JP2017518916A - 自動車用折り畳み式バックミラーアセンブリ - Google Patents

自動車用折り畳み式バックミラーアセンブリ Download PDF

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Abstract

ミラーアセンブリは、ベース部材(120)、ミラーヘッド及び、モータ(150)を備え、モータは、歯車アセンブリ(200)を備える駆動手段(215)を通じて、ミラー動作状態からミラー折り畳み状態へ、またその逆に、ミラーハウジングをベース部材(120)に対して回転駆動する。歯車アセンブリ(200)は、第1連結手段(216)を通じて互いに連結された、第1歯車(210)及び第2歯車(250)を備える。第1歯車(210)は第2連結手段(215)を通じてモータ(150)と係合し、次いで第2歯車(250)は第3連結手段(255)を通じてベース部材(120)と係合する。第1の連結手段(216)は、歯車アセンブリの第1歯車(210)と第2歯車(250)を、ある回転方向には一緒に回転可能にし、逆方向には、第1歯車(210)を第2歯車(250)に対して回転可能にする。【選択図】図3及び図5

Description

本開示は、自動車用のバックミラーに関し、特に、自動車用の外部折り畳み式バックミラーアセンブリに関する。
この種の外部折り畳み式バックミラーアセンブリは、回転可能なミラーヘッドを備えていて、このミラーヘッドはミラーの動作状態(運転時)から折り畳み状態(駐車時)に、またその逆に移行する際に、モータ(mortor component)によって回転する。また、このミラーアセンブリは、適宜、ミラー動作状態からミラー折り畳み状態に、手動で回転させることができるようになっている。
モータによって回転駆動されるミラーヘッドを備えたミラーアセンブリは、現在の自動車の多くに装着されている。ミラーヘッドは、モータによって、ほぼ垂直のピボット軸の周りに回転して、ミラー動作状態である「運転位置」、あるいはミラー折り畳み状態である「駐車位置」に配置される。
運転位置や駐車位置にミラーヘッドを保持するために、ロック手段が設けられている。このロック手段は、例えば、戻り止め機構で構成され、戻り止め機構には、ミラーヘッド内とベース部材内のそれぞれに戻り止め要素が設けられている。ベース部材は、自動車に取り付けられるようになっていて、使用時には、モータによって、ベース部材に対してミラーヘッドが回転するようになっている。
モータによって駆動されるミラーアセンブリは、ユーザにとって効率がよくて快適である。一方で、モータが故障したような場合には、ミラーヘッドを回転させて別のミラー位置に移すのに、ロック手段から手動でミラーヘッドを解放する必要があって、操作が容易でない。
モータで駆動される従来のミラーアセンブリにみられるこうした短所を軽減すべく、クラッチ手段を含む駆動手段が提案されてきた。クラッチ手段は、特定の状況でミラーヘッドからモータを切り離して、ユーザがミラーヘッドを手動で回転させることができるようにする。
文献EP2439106には、クラッチ部材付きの駆動手段を備えたバックミラーアセンブリが開示されている。このクラッチ部材は、軸方向に可動であって、ミラーベースに対する回転が抑止される係合位置から係合解除位置へと軸方向に動いて、係合解除位置では、クラッチ部材とミラーベース間の相対的回転は摩擦係合のみによって抑止されることになり、逆駆動不能な電動ドライブトレインとなる。
文献US8366284に開示されたバックミラーアセンブリでは、駆動手段にクラッチ機構が設けられている。そして、クラッチ機構は、ドライブトレインの駆動中にはドライブトレインをベースに接続し、ドライブトレインの非駆動中にはドライブトレインをベースから切り離すように動作する。
しかし、ミラーヘッドをミラー動作状態(運転位置)にまで手動で回転させなければならない場合に、従来の解決手法による歯車アセンブリでは、ミラーヘッドを運転に適した最終動作位置に再配置することができなかった。なぜならば、ミラーヘッドを解放したミラー動作状態(運転位置)にまで手動で操作するような場合に、ミラーヘッドの高精度のプリセットの角度位置は、戻り止め機構では得られないからである。こうした場合に、中間の、運転に適した的確な角度位置に無理にミラーヘッドを配置しようとしても、ミラーヘッドは、ベース部材上で不安定な状態に配置されてしまうことになる。こうした不安定な角度位置がミラーヘッドに発生するのは、通常、ミラーヘッドの戻り止め要素がベース部材の戻り止め機構上に配設されていることに、ミラーヘッドの中間の角度位置が関係しているからである。この状態では、車両の走行中、全ての歯が互いにスライドしてしまって、噛合は発生しない。このため、ミラーヘッドは、安定した角度位置へと戻ることになると考えられるが、その位置は、運転には最適でない可能性が高い。
