JP2018003488A - 建具 - Google Patents

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靖彦 吉井
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一樹 今吉
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Abstract

【課題】部品点数を抑えつつ、丁番の見付け方向の位置ずれを抑制した開閉可能な建具を提供する。【解決手段】建具は、丁番は、吊元側の枠に設けられた第一丁番部50と、吊元側の框22に設けられた第二丁番部22と、を有し、第一丁番部50は、吊元側の枠に固定される固定部51と、障子の見付け方向に延びる軸部54と、軸部54の外周面に沿って、見付け方向の一部の領域に形成された貫通孔56と、を有し、第二丁番部22は、吊元側の框と一体に形成された本体部31と、本体部31に設けられ、見付け方向に延び、貫通孔56に係合されるとともに軸部54に回動可能に支持された係合部32と、を有し、係合部32の見付け方向の所定領域にわたって切り欠かれた切欠き部35に、軸部54の一部の領域以外の他の領域57が嵌め込まれていることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、建築物の開口部に設置される建具に関する。
従来から、建築物の開口部に設置された枠に対して丁番を介して、障子が開閉可能に設けられた建具が知られている。例えば特許文献1に記載のように、下枠に取り付けられた丁番に、障子の下框に設けられた嵌合部が回動可能に嵌合された建具が提案されている。
特許第5558984号公報
上記の特許文献1に記載の建具では、下框の見付け方向に沿って配置された丁番の両側、つまり竪框の下端部には、丁番の見付け方向の位置ずれを防止する端部キャップが設けられている。よって、丁番の見付け方向の位置ずれを防止するための部材が必要となり、部品点数が多くなるという問題点がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、部品点数を抑えつつ、丁番の見付け方向の位置ずれを抑制した開閉可能な建具を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る建具は、四方枠状に形成された枠体と、該枠体内に納められた障子と、前記枠体の吊元側の枠と前記障子の吊元側の框とを連結する丁番と、を備えた建具であって、前記丁番は、前記吊元側の枠に設けられた第一丁番部と、前記吊元側の框に設けられた第二丁番部と、を有し、前記第一丁番部は、前記吊元側の枠に固定される固定部と、前記障子の見付け方向に延びる軸部と、該軸部の外周面に沿って、前記見付け方向の一部の領域に形成された貫通孔と、を有し、前記第二丁番部は、前記吊元側の框と一体に形成された本体部と、前記本体部に設けられ、前記見付け方向に延び、前記貫通孔に係合されるとともに前記軸部に回動可能に支持された係合部と、を有し、該係合部の前記見付け方向の所定領域にわたって切り欠かれた切欠き部に、前記軸部の前記一部の領域以外の他の領域が嵌め込まれていることを特徴とする。
このように構成された建具では、第二丁番部の係合部は第一丁番部の軸部に対して回動可能に支持されるとともに、第一丁番部の貫通孔に係合されている。よって、第二丁番部が設けられた障子は、枠に設けられた第一丁番部の軸部に係合した状態で、開閉する。
また、障子の係合部には見付け方向の所定領域にわたって切り欠かれた切欠き部が形成されており、切欠き部には第一丁番部の軸部の他の領域が嵌め込まれている。よって、第一丁番部の軸部と框との見付け方向の相対移動が規制されるため、障子が第一丁番部の連結された枠に対して見付け方向に位置ずれすることが抑制される。したがって、位置ずれを防止するための部材を別途設ける必要がないため、部品点数を抑制することができる。
また、本発明に係る建具は、前記軸部の前記他の領域の前記見付け方向の長さは、前記切欠き部の前記見付け方向の長さと略同一であることが好ましい。
このように構成された建具では、切欠き部に嵌合される軸部の他の領域の見付け方向の長さを切欠き部の見付け方向の長さと略同一とすることで、第一丁番部の軸部は框の切欠き部内で見付け方向への移動が規制されるため、第一丁番部の軸部と框との見付け方向の相対移動が規制される。
また、本発明に係る建具は、前記係合部は、前記軸部に対して180°以上係合していてもよい。
