JP2017520490A - 容器本体用の金属蓋 - Google Patents

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Abstract

本発明は、容器本体用の、特に金属缶などの容器用の金属蓋に関し、前記蓋が除去可能部分(4)を含み、前記除去可能部分(4)はスコア線(5)によって画定されるとともに開封部材(6)を取り付けられる。スコア線(5)は、仮想軸(10)の両側に配置された、2つの上流部分(55)、および1つの下流部分(56)を含む。スコア線(5)の各上流部分(55)は、第1区画(551)の残存厚さ(E1)より高い残存厚さ(E2)を含む第2区画(552)を含み、第2区画(552)は前記上流部分(55)の長さ(L)の少なくとも20%にわたり延在し、下流端部(5522)が前記上流部分(55)内に設けられる。

Description

本発明は、一般的な包装分野に関し、特に缶型の容器用の金属蓋の分野に関する。詳細には、本発明は、スコア線によって境界を定められるとともに開封部材を取り付けられた除去可能部分を含む種類の金属蓋に関する。
一部の金属容器、主として食品を包装するための缶は、いわゆる「イージー」オープンシステム(または「EOE」(「イージーオープンエンド」の略)を提供され、缶切りなどの道具の使用を回避する。
そのため、共通して実行される解決策は、2つの部分、すなわち:
− 容器本体に結合されるように意図されたリング状周囲部分、および
− スコア線によって境界を定められた除去可能部分を含む中央閉鎖パネル、
を含む単一ピースの金属蓋の中に存在する。
除去可能部分を分離するために、スコア線が、中央パネルによって支持された開封部材(一般に「開封リング」として知られる)を操作することによって開裂される。
この種の開封部材は従来、その長さにわたって連続的に配置された3つの部分、すなわち:
− いわゆる「くちばし」、周囲切込み部分、
− 慣習的にリベット型の、蓋の除去可能部分に結合するための中間部分、および
− 慣習的にループまたはリング状の、中央掴み部分、
を含む。
実際には、金属蓋を開封する前、開封部材は中央パネルの上側表面に対して平坦化されている。
開封のため、使用者は2つの連続的かつ別々のステップで開封部材を操作するようにさせられる。
まず、開封開始の第1ステップにおいて、使用者は、概ねその中央掴み部分によって開封部材を掴み、次いでそれを中央部分から引き離す。
次いで開封部材はてこを形成し、その結果、そのくちばし状の周囲切込み部分により、スコア線の局所的な破断が引き起こされる。
この回転操作により開封部材の長手方向軸の両側で2つの上流部分の開裂がもたらされる。
次に蓋の除去可能部分が、開封部材の長手方向軸に対して垂直にまたはほぼ垂直に方向付けられた仮想軸の周りで局所的に内側に曲げられる。
開封の第2ステップにおいて、使用者は、スコア線の開裂を続けるようにおよび除去可能部分の全てまたは一部を蓋から切り離すように開封部材を引っ張る。
そのようにして開封部材は、使用者によって適用された力をおよび生成されたエネルギーを金属蓋の除去可能部分へ伝達することを許容し、それによりスコア線に沿って金属を確実に開裂するようにする。
開封の容易性は、このスコア線を破断するために必要な力およびエネルギーのレベルによって決定され、それは実際には最大限低減される。
しかしながら、これらのイージーオープン型の蓋は、保管する間、それらの真空充填が原因のまたは特定の調理技術(蒸気調理など)の使用が原因の、内部減圧による爆縮の現象に耐えなければならない。
例えば、この減圧は、缶詰にされたコーンの場合、600〜700ミリバール程度のものであり、缶詰にされた蒸気調理済みの野菜の場合、850〜900ミリバール程度のものである。
そのような爆縮現象はまた、中央閉鎖パネルの除去可能部分の沈下を伴って、開封時に起こりがちである。
実際に、除去可能部分を適所に保持するバランスの崩れは、いったんこのスコア線開裂の開始が起こると、比較的低い開裂労力のせいで、スコア線開裂の伝播を発生しがちである。
この開封時の最後の沈下の現象を防止するために、このスコア線の開裂の動きを早期に遮断することを目的とする「停止」地点によって、スコア線の上流部分の開裂を制御することが一般的である。
