JP2017523154A - プロセス - Google Patents
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Abstract
Description
(a) メタノールおよび/またはその一つの反応性誘導体並びに一酸化炭素を一つのカルボニル化反応器に供給すること、その反応器では、そのプロセスの間中、一つのイリジウム触媒、ヨウ化メチル共触媒、任意に一つまたは複数の促進剤であって、ルテニウム、オスミウム、レニウム、カドミウム、水銀、亜鉛、ガリウム、インジウムおよびタングステンからなるグループから選択される促進剤、重量に基づいて約8%未満の一つの濃度の限られた量の水、酢酸メチル、酢酸並びにプロピオン酸副生成物およびその複数の前駆体、を含む一つの液体反応組成物が維持される;
(b) 液体反応組成物を上述のカルボニル化反応器から引き出すこと、およびその引き出された液体反応組成物の少なくとも一部を、熱を加えまたは加えることなく、フラッシュゾーンに導入して、水、酢酸生成物、プロピオン酸副生成物、酢酸メチル、ヨウ化メチルおよび複数のプロピオン酸前駆体を含む一つの蒸気留分、並びに不揮発性のイリジウム触媒、不揮発性の任意の促進剤または複数の促進剤、酢酸および水を含む一つの液体留分を形成すること;
(c) 上記フラッシュゾーンからの上記液体留分を上記カルボニル化反応器へと再利用すること;
(d) 上記フラッシュゾーンからの上記蒸気留分を第1蒸留ゾーンへと導入すること;
(e) 上記第1蒸留ゾーンから上記フラッシュゾーン蒸気留分の導入点の上方にある一点において、水、酢酸メチル、ヨウ化メチル、酢酸および複数のプロピオン酸前駆体を含む一つのライトエンド再利用ストリームであって、その全部または一部が上記カルボニル化反応器へと再利用されるストリームを分離すること;および
(f) 上記フラッシュゾーン蒸気留分の導入点の下方にある一点において上記第1蒸留領域から、酢酸生成物、プロピオン酸副生成物、および1500ppm未満の水を含む一つのプロセスストリームを取り除くこと、および
(g) ステップ(f)で取り除かれる上記プロセスストリームが、400ppmを超えるプロピオン酸を含む場合、そのストリームを一つの第2蒸留カラムに導入し、(f)からの上述のストリームの導入点の下方の一点からプロピオン酸副生成物を取り除き、且つ(f)からの上述のストリームの導入点の上方の一点から400ppm未満のプロピオン酸と1500ppm未満の水を含む一つの酢酸プロセスストリームを取り除くこと
を含む。
(a) 反応区画において、メタノールおよび/またはその一つの反応性誘導体を、一酸化炭素を使って、一つのVIII族の金属カルボニル化触媒、一つのヨウ化メチル触媒、酢酸、水、酢酸メチル、プロピオン酸副生成物、および任意に一つの促進剤を含む一つの液体反応性組成物中でカルボニル化すること;
(b) 上述の液体反応性組成物の少なくとも一部を上述の反応区画から引き出し、そしてその引き出した液体反応性組成物を一つのフラッシュゾーンに導入して、水、酢酸、酢酸メチル、ヨウ化メチル、およびプロピオン酸副生成物を含む一つの蒸気留分、並びに上述の触媒を含む一つの液体留分を生成すること;
(c) 上述のフラッシュゾーンからの液体留分を上述の反応区画へ向けて再利用すること;
(d) 上述のフラッシュゾーンからの上述の液体留分を上述の反応区域に供給すること;
(e) 上述のライトエンドカラムから酢酸およびプロピオン酸を含む一つのストリームを取り除くこと;
(f) 任意に、上述のライトエンドカラムから取り除かれた酢酸とプロピオン酸を含む上述のストリームを一つの別個の乾燥カラムにおいて乾燥させること;
