JP2018003340A - 骨格材およびこれを用いた建屋 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線コードのみならず雨樋のような管体をも内部に収納でき、かつその収納作業を簡便に行うことができる骨格材およびこれを用いた建屋を提供する。【解決手段】骨格材1は、開放側を外向きにして骨格材1の全長にわたって延びる凹部4を有する骨格材本体2と、凹部4を閉鎖するように骨格材本体2の側面に装着され、該骨格材本体2との間に全長にわたって延びる収容空間Sを形成するカバー4と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、骨格材およびこれを用いた建屋に関するものである。
一般に住宅等の建屋を構成する柱材や梁材等の骨格材には、木材や鉄骨が用いられている。しかし、木材を用いた骨格材は、材料自在に重量があるとともに虫食いによる劣化や腐食による強度低下という問題がある。
また、鉄骨は木材よりも更に重量が増すため施工性が悪く、予め塗装等の防錆処理も必須であるため、加工コストが嵩むという問題がある。
一方、最近では、金属、特にアルミニウムまたはアルミニウム合金(以下、単にアルミという。)製の押出形材からなる骨格材も使用されるようになり、アルミの押出形材からなる骨格材は軽量でかつ耐食性に優れているため、公園やバス停留所等に設置される屋根付きのシェルターやカーポートのような屋外に設置されて雨風に直接晒される簡易建屋に用いられることも多い。
また、押出形材は形状自由度が高く中空形状とするのも容易であるため、このような中空形状とした骨格材の内部に照明装置等の電気設備の配線コードを収容すれば、配線コードを露出させずに済むため美観を向上させることができる。例えば、下記特許文献1では、アルミの押出形材からなる柱状体を中空に形成し、この内部に配線コードを収容することが提案されている。
特開平9−228549号公報
しかし、特許文献1に記載されるような外周壁が連続した閉鎖断面形状を有する柱状体において配線コードを内部に収容するには通常、配線コードを柱状体の長手方向の一端側の開口から挿入し他端側の開口から引き出すという煩雑な作業が必要であり、特に柱状体が長くなればなるほどその煩雑さは増す。
また、上述したような簡易建屋においても屋根からの雨水を地面または排水路に導くための雨樋を敷設することがあるが、特許文献1に記載されたような閉鎖断面形状の柱状体では、建屋構築後、つまり柱状体の組み立て後では雨樋のような剛性の管体を内部に挿通させることはできない。そのため従来では、雨樋は柱状体の側面に保持金具等で固定するほかなく、美観に関して改良の余地がある。
それ故本発明の目的は、配線コードのみならず雨樋のような管体をも内部に収納でき、かつその収納作業を簡便に行うことができる骨格材およびこれを用いた建屋を提供することにある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明は、骨格材において、
開放側を外向きにして前記骨格材の全長にわたって延びる凹部を有する骨格材本体と、
前記凹部を閉鎖するように前記骨格材本体の側面に装着され、該骨格材本体との間に全長にわたって延びる収容空間を形成するカバーと、を備えることを特徴とするものである。
なお、本発明の骨格材にあっては、前記骨格材本体は金属の押出形材からなることが好ましい。
また、本発明の骨格材にあっては、前記骨格材本体は、互いに離間しかつ平行に延びる一対のフランジ部分と、該一対のフランジ部分を連結するウェブ部分とを有する断面H字形の部材であり、前記ウェブ部分を挟んで2つの前記収容空間が配置されていることが好ましい。
さらに、本発明の骨格材にあっては、前記2つの収容空間のうち一方は配線コード用であり、他方は管体用であることが好ましい。
さらに、本発明の骨格材にあっては、前記管体用の収容空間内に管体を保持する保持具を備えることが好ましい。
さらに、本発明の骨格材にあっては、前記骨格材本体は断面H字形の中空部を囲繞する壁で構成されることが好ましい。
さらに、本発明の骨格材にあっては、前記各フランジ部分はその先端部にアンダーカットを有し、