そのために、慣習的に「アレスターフラット(arrester flat)」と称される、ミリメートルのオーダーの長さにわたる、スコア線の上流部分のそれぞれにおける残存厚さの1つまたは2つの時間通りの変化を提供することが一般的である。
使用者が開封を実行するために動きを続けるとき、それは(この「アレスターフラット」を破断するための力に到達するまで)適用される力の増大を示唆する。
これは蓋の開封の「中断」を引き起こし、これにより次に、圧力の平衡化(または再平衡化)が許容され、沈下の危険性を取り消す。
開裂伝播前進の観点からすると、従って「アレスターフラット」はこの伝播のストッパの役割を有する。
そのような構造は次に、スコア線の上流部分の開裂の間、開封の時間通りの遮断をもたらす。
次いでこの停止は、スコア線の開裂を再開する/続けるための増大された労力を必要とする。
さらに、蓋に使用される、材料の硬さの増大、および/または厚さの低減は、回転方向の影響をもたらし得る。
「アレスターフラット」を破断するために必要な力、および特に、スコア線の開裂を再開するために必要な追加的な労力は、その後、中央閉鎖パネルの時期尚早な破断を引き起こしがちである。
実際に、この場合、開裂は、望み通りにスコア線に沿って伝播せず、中央閉鎖パネル内に伝播する傾向がある。
さらに、実際には、使用者が開封部材を急に操作し、続いて開裂の時間通りの遮断の効果を取り消すことが起こり得る。
この状況において、一方で、中央閉鎖パネルの沈下の危険性なく圧力の差の崩壊を制御するために、他方で、その回転方向による中央閉鎖パネルの破断の危険性を取り消すために、開封の制御を可能にする金属蓋の必要性が存在する。
これらの欠点を改善するために、本出願人は、イージーオープン型の金属蓋の新規構造を開発した。この新規構造は、スコア線の上流部分の開裂の間、もはや開封を時間通りに遮断せず、この開裂に使用されるエネルギーを漸進的に制御することを可能にする。
本発明による金属蓋は、
− 中央閉鎖パネルを形成する中央部分と、
− 容器本体に結合されるようになされた周囲部分と
を含む。
中央部分は除去可能部分を含み、除去可能部分は、可変残存厚さを有するスコア線によって境界を定められるとともに開封部材を取り付けられる。
この開封部材は、除去可能部分に結合するための部分の両側に、周囲切込み部分と中央掴み部分とを含む。
スコア線は、
− 前記開封部材の回動の初期操作によって開裂されるように意図され、開封部材の長手方向軸の両側に延在する2つの上流部分と、
− 前記スコア線の残りの長さによって構成され、回動された開封部材を引っ張る後続操作によって開裂されるように意図された1つの下流部分と
を含む。
上流および下流部分は、開封部材の長手方向軸に対して垂直に延在する仮想軸の両側に配置され、前記仮想軸は、前記開封部材の回動後および前記上流部分の開裂後に除去可能部分上に形成される折曲げ線に一致する。
また、本発明によれば、スコア線の各上流部分は、開裂方向に連続的に、少なくとも2つの区画:
− 第1残存厚さを有する第1区画、および
− 前記第1残存厚さより高い(および有利には同じく前記下流部分の大部分の残存厚さより高い)残存厚さを有する第2区画、
を含む。
第2区画は前記上流部分の長さの少なくとも20%にわたり、好ましくは少なくとも25%にわたり、さらに好ましくは25%〜60%の間に延在する。
スコア線の各上流部分の前記第2区画は、
− 第1区画に接続された上流端部、および
− 前記上流部分内に設けられた下流端部、
を含む。
本発明によるスコア線の構造は従って、その開裂が漸進的におよびより高いレベルの労力で続く第2区画に進入することを許容する。
組み合わせてまたは互いに独立して取り入れることができる他の有利な実施形態の特徴によれば、
− 第2区画の下流端部は(i)直接、または(ii)低い第3区画であって、その残存厚さが上流部分の前記第2区画の残存厚さよりも低い第3区画を介して、下流部分に接続され、
− 上流部分の第2区画の上流端部および/または下流端部は、残存厚さの急な変化、または(例えば0.3〜0.7mmの間に含まれる長さにわたる)残存厚さの連続的な漸進的変化、または残存厚さの非連続的な漸進的変化(例えば段による)を示し、
− 上流部分の第2区画の上流端部および下流端部はそれぞれ残存厚さの漸進的変化を示し、下流端部は上流端部の長さを上回る長さにわたって延在し、