(g) 酢酸とプロピオン酸を含むそのストリームを、上述のヘビーエンドカラム内の一つの中間点に配置された一つの供給物入口を通してそのヘビーエンドカラムに供給し、基本的に酢酸を含む一つの生成物ストリームを、その供給物入口の上方に位置する一つのサイドドロー生成物出口を通して引き出し、そしてプロピオン酸を含む一つの生成物ストリームを、その供給物入口の下方に配置された一つのヘビー生成物出口を通して引き出すこと、ここで、そのヘビーエンドカラムは以下の運転条件で運転され、それは、上述の供給物入口の上方のヘビーエンドカラム内の圧力が、酢酸およびプロピオン酸を含み、ヘビーエンドカラムに供給されるストリームに比べ低く、且つ、ここで、ヘビーエンドカラムのヘッド圧力が1.0バールより低く、供給物入口とサイドドロー生成物出口の間の理論段の数が少なくとも5、好適には少なくとも7、より好適には少なくとも10であり、且つ供給物入口とサイドドロー生成物出口の間のヘビーエンドカラムの部分における圧力降下が、理論分離段当たり最大でも10ミリバールであるような運転条件である。
(a) 反応区画において、メタノールおよび/またはその一つの反応性誘導体を、一酸化炭素を使って、一つのVIII族の金属カルボニル化触媒、一つのヨウ化メチル触媒、酢酸、水、酢酸メチル、プロピオン酸副生成物、および任意に一つの促進剤を含む一つの液体反応性組成物中でカルボニル化すること;
(b) 上述の液体反応性組成物の少なくとも一部を上述の反応区画から引き出し、そしてその引き出した液体反応性組成物を一つのフラッシュゾーンに導入して、水、酢酸、酢酸メチル、ヨウ化メチル、およびプロピオン酸副生成物を含む一つの蒸気留分、並びに上述の触媒を含む一つの液体留分を生成すること;
(c) 上述のフラッシュゾーンからの液体留分を上述の反応区画へ向けて再利用すること;
(d) 上述のフラッシュゾーンからの上述の液体留分を上述の反応区域に供給すること;
(e) 上述のライトエンドカラムから酢酸およびプロピオン酸を含む一つのストリームを取り除くこと;
(f) 任意に、上述のライトエンドカラムから取り除かれた酢酸とプロピオン酸を含む上述のストリームを一つの別個の乾燥カラムにおいて乾燥させること;
(g) 酢酸とプロピオン酸を含むそのストリームを、上述のヘビーエンドカラム内の一つの中間点に配置された一つの供給物入口を通してそのヘビーエンドカラムに供給し、基本的に酢酸を含む一つの生成物ストリームを、その供給物入口の上方に位置する一つのサイドドロー生成物出口を通して引き出し、そしてプロピオン酸を含む一つの生成物ストリームを、その供給物入口の下方に配置された一つのヘビー生成物出口を通して引き出すこと、ここで、そのヘビーエンドカラムは、上述したようなヘビーエンドカラムに対応する複数の特徴を有し、且つ上述したようなヘビーエンドカラムの運転に従って運転される一つのヘビーエンドカラムである。
本発明によるヘビーエンドカラムと本発明に入らない複数のヘビーエンドカラムの運転を、ASPEN PLUS (商標)(第7.3版)コンピューターモデルを用いてシミュレートした。そのシミュレーションにおけるヘビーエンドカラムは、ヘビーエンドカラム内の一つの中間点に配置された一つの供給物入口、その供給物入口の上方に位置する一つのサイドドロー生成物出口、およびその供給物入口の下方に位置する一つのヘビー生成物出口を含んでいたものであり、且つ三つの区画に分割されたものであって、それらは:サイドドロー生成物出口の上方のそのカラムの部分として定義される一つの頂部区画;サイドドロー生成物出口と供給物入口の間のそのカラムの部分として定義される一つの中間区画;および、供給物入口の下方のそのカラムの部分として定義される一つの底部区画である。そのカラムの区画の各々に対して、二つの異なる種類のカラム内部装置、複数のトレーおよび充填、をシミュレートした。ヘビーエンドカラムの三つの区画の各々で用いられた複数のパラメータの詳細が表1に与えられている。
Claims (15)