第1の態様において、折り畳み式バックミラーアセンブリが提供される。本書で開示される折り畳み式バックミラーアセンブリは、ベース部材を備える。このベース部材は、自動車に固定的に備え付けられる構造を備える。また、ミラー要素を収容するミラーヘッドも提供される。
さらに、モータが設けられる。モータは、例えば電動機のようなモータを備えてよい。モータは、モータハウジング内に適切に収容することができる。モータハウジングは、ミラーハウジングに取り付けられるか、またはミラーハウジングの一部をなす。モータは、ミラーヘッドをミラー動作状態からミラー折り畳み状態へ、またその逆に、回転させるようになっている。この回転動作では、モータの出力シャフトが回転する間、ミラーハウジング、したがってモータハウジングが、ベース部材に対して回転される。モータハウジングとミラーハウジングとによって、ミラーヘッドが規定されてよい。即ち、ミラーヘッドは使用中にモータによって回転駆動される。
ミラー動作状態からミラー折り畳み状態に、またその逆に、ベース部材に対するミラーヘッドの回転の動きをモータから伝達するために、歯車アセンブリが提供される。
歯車アセンブリは、第1歯車及び第2歯車を備える。第2歯車は、少なくとも部分的に第1歯車内に装着されていてよい。
両歯車は、第1連結手段を通じて互いに連結されている。次いで、第1歯車は、第2連結手段を通じてモータと係合する。次いで、第2歯車は、第3連結手段を通じてベース部材と係合する。第3連結手段は、例えば、上記のような戻り止め機構であってよい。
第1連結手段は、歯車アセンブリの第1歯車と第2歯車が、第1の回転方向には一緒に回転可能であり、第2の逆回転方向には第1歯車が第2歯車に対して回転可能なようになっている。本書で使用する場合、回転方向とは、ベース部材に対するミラーヘッドの回転方向を意味する。
こうして、第1連結手段はクラッチ機構の役割を果たし、歯車アセンブリが、通常モータによって、単一の回転方向にのみ全体として回転することを可能にする。この場合、歯車アセンブリは、ミラーヘッドが回転されてミラー折り畳み状態(駐車位置)に配置されるように、モータによって作動される。
例えばモータが故障した場合、第2の逆回転方向にクラッチ機構が作動する結果、ミラーヘッドが、ミラー動作状態(運転位置)に配置されるようにユーザによって手動で作動される際、第1歯車が第2歯車に対して回転可能になる。
第1連結手段またはクラッチ機構によって互いに連結された第1歯車と第2歯車を備える歯車アセンブリを伴う、上記のバックミラーアセンブリの1つの利点は、モータが故障した場合、ミラーヘッドが、運転に適した、好みに応じた的確な位置に、ユーザの手動によって回転させられ得ることである。
上記のバックミラーアセンブリのさらなる利点の1つは、ユーザがミラーヘッドを運転位置以外の位置に手動で回転した場合、ミラーヘッドがミラー折り畳み位置へと回転して戻ることが、第1連結手段によって防止され、こうして、ミラーヘッドが正しく位置していない場合でさえ、ユーザが自動車を安全に運転し得ることが確保されることである。
加えて、上記のバックミラーアセンブリは、騒音遮断に関するさらなる利点を有する。適正な騒音遮断を確保するため、先行技術のバックミラーアセンブリには、通常、少なくとも1つのシーリングガスケットが設けられている。シーリングガスケットは、ベース部材とミラーヘッドとの間に装着されている。こうしたシーリングガスケットは、ベース部材とミラーヘッドとの間の間隙を閉鎖し、次いで、主として風が原因の、移動中の車の騒音を防止するかまたは少なくとも低減するようになっている。
したがって、ミラーヘッドが運転に適した角度位置へとユーザによって手動で回転されるとき、ベース部材とミラーヘッドとの間の間隙は、展開動作の間ずっとほぼ不変のままであり、この結果、シーリングガスケットの圧縮は解除されない。言い換えれば、ミラー折り畳み状態(駐車位置)からミラー動作状態(運転位置)への手動の回転動作の間ずっと、ベース部材とミラーヘッドの間の間隙はほぼ一定である。
結果として、ユーザがミラーヘッドを運転位置以外の位置に手動で回転した場合、騒音遮断効果は失われない。
本ミラーアセンブリの第1の実施例では、第1連結手段またはクラッチ機構は、少なくとも1つのインターロック部材を備え得る。インターロック部材の具体的な数は、要件に応じて変化し得る。少なくとも1つのインターロック部材で十分な一方、第1歯車と第2歯車の間の空隙を回避するためには、少なくとも3つが好ましい。
インターロック部材は、インターロック部材の、第1歯車と第2歯車のうちの1つとの接触によって付勢手段に向かって駆動されるときに、インターロック位置/非インターロック位置間で動くようになっていてよい。これによって、第1歯車と第2歯車が一緒に1つの方向に回転し、第1歯車と第2歯車が逆の方向に互いに対して回転されることが可能になる。
