ430のコア431を伝搬する第2の戻り光を第2の戻り光検出器440によって検出することができる。
このように、出力光ファイバ40のセンタコア41を上流に向かって伝搬する第1の戻り光は第1の戻り光検出器420により、出力光ファイバ40のリングコア43を上流に向かって伝搬する第2の戻り光は第2の戻り光検出器440によりそれぞれ独立して検出することができる。したがって、加工対象物Wの表面で反射したレーザ光Lの反射光などが出力光ファイバ40のセンタコア41及びリングコア43のいずれに再結合しても、センタコア41を伝搬する第1の戻り光の量とリングコア43を伝搬する第2の戻り光の量とを第1の戻り光検出器420及び第2の戻り光検出器440により別個に検出することができる。したがって、これらの戻り光によるレーザ装置1内のレーザ光源311,312,313や他の構成部品への影響をより正確に評価することが可能となり、より安全な条件でのレーザ装置1の運転が可能となる。
本実施形態においても、第1の戻り光検出器420の検出信号及び第2の戻り光検出器440の検出信号が制御部70に入力されるようになっており、制御部70は、第1の戻り光検出器420及び第2の戻り光検出器440の検出結果に応じて、第1のレーザ光源311、第2のレーザ光源313、及び第3のレーザ光源312を適切に制御することができる。
上述した実施形態における出力光ファイバ40は、センタコア41とリングコア43とからなる2つの光導波路を有するものであったが、出力光ファイバ40は3つ以上の光導波路を有していてもよく、またそのコアの断面形状も図示したような円形状や円環形状に限られるものではない。
上述した実施形態において、複数の第1のレーザ光源11の間、複数の第2のレーザ光源12の間、複数の第1のレーザ光源311の間、複数の第2のレーザ光源313の間、又は複数の第3のレーザ光源312の間でレーザ光の波長が異なっていてもよい。
また、上述した光コンバイナ50,350は、光ファイバを融着接続することにより構成される光コンバイナであるが、光ファイバ20,30,320,330,340,410,430と出力光ファイバ40のセンタコア41及びリングコア43とを接続する光コンバイナの形態はこれに限られるものではない。例えば、特定の波長を選択的に反射するミラーや回折格子を用いて光コンバイナを構成することも可能である。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
1 レーザ装置
11 第1のレーザ光源
12 第2のレーザ光源
20 第1の入力光ファイバ
30 第2の入力光ファイバ
40 出力光ファイバ
41 センタコア
42 内側クラッド
43 リングコア
44 外側クラッド
50 光コンバイナ
60 レーザ出射部
70 制御部
80 ステージ
90 クラッドモード除去部
110 第1の戻り光ファイバ
120 第1の戻り光検出器
130 第2の戻り光ファイバ
140 第2の戻り光検出器
151 ブリッジファイバ
153 第1の円筒部
154 縮径部
155 第2の円筒部
180 中間光ファイバ
201 レーザ装置
220 第1の戻り光検出器
240 第2の戻り光検出器
301 レーザ装置
311 第1のレーザ光源
312 第3のレーザ光源
313 第2のレーザ光源
320 第1の入力光ファイバ
330 第3の入力光ファイバ
340 第2の入力光ファイバ
350 光コンバイナ
410 第1の戻り光ファイバ
420 第1の戻り光検出器
430 第2の戻り光ファイバ
440 第2の戻り光検出器
L レーザ光
W 加工対象物

Claims (11)

