JP2017522936A - 使い捨て泡立てデバイス - Google Patents

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Abstract

流体1を泡立てるための使い捨て泡立てデバイス100であって、容器部分20及び泡立て部分10を備え、流体を泡立て部分に送るために容器部分が第1の流入空気14’によって加圧されており、泡立て部分には、容器部分から来る流体と混合される第2の流入空気15’が供給され、泡立て部分は、空気と流体との混合物が、空気と流体との混合物を泡立て部分内で乳化することを可能にするように計算された特定レベルのせん断応力下で送られるように設計されている、使い捨て泡立てデバイス。典型的には、泡立て部分は、内部円筒部11及び外部円筒部12を備え、内部円筒部と外部円筒部との間に間隙13が形成されるように、内部円筒部11と外部円筒部12とは同心円状に配置されており、内部円筒部11は、流体1と空気との混合物が間隙13内を移動する際に乳化するように、外部円筒部12に対して回転可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、流体を泡立てるための、好ましくは、食品流体製品を泡立てるための、及びより好ましくは、ミルクの泡を生成するためのデバイスに関する。特に、本発明は、非常に高品質の流体泡を、制御された信頼性の高い手法で生成し、清掃作業を必要としない使い捨て泡立てデバイスに関する。
泡は、二相、すなわち、水相と気(空気)相からなる。したがって、流体泡は、流体構造内に多くの気泡を閉じ込めることによって形成される物質である。流体泡の生成には、これら気泡の発生だけでなく、安定な泡を提供するために、全体的な流体構造内にこれら気泡を充填し、保持することも含む。
食品流体製品から生成された流体泡は、細かい気泡による特有の軽い口当たりを有し、異なる食感を与えることから、多くの様々な種類の料理に用いられている。これら泡立てられた製品のほとんどにおいては、タンパク質が、分散気相の形成及び安定化を補助する主要な界面活性剤であり、タンパク質で安定化した泡を生成する。タンパク質は、機械的応力及び重力的応力などの打ち勝つべき特定の応力を常に有する。これら応力に抗して形成された泡構造を安定させるタンパク質の能力が、泡の安定性を決定する。泡の安定性は、通常、流体の50%が泡から排出されるのに要する時間、すなわち、泡の体積が50%減少に達するのに要する時間と表される。
流体を泡立てる際に直面する主な問題は、所望の泡を、制御された繰り返し可能な手法で生成すること、及びまた、泡を安定させること、及び所定の時間にわたり泡を安定した状態に維持することである。
最も一般的に使用されている食品流体泡の1つはミルクの泡である。ミルクの泡を生成するためのデバイスは従来技術において既知である。通常、これらデバイスは、ミルクが充填される貯蔵部を備える。貯蔵部には、また、回転部品が設けられる。回転部品は、典型的には、貯蔵部の下面に配置された泡だて器である。泡だて器がミルクを撹拌し、更に、ミルクが液体膜内部に空気を閉じ込めることによってミルクを泡立てる。これら既知のデバイスにおけるミルクの泡の生成には、しかしながら、時間と、非常に多くの操作を要するとともに、泡が生成されるたびに清掃も必要とする。また、得られる泡の特性を調整するために、泡だて器の幾何学的形状を制御する必要があり、これは、厳密に理解及び制御し難いことである。
従来技術の、文書、欧州特許出願公開第2478804(A1)号では、例えば、ガスによって加圧されるミルク貯蔵部について開示している。加圧されたミルクは混合領域に導かれ、別のガスと更に混合される。後に、泡立て機構内において、泡立て及び気泡の大きさの低減が起こる。泡立て機構は、典型的には、静的ミキサー又は回転泡立て器を備える。しかしながら、こうしたシステムにおける泡立ての調整及び制御は複雑であり、厳密でなく、複雑な構成も必要とする。更に、これらシステムでは、泡が生成された後に清掃が必要であり、煩雑でありかつ時間がかかる。
