JP2018001663A - 液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
Description
上記課題を解決する液体噴射装置は、媒体に向けて液体を噴射するノズル及び前記ノズルが開口する開口面を有する液体噴射ヘッドと、前記ノズルから排出される前記液体を受容する受容キャップと、前記ノズルから前記液体を噴射しないときに、前記開口面との間に閉空間を形成する保湿キャップと、前記液体噴射ヘッドに対する相対移動に伴って前記開口面の払拭を行う払拭部材と、を備え、前記払拭部材は、前記相対移動方向において前記受容キャップと前記保湿キャップの間に配置され、前記液体噴射ヘッドが前記受容キャップ側から前記保湿キャップ側に移動するように前記払拭部材に対して相対移動することにより、前記払拭を行う。
この構成によれば、変位機構が液体噴射ヘッドを回動させることにより、液体噴射ヘッドの姿勢をスムーズに変化させることができる。
この構成によれば、廃液収容部は大気連通路として蛇行流路を有するので、廃液収容部に収容された廃液の蒸発を抑制しつつ、廃液収容部の内部空間を大気開放することができる。
図4に示すように、メンテナンス装置31は、液体噴射ヘッド13に対する相対移動に伴って開口面13bを払拭する払拭部材32と、ノズル23から排出される液体を受容する受容キャップ40と、ノズル23が液体を噴射しないときに、開口面13bとの間に閉空間を形成する保湿キャップ50と、を備える。
クリーニングの一種である吸引クリーニングは、メンテナンス装置31が図1に二点鎖線で示す位置にあるときに実行される。吸引クリーニングの実行にあたっては、まず、昇降機構45により受容キャップ40が上昇移動してリップ部41がノズル群を囲むように開口面13bに接触する。そして、キャップ部材49が開口面13bとの間に閉空間を形成した状態で吸引機構36が駆動すると、液体噴射ヘッド13内にある気泡等の異物が液体とともにノズル23から排出される。
ワイピング(払拭)においては、払拭部材32が開口面13bに付着した液体を掻き寄せるため、払拭を終えた払拭部材32が液体噴射ヘッド13から離れるときに、掻き寄せられた液体が払拭方向に飛び散ってしまうことがある。特に、払拭部材32を弾性体で構成し、弾性変形させつつ開口面13bの汚れを掻き取る場合には、払拭部材32が液体噴射ヘッド13から離れるときに、その先端が払拭方向に向けて勢いよく撓み変位することにより、液体が払拭方向に飛び散り易い。
(1)開口面13bを払拭するときには、液体噴射ヘッド13が受容キャップ40側から保湿キャップ50側に移動するように払拭部材32に対して相対移動するので、払拭部材32が払拭を終えて液体噴射ヘッド13から離れるときに、その払拭方向の先には受容キャップ40がある。そのため、払拭を行った後に、払拭部材32が液体噴射ヘッド13から離れるときの勢いで、払拭により掻き集めた液体等が払拭方向に飛散したとしても、その飛散した液体は、液体を受容するための受容キャップ40に受容される。そして、保湿キャップ50の方には払拭した液体が飛散しにくいので、保湿キャップ50に液体が付いたり、保湿キャップ50を介して液体が液体噴射ヘッド13に付いたり、その液体噴射ヘッド13を介して媒体Sが汚れたりもしにくい。したがって、払拭により液体噴射ヘッド13から飛散した液体による汚染を抑制することができる。
(4)廃液収容部37と保湿キャップ50を構成する封止部材51とが保湿流路53を介して連通することにより、廃液収容部37に収容された廃液から気化した成分を封止部材51内に導入することができる。これにより、封止部材51が形成する閉空間を加湿して、この閉空間に開口するノズル23を効果的に保湿することができる。
・変位機構14は、液体噴射ヘッド13を回動させるものに限らず、例えば第2方向Yに沿って移動させることにより、支持部18と開口面13bが対向する第1位置と、メンテナンス動作を行う第2位置とに液体噴射ヘッド13を変位させてもよい。この場合には、液体噴射ヘッド13を第2方向Yに沿って受容キャップ40側から保湿キャップ50側に移動することで、受容キャップ40と保湿キャップ50の間にある払拭部材32で払拭を行うようにしてもよい。また、液体噴射ヘッド13と払拭部材32の両方が互いに反対方向に移動することで払拭を行うようにしてもよい。
Claims (6)
- 媒体に向けて液体を噴射するノズル及び前記ノズルが開口する開口面を有する液体噴射ヘッドと、
前記ノズルから排出される前記液体を受容する受容キャップと、
前記ノズルから前記液体を噴射しないときに、前記開口面との間に閉空間を形成する保湿キャップと、
前記液体噴射ヘッドに対する相対移動に伴って前記開口面の払拭を行う払拭部材と、
を備え、
前記払拭部材は、前記相対移動方向において前記受容キャップと前記保湿キャップの間に配置され、
前記液体噴射ヘッドが前記受容キャップ側から前記保湿キャップ側に移動するように前記払拭部材に対して相対移動することにより、前記払拭を行う
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 前記媒体を支持する支持部と、
前記液体噴射ヘッドを、前記支持部と対向する第1位置と、前記払拭を行う第2位置とに変位させる変位機構と、
を備え、
前記保湿キャップは前記受容キャップよりも前記支持部に近い位置に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。 - 前記変位機構は、回動により前記液体噴射ヘッドを前記第1位置と前記第2位置とに変位させる
ことを特徴とする請求項2に記載の液体噴射装置。 - 前記受容キャップ内を吸引する吸引機構と、
前記受容キャップ内から吸引された前記液体を廃液として収容する廃液収容部と、
前記廃液収容部と前記保湿キャップとを接続する保湿流路と、
を備える
ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。 - 前記保湿流路を開閉する開閉弁を備え、
前記開閉弁は、前記保湿キャップが前記閉空間を形成するときに開弁し、前記保湿キャップが前記閉空間を形成しないときに閉弁する
ことを特徴とする請求項4に記載の液体噴射装置。 - 前記廃液収容部は、その内部空間を外部空間と連通させる大気連通路を有し、
前記大気連通路は経路を延長するための蛇行流路を含む
ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の液体噴射装置。
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