インターロック部材は、少なくとも1つの傾斜面またはランプを有する対応する窪み内に、例えば自由に、収容されていてよい。ランプは、第1歯車及び第2歯車の中心並びにインターロック部材と第2歯車の接点を通る基準線に、垂直な接線に対して、傾斜していてよい。各窪み内の傾斜面またはランプの勾配は、ミラー動作状態に向かう第1歯車の回転方向に、増大している。
ある場合には、窪みは第1歯車の内表面上に形成されてよい。しかし、窪みは代わりに第2歯車の内表面上に形成されてもよい。さらにある実施例では、代わりに、ある窪みは第1歯車の内表面上に形成され、別の窪みは第2歯車の内表面上に形成されることもできる。しかし後者の場合、別々の歯車のインターロック部材が互いに干渉しないように、インターロック部材は別々の高さに配設されるべきである。いずれにせよ、窪みは、第1歯車と第2歯車のうちの少なくとも1つの内表面上に、均等な角度間隔で放射状に分布しているのが好ましい。
しかし好ましい実施例では、窪みは、第1歯車と第2歯車のうちの少なくとも1つに装着するようになっているリングといった、別のピース上に形成されていてよい。この好ましい実施例は、コストの点で有利であることが判明している。
インターロック部材は、第1歯車と第2歯車との間に配置され、間で第1歯車と第2歯車に接触している、連結部の形態であってよい。この実施例では、連結部(複数)は、接続要素を通じて互いに接続されていてよい。連結部は、インターロック位置/非インターロック位置間で可動である。第1歯車と第2歯車が1つの回転方向に回転する際、連結部自体は、付勢手段に対してある角度回転して特定の角度位置になり、それによって、第1歯車と第2歯車が前記回転方向に一緒に回転することが可能になる。連結部はまた、逆方向にある角度回転して別の角度位置になることも可能であり、それによって、第1歯車と第2歯車が逆回転方向に、互いに対して回転することが可能である。
一つの実施例では、インターロック部材のうちの少なくとも幾つかは、対応する窪みの内部に装着されたローラーを備える。ローラーは、第1歯車及び第2歯車の少なくとも1つのうちの窪みの、上記の傾斜面またはランプと、第1歯車及び第2歯車のうちの他方との両方に接触するように、付勢手段によって付勢されている。ローラーは、第1歯車と第2歯車とを互いにロックしている前記付勢手段によって付勢され、ランプ上で第1の回転方向に転がり、これによってトルクを伝達する。この結果、第1歯車は、モータによってミラーヘッドと一緒に、第2歯車と一緒に、逆回転方向にミラー折り畳み状態(駐車位置)へと回転されることができる。
ユーザがミラーヘッドを運転用のミラー動作状態へと手動で回転させるとき、第1歯車は、逆回転方向に、第2歯車に対して回転されることが可能になる。歯車がローラーと摩擦接触することによって、ローラーは、運転に適した特定の的確なミラー動作状態に到達するまで、窪みの傾斜面上で、付勢部材に向かって転がる。
この傾斜面またはランプは、平坦な表面であることが好ましい。しかしある場合には、傾斜面またはランプは湾曲していることもできる。傾斜面またはランプが平坦な面であるか湾曲した面であるかに関わらず、傾斜面またはランプは、インターロック部材が常に傾斜面またはランプと接触しているように、配置され構成されている。
付勢部材は、インターロック部材が歯車の相対的な回転動作をロックする位置へと、窪みの1つの内壁に向けてローラーを付勢するため、各窪み内に設けられた圧縮ばねを備える。
上記の好ましい実施例のローラークラッチは、モータが動作しないときに、ミラーヘッドをミラー折り畳み状態(駐車位置)からミラー動作状態(運転位置)へと配置させる歯車の円滑な相対的回転を提供するため、有利である。歯車のこうした円滑な相対的回転に加えて、使用時の騒音が顕著に低減される。
ローラー以外にも、インターロック部材の複数の変形形態が可能である。例えば、少なくともあるインターロック部材は、第2歯車上及び窪みの傾斜面上で転がるのに適したボールであり得、窪みの傾斜面と第2歯車との間でスライドするようになっている楔形要素でさえあり得る。こうした変形形態の組合せもまた、可能である。
本ミラーアセンブリの第1連結手段の第2の実施例では、第1連結手段は、第2歯車内に形成された歯と連結するために第1歯車内に形成された、歯を備え得る。
上記の構成は、ツースクラッチを規定する。第1の実施例のように、第1連結手段は、第1の回転方向への、第1歯車の第2歯車に対する相対的回転を可能にし、それによって第1の歯車と第2の歯車の歯が互いに対してスライドして、モータの故障の場合に、ミラーヘッドをミラー動作状態に配置するようになっていてよく、また、第2の逆回転方向に、第1歯車と第2歯車が一緒に回転され、それによって、第1歯車がモータによって作動されているときに、前記歯が互いに噛合するようにもなっていてよい。
本開示の非限定的な実施例を、添付の図面を参照して以下に説明する。