前記カバーは、前記骨格材本体への装着状態で前記凹部側を向くその内面に突設され前記フランジ部分の前記アンダーカットに着脱自在に嵌合する係止片を有することが好ましい。
さらに、本発明の骨格材にあっては、前記各フランジ部分は、前記アンダーカットの外側に前記骨格材本体の全長にわたって延びる突条を有し、該突条には前記カバーの側端部が載置されるシート面が形成されていることが好ましい。
また、上記課題を解決する本発明の建屋は、上記いずれか記載の骨格材で構成される柱材と、上記いずれか記載の骨格材で構成される横架材と、前記柱材と前記横架材、前記横架材同士または前記柱材同士を連結するジョイント材とを備え、該ジョイント材を介して、前記柱材内の収容空間と前記横架材の収容空間、前記横架材の収容空間同士または前記柱材の収容空間同士が連通されていることを特徴とするものである。
本発明の骨格材によれば、骨格材本体に開放側を外向きにして骨格材の全長にわたって延びる凹部を設け、配線コードや管体等を骨格材本体の側面側から入れ込めるようにしたので、建屋構築の前後を問わず配線コードや管体等の収納作業を簡便に行うことができるようになり、さらに当該凹部をカバーで閉鎖することで美観を向上させることができるとともに、内部の配線や管体を雨水等から保護することができる。また、本発明の建屋によれば、建屋構築の前後を問わず配線コードや管体を建屋内で自由にかつ外部から見えないように張り巡らせることができる。
本発明の一実施形態の骨格材を示す斜視図である。 図1に示した骨格材を一部に用いて構築された、本発明の一実施形態の建屋の斜視図である。 図2の建屋におけるジョイント材を示す斜視図である。 図2の建屋における柱材をカバーを省略した状態で示し、(a)は側面図であり、(b)は背面図である。 図4(a)中のA−A線に沿う断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の骨格材1を示す斜視図であり、この骨格材1は、建屋の柱材の他、梁材や桁材等の横架材に用いられるものであり、真っ直ぐ延びる骨格材本体2と、この骨格材本体2の側面(図示例では4面)に装着されるカバー3とを備え、カバー3が装着された状態での骨格材1の横断面の外形形状は矩形である。
骨格材本体2は、互いに離間しかつ平行に延びる一対のフランジ部分2aと、該一対のフランジ部分2aの中間部同士を連結するウェブ部分2bとを一体に有する断面H字形であり、フランジ部分2aとウェブ部分2bとによって、開放側を外向きにして骨格材本体2の全長にわたって延びる2つの凹部4が区画されている。凹部4はカバー3によって閉鎖されて収容空間Sとなる。本実施形態では、骨格材1内には骨格材本体2のウェブ部分2bを隔てて2つの収容空間Sが形成される。
骨格材本体2は、金属、特にアルミの押出形材で構成することができ、アルミ押出形材の材料としては、A6061S−T6、A6N01S−T5、A6N01S−T6などを用いることができる。
また、本実施形態において骨格材本体2は、断面H字形の中空部を囲繞する壁で構成されており、壁の厚みは例えば3〜10mmとすることができる。当該壁は、具体的には主に、ウェブ部分に対応する一対の中央壁部6,7と、各中央壁部6,7の両端部において垂直かつ他方の中央壁部7,6から離れる方向に延出し中央壁部6,7と協働して凹部4を形成する内壁部8,9,10,11と、各内壁部8,9,10,11の先端において凹部4を介して対向する他方の内壁部9,8,11,10に対して離間する方向に延出する先端壁部13,14,15,16と、図1において右側または奥側に位置する一方の先端壁部13,14および図1において左側または手前側に位置する他方の先端壁部15,16間を連結するとともに内壁部8,9,10,11と平行に延びる一対の外壁部18,19とからなる。