このように構成された建具では、框の係合部は第一丁番部の軸部に対して180°以上係合しているため、障子が開いた状態でも、障子が枠から外れることが一層抑制される。また、障子が枠から外れることを防止するための突起や部品等を設ける必要がないため、簡易な構成とすることができる。
また、本発明に係る建具は、前記障子が開いた状態において、前記係合部の先端部は、前記貫通孔内に配置されていてもよい。
このように構成された建具では、障子が開いた状態において、障子の係合部の先端部は貫通孔内に配置されている。よって、障子が開いた状態において、障子が第一丁番部の連結された枠体から外れることが抑制される。
また、本発明に係る建具は、前記丁番が前記枠体の下枠に連結された外倒し窓であってもよい。
このように構成された建具では、丁番が枠体の下枠に連結された外倒し窓において、部品点数を抑えつつ、丁番の見付け方向の位置ずれを抑制することができる。
本発明に係る建具によれば、部品点数を抑えつつ、丁番の見付け方向の位置ずれを抑制して開閉可能とすることができる。
本発明の一実施形態に係る建具を屋外側から見た正面図である。 本発明の一実施形態に係る建具の外倒し窓が閉じた状態における要部の縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る建具の外倒し窓が開いた状態における要部の縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る建具の外倒し窓の下框と丁番との取付構造を説明するための斜視図であり、外倒し窓が開いた状態を上から見た図である。 本発明の一実施形態に係る建具の外倒し窓の下框と丁番との取付構造を説明するための図であり、外倒し窓が閉じた状態を下から見た分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る建具の外倒し窓の下框と丁番との取付構造を説明するための図であり、外倒し窓が閉じた状態を示している。 本発明の一実施形態の変形例1に係る建具の外倒し窓の下框と丁番との取付構造を説明するための図であり、外倒し窓が閉じた状態を下から見た分解斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例1に係る建具の外倒し窓の下框と丁番との取付構造を説明するための図であり、外倒し窓が閉じた状態を示している。 本発明の一実施形態の変形例2に係る建具の外倒し窓の下框と丁番との取付構造を説明するための分解した図であり、外倒し窓が閉じた状態を示している。 本発明の一実施形態の変形例2に係る建具の外倒し窓の下框と丁番との取付構造を説明するための図であり、外倒し窓が閉じた状態を示している。 本発明の一実施形態の変形例3に係る建具の外倒し窓の下框と丁番との取付構造を説明するための分解した図であり、外倒し窓が閉じた状態を示している。 本発明の一実施形態の変形例3に係る建具の外倒し窓の下框と丁番との取付構造を説明するための図であり、外倒し窓が閉じた状態を示している。
以下、本発明の一実施形態に係る建具について、図1から図6を用いて説明する。本実施形態では、建築物の開口部に設けられる建具の一例として、上側に外倒し窓、下側にFIX窓(嵌め殺し窓)を配置された段窓について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る建具を屋外側から見た正面図である。
図1に示すように、段窓100は、四方枠状に形成された枠体1と、枠体1内の上側に配置された外倒し窓(障子)2と、枠体1内で外倒し窓2の下方に配置されたFIX窓7と、を備えている。
なお、以下の説明において、段窓100の正面視における上下方向及び左右方向が見付け方向に相当する。また、段窓100の厚み方向が見込み方向に相当する。
枠体1は、水平方向に延在する上枠11と、水平方向に延在し上枠11の下方に配置された中間枠(吊元側の枠、下枠)12と、水平方向に延在し中間枠12の下方に配置された下枠14と、上枠11の両端部、中間枠12の両端部及び下枠14の両端部をそれぞれ連結し上下方向に延在する縦枠15と、を有している。
図2は、外倒し窓2が閉じた状態における段窓100の要部の縦断面図である。図3は、外倒し窓2が開いた状態における段窓100の要部の縦断面図である。
図2に示すように、中間枠12は、外倒し窓2の下方に配置された中間枠板部13を有している。
図1に示すように、外倒し窓2は、枠体1の上枠11、中間枠12及び一対の縦枠15により形成された四方枠内に納められている。外倒し窓2は、丁番(第一丁番部)50を介して中間枠12に取り付けられ、上側が屋外側に向かって開くように開閉可能とされている。外倒し窓2は、四方枠状に形成された框体20と、框体20内に納められた例えばペアガラス等の複層ガラス60と、を有している。
