JP2017514728A - マークを有するタイヤ用モールドのためのモールド要素 - Google Patents

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Abstract

本発明は、マーク(20)を備えたタイヤ用のモールド(3)のためのモールド要素(2)に関し、モールドは、タイヤ(1)のサイドウォール(10)を成型するようになったシェル(4)を有する。モールド要素(2)は、これがシェルのハウジング内に設けられるようになった取り外し可能なインサートの形態をなしており、マーク(20)がタイヤ(1)上に符号化マトリックス記号を成型して符号化マトリックス記号がタイヤのサイドウォールとコントラストをなすようになっており、マーク(20)が符号化マトリックス記号(5)の暗色部を成型するよう設計された第1の組をなす空所(201)又は突起(202)を含むことを特徴としている。

Description

本発明は、マーキング(又はマーク)を有するタイヤ用のモールドのためのモールド(成型)要素に関し、このモールドは、タイヤサイドウォールを成型するようになったシェルを有する。
本発明は又、モールド要素が収容されたタイヤ用のモールドに関する。
最後に、本発明は、タイヤ用モールドのためのモールド要素を製造する方法に関する。
タイヤのサイドウォール上への符号化(コード化)マトリックス記号の使用は、欧州特許第1636117号明細書から知られており、符号化マトリックス記号は、例えば当該タイヤに関する個々のシリアルナンバー、タイヤ製造業者のウェブサイト等の情報を含む。符号化マトリックス記号は、暗色部及び明色部を含み、この符号化マトリックス記号は、タイヤが全ての製造段階及び全てのコンフォーミティ検査を経た後にタイヤのサイドウォール上に直接エッチングされる。製造後、各タイヤは、符号化マトリックス記号の製造のための専用ライン上に置かれ、この専用ラインは、特に製造ライン上へのタイヤの位置決め、タイヤ上の位置基準の読み取り、この基準位置に基づくタイヤとレーザの位置合わせ、符号化マトリックス記号のレーザエッチングによるマーク付けを含む種々のステップを実施する。
欧州特許第1636117号明細書
この従来技術に関する一欠点は、専用レーザエッチング製造ラインが稼動するのが複雑であり、しかも費用が高くつくということにある。さらに、タイヤが摩耗状態になると、符号化マトリックス記号は、判読しにくくなる。
今や、タイヤのサイドウォール上に存在する符号化マトリックス記号の判読性を向上させて符号化マトリックス記号を読み取りやすくすると同時に符号化マトリックス記号のマーキングの製造を良好に実施させることが要望されている。
定義
「タイヤ」は、内圧を受けるにせよ受けないにせよいずれにせよ、あらゆる形式の弾性タイヤを意味している。
「ゴム状材料」は、ジエンエラストマー、即ち、公知のように、少なくとも一部(即ち、ホモポリマー又はコポリマー)がジエンモノマー(モノマーは、2つの共役又は非共役炭素‐炭素二重結合を有する)から誘導されたエラストマーを意味している。
「符号化マトリックス記号」は、いわゆる「スマート」コードを意味し、このスマートコードでは、データは、二次元(複数の行と列の形態)に符号化され、データは、機械のイメージャ、例えば携帯電話によって復号化可能である。符号化マトリックス記号は、同一の所与の表面積の場合、伝統的な直線バーコードよりも明らかに多量のデータを符号化し、この符号化マトリックス記号は、組み込み式誤り訂正システムを有する。
タイヤの「トレッド」は、側面及び2つの主要な表面によって境界付けられた或る量のゴム状材料を意味しており、2つの主要表面のうちの一方は、タイヤが走行しているときに路面に接触するようになっている。
タイヤの「サイドウォール」は、タイヤトレッドとこのタイヤのビードとの間に位置するタイヤの側面を意味している。
「テキスチャ」は、複数の要素の組織化された配列体を意味しており、この配列体の要素の全て又はこれら要素のうちの何割かは、1つの単一基本要素、例えばストランド又は板状体を繰り返したものである。
「ストランド」は、高さがこのストランドの平均断面積と同一の表面積を有する円板の直径の少なくとも2倍に等しい糸状要素を意味している。
「板状体」は、高さの少なくとも2倍に等しい長さを有する細長いストランドを意味している。
「サイドウォールの一体部として形成されたテキスチャ」は、テキスチャがタイヤのサイドウォールと同一のゴム状材料で作られていることを意味している。この場合、これにより、別の材料を追加しなくてもテキスチャが作られる。
本発明は、マーキングを備えたタイヤ用のモールドのためのモールド要素であって、モールドは、タイヤのサイドウォールを成型するようになったシェルを有する。モールド要素は、シェルのハウジング内に設けられるようになった取り外し可能なインサートであり、マーキングは、タイヤ上にタイヤのサイドウォールとコントラストをなす符号化マトリックス記号を成型するようになっており、マーキングは、符号化マトリックス記号の暗色部を成型するよう設計された第1の組をなす空所又は突起を含むことを特徴とするモールド要素に関する。
かくして、マーキングをモールド要素上に作製することにより、タイヤの製造時点においてタイヤのサイドウォール上に符号化マトリックス記号を作製することができる。もはや専用製造ラインを設ける必要はない。さらに、マーキングは、タイヤのサイドウォールの残部及び更に符号化マトリックス記号の明色部と強いコントラストをなす符号化マトリックス記号の暗色部を含む符号化マトリックス記号の作製が可能である。符号化マトリックス記号は、かくして、読み取りやすくなる。
幾つかの非限定的な実施形態によれば、タイヤは、以下の追加の特徴のうちの1つ又は2つ以上を更に有するのが良い。
