JP2017513493A - 複数のテクスチャーのチューインガム及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

本明細書では、噛んだときに特有のテクスチャー及び味覚の経験を与え、刺激的な視覚効果を与える複数のテクスチャーのチューインガム製品を開示する。それぞれ、テクスチャーが互いに異なり、任意選択により風味、色又は香りが互いに異なる、単一製品中のチューインガムの少なくとも2つの異なる領域を合わせることによって、多官能特性(テクスチャー、外観、風味等)を呈する製品が作製され、より刺激的なそしゃく経験を消費者にもたらす。

Description

従来のスラブ及びスティック状のチューインガムは、一般に、チューインガムベースと粉末甘味料との混合物を用いて調製される。これらのチューインガムは、典型的にはコーティングされておらず、1個全体が均一組成であることから、噛んだときに与えられるテクスチャー及び風味は単一のみである。より刺激が強いそしゃく経験を求める消費者は、こうした製品には行き当たらないであろう。
当該技術分野において、チューインガム単体中に動的そしゃくテクスチャー、多様な風味、及び多色を与えることができる新規のチューインガムの必要性が依然としてある。
一実施形態では、複数のテクスチャーのチューインガム製品は、クランチ粒子チューインガム組成物層と、クランチ粒子チューインガム組成物層と連続的に接触している非クランチ粒子チューインガム組成物層と、を含み、クランチ粒子チューインガム組成物層が、クランチ粒子チューインガム組成物全体にわたって分布する、ガムベース、バルク甘味料、及び複数のクランチ粒子を含み、非クランチ粒子チューインガム組成物層が、非クランチ粒子チューインガム組成物全体にわたって分布する、ガムベース、バルク甘味料、及び任意選択の複数の着色粒子を含み、非クランチ粒子チューインガム組成物はクランチ粒子を含まず、複数のテクスチャーのチューインガム製品が、コーティングされておらず、ここで、i.複数のテクスチャーのチューインガム製品が、応力対プローブ貫入(%)の曲線中の少なくとも2つの正の傾き及び少なくとも1つの負の傾きと、少なくとも50万パスカル、少なくとも75万パスカル、又は少なくとも100万パスカルの応力範囲をカバーする少なくとも1つの負の傾きとがある、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を有し、テクスチャーアナライザー試験が、応力対プローブ貫入(%)としての結果を与えるか、又はii.複数のテクスチャーのチューインガム製品が、製品中へのプローブ貫入の最初の10%の間に、少なくとも200万パスカルの応力を必要とするという、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を有し、テクスチャーアナライザー試験が、応力対プローブ貫入(%)としての結果を与えるか、又はiii.複数のテクスチャーのチューインガム製品が、製品中へのプローブ貫入20%〜80%の間での最大応力値と最小応力値との間の差が、少なくとも250万パスカル、具体的には少なくとも300万パスカルであるという、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を有し、テクスチャーアナライザー試験が、応力対プローブ貫入(%)としての結果を与えるか、又はiv.これらの組み合わせである。
一実施形態では、複数のテクスチャーのチューインガム製品は、少なくとも2つのチューインガム組成物層を含み、少なくとも1つのチューインガム組成物層は、チューインガム組成物全体にわたって分布する複数のクランチ粒子を含み、任意選択により、複数のテクスチャーのチューインガム製品が、コーティングされておらず、ここで、i.複数のテクスチャーのチューインガム製品が、応力対プローブ貫入(%)の曲線中の少なくとも2つの正の傾き及び少なくとも1つの負の傾きと、少なくとも50万パスカル、少なくとも75万パスカル、又は少なくとも100万パスカルの応力範囲をカバーする少なくとも1つの負の傾きとがある、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を有し、テクスチャーアナライザー試験が、応力対プローブ貫入(%)としての結果を与えるか、又はii.複数のテクスチャーのチューインガム製品が、製品中へのプローブ貫入の最初の10%の間に、少なくとも200万パスカルの応力を必要とするという、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を有し、テクスチャーアナライザー試験が、応力対プローブ貫入(%)としての結果を与えるか、又はiii.複数のテクスチャーのチューインガム製品が、製品中へのプローブ貫入20%〜80%の間での最大応力値と最小応力値との間の差が、少なくとも250万パスカル、具体的には少なくとも300万パスカルであるという、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を有し、テクスチャーアナライザー試験が、応力対プローブ貫入(%)としての結果を与えるか、又はiv.これらの組み合わせである。
