JP2017523936A - 車両外部後方観察装置のためのピボット組立体及び当該ピボット組立体のためのピボット結合体 - Google Patents

車両外部後方観察装置のためのピボット組立体及び当該ピボット組立体のためのピボット結合体 Download PDF

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Abstract

車両外部後方観察装置のためのピボット機構が開示される。機構は、ベースフレーム部分と、所定の軸周りに回転するためにベースフレーム部分に取り付けられたケースフレーム部分と、ベースフレーム部分とケースフレーム部分との間で動作可能な戻り止めと、ケースフレーム部分をベースフレームにクランプするバネ機構であって、軸周りに配置された圧縮バネと、バネ結合体と、を含む、バネ機構と、を含み、バネ結合体が、互いから離間し且つ結合体シャフトによって接続された第1の結合体端部及び第2の結合体端部を有し、結合体シャフトが、バネを通過し、バネ結合体シャフトが、バネ結合体反作用機能部を含み、それにより、展開位置では、外力によって所定の軸と直交する軸周りでケースフレーム部分に付与されるトルクが、バネ結合体反作用機能部によって抵抗される。

Description

本発明は、車両後方表示装置に関する。特に、本発明は、車両側面上の取付ポイントに対して回動運動可能なミラー又はカメラのような車両側面取付型後方観察装置に関する。
車両後方表示装置、特に車両後方表示サイドミラーは、一般的に、取付ブラケット又はミラーベースに回動可能に取り付けられたミラーヘッドを含んでいる。取付ブラケット又はベースは、車両本体(例えばドア又はフロントフェンダー)に固定されている。ピボットは、ブラケットに対してミラーヘッドが回転することを可能にし、これにより、車両が動いているかもしくは静止している間の衝撃に応じてミラーヘッドの運動を可能にする(“ミラー分離(mirror breakaway)”と称される)か、又は駆動手段の作用を受けてミラーヘッドが駐車位置へ動き、これにより、ミラーヘッド及びその内部ケースフレームが車両本体にできるだけ近い位置に動かされることを保証することを可能にする。
戻り止めが、概して、上述した車両後方観察装置内でピボット機構内に含まれている。戻り止めは、それがピボットに対して回動させられるときに少なくとも展開位置又は駆動位置において後方観察装置のためのポジティブな設置及び保持力を提供する。戻り止めは、ピボットの初期運動に抵抗し、戻り止め保持力を克服するために最小の力を必要とする。
一般的に、戻り止め機構は、取付ブラケット上又はミラーベース上の戻り止め機能部と、ミラーヘッド又はミラーケースフレーム上のさらなる戻り止め機能部と、を含んでいる。
ミラーヘッド、又はカメラを含む任意の後方観察装置がピボット軸周りでブラケットに対して回転することを可能にするピボット機構が、多くの利点をはっきりと有する一方で、ピボット機構は、後方観察組立体全体の耐久性及び強度に関するチャレンジを設計者に提供する。特に、展開位置又は駆動位置における組立体は、下向きの外力によってピボット軸と直交する軸周りでミラーヘッドに、従って内部ケースフレームに付与されるトルクに耐えることが可能でなければならない。
国際公開第2014/181265号パンフレット
本発明の目的は、上記で言及した問題に向けられたピボット機構を提供すること、又は人に有益な選択を少なくとも提供することである。
本発明の第1の側面によれば、車両外部後方観察組立体のためのピボット機構であって、
車両取付ベースフレームと一体的であるか又は車両取付ベースフレームに取付可能なベースフレーム部分と、
ピボット軸周りで回転するためにベースフレーム部分に取り付けられたケースフレーム部分であって、ケースフレーム部分が、後方観察ミラーを支持するように構成されたケースフレームと一体的であるか、又はケースフレームに取付可能であり、ケースフレームが、展開位置から格納位置へピボット軸周りに運動可能である、ケースフレーム部分と、
ベースフレーム部分とケースフレーム部分との間で動作可能な戻り止めであって、ケースフレーム部分がベースフレーム部分に対して選択された位置で保持される係合位置と、ピボット軸周りの回転を可能にする非係合位置と、を有する、戻り止めと、
ケースフレーム部分をベースフレームにクランプするバネ機構であって、
ピボット軸周りに配置された圧縮バネであって、所定の内半径を有する、圧縮バネと、
第1の結合体端部及び第2の結合体端部を有するバネ結合体であって、第1の結合体端部及び第2の結合体端部が、互いから離間し、且つバネを通過する結合体シャフトによって接続され、バネ結合体シャフトが、バネ結合体反作用機能部を含む、バネ結合体と、
を備える、バネ機構と、
を備え、
それにより、ケースフレーム部分、ベースフレーム部分及びバネ結合体が、展開位置では、外力によってピボット軸と直交する軸周りでケースフレーム部分に付与されるトルクがバネ結合体反作用機能部によって抵抗されるように相互に配置且つ構築されているピボット機構が提供される。
一形態では、バネ結合体反作用機能部が、複数のバネ結合体反作用面を含む。
一形態では、複数のバネ結合体反作用面が、バネ結合体シャフト周りで周方向に離間している。
一形態では、各バネ結合体反作用面が、径方向において圧縮バネの内半径内に位置づけられている。
一形態では、圧縮バネが、1つ以上のディスクバネを含んでいる。
一形態では、バネが、第1のバネ端部及び第2のバネ端部を含み、第1のバネ端部が、第1の結合体端部及び第2の結合体端部のいずれか一方に対して圧縮状態で圧縮保持される。
一形態では、ピボット機構が、ベースフレーム部分とケースフレーム部分との間で動作可能に介在された電動格納機構をさらに含み、
電動格納機構が、ベースフレーム部分に対してケースフレーム部分を電気的に駆動するために動作可能である。
本発明の第2の側面によれば、車両外部後方観察組立体のためのピボット機構であって、
車両取付ベースフレームと一体的であるか又は車両取付ベースフレームに取付可能なベースフレーム部分と、
ピボット軸周りで回転するためにベースフレーム部分に取り付けられたケースフレーム部分であって、ケースフレーム部分が、後方観察ミラーを支持するように構成されたケースフレームと一体的であるか、又はケースフレームに取付可能であり、ケースフレームが、展開位置から格納位置へピボット軸周りに運動可能である、ケースフレーム部分と、
ケースフレーム部分をベースフレームにクランプするバネ機構であって、
ピボット軸周りに配置された圧縮バネであって、所定の内半径を有する、圧縮バネと、
第1の結合体端部及び第2の結合体端部を有するバネ結合体であって、第1の結合体端部及び第2の結合体端部が、互いから離間し、且つバネを通過する結合体シャフトによって接続され、バネ結合体シャフトが、バネ結合体反作用機能部を含む、バネ結合体と、
を備える、バネ機構と、
を備え、
それにより、展開位置では、バネ結合体反作用機能部が、ピボット軸と直交する軸周りのケースフレーム部分の回転がバネ結合体反作用機能部によって抵抗されるように位置決めされているピボット機構が提供される。
本発明の第3の側面によれば、車両外部後方観察組立体のためのピボット機構であって、
車両取付ベースフレームと一体的であるか又は車両取付ベースフレームに取付可能なベースフレーム部分と、
ピボット軸周りで回転するためにベースフレーム部分に取り付けられたケースフレーム部分であって、後方観察ミラーを支持するように構成されたケースフレームと一体的であるか、又はケースフレームに取付可能である、ケースフレーム部分と、
ベースフレーム部分とケースフレーム部分との間で動作可能な戻り止めであって、
ケースフレーム部分がベースフレーム部分に対して選択された位置で保持される係合位置と、
ピボット軸周りの回転を可能にする非係合位置であって、戻り止めが、第1のセットの戻り止め機能部と第2のセットの戻り止め機能部とを含む、非係合位置と、
を有する、戻り止めと、
