JP2017536446A - アミノ基を有するオルガノシリコン化合物の製造方法 - Google Patents

アミノ基を有するオルガノシリコン化合物の製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明の目的は、(A)Si−OH基を含むオルガノポリシロキサンを、(B)Si−OH基に基づく少なくとも化学量論的量のモノ−アルコキシ(アミノアルキル)シランと、反応させる、アミノ官能性ポリオルガノシロキサンの製造方法であって、酸、塩基又は有機金属化合物から選択される、触媒活性添加物が、酸0.1ppm未満、塩基30ppm未満及び有機金属化合物0.4%未満の量で用いられる、製造方法を提供することである。

Description

本発明は、(アミノアルキル)アルコキシシランを使用することによる、最少量のSi−OH及びSi−OR部分を有する、アミノ−含有オルガノシリコン化合物の触媒を含まない製造方法に関する。
アミノアルキルポリシロキサンは、工業で広く使用されている。例えば、ブロック共重合体は、イソシアナートの使用により、重付加を経由して得られる。こうして、各種の重合体ブロックを組み合せることにより、顧客の注文に合わせた特性を有する多種多様な製品がえられる。ブロック共重合体を構築するのに使用されるアミノアルキルポリシロキサンには、純度が非常に重要である。鎖末端は、高度にアミノ−官能化する必要があるが、さもなければ高分子量のブロック共重合体は達成できない。
アミノアルキルポリシロキサンを製造する方法は、すでに公知である。
1,3−ビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサンの平衡方法は、米国特許出願公開第US−A−5461134号及び欧州特許出願公開第EP−B−0739372号に記載されている。これらの方法は、長い反応時間を必要とすることから不便である。平衡反応は、原則的に、得られる生成物が、比較的高シラノール画分を有するのも欠点である。しかしながら、Si−OH鎖末端は、後に続くジイソシアナートとの反応で、化学的に不安定な連鎖停止剤として作用し、それによって高分子量を得るのを妨げる。アミノアルキルポリシロキサンに存在する未転化Si−OH鎖末端のさらなる欠点は、加水分解による鎖の分解起点になり得ることである。従って、この種の材料は、湿分の存在下で低い安定性を示す。
米国特許出願公開第US−A−2011/301374号は、残留するSi−OH鎖末端がシラザンと反応し、それによって対応するアミノアルキル基に転化される方法を記載している。従って、高転化率の達成に、二つの反応工程が必要であり、これによって製造コストが大幅に加算される。
米国特許出願公開第US−A−4633002号は、シラノール末端を有するシロキサンを、アミノ官能性トリアルコキシシランと、0.4〜1%の有機金属触媒、特にスズ化合物、の存在下で反応させる、アミノアルキルポリシロキサンの製造方法を記載している。
この方法は、約275℃の高温が必要であるのが欠点であり、これが、そこに記載されているように、分解プロセスのために反応生成物を黄変させる。
欧州特許出願公開第EP−A−0628589号は、アミノアルキルポリシロキサンを、シラノール末端を有するシロキサン、アミノ官能性ジアルコキシシラン、及び少なくとも0.01〜1%の塩基性触媒の、一方で水酸化バリウム又は水酸化ストロンチウム、及び他方でホウ酸ナトリウム及び/又はリン酸ナトリウムの間の組合せから製造する方法を記載している。特に、重金属のバリウム及びストロンチウムの毒性は、この方法の全ての工業的使用にとって有害である。
欧州特許出願公開第EP−A−1580215号は、アミノアルキルポリシロキサンを、30〜200ppmの塩基性触媒の水酸化ナトリウム、ナトリウムメトキシド又はナトリウムシロキシドの存在下で、シラノール末端を有するシロキサン及びアミノ官能性ジアルコキシシランから製造する方法を記載している。