他の実施形態は、チューインガム製品の製造方法を対象とする。
上記及びその他の特徴は、以下の詳細な記述によって例示される。
本明細書の一部を形成する、組み込まれた添付図面:
テクスチャーアナライザー試験を用いて測定した、複数のテクスチャーのチューインガム製品の応力−ひずみ曲線及び比較例のコーティングされていないスラブチューインガムの応力−ひずみ曲線(点線で示す曲線)である。 テクスチャーアナライザー試験を用いて測定した、複数のテクスチャーのチューインガム製品の応力−ひずみ曲線である。 テクスチャーアナライザー試験を用いて測定した、比較例のチューインガムC1及びC4の応力−ひずみ曲線である。 テクスチャーアナライザー試験を用いて測定した、比較例のチューインガムC2及びC4の応力−ひずみ曲線である。 テクスチャーアナライザー試験を用いて測定した、比較例のチューインガムC3及びC4の応力−ひずみ曲線である。 テクスチャーアナライザー試験を用いて測定した、比較例のチューインガムC4の応力−ひずみ曲線である。
本明細書では、噛んだときに特有のテクスチャー及び味覚の経験を与え、刺激的な視覚効果を与える複数のテクスチャーのチューインガム製品を開示する。それぞれ、テクスチャーが互いに異なり、任意選択により風味、色又は香りが互いに異なる、単一製品中のチューインガムの少なくとも2つの異なる領域を合わせることによって、多官能特性(テクスチャー、外観、風味等)を呈する製品が作製され、より刺激的なそしゃく経験を消費者にもたらす。
一実施形態では、複数のテクスチャーのチューインガム製品は、一般に、クランチ粒子チューインガム組成物層と、クランチ粒子チューインガム組成物層と連続的に接触している非クランチ粒子チューインガム組成物層とを含み、クランチ粒子チューインガム組成物層は、クランチ粒子チューインガム組成物全体にわたって分布する、複数のクランチ粒子を含み、非クランチ粒子チューインガム組成物層は、クランチ粒子を含まず、任意選択により、非クランチ粒子チューインガム組成物全体にわたって分布する、複数の着色粒子を含む。
別の実施形態では、複数のテクスチャーのチューインガム製品は、少なくとも2つのチューインガム組成物層を含み、少なくとも1つのチューインガム組成物層は、チューインガム組成物全体にわたって分布する、複数のクランチ粒子を含み、任意選択により、複数のテクスチャーのチューインガム製品はコーティングされない。この実施形態の範囲内において、複数のテクスチャーのチューインガム製品は、2つのチューインガム組成物層を含むことができ、第1のチューインガム組成物層は、複数のクランチ粒子を含み、第2のチューインガム組成物層は、第2のチューインガム組成物層全体にわたって分布する、複数の着色粒子、複数のクランチ粒子、又は両方を含み、第1のチューインガム組成物層は、第2のチューインガム組成物層と連続的に接触している。
一実施形態では、複数のテクスチャーのチューインガム製品は、コーティングされておらず、そのため各層並びにその中に含有されるクランチ粒子又は任意選択の着色粒子が目に見える。
他の実施形態は、3つ、4つ、5つ、6つ又はそれ以上の層の様々なチューインガム組成物を有し、それぞれ、クランチ粒子及び任意選択の着色粒子の存在の有無によって異なる。
クランチ粒子を含む複数のテクスチャーのチューインガム製品は、硬質コーティングチューインガムペレットによって経験されるクランチと比較して、硬い、長く継続してざらつくクランチテクスチャー経験をもたらす。
一実施形態では、複数のテクスチャーのチューインガム製品は、各層における異なる色の存在、並びにクランチ粒子及び任意選択の着色粒子それぞれの異なる色による多重テクスチャー及び多色の製品の視覚特性を有する。各層が視覚的に互いに区別される、これらの視覚的合図は、この製品が、従来のチューインガム以上のものであることを消費者に知らせる。消費者は、製品を噛んで、着色粒子を、クランチ又は風味放出と関連付ける。
一実施形態では、複数のテクスチャーのチューインガム製品は、異なる層間で異なる風味又は香りを有してもよく、クランチ粒子、着色粒子、又はこれらの組み合わせの中に異なる風味を有してもよい。
一実施形態では、複数のテクスチャーのチューインガム製品は、クランチ粒子チューインガム組成物層と非クランチ粒子チューインガム組成物層との重量比が約90:10〜約10:90、とりわけ約80:20〜約20:80、より具体的には約70:30〜約30:70、更により具体的には約60:40〜約40:60、更により具体的には約55:45〜約45:55、具体的には約50:50を有してもよい。一実施形態では、非クランチ粒子チューインガム組成物層は、複数の着色粒子を含む。
チューインガム組成物
一般に、クランチ粒子を有するチューインガム組成物、すなわち「クランチ粒子チューインガム組成物」は、複数のクランチ粒子、ガムベース又はガムベースポリマー、及びバルク甘味料を含み、クランチ粒子を含まないチューインガム組成物、すなわち「非クランチ粒子チューインガム組成物」は、ガムベース又はガムベースポリマー、バルク甘味料、及び任意選択の複数の着色粒子を含み、非クランチ粒子チューインガム組成物は、本明細書に記載の通り、クランチ粒子を含まない。非クランチ粒子チューインガム組成物が、着色粒子を含む場合、本明細書では、「着色粒子チューインガム組成物」と称してもよい。