非限定的な一実施形態では、マーキングは、モールド要素から突き出ると共に符号化マトリックス記号の明色部を成型するようになった第2の組をなす突起を含み、突起は、球のキャップの形状を有し、各突出要素は、幾つかの隣接の突出要素と相互に入り込んだ形態をなしている。
これにより、サイドウォールの表面から引っ込められた要素を形成することができる。
非限定的な一実施形態では、マーキングは、符号化マトリックス記号の明色部を成型するよう設計されている1組の引っ込められた凹部を含み、セットバック凹部は、球のキャップの形状を有する。
これにより、サイドウォールの表面から突き出たボス要素を形成することができる。
非限定的な一実施形態では、モールド要素は、符号化マトリックス記号を描く境界画定ゾーンを成型するよう設計された第2の組をなす空所を有する。
これにより、サイドウォールの一体部として形成されると共にタイヤの残部とコントラストをなすテキスチャ付きゾーンを形成することができる。
非限定的な一実施形態では、空所の第1の組に属する空所は、円錐形の形状を有すると共に1平方ミリメートル(mm2)当たり少なくとも1つのコーンに等しい密度でマーキング全体にわたって分布して配置されており、各コーンは、0.0005mm2〜1mm2の平均断面積を有する。
これにより、サイドウォールの表面から突き出ると共にストランドの形態を取る要素を形成することができる。
非限定的な一実施形態では、空所の第1の組に属する空所は、実質的に相互に平行な線条の形態を有し、線条の間隔は、多くとも0.5mmに等しく、各線条は、0.02mm〜0.25mmの平均幅を有する。
これにより、サイドウォールの表面から突き出ると共に板状体の形態をなす要素を形成することができる。
非限定的な一実施形態では、空所の第1の組に属する空所は、辺の長さが0.05mm〜0.5mm、深さが0.05mm〜0.5mmである平行六面体の形状を有し、マーキング中の2つの隣り合う空所相互間の距離は、0.05mm〜0.5mmである。
これにより、平行六面体の形態をなす突出要素を形成することができる。
非限定的な一実施形態では、突起の第1の組に属する突起は、円錐形の形状を有すると共に1平方ミリメートル(mm2)当たり少なくとも1つの突起に等しい密度でマーキング全体にわたって分布して配置され、突起は、0.01mm〜1.2mmの等価直径を有する。
これにより、サイドウォールの表面から引っ込められた要素を形成することができる。
また、タイヤのサイドウォールを成型するようになったシェルを有するタイヤ用のモールドであって、このシェルが同一の特徴のうちの任意の1つによるモールド要素が収納されたハウジングを有することを特徴とするモールドが提案される。
また、タイヤ用のモールドのためのモールド要素を製造する方法であって、モールドは、タイヤのサイドウォールを成型するようになったシェルを有し、モールド要素は、シェルのハウジング内に設けられるようになっていて、マーキングを有する取り外し可能なインサートである、方法において、方法は、
‐モールド要素をアルミニウムのシートから取り出すステップを含み、
‐タイヤ上にタイヤのサイドウォールとコントラストをなす符号化マトリックス記号を成型するようになったマーキングを作製するステップを含み、符号化マトリックス記号は、暗色部及び明色部を含み、マーキングの作製ステップは、
‐符号化マトリックス記号の明色部を成型するのに適したマーキングをモールド要素内に作製するステップと、
‐符号化マトリックス記号の暗色部を成型するのに適したマーキングをモールド要素内に作製するステップとを含むことを特徴とする製造方法が提案される。
非限定的な一実施形態では、符号化マトリックス記号の明色部をモールド要素内に成型するのに適したマーキングを作製するステップは、モールド要素をプレス加工することによって同時に実施される。
非限定的な一実施形態では、符号化マトリックス記号の明色部及び暗色部をモールド要素内に成型するのに適したマーキングを作製するステップは、アルミニウムのシートからのモールド要素の取り出し前に実施される。
非限定的な一実施形態では、符号化マトリックス記号の明色部を成型するのに適したマーキングの作製ステップは、以下のようにすることによって実施され、即ち、
‐モールド要素の表面が明色部に対応するようにするようモールド要素を表面処理することによって実施され、又は
‐モールド要素から突き出た第2の組をなす突起のマイクロショットピーニングを行って突起が球のキャップの形状を有するよう符号化マトリックス記号のマーキングを形成することによって実施され、各突出要素は、マーキング内で幾つかの隣接の突出要素と相互に入り込んだ形態をなし、第2の組をなす突起は、符号化マトリックス記号の明色部を成型するのに適しており、又は
‐球のキャップの形状を有する引っ込められた組をなす凹部を成型することによって実施され、組をなす凹部は、符号化マトリックス記号の明色部を成型するのに適している。
非限定的な一実施形態では、マイクロショットピーニングは、直径が10μm〜200μmのマイクロビーズを作る。
非限定的な一実施形態では、符号化マトリックス記号の暗色部を成型するのに適したマーキングをモールド要素内に作製するステップは、符号化マトリックス記号の暗色部を成型するのに適したモールド要素内に第1の組をなす空所又は突起を形成することによって実施され、モールド要素内における第1の組をなす空所の形成は、レーザエッチングによって実施され、モールド要素内における第1の組をなす突起の形成は、成型によって実施される。
本発明の別の特徴及び別の利点は、添付の図面を参照して非限定的な実施例により与えられる以下の説明から明らかになろう。
