JP2009126523A - ステイオンタブ式缶蓋及びそれを用いた缶容器に充填されている飲料製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、ステイオンタブ式缶蓋において、初期開缶力を低減し、好適な開缶性を確保することである。
【解決手段】本発明に係るステイオンタブ式缶蓋は、パネルと、リベットと、リングタブと、パネル上に始端と終端とが間隔をなして位置し、始端からリベットに向けて円弧を描きながら近づき、次いで第1変曲点を経てリベットの周囲を一定間隔をもって沿い、次いで第2変曲点を経てリベットから円弧を描きながら遠ざかり、パネルの外周に向けて湾曲し、終端に連続するスコアと、を備え、スコアのうち、リベットの周囲に沿う部分の曲率半径がR1、始端からリベットに向けて円弧をなす部分のうち第1変曲点以前の曲率半径がR2、リベットから遠ざかる円弧をなす部分のうち第2変曲点以降の曲率半径がR3であるとき数1及び数2を満たす。
(数1)0.72≦R2/R1≦0.92、(数2)0.44≦R3/R1≦1.28
【選択図】図5

Description

本発明は、缶容器を密閉するためのイージーオープン機構を備えた缶蓋に関し、さらに詳しくは、飲料用の缶のために好適な缶蓋及びそれを用いた容器に充填されている飲料製品に関するものである。
飲料缶に代表される液体状の内容物を充填する缶容器には、イージーオープン機構として開缶容易なリングタブを備えた缶蓋が多く用いられている。このリングタブを備えた缶蓋の一例を図1に正面図、図2に縦断面図、図3に背面図(裏蓋面)として示す。缶蓋1には、リングタブ7がリベット5によって取り付けられている。このリングタブ7の指掛け部(タブテール15)を引き上げることによって、リベット5の近傍が折れ曲がって支点(以下、開缶動作の支点ともいう。)となり、リングタブ7のノーズ部13の先端(以下、開缶動作の作用点ともいう。)が作用点となって、パネル3の表面のスコア17(缶蓋開裂誘導のための破断案内溝加工線)に囲まれた部分であるスコアパネル19を押し下げる。この結果、パネル3の表面はスコア17の形状に沿って開裂し、スコアパネル19は缶蓋1と離れることなく缶内部に押し入れられて開缶する。このとき、飲み口が開口することから、「開缶」を「開口」と呼ぶこともある。
このようなリングタブを用いた缶蓋において、開缶性を評価する特性として開缶に要する力(以下、開缶力という。)がある。特に、開缶動作においてスコアが断裂を開始するために要する力(以下、初期開缶力又はPOPという。)を低減することが開缶性の向上のために重要である。
スコアの形状は、開缶力に影響を与え、例えば、飲み口を大きくして飲み易くしようとしてスコアパネルの幅方向を広めに形成すると、スコアが一気に開口してしまうという知見があり、スコアの形状が種々工夫されている(例えば特許文献1を参照。)。
特開2006−315704号公報
リングタブを起こして開缶をすると、リベット付近のスコア途中部が最初に開裂し、次いで、スコアの始端方向に向けて開裂が進み、同時に、それと反対方向であるスコアの終端方向に向けて開裂が進む。スコアの始端方向は始端まで距離が短いため、直ぐに開裂が止まるが、スコアの終端方向はその後もスコアパネルを周回するように開裂が進み、完全にスコアパネルが蓋内側まで入り込んで、開裂が終端で止まる。
本発明者の検討によれば、リベット付近のスコア途中部が最初に開裂するときに要する力が初期開缶力(以下、初期開缶トルクともいう。)に相当し、この初期開缶力を下げることで、消費者に開缶しやすいと感じさせやすいことがわかった。そして、リングタブを起こすことによってリングタブのノーズ部の先端がスコアパネルに当たるが、このときリベット付近のスコア途中部において、応力を一箇所に集中させることで、初期開缶力を下げることができることがわかった。