第1連結手段の第1の実施例を含む、折り畳み式バックミラーアセンブリの1つの実施例の全体分解図である。 第1歯車と第2歯車が互いに分離し、第1連結手段の第1の実施例を含む、図1のバックミラーアセンブリの分解斜視図である。 図2とは別の角度から見た、第1歯車と第2歯車が互いに分離し、第1連結手段の第1の実施例を含む、図1のバックミラーアセンブリの分解斜視図である。 第1連結手段の第1の実施例が詳細に描かれている、第1歯車及び第2歯車の部分断面図である。 第1歯車と第2歯車が互いに分離し、第1連結手段の第2の実施例を含む、バックミラーアセンブリの分解斜視図である。 図5とは別の角度から見た、第1歯車と第2歯車が互いに分離し、第1連結手段の第2の実施例を含む、バックミラーアセンブリの分解斜視図である。 図7a及び図7bはそれぞれ、第2歯車の歯と第2歯車の突起の、幾何学的パラメータである。 図8aは、インターロック部材が連結部を備える1つの実施例における、第1歯車及び第2歯車の断片断面図であり、図8bは、1つの連結部と、この連結部が回転し、回転方向に応じて歯車(複数)を互いにロックする態様とを詳細に示す、断片断面拡大図である。 インターロック部材を収容する窪みが歯車の別のピース内に形成されている、1つの実施例の分解斜視図である。
折り畳み式バックミラーアセンブリの2つの非限定的な実施例が、ここで図面を参照して記載される。図1〜6に示す実施例では、バックミラーアセンブリ100は、自動車(図示せず)に固定的に備え付けるように意図された、ベース部材120を備える。ベース部材120は、内部に形成された窪み125を有する。窪み125は、以下に記載する第3の連結手段255または戻り止め機構の一部である。
バックミラーアセンブリ100は、中にミラーコンポーネント(図示せず)を収容するようになっているミラーハウジングを伴う、ミラーヘッドをさらに備える。ミラーヘッドは、中にモータ150を収容するようになっている、モータハウジング130をさらに含む。モータハウジング130はまた、モータ150を制御ユニット(図示せず)及び電源に接続するための接続手段152も含む。モータハウジング130は、トップカバー153をさらに含む。モータハウジング130はミラーヘッドに取り付けられており、それによって、使用中、モータハウジング130とミラーヘッドは一緒に回転する。
本明細書で開示される具体的な実施例では、モータ150は、電気モータ151を備える。電気モータ151は、ミラーハウジングをモータハウジング130と一緒に、そしてその結果ミラーヘッドも、ミラー動作状態からミラー折り畳み状態へ、またその逆に、ベース部材120に対して回転させるのに適している。ミラー動作状態は、ミラーヘッドが展開され、即ち運転に適切な位置にあり、ミラーヘッドは進行方向に対してほぼ横断的である。ミラー折り畳み状態は、ミラーヘッドが折り畳まれ、即ち車両の駐車時に適切な位置にあり、ミラーヘッドは進行方向に対してほぼ平行である。
モータハウジング130と一緒の、ミラーハウジングのベース部材120に対する回転動作は、電気モータ151によって、駆動手段215を通じて実施される。この駆動手段は、以降、第2連結手段215と呼ばれる。示される実施例では、第2連結手段215は、モータの出力シャフト157に取り付けられた第1ウォームギア156を備える。第1ウォームギア156は、図1に示すように第2ウォームギア159に接続された駆動ギア158と係合する。次いで、第2ウォームギア159は、第1歯車210の外歯211と係合する。第1歯車210は、以下で説明されるように、歯車アセンブリ200の一部である。ストッパー170もまた、提供される。ストッパー170は、ミラー動作状態(運転位置)における、ミラーヘッドの行程終端の止め具の役割を果たす。
上記のように、歯車アセンブリ200は、外歯211を有する第1歯車210を備える。歯車アセンブリ200は、第2歯車250もまた備える。歯車アセンブリ200には、第1連結手段216が関連付けられている。第1連結手段216の2つの実施例が、図2及び図3で詳細に示されている。
歯車アセンブリ200には、第2連結手段215及び第3連結手段255もまた関連付けられており、これらは以下でさらに記載される。
第1歯車210及び第2歯車250は、以下でさらに記載されるようにクラッチ機構を規定する、上記の第1連結手段216を通じて互いに連結されている。次いで、第1歯車210は、第2連結手段215を通じてモータ150と係合する。具体的には、上記及び図1のとおり、第1歯車210の外歯211が、モータ151の第2ウォームギア159と係合する。次いで、第2歯車250は、第3連結手段255を通じてベース部材120と係合する。上記のように、第3連結手段255は、ベース部材120内に形成された複数の窪み125及び、第2歯車250内に形成された対応する突起256を備える。窪み125及び突起256は、ミラーヘッドを特定の角度位置にロックする、戻り止め機構の一部である。