ケースフレーム部分をベースフレーム部分に且つ第1のセットの戻り止め機能部を第2のセットの戻り止め機能部にクランプするバネ機構と、
取付端部及び浮動端部を有する支持アームであって、浮動端部が、第1のセットの戻り止め機能部を支持し、第1のセットの戻り止め機能部が、支持アームに対するピボット軸周りの回転に対抗して固定されるが、ピボット軸と略平行な方向において取付端部に対して移動可能である、支持アームと、
ベースフレーム部分とケースフレーム部分との間で動作可能に介在された電動格納機構であって、第2のセットの戻り止め機能部を含む、電動格納機構と、
を備え、
支持アームの取付端部が、ケースフレーム部分及びベースフレームの一方に固定され、且つケースフレーム部分及びベースフレームの一方に対する回転に対抗して固定され、
第2のセットの戻り止め機能部が、ケースフレーム部分及びベースフレーム部分の他方に対する回転に対抗して固定され、
電動格納機構が、ベースフレーム部分に対してケースフレーム部分を電気的に駆動するために動作可能であるピボット機構が提供される。
本発明の実施形態が、添付の図面を参照して説明される。
上方から見た、本発明の第1の実施形態によるピボット機構の分解等角図である。 下方から見た、図1に示されるピボット機構の分解等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図1及び図2に示されるピボット機構の等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図1及び図2に示されるピボット機構の側面図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図1及び図2に示されるピボット機構の平面図である。 図5に示される切断線B−Bによる断面図である。 ピボット機構がその通常駆動位置にある間の、図5に示される切断線A−Aによる断面図である。 図7Aにおいて円C7によって示されるピボット機構の一部分の拡大図である。 下向きの力がミラーヘッドに付与され、下向きの力がピボット軸に直交する軸周りのトルクを誘導する、図5に示される切断線A−Aによる断面図である。 図8Aにおいて円C8によって示されるピボット機構の一部分の拡大図である。 図7Aに示される切断線C−Cによる断面図である。 図7Aに示される切断線D−Dによる断面図である。 上方から見た、本発明の第2の実施形態によるピボット機構の分解等角図である。 下方から見た、図11に示されるピボット機構の分解等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図11及び図12に示されるピボット機構の等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図11及び図12に示されるピボット機構の側面図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図11及び図12に示されるピボット機構の平面図である。 図15に示される切断線B−Bによる断面図である。 ピボット機構がその通常駆動位置にある間の、図15に示される切断線A−Aによる断面図である。 下向きの力がミラーヘッドに付与され、下向きの力がピボット軸と直交する軸周りのトルクを誘導する、図15に示される切断線A−Aによる断面図である。 図7Aに示される切断線C−Cによる断面図である。 図7Aに示される切断線D−Dによる断面図である。 上方から見た、本発明の第3の実施形態によるピボット機構の分解等角図である。 下方から見た、図21に示されるピボット機構の分解等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図21及び図22に示されるピボット機構の等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図21及び図22に示されるピボット機構の側面図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図21及び図22に示されるピボット機構の平面図である。 ピボット機構がその通常駆動位置にある間の、図25に示される切断線A−Aによる断面図である。 図26Aにおいて円C26によって示されるピボット機構の一部分の拡大図である。 下向きの力がミラーヘッドに付与された、図26Bと同様の図である。 図26に示される切断線B−Bによる断面図である。 上方から見た、本発明の第4の実施形態によるピボット機構の分解等角図である。 下方から見た、図28に示されるピボット機構の分解等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図28及び図29に示されるピボット機構の等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図28及び図29に示されるピボット機構の側面図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図28及び図29に示されるピボット機構の平面図である。 図28及び図29に示されるピボット機構の底面図である。 図32Aに示される切断線による断面図である。 図33Aにおいて円C33によって示されるピボット機構の一部分の拡大図である。 下向きの力がミラーヘッドに付与された、図33Bと同様の図である。 ピボット機構がその通常駆動位置にある間の、図33Aに示される切断線B−Bによる断面図である。 上方から見た、本発明の第1の実施形態及び第2の実施形態のピボット機構のための代替的なピボット結合体の等角図である。 ベースフレーム部分に取り付けられた電動格納機構を含む、本発明の第5の実施形態によるピボット機構の分解等角図である。 バネ結合体反作用機能部がないシンプルなバネ結合体50を含む、図36Aのピボット機構の分解等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図36Bに示されるピボット機構の等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図36Bに示されるピボット機構の側面図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図36Bに示されるピボット機構の平面図である。 図39に示される切断線A−Aによる断面図である。 ベースフレーム部分に取り付けられた電動格納機構を含む、本発明の第6の実施形態によるピボット機構の分解等角図である。 バネ結合体反作用機能部がないシンプルなバネ結合体50を含む、図41Aのピボット機構の分解等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図41Bに示されるピボット機構の等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図41Bに示されるピボット機構の側面図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図41Bに示されるピボット機構の平面図である。 図44に示される切断線A−Aによる断面図である。
図1及び図2を参照すると、本発明の第1の実施形態による車両外部後方表示装置組立体のためのピボット機構10が示されている。機構は、車両取付ベースフレーム21のためのベースフレーム部分20と、ピボット軸12周りで回動するためにベースフレーム部分20に取り付けられたケースフレーム部分30と、を含んでいる。ベースフレーム部分20は、ベースフレームと一体的であってもよく、又は他のベースフレーム部分に取り付けられた独立した構成要素であるか、もしくは他のベースフレーム部分に取り付け可能な独立した構成要素であってもよい。同様に、ケースフレーム部分30は、ケースフレームと一体的であってもよく、又は他のケースフレーム部分に取り付けられた独立した構成要素であるか、もしくは他のケースフレーム部分に取付可能な独立した構成要素であってもよい。