米国特許出願公開第US−B−7238768号は、ヒドロキシル官能性ポリシロキサンを、使用するSi−OH基に対して、少ない量のアミノ官能性シランと、カルボン酸の存在下で、反応させることによる、アミノ官能性ポリシロキサンの製造方法を記載している。そこに開示されている指示により、(アミノアルキル)アルコキシシランとSi−OH基の反応は、Si−OH基と添加されたアルコールのその場の反応が伴い、Si−O−アルキル基を形成する。そこに記載されているように、得られるアミノアルキルポリシロキサンは、例外無く、全てSi−OHとSi−O−アルキル基の両方を含む。
米国特許出願公開第US−B−7238768号に開示されている指示により、(アミノアルキル)アルコキシシランとSi−OH基の反応(実際の連鎖停止反応)は、Si−OH単位とSi−OH単位の連鎖延長反応も伴い、水を除去し、酸性触媒により触媒作用も同様に受ける。
欧州特許出願公開第EP−A−1580215号は、米国特許出願公開第US−B−7238768号に開示されている条件が、黄色及び短い貯蔵寿命を有する製品を形成することをさらに報告している。
従って、この方法は、Si−OH基とSi−O−アルキル基の量が最小であるアミノ官能性ポリシロキサンを製造するには不適当である。Si−OH基のみならず、Si−O−アルキル基も、不安定な連鎖停止剤として作用し、後者が、大気中湿分の存在下で貯蔵された場合に、加水分解により次第にSi−OH基に転化され、揮発性のアルコールを系の中に放出するので、このようにして発生したSi−OH基が上記の欠点を有する。
この方法は、鎖濃縮の結果、分子量が明らかに増加した生成物を形成するので、一定分子量を有するアミノ官能性ポリシロキサンの製造には、やはり不適当である。しかし、一定した鎖長は、得られた材料の物理的特性を決定するので、ブロック共重合体における上記の使用には非常に重要である。
黄変及び貯蔵寿命の減少が、同様に製品の品質を下げている。
米国特許出願公開第US−A−6284860号は、OH末端を有するオルガノポリシロキサンと、ジ−及びトリアルコキシ(アミノアルキル)シランの、ブレンステッド又はルイス酸の存在下における、約30〜60%のSi−O−アルキル基を含むオルガノポリシロキサンを形成する反応を記載している。米国特許出願公開第US−A−6284860号に記載されている指示によれば、この反応は、存在するSi−OH基に対して、少なくとも化学量論的量の酸を必要とし、その酸が反応生成物中にアミン塩として残る。
従って、この方法は、Si−O−アルキル基の量が最小であるアミノ官能性ポリシロキサンを製造するには不適当である。得られる高い塩含有量が、目標とする生成物の劣った物理的特性−例えばレオロジー及び外観的な透明性−につながるので、やはり不適当である。
国際公開第WO2013/160104号には、触媒的量の酸の存在下で、(アミノアルキル)モノアルコキシシランを使用することによる、最少量のSi−OH及びSi−OR部分を有する、アミノ含有オルガノシリコン化合物を製造する方法が記載されている。そこに記載された方法は、アミノアルキルポリシロキサンを調製する方法に好適であり、それはそれらの高純度が手始めに言及された使用に原則的に適性であることが理由である。
それでも、特に高分子量のアミノアルキルポリシロキサンの製造においては、非常に最少量の触媒でさえも材料の透明性に悪影響をもたらし得る。非常に細かく分割された触媒によって頻繁なヘイズが派生製品中に依然として見られる。高分子量であるために高粘度の材料を脱ヘイズ化することは、技術的に決して容易ではない。多くの場合において、ヘイズは材料の貯蔵の過程で遅延して発生し、それはさらなる反応のために一定の高品質の材料が手に入らないことを意味している。
従って、本発明は、酸、塩基又は有機金属化合物から選択される、触媒活性混合物を、酸0.1ppm未満、塩基30ppm未満及び有機金属化合物0.4%未満の量で使用しながら、
(A)Si−OH基を含むオルガノシロキサンを、