クランチ粒子は、結晶糖ポリオール粒子であってもよい。更に、クランチ粒子は、サイズ及び任意選択により更には組成が、チューインガムバルク甘味料とは異なる。
クランチ粒子は、糖類、無糖甘味料、又はこれらの組み合わせから調製することができる。例示的な糖ベース甘味料には、単糖、二糖及び多糖、例えばショ糖(砂糖)、デキストロース、麦芽糖、デキストリン、キシロース、リボース、ブドウ糖、マンノース、ガラクトース、果糖(レブロース)、乳糖、又はこれらの組み合わせが挙げられる。
例示的な無糖甘味料には、糖アルコール、例えばエリスリトール、ガラクチトール、イソマルト、水素化デンプン加水分解物、ラクチトール、マルチトール、マンニトール、ポリグリシトール、ソルビトール、キシリトール等、又はこれらの組み合わせが挙げられる。糖アルコールは、結晶形態であってもよい。
一実施形態では、クランチ粒子は、結晶性イソマルトを含む。イソマルトは二糖アルコールで構成されている。イソマルトは、イソマルツロースを水素化することにより調製することができる。水素化の生成物は、6−O−α−D−グルコピラノシル−D−ソルビトール(1,6−GPS);1−O−α−D−グルコピラノシル−D−ソルビトール(1,1−GPS);1−O−α−D−グルコピラノシル−D−マンニトール(1,1−GPM);6−O−α−D−グルコピラノシル−D−マンニトール(1,6−GPM);及びこれらの混合物を含むことができる。いくつかの市販のイソマルトは、1,6−GPS及び1,1−GPMのほぼ等モルの混合物を含む。他のイソマルト物質は、純粋な1,6−GPS;純粋な1,1−GPS;純粋な1,6−GP;又は純粋な1,1−GPM、を含むことができる。更に他のイソマルト物質は、任意の割合で、1,6−GPS;1,1−GPS;1,6−GPM;及び、1,1−GPMの混合物を含むことができる。例示的な市販のイソマルトとしては、BENEO−Palatinit,Sudzucker Groupから入手できるイソマルトST−M、イソマルトST−PF、イソマルトGS、イソマルトM、イソマルトDC、及びイソマルトLMを含むイソマルトSTが挙げられる。イソマルトSTは、1,6−GPS(43〜57%)及び1,1−GPMのほぼ等モルの混合物を有する。イソマルトGSは、1,6−GPS(75〜80%)及び1,1−GPMを含有する。
一実施形態では、クランチ粒子のイソマルトは、1,6−GPS及び1,1−GPMのほぼ等モルの混合物を有する。別の実施形態では、クランチ粒子のイソマルトは、1,1−GPM及び75〜80%の1,6−GPSの混合物を有する。
クランチ粒子は、風味剤、高甘味度甘味料、感覚惹起剤、着色料、又はこれらの組み合わせを更に含み得る。チューインガム組成物を調製するために使用する、本明細書に記載の風味剤、高甘味度甘味料、感覚惹起剤、又は着色料のいずれかを使用して、クランチ粒子に風味を与えてもよい。
クランチ粒子は、粒子状物質を含有するチューインガム製品を噛んだときに満足なクランチを与えるサイズ及び硬さを有する。クランチ粒子は、チューインガムを調製するために使用するバルク甘味料よりもかなりサイズが大きく、バルク甘味ザ得のサイズは、典型的には、0.1〜0.5mmの範囲であってよい。一実施形態では、クランチ粒子の粒径範囲は、ふるい分け分析に基づいて、0.8mmよりも少なくとも90%大きく、1.25mmよりも10%以下大きい。実施形態において、クランチ粒子の粒径範囲は、ふるい分け分析に基づいて、約0.5〜約1.4mm、具体的には約0.63〜約1.3mm、更により具体的には約0.8〜約1.25mmである。
クランチ粒子チューインガム組成物中に存在するクランチ粒子の量は、クランチ粒子チューインガム組成物の総重量に基づいて約5〜約30重量パーセント(「wt%」)、具体的には約10〜約25wt%、より具体的には約15〜約20wt%であってよい。
複数のテクスチャーのチューインガム製品の総重量に基づいて存在するクランチ粒子の量は、約2.5〜約15wt%、具体的には約5〜約12wt%、より具体的には約7〜約10wt%であってよい。
着色粒子は、チューインガム組成物中で使用する本明細書に記載のものと同様の着色成分、及び担体を含む。好適な担体として、本明細書に記載のバルク甘味料、トリグリセリド(例えば中鎖トリグリセリド、長鎖トリグリセリド)、ヒドロコロイド、又はこれらの組み合わせが挙げられる。
バルク甘味料として、単糖類、二糖類、及び多糖類、例えば、ショ糖(砂糖)、デキストロース、麦芽糖、デキストリン、マルトデキストリン、キシロース、リボース、ブドウ糖、マンノース、ガラクトース、果糖(レブロース)、乳糖、又はこれらの組み合わせを含む糖類が挙げられる。また、糖ポリオール、例えばエリスリトール、ガラクチトール、イソマルト、水素化デンプン加水分解物、ラクチトール、マルチトール、マンニトール、ポリグリシトール、ソルビトール、キシリトール等、又はこれらの組み合わせも好適である。糖アルコールは、非晶質若しくは結晶質であってもよく、又はソルビトールシロップ、マルチトールシロップ、水素化デンプン加水分解物シロップ、ポリグリシトールシロップ等を含むシロップ形態で使用してもよい。