本発明の非限定的な一実施形態によるモールド要素を有するモールドの半径方向概略断面図である。 図1のモールド要素の概略斜視図であり、モールド要素が非言的的な一実施形態に従って符号化マトリックス記号のネガに対応したマーキングを有する状態を示す図である。 図2のモールド要素によって作製された符号化マトリックス記号が設けられたサイドウォールを有するタイヤの一部の概略斜視図である。 非限定的な一実施形態に従って図3のサイドウォールのための符号化マトリックス記号を示す図であり、この符号化マトリックス記号が暗色部及び明色部を含み、明色部が特定のテキスチャで構成されている状態を示す図である。 境界画定ゾーンによって包囲された図4のサイドウォールの符号化マトリックス記号を示す図である。 非限定的な第1の実施形態に従って符号化マトリックス記号の暗色部を成型するための図1のモールド要素の一部の断面図である。 非限定的な第2の実施形態に従って符号化マトリックス記号の暗色部を成型するための図1のモールド要素の一部の断面図である。 図6のモールド要素によって得られた符号化マトリックス記号の暗色部を構成するテキスチャの一部を示す図である。 図6のモールド要素によって得られた符号化マトリックス記号の暗色部を構成するテキスチャの一部を示す図である。 非限定的な第3の実施形態に従って符号化マトリックス記号の暗色部を成型するための図1のモールド要素の一部の断面図である。 図10のモールド要素によって得られた符号化マトリックス記号の暗色部を構成するテキスチャの一部を示す図である。 非限定的な第4の実施形態に従って符号化マトリックス記号の暗色部を成型するための図1のモールド要素の一部の断面図である。 図12のモールド要素によって得られた符号化マトリックス記号の暗色部を構成するテキスチャの一部を示す図である。 非限定的な第1の実施形態に従って符号化マトリックス記号の明色部を成型するための図1のモールド要素の一部の断面図である。 図14のモールド要素によって得られた符号化マトリックス記号の明色部を構成するパターンの複数の凹み要素の一部を示す図である。 非限定的な第2の実施形態に従って符号化マトリックス記号の明色部を成型するための図1のモールド要素の一部の断面図である。 図16のモールド要素によって得られた符号化マトリックス記号の明色部を構成するパターンの複数の凹み要素の一部を示す図である。 非限定的な一実施形態に従って図6、図7、図10、図12、図14、図16のモールド要素を製造する方法の流れ図である。
以下の説明において、実質的に同一又は類似した要素は、同一の参照符号で示される。
図1は、モールド3を示し、このモールド3は、
‐タイヤ1のサイドウォール10を成型するようになったシェル4、このシェルは、モールド要素2が収容されたハウジング40を有し、
‐円錐形にテーパしたバンド31によって閉鎖状態に保持されたセグメント30、
‐マーキング20を有するモールド要素2を有する。
モールド要素2は、シェル4のハウジング40内に設けられるようになった取り外し可能なインサートである。非限定的な一実施形態では、インサート2は、アルミニウムで作られている。これにより、延性があり、従って、インサート2内にマーキングを作製するのを容易にする取り外し可能なインサートを得ることができる。マーキング20は、タイヤ上に、タイヤのサイドウォールとコントラストをなす符号化マトリックス記号5を成型するようになっている。したがって、マーキング20は、タイヤ上に刻印されるべき符号化マトリックス記号5のネガに対応している。
図2は、かかるマーキング20を有するモールド要素2の非限定的な例を示している。注目されるように、取り外し可能なインサート2は、モールド3の形状に一致するよう僅かに湾曲している。したがって、この結果として得られる符号化マトリックス記号5は、タイヤ1のサイドウォールの曲率C1をたどることになり、この曲率C1(図3に示されている)は、タイヤの回転軸線に対して平行線に沿って定められる。換言すると、符号化マトリックス記号5は、タイヤ1の回転軸線回りに湾曲した状態になる。これにより、タイヤに魅力的な外観が与えられることになり、その理由は、符号化マトリックス記号5がサイドウォール10の一体部を形成するように見えるからである。さらに、非限定的な一実施形態では、マーキング20は、長方形であり、しかも図2に示されているようにインサート2の方向に差し向けられている。その結果得られる符号化マトリックス記号5は、かくして、長方形の形状のものとなる。
図2に示されているように、マーキング20は、符号化マトリックス記号5の暗色部50を成型するのに適した第1の組をなす空所201又は第1の組をなす突起202を含む。さらに、マーキング20は、このインサート2から突き出ていて且つ符号化マトリックス記号5の明色部51を成型するのに適した第2の組をなす突起203を含む。
図3は、タイヤ1のサイドウォール10を示しており、このサイドウォール10は、モールド要素2のマーキング20を用いて得られる符号化マトリックス記号5を有する。
注目されるように、非限定的な実施形態では、符号化マトリックス記号5は、以下の記号、即ち、
‐datamatrix(商標)、
‐QR(商標)、
‐QR code (商標)、
‐MaxiCode(商標)、
‐PDF-417 (商標)、
‐code 16K(商標)、
‐code 49 (商標)、
‐Aztec (商標)コード又は任意他の符号化マトリックス記号から選択される。
思い起こされるように、符号化マトリックス記号5により、例えば製造業者のマーク、製造業者のウェブサイト等のような情報を符号化することができる。読み取り/復号化手段、例えば非限定的な実施例では携帯電話中に組み込まれたイメージャを用いると、タイヤを見た人は誰であれ、例えば新品のタイヤを注文するために符号化マトリックス記号5を読み取ってこれを復号化し、そして製造業者のウェブサイトにアクセスすることができる。