米国特許出願公開第2013/0043274(A1)号などの、従来技術において知られている他の文書は、食品流体製品、典型的には、飲料に特に適応させた保管機能、投入機能及び注出機能を提供するパッケージング解決策について記載している。パッケージング解決策は、容器、投入手段及び弁を備える。投入手段は、少なくとも円錐台部品を有するロータを備える。円錐台部品は回転駆動し、投入デバイスとして機能し、投入入口から液体を受け取り、液体が容器から混合チャンバに運ばれて混合チャンバで希釈剤と混合されるように、この液体を、投入出口に移動させる。この希釈剤がガス(N又はCO)である場合、飲料の最上層に泡の盛り上がりができる。しかしながら、このシステムにおける泡立てプロセスは制御された厳密な手法で行われず、泡立てプロセスを監視及び調整することが非常に困難である。
したがって、泡立て流体を、制御されかつ調整された手法で生成することを可能にするための他の解決策が提供されている。同じ出願人に属する欧州特許出願公開第12199185.5号に一例が記載されている。同出願では、ミルクの泡を生成するためのデバイスが開示されている。このデバイスでは、互いに対して回転する2つの円筒部の間の間隙内にあるミルクと空気との混合物に高せん断応力が印加され、このせん断応力によりミルクと空気とのエマルジョンがもたらされ、膨張が生じると後の泡立て効果が生じる。この解決策によって、ミルクの泡を制御された手法で生成することができる。しかしながら、このデバイスは比較的複雑であり、ミルクの泡が生成された後に頻繁に清掃を必要とし、時間がかかるものであり、ユーザにとって魅力的ではない。
高品質の流体泡を制御されかつ調整された手法で生成するとともに、清掃作業を必要としない単純なデバイスを提供することに対する需要は依然としてある。本発明は、これら需要に対する解決策を提供することを目的とする。
第1の態様によれば、本発明は、流体1を泡立てるための使い捨て泡立てデバイス100であって、容器部分20及び泡立て部分10を備え、流体1が泡立て部分20に送られるように、容器部分20が第1の流入空気14’によって加圧されている、泡立てデバイス100に関する。泡立て部分20には、容器部分20から来る流体1と混合される第2の流入空気15’が供給され、泡立て部分10は2つの部品を備え、2つの部品は、空気と流体1との混合物が特定レベルのせん断応力下で送られるように、2つの部品間を、互いに対して動くことができ、これにより、空気と流体1との混合物を泡立て部分10内で乳化させることが可能になる。
好ましくは、泡立て部分20は、内部円筒部11及び外部円筒部12を備え、内部円筒部11と外部円筒部12は内部円筒部11と外部円筒部12との間に間隙13が形成されるように、同心円状に配置されており、流体1と空気との混合物が間隙13内を移動する際に乳化するように、内部円筒部11は外部円筒部12に対して回転可能である。また、好ましくは、間隙13内のせん断応力により空気と流体1との混合物が最適に乳化するように、間隙13の幅は、泡立てられる流体1に応じて選択されている。
第2の態様によれば、本発明は、泡立てデバイス100及びマシン30を備える泡立てシステムに関し、泡立てデバイス100はマシン30に接続可能である。マシン30は、泡立て部分10を動作する駆動手段31と、第1の流入空気14’を供給する第1の空気ポンプ34と、第2の流入空気15’を供給する第2の空気ポンプ35と、を備える。
好ましくは、マシン30は、以下の泡立てプロセスパラメータ、すなわち、容器部分20から泡立て部分10へと流れる流体の流量、泡立て部分10の動作速度、泡立て部分10に供給される第2の流入空気15’の流量、泡立て部分10内の空気と流体1との混合物の温度、の少なくとも1つ又は組み合わせを監視する。
好ましくは、マシン30は制御手段36を備え、泡立てデバイス100はコード40を備え、コード40は、泡立てプロセスパラメータの少なくとも1つ又は組み合わせに関する情報を有し、コード40内の情報に従い、制御手段36がこれら泡立てプロセスパラメータを自動的に調整する。別の可能性は、ユーザがマシン30上で直接これらパラメータを手動で調整し、これらパラメータに作用するというものである。
本明細書では、用語「流体」は、液体又は液体と気体との混合物を意味する。
本発明の更なる特徴、利点及び目的は、当業者には、以下の、本発明の非限定的な実施形態の詳細な説明を読み、添付の図面と併せて解釈すると明らかになろう。