− スコア線の上流部分の第1区画は一定の残存厚さを有し、スコア線の上流部分の第2区画は一定のまたは可変の残存厚さを有し、
− 各上流部分の第1区画と第2区画との間の残存厚さの差は10〜50μmの間に含まれ、
− 各上流部分の第1区画、および場合によっては第3区画は、下流部分の大部分の残存厚さと同一であるか少なくともほぼ同一である残存厚さを有し、
− スコア線は、蓋の中央部分の底面および/または上面にそれぞれ形成される底側の溝によっておよび/または上側の溝によって形成され、前記上側の溝および/または前記底側の溝はスコア線の各上流部分において可変深さを有し、
− スコア線の上流部分は開封部材の長手方向軸の両側で対称的に延在する。
本発明はまた、上で定義したような金属蓋を取り付けられた、特に金属缶タイプの容器に関する。
本発明はまた、本発明による蓋を作製するための方法に関し、方法は、プロファイルをそれぞれ支持する上側部材(例えば切込みブロック)および下側部材(例えば金敷)を含む切込み工具を用いて、スコア線を前記蓋に切り込むステップを含む。
本発明の構想内では、前記切込みステップの間、前記切込み工具のプロファイルは、スコア線の前記上流部分を形成するように配置され、スコア線の各上流部分は、開裂方向に連続的に、少なくとも2つの区画:
− 第1残存厚さを有する第1区画、および
− 前記第1残存厚さよりも高い残存厚さを有する第2区画、
を含み、
前記第2区画は前記上流部分の長さの少なくとも20%にわたって延在し、
スコア線の各上流部分の第2区画は、
− 第1区画に接続された上流端部、および
− 前記上流部分内に設けられた下流端部、
を含む。
本発明はまた、本発明による金属蓋を作製するための装置に関し、装置は、スコア線を形成するための切込み工具を含み、切込み工具は、切込みプロファイルをそれぞれ支持する上側部材(例えば切込みブロック)および下側部材(例えば金敷)を含む。
本発明によれば、切込み位置においてプロファイルは、本発明によるスコア線の上流部分を形成するために、可変幅の空間を互いの間に画定する。
スコア線の各上流部分は、開裂方向に連続的に、少なくとも2つの区画:
− 第1残存厚さを有する第1区画、および
− 前記第1残存厚さよりも高い残存厚さを有する第2区画、
を含み、
前記第2区画は前記上流部分の長さの少なくとも20%にわたって延在し、
スコア線の各上流部分の第2区画は、
− 第1区画に接続された上流端部、および
− 前記上流部分内に設けられた下流端部、
を含む。
添付図面に関連する特定の実施形態の以下に続く記載によって本発明をさらに説明するが本発明はそれによって限定されない。
本発明による金属蓋を上面図で示す。 金属蓋内に形成されたスコア線の断面を概略的に示す。 金属蓋内に形成されたスコア線の上流部分の内の1つの長手方向断面の展開を概略的に示し、その長さにわたるその残存厚さの展開を示す。 本発明によるスコア線を金属蓋に形成するための工具を概略的に示す。 図3によるスコア線を形成するように適合された、図4による切込み工具の上側部材の切込みのプロファイルを概略的に示す。 金属蓋内に形成されたスコア線の上流部分の実施形態の変形形態の長手方向断面の展開をそれぞれ概略的に示し、その長さにわたるその残存厚さの変化を示す。
図1に示される金属蓋1は、金属容器本体(不図示)の上縁部に組み付けられるように意図されている。
この容器本体は、(円形、正方形、長方形断面等の)側壁のベルトの下縁部に接続される底面から概ね構成される。
金属蓋1とこの金属容器の上縁部との間の結合は、従来の方法で、例えば継ぎ合わせ技法によってなされる。
この金属蓋1は、「イージーオープン」(または「EOE」(「イージーオープンエンド」の略))型のものであり、缶切りなどの道具の使用を回避する。
そのため、この金属蓋1は従来、2つの部分:
− 中央閉鎖パネルを形成する中央部分2、および
− 容器本体に結合されるようになされた周辺部分3、
から構成される。
この金属蓋1は、(アルミニウム、スチール等から有利には製造される)金属シートから、絞り技術によって有利には単一部品にされる。
周辺部分3は本明細書において環状またはリング状のものである。それは、有利には継ぎ合わせによって、円筒状側壁を有する容器本体の上縁部に金属蓋1を結合するために適合される。