各フランジ部分2aの外側角部、すなわち先端壁部13,14,15,16および外壁部18,19の各交差部分にはこれらの壁部13,14,15,16,18,19に対して約135°の角度をもって突出しかつ骨格材本体2の全長にわたって延びる突条21が形成されている。また、突条21の突出方向を対称軸として、先端壁部13,14,15,16および外壁部18,19の対称位置にはカバー3を保持するアンダーカット22,23がそれぞれ形成されている。「アンダーカット」とは、カバー3の後述する係止片26を掛かり留める凸状または凹状の部分を意味する。このように、突条21を設けてこれにカバー3を保持させることによりカバー3と骨格材本体2の外壁部18,19との間に隙間を形成してこの隙間内に骨格材1を組み立てる際に用いるボルト等の締結具の頭部を収めることができる。
また、突条21の側面には、該突条21の先端面に対して基部側に一段下がって位置し、カバー3の側端部が載置されるシート面24,25がそれぞれ形成されている。シート面24,25は、カバー3をシート面24,25に載置した際にカバー3の外面と突条21の上記先端面とが同一平面に位置する高さに形成することが好ましい。これにより、美観性を高めることができる。さらに、このシート面24,25に例えばテープ状のシール材(図示省略)を貼り付けておいてもよく、これによれば収容空間Sの密封性を高め、収容空間S内への雨水の浸入を防ぐことができる。
カバー3は、骨格材本体2と同一またはそれ未満の長さを有する薄板帯状の部材であり、骨格材本体2と同種のアルミ押出形材、あるいは他の金属製、セラミックス製、プラスチック製、繊維強化プラスチック製または木製等の板材を用いることができる。また、カバー3をアルミ押出形材または金属製の板材から製作する場合には、外面に合成樹脂層(図示省略)を設けることができる。合成樹脂層は例えば焼付塗装により形成することができる。このような合成樹脂層を設けることにより骨格材1の防食性および装飾性を高めることができる。
各カバー3の、骨格材本体2への装着状態で凹部4側を向く内面には、骨格材本体2を構成する壁の先端壁部13,14,15,16または外壁部18,19の端部に対応して2つの係止片26が一体に突設されている。これらの係止片26は、カバー3の全長にわたって形成され、骨格材本体2のアンダーカット22,23に着脱自在に嵌合する。これにより、カバー3は骨格材本体2に着脱自在に取り付けることができる。
上記構成を備える本実施形態の骨格材1によれば、骨格材本体2に開放側を外向きにしてその全長にわたって延びる凹部4を設け、配線コードや管体等を骨格材本体2の側面側から入れ込めるようにしたので、配線コードや管体等の収納作業を簡便に行うことができるようになり、さらに当該凹部4をカバー3で閉鎖することで配線コードや管体の他、ビスやボルト等も隠すことができて美観を向上させることができるとともに内部の配線コードや管体を雨水等から保護することができる。
さらに、本実施形態のように、骨格材本体2を金属、特にアルミの押出形材で構成すれば、容易に製造することができかつ軽量である。
さらに、本実施形態のように、骨格材本体2を、互いに離間しかつ平行に延びる一対のフランジ部分2aと、該一対のフランジ部分2aを連結するウェブ部分2bとを有する断面H字形の部材とすれば、ウェブ部分2bを挟んで2つの広い収容空間Sを確保することができるとともに、ねじれに強い構造強度を得ることができる。また、この際、2つの収容空間Sのうち一方を配線コード用とし他方を管体用とすれば、ウェブ部分2bを介して電気系統と水系統を隔離することができ、安全性を高めることができる。
さらに、本実施形態のように、骨格材本体2を断面H字形の中空部を囲繞する壁で構成すれば、骨格材本体2の更なる軽量化を図ることができるとともに、後述するジョイント材38を挿入するための空間を確保することができる。
さらに、本実施形態のように、各フランジ部分2aの先端部にアンダーカット22,23を設け、カバー3の内面に当該アンダーカット22,23に着脱自在にそれぞれ嵌合する2つの係止片26を設けることにより、骨格材本体2にカバー3を容易に装着することができる。
さらに、本実施形態のように、各フランジ部分2aにアンダーカット22,23の外側で骨格材本体2の全長にわたって延びる突条21を設け、この突条21にカバー3の側端部が載置されるシート面24,25を形成すれば、カバー3の安定した装着姿勢を維持することができるとともに、収納空間S内への雨水の浸入を低減または防止することができる。