水平実施形態による、本発明の使い捨て泡立てデバイスの主要構成要素の概略図である。 水平実施形態による、本発明の使い捨て泡立てデバイスの主要構成要素の概略正面図である。 水平実施形態による、本発明の使い捨て泡立てデバイスの泡立て部分及び容器部分の断面図である。 水平実施形態による、本発明の使い捨て泡立てデバイスの泡立て部分の断面詳細図である。 水平実施形態による、本発明の使い捨て泡立てデバイスの泡立て部分の断面詳細図である。 垂直実施形態による、本発明の使い捨て泡立てデバイスの泡立て部分の断面図である。 垂直実施形態による、本発明の使い捨て泡立てデバイスの泡立て部分の詳細断面図である。 垂直実施形態による、本発明の使い捨て泡立てデバイスの泡立て部分の詳細図である。 本発明による、使い捨て泡立てデバイスの水平実施形態における、泡立て部分に取り付けられた添加物用部分の概略図である。 本発明による、使い捨て泡立てデバイスの水平実施形態における、泡立て部分に取り付けられた添加物用部分の断面図である。 本発明による、使い捨て泡立てデバイスの水平実施形態における、互いに取り付けられる前の添加物用部分及び泡立て部分の正面図である。 本発明による、使い捨て泡立てデバイスの水平実施形態における、互いに取り付けられる前の添加物用部分及び泡立て部分の背面図である。 本発明による、使い捨て泡立てデバイスの水平実施形態における、互いに取り付けられた、添加物用部分及び泡立て部分の詳細断面図である。 マシンに接続された使い捨て泡立てデバイスを備え、使い捨て泡立てデバイスは、泡立て部分と、容器部分と、添加物用部分と、を備える、本発明に従う泡立てシステムを示す概略機能図である。 垂直実施形態による、本発明の使い捨て泡立てデバイスの別の可能な実施形態の断面図である。
本発明による使い捨て泡立てデバイス100は、泡立て部分10及び容器部分20を備える。泡立て部分10は、容器部分20内に収容された流体1を泡立てるように設計されている。典型的には、本発明のデバイスにおいて処理される流体1はミルクではあるものの、例えば、クリーム、ヨーグルト、アイスクリームクリームミックスなどの任意の種類の泡立て可能な流体を用いることができる。
本発明の好適な実施形態においては、例えば、泡立て部分10は、蓋又はキャップとして構成されており、容器部分20は、ボトル、カプセル又はパウチとして構成されている。しかしながら、本発明の任意の他の可能な実施形態もまた、本特許出願の範囲内及び添付の特許請求項の範囲内に含まれることは自明である。
本発明の泡立てデバイス100は完全に使い捨てのため、清掃作業は必要ない。泡立てデバイス100は、典型的には、容器部分20から流体1が空になるまで複数の泡立て操作を可能にする。異なる泡立ての適用が実施される合間に、泡立てデバイス100は、適切な保管領域、通常、冷蔵庫内に保管される。適用の合間、容器部分20は、各使用後、加圧されたままとされるか、減圧されるかのいずれかとされ得る。これら場合のいずれにおいても、容器部分20からのいかなる流体の漏れも避けなければならない。
本発明の泡立てデバイス100は、流体と空気との混合物が、少なくとも部分的にクエット流によって泡立て部分10内を通過するように設計されている。クエット流は、1つの板がもう一方に対して移動するような2つの平行平板間の空間内における粘性流体の層流を意味する。流れは、2つのプレートの間に含まれる流体にせん断力が作用することによって推進され、それにより、高いせん断エネルギーを通じてこの流体に泡立ちエネルギーが供給され、流体は乳化される。
泡立て部分10は、典型的には、内部円筒部11を備える。内部円筒部11は、互いに対して動くことができるように外部円筒部12内に同心円状に配置され、外部円筒部12と内部円筒部11との間の空間内に間隙13が配置される。好ましくは、内部円筒部11はロータであり、外部円筒部12はステータである。ロータは、好ましくは、固定されたステータに対して回転する。内部円筒部11は接続手段19を介して駆動手段31(好ましくはモータ)に接続可能であり、接続手段19は、内部円筒部11を、外部円筒部12に対して所定の回転速度で回転させる。