代替形態として、周辺部分3は、いずれかの他の形状(例えば正方形、長方形)を有してもよく、それは容器本体(場合によっては平行六面体)の断面に適合され得る。
中央部分2は以下の2つの面を有する(図2):
− 得られる容器の外側の方に向けられるように意図された上面21、および
− 容器の内側の方に向けられるように意図され、この容器の底部に面する底面22。
これら2つの面21、22の間の距離は、中央部分2の公称厚さNに一致する(図2)。
中央部分2の公称厚さNは例えば0.14〜0.28mmの間、好ましくは0.16〜0.25mmの間に含まれる。
中央部分2は、容器中身へのアクセス開口部を形成するように意図された除去可能部分4を含む。
除去可能部分4は、一方で「切込線」とも称されるスコア線5によって境界を定められ、他方で開封部材6を取り付けられる。
開封部材6は中央部分2の上面21に配置され、除去可能部分4を覆う(図1)。
使用者がこの開封部材6を操作することにより金属蓋1の容易な開封が、すなわち、スコア線5の開裂による除去可能部分4の完全または部分的な切り離しが可能になる。
この周知の開封部材6は「開封リング」の名称でも見かける。
この開封部材6は一般に、長手方向軸6’に沿って連続的に配置された3つの部分すなわち:
− スコア線5への切込みを実行するべくスコア線5に配置された、一般に「くちばし」と称される周囲部分7、
− 例えばリベット状構造によって金属蓋1の除去可能部分4へ結合するための中間部分8、および
− 金属蓋1の中央部分2の上面21に対して最初は平坦化される掴みループを形成する中央部分9、
を含む。
その部分に関して、スコア線5は、材料の狭い部分に存在し、より低強度の構造を形成する。
このスコア線5は本明細書中完全なものであり(閉鎖される)、有利には円形状(図1)のものである。代替形態として、それは(例えば円の弧の中の)部分的なものであり得、および/またはいずれかの他の形状(例えば正方形、長方形)を有し得る。
図2に示されるように、このスコア線5は、
− 中央部分2の上面21の側の、スコア線5の上側表面51と、
− 中央部分2の底面22の側の、スコア線5の底側表面52と
の間で測定される最小距離に対応する残存厚さEを有する。
図2に同じく示されるように、このスコア線5の上側表面51は、中央部分2の上面21に設けられた上側のグローブ53によって形成される。
このスコア線5はまた、代わりとしてまたは補うものとして、(図2の中で非連続線で概略的に示されるように)中央部分2の底面22に設けられ得る溝54によって形成することもできる。場合によっては、この底側の溝54は、スコア線5の底側表面52も形成する。
蓋1の開封時の開封部材6のおよびその動作の構成を考慮すると、スコア線5は異なる部分、すなわち、
− 開封部材6の回動の初期動作によって開裂されるように意図される、2つの上流部分55、および
− 回動された開封部材6を引く次の動作によって開裂されるように意図される、スコア線5の残存長さによって構成される下流部分56、
を含む。
2つの上流部分55は開封部材6の長手方向軸6’の両側に延在する。
各上流部分55は一方で、および下流部分56は他方で、本明細書において図1に示される仮想軸10によって分離される。
仮想軸10は、開封部材6の回動後に除去可能部分4に形成される折曲げ線に少なくともほぼ一致する。
この場合、この仮想軸10は、開封部材6の長手方向軸6’に対し垂直に延在する。
この仮想軸10は有利には、結合部分8のレベルを少なくともほぼ通過する。
「ほぼ」によって、本明細書中、仮想軸10は、例えば、
− 結合部分8の中、または、
− 結合部分8の前(結合部分8と「くちばし」周囲部分7との間)、または、
− 結合部分8の後ろ(「くちばし」周囲部分7から離れる)
を通過することが理解される。
換言すると、各上流部分55は2つの地点(図1):
− 開封部材6の長手方向軸6’上に配置される開始地点A、および
− 上記仮想軸10によって定められる終端地点B、
の間に延在する。
本発明によれば、除去可能部分4の開封の第1段階(開封部材6の回動に対応する)を制御するために、スコア線5の各上流部分55は、その長さにわたって、その残存厚さEの特定の進行を含む。