ヒドロコロイド物質は、植物滲出液、シードガム、及び海藻抽出物等の天然物質を含み得るか、或いはこれらは、セルロース、デンプン、又は天然ガム誘導体等の化学修飾物質であり得る。更に、ヒドロコロイド物質として、ペクチン、アラビアゴム、アカシアゴム、アルギネート、寒天、カラギーナン、グアーガム、キサンタンゴム、ローカストビーンガム、ゼラチン、ジェランガム、ガラクトマンナン、トラガカントゴム、カラヤゴム、カードラン、コンニャク、キトサン、キシログルカン、ベータグルカン、ファーセルラン、ガティガム、タマリン、及び細菌ゴムを挙げることができる。修飾天然ガムは、アルギン酸プロピレングリコール、カルボキシメチルローカストビーンガム、低メトキシルペクチン、又はこれらの組み合わせを含む。微結晶セルロース、カルボキシメチルセルロース(CMC)、メチルセルロース(MC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPCM)、ヒドロキシプロピルセルロース(MPC)、又はこれらの組み合わせ等の修飾セルロースが含まれてもよい。
別の実施形態では、着色粒子は、ハードボイルドキャンディ(hard boiled candy)粒子、プレストキャンディ(pressed candy)タブレット粒子、又はこれらの組み合わせを含み得る。
着色粒子中の追加の任意選択の成分として、風味剤、加工助剤、感覚惹起剤(冷感剤、温感剤、刺痛剤等)、又はこれらの組み合わせがあり得る。
着色粒子は、肉眼で見えるサイズであってよいが、クランチ又はテクスチャーを付与しないほど小さい。一実施形態では、着色粒子のサイズは、チューインガム組成物中に使用するバルク甘味料のサイズ以下であってよい。
或いは、着色粒子チューインガム組成物中に使用される着色粒子の量は、仮にあったとしてもクランチ又はテクスチャーをさほど付与しないほど低いが、チューインガムのスペックルの独特な視覚的印象を依然として付与することができる。一実施形態では、粒径は0.85mmより少なくとも95%大きい。実施形態において、着色粒子の粒径範囲は、ふるい分け分析に基づいて約0.1〜約1.0mm、具体的には約0.25〜約0.85mm、更により具体的には約0.45〜約0.6mmである。
着色粒子の硬度は、クランチ粒子よりも低くてよい。
着色粒子チューインガム組成物中に存在する着色粒子の量は、着色粒子チューインガム組成物の総重量に基づいて約0.1〜約2.0wt%、具体的には約0.3〜約1.7wt%、より具体的には約0.5〜約1.5wt%でよい。
複数のテクスチャーのチューインガム製品の総重量に基づいて存在する着色粒子の量は、約0.05〜約1.0wt%、具体的には約0.15〜約0.8wt%、より具体的には約0.25〜約0.75wt%でよい。
一実施形態では、クランチ粒子チューインガム組成物は、複数の着色粒子を更に含むことができる。この実施形態の範囲内において、これは、着色粒子チューインガム組成物ではなく、依然として「クランチ粒子チューインガム組成物」として特徴付けられるであろう。
ガムベースは、エラストマー及び任意選択により追加ガムベース成分を含むことができ、該追加ガムベース成分は、樹脂、脂肪、乳化剤、ろう、充填剤、軟化剤、可塑剤、酸化防止剤、又はこれらの組み合わせである。
用語「ガムベース」は、本明細書で用いる場合、不水溶性材料を意味し、例えば、エラストマー、樹脂、ろう、エラストマー溶剤、乳化剤、可塑剤、増量剤/充填剤、又はこれらの組み合わせを挙げることができる。
使用されるガムベースの量は、使用されるベースの種類、所望されるチューインガムの稠度、及び最終的なチューインガム製品を製造するためにこの組成物において使用される他の成分等の、様々な要素に応じて変化するであろう。一般に、ガムベースは、チューインガム組成物(クランチ粒子チューインガム組成物又は着色粒子チューインガム組成物のいずれか)の総重量に基づいて約5〜約65wt%、具体的には約10〜約55wt%、より具体的には約15〜約45wt%、更により具体的には約20〜約35wt%の量で存在するであろう。
チューインガムベース中に使用される例示的なエラストマーとして、天然及び合成両方のエラストマー及びゴム、例えば、植物由来の物質、例えばチクル、クラウンガム(crown gum)、ニスペロ、ロサジンハ(rosadinha)、ジェロトン、ペリロ、ニガーグッタ、ツヌー、バラタ、グッタペルカ、レチカプシ、ソルバ、グッタケイ(gutta kay)等、又はこれらの組み合わせが挙げられる。合成エラストマー、例えばブタジエン−スチレンコポリマー、ポリイソブチレン、イソブチレンイソプレンコポリマー、ポリエチレン、これらの組み合わせ等、又はこれらの組み合わせも有用である。ガムベースとして、非毒性ビニルポリマー、例えば酢酸ポリビニル及びその部分加水分解物、ポリビニルアルコール、又はこれらの組み合わせを挙げることができる。利用時、ビニルポリマーの分子量は、約3000から約94000を含むまでの範囲であってよい。追加の有用なポリマーとして、架橋ポリビニルピロリドン、ポリメチルメタクリレート、乳酸コポリマー、ポリヒドロキシアルカノエート、可塑化エチルセルロース、ポリ酢酸ビニルフタレート、又はこれらの組み合わせが挙げられる。