泡立て部分10は、また、第1の空気入口14及び第2の空気入口15を備え、そのそれぞれは、第1のチャネル14”及び第2のチャネル15”にそれぞれ接続されている。第1の空気入口14は、容器部分20が、典型的には、1bar以下の圧力に加圧されるように、第1のチャネル14”を通じて容器部分20に第1の流入空気14’を運ぶ。弁21の補助により容器部分20の内部に正圧が生成されるため、加圧された流体1は弁21の動作により泡立て部分10へと迅速に運ばれる。容器部分20から泡立て部分10に流体1を送るとき、容器部分20は、以下の2つの理由、1)圧力が、流体1を泡立て部分に流すドライバであるため、及び2)泡立てがより良好かつより効率的に実施されるために、加圧される。第2の空気入口15は、第2のチャネル15”を通じて第2の流入空気15’を供給する。第2の流入空気15’は、容器部分20から来る流体1に添加され、流体と空気との混合物を形成し、流体と空気との混合物は、その後、回転可能な内部円筒部11と外部円筒部12との間の間隙13内部において、クエット流の原理で乳化される。乳化された流体と空気との混合物が間隙13を出るとすぐにそれは膨張するため、流体内の気泡の大きさが急激に増すにつれて泡立て効果が得られ、その後、流体出口17を通じて泡が提供され得る。クエット流の原理では、2つの板は、実際には、泡立てデバイス100内の、互いに対して回転可能な内部円筒部11の外壁及び外部円筒部12の内壁により設けられ、内部円筒部11と外部円筒部12は共通の回転軸線16を有する。
本発明の別の実施形態によれば、容器部分20は、泡立てられる流体1を含む内部可撓性部分と、周りを取り囲む(contoured by)、容器部分20の外枠を構成する外部剛性部分と、を備え得る。この構成では、第1の空気入口14は、第1の流入空気14’を、容器部分20の内部可撓性部分と外部剛性部分との間に形成された間隙に、第1のチャネル14”を通じて運ぶ。この間隙に供給された空気は、次いで、内部可撓性部分に圧力をかけるため、泡立て部分10に流体が流れることを可能にする。典型的には、内部可撓性部分は、好ましくはプラスチック材料でできた可撓性バッグであり、外部剛性部分は、ボトルとして作製される。この構成により、以下の利点をもたらす。
可撓性内部部分はその中に収容された流体の減少に伴って収縮するため、流体が第1の流入空気14’に接することは決してなく、流体の酸化のあらゆる可能性が最小になる。
流体の漏れがないことから内部可撓性部分と外部剛性部分との間の間隙に圧力を維持する必要がないため、容器部分20を各使用後に減圧することができる。これにより、弁21の簡略化が可能になる。
任意選択的に、本発明の泡立てデバイス100は、泡立て部分10内の流体と空気との混合物を加熱するためのヒータ(図示せず)を更に備え、これによって、更なる利用可能なエネルギーが与えられることにより泡立て効果を高める。更に、飲料の調製には、例えば、典型的には、ホットミルクの泡が望まれる。ヒータは、好ましくは、マシン30内に設けられ、泡が形成された後に加熱されるように、流体出口17に接続される。更に、本発明によるシステムの清潔度を高めるために、泡とマシン30との間に接触はない。
ヒータは、2つの円筒部11又は12のうちの1つの内部に組み込むこともできる。例えば、ヒータは内部円筒部11の内部に収容され得る。内部円筒部11が、更に、熱伝導材料、好ましくは金属でできている場合、間隙13を画定する内部円筒部11の外部表面に熱が効率的に伝達されるため、言及した間隙13内を流れる流体と空気との混合物を効率的に加熱する。好ましくは、ヒータは円筒部表面を内部円筒部11の長さ全体(すなわち高さ)に沿って加熱する。
本発明の別の実施形態によれば、泡立てデバイス100は、添加物用部分50を更に含み得る。添加物用部分50は、典型的には、同じく使い捨てであり、好ましくは、泡立て部分10に着脱可能な手法で取り付けられている。泡立て部分10は、マシン30から来る、添加物用空気入口51を備え、添加物用部分50内に含まれる添加物が、流体出口17を通じて供給された泡とともに同時に、添加物出口52を通じて送られるように、添加物用空気出口56から来た加圧空気を添加物用部分50に注入することが可能になる。添加物入口弁53が添加物用部分50内に設けられ、添加物用部分50への空気の流れを調整する。添加物用部分50は、泡立て部分10に添加物用部分50を着脱可能な手法で差し込むことを可能にする取付手段55を備える。典型的には、取付手段55は、摺動手段を備え、この摺動手段は、泡立てデバイス100がマシン30に接続されている場合であっても、添加物用部分50を泡立て部分10に差し込み、泡立て部分10上で案内することを可能にする。