図4は、復号化マトリックス記号5の非限定的な第1の実施形態を示している。この図で理解できるように、復号化マトリックス記号5は、暗色部50及び明色部51を含む。当業者には知られているように、非限定的な一実施形態では、暗色部50及び明色部51は、それぞれ、暗色ボックス及び明色ボックスであり、1つの部分(暗色部又は明色部)が1つのボックスに対応している。かくして、符号化マトリックス記号5は、列及び行をなすボックス(又は正方形)を含む。非限定的な一実施形態では、ボックスは、0.5×0.5mm〜2×2mmのサイズを有する。この範囲外では、符号化マトリックス記号5は、大げさになり又はあまりにもミニチュア化され、従って、脆すぎるので、これをタイヤ1の摩耗寿命の終わりに復号化することができない。非限定的な変形実施形態では、ボックスのサイズは、1×1mmである。別の非限定的な実施形態では、暗色部50及び明色部51は、それぞれ、暗色の円及び明色の円である。別の非限定的な実施形態では、ボックスと円の組み合わせを利用することが可能である。
暗色部50は、サイドウォール10の一体部として形成されたテキスチャで構成される。このテキスチャは、タイヤ1の残部、特にタイヤ1のサイドウォール10の残部とコントラストをなし、その結果、符号化マトリックス記号5は、タイヤを見ている人にとってサイドウォール10上で明らかに目に見えるようになる。
図5は、符号化マトリックス記号5の非限定的な第2の実施形態を示している。この図で理解できるように、暗色部50及び明色部51とは別に、符号化マトリックス記号5は、サイドウォールの一体部として形成されると共にタイヤ1の残部とコントラストをなすテキスチャ付きゾーン(又は境界画定ゾーン)52によって包囲されている。非限定的な一実施形態では、このゾーン52は、少なくとも2mmの幅Ldを有する。この境界画定ゾーン52は、符号化マトリックス記号5の暗色ゾーン50には触れていない。境界画定ゾーンは、暗色部50と同一の「ベロア」型のテキスチャ(本明細書において後で説明する)で構成され、その結果、符号化マトリックス記号5周りのイメージ捕捉ゾーン中の暗色表面領域の量が増大している。
かくして、暗色表面領域の量をこのようにして増大させることによって、マトリックス記号5の明色領域と暗色領域のコントラストが携帯電話によって実施される処理の際に強められる。したがって、これにより、記号5の読み取り/復号化が向上する。
符号化マトリックス記号5の暗色部50、明色部51及び境界画定ゾーン52は、本明細書の残りの部分に記載される非限定的な実施形態に従ってモールド要素2を用いて作製される。
符号化マトリックス記号5の暗色部50は、次のようにして作製される。
上述したように、取り外し可能なインサート2のマーキング20は、符号化マトリックス記号5の暗色部50を成型するのに適した第1の組をなす空所201又は第1の組をなす突起202を含む。
第1の組をなす空所201は、種々の形状を有する暗色部50を作製するために上述した種々の形状を有する。
空所201は、暗色部50のネガに対応している。換言すると、複数の空所201が暗色ボックス50のネガに対応している。
図6に示されているように、非限定的な第1の実施形態では、空所201の第1の組に属する空所は、円錐形の形を有すると共に1平方ミリメートル(mm2)当たり少なくとも1つのコーンに等しい密度でマーキング20全体にわたって分布して配置されており、各コーン201は、0.0005mm2〜1mm2の平均断面積Scを有する。
これにより、サイドウォール10の表面に対して突き出ると共に図8に示されているようにストランド110の形態をなす複数の要素を有する暗色部50を形成するテキスチャを作製することができる。この図では、ストランド110は、これらストランドの高さHbに沿って減少する断面を備えた全体として円錐形の形を有する。具体的に説明すると、ストランドの基部から一定間隔で測定された断面積Sの平均値に対応した各ストランドの平均断面積は、0.0005mm2〜1mm2である。このテキスチャ内において、ストランドは、1平方ミリメートル当たり少なくとも1本のストランドに等しい密度で分布して配置されている。
また、図6に示されているように、非限定的な第2の実施形態では、空所201の第1の組に属する空所は、実質的に相互に平行な線条の形態を有し、これら線条の間隔Piは、少なくとも0.05mmに等しく且つ多くとも0.5mmに等しく、各線条201は、0.02mm〜0.25mmの平均幅を有する。
これにより、サイドウォール10の表面から突き出ると共に図9に示されているように板状体111の形態をなす複数の要素を有する暗色部50を形成するテキスチャを作製することができる。この図では、板状体111は、全体として三角形の断面を有し、板状体の高さHlに沿って一定間隔で測定された幅lの平均値に対応した各板状体の平均幅は、0.02mm〜0.25mmである。このテキスチャ内において、板状体111は、実質的に相互に平行であり、板状体の間隔Pは、少なくとも0.05mmに等しく且つ多くとも0.5mmに等しい。
別の実施形態では、空所201の第1の組に属する空所は、ストランド110と板状態111の組み合わせから成る暗色部50を形成するテキスチャを作製するようコーンと線条の組み合わせを呈する。
図7に示されているように、非限定的な一実施形態では、モールド要素2は、符号化マトリックス記号5の境界画定ゾーン52を成型するのに適した第2の組をなす空所205を有し、この境界画定ゾーン52は上述してある。