框体20は、水平方向に延在する上框21と、水平方向に延在し上框21の下方に配置された下框(吊元側の框、第二丁番部)22と、上框21の両端部及び下框22の両端部をそれぞれ連結し上下方向に延在する縦框23と、を有している。
図2に示すように、下框22は、複層ガラス60の下方に配置された下板部(本体部)31と、下板部31の下面の屋外側の端部に設けられた丁番係合部(係合部)32と、下板部31の屋内側の端部から立設され、複層ガラス60の屋内側に当該複層ガラス60と隙間を有して配置された屋内側板部36と、屋内側板部36の上端部から屋内側に延びる上板部37と、を有している。
下板部31の上面には、下方に向かって凹む係合溝38が形成されている。複層ガラス60の屋外側には、当該複層ガラス60と隙間を有して配置され屋外側板部39が配置されている。屋外側板部39の下端部は、下板部31の係合溝38に係合されている。
屋外側板部39、下框22の下板部31及び屋内側板部36により、見込み方向に沿う断面においてU字状をなすガラス保持溝41が形成されている。複層ガラス60の下端部は、ガラス保持溝41にシリコン等のシール部材42により固定されている。
丁番係合部32は、左右方向に延びている。丁番係合部32は、見込み方向に沿う断面において円弧状に形成された係合片33と、係合片33よりも屋外側に設けられた突起34と、を有している。係合片33から突起34にわたって、内周面は、連続した円弧状をなし、180°以上に形成されている。
図4は、外倒し窓2の下框22と丁番50との取付構造を説明するための斜視図であり、外倒し窓2が開いた状態を上から見た図である。図5は、外倒し窓2の下框22と丁番50との取付構造を説明するための図であり、外倒し窓2が閉じた状態を下から見た分解斜視図である。図6は、外倒し窓2の下框22と丁番50との取付構造を説明するための図であり、外倒し窓2が閉じた状態を示している。
図4及び図5に示すように、下框22の延在方向(左右方向)において、丁番係合部32は、丁番50(1個)に対して、2箇所で、左右方向の所定領域にわたって切り欠かれている。換言すると、下框22には、丁番50(1個)に対して、丁番係合部32が設けられていない切欠き部35が2箇所設けられている。切欠き部35は、丁番50の幅方向の両端部に配置されている。
図1に示すように、丁番50は、外倒し窓2の2箇所に設けられている。図2及び図3に示すように、丁番50は、中間枠12の中間枠板部13に取り付けられる取付部(固定部)51と、取付部51の屋外側の端部から上方に立ち上がる段部52と、段部52から屋外側に延びる上段部53と、上段部53の屋外側の端部に設けられ見込み方向に沿う断面が円形をなし左右方向に延びる軸部54と、を有している。
本実施形態では、約1600mm幅の外倒し窓2に対して、幅(外倒し窓2の左右方向の長さ)が約150mm、板厚が約2.5mmの丁番50が2箇所に設けられ、アルミニウム等の金属部材により構成されている。
取付部51には、取付孔51X(図2参照)が設けられている。取付孔51Xに挿通された螺子51Zが、高さ調整のためのスペーサー55を貫通して中間枠12の中間枠板部13に螺合されている。
丁番50の幅方向(外倒し窓2の左右方向)の中央の一部の領域には、上段部53から軸部54の屋内側にわたって、板厚方向(上下方向)に貫通する貫通孔56が設けられている。
貫通孔56には、下框22の係合片33が係合されている。丁番50における貫通孔56の左右両側の部分である嵌合部57(軸部54の一部以外の他の領域)の長さ(外倒し窓2の左右方向の長さ)は、下框22の切欠き部35の長さ(外倒し窓2の左右方向の長さ)と略同一または僅かに短い。このため、丁番50の嵌合部57は、下框22の切欠き部35に嵌め込まれており、嵌合部57の端面が切欠き部35の端面に当接または僅かに隙間を有して配置されている。これにより、外倒し窓は丁番50が取り付けられた中間枠12に対して左右方向の移動が規制されている。
図2に示すように、軸部54は、下框22の係合片33及び突起34の内周面に沿う形状をなしている。軸部54は外倒し窓2の下框22の係合片33及び突起34に180°以上で嵌合されているため、軸部54が下框22から外れることが抑制されている。
また、図3に示すように、下框22、つまり外倒し窓2は、丁番50の軸部54を中心に回動可能とされている。外倒し窓2が開いた状態において、係合片33の先端は、貫通孔56内に配置されている。
図1に示すように、FIX窓7は、中間枠12、下枠14及び縦枠15に嵌め込まれた例えばペアガラス等の複層ガラス70を有している。