次いで、本発明の骨格材の一使用例として、図1に示した骨格材1を用いて構築される建屋について説明する。ここに図2は、本発明の一実施形態の建屋30を示す斜視図であり、この建屋30は、公園等に設置される屋根付きのシェルター(東屋)として使用することができる。
建屋30は、対角配置された4本の柱材31と、隣接する柱材31間を連結し床を支持する裾材32と、正面側および背面側で隣接する2本の柱材31間に架け渡されるとともに相互に突き合わせ接合され、切妻状の屋根33を支持する横架材としての2組の梁材34と、側面視で隣接する2本の柱材31間をつなぐ横架材としての桁材35と、前後の梁材34同士をつなぐ棟木材36とを備えており、本実施形態では、柱材31、梁材34および桁材35に上述した実施形態の骨格材1を適用している。屋根33にはソーラーパネルが設置されている。
また、本実施形態の建屋30は、図3に示すように、柱材31、梁材34および桁材35を相互に接合するジョイント材38を備えている。ジョイント材38は、一端39aが柱材31の骨格材本体2のH字形状の中空部に挿入されるとともにボルト等の締結具で該柱材31に固定され、他端39bが柱材31から露出する第1部分39と、一端40aが第1部分39の他端39bに斜めに接合され他端40bが梁材34の骨格材本体2のH字形状の中空部に挿入されるとともにボルト等の締結具で該梁材34に固定される第2部分40と、一端41aにおいて第1部分39の他端39b近傍に直角に接合され、他端41bが桁材35の骨格材本体2のH字形状の中空部に挿入されるとともにボルト等の締結具で該桁材35に固定される第3部分41とを有するものでる。図中、符号h1は、締結具が挿通される穴である。
ジョイント材38の第1,第2,第3部分39,40,41はそれぞれ、相互に平行に延びる一対のフランジ壁39f,40f,41fとフランジ壁39f,40f,41fの中間部を連結するウェブ壁39w,40w,41wとからなるH字形状を有しており、第1部分39のウェブ壁39wと第2部分40のウェブ壁40wの接合部分には、桁材35の骨格材本体2の上側の凹部4につながる開口43が形成されている。これにより、柱材31の収容空間Sと梁材34の収容空間S、柱材31の収容空間Sと桁材35の収容空間S、桁材35の収容空間Sと梁材34の収容空間Sはジョイント材38を介して相互に連通する。したがって、柱材31、梁材34および桁材35間で相互に連通する収納空間Sを通じて、配線コードや管体を建屋30内で自由にかつ外部から見えないように張り巡らせることができる。また、当該相互に連通する収納空間Sは建屋30の換気等を目的とした通気路として機能させることもできる。
なお、図3においてはカバー3は省略されているが、カバー3は柱材31、梁材34および桁材35をジョイント材38で継ぎ合わせた後、図1で示したように骨格材本体2の側面に装着することができる。また、図3において、符号45,46で示す部材は、柱材31、梁材34および桁材35をジョイント材38で継ぎ合わせた際に柱材31および梁材34の間から露出するジョイント材38の部分を隠蔽するく字形に屈曲した板状のカバー片であり、このカバー片45,46は、カバー3を装着する前段階でビス等の固定具により梁材34、柱材31およびジョイント材38に固定することができる。図中、符号h2は当該固定具が挿通される穴である。このようにして柱材31、梁材34および桁材35とジョイント材38とを固定する締結具並びにカバー片45,46を取り付ける固定具は、カバー3によって完全に隠蔽することができるため、美観を向上させるとともに締結具および固定具の劣化を防ぐことができる。