そこで本発明は、ステイオンタブ式缶蓋において、初期開缶力を低減し、好適な開缶性を確保することを目的とする。
本発明者は、従来の缶蓋における形状と比較して、リベット付近のスコア途中部の形状において、スコアがリベットから漸増しながら離れていく、リベットに沿う部分の両側箇所の円弧部分の曲率を大きくして、リベットからこの円弧部分を離した形状とすることで開缶時にかかる応力を一箇所に集中させることができることを見出し、本発明を完成させた。すなわち、本発明に係るステイオンタブ式缶蓋は、缶胴の開口部に取り付けられるパネルと、該パネルの中央に位置するリベットと、該リベットによって固定されたリングタブと、前記パネル上に始端と終端とが間隔をなして位置し、前記始端から前記リベットに向けて円弧を描きながら近づき、次いで第1変曲点を経て、前記リベットの周囲を、一定間隔をもって沿い、次いで第2変曲点を経て、前記リベットから円弧を描きながら遠ざかり、前記パネルの外周に向けて湾曲し、前記終端に連続する破断案内溝加工がなされたスコアと、を備えたイージーオープン機構を有するステイオンタブ式缶蓋において、前記スコアのうち、前記リベットの周囲に沿う部分の曲率半径がR1、前記始端から前記リベットに向けて円弧をなす部分のうち前記第1変曲点以前の曲率半径がR2、前記リベットから遠ざかる円弧をなす部分のうち前記第2変曲点以降の曲率半径がR3であるとき、数1及び数2を満たすことを特徴とする。
(数1)0.72≦R2/R1≦0.92
(数2)0.44≦R3/R1≦1.28
本発明に係るステイオンタブ式缶蓋では、前記リベットの中心と前記第1変曲点とを結ぶ線と前記リベットの中心と前記第2変曲点とを結ぶ線とのなす角度αが、20〜95°であることが好ましい。角度αを従来の缶蓋よりも小さくすることによって、リベットの周囲に沿うスコア部分により応力集中させることができる。これによって、初期開缶力を低減することができる。
本発明に係るステイオンタブ式缶蓋では、前記リベットの中心と前記リングタブの指掛け部の先端とを結ぶ線を基準線としたとき、該基準線と前記リベットの中心と前記第2変曲点とを結ぶ線とのなす角度β1が、135〜170°であり、かつ、該基準線と前記リベットの中心と前記第1変曲点とを結ぶ線とのなす角度β2が、190〜230°であることが好ましい。角度β1を従来の缶蓋よりも大きくすることによって、かつ、角度β2を従来の缶蓋よりも小さくすることによって、リベットの周囲に沿うスコア部分により応力集中させることができる。これによって、初期開缶力を低減することができる。
本発明に係る飲料製品は、本発明に係るステイオンタブ式缶蓋で密封された缶容器に充填されていることを特徴とする。
本発明に係るステイオンタブ式缶蓋は、ステイオンタブ式缶蓋において、初期開缶力を低減し、好適な開缶性を確保することができる。
本発明の実施の形態を、図を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態は本発明の構成の例であり、本発明は、以下の実施の形態に制限されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、種々の変形が可能である。
本実施形態に係るステイオンタブ式缶蓋は、図1〜図3に示すような従来のイージーオープン缶蓋と比較して缶蓋全体の構成は共通しているため、図1〜図3を共通して説明に使用する。すなわち図1〜図3に示すように、本実施形態に係るステイオンタブ式缶蓋は、従来のイージーオープン缶蓋と同様に、缶胴の開口部に取り付けられるパネル3と、パネル3の中央に位置するリベット5と、リベット5によって固定されたリングタブ7と、パネル3上に始端20と終端21とが間隔をなして位置し、始端20からリベット5に向けて円弧を描きながら近づき、次いで第1変曲点22を経て、リベット5の周囲を、一定間隔をもって沿い、次いで第2変曲点23を経て、リベット5から円弧を描きながら遠ざかり、パネル3の外周に向けて湾曲し、終端21に連続する破断案内溝加工がなされたスコア17と、を備えたイージーオープン機構を有する。なお、スコア17の形状は、図1のA−A’を基準に対称形状(反転させた形状)としてもよい。