この場合、図3に示されるように、スコア線5の各上流部分55は、3つの連続する区画を含む、すなわち、(開始地点Aから終端地点Bまでの)開裂方向に、
− 長さL1にわたって残存厚さE1を有する第1区画551、
− 長さL2にわたって残存厚さE2を有する第2区画552、および
− 長さL3にわたって残存厚さE3を有する第3区画553、
を含む。
上側の溝53および/または底側の溝54は従ってスコア線5の各上流部分55に可変深さを有し、この可変残存厚さEを画定する。
この場合、上流部分55の異なる区画551、552、および553はそれぞれ、段を形成する。従って上流部分55の各区画551、552および553はそれぞれ残存厚さE1、E2、E3を、その長さL1、L2、L3にわたって一定にする。
本発明によれば、第2区画552の残存厚さE2は、第1区画551および第3区画553のそれぞれの残存厚さE1、E3よりも高い。
上流部分55の第1区画551および第3区画553はさらに相互に同一の残存厚さE1、E3を有する。
これらの第1区画551および第3区画553の残存厚さE1、E3は、下流部分56の大部分の残存厚さE4と有利には同一、または少なくともほぼ同一である。
「大部分の残存厚さ」によって、その全体長さにわたるまたはほぼ全体長さにわたる下流部分56の残存厚さE4が特に理解されるが、その開裂を制御するために様々な残存厚さEを有する存在し得る時間通りの区画を除く。
例えば、上流部分55の第1区画551および第3区画553は、スチールから製造された金属蓋の場合、45〜80μmの間に含まれる残存厚さE1、E3を有する。
第2区画552の残存厚さE2は第1区画551および第3区画553の残存厚さE1、E3に対して追加的な残存厚さE2’を有する。
例えば、この追加的な残存厚さE2’は、10〜50μmの間、好ましくは15〜35μmの間に含まれる。
さらに、第2区画552は、この上流部分55の長さLの少なくとも20%、好ましくは少なくとも25%、さらに好ましくは25〜60%の間に一致する長さL2にわたって延在する。
より正確には、上流部分55の第2区画552は、
− 開始地点Aの側でおよび第1区画551に接続される上流端部5521、および
− 終端地点Bの側でおよび第3区画553に接続される下流5522、
によって終端される。
上流端部5521は開始地点Aから離れて有利には配置される。
下流端部5522は本明細書中、終端地点Bから離れて、上流部分55内に設けられる。
代替形態として、第2区画552のこの下流端部5522は、上流部分55の終端地点Bに配置して、スコア線5の下流部分56の端部に直接接続することができる。
上流端部5521および下流端部5522は本明細書中、残存厚さが急に変化するところに存在する。
これらの上流端部5521および下流端部5522は従って一方で第2区画552に対しておよび他方で関連する第1または第3区画551および553に対して垂直に延在する。
単に例として、金属蓋1の場合、その直径が約77mmであるスコア線5が設けられ:
− 各上流部分55の長さLは15mm〜35mmの間に含まれ、
− 第2区画552の長さL2は6〜20mmの間に有利には含まれる。
さらに例えば、第2区画552の上流端部5521は、上流部分55の開始地点Aに対して3〜8mmの間に含まれる距離(第1区画551の長さL1に一致する)の所に有利には配置される。
一般に、スコア線5の2つの上流部分55は、開封部材6の長手方向軸6’の両側で対称的に有利には延在する。
実際には、開封の際、使用者は開封部材6を2つの連続的かつ別々の動作で操作する。
最初に、開封開始の第1ステップにおいて、使用者は、開封部材6を、一般にその中央掴み部分9によって掴み、次いでそれを中央部分2から引き離す。
次いで開封部材6はてこを形成するが、そのくちばし状の周囲切込み部分7は、2つの上流部分55の第1区画551内にスコア線5の局所的な破断を引き起こした。
この開裂は2つの上流部分55に沿って、開封部材6の長手方向軸6’の両側で、それらの各終端地点Bに向かって伝播する。
次いで開裂は上流部分55の第2区画552内で連続的におよびより高いレベルの作用で連続する。
この機構により開封速度の減速が許容され、その間、圧力の平衡化が、蓋が沈下する危険性なしに、容器内側と環境との間で行われる。