図4は、図2において一番手前にみえる柱材31をカバー3を省略した状態で示し、(a)は側面図、(b)は背面図であり、図5は図4(a)中のA−A線に沿う断面図である。図4および図5に示すように、本実施形態において柱材3の2つの収容空間Sのうちの一方には、管体Pとしての雨樋、特に竪樋が収容されており、他方には建屋30の照明装置や太陽光発電装置等の電気設備の配線コードCが収容されている。管体P用の収容空間Sには、任意の高さ位置に複数の管体保持具48が設けられている。管体保持具48は、図5に示すように骨格材本体2の中央壁部6,7にボルト等の固定具で固定された受け具48Aと、該受け具48Aとの間に管体Pを挟み込むとともに受け具48Aにボルト等の締結具で締結される略U字帯状の押え具48Bとを有するものである。このような管体保持具48を収容空間S内に予め配設しておくことにより管体Pの装着、収容を容易に行うことができる。また、図示は省略するが、配線コード用の収納空間内にも配線コードを束ねて保持する保持具もしくはバンドを設けておいてもよい。
以上、図示例に基づき本発明を説明したが、本発明は前述の実施形態で説明したものに限定されない。例えば、前述の実施形態では、骨格材1は建屋30の柱材31、梁材34または桁材35を構成するものとして説明したがこれらに限定されず、街灯や看板等の支柱として用いてもよい。また、図示例では建屋30として公園等に設置されるシェルターを示したがこれに限定されず、建屋にはカーポートや工場、一般住宅等も含まれる。
本発明の骨格材によれば、配線コードのみならず雨樋のような管体をも内部に収納でき、かつその収納作業を簡便に行うことができる。
1 骨格材
2 骨格材本体
3 カバー
4 凹部
6,7 中央壁部
8,9,10,11 内壁部
13,14,15,16 先端壁部
18,19 外壁部
21 突条
22,23 アンダーカット
24,25 シート面
26 係止片
30 建屋
31 柱材
32 裾材
33 屋根
34 梁材
35 桁材
36 棟木材
38 ジョイント材
39 ジョイント材の第1部分
40 ジョイント材の第2部分
41 ジョイント材の第3部分
45,46 カバー片
48 管体保持具

Claims (9)

  1. 骨格材において、
    開放側を外向きにして前記骨格材の全長にわたって延びる凹部を有する骨格材本体と、
    前記凹部を閉鎖するように前記骨格材本体の側面に装着され、該骨格材本体との間に全長にわたって延びる収容空間を形成するカバーと、を備えることを特徴とする骨格材。
  2. 前記骨格材本体は金属の押出形材からなることを特徴とする請求項1に記載の骨格材。
  3. 前記骨格材本体は、互いに離間しかつ平行に延びる一対のフランジ部分と、該一対のフランジ部分を連結するウェブ部分とを有する断面H字形の部材であり、前記ウェブ部分を挟んで2つの前記収容空間が配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の骨格材。
  4. 前記2つの収容空間のうち一方は配線コード用であり、他方は管体用であることを特徴とする請求項3に記載の骨格材。
  5. 前記管体用の収容空間内に管体を保持する保持具を備えることを特徴とする請求項4に記載の骨格材。
  6. 前記骨格材本体は断面H字形の中空部を囲繞する壁で構成されることを特徴とする請求項3から5までのいずれか一項に記載の骨格材。
  7. 前記各フランジ部分はその先端部にアンダーカットを有し、
    前記カバーは、前記骨格材本体への装着状態で前記凹部側を向くその内面に突設され前記フランジ部分の前記アンダーカットに着脱自在に嵌合する係止片を有することを特徴とする請求項3から6までのいずれか一項に記載の骨格材。
  8. 前記各フランジ部分は、前記アンダーカットの外側に前記骨格材本体の全長にわたって延びる突条を有し、該突条には前記カバーの側端部が載置されるシート面が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の骨格材。
  9. 請求項1から8までのいずれか一項に記載の骨格材で構成される柱材と、請求項1から8までのいずれか一項に記載の骨格材で構成される横架材と、前記柱材と前記横架材、前記横架材同士または前記柱材同士を連結するジョイント材とを備え、該ジョイント材を介して、前記柱材内の収容空間と前記横架材の収容空間、前記横架材の収容空間同士または前記柱材の収容空間同士が連通されていることを特徴とする建屋。
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