本実施形態に係るステイオンタブ式缶蓋においては、フィンガーデポス27に指の先を入れ、リングタブ7のタブテール15に指を引っ掛けて、引き上げることで開缶する。このとき、リベット5の周りにはU字切り込み部9が設けられているため、リベット5の周縁のうち、リングタブ7のノーズ部13側の周縁近傍箇所とU字切り込み部9の先端部分とを結ぶ線で折れ曲がって開缶動作の支点となり、リングタブ7のノーズ部13の先端が開缶動作の作用点なってスコアパネル19を下方に押さえつける。このとき、始端20から終端21に至るスコアのうち、開缶動作の作用点と近い距離にあるスコア途中部、すなわち、リベット5の周縁に沿う部分17a及びその両端部分(円弧部分17b,17cを含む)が最初に開裂する。そして、スコア17の始端20方向に向けて円弧部分17bよりも先の部分へ開裂が進み、同時に、それと反対方向であるスコア17の終端21方向に向けて円弧部分17cよりも先の部分へ開裂が進む。スコア17の始端20方向は始端20まで距離が短いため、直ぐに開裂が止まるが、スコア17の終端21方向はその後もスコアパネル19を周回するように開裂が進み、完全にスコアパネル19が蓋内側まで入り込んで、開裂が終端21で止まる。
図4及び図5(a)は、リベット近傍におけるスコア形状の部分拡大概略図(蓋裏面)である。図4と図5(a)とでは、R1は同じであるが、R2とR3が異なっている形態を示しており、図5(b)はその差異がわかるようにスコアを重ねて図示している。ここで、図5(b)において、符号R1、R2f、R3f及び17fで示した線図は図5(a)の缶蓋の部分拡大図を示しており、符号R1、R2g、R3g及び17gで示した線図は図4の缶蓋の部分拡大図を示している。本実施形態に係るステイオンタブ式缶蓋では、スコア17のうち、リベット5の周囲に沿う部分17aの曲率半径がR1、始端20からリベット5に向けて円弧をなす部分17bのうち第1変曲点22以前の曲率半径がR2、リベット5から遠ざかる円弧をなす部分17cのうち第2変曲点23以降の曲率半径がR3と定義すると、本実施形態に係るステイオンタブ式缶蓋1は、数1及び数2を満たす。
(数1)0.72≦R2/R1≦0.92
(数2)0.44≦R3/R1≦1.28
従来のステイオンタブ式缶蓋では、R2/R1は、0.6程度であり、かつ、R3/R1は0.24程度であり、開缶に伴うスコアパネルを開裂しようとする応力がリベット5の周囲に沿う部分17aのみならず、始端側の円弧をなす部分17bと終端側の円弧をなす部分17cにも分散して応力がかかり、その結果、高い開缶力が必要となっていた(例えば図4に示したステイオンタブ式缶蓋とする)。これに対して本実施形態に係るステイオンタブ式缶蓋では、数1及び数2を満足する範囲とすることで、始端側の円弧をなす部分17bと終端側の円弧をなす部分17cを従来の缶蓋と比較して曲線の曲率半径を大きくしたので、開缶に伴うスコアパネルを開裂しようとする応力がリベット5の周囲に沿う部分17aにより集中してかかるようになった(例えば図5(a)に示したステイオンタブ式缶蓋である)。この結果、開缶力を従来の缶蓋と比較して低減させることができるようになった。なお、数1と数2のいずれかを満たすのみでは、応力が集中せずに応力が偏ってかかり、開缶力低減効果が十分でない。また、R2/R1が0.92超であり、かつ、R3/R1が1.28超であると、リベット5の周囲に沿う部分17aに応力が集中し過ぎ、耐圧性能、耐衝撃性能が低下するおそれがある。また、R2/R1が0.72未満であり、かつ、R3/R1が0.44未満であると、従来の缶蓋のように、高い開缶力が必要となる。