概して、ケースフレームは、ミラー及び装飾的ケースハウジングを支持している。ケースフレーム、ミラー及び装飾的ハウジングは、概して車両ドアに固定されたベースフレームに対してすべて一緒に回転可能である。同じように、ケースフレームは、カメラの形態にある代替的な後方表示装置を支持してもよい。
ベースフレーム部分20とケースフレーム部分30との間で動作可能な戻り止め40が、設けられている。戻り止め40は、図3〜図10に示される係合位置を有する。この係合位置では、ケースフレーム部分30は、ベースフレーム部分20に対して選択された位置で保持されている。
図1及び図2から分かるように、戻り止め40は、第1のセットの戻り止め機能部42と、第2のセットの戻り止め機能部46と、を含んでいる。第1のセットの戻り止め機能部42は、ピボット軸12周りでケースフレーム部分30に対する回転に対抗して固定されているが、ケースフレーム部分30及びベースフレーム部分20双方に対して軸方向に動くことが可能である。第2のセットの戻り止め機能部46は、ベースフレーム部分20に対する回転に対抗して固定されている。バネ組立体が、バネ保持器又はバネ結合体50を含み、バネ60が、ケースフレーム部分30をベースフレーム部分20にクランプし、また、第1のセットの戻り止め機能部42を第2のセットの戻り止め機能部46にクランプする。
また、ピボット機構10は、第1の取付端部72及び第2の浮動端部78を有する戻り止め部材支持アーム70を含んでいる。第1の取付端部72は、ケースフレーム部分30とともに回転するためにケースフレーム部分30に取り付けられている。第2の浮動端部78は、ピボット軸12と略平行な方向においてケースフレーム部分30に対して移動可能である。
バネ組立体は、第1の保持端部52及び第2の保持端部58を有するバネ保持器又はバネ結合体50であって、第1の保持端部52及び第2の保持端部58が互いから離間している、バネ結合体50と、第1のバネ端部62及び第2のバネ端部68を有する圧縮バネ60と、を含んでいる。バネ組立体は、図1の分解図とともに参照して図6及び図7Aの断面図で最もはっきりと示されるように、バネ結合体50の第1の保持端部52のフランジ53とベースフレーム20との間で圧縮して配置されている。第1のバネ端部62は、支持アームの第2の浮動端部78と当接しており、第2のバネ端部68は、バネ結合体50の第1の保持端部52と当接している。
バネ結合体50は、第1の結合体端部52及び第2の結合体端部58を有する。第1の結合体端部52及び第2の結合体端部58は、互いから離間しており、結合体シャフト54によって接続されている。結合体シャフト54は、図1の分解図及び図3の等角図で分かるように、バネ60を通過している。
ベアリングワッシャ25が、図1及び図4で最もはっきりと示されるように、ケースフレーム部分30とベースフレーム部分20との間に配置されている。
図5の平面図と、図5に示される切断線B−Bにより得られる図6の断面図と、を参照すると、バネ60がバネ内半径rを有することが分かる。
図7A、すなわち図5に示される切断線A−Aにより得られるさらなる断面図を参照すると、バネ結合体50のバネ結合体シャフト54が、バネ60を通過し且つバネ内半径r内に位置することが分かる。バネ結合体シャフトが、図1及び図7B(図7Bは図7Aにおける円C7によって示された範囲の拡大図である)に最もはっきりと示される、4つのバネ結合体反作用面541の形態にあるバネ結合体反作用機能部を含むことも分かる。円C7のバネ結合体反作用面541は、図7Bで分かるように、対応するケースフレーム面301から全体として若干離間している。しかしながら、図5に示されるようにピボット機構10がその展開位置にあると、人がミラーケース又は例えばカメラケースに寄り掛かることによって誘導される、図8Aに示される矢印F1で付与される外力は、図7Bの拡大断面図で示されるバネ結合体反作用面541の形態にあるバネ結合体反作用機能部によって抵抗されるトルクを発生させる。より具体的に、下向きの外力F1によってピボット軸12と直交する軸周りでケースフレーム部分30に付与されるトルクは、バネ結合体反作用面541の形態にあるバネ結合体反作用機能部によって抵抗される。これは、図8Aと、拡大図である図8B及び図8Cと、に示されている。ピボット軸12と直交する軸の一例は、図5に示される軸13である。
図8A及び図8Bに示されるバネ結合体反作用面541によって提供される抵抗に加えて、反作用力が、図8Bに示される矢印R1によって示されるように、ベアリングワッシャ25で誘導される。図8Cにおいて矢印G1で示される小さな間隙が、下向き力F1が付与されると、広がる可能性がある。
(下向き力ではなく)図8Aにおいて矢印F2によって示される上向き力が後方観察装置のケースに付与される状況では、ピボット軸12と直交する(図5に示される)軸13’周りでケースフレーム部分30に作用する、結果として生じるトルクは、バネ結合体反作用面541によって再び抵抗される。
図1に戻ると、バネ結合体反作用面541が、バネ結合体シャフト54周りで周方向に離間していることが分かる。
再び図7A、図7B、図8A及び図8Bを参照すると、バネ結合体反作用面541が、径方向において圧縮バネ60の内半径r内に設置されていることが分かる。
図7Aに示される切断線C−C及びD−Dそれぞれにより得られる図9及び図10の断面図は、ケースフレーム部分30がその展開位置にあるときに(図7Bに示される)バネ結合体反作用面541がどのように捕捉されるかを示している。図9を参照すると、空間28が組立を容易にするために設けられていることが分かる。ピボット結合体シャフト54が、図9に示される位置から45°回転させられると、バネ結合体反作用面541は、空間28を通じて動くことができる一方で、図9に示される位置では、傾斜突出部55の(図1に示される)底面55aは、凹所56内に位置している。図1及び図2を参照すると、第1のセットの戻り止め機能部42が、戻り止め部材支持アーム70に取り付けられていることが分かる。戻り止め部材支持アーム70は、図1及び図4において最もはっきりと示されるように、ネジ32によってネジ受容ボス34に取り付けられている。
戻り止め部材支持アーム70は、可撓性を有し、これにより、第1のセットの戻り止め機能部42が、第2のセットの戻り止め機能部46から軸方向において離れるように動くことを可能にする。しかしながら、戻り止め部材支持アーム70は、ケースフレーム30に対する回転運動に対抗するように比較的可撓性がない。
図示しない他の実施形態では、第1の戻り止め部材42及び第2の戻り止め部材46は、第1のセットの戻り止め機能部42が、ベースフレーム部分20に対する径方向運動を可能にする支持アーム上に載り、且つ第2のセットの戻り止め機能部46が、ケースフレーム30に固定されるように、交換されてもよい。
図11及び図12を参照すると、本発明の第2の実施形態による車両外部後方表示装置組立体のためのピボット機構10が示されている。本発明のこの実施形態は、図1及び図2並びに図3〜図10に示される実施形態と類似するが、本発明の第1の実施形態のコイルバネ60が、図11及び図12に示されるように、ディスクバネ又は皿バネ60によって置換されている。他の点では、この実施形態は、第1の実施形態のものと同一である。さらなる実施形態では、波形バネのような他の圧縮バネが使用されてもよい。
図21及び図22を参照すると、本発明の第3の実施形態が示されている。本発明のこの実施形態は、バネ結合体50がベースフレーム部分20に接続されるか又はベースフレーム部分20と一体的である点で、本発明の第1の実施形態及び第2の実施形態と異なっている。本発明のこの実施形態により、バネ結合体反作用面541は、図21、図22及び図26に示されるように下方に面している。図26B及び図21Cは、図26Aに示される円形部分C26の近づいた図である。