本発明の添加物用部分50は、供給される泡に対する添加物量の比率と、添加物を送るタイミングとが両方とも、制御手段36によって又はマシン30を操作するユーザによって指示されるという意味で、泡立てデバイス100及びマシン30の受動要素すなわちスレーブ要素であることに留意すべきである。更に、添加物を移動させる添加物用空気18’は、マシン30内の第3の空気ポンプ37によって押され、更に説明するように、泡立て部分10内の添加物チャネル18”内を移動する。このため、所定の添加物用部分50は、専用の泡立て部分10とともにのみ、すなわち、専用の泡立てデバイス100とともにのみ動作することができる。
本発明の泡立てデバイス100は、マシン30に接続可能である。このマシン30は、泡立てデバイス100に接続された以下の要素を備える。
典型的にはモータであり、接続手段19に接続されるように適合された、及び泡立て部分10の内部円筒部11を回転駆動するように適合された機械的接続部を備える駆動手段31と、
第1の空気入口14に接続可能であり、第1の流入空気14’を供給する第1の空気ポンプ34と、
第2の空気入口15に接続可能であり、第2の流入空気15’を供給する第2の空気ポンプ35と、
任意選択的に、泡立て部分10内の添加物用空気入口51に接続可能であり、添加物チャネル18”を通じて添加物用部分50内に添加物用空気18’を供給する第3の空気ポンプ37。
更に詳述するように、任意選択的に、マシン30は、泡立てデバイス100の泡立てプロセスパラメータを管理及び制御する制御手段36も備え得る。代替として、マシン30が制御手段36を備えないことも可能であり、これは、ユーザが、その後、泡立てデバイス100の泡立てプロセスのパラメータの一部又はすべてを手動で調節することを意味する。
流体から得られる泡のタイプは、主に、泡立てられる流体の種類に依存する。例えば、ミルクを泡立てる場合、得られる泡のタイプは、生全乳、パスチャライズドホモジナイズドフルクリームミルク、パスチャライズドスキムミルク、UHTホモジナイズドフルクリームミルク、UHTスキムミルク等など、使用されるミルクの種類に応じて異なる。所定の種類のミルクでは、その製造中に用いられる処理条件を考慮しなければ、泡立て特性は主として、ミルクが泡立てられる温度と、その脂肪含有量とによって決定される。概して、低脂肪ミルクは低温でより良好に泡立つ。これは、少ない程度ではあるものの、全乳及びクリームの両方にも当てはまる。約37℃から約71℃までの温度でこの傾向は反転し、高脂肪含有量の乳製品で、任意の所定の時点にて生成される泡の量が多くなる。
その一方で、流体泡の品質は、泡の性質によって決定される。泡の性質は、泡立てられたときに流体構造内に形成された気泡の量及び大きさと、通常、流体の50%が泡から排出されるのに要する時間(泡の体積が50%減少に達するのに要する時間)と表される、安定な、すなわち、実質的にその体積を維持する泡の量と定義される泡の安定性と、流体出口17によって供給される泡の体積に対する、泡立て部分10に入る流体の体積の比率と定義される泡立てレベル(泡立ての効果による、流体のある初期体積の体積増分と定義される泡のオーバーランとしても知られる)、などである。
したがって、所定の種類の流体1(すなわち、脂肪含有量及び流体製造時の処理条件が一定値である)において、この流体1に対して得られる泡の特性(気泡の量/大きさ、安定性及びオーバラン)は、本発明の泡立てデバイス100内において実施される泡立てプロセスによって、具体的には、以下に詳述するプロセスパラメータによって決定される。
容器部分20から泡立て部分10へと弁21を通じて送られる流体の流量。この流量は第1の空気ポンプ34によって制御され、したがって、容器部分20内に注入される第1の流入空気14’の流量によって決定される。
駆動手段31によって制御される内部円筒部11(ロータ)の回転速度。
泡立て部分10内に供給され、第2の空気ポンプ35によって制御される第2の流入空気15’の量。
任意選択的に、ヒータによって制御される、流体出口17を出る泡の温度、又は泡立て部分10内にある間隙13内の流体と空気との混合物の温度。
任意選択的に、添加物用部分が使用される場合、供給される泡に対する添加物量の比率は、第3の空気ポンプ37によって制御される。第3の空気ポンプ37は、添加物チャネル18”を通じて添加物用部分50に添加物用空気18’を供給する。