- 一つの酢酸生産ユニットにおける一つのヘビーエンドカラムを運転する方法であって、該生産ユニットは、少なくとも一つの反応区画、一つのライトエンド蒸留カラムを含む一つのライトエンド回収区画、および一つのヘビーエンドカラムを含み、ここで、酢酸およびプロピオン酸を含む該ライトエンド回収区画から得られた一つのストリームが、該ヘビーエンドカラムの一つの中間点に配置された一つの供給物入口を通して該ヘビーエンドカラムに供給され、基本的に酢酸を含む一つの生成物ストリームが、該供給物入口の上方の一つのサイドドロー生成物出口を通して該ヘビーエンドカラムから引き出され、そしてプロピオン酸を含む一つの生成物ストリームが、該供給物入口の下方に配置された一つのヘビー生成物出口を通して該ヘビーエンドカラムから引き出され、ここで、該ヘビーエンドカラムは以下の運転条件、すなわち前記供給物入口の上方の該ヘビーエンドカラム内の圧力が、該ヘビーエンドカラムに供給される酢酸およびプロピオン酸を含むストリームに比べ低く、且つ、ここで、該ヘビーエンドカラムのヘッド圧力が1.0バールより低く、前記供給物入口と前記サイドドロー生成物出口の間の理論分離段の数が少なくとも5、好適には少なくとも7、より好適には少なくとも10であり、且つ該供給物入口と該サイドドロー生成物出口の間の前記ヘビーエンドカラムの部分における圧力降下が、理論分離段当たり最大でも10ミリバールであるような運転条件で運転される方法。
- 前記供給物入口における前記ヘビーエンドカラム内の圧力が1.0バール未満である、請求項1に記載の方法。
- 前記ヘビーエンドカラムは、前記供給物入口および前記サイドドロー生成物出口の間の前記ヘビーエンドカラムの部分内に充填を含む、請求項1または2に記載の方法。
- 前記ヘビーエンドカラムは、前記供給物入口の下方の前記ヘビーエンドカラムの部分内に複数のトレーを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ヘビーエンドカラムは、前記サイドドロー生成物出口の上方の前記ヘビーエンドカラムの部分内に複数のトレーを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ヘビーエンドカラムのヘッド圧力が0.9バール未満、好適には0.8バール未満、より好適には0.7バール未満である、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ヘビーエンドカラムのヘッド圧力が0.3から0.9バールまでの範囲内、好適には0.4から0.8バールまでの範囲内、より好適には0.5から0.7バールまでの範囲内にある、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記供給物入口および前記サイドドロー生成物出口の間の前記ヘビーエンドカラムの部分における理論段の数が10から20までの範囲内、好適には12から16までの範囲内にある、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記供給物入口および前記サイドドロー生成物出口の間の前記ヘビーエンドカラムの部分における圧力降下が最大でも80ミリバール、好適には最大でも60ミリバールである、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ヘビーエンドカラムは、前記供給物入口の下方の該ヘビーエンドカラムの部分に複数のトレーを含み、且つ該ヘビーエンドカラムの底部における圧力が大気圧より大きいような一つの圧力降下を有する請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
- 前記酢酸生産ユニットの前記ライトエンド回収区画は、一つのライトエンド蒸留カラムおよび一つの乾燥カラムを含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
- 前記酢酸生産ユニットの前記ライトエンド回収区画は、一つの複合ライトエンド蒸留および乾燥カラムを含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