(B)Si−OH基に基づく少なくとも化学量論的量のモノアルコキシ(アミノアルキル)シランと、
反応させることを含む、アミノ官能性ポリオルガノシロキサンの製造方法を提供する。
本発明者らは、驚くべきことに、最小量のSi−OH基及びSi−O−アルキル基を有するアミノアルキルポリシロキサンは、ヒドロキシポリシロキサン(A)を、少なくとも化学量論的量のモノアルコキシ(アミノアルキル)シラン(B)と反応させることにより、得られることを見出した。ここで触媒活性混合物は必要としない。
得られるアミノ官能性ポリオルガノシロキサンは、好ましくはSi−OH基とSi−O−アルキル基を一緒にした量が、アミノアルキル基に対して5mol%未満である。
本発明の方法は、簡単に実行でき、高純度の製品が得られる。同時に起こる反応、例えばSi−O−アルキル基の形成、が、極めて小さい程度にのみ起こる。ポリシロキサンの鎖長は、連鎖停止単位が付加する以外、実質的に変化しない。鎖濃縮反応は、起こるにしても、ほんの僅かな程度である。得られるアミノ官能性ポリシロキサンは、透明で、無色である。またそれらは、具体的には触媒活性混合物が存在しないことを理由として、何週間もの長期の貯蔵期間の過程でヘイズを生じさせたり、有色になったりすることもない。
好ましくは、一般式I
Figure 2017536446
のアミノ官能性ポリシロキサンは、一般式(II)
Figure 2017536446
のオルガノシロキサンと、少なくとも化学量論的量の、一般式(III)
Figure 2017536446
のモノアルコキシ(アミノアルキル)シランの反応により得られ、
式中、
Rは、置換されていないか、又はハロゲン置換された1〜12個の炭素原子を有するアルキレン基であり、
は、水素、置換されていないC〜C10ヒドロカルビル基、又は−CN及びハロゲンから選択された置換基により置換されたC〜C10ヒドロカルビル基であり、
は、水素原子、又はC〜C20ヒドロカルビル、又はC〜C15ヒドロカルビルオキシラジカルであって、SiCに結合しており、置換されていないか、又は−CN、NR 、COOH、COOR、−ハロゲン、−アクリロイル、−エポキシ、−SH、−OH及び−CONR から選択された置換基により置換されており、そのそれぞれで、一個以上の相互に隣接していないメチレン単位が、同時に、基−O−、−CO−、−COO−、−OCO−又は−OCOO−、−S−、又はNRにより置き換えられていてよく、そのそれぞれで、一個以上の相互に隣接していないメチン単位が、基−N=、−N=N−、又は−P=により置き換えられていてよいC〜C20ヒドロカルビル又はC〜C15ヒドロカルビルオキシ基であり、
及びRは、それぞれ水素、又は分岐していない、分岐した、又は環状の、飽和化された、又は不飽和化された、1〜12個の炭素原子を有するアルキル又はアリール又はアラルキルであり、その際、個々の隣接していないメチレン単位が窒素原子又は酸素原子により置き換えられていてよく、
は、直鎖状又は分岐鎖状の1〜8個の炭素原子を有するアルキルであり、その際、隣接していないメチレン単位が酸素により置き換えられていてよく、
sは、1以上であり、
rは、1以上であり、
s+tは、rの値に等しい、及び
k+m+p+qは、2以上であり、
s:tは、10以上である。
アルキレン基Rは、分岐していない、分岐した、又は環状の、飽和化された、又は不飽和化されている。Rは、好ましくは二価の分岐していない、又は分岐した、飽和化された、1〜8個の炭素原子を有するアルキレン基であり、より好ましくは2〜4、最も好ましくは3個の炭素原子を有し、より好ましくはn−プロピレン基である。
は、好ましくは1〜12個の原子、特に1〜6個の原子を有し、好ましくは炭素原子だけから、又は1個のアルコキシ酸素原子及び他は炭素原子だけからなる。好ましくは、Rは、直鎖状、分岐鎖状又は環状のC〜Cアルキル基である。メチル、エチル、フェニル、ビニル及びトリフルオロプロピルの基が特に好ましい。