本発明の泡立てデバイス100内において行われるクエット流効果において、泡立て部分10内の流体と空気との混合物にかかるせん断応力は、主として、内部円筒部11の外部壁と外部円筒部12の内部壁との間に形成される間隙13の幅に依存する。本発明によれば、使い捨て泡立てデバイス100は間隙13の所定の幅を有し、この幅は、泡立てられることになる容器部分20内の流体1の種類に応じて選択され、せん断(クエット流)による最適な泡立て効果が得られるように選択される。典型的には、間隙13の幅は、泡立てられる流体1の粘性が増すほど大きくなり、例えば、ミルクでは液体ヨーグルトに比べてかなり小さな間隙13を要する。好ましくは、流体がミルクである場合の間隙13の幅は約0.3mmであり、流体が液体ヨーグルトである場合、この値は約0.4mmである。
好ましくは、駆動手段31(典型的にはモータ)は、内部円筒部11を外部円筒部12に対して4000〜8000rpmの範囲内の回転速度で回転させるように適合されている。これら回転速度の好ましい値は、最良の泡立て効果をもたらす(供給される泡が最適な泡立て特性を有するという意味)ことが分かっている。クエット流効果で重要なことは、内部円筒部11と外部円筒部12との間に、間隙13内におけるせん断駆動流体運動(shear-driven fluid motion)をもたらす相対回転速度が存在することである。通常、これは、外部円筒部12を固定し、内部円筒部11を言及した速度値で回転させることによって、又はこの逆において実現される。相対回転速度は、また、2つの円筒部を互いに対して反対の向きに回転させることによって実現され得る。
好ましくは、本発明によれば、泡立てデバイス100は、また、典型的にはバーコードであるコード40を備える。コード40は、容器部分20又は泡立て部分10のいずれかに配置され得る。コード40は、以下に詳述される、以下のプロセスパラメータの少なくとも1つの情報を含む。情報は、泡立てプロセスを最適な手法で実施するために、マシン30内の制御手段36に提供される。
容器部分20内の圧力の関数である、容器部分20から泡立て部分へと送られる流体の流量。
内部円筒部11の回転速度。
泡立て部分10内に供給される第2の流入空気15’の量。
ヒータによって提供される、流体出口17を出る泡又は間隙13内の流体と空気との混合物の温度。
任意選択的に、添加物用部分50が使用される場合、供給される泡に対する添加物量の比率。
マシン30が制御手段36を備えていない場合、ユーザは、上述のパラメータの少なくとも1つを所望のように調節することができる。
図1〜図5に示される本発明の一実施形態によれば、泡立て部分10(すなわち、内部円筒部11及び外部円筒部12)は、いわゆる水平配置で、容器部分20に垂直に配置されている(泡立て部分10の回転軸線16は容器部分20の主軸線に垂直である))。この水平配置においては、内部円筒部11が外部円筒部12に対して回転する際に、泡立て部分10内を流れる流体と空気との混合物に、小さな間隙13が高せん断応力を付与する。このため、混合物はこの間隙13内で乳化する。この乳化した混合物が垂直経路8に流れると、混合物は、膨張し、このため、間隙領域の外部で泡立てられる。
図6〜図8に示される本発明の別の実施形態によれば、泡立て部分10(すなわち、内部円筒部11及び外部円筒部12)は、いわゆる垂直配置で、容器部分20に平行に配置されている(泡立て部分10の回転軸線16は、容器部分20の主軸線に平行である)。この垂直配置においては、小さな間隙13は、内部円筒部11が外部円筒部12に対して回転する際に、泡立て部分10内を流れる流体と空気との混合物に、高せん断応力を付与する。このため、混合物はこの間隙13内で乳化する。この乳化した混合物が第2の垂直経路9に流れると、混合物は、膨張し、このため、間隙領域の外部で泡立てられる。
図15に概略的に示されるように、内部円筒部11は、第1の部品11a及び第2の部品11bを備え得る。第1の部品11aの直径は第2の部品11bの直径よりも大きい。第1の部品11aの直径の値は、第1の部品11aと外部円筒部12との間に、所定の幅を有する、ある間隙13が形成されるように選択される。ある間隙13は、言及した間隙13内の空気と流体との混合物に付与されるせん断応力、及びしたがって、この混合物の乳化性を決定する。内部円筒部11の第2の部品11bの直径は、第2の部品11bと外部円筒部12との間にチャンバ7が形成されるように設計されている。チャンバ7は、適切な膨張、及びしたがって、流体と空気との混合物の泡立てが最適な手法で行われるような幅を有する。泡立て部分10内に供給された、間隙13内を流れる流体と空気との混合物は、内部円筒部11が外部円筒部12に対して回転するときに内部円筒部11と外部円筒部12との間の狭い間隙13内にかかる高せん断応力により乳化する。流体と空気との乳化した混合物が間隙13からチャンバ7内に流出すると、混合物は膨張し、その結果として、泡立つ。膨張により、泡は流体出口17から押し出される。流体出口17の直径がチャンバ7の直径よりも大きく作製される場合、流体と空気との混合物はより高度に泡立つ。この記載したばかりの配置と同様の配置も、上述の水平配置で実施することができる。