図10に示されているように、非限定的な第3の実施形態では、空所201の第1の組に属する空所は、辺の長さCpが0.05mm〜0.5mm、深さHが0.05mm〜0.5mmである平行六面体の形状を有し、マーキング20中の2つの隣り合う空所相互間の距離は、0.05mm〜0.5mmである。
これにより、サイドウォール10の表面から突き出ると共に図11に示されているように平行六面体112の形態をなす複数の要素を有する暗色部50を形成するテキスチャを作製することができる。この図では、平行六面体112は、0.05mm〜0.5mmの辺の長さC、0.05mm〜0.5mmの高さHpを有し、テキスチャ中の2つの隣り合う平行六面体112相互間の距離Dpは、0.05mm〜0.5mmである。
別の実施形態では、空所201の第1の組に属する空所は、コーンと線条と平行六面体の組み合わせ、又は線条と平行六面体の組み合わせ、或いは変形例として上述したようにコーンと平行六面体の組み合わせを呈する。
図示していない非限定的な第4の実施形態では、空所201の第1の組に属する空所は、様々な形状及び空所相互間の様々な距離を有する。これにより、様々な形状の突出要素を作製することができる。これにより、テキスチャ中に暗色部50を形成するランダム性が得られ、これら要素を目に見にくくするようにすることができる。
これら突出要素110〜112は、サイドウォール10の一体部として形成されたテキスチャを形成し、従って、これら突出要素は、ゴム状材料で作られる。換言すると、暗色ボックス50には、複数の要素110,111及び/又は112が入っている。突出要素110〜112が有する作用効果は、テキスチャに入射した多量の入射光線を「捕捉」するという作用効果である。テキスチャ(「ベロア」と言う)により、「ベロア」型の外観を得ることができ、その理由は、突出要素が光を吸収し、かくして符号化マトリックス記号5の暗色部50を一層黒色にするからである。タイヤを見ている人であれば誰でも、これら暗色部50を明色部51及びサイドウォール10の残部から明確に区別することができよう。さらに、テキスチャは、これが触って心地よいので、「ベロア」型のものである。
図12に示されているように非限定的な一実施形態に従って第1の組をなす空所201の後、マーキング20の第1の組をなす突起202について説明する。マーキング20は、モールド要素2から突き出た複数の突起202及び突起202を互いに隔てる昼間部202′を含む。突起202は、円錐形の形状を有すると共に1平方ミリメートル(mm2)当たり少なくとも1つの突起に等しい密度でマーキング20全体にわたって分布して配置されており、これら突起202は、全体的形状が円形であって等価直径Dcが0.01mm〜1.2mmのベースBcを有している。突起の密度及び/又は等価直径Dcは、突起202がマーキング20の或る特定の割合を占めるよう選択される。非限定的な一実施例では、突起202は、マーキング20の少なくとも30%を占める。他の非限定的な実施形態によれば、突起202は、マーキング20の50%を占め又はそれどころか70%以上を占める。
さらに、非限定的な一実施形態では、突起202は、少なくとも0.1mmに等しい高さHcを有する。実施形態の非限定的な一形態又は変形形態では、高さHcは、0.2mm〜0.6mmである。
突出要素202は、暗色部50のネガに対応している。換言すると、複数の突出要素202が暗色ボックス50のネガに対応している。
突出要素202により、図13に示されているように第1の凹み要素113(穴とも言う)を有する暗色部50を形成するテキスチャを作製することができる。
凹み要素113は、サイドウォール10の表面上に設けられた開口部114及びサイドウォール10の表面の深さ中に延びる関連の空所115で構成されている。開口部114は、サイドウォール10の表面の深さ中に引き続き延びて空所115を形成している。
空所115は、コーンの形態をなしており且つサイドウォール10の表面の深さ中に減少する断面を有している。このように、テキスチャ及びかくして符号化マトリックス記号5とタイヤ1の残部、特にサイドウォール10の残部とのコントラストが向上する。注目されるように、この変形形態では、空所115の開口部114は、互いに触れ合わない。開口部114は、中間ゾーン116によって互いに隔てられている。さらに、開口部114は、テキスチャ中の各開口部相互間の距離dがほぼ同一であるようにテキスチャ全体にわたって均等に分布して配置されている。注目されるように、テキスチャ中の開口部の占有レベルが高ければ高いほど、このテキスチャ及びかくして符号化マトリックス記号5の暗色部50と明色部51とサイドウォール10の残部とのコントラストの質がそれだけ一層良好になる。
これら空所115が有する作用効果は、テキスチャに入射した多量の入射光線を「捕捉」すると共に更にテキスチャの高い耐久性を提供するという作用効果である。具体的に説明すると、空所115がサイドウォール10の表面中に引っ込められているので、テキスチャに対する機械的攻撃、例えば路面に対する摩擦がもたらす衝撃は、突起の場合よりも小さい。この実施形態では、テキスチャ(「ベロア」と言う)により、光を吸収し、かくして符号化マトリックス記号5の暗色部50が一層黒く見えるようにするので、「ベロア」型の外観を得ることができる。
符号化マトリックス記号5の暗色部50の作製について説明したが、本明細書の残部は、符号化マトリックス記号5の明色部51の作製に関する。
第1の非限定的な実施例では、モールド要素2それ自体により明色部51を作製することができる。具体的に説明すると、この場合、明色部51は、上述の「ベロア」型テキスチャで覆われていないサイドウォール10の表面の一部で構成され、サイドウォールの表面のこの一部は、符号化マトリックス記号5によって占有された空間によって画定される。具体的に説明すると、サイドウォール10の表面は、滑らかであって光を反射する。タイヤを見ている人は誰でも、灰色を見ることになる。かくして、明色部51は、上述の暗色部50に対してコントラストをなすことになる。