好ましくは、R及びRは、それぞれ独立して水素又は分岐していない、分岐した、又は環状の飽和化された、又は不飽和化された1〜6個の炭素原子を有するアルキル、又はアリールであり、その際、隣接していないメチレン単位は、窒素原子又は酸素原子により置き換えられていてよい。
より好ましくは、R及びRは、それぞれ独立して水素又はC〜Cアルキルであり、その際、個々の隣接してないメチレン基は、窒素原子により置き換えられていてよい。最も好ましくは、R及びRはそれぞれ水素である。
好ましくは、Rは、直鎖状又は分岐鎖状の1〜5個の炭素原子を有するアルキル基であり、その際、好ましくは1〜2個の隣接していないメチレン単位が酸素により置き換えられていてよい。1〜5個の炭素原子を有するアルキル基が特に好ましく、1個のメチレン基が酸素により置き換えられているのが特に好ましい。基Rの例は、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、2−メトキシエチル及び2−メトキシプロピルである。
好ましくは、一般式Iの化合物におけるSi−OH基の量は、アミノ官能性アルキル基の量に対して最小である。好ましくは、一般式Iにおける比s:tは、20以上、より好ましくは50以上である。
一般式Iのアミノ官能性オルガノシロキサンは、直鎖状、環状又は分岐鎖状でよい。
k、m、p、q、s及びtの総計は、好ましくは10〜100000、特に20〜20000の数である。
好ましい分岐鎖状オルガノシロキサンは、一般式Iにより、T−及びQ−単位を含む、即ちk+m>0のオルガノシリコ−ン樹脂である。k+mが、k、m、p、q、s及びtの総計に対して5%以上であり、90%以下である樹脂が特に好ましい。
好ましい直鎖状アミノ官能性オルガノシロキサンは、一般式(Ia)
Figure 2017536446
の末端アミノ官能性オルガノシロキサンであり、
式中、s+t+q=2、
qは、0又は1でよい。
pは、好ましくは20〜50000、特に50〜2000である。
特に好ましい直鎖状アミノ官能性オルガノシロキサンは、α、ω−末端でアミノ官能化されたオルガノシロキサンであり、その際、q=0であり、s+t=2である。
本方法における触媒活性混合物は不要なだけでないばかりか、実際には望ましくない。酸はブレンステッド酸及びルイス酸、特に最大+5のpK値を有するブレンステッド酸を意味すると理解されるべきである。塩基は、具体的には金属水酸化物、金属酸化物、金属アルコキシレート及び金属シロキシドを意味すると理解されるべきである。有機金属化合物は、具体的には有機スズ化合物を意味すると理解されるべきである。
0.01ppm未満の酸を用いることが好ましい。10ppm未満の塩基を用いることが好ましい。0.1%未満の有機金属化合物を用いることが好ましい。
具体的には、本方法は触媒活性混合物なしで実施される。
本方法を実行する温度は、好ましくは50℃以上、より好ましくは90℃以上、及び200℃以下、より好ましくは150℃以下である。
本方法は、好ましくは大気圧下で、又は減圧下で行う。特に好ましい圧力範囲は500mbar以下〜1mbarの間である。
本発明の方法は、バッチ反応として、半バッチ反応として、又は連続様式で行うことができる。例えば、反応成分は、外界温度で混合し、混合物を反応温度に加熱することができる。
反応は、好ましくは共混合により行う。当業者に良く知られている混合方法を、ここで使用することができる。例えば、共混合を行うのに撹拌を使用することができる。
好ましい実施態様では、反応の途中で放出されるアルコールは、反応の際、又は後に反応混合物から除去する。除去は、好ましくは蒸留により、例えば減圧蒸留により行う。当業者には良く知られている蒸留技術をこの目的に使用することができ、その例としては、カラムを通した平衡蒸留、ショートパス蒸留又は薄膜蒸発装置がある。
本発明の反応は、連続方法でも行うことができる。当業者には良く知られている技術がここで好適であり、その例としては、管状反応器、ループ反応器又は撹拌タンクバッテリーがある。