添付の図9〜図13が、水平配置を有する泡立て部分10に添加物用部分50が取り付けられる1つの可能な実施形態を示す場合であっても、泡立て部分10が垂直配置にある場合の泡立て部分10に、添加物用部分50を、図9〜図13に示されるものと同様の手法で取り付けることも可能であることに留意すべきである。
典型的には、泡立てデバイス100及びマシン30を備える完全な泡立てシステムが構成される。典型的には、泡立てデバイス100は、泡立て部分10と、容器部分20と、任意選択的にコード40と、また任意選択的に添加物用部分50と、を備える。
本発明をその好適な実施形態を参照しながら記載してきたが、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲から逸脱することなく当業者は多くの修正及び変更を施してもよい。
100 使い捨て泡立てデバイス
10 泡立て部分
11 内部円筒部
11a 第1の部品
11b 第2の部品
7 チャンバ
8 垂直経路
9 第2の垂直経路
12 外部円筒部
13 内部円筒部と外部円筒部との間の間隙
14 第1の空気入口
14’ 第1の流入空気
14” 第1のチャネル
15 第2の空気入口
15’ 第2の流入空気
15” 第2のチャネル
16 回転軸線
17 流体出口
18’ 添加物用空気
18” 添加物チャネル
19 接続手段
51 添加物用空気入口
56 添加物用空気出口
20 容器部分
1 流体
21 弁
40 コード
50 添加物用部分
52 添加物出口
53 添加物入口弁
55 取付手段
30 マシン
31 駆動手段
34 第1の空気ポンプ
35 第2の空気ポンプ
36 制御手段
37 第3の空気ポンプ

Claims (16)

  1. 容器部分(20)及び泡立て部分(10)を備える、流体(1)を泡立てるための使い捨て泡立てデバイス(100)であって、前記流体(1)が前記泡立て部分(20)に送られるように、前記容器部分(20)は、第1の流入空気(14’)によって加圧されており、前記泡立て部分(20)には、前記容器部分(20)から来る前記流体(1)と混合される第2の流入空気(15’)が供給され、前記泡立て部分(10)は2つの部品を備え、前記2つの部品は、空気と流体(1)との混合物が特定レベルのせん断応力下で送られるように、前記2つの部品間を互いに対して動くことができ、これにより、空気と流体(1)との前記混合物を前記泡立て部分(10)内で乳化させることが可能になる、使い捨て泡立てデバイス(100)。
  2. 前記泡立て部分(20)は、内部円筒部(11)及び外部円筒部(12)を備えており、前記内部円筒部(11)と前記外部円筒部(12)は、前記内部円筒部(11)と前記外部円筒部(12)との間に間隙(13)が形成されるように、同心円状に配置されており、前記内部円筒部(11)は、流体(1)と空気との前記混合物が前記間隙(13)を通って送られる際に乳化されるように、前記外部円筒部(12)に対して回転可能である、請求項1に記載の使い捨て泡立てデバイス(100)。
  3. 前記外部円筒部(12)は、静止しており、前記内部円筒部(11)は、前記外部円筒部(12)に対して4000〜8000rpmを含む速度で回転する、請求項2に記載の使い捨て泡立てデバイス(100)。
  4. 前記間隙(13)の幅は、泡立てられる前記流体(1)に応じて、前記間隙(13)内の前記せん断応力により空気と流体(1)との前記混合物が最適に乳化されるように選択されている、請求項2又は3に記載の使い捨て泡立てデバイス(100)。
  5. 前記泡立て部分(10)は、蓋として構成されており、前記容器部分(20)は、ボトル、カプセル又はパウチとして構成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の使い捨て泡立てデバイス(100)。