可塑剤又は軟化剤等の従来の添加剤を有効量でガムベース中に含めて、様々な所望のテクスチャー及び粘稠特性を与えてもよい。これらの構成要素が低分子量なため、可塑剤及び軟化剤は、ガムベースの基礎構造に浸透して、可塑性かつ低粘性にする。好適な可塑剤及び軟化剤として、ラノリン、パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、三酢酸グリセリン、グリセリルレシチン、モノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸プロピレングリコール、アセチル化モノグリセリド、グリセリン、又はこれらの組み合わせが挙げられる。これらの成分のいくつかを、ガムベースが形成するときに添加してもよく、又は後で、チューインガム組成物を製造する間に添加してもよい。
ろう、例えば天然及び合成ろう、硬化植物油、石油ろう、例えばポリウレタンろう、ポリエチレンろう、パラフィンろう、微晶ろう、脂肪ろう、モノステアリン酸ソルビタン、獣脂、プロピレングリコール等、又はこれらの組み合わせもガムベースに組み込んで、様々な所望のテクスチャー及び粘稠特性を得てもよい。
ろうがガムベース中に存在すると、高分子エラストマー混合物が軟化され、ガムベースの弾性が向上する。使用されるろうは、約60℃未満、具体的には約45℃〜約55℃の融点を有してもよい。低融解ろうは、パラフィンろうであり得る。ろうは、ガムベースの総重量に基づいて約0.1〜約10wt%、具体的には約3〜約7wt%の量でガムベース中に存在することができる。
低融点ろうに加えて、高融点を有するろうは、ガムベースの総重量に基づいて最大約5wt%の量でガムベース中に使用することができる。このような高温融解ろうは、蜜ろう、植物ろう、キャンデリラろう、カルナバろう、ほとんどの石油ろう等、又はこれらの組み合わせを含む。
ガムベース(又は任意選択によりチューインガム)は、脂肪を含有することができる。例示的な脂肪として、植物由来、動物由来、又はこれらの組み合わせに由来する脂肪及び油が挙げられる。好適な植物性脂肪は、大豆、綿実、トウモロコシ、アーモンド、落花生、ヒマワリ、菜種、オリーブ、パーム、パーム核、イリッペ、シア、ココナッツ、ココア、ココアバター、又はこれらの組み合わせを含むことができる。上記植物性脂肪は、所望の様々な度合いまで水素化するか、又は分別結晶により分離することができる。好適な動物性脂肪は、乳脂及びバター等の乳性脂肪を含む。用語「脂肪」は、本明細書で用いる場合、任意の脂質物質を指し、固体又は液体(例えば、油)であり得る。例示的な脂質物質は、トリグリセリド、脂肪族アルコール、脂肪酸、又はこれらの組み合わせを含む。トリグリセリドは、限定されないが、中鎖トリグリセリド、長鎖トリグリセリド等を使用することができる。脂肪の融点は、限定されないが、約15〜約68℃の融点を有する脂肪を使用することができる。特定の脂肪は、硬化パーム油、硬化パーム核油、硬化大豆油、硬化落花生油、硬化綿実油、硬化ココナッツ油、又はこれらの組み合わせを含む。
ガムベースは、任意選択により、エラストマーベース成分を軟化する助けとなる従来のエラストマー溶剤、例えば、α−ピネン若しくはβ−ピネンの重合体等の樹脂;ロジン若しくは修飾ロジン及びガムのメチルエステル、グリセロールエステル、若しくはペンタエリスリトールエステル、例えば、水素化、二量化、若しくは重合化ロジン、若しくはこれらの組み合わせ;部分水素化木材若しくはガムロジンのペンタエリスリトールエステル;木材若しくはガムロジンのペンタエリスリトールエステル;木材ロジンのグリセロールエステル;部分二量化木材若しくはガムロジンのグリセロールエステル;重合化木材若しくはガムロジンのグリセロールエステル;トール油ロジンのグリセロールエステル;木材若しくはガムロジンのグリセロールエステル;部分水素化木材若しくはガムロジン;木材若しくはロジンの部分水素化メチルエステル;及び同様のもの;又はこれらの組み合わせを含有することができる。エラストマー溶剤は、ガムベースの総重量に基づいて約5〜約75wt%、具体的には約45〜約70wt%の量で使用することができる。
ガムベースは、充填剤及び食感剤として働き得る鉱質補助剤等の有効な量の増量剤を含むことができる。好適な鉱質補助剤として、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、ケイ酸アルミニウム、タルク、リン酸三カルシウム等、又はこれらの組み合わせが挙げられる。これらの充填剤又は補助剤は、様々な量で、ガムベース中に使用することができる。具体的には、充填剤を使用する場合、その量は、ガムベースの総重量に基づいて約5〜約60wt%、より具体的には約20〜約30wt%の量で存在してよい。