なお、図4及び図5は、R2とR3とが変化することで、スコアの形状がどのように変化するかを説明するためだけの図であり、図4及び図5(b)の符号gをつけたスコア形状から算出される値が数1及び数2を満たさず、図5(a)及び図5(b)の符号fをつけたスコアから算出される値が数1及び数2を満たすということを具体的に示すものではない。
本実施形態に係るステイオンタブ式缶蓋1では、リベット5の中心と第1変曲点22とを結ぶ線とリベット5の中心と第2変曲点23とを結ぶ線とのなす角度αが、従来では、100〜120°であるところ、本実施形態では20〜95°であることが好ましく、より好ましくは25〜35°とする。数1と数2の両方を満たすことで、始端側の円弧をなす部分17bと終端側の円弧をなす部分17cを従来の缶蓋と比較して曲線の曲率半径が大きくなるが、このとき角度αを従来の缶蓋よりも小さくすることによって、リベット5の周囲に沿う部分17aの長さが短くなり、応力を集中させることができる。これによって、リベットの周囲に沿うスコア部分17aにより応力集中させることができ、初期開缶力を低減することができる。角度αが、20°未満であると、リベットの周囲に沿うスコア部分17aの長さが短くなり過ぎ、リベットの周囲に沿うスコア部分17aに応力が集中し過ぎ、耐圧性能、耐衝撃性能が低下する恐れがある。一方、角度αが、95°を超えると、リベット5の周囲に沿う部分17aの長さが長くなり、応力分散につながる。
本実施形態に係るステイオンタブ式缶蓋では、リベット5の中心とリングタブ7の指掛け部の先端(タブテール15)とを結ぶ線を基準線としたとき、基準線とリベット5の中心と第2変曲点23とを結ぶ線とのなす角度β1が、135〜170°であり、かつ、基準線とリベット5の中心と第1変曲点22とを結ぶ線とのなす角度β2が、190〜230°であることが好ましい。角度β1が、160〜170°であり、かつ、角度β2が、190〜200°であることがより好ましい。角度β1が165°であり、かつ、角度β2が195°が好適である。角度β1を従来の缶蓋よりも大きくすることによって、かつ、角度β2を従来の缶蓋よりも小さくすることによって、リベットの周囲に沿うスコア部分により応力集中させることができる。これによって、初期開缶力を低減することができる。
本実施形態に係るステイオンタブ式缶蓋において、数1と数2を満たし、角度α、角度β1、β2を上記範囲にすることで、従来の缶蓋のスコアの軌道(具体的には比較例1で示した軌道である。)と比較すると、図5(b)に示すように、始端側の円弧をなす部分17bと終端側の円弧をなす部分17cがリベット5の周縁に沿う部分から漸増して離れるようにずれた軌道となり、このとき、2つの軌道の最大離隔距離L1,L2が0.1〜0.9mm、好ましくは0.7〜0.8mmとなる。これによって、少なくとも5%の初期開缶トルクの低減が達成できる。
図6に、次に示す実施例1〜実施例3及び比較例1の開缶力の測定結果の比較を示した。実施例1は、R2/R1=0.92、R3/R1=1.28、角度α=30°、角度β1=165°、角度β2=195°とした。比較例1(従来品)は、R2/R1=0.6、R3/R1=0.24、角度α=110°、角度β1=120°、角度β2=240°とした。図6の横軸は、リングタブを引き上げたときの開缶動作の支点を中心とする開缶角度(°)であり、縦軸は、開缶トルク(N/m)である。
始端側の円弧をなす部分17bと終端側の円弧をなす部分17cが比較例を基準として実施例では0.8mmリベット5の周縁から離れるようにずれた軌道となっていた。図6を参照すると、実施例1ではPOPにおける開缶トルクが比較例よりも15%低減されていた。