第1連結手段216は、歯車アセンブリ200の第1歯車210と第2歯車250が互いに連結され、それによって第1の回転方向に一緒に回転可能なように、また、第2の逆回転方向に、第1歯車210が第2歯車250に対して回転可能なようになっている。歯車アセンブリ200が全体で第1の回転方向に回転される第1の場合には、ミラーヘッドは、モータ150によって、上記の第2連結手段215を通じて作動される。
モータ150が故障の場合に、ミラーヘッドをミラー動作状態(運転位置)に配置するようにユーザが手動でミラーヘッドを作動するとき、クラッチ機構210、250は、逆の第2の回転方向への、第1歯車210の第2歯車250に対する回転を可能にするように動作する。
上記の配設の利点は、モータ150の故障の場合に、ミラーヘッドが、運転に適切な特定の的確なミラー動作状態へとユーザが手動で回転できることである。ユーザは、ミラーヘッドを運転位置以外の位置に手動で回転することも、また可能である。この場合、ミラーヘッドがミラー折り畳み位置へと回転して戻ることは、第1の連結手段216によって防止され、これによって、ミラーヘッドが正しく位置していない場合であっても、ユーザが車両を安全に運転することが確保される。
図2は、ミラーアセンブリ100の第1連結手段216の第1の実施例を示す。この特定の実施例では、第2歯車250は、少なくとも部分的に第1歯車210内に装着されていてよい。第1連結手段216は、複数のインターロック部材217を備える。インターロック部材217は、第1歯車210の内表面上に形成された対応する窪み212内に収容される。窪み212は、第1歯車210の内表面上に、均等な角度間隔で放射状に分布している。少なくとも3つの窪み212が好ましいが、任意の数の窪み212が使用されてよい。
ここで、図4を参照する。窪み212はそれぞれ、内部に形成された、1つの傾斜面またはランプ213を有する。図に示すように、傾斜面またはランプはここでは、歯車210、250の中心C及びインターロック部材217と第2歯車250の接点を通る基準線Rに、垂直な接線Tに対して、角度を付けて配置された表面213を意味する。各窪み212内の傾斜面またはランプ213の勾配は、ミラー動作状態に向かう第1歯車210の回転方向に、即ち図4の反時計回り方向に、増大している。傾斜面またはランプ213は湾曲していてもよいが、図4の実施例では平坦な面である。
図9の特定の実施例では、窪み212は第1歯車210の内表面上には形成されておらず、別のピースの内表面上に形成されている。示される実施例では、この別のピースは、第2歯車250を取り囲む第1歯車210の内側に装着されるようになっている、リング350である。
インターロック部材217は、インターロック位置/非インターロック位置間でシフトすることができる。インターロック位置では、歯車アセンブリ200は、ミラーヘッドがモータによって作動されるときに、1つの回転方向に全体として回転する。非インターロック位置では、モータ150の故障の場合にミラーヘッドをミラー動作状態に配置するため、ユーザがミラーヘッドを逆の第2の回転方向に手動で作動したときに、第1歯車210及び第2歯車250が互いに対して回転することができる。
図1〜4に示す実施例によると、インターロック部材は、対応する窪み125内に収容されているローラー217aを備える。ローラー217aは、第2歯車250と、上記の窪み125の傾斜面213またはランプとの、両方に接触している。ローラー217aの、インターロック位置から非インターロック位置へのシフトは、ローラー217aが第2歯車250の周縁外面との接触によって駆動されるのにつれて、実施される。この実施例では、ローラー217aは、歯車アセンブリ200の回転方向に応じて、歯車アセンブリ200の第1歯車210と第2歯車250とを接続及び切断するための、ローラークラッチの一部である。
図4に示す第2歯車250が時計回り方向に回転する際(それは、ミラーヘッドに対して、したがって同じくモータハウジング130及び第1歯車210に対して、ユーザが手動で行使する力の方向と一致するが)、上記の第2歯車250の周縁外面が接触したときのローラー217aの摩擦接触によって、第2歯車250上と窪み212の傾斜面213上における、付勢手段218に向けたローラー217aの転がりが生じる。示される実施例では、付勢手段は、第1歯車210の各窪み212内に設けられた、圧縮バネ218を備える。圧縮バネ218は、歯車210と250との相対的な回転動作が1つの回転方向にロックされる位置になるように、ローラー217aを窪み212の1つの内壁に向けて付勢するようになっている。
ローラー217aが第1歯車210の窪み212の傾斜面213上でバネ218に向かって転がる際、歯車210、250は互いに対して回転することができる。これによって、例えばモータ150の故障の場合に、ミラーヘッドを、ミラー折り畳み位置から運転用のミラー動作位置へと配置することが可能になる。ローラー217a及びランプ213は、上記のように、ユーザがミラーヘッドを的確な特定の位置に手動で配置することを可能にするローラークラッチを規定する。これは、第3連結手段255によって提供されるものよりも多数のミラーヘッドの中間角度位置が可能だからであり、第3の連結手段255内のベース部材120の窪み125と第2歯車250の突起256との構成のせいである。