そのような減速は、スコア線5の開裂における停止の現象を回避する。スコア線の外側で時期尚早の破断を引き起こしがちな追加の労力はこのようにして回避される。
この減速は特に、その第2区画552を破断するために、あるレベルの力およびエネルギーが上流部分55のかなりの長さにわたって徐々に増大することによって許容される。
開封部材6の回動は、スコア線5の上流部分55が完全または部分的に開裂するまで、理想的には終端地点Bまで、続けられる。
次に蓋1の除去可能部分4が仮想軸10の周りで局所的に内側に曲げられる。
第2の開封ステップにおいて、慣習的に、使用者は、スコア線5の、特にその下流部分56の開裂を続けるように、および除去可能部分4の全部または一部を蓋1から分離するように、開封部材6を引っ張る。
本発明による金属蓋1は、図4に概略的に示されるような切込み工具12を用いて蓋1にスコア線5を切り込むステップを含む方法によって得られ得る。
そのような切込み工具12は、上側部材121例えば切込みブロックと、下側部材122例えば金敷とを含む。
上側部材121および下側部材122は、スコア線5の断面を画定するために、互いに対向するプロファイル1211および1221を含む。
切込みブロック121および/または金敷122のプロファイル1211、1221の形状は、スコア線5の残存厚さEに影響を及ぼす。
特に、上側部材121のプロファイル1211は切込みプロファイルを構成し、スコア線5の上側の溝53に形状が一致するように意図される。
この場合、図5に示されるように、上側部材121の切込みプロファイル1211は、各上流部分55のプロファイルと相補的なプロファイルを有し、具体的には、凹部1212はスコア線5の第2区画552を画定するように意図されている。
実際には、本発明による蓋1を作製するための方法は、切り込まれる蓋を提供するステップを最初に含む。
続いてスコア線5を切り込むステップが、上に記載した切込み工具12を用いて実行される。
そのため、この切込みステップの間、前記切込み工具121のプロファイル1211、1221は、蓋1の中央部分2に上側の溝53および/または底側の溝54を形成するために、並行に移動することによって移動され互いに近づけられる。
そのようにして、切込み位置において、プロファイル1211、1221は、スコア線5の残存厚さEを補完するものである可変幅の空間を、互いの間に前記プロファイルの長さにわたって画定し、特にスコア線5の上流部分55の区画551、552および553を形成する。
図6〜12は、スコア線5の上流部分55の実施形態の変形形態を示す。
これらの変形形態のそれぞれにおいて、読者は上流部分55の3つの連続的な区画551、552および553を見出し、第2区画552は他の区画551および553に対してより高い残存厚さE2を有している。
図6および7の変形形態は、第2区画552の上流端部5521および下流端部5522の構造が図1〜3に関連して上に記載した構造と異なる。
図6では、これらの上流端部5521および下流端部5522は、残存厚さEの連続的な漸進的変化を構成する。
この場合、これらの端部5521、5522は、それぞれ上昇直線状スロープおよび下降直線状スロープの中に存在する。
例えば、この厚さの変化は、0.3〜0.7mmの間に含まれる長さにわたって作られる。
好ましくは、下流端部5522は、上流端部5521の長さに対してより長い長さにわたって延在する。
この構造的特徴は消費者が感じる労力の変化を有利には滑らかにする。
図7では、上流端部5521は残存厚さEの非連続的な漸進的変化を含む。
この場合、この上流端部5521は階段または連続する段の形状を有する。
この構造的特徴も同じく、消費者が感じる労力の変化を有利には滑らかにする。
図8〜12の変形形態は、第2区画552の可変残存厚さE2が図1〜3に関連して上に記載した構造と異なる。
この場合、追加的な残存厚さE2’は、この区画552の最大残存厚さと一致する。
図8では、第2区画552は、残存厚さE2の連続的な漸進的変化を有し、上昇直線状スロープは下降直線状スロープよりも高い。
図9では、第2区画552は、残存厚さE2の連続的な漸進的変化を有し、上昇直線状スロープは下降直線状スロープと同一、または少なくともほぼ同一である。
図10では、第2区画552は、例えば円の弧の中の、湾曲した厚さの変化を有する。