ガムベース中で使用する好適な乳化剤として、蒸留モノグリセリド、モノグリセリド及びジグリセリドの酢酸エステル、モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル、モノグリセリド及びジグリセリドの乳酸エステル、モノグリセリド及びジグリセリド、脂肪酸のポリグリセロールエステル、セテアレス−20、ポリリシノール酸ポリグリセリンエステル、脂肪酸のプロピレングリコールエステル、ラウリン酸ポリグリセリル、ヤシ油脂肪酸グリセリル、アラビアゴム、アカシアゴム、モノステアリン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、ステアロイル乳酸ナトリウム、ステアロイル乳酸カルシウム、モノグリセリド及びジグリセリドのジアセチル酒石酸エステル、トリカプリル酸−カプリン酸グリセリル/中鎖トリグリセリド、ジオレイン酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、脂肪酸のグリセリルラクトエステル、パルミチン酸グリセリルラクトエステル、ステアリン酸グリセリル、ラウリン酸グリセリル、ジラウリン酸グリセリル、モノリシノール酸グリセリル、モノステアリン酸トリグリセリル、ジステアリン酸ヘキサグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、ジパルミチン酸デカグリセリル、モノオレイン酸デカグリセリル、ヘキサオレイン酸ポリグリセリル10、中鎖トリグリセリド、カプリル/カプリントリグリセリド、モノステアリン酸プロピレングリコール、ポリソルベート20、ポリソルベート40、ポリソルベート60、ポリソルベート80、ポリソルベート65、ジステアリン酸ヘキシルグリセリル、モノステアリン酸トリグリセリル、トゥイーンズ、スパンズ、ステアロイル乳酸エステル、ステアロイル−2−乳酸カルシウム、ステアロイル−2−乳酸ナトリウム、レシチン、アンモニウムホスファチド、脂肪酸のショ糖エステル、スクログリセリド(sucroglycerides)、脂肪酸のプロパン−1,2−ジオールエステル、又はこれらの組み合わせが挙げられる。
チューインガム組成物(クランチ粒子チューインガム組成物又は着色粒子チューインガム組成物のいずれか)のバルク甘味料は、糖ベース又は無糖の甘味料、とりわけ無糖であってよい。バルク糖甘味料は、概して、糖類を含む。好適な糖甘味料としては、単糖類、二糖類、及び多糖類を含み、例えば、ショ糖(砂糖)、デキストロース、麦芽糖、デキストリン、キシロース、リボース、ブドウ糖、マンノース、ガラクトース、果糖(レブロース)、乳糖、転化糖、フラクトオリゴ糖シロップ、部分加水分解デンプン、コーンシロップ固体、例えば、高果糖コーンシロップ、又はこれらの組み合わせが挙げられる。
バルク甘味料はまた、糖アルコール等の無糖バルク甘味料でもあり得、「糖ポリオール」とも呼ばれる。糖アルコールは、エリスリトール、ガラクチトール、イソマルト、水素化デンプン加水分解物、ラクチトール、マルチトール、マンニトール、ポリグリシトール、ソルビトール、キシリトール等、又はこれらの組み合わせであり得る。糖アルコールは、粉末形態(結晶質又は非晶質のいずれか)、低含水率(例えば10wt%未満、具体的には5wt%未満)の溶融(融解)形態、又は水を含むシロップ形態(「溶液」とも呼ぶ)であり得る。例示的な糖アルコールシロップとして、ソルビトールシロップ、マルチトールシロップ、水素化デンプン加水分解物シロップ、ポリグリシトールシロップ等が挙げられる。
チューインガム組成物中のバルク甘味料の量は、チューインガム組成物の総重量に基づいて約10〜約85wt%、具体的には約20〜約80wt%、より具体的には約30〜約75wt%、更により具体的には約40〜約70wt%であってよい。
一実施形態では、チューインガム組成物は無糖である。
チューインガム組成物は、追加成分を更に含んでもよく、該追加成分は、風味剤、脂肪、高甘味度甘味料、食用酸若しくはその塩、感覚惹起剤、風味調節剤若しくは増強剤、着色料、保湿剤、軟化剤、又はこれらの組み合わせである。
チューインガム組成物で使用される例示的な風味剤(風味料、風味付与剤)として、当該技術分野で既知の人工又は天然風味料、例えば、合成風味油、天然風味付与芳香油及び/若しくは油、オレオレジン、植物、葉、花、果実等に由来する抽出物、又はこれらの組み合わせを挙げることができる。非限定的な例示的な風味料は、スペアミント油、シナモン油、冬緑油(サリチル酸メチル)、ペパーミント油、チョウジ油、ベイ油、アニス油、ユーカリ油、タイム油、ニオイヒバ油、ニクズク油、オールスパイス、セージ油、メース、苦扁桃油、ケイ皮油、及びレモン、オレンジ、ライム、グレープフルーツを含む柑橘油等の油;バニラ;リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、イチゴ、ラズベリー、ブラックベリー、サクランボ、プラム、パイナップル、アプリコット、バナナ、メロン、熱帯果実、マンゴー、マンゴスチン、ザクロ、パパイヤを含む果実エキス;はち蜜レモン等;又はこれらの組み合わせを含む。