図5及び6は、ミラーアセンブリ100の第1連結手段216の第2の実施例を示す。この特定の実施例では、第1連結手段216は、第1歯車210の内表面上に形成された歯220を備える。第1歯車の歯220は、第2歯車250の上部内に形成された対応する歯251と噛合するようになっている。
図7aは、第2歯車250内の歯251の幾何学的パラメータを示す。第1の底角αは84〜90°で規定され、87°であることが好ましい。第2の底角βは15〜60°で規定され、30°であることが好ましい。第2歯車250の歯251の第1の角度α及び第2の角度βは、それぞれ、第2歯車250の上端面252に対する、前記歯251の対向する壁によって規定される。
図7bは、第2歯車250内の突起256の幾何学的パラメータを示す。第1の底角γは30〜60°で規定され、45°であることが好ましい。第2の底角δは30〜60°で規定され、45°であることが好ましい。第2歯車250の歯256の第1の角度γ及び第2の角度δは、第2歯車250の下端面253に対する、前記突起256の対向する壁によって規定される。
第1歯車210の歯220及び第2歯車250の歯251は、ツースクラッチを規定する。ツースクラッチ220、251は、第1歯車210がミラー折り畳み位置からミラー動作位置へ、またその逆に、モータ150によって作動されるときに、歯車アセンブリ200の第1歯車210及び第2歯車250を、第1の方向に一緒に回転することを可能にする。次いで、ツースクラッチは、モータ150の故障の場合にユーザがミラーヘッドを手動で作動することによってミラーヘッドをミラー折り畳み位置からミラー動作位置へと配置するため、第1歯車210の第2歯車250に対する相対的回転を可能にする。
図8aに示す実施例では、第1連結手段216は、複数のインターロック部材217を連結部217bの形態で備える。連結部217bは、第1歯車210と第2歯車250の間に配置され、間で第1歯車と第2歯車に接触している。連結部217bを互いに接続するため、接続要素310が提供される。連結部217bは、インターロック位置/非インターロック位置間で動き、クラッチの役割を果たすようになっている。連結部217bは、付勢部材(図示せず)に向かって、軸300の周囲を回転することができる。図8bに示すように、連結部217bが時計回りに回転しているとき、第1歯車210と第2歯車250との間の空間よりも実質的に長い距離d1のせいで、第1歯車210と第2歯車250とは、互いに対してロックされている。第1歯車210及び第2歯車250は、こうして1つの回転方向に一緒に回転することができる。連結部217bが反時計回りに回転しているとき、今度は距離d2が第1歯車210と第2歯車250との間の空間よりも実質的に短いため、第1歯車210及び第2歯車250は、連結部217bの接触から解放され、それによって第1歯車210及び第2歯車250は互いに対して回転することが可能である。
モータ150の故障の場合、ミラーヘッドは、運転用のミラー動作状態へとユーザが手動で回転することができるが、必要に応じて、任意の他の中間ミラー位置へと回転することもできる。モータアセンブリ150が動作しない場合に、ミラーヘッドが配置され得る多数の中間ミラー位置が、この場合もまた、利用可能である。これが可能なのは、重ねて、ツースクラッチに含まれる歯220、251のサイズが小さく、第3連結手段255内の、ベース部材120の窪み125と第2歯車250の窪み256とに比べて、多数の歯を備えることができるからである。
図1に示すように、主バネ270もまた、提供される。主バネ270は、モータハウジング130を、その延長部140を通じて、ベース部材120に押し付ける目的を果たしている。しかし、主バネ270は、歯車アセンブリ200がベース部材120に対して付勢される限り、別の場所に配置されることもできる。例えば、ミラーヘッドの一部は、モータハウジング130の延長部140と、主バネ270との間に位置していてよく、それによって主バネ270がミラーヘッドを付勢し、次いでモータハウジング130をベース部材120に対して付勢してもよい。モータハウジング130またはミラーヘッドの、ベース部材120に対する相対的な回転を促進するため、主バネ270と関連付けられたスライド軌道271が提供される。
図1に示すように、スライド軌道272もまた、使用中の互いに対する回転を促進するため、歯車アセンブリ200の第1歯車210と第2歯車250との間に提供されてよい。