図11および12では、第2区画553は、図11では急に変化し図12では湾曲する概ね振れる形状を有する厚さの変化を有する。
図11および12によるこれらの実施形態において、第2区画552の残存厚さE2は、最小値E21と最大値E22の間で振れ、最小値E21と最大値E22は両方とも第1および第3区画551、553の残存厚さE1、E3よりも高いままである。
一般に、本発明による蓋構造は、開封の容易性を興味深く保つ一方で、開封時の爆縮の危険性およびその回転方向が原因の除去可能部分の開裂の危険性に対する効果的な解決策を提供する。
本発明による蓋の構造は、同じ蓋およびスコア線厚さのため、「アレスターフラット」型のシステムに対して増大した耐爆縮性を可能にする。

Claims (12)

  1. 容器本体用の、特に金属缶タイプの容器用の金属蓋であって、前記金属蓋(1)が、
    − 中央閉鎖パネルを形成する中央部分(2)、および
    − 前記容器本体に結合されるようになされた周囲部分(3)を含み、
    前記中央部分(2)が除去可能部分(4)を含み、前記除去可能部分(4)が、可変残存厚さを有するスコア線(5)によって境界を定められるとともに開封部材(6)を取り付けられ、
    前記開封部材(6)が、前記除去可能部分(4)に結合するための部分(8)の両側に、周囲切込み部分(7)および中央掴み部分(9)を含み、
    前記スコア線(5)が、
    − 前記開封部材(6)の長手方向軸(6’)の両側に延在する2つの上流部分(55)、および
    − 前記スコア線(5)の残存長さによって構成された下流部分(56)を含み、
    前記部分(55、56)が、前記開封部材(6)の前記長手方向軸(6’)に対して垂直に延在する仮想軸(10)の両側に配置され、前記仮想軸(10)が、前記開封部材(6)の回動後および前記上流部分(55)の開裂後に前記除去可能部分(4)上に形成される折曲げ線に一致する金属蓋(1)において、
    前記スコア線(5)の各上流部分(55)が、開裂方向に連続的に、少なくとも2つの区画:
    − 第1残存厚さ(E1)を有する第1区画(551)、および
    − 前記第1残存厚さ(E1)より高い残存厚さ(E2)を有する第2区画(552)を含み、
    前記第2区画(552)が前記上流部分(55)の長さ(L)の少なくとも20%にわたり延在すること、および
    前記スコア線(5)の各上流部分(55)の前記第2区画(552)が、
    − 前記第1区画(551)に接続された上流端部(5521)、および
    − 前記上流部分(55)内に設けられた下流端部(5522)を含むこと、
    を特徴とする金属蓋(1)。
  2. 前記第2区画(552)の前記下流端部(5522)が(i)直接、または(ii)低い第3区画(553)であって、その残存厚さ(E3)が前記上流部分(55)の前記第2区画(552)の前記残存厚さ(E2)よりも低い第3区画(553)を介して、前記下流部分(56)に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の金属蓋。
  3. 前記上流部分(55)の前記第2区画(552)の前記上流端部(5521)および/または前記下流端部(5522)が、
    − 前記残存厚さの急な変化、または
    − 前記残存厚さの連続的な漸進的変化、または
    − 前記残存厚さの非連続的な漸進的変化
    を示すことを特徴とする、請求項1または2に記載の金属蓋。
  4. 前記上流部分(55)の前記第2区画(552)の前記上流端部(5521)および前記下流端部(5522)がそれぞれ前記残存厚さ(E)の漸進的変化を示すこと、および前記下流端部(5522)が前記上流端部(5521)の長さを上回る長さにわたって延在することを特徴とする、請求項3に記載の金属蓋。
  5. 前記スコア線(5)の前記上流部分(55)の前記第1区画(551)が一定の残存厚さ(E1)を有すること、および
    前記スコア線(5)の前記上流部分(55)の前記第2区画(552)が一定または可変の残存厚さ(E2)を有すること
    を特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の金属蓋。