同様に、R2/R1=0.8、R3/R1=0.56、角度α=50°、角度β1=160°、角度β2=210°としたとき(実施例2)、始端側の円弧をなす部分17bと終端側の円弧をなす部分17cが比較例を基準として0.4mmリベット5の周縁から離れるようにずれた軌道となっており、POPにおける開缶トルクが比較例よりも9%低減されていた。
同様に、R2/R1=0.72、R3/R1=0.44、角度α=30°、角度β1=165°、角度β2=195°としたとき(実施例3)、始端側の円弧をなす部分17bと終端側の円弧をなす部分17cが比較例を基準として0.1mmリベット5の周縁から離れるようにずれた軌道となっており、POPにおける開缶トルクが比較例よりも5%低減されていた。
実施例1〜3では、POPにおける開缶トルクが比較例1よりも5〜15%低減されており、開缶させやすい蓋となっていることが確認できた。
リングタブを備えた缶蓋の正面図である。 リングタブを備えた缶蓋のA−A’線縦断面図である。 リングタブを備えた缶蓋の背面図(裏面)である。 リベット近傍におけるスコア形状の部分拡大概略図(蓋裏面)である。 リベット近傍におけるスコア形状の部分拡大概略図(蓋裏面)であり、(a)は図4と比較して、R2とR3を大きくした場合、(b)は図4と図5(a)のスコアを重ねて比較した図である。 実施例1〜実施例3及び比較例1の開缶力の測定結果の比較を示した。
符号の説明
1 イージーオープン缶蓋
3 パネル
5 リベット
7 リングタブ
9 U字切り込み部
13 ノーズ部
15 タブテール
17 スコア
17a リベットの周縁に沿う部分
17b,17cリベットの周縁に沿う部分の円弧部分
17d,17e スコアの上端部
19 スコアパネル
20 スコアの始端
21 スコアの終端
22 第1変曲点
23 第2変曲点
27 フィンガーデポス

Claims (4)

  1. 缶胴の開口部に取り付けられるパネルと、該パネルの中央に位置するリベットと、該リベットによって固定されたリングタブと、前記パネル上に始端と終端とが間隔をなして位置し、前記始端から前記リベットに向けて円弧を描きながら近づき、次いで第1変曲点を経て、前記リベットの周囲を、一定間隔をもって沿い、次いで第2変曲点を経て、前記リベットから円弧を描きながら遠ざかり、前記パネルの外周に向けて湾曲し、前記終端に連続する破断案内溝加工がなされたスコアと、を備えたイージーオープン機構を有するステイオンタブ式缶蓋において、
    前記スコアのうち、前記リベットの周囲に沿う部分の曲率半径がR1、前記始端から前記リベットに向けて円弧をなす部分のうち前記第1変曲点以前の曲率半径がR2、前記リベットから遠ざかる円弧をなす部分のうち前記第2変曲点以降の曲率半径がR3であるとき、数1及び数2を満たすことを特徴とするステイオンタブ式缶蓋。
    (数1)0.72≦R2/R1≦0.92
    (数2)0.44≦R3/R1≦1.28
  2. 前記リベットの中心と前記第1変曲点とを結ぶ線と前記リベットの中心と前記第2変曲点とを結ぶ線とのなす角度αが、20〜95°であることを特徴とする請求項1に記載のステイオンタブ式缶蓋。
  3. 前記リベットの中心と前記リングタブの指掛け部の先端とを結ぶ線を基準線としたとき、該基準線と前記リベットの中心と前記第2変曲点とを結ぶ線とのなす角度β1が、135〜170°であり、かつ、該基準線と前記リベットの中心と前記第1変曲点とを結ぶ線とのなす角度β2が、190〜230°であることを特徴とする請求項1又は2に記載のステイオンタブ式缶蓋。
  4. 請求項1、2又は3に記載のステイオンタブ式缶蓋で密封された缶容器に充填されていることを特徴とする飲料製品。
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