図26Bは、ケースフレーム面301とバネ結合体反作用面541との間のクリアランスを示している。これは、通常使用状態であって、後方観察装置ヘッドに付与される、相当なトルクを誘導する上向き又は下向き力がない、通常使用状態である。対照的に、図26Cは、(例えばヘッドを手動で持ち上げようとしている人によって)ミラーヘッドに付与される、相当なトルクを誘導する上向き力の結果として、ケースフレーム面301が持ち上げられてバネ結合体反作用面541に当接することを示している。
図21〜図27に示される実施形態では、ケースフレーム部分30は、(ミラー又はカメラ)ヘッドが展開位置又は駆動位置から離れるように回転させられるときに、ベースフレーム部分20に対して上昇する。これは、“持上げられないこと(zero lift)”が達成される、上記で説明した第1の実施形態及び第2の実施形態とは対照的である。
図28及び図29を参照すると、本発明の第4の実施形態が示されている。本発明のこの第4の実施形態は、上記で説明した第1の実施形態及び第2の実施形態のように“持上げられない”実施形態である。本発明のこの実施形態により、戻り止めは、ベースフレーム部分の下方部分と支持アーム70の浮動端部78の上面との間の接触面に位置する。
図35を参照すると、本発明の第1の実施形態及び第2の実施形態のピボット機構のための代替的なピボット結合体50の等角図が示されている。このピボット結合体50は、単一のバネ結合体反作用面541の形態にあるバネ結合体反作用機能部を含んでいる。バネ結合体反作用面541の数は、変更可能である。2つ以上の反作用面541が、(図1及び図11に示される4つの反作用面541並びに図35に示される1つの反作用面541を除いて)設けられてもよい。
図36Aは、ベースフレーム部分20に取り付けられた電動格納機構100を含む、本発明の第5の実施形態によるピボット機構の分解等角図である。バネ結合体50は、バネ結合体反作用面541の形態にあるバネ結合体反作用機能部を含んでいる。
電動格納機構100は、ベースフレーム部分20とケースフレーム部分30との間で動作可能に介在されている。電動格納機構100は、第2のセットの戻り止め機能部46を含んでいる。
電動格納機構100は、ベースフレーム部分20に対してケースフレーム部分30を電気的に駆動するために動作可能である。
図36Bは、ベースフレーム部分20に取り付けられた電動格納機構100を含む代替的なピボット機構の分解等角図である。図36Bに示されるバネ結合体50は、参照することによって本明細書に組み込まれる出願人の先願である特許文献1の図1に示されるタイプである。
図41Aは、ベースフレーム部分20に取り付けられた電動格納機構100を含む、本発明の第6の実施形態によるピボット機構の分解等角図である。バネ結合体50は、バネ結合体反作用面541の形態にあるバネ結合体反作用機能部を含んでいる。
図41Bは、ベースフレーム部分20に取り付けられた電動格納機構100を含む代替的なピボット機構の分解等角図である。図36Bに示されるバネ結合体50は、参照することによって本明細書に組み込まれる出願人の先願である特許文献1の図1に示されるタイプである。本明細書及び以下の特許請求の範囲の全体にわたって、文脈上他の意味に解すべき場合を除き、用語“comprise”及び“include”並びに“comprising”及び“including”のような変化形は、記載した整数又は整数のグループを含むことを意味するが、いかなる他の整数又は整数のグループを排除しないことが理解されるであろう。
本明細書における任意の従来技術の参照は、このような従来技術が共通の一般知識の一部を形成するといういかなる形態の示唆の認識としてもみなされず且つみなされるべきではない。
当業者には、本発明が、その使用が説明された特定の応用に限定されないことが理解されるであろう。本発明は、本明細書で説明されるか又は描かれた特定の要素及び/又は機能部に関する本発明の好ましい実施形態に限定されない。本発明は、開示された1つ以上の実施形態に限定されず、以下の特許請求の範囲によって記載されて規定される本発明の範囲から逸脱することなく多くの再配置、修正及び置換が可能であることが理解されるであろう。
以下の特許請求の範囲は、単に一時的な請求項であり、考えられる請求項の一例として提供され、本出願に基づく任意の将来的な特許出願で請求されるものの範囲を限定するよう意図されないことに留意されたい。整数は、本発明をさらに規定するため又は再規定するために、後に例としての請求項に加えられるか又は例としての請求項から削除されてもよい。
10 ピボット機構、12 ピボット軸、20 ベースフレーム部分、21 ベースフレーム、30 ケースフレーム部分、40 戻り止め、42 第1のセットの戻り止め機能部、46 第2のセットの戻り止め機能部、50 バネ結合体、52 第1の結合体端部、54 シャフト、541 反作用機能部、58 第2の結合体端部、60 圧縮バネ、62 第1のバネ端部、68 第2のバネ端部、70 支持アーム、72 取付端部、78 浮動端部、100 電動格納機構、F1 外力、r 内半径
本発明は、車両後方表示装置に関する。特に、本発明は、車両側面上の取付ポイントに対して回動運動可能なミラー又はカメラのような車両側面取付型後方観察装置に関する。
車両後方表示装置、特に車両後方表示サイドミラーは、一般的に、取付ブラケット又はミラーベースに回動可能に取り付けられたミラーヘッドを含んでいる。取付ブラケット又はベースは、車両本体(例えばドア又はフロントフェンダー)に固定されている。ピボットは、ブラケットに対してミラーヘッドが回転することを可能にし、これにより、車両が動いているかもしくは静止している間の衝撃に応じてミラーヘッドの運動を可能にする(“ミラー分離(mirror breakaway)”と称される)か、又は駆動手段の作用を受けてミラーヘッドが駐車位置へ動き、これにより、ミラーヘッド及びその内部ケースフレームが車両本体にできるだけ近い位置に動かされることを保証することを可能にする。
戻り止めが、概して、上述した車両後方観察装置内でピボット機構内に含まれている。戻り止めは、それがピボットに対して回動させられるときに少なくとも展開位置又は駆動位置において後方観察装置のためのポジティブな設置及び保持力を提供する。戻り止めは、ピボットの初期運動に抵抗し、戻り止め保持力を克服するために最小の力を必要とする。
一般的に、戻り止め機構は、取付ブラケット上又はミラーベース上の戻り止め機能部と、ミラーヘッド又はミラーケースフレーム上のさらなる戻り止め機能部と、を含んでいる。
ミラーヘッド、又はカメラを含む任意の後方観察装置がピボット軸周りでブラケットに対して回転することを可能にするピボット機構が、多くの利点をはっきりと有する一方で、ピボット機構は、後方観察組立体全体の耐久性及び強度に関するチャレンジを設計者に提供する。特に、展開位置又は駆動位置における組立体は、下向きの外力によってピボット軸と直交する軸周りでミラーヘッドに、従って内部ケースフレームに付与されるトルクに耐えることが可能でなければならない。
特許文献2には、ベースフレーム部分と、回転可能なケースフレーム部分と、を有する後方表示ミラー組立体が開示されている。ケースフレームは、ベースフレーム上の突出部によって形成された戻り止め機構によってベースフレームに対して所定位置にロック可能であり、突出部が、クラッチ機構の凹所と相互作用する。ベースフレーム及びケースフレームは、ピボット軸に沿って且つ栓の周りに配置されたトーションバネを有するバネ機構によって一緒にクランプされ、電動格納ハウジングが、ベースフレームとケースフレームとの間に配置されている。
国際公開第2014/181265号パンフレット 欧州特許出願公開第2439106号明細書
本発明の目的は、上記で言及した問題に向けられたピボット機構を提供すること、又は人に有益な選択を少なくとも提供することである。
本発明の第1の側面によれば、車両外部後方観察組立体のためのピボット機構であって、
車両取付ベースフレームと一体的であるか又は車両取付ベースフレームに取付可能なベースフレーム部分と、