  6. 前記上流部分(55)の前記第1区画(551)と前記第2区画(552)との間の残存厚さの差(E2’)が10〜50μmの間に含まれることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の金属蓋。
  7. 前記上流部分(55)の前記第1区画(551)、および場合によっては前記第3区画(553)が、前記下流部分(56)の大部分の残存厚さ(E4)と同一であるか少なくともほぼ同一である残存厚さを有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の金属蓋。
  8. 前記スコア線(5)が、前記蓋(1)の前記中央部分(4)の底面(22)および/または上面(21)にそれぞれ配置される底側の溝(54)によっておよび/または上側の溝(53)によって形成されること、および
    前記上側の溝(53)および/または前記底側の溝(54)が前記スコア線(5)の前記上流部分(55)において可変深さを有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の金属蓋。
  9. 前記スコア線(5)の前記上流部分(55)が前記開封部材(6)の前記長手方向軸(6’)の両側で対称的に延在することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の金属蓋。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の金属蓋(1)を取り付けられた、特に金属缶タイプの容器。
  11. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の蓋(1)を作製するための方法であって、プロファイル(1211、1221)をそれぞれ支持する上側部材(121)および下側部材(122)を含む切込み工具(12)を用いて前記スコア線(5)を前記蓋(1)に切り込むステップを含む方法において、
    前記切込みステップの間、前記切込み工具(121)の前記プロファイル(1211、1221)が、前記スコア線(5)の前記上流部分(55)のそれぞれを形成するように配置され、
    前記スコア線(5)の各上流部分(55)が、開裂方向に連続的に、少なくとも2つの区画:
    − 第1残存厚さ(E1)を有する第1区画(551)、および
    − 前記第1残存厚さ(E1)よりも高い残存厚さ(E2)を有する第2区画(552)を含み、
    前記第2区画(552)が前記上流部分(55)の長さ(L)の少なくとも20%にわたって延在し、
    前記スコア線(5)の各上流部分(55)の前記第2区画(552)が、
    − 第1区画(551)に接続された上流端部(5521)、および
    − 前記上流部分(55)内に設けられた下流端部(5522)を含む
    ことを特徴とする方法。
  12. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の金属蓋(1)を作製するための装置であって、前記スコア線(5)を形成するための切込み工具(12)を含み、前記切込み工具(12)が、切込みプロファイル(1211、1221)をそれぞれ支持する上側部材(121)および下側部材(122)を含む装置において、
    切込み位置において前記プロファイル(1211、1221)が、前記スコア線(5)の前記上流部分(55)を形成するために、可変幅の空間を互いの間に画定し、
    前記スコア線(5)の各上流部分(55)が、開裂方向に連続的に、少なくとも2つの区画:
    − 第1残存厚さ(E1)を有する第1区画(551)、および
    − 前記第1残存厚さ(E1)よりも高い残存厚さ(E2)を有する第2区画(552)を含み、
    前記第2区画(552)が前記上流部分(55)の長さ(L)の少なくとも20%にわたって延在し、
    前記スコア線(5)の各上流部分(55)の前記第2区画(552)が、
    − 前記第1区画(551)に接続された上流端部(5521)、および
    − 前記上流部分(55)内に設けられた下流端部(5522)を含む
    ことを特徴とする装置。
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