特に、高分子量のポリシロキサンの反応は、過剰なアミノ官能性アルコキシシランを用いることで早まる。これらの系において、必要とされるシランの重量比はかなり最少であるため、過剰であることは方法に経済上顕著な影響をもたらさない。例えば、一般式1aのヒドロキシポリシロキサンを14000の分子量で使用すると、3−アミノプロピルジメチルメトキシシランの化学量論的必要量は、反応混合物全体のたったの約2重量%である。
モノアルコキシ(アミノアルキル)シラン(B)は、存在するSi−OH単位に対して、好ましくは1.2以上、10当量以下のモル量で、より好ましくはオルガノシロキサン(A)中に存在するSi−OH単位に対して、1.5以上、5当量以下のモル量で使用する。
完全な転化を達成するのに使用しなければならない(アミノアルキル)アルコキシシラン(B)の過剰量を計算するには、(アミノアルキル)アルコキシシラン(B)は、水により消費され、対応するジシロキサンを形成するので、ヒドロキシポリシロキサン(A)中に存在する水の量を考慮しなければならない。これは、反応後に反応混合物を液化することにより、簡単に除去される。
反応は、さらなる成分、例えば溶剤、を、反応混合物全体に対して1%以上、及び200%以下、好ましくは10%以上、及び100%以下の量で使用することができる。溶剤を使用する場合、沸点/沸騰範囲が0.1MPaで120℃までである、溶剤又は溶剤混合物が好ましい。溶剤の例としては、エーテル、例えばメチルtert−ブチルエーテル、テトラヒドロフラン又はジオキサン、ニトリル、例えばアセトニトリル又はプロピオニトリル、DMSO、炭化水素、例えばヘプタン、メチルシクロヘキサン又はトルエンがある。
上記の式における上記の記号は、全てそれぞれ独立して、それらの意味を有する。ケイ素原子は、全ての式で四価である。
下記の例では、他に指示が無い限り、量及び百分率は全て重量により表わし、圧力は全て0.10MPa絶対であり、温度は全て20℃である。例は、全て不活性及び/又は保護ガスの下で行う。
例1
α、ω−ビスヒドロキシ末端を有するポリジメチルシロキサン100g、分子量M13810g/mol、H−NMR分光法により測定して、Si−OH基7.24mMolに相当、及び水含有量115ppm、0.64mmolに相当、Karl−Fischer滴定により測定、を140℃に加熱した。この温度及び圧力約100mbarで、3.2g(21.7mMol、Si−OHに対して1.50当量に相当)の99%の3−アミノプロピルジメチルメトキシシランを加え、形成されたメタノールを留出物として、冷却した受け器に集めた。全反応時間1時間に続いて、反応生成物−α、ω−ビスアミノプロピル末端を有するポリジメチルシロキサン−をNMR分光法で分析した。Si−OH部分は検出することができなかった。生成物はポリシロキサンのアミノプロピル末端基のモル量に対して、まだ21mol%の3−アミノプロピルジメチルメトキシシランを含有していた。圧力を約1mbarに下げて、過剰のシラン及びメタノールを生成物から除去した。生成物は透明な無色の液体である。
例2
α、ω−ビスヒドロキシ末端を有するポリジメチルシロキサン200g(14.5 mmol)、M13810g/mol及びシラン4.7g(32mmol,1.1当量)を使用して、例1を繰り返した。全反応時間は4時間である。
反応終了時の反応生成物は、アミノプロピル末端基のモル量に対して、Si−OH末端基0.6mol%を含んでいた。圧力を約1mbarに下げて、微量の過剰のシラン及びメタノールを生成物から除去した。生成物は透明な無色の液体である。
例3
140℃/60mbarにて、シラン5.5g(37.7mmol,1.3当量)を使用して、例2を繰り返した。全反応時間は2時間である。反応終了時の反応生成物は、アミノプロピル末端基のモル量に対して、Si−OH末端基1.3mol%、及び追加の未転化シラン7.4mol%を含んでいた。圧力を約1mbarに下げて、これらをメタノールと供に生成物から除去した。生成物は透明な無色の液体である。

Claims (9)