  1. 第1の光導波路と第2の光導波路とを含む出力光ファイバと、
    レーザ光を生成する少なくとも1つの第1のレーザ光源と、
    前記少なくとも1つの第1のレーザ光源で生成された前記レーザ光が伝搬する少なくとも1つの第1の入力光ファイバと、
    レーザ光を生成する少なくとも1つの第2のレーザ光源と、
    前記少なくとも1つの第2のレーザ光源で生成された前記レーザ光が伝搬する少なくとも1つの第2の入力光ファイバと、
    前記少なくとも1つの第1の入力光ファイバが前記出力光ファイバの前記第1の光導波路に光学的に接続され、前記少なくとも1つの第2の入力光ファイバが前記第2の光導波路に光学的に接続されるように構成され、前記少なくとも1つの第1のレーザ光源及び前記少なくとも1つの第2のレーザ光源からの前記レーザ光を前記出力光ファイバの前記第1の光導波路及び前記第2の光導波路に導入可能な光コンバイナと、
    前記光コンバイナから前記出力光ファイバの前記第1の光導波路及び前記第2の光導波路に導入された前記レーザ光を出射するレーザ出射部と、
    前記レーザ出射部から前記出力光ファイバの前記第1の光導波路を通って前記光コンバイナに向かって戻る第1の戻り光を検出可能な第1の戻り光検出器と、
    前記レーザ出射部から前記出力光ファイバの前記第2の光導波路を通って前記光コンバイナに向かって戻る第2の戻り光を検出可能な第2の戻り光検出器と
    を備えた、レーザ装置。
  2. 前記少なくとも1つの第1のレーザ光源は、複数の第1のレーザ光源を含み、
    前記少なくとも1つの第1の入力光ファイバは、前記複数の第1のレーザ光源に対応する複数の第1の入力光ファイバを含み、
    前記光コンバイナは、
    前記複数の第1の入力光ファイバが接続されるブリッジ入射面と、光軸方向に沿って前記ブリッジ入射面から離れるにつれて次第に径が小さくなる縮径部と、前記光軸方向において前記ブリッジ入射面とは反対側に位置するブリッジ出射面とを有するブリッジファイバと、
    前記ブリッジファイバの前記ブリッジ出射面と前記出力光ファイバの前記第1の光導波路の少なくとも一部とを接続する中間光ファイバと
    を含む、
    請求項1に記載のレーザ装置。
  3. 前記第1の戻り光検出器は、前記光コンバイナの前記ブリッジファイバの前記ブリッジ入射面から漏れる前記第1の戻り光を検出可能に構成される、請求項2に記載のレーザ装置。
  4. 前記第2の戻り光検出器は、前記出力光ファイバの前記第2の光導波路の端面から漏れる前記第2の戻り光を検出可能に構成される、請求項2又は3に記載のレーザ装置。
  5. 前記第1の戻り光が伝搬する第1の戻り光ファイバをさらに備え、
    前記光コンバイナは、前記少なくとも1つの第1の入力光ファイバと前記第1の戻り光ファイバとが前記出力光ファイバの前記第1の光導波路に光学的に接続されるように構成され、
    前記第1の戻り光検出器は、前記第1の戻り光ファイバを伝搬する前記第1の戻り光を検出可能に構成される、
    請求項1又は2に記載のレーザ装置。
  6. 前記第1の戻り光検出器は、前記第1の戻り光ファイバを伝搬する前記第1の戻り光のレイリー散乱光を検出可能に構成される、請求項5に記載のレーザ装置。
  7. 前記第2の戻り光が伝搬する第2の戻り光ファイバをさらに備え、
    前記光コンバイナは、前記少なくとも1つの第2の入力光ファイバと前記第2の戻り光ファイバとが前記出力光ファイバの前記第2の光導波路に光学的に接続されるように構成され、
    前記第2の戻り光検出器は、前記第2の戻り光ファイバを伝搬する前記第2の戻り光を検出可能に構成される、
    請求項1、2、5、及び6のいずれか一項に記載のレーザ装置。
  8. 前記第2の戻り光検出器は、前記第2の戻り光ファイバを伝搬する前記第2の戻り光のレイリー散乱光を検出可能に構成される、請求項7に記載のレーザ装置。
  9. 前記出力光ファイバは、
    中心に形成される前記第1の光導波路としてのセンタコアと、
    前記センタコアの屈折率よりも低い屈折率を有し、前記センタコアの周囲を覆う内側クラッドと、
    前記内側クラッドの屈折率よりも高い屈折率を有し、前記内側クラッドの周囲を覆う前記第2の光導波路としてのリングコアと、
    前記リングコアの屈折率よりも低い屈折率を有し、前記リングコアの周囲を覆う低屈折率媒質と
    を有する、
    請求項1から8のいずれか一項に記載のレーザ装置。
  10. 前記第1の戻り光検出器により検出される前記第1の戻り光及び前記第2の戻り光検出器により検出される前記第2の戻り光に基づいて、前記少なくとも1つの第1のレーザ光源及び前記少なくとも1つの第2のレーザ光源を制御する制御部をさらに備えた、請求項1から9のいずれか一項に記載のレーザ装置。
  11. 前記制御部は、前記第1の戻り光検出器により検出される前記第1の戻り光及び前記第2の戻り光検出器により検出される前記第2の戻り光に基づいて、前記少なくとも1つの第1のレーザ光源及び前記少なくとも1つの第2のレーザ光源の出力を下げるように構成される、請求項10に記載のレーザ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023112591A1 (ja) * 2021-12-15 2023-06-22 株式会社フジクラ レーザ装置
JP7454771B1 (ja) 2023-03-13 2024-03-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 レーザ装置及びレーザ出力管理方法

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