第3連結手段255に関しては、ミラーヘッドのベース部材120に対する回転によって、第2歯車250の突起256の、ベース部材120の窪み125に対するスライドが起きる。この結果、ミラーヘッドは第1の高さから、より高い第2の高さへと、ベース部材120に対して垂直に移動し、上記の主バネ270を、ミラー折り畳み状態(駐車位置)に到達するまで圧縮する。次いで、ミラーヘッドはモータハウジング130と共に、ベース部材120に対して再び下方に、第2の高さから第1の高さへと下降し、主バネ270を解放する。ミラーヘッドをミラー動作状態(運転位置)へと戻すプロセスは、開示されているのと同じであるが、順番は逆になる。
上記のように、例えばモータ150の故障の場合には、本折り畳み式バックミラーアセンブリ100の構成によって、ミラーヘッドを、ミラー折り畳み状態からミラー動作状態へ、または、例えば運転に適したミラーヘッドの任意の他の適切な中間位置へと、ユーザが手動で展開して戻すことが可能になる。
この場合、第3連結手段255ではなく第1連結手段216が作動される。第1連結手段216を作動させるのに必要なトルクは、駐車位置から運転位置へと第3連結手段255を作動させるのに必要なトルクよりも小さいからである。
本ミラーアセンブリが、ローラー217a、連結部217b、または歯220、251に基づいた上記のクラッチ機構を有していることにより、ユーザによるミラーヘッドの回転は、主バネ270を圧縮するために強い力が行使される必要なしに、可能である。ミラーヘッドは、運転位置に効率的にロックされることができるが、必要に応じて他の中間位置でもロックされたままになることができる。
図1〜4に示す第1連結手段の第1の実施例と、図5〜7に示す第1連結手段の第2の実施例の、どちらにおいても、歯車アセンブリ200が、ユーザがミラーヘッドを手動で折り畳むことができないように、即ち、ミラーヘッドをミラー動作状態(運転位置)からミラー折り畳み状態(駐車位置)へと手動で動かすことができないように設計されていることは、留意されるべきである。これは、モータヘッドのこの回転方向に主バネ270を圧縮するために必要とされる力の方が、ミラーヘッドの逆回転方向の場合よりも、強いからである。
この状況では、第1連結手段216ではなく第3連結手段255が作動される。第1連結手段216を作動させるのに必要なトルクは、駐車位置から運転位置へと第3連結手段255を作動させるのに必要なトルクよりも大きいからである。
本書では幾つかの実施例のみが開示されるが、別の代替例、変更例、利用法及び/またはその均等物もまた可能である。さらに、記載例の全ての可能な組み合わせも、またカバーされる。したがって、本開示の範囲は、具体的な実施例に限定されず、下記特許請求の範囲の公正な解釈によってのみ決定される。
図面に関連し特許請求の範囲にカッコ付きで記載された参照記号は、特許請求の範囲の理解しやすさを増大しようとするためだけのものであり、特許請求の範囲を限定するように解釈されるべきではない。

Claims (18)

  1. 自動車用の折り畳み式バックミラーアセンブリ(100)であって、
    − 自動車に備え付けられるベース部材(120)と、
    − ミラーヘッドと、
    − 歯車アセンブリ(200)を通じて、前記ミラーヘッドをミラー動作状態からミラー折り畳み状態へ、またその逆に、前記ベース部材(120)に対して回転駆動するモータ(150)とを備え、
    前記歯車アセンブリ(200)は、
    − 第1歯車(210)及び第2歯車(250)と、
    − 前記第1歯車(210)と前記第2歯車(250)とを互いに係合させる第1連結手段(216)と、
    − 前記第1歯車(210)を前記モータ(150)と係合させる第2連結手段(215)と、
    − 前記第2歯車(250)を前記ベース部材(120)と係合させる第3連結手段(255)と、を備え、
    前記第1連結手段(216)は、前記第1歯車(210)と前記第2歯車(250)とがある回転方向には一緒に回転することを可能にし、逆回転方向には、前記第1歯車(210)が前記第2歯車(250)に対して回転することを可能にしていることを特徴とする、ミラーアセンブリ(100)。
  2. 前記第1連結手段(216)は、少なくとも1つのインターロック部材(217)であって、前記第1歯車(210)と前記第2歯車(250)のうちの少なくとも1つとの接触によって、付勢手段(218)に向かって駆動されるときに、インターロック位置/非インターロック位置間で動き、それによって前記第1歯車(210)と前記第2歯車(250)を1つの方向に一緒に回転させ、前記第1歯車(210)と前記第2歯車(250)を逆方向に互いに対して回転することを可能にする、少なくとも1つのインターロック部材(217)を備える、請求項1に記載のミラーアセンブリ(100)。
  3. 前記インターロック部材(217)は、少なくとも1つの傾斜面(213)を有する対応する窪み(212)内に収容され、それによって前記インターロック部材(217)は前記インターロック位置/非インターロック位置間で可動である、請求項2に記載のミラーアセンブリ(100)。