- 前記酢酸生産ユニットは、前記反応区画および前記ライトエンド回収区画の間に一つのフラッシュゾーンを含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
- 酢酸とプロピオン酸を含む一つのストリームから酢酸を分離するための一つのプロセスであって、ここで、該プロセスでは酢酸とプロピオン酸を含む該ストリームが、一つの蒸留カラムの一つの中間点に配置された一つの供給物入口を通して該蒸留カラムに供給され、基本的に酢酸を含む一つの生成物ストリームが、該供給物入口の上方に位置する一つのサイドドロー生成物出口を通して該蒸留カラムから引き出され、およびプロピオン酸を含む一つの生成物ストリームが、該供給物入口の下方に配置された一つのヘビー生成物出口を通して該蒸留カラムから引き出され、ここで、該蒸留カラムは以下の運転条件、すなわち前記供給物入口の上方の該蒸留カラム内の圧力が、該蒸留カラムに供給される酢酸およびプロピオン酸を含むストリームに比べ低く、且つ、ここで、該蒸留カラムは、そのヘッド圧力が1.0バールより低く、前記供給物入口と前記サイドドロー生成物出口の間の理論分離段の数が少なくとも5、好適には少なくとも7、より好適には少なくとも10であり、且つ該供給物入口と該サイドドロー生成物出口の間の前記蒸留カラムの部分における圧力降下が、理論分離段当たり最大でも10ミリバールであるような運転条件で運転される方法。
- 一つの酢酸生産ユニットにおいて酢酸を生産するための一つのプロセスであって、該ユニットは、一つの反応区画、一つのライトエンドカラムを含む一つのライトエンド回収区画、および一つのヘビーエンドカラムを含み、ここで、該プロセスは次の複数のステップ:
(a) 前記反応区画において、メタノールおよび/またはその一つの反応性誘導体を、一酸化炭素を使って、一つのVIII族の金属カルボニル化触媒、一つのヨウ化メチル触媒、酢酸、水、酢酸メチル、プロピオン酸副生成物、および任意に一つの促進剤を含む一つの液体反応性組成物中でカルボニル化すること;
(b) 該液体反応性組成物の少なくとも一部を前記反応区画から引き出し、そして引き出された該液体反応性組成物を一つのフラッシュゾーンに導入して、水、酢酸、酢酸メチル、ヨウ化メチル、およびプロピオン酸副生成物を含む一つの蒸気留分、並びに前記触媒を含む一つの液体留分を生成すること;
(c) 前記フラッシュゾーンからの前記液体留分を前記反応区画へ向けて再利用すること;
(d) 前記フラッシュゾーンから得られた前記液体留分を前記ライトエンド回収区画の前記ライトエンドカラムに供給すること;
(e) 酢酸およびプロピオン酸を含む一つのストリームを前記ライトエンドカラムから取り除くこと;
(f) 任意に、該ライトエンドカラムから取り除かれた酢酸とプロピオン酸を含む該ストリームを一つの別個の乾燥カラムにおいて乾燥させること;および
(g) 酢酸とプロピオン酸を含む該ストリームを、前記ヘビーエンドカラム内の一つの中間点に配置された一つの供給物入口を通して該ヘビーエンドカラムに供給し、基本的に酢酸を含む一つの生成物ストリームを、該供給物入口の上方に位置する一つのサイドドロー生成物出口を通して引き出し、そしてプロピオン酸を含む一つの生成物ストリームを、該供給物入口の下方に配置された一つのヘビー生成物出口を通して引き出すこと、
ここで、前記ヘビーエンドカラムが、以下の運転条件、すなわち前記供給物入口の上方の前記ヘビーエンドカラム内の圧力が、該ヘビーエンドカラムに供給される酢酸およびプロピオン酸を含む前記ストリームに比べ低く、且つ、ここで、該ヘビーエンドカラムのヘッド圧力が1.0バールより低く、前記供給物入口と前記サイドドロー生成物出口の間の理論分離段の数が少なくとも5、好適には少なくとも7、より好適には少なくとも10であり、且つ該供給物入口と該サイドドロー生成物出口の間の該ヘビーエンドカラムの部分における圧力降下が、理論分離段当たり最大でも10ミリバールであるような運転条件で運転される方法。
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