  1. 酸、塩基又は有機金属化合物から選択される、触媒活性混合物を、酸0.1ppm未満、塩基30ppm未満及び有機金属化合物0.4%未満の量で使用しながら、
    (A)Si−OH基を含むオルガノシロキサンを、
    (B)Si−OH基に基づく少なくとも化学量論的量のモノアルコキシ(アミノアルキル)シランと、
    反応させることを含む、アミノ官能性ポリオルガノシロキサンの製造方法。
  2. 一般式I
    Figure 2017536446
    のアミノ官能性ポリシロキサンが、一般式(II)
    Figure 2017536446
    のオルガノシロキサンと、少なくとも化学量論的量の、一般式(III)
    Figure 2017536446
    のモノアルコキシ(アミノアルキル)シランの反応により得られ、
    式中、
    Rが、置換されていないか、又はハロゲン置換された1〜12個の炭素原子を有するアルキレン基であり、
    が、水素、置換されていないC〜C10ヒドロカルビル基、又は−CN及びハロゲンから選択された置換基により置換されたC〜C10ヒドロカルビル基であり、
    が、水素原子、又はC〜C20ヒドロカルビル又はC〜C15ヒドロカルビルオキシ基であって、SiCに結合しており、置換されていないか、又は−CN、NR 、COOH、COOR、−ハロゲン、−アクリロイル、−エポキシ、−SH、−OH及び−CONR から選択された置換基により置換され、かつそのそれぞれで、一個以上の相互に隣接していないメチレン単位が、同時に、基−O−、−CO−、−COO−、−OCO−又は−OCOO−、−S−、又はNRにより置き換えられていてよく、かつそのそれぞれで、一個以上の相互に隣接していないメチン単位が、基−N=、−N=N−、又は−P=により置き換えられていてよいC〜C20ヒドロカルビル又はC〜C15ヒドロカルビルオキシ基であり、
    及びRが、それぞれ水素、又は分岐していない、分岐した、又は環状の、飽和化された、又は不飽和化された、1〜12個の炭素原子を有するアルキル又はアリール又はアラルキルであり、その際、個々の隣接していないメチレン単位が窒素原子又は酸素原子により置き換えられていてよく、
    が、直鎖状又は分岐鎖状の1〜8個の炭素原子を有するアルキルであり、その際、隣接していないメチレン単位が酸素により置き換えられていてよく、
    sが、1以上であり、
    rが、1以上であり、
    s+tが、rの値に等しい、かつ
    k+m+p+qが、2以上であり、
    s:tは、10以上である、請求項1に記載の方法。
  3. Rが、二価の分岐していない、1〜8個の炭素原子を有するアルキレン基である、請求項2に記載の方法。
  4. が、直鎖状、分岐鎖状又は環状のC〜Cアルキル基である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 及びRが、それぞれ水素である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. が、1〜5個の炭素原子を有するアルキルである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 0.01ppm未満の酸が存在している、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 50℃〜150℃の温度で行われる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記モノアルコキシ(アミノアルキル)シラン(B)が、前記オルガノシロキサン(A)中に存在するSi−OH単位に基づいて1.2以上、10当量以下のモル量で使用される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
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