JP2018004032A - 電磁弁及び電磁アクチュエータ - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の第1の実施の形態に係る電磁弁及び電磁アクチュエータにつき、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
スリーブ3は、円筒状の本体部3a及び鍔部3bを有し、鍔部3bを後述するソレノイドコア26の鍔部263に当接させてソレノイドケース21に取り付けられている。スリーブ3には、スプール弁4を収容する弁孔30が設けられている。以下、弁孔30の中心軸線を軸線Oとし、この軸線Oに平行な方向を軸方向といい、軸線Oに直交する方向を径方向という。
スプール弁4は、鍔部3b側から栓体300側に向かって、第1乃至第5のランド41〜45が形成されている。第2乃至第5のランド42〜45の外径はそれぞれ等しく、かつ第1のランド41の外径よりも大きく形成されている。第1のランド41の外周面は、第1孔部30aの内面に摺接し、第2乃至第5のランド42〜45のランドは、第2孔部30bの内面に摺接する。
ソレノイド部2は、スリーブ3に固定されたソレノイドケース21と、ソレノイドケース21に保持されたボビン22と、ボビン22に巻き回された電磁コイル23と、電磁コイル23が発生する磁束を受けてソレノイドケース21に対して軸方向に移動する円筒状のプランジャ24と、プランジャ24と一体に軸方向移動してスプール弁4を押圧するシャフト25と、シャフト25を挿通させる挿通孔260を有してソレノイドケース21の内側に配置されたソレノイドコア26と、ソレノイドケース21に対するプランジャ24の軸方向移動をガイドする円筒状の第1ブッシュ27と、ソレノイドコア26に対するシャフト25の軸方向移動をガイドする円筒状の第2ブッシュ28と、シャフト25に外嵌されたリング状のストッパ29とを有している。
以上説明した第1の実施の形態によれば、第1ブッシュ27を圧入する際に切粉Cが発生しても、発生した切粉Cが凹部210に収容される。このため、プランジャ24の円滑な軸方向移動が妨げられる等の切粉Cによる悪影響が抑制される。
次に、本発明の第2の実施の形態について、図6(a)及び(b)を参照して説明する。
次に、本発明の第3の実施の形態について、図7(a)及び(b)を参照して説明する。
以上、本発明を第1乃至第3の実施の形態に基づいて説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
2…ソレノイド部(電磁アクチュエータ) 21…ソレノイドケース
210…凹部 210a…外周面
213a…嵌合面 213b…突き当て面
22…ボビン 23…電磁コイル
24…プランジャ 25…シャフト
27…第1ブッシュ(ブッシュ) 27a…軸方向端面
27b…案内面 3…スリーブ
30…弁孔 31…供給ポート
32…出力ポート 4…スプール弁
Claims (5)
- 作動油が供給される供給ポート及び作動油を出力する出力ポートが形成された筒状のスリーブと、
前記スリーブに形成された弁孔に軸方向移動可能に収容され、その軸方向移動によって前記供給ポートと前記出力ポートとの間の流路面積を変化させるスプール弁と、
励磁電流の供給を受けて作動し、前記励磁電流の大きさに応じた押圧力で前記スプール弁を軸方向の一側に押圧するソレノイド部と、
前記スプール弁を前記ソレノイド部側に付勢する付勢部材とを備え、
前記ソレノイド部は、
前記スリーブに固定された軟磁性体からなるソレノイドケースと、
前記ソレノイドケースに保持されたボビンと、
前記ボビンに巻き回されたコイルと、
前記コイルが発生する磁束を受けて前記ソレノイドケースに対して軸方向に移動する円筒状のプランジャと、
前記プランジャと一体に軸方向移動して前記スプール弁を押圧するシャフトと、
前記ソレノイドケースの内部に軸方向に圧入して固定され、前記ソレノイドケースに対する前記プランジャの軸方向移動をガイドする円筒状のブッシュとを有し、
前記ソレノイドケースには、前記ブッシュを圧入する際に発生する切粉が導入される凹部が、前記ブッシュが内嵌される嵌合面と前記ブッシュが突き当てられる突き当て面との間の角部に開口して形成された、
電磁弁。 - 前記突き当て面に対向する前記ブッシュの軸方向端面に、前記切粉を前記凹部に導くように湾曲した案内面が形成されている、
請求項1に記載の電磁弁。 - 前記案内面に低摩擦化のためのコーティング処理が施されている、
請求項2に記載の電磁弁。 - 前記凹部は、前記開口から軸方向に延在し、その外周面が前記嵌合面と平行に連続して形成されている、
請求項1乃至3の何れか1項に記載の電磁弁。 - 軟磁性体からなるソレノイドケースと、
前記ソレノイドケースに保持されたボビンと、
前記ボビンに巻き回されたコイルと、
前記コイルが発生する磁束を受けて前記ソレノイドケースに対して軸方向に移動する円筒状のプランジャと、
前記ソレノイドケースの内部に軸方向に圧入して固定され、前記ソレノイドケースに対する前記プランジャの軸方向移動をガイドする円筒状のブッシュとを有し、
前記ソレノイドケースには、前記ブッシュを圧入する際に発生する切粉が導入される凹部が、前記ブッシュが内嵌される嵌合面と前記ブッシュが突き当てられる突き当て面との間の角部に開口して形成された、
電磁アクチュエータ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020101236A (ja) * | 2018-12-21 | 2020-07-02 | 株式会社クボタ | 電磁バルブ |
JP7460807B2 (ja) | 2020-11-18 | 2024-04-02 | グリー グリーン リフリジレーション テクノロジー センター カンパニー リミテッド オブ ズーハイ | ポンプボディ組立体、圧縮機及びエアコン |
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