図14に示されている非限定的な第2の実施形態では、マーキング20は、モールド要素2から突き出ると共に符号化マトリックス記号5の明色部51を成型するようになった第2の組をなす突起203を含み、突起203は、球のキャップの形状を有し、各突出要素203は、幾つかの隣接の突出要素と相互に入り込んだ形態20をなしている。かくして、これら突起203は、明色部51のネガに対応している。換言すると、複数の突起203が明色ボックス51のネガに対応している。
「突出要素が他の隣接の突出要素と相互に入り込んだ状態をなす」という表現は、突出要素によって形成された球のキャップが他の隣接の突出要素によって中断され、その結果、球のキャップの頂点と別の隣の突出要素の頂点との間の距離が球のこのキャップの直径よりも小さいことを意味している。
第2の突出要素203により、図15に示されているように凹み要素117を備えた明色部51を形成するパターンを作製することができる。第2の凹み要素117は、全て同一の形状を有する。この形状は、開かれた表面である。この形状は、球の一部である。図示の非限定的な実施形態では、第2の凹み要素117は、互いに対して整列している。これにより、明色部51を明確に画定することが可能である。第2の凹み要素117は各々、別の第2の凹み要素117に隣接して位置している。加うるに、第2の凹み要素117は、連結ゾーン118のところで互いに繋がっている。
図16に示された第3の実施形態では、マーキング20は、符号化マトリックス記号5の明色部51を成型するのに適した1組の凹部204を含み、これら凹部204は、球の凹状キャップの形を有している。
凹部204により、図17に示されているようなボス要素119を有する明色部51を形成するパターンを作製することができる。ボス要素119は全て、同一の形状を有する。この形状は、閉じられた表面である。この形状は、シェル又はマイクロレンズとも呼ばれる球のキャップである。図示の非限定的な実施形態では、ボス要素119は、互いに対して整列している。これにより、明色部51を明確に画定することが可能である。ボス要素119の幾何学的形状は、かくして、凸状である。球の各キャップ119は、幾つかの隣接のボス要素と相互に入り込んだ状態をなしている。
非限定的な第4の実施形態(図示せず)では、マーキング20は、凹み要素117とボス要素119の組み合わせを作るよう第2の突出要素203と凹部204の組み合わせを含む。
かくして、明色部51は、
‐複数の凹み要素117、又は
‐複数のボス要素119、又は
‐凹み要素117とボス要素119の組み合わせを含むパターンで構成される。
換言すると、明色ボックス51は、複数のよう要素117及び/又は119から成る。これにより、明色ボックス又は明色部51をサイドウォール10の滑らかな表面よりも一層明るくすることができる。パターンは又、サイドウォール10の一体部として形成される。このパターンは、タイヤのサイドウォールと同一のゴム状材料で作られる。したがって、要素117,119は、ゴム状材料で作られる。
かくして、これら第2の凹み要素117/ボス要素119により、符号化マトリックス記号5は、タイヤ1を見ている人に対して暗色部50よりも明るく見え、従って、これら暗色部50に対して容易に識別することができる明色部51を含む。これにより、符号化マトリックス記号5の読み取り/復号化が容易になる。
実施するのが容易な製造方法を得るため、非限定的な一実施形態では、パターン中の凹み要素117及びボス要素119の密度は、1mm2当たり0.2個以上の要素である。
図18を参照して以下において、タイヤ用のモールド3のためのモールド要素2及びこのモールド要素のマーキング20を製造する方法について説明する。
この方法Pは、
‐モールド要素2をアルミニウムのシートから取り出すステップ(EXT_E(2)として示されたステップ1)を含み、
‐タイヤ1上にタイヤ1のサイドウォール10とコントラストをなす符号化マトリックス記号5を成型するようになったマーキング20を作製するステップを含み、符号化マトリックス記号5は、暗色部50及び明色部51を含み、マーキング20の作製ステップは、
‐モールド要素2内で符号化マトリックス記号5の明色部51を成型するのに適したマーキング20を作製するステップ(MA_PC(2)として示されたステップ2)と、
‐モールド要素2内で符号化マトリックス記号5の暗色部50を成型するのに適したマーキングを作製するステップ(MA_PS(2)として示されたステップ3)とを含む。
注目されるように、1つ又は2つ以上のインサート2をアルミニウムのシートから同時に取り出すことができる。さらに、非限定的な幾つかの実施形態では、取り出しは、プレス加工法又はトリミングプロセスを用いて実施される。
非限定的な第1の実施形態では、明色部51のネガの作製(ステップ2)及び暗色部50のネガの作製(ステップ3)を連続的に実施する。かくして、明色部51のネガ(即ち、上述した第2の突出要素203又は1組の凹部204)を最初に作製し、次に暗色部50のネガ(即ち、上述の第1の組をなす空所201又は第1の組をなす突起202)を作製する。かくして、明色ボックス51を作製し、その後に暗色ボックス50を作製する。
実施形態の非限定的な第1の変形形態では、モールド要素2内に符号化マトリックス記号5の明色部51を成型するのに適したマーキングの作製は、アルミニウムのシートからのモールド要素2の取り出し後に実施される。
実施形態の非限定的な第2の変形形態では、モールド要素2内に符号化マトリックス記号5の明色部51を成型するのに適したマーキングの作製は、アルミニウムのシートからのモールド要素2の取り出し前に行われる。かくして、作製は、より迅速である。