  6. 前記容器部分(20)は、泡立てられる前記流体(1)を含む内部可撓性部分と、外部周囲剛性部分と、を備えており、前記内部可撓性部分と前記外部剛性部分との間に間隙が形成され、そのため、前記第1の流入空気(14’)が前記間隙に送られ、前記可撓性内部部分を押し、前記流体(1)を前記泡立て部分(10)に送るように構成されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の使い捨て泡立てデバイス(100)。
  7. 前記泡立てデバイス(10)は、前記容器部分(20)に対して垂直に配置されており、前記泡立て部分(10)に垂直経路(8)が更に設けられ、前記垂直経路(8)に、空気と流体(1)との前記乳化された混合物が運ばれ、膨張され、ゆえに、泡立てられる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の使い捨て泡立てデバイス(100)。
  8. 前記泡立てデバイス(10)は、前記容器部分(20)に対して平行に配置されており、前記泡立て部分(10)に第2の垂直経路(9)が更に設けられ、前記第2の垂直経路(9)に、空気と流体(1)との前記乳化された混合物が運ばれ、膨張され、ゆえに、泡立てられる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の使い捨て泡立てデバイス(100)。
  9. 前記泡立て部分(10)に着脱可能に取り付けられた使い捨ての添加物用部分(50)を更に備え、前記添加物用部分(50)は、前記泡立て部分(10)から来る添加物用空気(18’)によって作用される圧力により、添加物の流れを送ることができる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の使い捨て泡立てデバイス(100)。
  10. 前記泡立て部分(10)は、前記流体(1)と空気との前記混合物を加熱するためのヒータを更に備え、更なるエネルギーを与えることにより前記泡立て部分(10)内の乳化プロセスを高める、請求項1〜9のいずれか一項に記載の使い捨て泡立てデバイス(100)。
  11. 前記流体(1)は、例えば、ミルク、クリーム、ヨーグルト、アイスクリームミックスなどの泡立て可能な流体である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の使い捨て泡立てデバイス(100)。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の泡立てデバイス(100)と、マシン(30)とを備える泡立てシステムであって、前記泡立てデバイス(100)は、前記マシン(30)に接続可能であり、前記マシン(30)は、前記泡立て部分(10)を動作させる駆動手段(31)と、第1の流入空気(14’)を供給する第1の空気ポンプ(34)と、第2の流入空気(15’)を供給する第2の空気ポンプ(35)とを備える、泡立てシステム。
  13. 所定の添加物用部分(50)が専用の泡立てデバイス(100)にのみ適するように、前記泡立てデバイス(100)内の添加物用部分(50)に添加物用空気(18’)を供給する第3の空気ポンプ(37)を更に備える、請求項12に記載の泡立てシステム。
  14. 前記マシン(30)は、以下の泡立てプロセスパラメータ、すなわち、前記容器部分(20)から前記泡立て部分(10)内に流れる流体の流量、前記泡立て部分(10)の動作速度、前記泡立て部分(10)内に供給される第2の流入空気(15’)の流れ、前記泡立て部分(10)内の空気と流体(1)との前記混合物の温度、添加物用部分(50)から供給される添加物量の比率、のうちの少なくとも1つ又は組み合わせを監視する、請求項12又は13に記載の泡立てシステム。
  15. 前記マシン(30)は、制御手段(36)を備えており、前記泡立てデバイス(100)は、前記泡立てプロセスパラメータのうちの少なくとも1つ又は組み合わせに関する情報を有するコード(40)を備えており、これにより、前記制御手段(36)は、前記コード(40)の前記情報に従い、前記泡立てプロセスパラメータを自動的に調整する、請求項14に記載の泡立てシステム。
  16. 前記マシン(30)は、前記流体出口(17)を出る前記泡を加熱するためのヒータを更に備える、請求項12〜15のいずれか一項に記載の泡立てシステム。
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