このように構成された段窓100では、外倒し窓2の丁番係合部32は丁番50の軸部54に対して回動可能に支持されるとともに、丁番50の貫通孔56に係合されている。よって、外倒し窓2は丁番50の軸部54に係合した状態で、開閉する。
また、外倒し窓2の丁番係合部32には左右方向の所定領域にわたって切り欠かれた切欠き部35が形成されており、切欠き部35には丁番50の嵌合部57が嵌め込まれている。よって、丁番50の軸部54と下框22との左右方向の相対移動が規制されるため、外倒し窓2が丁番50の連結された枠体1に対して左右方向に位置ずれすることが抑制される。したがって、位置ずれを防止するための部材を別途設ける必要がないため、部品点数を抑制することができる。
また、切欠き部35に嵌合される丁番50の嵌合部57の見付け方向の長さを切欠き部35の見付け方向の長さと略同一とすることで、丁番50の嵌合部57は下框22の切欠き部35内での左右方向の移動が規制されるため、丁番50の軸部54と下框22との左右方向の相対移動が規制される。
また、下框22の丁番係合部32は丁番50の軸部54に対して180°以上係合しているため、外倒し窓2が開いた状態でも、外倒し窓2が枠から外れることが一層抑制される。また、外倒し窓2が枠から外れることを防止するための突起や部品等を設ける必要がないため、簡易な構成とすることができる。
また、外倒し窓2が開いた状態において、外倒し窓2の係合片33の先端は貫通孔56内に配置されている。よって、外倒し窓2が開いた状態において、外倒し窓2が丁番50の連結された枠体1から外れることが抑制される。
また、丁番50が枠体1の下方に配置される枠に連結された外倒し窓2において、部品点数を抑えつつ、丁番50の見付け方向の位置ずれを抑制することができる。
(変形例1)
次に、本発明の一実施形態の変形例1について、主に図7、図8を用いて説明する。なお、下記に示す変形例において、上記に示す実施形態と同一または同様な部分、部材には同一の符号を用いて説明する。
図7は、本発明の一実施形態の変形例1に係る建具の外倒し窓の下框と丁番との取付構造を説明するための図であり、外倒し窓が閉じた状態を下から見た分解斜視図である。図8は、本発明の一実施形態の変形例1に係る建具の外倒し窓の下框と丁番との取付構造を説明するための図であり、外倒し窓が閉じた状態を示している。
上記に示す実施形態では、下框22には丁番50(1個)に対して2箇所の切欠き部35が設けられていて、丁番50には1箇所の貫通孔56が設けられているが、図7及び図8に示すように、本変形例では、下框22には丁番50(1個)に対して1箇所の切欠き部35が設けられていて、丁番50には2箇所の貫通孔56が設けられている。
丁番50の上段部53から軸部54において、幅方向(外倒し窓2の左右方向)の両側に、それぞれ貫通孔56が設けられている。貫通孔56には、下框22の係合片33が挿通されている。丁番50における2箇所の貫通孔56の間の部分である嵌合部57の長さ(外倒し窓2の左右方向の長さ)は、下框22の切欠き部35の長さ(外倒し窓2の左右方向の長さ)と略同一または僅かに短い。このため、丁番50の嵌合部57は下框22の切欠き部35に嵌め込まれており、外倒し窓2は丁番50が取り付けられた中間枠12に対して左右方向の移動が規制されている。
(変形例2)
次に、本発明の一実地形態の変形例2について、主に図9、図10を用いて説明する。
図9は、本発明の一実施形態の変形例2に係る建具の外倒し窓の下框と丁番との取付構造を説明するための分解した図であり、外倒し窓が閉じた状態を示している。図10は、本発明の一実施形態の変形例2に係る建具の外倒し窓の下框と丁番との取付構造を説明するための図であり、外倒し窓が閉じた状態を示している。
上記に示す変形例1では、丁番50には2箇所の貫通孔56が設けられているが、図9及び図10に示すように、本変形例では、丁番50に設けられている貫通孔56は1箇所である。
丁番50の上段部53から軸部54において、幅方向(外倒し窓2の左右方向)の一方側に、貫通孔56が設けられている。貫通孔56には、下框22の係合片33が挿通されている。丁番50の上段部53から軸部54における貫通孔56が設けられていない部分である嵌合部57の長さ(外倒し窓2の左右方向の長さ)は、下框22の切欠き部35の長さ(外倒し窓2の左右方向の長さ)と略同一または僅かに短い。このため、丁番50の嵌合部57は下框22の切欠き部35に嵌め込まれており、外倒し窓2は丁番50が取り付けられた中間枠12に対して左右方向の移動が規制されている。
(変形例3)
次に、本発明の一実施形態の変形例3について、主に図11、図12を用いて説明する。