ピボット軸周りで回転するためにベースフレーム部分に取り付けられたケースフレーム部分であって、ケースフレーム部分が、後方観察ミラーを支持するように構成されたケースフレームと一体的であるか、又はケースフレームに取付可能であり、ケースフレームが、展開位置から格納位置へピボット軸周りに運動可能である、ケースフレーム部分と、
ベースフレーム部分とケースフレーム部分との間で動作可能な戻り止めであって、ケースフレーム部分がベースフレーム部分に対して選択された位置で保持される係合位置と、ピボット軸周りの回転を可能にする非係合位置と、を有する、戻り止めと、
ケースフレーム部分をベースフレームにクランプするバネ機構であって、
ピボット軸周りに配置された圧縮バネであって、所定の内半径を有する、圧縮バネと、
第1の結合体端部及び第2の結合体端部を有するバネ結合体であって、第1の結合体端部及び第2の結合体端部が、互いから離間し、且つバネを通過する結合体シャフトによって接続され、バネ結合体シャフトが、バネ結合体反作用機能部を含む、バネ結合体と、
を備える、バネ機構と、
を備え、
それにより、ケースフレーム部分、ベースフレーム部分及びバネ結合体が、展開位置では、外力によってピボット軸と直交する軸周りでケースフレーム部分に付与されるトルクがバネ結合体反作用機能部によって抵抗されるように相互に配置且つ構築されているピボット機構が提供される。
一形態では、バネ結合体反作用機能部が、複数のバネ結合体反作用面を含む。
一形態では、複数のバネ結合体反作用面が、バネ結合体シャフト周りで周方向に離間している。
一形態では、各バネ結合体反作用面が、径方向において圧縮バネの内半径内に位置づけられている。
一形態では、圧縮バネが、1つ以上のディスクバネを含んでいる。
一形態では、バネが、第1のバネ端部及び第2のバネ端部を含み、第1のバネ端部が、第1の結合体端部及び第2の結合体端部のいずれか一方に対して圧縮状態で圧縮保持される。
一形態では、ピボット機構が、ベースフレーム部分とケースフレーム部分との間で動作可能に介在された電動格納機構をさらに含み、
電動格納機構が、ベースフレーム部分に対してケースフレーム部分を電気的に駆動するために動作可能である。
本発明の第2の側面によれば、車両外部後方観察組立体のためのピボット機構であって、
車両取付ベースフレームと一体的であるか又は車両取付ベースフレームに取付可能なベースフレーム部分と、
ピボット軸周りで回転するためにベースフレーム部分に取り付けられたケースフレーム部分であって、ケースフレーム部分が、後方観察ミラーを支持するように構成されたケースフレームと一体的であるか、又はケースフレームに取付可能であり、ケースフレームが、展開位置から格納位置へピボット軸周りに運動可能である、ケースフレーム部分と、
ケースフレーム部分をベースフレームにクランプするバネ機構であって、
ピボット軸周りに配置された圧縮バネであって、所定の内半径を有する、圧縮バネと、
第1の結合体端部及び第2の結合体端部を有するバネ結合体であって、第1の結合体端部及び第2の結合体端部が、互いから離間し、且つバネを通過する結合体シャフトによって接続され、バネ結合体シャフトが、バネ結合体反作用機能部を含む、バネ結合体と、
を備える、バネ機構と、
を備え、
それにより、展開位置では、バネ結合体反作用機能部が、ピボット軸と直交する軸周りのケースフレーム部分の回転がバネ結合体反作用機能部によって抵抗されるように位置決めされているピボット機構が提供される。
本発明の第3の側面によれば、車両外部後方観察組立体のためのピボット機構であって、
車両取付ベースフレームと一体的であるか又は車両取付ベースフレームに取付可能なベースフレーム部分と、
ピボット軸周りで回転するためにベースフレーム部分に取り付けられたケースフレーム部分であって、後方観察ミラーを支持するように構成されたケースフレームと一体的であるか、又はケースフレームに取付可能である、ケースフレーム部分と、
ベースフレーム部分とケースフレーム部分との間で動作可能な戻り止めであって、
ケースフレーム部分がベースフレーム部分に対して選択された位置で保持される係合位置と、
ピボット軸周りの回転を可能にする非係合位置であって、戻り止めが、第1のセットの戻り止め機能部と第2のセットの戻り止め機能部とを含む、非係合位置と、
を有する、戻り止めと、
ケースフレーム部分をベースフレーム部分に且つ第1のセットの戻り止め機能部を第2のセットの戻り止め機能部にクランプするバネ機構と、
取付端部及び浮動端部を有する支持アームであって、浮動端部が、第1のセットの戻り止め機能部を支持し、第1のセットの戻り止め機能部が、支持アームに対するピボット軸周りの回転に対抗して固定されるが、ピボット軸と略平行な方向において取付端部に対して移動可能である、支持アームと、
ベースフレーム部分とケースフレーム部分との間で動作可能に介在された電動格納機構であって、第2のセットの戻り止め機能部を含む、電動格納機構と、
を備え、
支持アームの取付端部が、ケースフレーム部分及びベースフレームの一方に固定され、且つケースフレーム部分及びベースフレームの一方に対する回転に対抗して固定され、
第2のセットの戻り止め機能部が、ケースフレーム部分及びベースフレーム部分の他方に対する回転に対抗して固定され、
電動格納機構が、ベースフレーム部分に対してケースフレーム部分を電気的に駆動するために動作可能であるピボット機構が提供される。
本発明の実施形態が、添付の図面を参照して説明される。
上方から見た、本発明の第1の実施形態によるピボット機構の分解等角図である。 下方から見た、図1に示されるピボット機構の分解等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図1及び図2に示されるピボット機構の等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図1及び図2に示されるピボット機構の側面図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図1及び図2に示されるピボット機構の平面図である。 図5に示される切断線B−Bによる断面図である。 ピボット機構がその通常駆動位置にある間の、図5に示される切断線A−Aによる断面図である。 図7Aにおいて円C7によって示されるピボット機構の一部分の拡大図である。 下向きの力がミラーヘッドに付与され、下向きの力がピボット軸に直交する軸周りのトルクを誘導する、図5に示される切断線A−Aによる断面図である。 図8Aにおいて円C8によって示されるピボット機構の一部分の拡大図である。 図7Aに示される切断線C−Cによる断面図である。 図7Aに示される切断線D−Dによる断面図である。 上方から見た、本発明の第2の実施形態によるピボット機構の分解等角図である。 下方から見た、図11に示されるピボット機構の分解等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図11及び図12に示されるピボット機構の等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図11及び図12に示されるピボット機構の側面図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図11及び図12に示されるピボット機構の平面図である。 図15に示される切断線B−Bによる断面図である。 ピボット機構がその通常駆動位置にある間の、図15に示される切断線A−Aによる断面図である。 下向きの力がミラーヘッドに付与され、下向きの力がピボット軸と直交する軸周りのトルクを誘導する、図15に示される切断線A−Aによる断面図である。 図7Aに示される切断線C−Cによる断面図である。 図7Aに示される切断線D−Dによる断面図である。 上方から見た、本発明の第3の実施形態によるピボット機構の分解等角図である。 