  4. 前記窪み(212)は、前記第1歯車(210)と前記第2歯車(250)のうちの少なくとも1つ上に形成されている、請求項3に記載のミラーアセンブリ(100)。
  5. 前記窪み(212)は、前記第1歯車(210)と前記第2歯車(250)のうちの少なくとも1つに装着されるリング(350)上に形成されている、請求項3に記載のミラーアセンブリ(100)。
  6. 前記傾斜面(213)は、前記歯車(210、250)の中心(C)及び前記インターロック部材(217)と前記第2歯車(250)の接点を通る基準線(R)に、垂直な接線(T)に対して、角度を付けて配置され、前記窪み(212)内の前記傾斜面(213)の勾配は、前記ミラー動作状態に向かう前記ミラーヘッドの回転方向に増大している、請求項3から5のいずれか一項に記載のミラーアセンブリ(100)。
  7. 前記インターロック部材(217)のうちの少なくとも1つが、対応する前記窪み(212)と、前記第1歯車(210)及び前記第2歯車(250)のうちの1つとの間で、前記付勢手段(218)に向かって転がるようになったローラー(217a)及びボールのうちの1つである、請求項3から6のいずれか一項に記載のミラーアセンブリ(100)。
  8. 前記インターロック部材(217)のうちの少なくとも1つが、対応する前記窪み(212)と、前記第1歯車(210)及び前記第2歯車(250)のうちの1つとの間で、前記付勢手段(218)に向かってスライドする楔形要素である、請求項3から7のいずれか一項に記載のミラーアセンブリ(100)。
  9. 前記第1連結手段(216)は、前記第2歯車(250)内に形成された歯(251)と連結するために前記第1歯車(210)内に形成された歯(220)を備える、請求項1から8のいずれか一項に記載のミラーアセンブリ(100)。
  10. 第1の底角(α)は、前記第2歯車(250)の前記歯(251)内に84°から90°の範囲で規定され、第2の底角(β)は、15°から60°の範囲で規定され、前記底角(α、β)は、前記第2歯車(250)の上端面(252)に対する前記歯(215)の対向する壁によって規定される、請求項9に記載のミラーアセンブリ(100)。
  11. 前記第3連結手段(255)は、前記ベース部材(120)内に形成された複数の窪み(125)及び、前記第2歯車(250)内に形成された対応する突起(256)を備える、請求項1から10のいずれか一項に記載のミラーアセンブリ(100)。
  12. 第1の底角(γ)は、前記第2歯車(250)の突起(256)内に30°から60°の範囲で規定され、第2の底角(δ)は、30°から60°の範囲で規定され、前記底角(γ、δ)は、前記第2歯車(250)の下端面(253)に対する前記歯(256)の対向する壁によって規定される、請求項9に記載のミラーアセンブリ(100)。
  13. 前記インターロック部材(217)は、前記第1歯車(210)と前記第2歯車(250)の間で、前記第1歯車(210)と前記第2歯車(250)に接触するように配置された連結部(217b)を備え、それによって、前記第1歯車(210)と前記第2歯車(250)が1つの回転方向に回転されたときに、前記第1歯車(210)と前記第2歯車(250)が前記回転方向に一緒に回転可能な角度位置に、前記連結部(217b)が回転され、前記第1歯車(210)と前記第2歯車(250)が逆回転方向に回転されたときに、前記第1歯車(210)と前記第2歯車(250)が互いに対して回転可能な角度位置に、前記連結部(217b)が回転される、請求項1または2に記載のミラーアセンブリ(100)。
  14. 前記第1連結手段(216)は、前記ミラーを折り畳み位置から動作位置にするため、前記第1歯車(210)の前記第2歯車(250)への1つの方向への相対的回転を可能にし、前記第1歯車(210)が前記モータ(150)によって作動されるときに、前記第1歯車(210)と前記第2歯車(250)の逆方向への一緒の回転を可能にする、請求項1から13のいずれか一項に記載のミラーアセンブリ(100)。
  15. 前記モータ(150)を取り囲むモータハウジング(130)を前記ベース部材(120)に対して押し付ける主バネ(270)をさらに含む、請求項1から14のいずれか一項に記載のミラーアセンブリ(100)。
  16. 前記モータハウジング(130)の相対的回転を促進するスライド軌道をさらに含む、請求項15に記載のミラーアセンブリ(100)。
  17. スライド軌道(271)は、前記主バネ(270)の一端と前記モータハウジング(130)との間に提供される、請求項16に記載のミラーアセンブリ(100)。
  18. スライド軌道(272)は、前記歯車アセンブリ(200)の前記第1歯車(210)と第2歯車(250)との間に提供される、請求項16または17に記載のミラーアセンブリ(100)。
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