図11は、本発明の一実施形態の変形例3に係る建具の外倒し窓の下框と丁番との取付構造を説明するための分解した図であり、外倒し窓が閉じた状態を示している。図12は、本発明の一実施形態の変形例3に係る建具の外倒し窓の下框と丁番との取付構造を説明するための図であり、外倒し窓が閉じた状態を示している。
上記に示す実施形態では、下框22には丁番50(1個)に対して2箇所の切欠き部35が設けられていて、丁番50には1箇所の貫通孔56が設けられているが、図11及び図12に示すように、本変形例では、下框22には丁番50(1個)に対して3箇所の切欠き部35が設けられていて、丁番50には2箇所の貫通孔56が設けられている。
丁番50の上段部53から軸部54において、幅方向(外倒し窓2の左右方向)に沿って、貫通孔56が2箇所に設けられている。貫通孔56には、下框22の係合片33が挿通されている。丁番50の上段部53から軸部54における貫通孔56が設けられていない部分である嵌合部57の長さ(外倒し窓2の左右方向の長さ)は、下框22の切欠き部35の長さ(外倒し窓2の左右方向の長さ)と略同一または僅かに短い。このため、丁番50の嵌合部57は下框22の切欠き部35に嵌め込まれており、外倒し窓2は丁番50が取り付けられた中間枠12に対して左右方向の移動が規制されている。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記に示す実施形態では、上側に外倒し窓2、下側にFIX窓7が配置された段窓100を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られず、下側に縦辷り出し窓等の任意の窓が配置された段窓や、外倒し窓2のみが配置された単窓であってもよい。さらには、丁番50が窓の下側に設けられ屋内側に開く内倒し窓や、丁番50が窓の上側に設けられ屋外側に開く突出し窓や、丁番50が窓の側方に設けられ屋外側に開く外開き窓や、丁番50が窓の側方に設けられ屋内側に屋内側に開く内開き窓にも適用可能である。
1…枠体
2…外倒し窓(障子)
11…上枠
12…中間枠(吊元側の枠、下枠)
14…下枠
15…縦枠
13…中間枠板部
20…框体
21…上框
22…下框(吊元側の框、第二丁番部)
23…縦框
31…下板部(本体部)
32…丁番係合部(係合部)
33…係合片
34…突起
35…切欠き部
36…屋内側板部
37…上板部
38…係合溝
39…屋外側板部
41…ガラス保持溝
42…シール部材
50…丁番(第一丁番部)
51…取付部(固定部)
52…段部
53…上段部
54…軸部
51X…取付孔
51Z…螺子
56…貫通孔
57…嵌合部(軸部の一部以外の他の領域)
60,70…複層ガラス
100…段窓(建具)

Claims (5)

  1. 四方枠状に形成された枠体と、
    該枠体内に納められた障子と、
    前記枠体の吊元側の枠と前記障子の吊元側の框とを連結する丁番と、を備えた建具であって、
    前記丁番は、
    前記吊元側の枠に設けられた第一丁番部と、
    前記吊元側の框に設けられた第二丁番部と、を有し、
    前記第一丁番部は、
    前記吊元側の枠に固定される固定部と、
    前記障子の見付け方向に延びる軸部と、
    該軸部の外周面に沿って、前記見付け方向の一部の領域に形成された貫通孔と、を有し、
    前記第二丁番部は、
    前記吊元側の框と一体に形成された本体部と、
    前記本体部に設けられ、前記見付け方向に延び、前記貫通孔に係合されるとともに前記軸部に回動可能に支持された係合部と、を有し、
    該係合部の前記見付け方向の所定領域にわたって切り欠かれた切欠き部に、前記軸部の前記一部の領域以外の他の領域が嵌め込まれていることを特徴とする建具。
  2. 前記軸部の前記他の領域の前記見付け方向の長さは、前記切欠き部の前記見付け方向の長さと略同一である請求項1に記載の建具。
  3. 前記係合部は、前記軸部に対して180°以上係合している請求項1または2に記載の建具。
  4. 前記障子が開いた状態において、
    前記係合部の先端部は、前記貫通孔内に配置されている請求項1から3のいずれか一項に記載の建具。
  5. 前記丁番が前記枠体の下枠に連結された外倒し窓である請求項1から4のいずれか一項に記載の建具。
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Citations (4)

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