下方から見た、図21に示されるピボット機構の分解等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図21及び図22に示されるピボット機構の等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図21及び図22に示されるピボット機構の側面図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図21及び図22に示されるピボット機構の平面図である。 ピボット機構がその通常駆動位置にある間の、図25に示される切断線A−Aによる断面図である。 図26Aにおいて円C26によって示されるピボット機構の一部分の拡大図である。 下向きの力がミラーヘッドに付与された、図26Bと同様の図である。 図26に示される切断線B−Bによる断面図である。 上方から見た、本発明の第4の実施形態によるピボット機構の分解等角図である。 下方から見た、図28に示されるピボット機構の分解等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図28及び図29に示されるピボット機構の等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図28及び図29に示されるピボット機構の側面図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図28及び図29に示されるピボット機構の平面図である。 図28及び図29に示されるピボット機構の底面図である。 図32Aに示される切断線による断面図である。 図33Aにおいて円C33によって示されるピボット機構の一部分の拡大図である。 下向きの力がミラーヘッドに付与された、図33Bと同様の図である。 ピボット機構がその通常駆動位置にある間の、図33Aに示される切断線B−Bによる断面図である。 上方から見た、本発明の第1の実施形態及び第2の実施形態のピボット機構のための代替的なピボット結合体の等角図である。 ベースフレーム部分に取り付けられた電動格納機構を含む、本発明の第5の実施形態によるピボット機構の分解等角図である。 バネ結合体反作用機能部がないシンプルなバネ結合体50を含む、図36Aのピボット機構の分解等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図36Bに示されるピボット機構の等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図36Bに示されるピボット機構の側面図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図36Bに示されるピボット機構の平面図である。 図39に示される切断線A−Aによる断面図である。 ベースフレーム部分に取り付けられた電動格納機構を含む、本発明の第6の実施形態によるピボット機構の分解等角図である。 バネ結合体反作用機能部がないシンプルなバネ結合体50を含む、図41Aのピボット機構の分解等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図41Bに示されるピボット機構の等角図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図41Bに示されるピボット機構の側面図である。 ピボット機構が展開位置又は駆動位置にある、図41Bに示されるピボット機構の平面図である。 図44に示される切断線A−Aによる断面図である。
図1及び図2を参照すると、本発明の第1の実施形態による車両外部後方表示装置組立体のためのピボット機構10が示されている。機構は、車両取付ベースフレーム21のためのベースフレーム部分20と、ピボット軸12周りで回動するためにベースフレーム部分20に取り付けられたケースフレーム部分30と、を含んでいる。ベースフレーム部分20は、ベースフレームと一体的であってもよく、又は他のベースフレーム部分に取り付けられた独立した構成要素であるか、もしくは他のベースフレーム部分に取り付け可能な独立した構成要素であってもよい。同様に、ケースフレーム部分30は、ケースフレームと一体的であってもよく、又は他のケースフレーム部分に取り付けられた独立した構成要素であるか、もしくは他のケースフレーム部分に取付可能な独立した構成要素であってもよい。
概して、ケースフレームは、ミラー及び装飾的ケースハウジングを支持している。ケースフレーム、ミラー及び装飾的ハウジングは、概して車両ドアに固定されたベースフレームに対してすべて一緒に回転可能である。同じように、ケースフレームは、カメラの形態にある代替的な後方表示装置を支持してもよい。
ベースフレーム部分20とケースフレーム部分30との間で動作可能な戻り止め40が、設けられている。戻り止め40は、図3〜図10に示される係合位置を有する。この係合位置では、ケースフレーム部分30は、ベースフレーム部分20に対して選択された位置で保持されている。
図1及び図2から分かるように、戻り止め40は、第1のセットの戻り止め機能部42と、第2のセットの戻り止め機能部46と、を含んでいる。第1のセットの戻り止め機能部42は、ピボット軸12周りでケースフレーム部分30に対する回転に対抗して固定されているが、ケースフレーム部分30及びベースフレーム部分20双方に対して軸方向に動くことが可能である。第2のセットの戻り止め機能部46は、ベースフレーム部分20に対する回転に対抗して固定されている。バネ組立体が、バネ保持器又はバネ結合体50を含み、バネ60が、ケースフレーム部分30をベースフレーム部分20にクランプし、また、第1のセットの戻り止め機能部42を第2のセットの戻り止め機能部46にクランプする。
また、ピボット機構10は、第1の取付端部72及び第2の浮動端部78を有する戻り止め部材支持アーム70を含んでいる。第1の取付端部72は、ケースフレーム部分30とともに回転するためにケースフレーム部分30に取り付けられている。第2の浮動端部78は、ピボット軸12と略平行な方向においてケースフレーム部分30に対して移動可能である。
バネ組立体は、第1の保持端部52及び第2の保持端部58を有するバネ保持器又はバネ結合体50であって、第1の保持端部52及び第2の保持端部58が互いから離間している、バネ結合体50と、第1のバネ端部62及び第2のバネ端部68を有する圧縮バネ60と、を含んでいる。バネ組立体は、図1の分解図とともに参照して図6及び図7Aの断面図で最もはっきりと示されるように、バネ結合体50の第1の保持端部52のフランジ53とベースフレーム20との間で圧縮して配置されている。第1のバネ端部62は、支持アームの第2の浮動端部78と当接しており、第2のバネ端部68は、バネ結合体50の第1の保持端部52と当接している。
バネ結合体50は、第1の結合体端部52及び第2の結合体端部58を有する。第1の結合体端部52及び第2の結合体端部58は、互いから離間しており、結合体シャフト54によって接続されている。結合体シャフト54は、図1の分解図及び図3の等角図で分かるように、バネ60を通過している。
ベアリングワッシャ25が、図1及び図4で最もはっきりと示されるように、ケースフレーム部分30とベースフレーム部分20との間に配置されている。
図5の平面図と、図5に示される切断線B−Bにより得られる図6の断面図と、を参照すると、バネ60がバネ内半径rを有することが分かる。