非限定的な第2の実施形態では、モールド要素2内に符号化マトリックス記号5の明色部51(ステップ2)及び暗色部50(ステップ3)を成型するのに適したマーキング20の部分を作製するステップは、モールド要素2のプレス加工によって同時に実施される。
これにより、符号化マトリックス記号の安上がりな大量生産方式を得ることができる。
符号化マトリックス記号5の明色部51を成型するのに適したマーキング20の部分の作製は、次のようにすることによって実施され、即ち、
‐モールド要素2を表面処理してモールド要素2の表面が明色部51に対応するようにすることによって実施され(TR_S(2)として示された作業)、又は
‐モールド要素2から突き出た第2の組をなす突起203のマイクロショットピーニングを行って突起203が球のキャップの形状を有するよう符号化マトリックス記号5のマーキング20を形成することによって実施され、各突出要素203は、マーキング20内で幾つかの隣接の突出要素と相互に入り込んだ状態をなし、第2の組をなす突起203は、符号化マトリックス記号5の明色部51を成型するのに適しており(MC_P(203)として示された作業)、又は
‐球のキャップの形状を有する引っ込められた組をなす凹部204を成型することによって実施され、組をなす凹部204は、符号化マトリックス記号5の明色部51を成型するのに適している(MO_C(204)として示された作業)。
表面処理は、モールド要素2の表面粗さを表す算術平均偏差パラメータRaが極めて小さく、そして30μm未満であるように実施される。かくして、モールド要素2は、平均反射光強度を均等にする滑らかな反射面を有する。かくして、明色部51は、30μm未満のパラメータRaの表面粗さを有することになる。かくして、光の反射量が最大になる。
非限定的な一実施形態では、マイクロショットピーニングが10μm〜200μmの直径のマイクロビーズを作る。実施形態の非限定的な変形形態では、この直径は、50μmである。
さらに、符号化マトリックス記号5の暗色部50を成型するのに適したマーキング20の作製ステップは、符号化マトリックス記号5の暗色部50を成型するのに適したモールド要素2内(ステップ3)に第1の組をなす空所201又は突起202を形成することによって実施され、モールド要素2内における第1の組をなす空所201の形成は、レーザエッチング(GR_C(201)として示された作業)によって実施され、モールド要素2内における第1の組をなす突起202の形成は、成型(MO_P(202)として示された作業)によって実施される。
本発明は、説明すると共に図示した実施例には限定されず、本発明の範囲から逸脱することなくこれら実施例に種々の改造を施すことができる。
かくして、本発明をマーキング20と関連して説明した。しかしながら、非限定的な別の例示の実施形態では、モールド要素2は、タイヤ1のサイドウォール10上に幾つかの符号化マトリックス記号5を作るよう幾つかのマーキング20を有しても良い。
かくして、別の非限定的な実施形態によれば、マイクロショットピーニング作業に代えて塑性変形作業を用いることができ、その目的は、例えばプレス加工、ローレット切り、据え込み(アップセット)等を用いてマイクロレンズを形成することにある。
かくして、別の非限定的な実施形態によれば、暗色ボックス50をエッチングする作業をレーザを用いないで機械的加工又は打ち抜き(塑性変形)によって実施できる。
説明した本発明は、特に、以下の利点をもたらす。即ち、
‐タイヤを製造した後に実施するのではなく、一体形モールドを用いて符号化マトリックス記号5の製造をタイヤ1の製造に組み込むことができる。かくして、製造が単純化され、コストが減少する。
‐それにより、暗色部50の場合にはタイヤのサイドウォールの一体部として形成された「ベロア」型のテキスチャ及び明色部51の場合には第2の凹み/ボス要素を備えた符号化マトリックス記号5の構成物を作ることができる。

Claims (15)

  1. マーキング(20)を備えたタイヤ(1)用のモールド(3)のためのモールド要素(2)であって、前記モールド(3)は、前記タイヤ(1)のサイドウォール(10)を成型するようになったシェル(4)を有する、モールド要素(2)において、前記モールド要素(2)は、前記シェル(4)のハウジング(40)内に設けられるようになった取り外し可能なインサートであり、前記マーキング(20)は、前記タイヤ(1)上に前記タイヤ(1)の前記サイドウォール(10)とコントラストをなす符号化マトリックス記号(5)を成型するようになっており、前記マーキング(20)は、前記符号化マトリックス記号(5)の暗色部(50)を成型するよう設計された第1の組をなす空所(201)又は突起(202)を含む、モールド要素(2)。
  2. 前記マーキング(20)は、前記モールド要素(2)から突き出ると共に前記符号化マトリックス記号(5)の明色部(51)を成型するようになった第2の組をなす突起(203)を含み、前記突起(203)は、球のキャップの形状を有し、各突出要素(203)は、幾つかの隣接の突出要素と相互に入り込んだ形態(20)をなしている、請求項1記載のモールド要素(2)。
  3. 前記マーキング(20)は、前記符号化マトリックス記号(5)の明色部(51)を成型するよう設計された1組の引っ込められた凹部(204)を含み、前記引っ込められた凹部(204)は、球のキャップの形状を有する、請求項1又は2記載のモールド要素(2)。
  4. 前記モールド要素(2)は、前記符号化マトリックス記号(5)を描く境界画定ゾーン(52)を成型するよう設計された第2の組をなす空所(205)を有する、請求項1〜3のうちいずれか一に記載のモールド要素(2)。
  5. 前記空所(201)の第1の組に属する前記空所は、円錐形の形状を有すると共に1平方ミリメートル(mm2)当たり少なくとも1つのコーンに等しい密度で前記マーキング(20)全体にわたって分布して配置されており、各コーン(201)は、0.0005mm2〜1mm2の平均断面積を有する、請求項1〜4のうちいずれか一に記載のモールド要素(2)。
  6. 前記空所(201)の第1の組に属する前記空所は、実質的に相互に平行な線条の形態を有し、前記線条の間隔は、多くとも0.5mmに等しく、各線条(201)は、0.02mm〜0.25mmの平均幅を有する、請求項1〜5のうちいずれか一に記載のモールド要素(2)。
  7. 前記空所(201)の第1の組に属する前記空所は、辺の長さ(C)が0.05mm〜0.5mm、深さ(H)が0.05mm〜0.5mmである平行六面体の形状を有し、前記マーキング(20)中の2つの隣り合う空所相互間の距離は、0.05mm〜0.5mmである、請求項1〜6のうちいずれか一に記載のモールド要素(2)。
  8. 前記突起(202)の第1の組に属する前記突起は、円錐形の形状を有すると共に1平方ミリメートル(mm2)当たり少なくとも1つの突起に等しい密度で前記マーキング(20)全体にわたって分布して配置され、前記突起は、0.01mm〜1.2mmの等価直径を有する、請求項1〜7のうちいずれか一に記載のモールド要素(2)。
  9. タイヤ(1)のサイドウォール(10)を成型するようになったシェル(4)を有するタイヤ(1)用のモールド(6)であって、前記シェル(4)は、請求項1〜8のうちいずれか一に記載のモールド要素(2)が収容されたハウジング(40)を有する、モールド(6)。
  10. タイヤ(1)用のモールド(3)のためのモールド要素(2)を製造する方法(P)であって、前記モールド(3)は、前記タイヤ(1)の前記サイドウォール(10)を成型するようになったシェル(4)を有し、前記モールド要素(2)は、前記シェル(4)のハウジング(40)内に設けられるようになっていて、マーキング(20)を有する取り外し可能なインサートである、方法において、前記方法(P)は、
    ‐前記モールド要素(2)をアルミニウムのシートから取り出すステップを含み、
    ‐前記タイヤ(1)上に前記タイヤ(1)の前記サイドウォール(10)とコントラストをなす符号化マトリックス記号(5)を成型するようになった前記マーキング(20)を作製するステップを含み、前記符号化マトリックス記号(5)は、暗色部(50)及び明色部(51)を含み、前記マーキング(20)の作製ステップは、
    ‐前記符号化マトリックス記号(5)の前記明色部(51)を成型するのに適した前記マーキングを前記モールド要素(2)内に作製するステップと、
    ‐前記符号化マトリックス記号(5)の前記暗色部(50)を成型するのに適した前記マーキングを前記モールド要素(2)内に作製するステップとを含む、製造方法。
  11. 前記符号化マトリックス記号(5)の前記明色部(51)及び前記暗色部(50)を前記モールド要素(2)内に成型するのに適した前記マーキングを作製する前記ステップは、前記モールド要素(2)をプレス加工することによって同時に実施される、請求項10記載の方法。
  12. 前記符号化マトリックス記号(5)の前記明色部(51)を前記モールド要素(2)内に成型するのに適した前記マーキングを作製する前記ステップは、前記アルミニウムのシートからの前記モールド要素(2)の前記取り出し前に実施される、請求項10記載の製造方法。
  13. 前記符号化マトリックス記号(5)の前記明色部(51)を成型するのに適した前記マーキングの前記作製ステップは、以下のようにすることによって実施され、即ち、
    ‐前記モールド要素(2)の表面が前記明色部(51)に対応するようにするよう前記モールド要素(2)を表面処理することによって実施され、又は
    ‐前記モールド要素(2)から突き出た前記第2の組をなす突起(203)のマイクロショットピーニングを行って前記突起(203)が球のキャップの形状を有するよう前記符号化マトリックス記号(5)の前記マーキング(20)を形成することによって実施され、各突出要素(203)は、前記マーキング(20)内で幾つかの隣接の突出要素と相互に入り込んだ形態をなし、前記第2の組をなす突起(203)は、前記符号化マトリックス記号(5)の前記明色部(51)を成型するのに適しており、又は
    ‐球のキャップの形状を有する引っ込められた組をなす凹部(204)を成型することによって実施され、前記組をなす凹部(204)は、前記符号化マトリックス記号(5)の前記明色部(51)を成型するのに適している、請求項10又は12記載の製造方法。
  14. 前記マイクロショットピーニングは、直径が10μm〜200μmのマイクロビーズを作る、請求項13記載の製造方法。
  15. 前記符号化マトリックス記号(5)の前記暗色部(50)を成型するのに適した前記マーキング(20)を前記モールド要素(2)内に作製する前記ステップは、前記符号化マトリックス記号(5)の前記暗色部(50)を成型するのに適した前記モールド要素(2)内に第1の組をなす空所(201)又は突起(202)を形成することによって実施され、前記モールド要素(2)内における前記第1の組をなす空所(201)の前記形成は、レーザエッチングによって実施され、前記モールド要素(2)内における前記第1の組をなす突起(202)の形成は、成型によって実施される、請求項10又は請求項12〜14のうちいずれか一に記載の製造方法。
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