図7A、すなわち図5に示される切断線A−Aにより得られるさらなる断面図を参照すると、バネ結合体50のバネ結合体シャフト54が、バネ60を通過し且つバネ内半径r内に位置することが分かる。バネ結合体シャフトが、図1及び図7B(図7Bは図7Aにおける円C7によって示された範囲の拡大図である)に最もはっきりと示される、4つのバネ結合体反作用面541の形態にあるバネ結合体反作用機能部を含むことも分かる。円C7のバネ結合体反作用面541は、図7Bで分かるように、対応するケースフレーム面301から全体として若干離間している。しかしながら、図5に示されるようにピボット機構10がその展開位置にあると、人がミラーケース又は例えばカメラケースに寄り掛かることによって誘導される、図8Aに示される矢印F1で付与される外力は、図7Bの拡大断面図で示されるバネ結合体反作用面541の形態にあるバネ結合体反作用機能部によって抵抗されるトルクを発生させる。より具体的に、下向きの外力F1によってピボット軸12と直交する軸周りでケースフレーム部分30に付与されるトルクは、バネ結合体反作用面541の形態にあるバネ結合体反作用機能部によって抵抗される。これは、図8Aと、拡大図である図8B及び図8Cと、に示されている。ピボット軸12と直交する軸の一例は、図5に示される軸13である。
図8A及び図8Bに示されるバネ結合体反作用面541によって提供される抵抗に加えて、反作用力が、図8Bに示される矢印R1によって示されるように、ベアリングワッシャ25で誘導される。図8Cにおいて矢印G1で示される小さな間隙が、下向き力F1が付与されると、広がる可能性がある。
(下向き力ではなく)図8Aにおいて矢印F2によって示される上向き力が後方観察装置のケースに付与される状況では、ピボット軸12と直交する(図5に示される)軸13’周りでケースフレーム部分30に作用する、結果として生じるトルクは、バネ結合体反作用面541によって再び抵抗される。
図1に戻ると、バネ結合体反作用面541が、バネ結合体シャフト54周りで周方向に離間していることが分かる。
再び図7A、図7B、図8A及び図8Bを参照すると、バネ結合体反作用面541が、径方向において圧縮バネ60の内半径r内に設置されていることが分かる。
図7Aに示される切断線C−C及びD−Dそれぞれにより得られる図9及び図10の断面図は、ケースフレーム部分30がその展開位置にあるときに(図7Bに示される)バネ結合体反作用面541がどのように捕捉されるかを示している。図9を参照すると、空間28が組立を容易にするために設けられていることが分かる。ピボット結合体シャフト54が、図9に示される位置から45°回転させられると、バネ結合体反作用面541は、空間28を通じて動くことができる一方で、図9に示される位置では、傾斜突出部55の(図1に示される)底面55aは、凹所56内に位置している。図1及び図2を参照すると、第1のセットの戻り止め機能部42が、戻り止め部材支持アーム70に取り付けられていることが分かる。戻り止め部材支持アーム70は、図1及び図4において最もはっきりと示されるように、ネジ32によってネジ受容ボス34に取り付けられている。
戻り止め部材支持アーム70は、可撓性を有し、これにより、第1のセットの戻り止め機能部42が、第2のセットの戻り止め機能部46から軸方向において離れるように動くことを可能にする。しかしながら、戻り止め部材支持アーム70は、ケースフレーム30に対する回転運動に対抗するように比較的可撓性がない。
図示しない他の実施形態では、第1の戻り止め部材42及び第2の戻り止め部材46は、第1のセットの戻り止め機能部42が、ベースフレーム部分20に対する径方向運動を可能にする支持アーム上に載り、且つ第2のセットの戻り止め機能部46が、ケースフレーム30に固定されるように、交換されてもよい。
図11及び図12を参照すると、本発明の第2の実施形態による車両外部後方表示装置組立体のためのピボット機構10が示されている。本発明のこの実施形態は、図1及び図2並びに図3〜図10に示される実施形態と類似するが、本発明の第1の実施形態のコイルバネ60が、図11及び図12に示されるように、ディスクバネ又は皿バネ60によって置換されている。他の点では、この実施形態は、第1の実施形態のものと同一である。さらなる実施形態では、波形バネのような他の圧縮バネが使用されてもよい。
図21及び図22を参照すると、本発明の第3の実施形態が示されている。本発明のこの実施形態は、バネ結合体50がベースフレーム部分20に接続されるか又はベースフレーム部分20と一体的である点で、本発明の第1の実施形態及び第2の実施形態と異なっている。本発明のこの実施形態により、バネ結合体反作用面541は、図21、図22及び図26に示されるように下方に面している。図26B及び図21Cは、図26Aに示される円形部分C26の近づいた図である。
図26Bは、ケースフレーム面301とバネ結合体反作用面541との間のクリアランスを示している。これは、通常使用状態であって、後方観察装置ヘッドに付与される、相当なトルクを誘導する上向き又は下向き力がない、通常使用状態である。対照的に、図26Cは、(例えばヘッドを手動で持ち上げようとしている人によって)ミラーヘッドに付与される、相当なトルクを誘導する上向き力の結果として、ケースフレーム面301が持ち上げられてバネ結合体反作用面541に当接することを示している。
図21〜図27に示される実施形態では、ケースフレーム部分30は、(ミラー又はカメラ)ヘッドが展開位置又は駆動位置から離れるように回転させられるときに、ベースフレーム部分20に対して上昇する。これは、“持上げられないこと(zero lift)”が達成される、上記で説明した第1の実施形態及び第2の実施形態とは対照的である。
図28及び図29を参照すると、本発明の第4の実施形態が示されている。本発明のこの第4の実施形態は、上記で説明した第1の実施形態及び第2の実施形態のように“持上げられない”実施形態である。本発明のこの実施形態により、戻り止めは、ベースフレーム部分の下方部分と支持アーム70の浮動端部78の上面との間の接触面に位置する。
図35を参照すると、本発明の第1の実施形態及び第2の実施形態のピボット機構のための代替的なピボット結合体50の等角図が示されている。このピボット結合体50は、単一のバネ結合体反作用面541の形態にあるバネ結合体反作用機能部を含んでいる。バネ結合体反作用面541の数は、変更可能である。2つ以上の反作用面541が、(図1及び図11に示される4つの反作用面541並びに図35に示される1つの反作用面541を除いて)設けられてもよい。
図36Aは、ベースフレーム部分20に取り付けられた電動格納機構100を含む、本発明の第5の実施形態によるピボット機構の分解等角図である。バネ結合体50は、バネ結合体反作用面541の形態にあるバネ結合体反作用機能部を含んでいる。
電動格納機構100は、ベースフレーム部分20とケースフレーム部分30との間で動作可能に介在されている。電動格納機構100は、第2のセットの戻り止め機能部46を含んでいる。
電動格納機構100は、ベースフレーム部分20に対してケースフレーム部分30を電気的に駆動するために動作可能である。
図36Bは、ベースフレーム部分20に取り付けられた電動格納機構100を含む代替的なピボット機構の分解等角図である。図36Bに示されるバネ結合体50は、参照することによって本明細書に組み込まれる出願人の先願である特許文献1の図1に示されるタイプである。
図41Aは、ベースフレーム部分20に取り付けられた電動格納機構100を含む、本発明の第6の実施形態によるピボット機構の分解等角図である。バネ結合体50は、バネ結合体反作用面541の形態にあるバネ結合体反作用機能部を含んでいる。
図41Bは、ベースフレーム部分20に取り付けられた電動格納機構100を含む代替的なピボット機構の分解等角図である。図36Bに示されるバネ結合体50は、参照することによって本明細書に組み込まれる出願人の先願である特許文献1の図1に示されるタイプである。本明細書及び以下の特許請求の範囲の全体にわたって、文脈上他の意味に解すべき場合を除き、用語“comprise”及び“include”並びに“comprising”及び“including”のような変化形は、記載した整数又は整数のグループを含むことを意味するが、いかなる他の整数又は整数のグループを排除しないことが理解されるであろう。
本明細書における任意の従来技術の参照は、このような従来技術が共通の一般知識の一部を形成するといういかなる形態の示唆の認識としてもみなされず且つみなされるべきではない。
当業者には、本発明が、その使用が説明された特定の応用に限定されないことが理解されるであろう。本発明は、本明細書で説明されるか又は描かれた特定の要素及び/又は機能部に関する本発明の好ましい実施形態に限定されない。本発明は、開示された1つ以上の実施形態に限定されず、以下の特許請求の範囲によって記載されて規定される本発明の範囲から逸脱することなく多くの再配置、修正及び置換が可能であることが理解されるであろう。
以下の特許請求の範囲は、単に一時的な請求項であり、考えられる請求項の一例として提供され、本出願に基づく任意の将来的な特許出願で請求されるものの範囲を限定するよう意図されないことに留意されたい。整数は、本発明をさらに規定するため又は再規定するために、後に例としての請求項に加えられるか又は例としての請求項から削除されてもよい。
10 ピボット機構、12 ピボット軸、20 ベースフレーム部分、21 ベースフレーム、30 ケースフレーム部分、40 戻り止め、42 第1のセットの戻り止め機能部、46 第2のセットの戻り止め機能部、50 バネ結合体、52 第1の結合体端部、54 シャフト、541 反作用機能部、58 第2の結合体端部、60 圧縮バネ、62 第1のバネ端部、68 第2のバネ端部、70 支持アーム、72 取付端部、78 浮動端部、100 電動格納機構、F1 外力、r 内半径

Claims (9)

  1. 車両外部後方観察組立体のためのピボット機構であって、
    車両取付ベースフレームと一体的であるか又は車両取付ベースフレームに取付可能なベースフレーム部分と、
    ピボット軸周りで回転するために前記ベースフレーム部分に取り付けられたケースフレーム部分であって、前記ケースフレーム部分が、後方観察装置を支持するように構成されたケースフレームと一体的であるか、又は当該ケースフレームに取付可能であり、前記ケースフレームが、展開位置から格納位置へ前記ピボット軸周りに運動可能である、ケースフレーム部分と、
    前記ベースフレーム部分と前記ケースフレーム部分との間で動作可能な戻り止めであって、前記ケースフレーム部分が前記ベースフレーム部分に対して選択された位置で保持される係合位置と、前記ピボット軸周りの回転を可能にする非係合位置と、を有する、戻り止めと、
    前記ケースフレーム部分を前記ベースフレームにクランプするバネ機構であって、
    前記ピボット軸周りに配置された圧縮バネであって、所定の内半径を有する、圧縮バネと、
    第1の結合体端部及び第2の結合体端部を有するバネ結合体であって、前記第1の結合体端部及び前記第2の結合体端部が、互いから離間し、且つ前記圧縮バネを通過する結合体シャフトによって接続され、前記バネ結合体シャフトが、バネ結合体反作用機能部を含む、バネ結合体と、
    を備える、バネ機構と、
    を備え、
    それにより、前記ケースフレーム部分、前記ベースフレーム部分及び前記バネ結合体が、前記展開位置では、外力によって前記ピボット軸と直交する軸周りで前記ケースフレーム部分に付与されるトルクが前記バネ結合体反作用機能部によって抵抗されるように相互に配置且つ構築されていることを特徴とするピボット機構。
  2. 前記バネ結合体反作用機能部が、複数のバネ結合体反作用面を含むことを特徴とする請求項1に記載のピボット機構。
  3. 前記複数のバネ結合体反作用面が、前記バネ結合体シャフト周りで周方向に離間していることを特徴とする請求項2に記載のピボット機構。
  4. 各バネ結合体反作用面が、径方向において前記圧縮バネの前記内半径内に位置づけられていることを特徴とする請求項3に記載のピボット機構。
  5. 前記圧縮バネが、1つ以上のディスクバネを含んでいることを特徴とする請求項1に記載のピボット機構。
  6. 前記圧縮バネが、第1のバネ端部及び第2のバネ端部を含み、前記第1のバネ端部が、前記第1の結合体端部及び前記第2の結合体端部のいずれか一方に対して圧縮状態で圧縮保持されることを特徴とする請求項1に記載のピボット機構。
  7. 前記ベースフレーム部分と前記ケースフレーム部分との間で動作可能に介在された電動格納機構を含み、
    前記電動格納機構が、前記ベースフレーム部分に対して前記ケースフレーム部分を電気的に駆動するために動作可能であることを特徴とする請求項1に記載のピボット機構。
  8. 車両外部後方観察組立体のためのピボット機構であって、
    車両取付ベースフレームと一体的であるか又は車両取付ベースフレームに取付可能なベースフレーム部分と、
    ピボット軸周りで回転するために前記ベースフレーム部分に取り付けられたケースフレーム部分であって、前記ケースフレーム部分が、後方観察装置を支持するように構成されたケースフレームと一体的であるか、又は当該ケースフレームに取付可能であり、前記ケースフレームが、展開位置から格納位置へ前記ピボット軸周りに運動可能である、ケースフレーム部分と、
    前記ケースフレーム部分を前記ベースフレームにクランプするバネ機構であって、
    前記ピボット軸周りに配置された圧縮バネであって、所定の内半径を有する、圧縮バネと、
    第1の結合体端部及び第2の結合体端部を有するバネ結合体であって、前記第1の結合体端部及び前記第2の結合体端部が、互いから離間し、且つ前記圧縮バネを通過する結合体シャフトによって接続され、前記バネ結合体シャフトが、バネ結合体反作用機能部を含む、バネ結合体と、
    を備える、バネ機構と、
    を備え、
    それにより、展開位置では、前記バネ結合体反作用機能部が、前記ピボット軸と直交する軸周りの前記ケースフレーム部分の回転が前記バネ結合体反作用機能部によって抵抗されるように位置決めされていることを特徴とするピボット機構。
  9. 車両外部後方観察組立体のためのピボット機構であって、
    車両取付ベースフレームと一体的であるか又は車両取付ベースフレームに取付可能なベースフレーム部分と、
    ピボット軸周りで回転するために前記ベースフレーム部分に取り付けられたケースフレーム部分であって、後方観察ミラーを支持するように構成されたケースフレームと一体的であるか、又は当該ケースフレームに取付可能である、ケースフレーム部分と、
    前記ベースフレーム部分と前記ケースフレーム部分との間で動作可能な戻り止めであって、
    前記ケースフレーム部分が前記ベースフレーム部分に対して選択された位置で保持される係合位置と、
    前記ピボット軸周りの回転を可能にする非係合位置であって、前記戻り止めが、第1のセットの戻り止め機能部と第2のセットの戻り止め機能部とを含む、非係合位置と、
    を有する、戻り止めと、
    前記ケースフレーム部分を前記ベースフレーム部分に且つ前記第1のセットの戻り止め機能部を前記第2のセットの戻り止め機能部にクランプするバネ機構と、
    取付端部及び浮動端部を有する支持アームであって、前記浮動端部が、前記第1のセットの戻り止め機能部を支持し、前記第1のセットの戻り止め機能部が、前記支持アームに対する前記ピボット軸周りの回転に対抗して固定されるが、前記ピボット軸と略平行な方向において前記取付端部に対して移動可能である、支持アームと、
    前記ベースフレーム部分と前記ケースフレーム部分との間で動作可能に介在された電動格納機構であって、前記第2のセットの戻り止め機能部を含む、電動格納機構と、
    を備え、
    前記支持アームの前記取付端部が、前記ケースフレーム部分及び前記ベースフレームの一方に固定され、且つ前記ケースフレーム部分及び前記ベースフレームの前記一方に対する回転に対抗して固定され、
    前記第2のセットの戻り止め機能部が、前記ケースフレーム部分及び前記ベースフレーム部分の他方に対する回転に対抗して固定され、
    前記電動格納機構が、前記ベースフレーム部分に対して前記ケースフレーム部分を電気的に駆動するために動作可能であることを特徴とするピボット機構。
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