その他の種類の風味剤として、種々のアルデヒド及びエステル、例えば酢酸シンナミル、ケイ皮アルデヒド、シトラールジエチルアセタール、酢酸ジヒドロカルビル、ギ酸オイゲニル、p−メチルアミソール、アセトアルデヒド(リンゴ)、ベンズアルデヒド(サクランボ、アーモンド)、アニスアルデヒド(甘草、アニス)、ケイ皮アルデヒド(シナモン)、シトラール、すなわちα−シトラール(レモン、ライム)、ネラール、すなわちβ−シトラール(レモン、ライム)、デカナール(オレンジ、レモン)、エチルバニリン(バニラ、クリーム)、ヘリオトロープ、すなわちピペロナール(バニラ、クリーム)、バニリン(バニラ、クリーム)、α−アミルケイ皮アルデヒド(スパイシーフルーティー風味)、ブチルアルデヒド(バター、チーズ)、バレルアルデヒド(バター、チーズ)、シトロネラール(修飾、多種類)、デカナール(柑橘類果実)、アルデヒドC−8(柑橘類果実)、アルデヒドC−9(柑橘類果実)、アルデヒドC−12(柑橘類果実)、2−エチルブチルアルデヒド(ベリー果実)、ヘキセナール、すなわちtrans−2(ベリー果実)、トリルアルデヒド(サクランボ、アーモンド)、ベラトルムアルデヒド(バニラ)、2,6−ジメチル−5−ヘプテナール、すなわちメロナール(メロン)、2,6−ジメチルオクタナール(グリーンフルーツ)、及び2−ドデセナール(柑橘類、マンダリンミカン)が挙げられる。
風味剤は、液体又は固体の形態で使用することができる。風味剤は、遊離形態又はカプセル封入形態で使用することができる。固体(乾燥)形で使用する場合、風味油の噴霧乾燥等の好適な乾燥手段を使用することができる。或いは、風味剤は、当該技術分野で既知の手段により、例えば、セルロース、デンプン、糖、マルトデキストリン、アラビアゴム等の水溶性物質にカプセル封入され、吸収されてもよい。一実施形態では、風味剤は、風味の初期バースト又は風味の遅延性感覚をもたらすために有効な物理的形態で使用することができる。
複数の風味剤をチューインガム組成物中に使用してもよい。風味剤の量及び種類は、目標とする放出プロファイル及び所望の風味強度に基づいて選択することができる。チューインガム組成物は、一般に、チューインガム組成物の総重量に基づいて約0.001〜約5wt%、具体的には約0.01〜約4wt%、更により具体的には約0.1〜約3wt%、更により具体的には約1.0〜約2wt%の量で風味剤を含む。
チューインガム組成物は、高甘味度甘味料を更に含有してもよい。本明細書で使用される「高甘味度甘味料」とは、ショ糖の甘味より強い甘味を有する助剤を意味する。一実施形態では、高甘味度甘味料は、重量ベースで少なくともシ砂糖(ショ糖)の100倍、具体的には重量ベースで少なくとも砂糖の500倍の甘味を有する。実施形態において、高甘味度甘味料は、重量ベースで少なくとも砂糖の1000倍、より具体的には重量ベースで少なくとも砂糖の5000倍である。高甘味度甘味料は、水溶性甘味料、水溶性人工甘味料、天然水溶性甘味料由来の水溶性甘味料、ジペプチド系甘味料、及びタンパク質系甘味料を含む、広範囲の物質から選択することができる。1種以上の甘味料又は1種以上の従来タイプの甘味料を含む組み合わせを使用してもよい。特定の甘味料に限定されないが、例示的なカテゴリー及び例として、
水溶性甘味料、例えば、ジヒドロカルコン、モネリン、ステビオシド、レバウジオシド、グリチルリジン、ジヒドロフラベノール、モナチン、及びL−アミノジカルボン酸アミノアルケン酸エステルアミド、例えば、米国特許第4,619,834号中に開示されるもの、又はこれらの組み合わせ;
水溶性人工甘味料、例えば、可溶性サッカリン塩、即ち、サッカリンナトリウム又はカルシウム塩、チクロ塩、アセスルファム塩、例えば、3,4−ジヒドロ−6−メチル−1,2,3−オキサチアジン−4−オン−2,2−ジオキシドのナトリウム、アンモニウム、又はカルシウム塩、3,4−ジヒドロ−6−メチル−1,2,3−オキサチアジン−4−オン−2,2−ジオキシドのカリウム塩(Acesulfame−K)、サッカリンの遊離酸形、又はこれらの組み合わせ;ジペプチド系甘味料、例えば、L−アスパラギン酸由来甘味料、例えば、L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル(アスパルテーム)及び米国特許第3,492,131号で説明される物質、L−α−アスパルチル−N−(2,2,4,4−テトラメチル−3−チエタニル)−D−アラニンアミド水和物(アリテーム)、L−アスパルチル−L−フェニルグリセリン及びL−アスパルチル−L−2,5−ジヒドロフェニル−グリシンのメチルエステル、L−アスパルチル−2,5−ジヒドロ−L−フェニルアラニン;L−アスパルチル−L−(1−シクロヘキセン)−アラニン、ネオテーム、又はこれらの組み合わせ;
ステビオシド及びステビア由来の化合物等の、天然水溶性甘味料に由来する水溶性甘味料、例えば、レバウジオシドA等を含めたレバウジオシド等のステビオールグリコシド、イソモグロシドV等の羅漢果(lo han quo)及び羅漢果由来の化合物、普通の砂糖(ショ糖)の塩素化誘導体、例えば、クロロデオキシスクロース又はクロロデオキシガラクトスクロースの誘導体等のクロロデオキシ糖誘導体(例えばスクラロースの製品商標下で知られる);例えば、1−クロロ−1’−デオキシスクロース;4−クロロ−4−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル−α−D−フルクトフラノシド、又は4−クロロ−4−デオキシガラクトスクロース;4−クロロ−4−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル−1−クロロ−1−デオキシ−β−D−フルクト−フラノシド、又は4,1’−ジクロロ−4,1’−ジデオキシガラクトスクロース;1’,6’−ジクロロ−1’,6’−ジデオキシスクロース;4−クロロ−4−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル−1,6−ジクロロ−1,6−ジデオキシ−β−D−フルクトフラノシド、又は4,1’,6’−トリクロロ−4,1’,6’−トリデオキシガラクトスクロース;4,6−ジクロロ−4,6−ジデオキシ−α−D−ガラクトピラノシル−6−クロロ−6−デオキシ−β−D−フルクトフラノシド、又は4,6,6’−トリクロロ−4,6,6’−トリデオキシガラクトスクロース;6,1’,6’−トリクロロ−6,1’,6’−トリデオキシスクロース;4,6−ジクロロ−4,6−ジデオキシ−α−D−ガラクト−ピラノシル−1,6−ジクロロ−1,6−ジデオキシ−β−D−フルクトフラノシド、又は4,6,1’,6’−テトラクロロ4,6,1’,6’−テトラデオキシガラクトスクロース;4,6,1’,6’−テトラデオキシ−スクロース、又はこれらの組み合わせを含むクロロデオキシスクロース及びクロロデオキシガラクトスクロース誘導体の例;
タウマオコッカス・ダニエリ(thaumaoccous danielli)、タリン、又はこれらの組み合わせ等のタンパク質系甘味料;並びに
アミノ酸系甘味料が挙げられる。
更に、高甘味度甘味料は、様々な独特な物理的形態、例えば、当該技術分野で既知の形態で使用して、甘味の初期バースト及び/又は甘味の遅延性感覚をもたらすことができる。これらに限定されることなく、このような物理的形態は、遊離形態(例えば、噴霧乾燥若しくは粉末化)、ビーズ化形態、カプセル封入形態、又はこれらの組み合わせを含む。
チューインガム組成物は、任意選択により着色料を更に含んでもよい。着色料(色素、着色剤、染色料)は、チューインガムの所望の色素を生成するのに有効な量で使用することができる。好適な着色料は、顔料を含み、これは、チューインガムの総重量に基づいて最大約6wt%の量で組み込むことができる。例えば、二酸化チタンは、チューインガムの総重量に基づいて最大約2wt%、具体的には約1wt%未満の量で組み込むことができる。好適な着色料は、食品、薬物、及び化粧品適用に好適な、天然の食紅及び染料も含む。
好適な色素は、アナトー抽出物(E160b)、ビキシン、ノルビキシン、アスタキサンチン、脱水テンサイ(テンサイ粉末)、テンサイ根赤色/ベタニン(E162)、ウルトラマリンブルー、カンタキサンチン(E161g)、クリプトキサンチン(E161c)、ルビキサンチン(E161d)、ビオランキサンチン(E161e)、ロドキサンチン(E161f)、キャラメル(E150(a〜d))、β−アポ−8’−カロテナール(E160e)、β−カロチン(E160a)、αカロチン、ガンマカロチン、β−アポ−8カロテナールのエチルエステル(E160f)、フラボキサンチン(E161a)、ルテイン(E161b)、コチニール抽出物(E120)、カーマイン(E132)、カルモイシン/アゾルビン(E122)、銅クロロフィリンナトリウム(E141)、クロロフィル(E140)、焼き部分脱脂料理済み綿実粉、グルコン酸第一鉄、乳酸第一鉄、ブドウ色素抽出物、ブドウ果皮抽出物(エノシアニナ)、アントシアニン(E163)、ヘマトコッカス藻粗粉、合成酸化鉄、酸化鉄及び水酸化鉄(E172)、果汁、野菜汁、乾燥藻粗粉、マンジュギク(Aztec marigold)粗粉及び抽出物、ニンジン油、トウモロコシ胚乳油、パプリカ、パプリカオレオレジン、ファフィア属酵母、リボフラビン(E101)、サフラン、二酸化チタン、ウコン(E100)、ウコンオレオレジン、アマランス(E123)、カプサンシン/カプソルビン(E160c)、リコピン(E160d)、FD&C青色1号、FD&C青色2号、FD&C緑色3号、FD&C赤色3号、FD&C赤色40号、FD&C黄色5号、及びFD&C黄色6号、タートラジン(E102)、キノリン黄色(E104)、サンセットイエロー(E110)、ポンソー(E124)、エリトロシン(E127)、パテントブルーV(E131)、二酸化チタン(E171)、アルミニウム(E173)、銀(E174)、金(E175)、顔料ルビン/リソールルビンBK(E180)、炭酸カルシウム(E170)、カーボンブラック(E153)、ブラックPN/ブリリアントブラックBN(E151)、グリーンS/アシッドブリリアントグリーンBS(E142)、又はこれらの組み合わせを含む。一実施形態では、公認の色素は、FD&Cアルミニウムレーキ、又はこれらの組み合わせを含み得る。すべてのFD&C着色剤の完全な列挙及び対応する化学構造式は、Kirk−Othmer Encyclopedia of Chemical Technology、4編、1巻、492〜494頁で閲覧できる。
チューインガムに使用する例示的な食用酸又はその塩には、酢酸、アジピン酸、アスコルビン酸、酪酸、クエン酸、ギ酸、フマル酸、グリコン酸、乳酸、リン酸、リンゴ酸、シュウ酸、コハク酸、酒石酸、及びこれらのアルカリ金属塩(例えば、クエン酸ナトリウム二水和物)、又はこれらの組み合わせを挙げることができる。食用酸又はその塩は、遊離形態又はカプセル封入形態で使用してもよい。
チューインガム組成物は、感覚惹起剤を含んでもよい。例示的な感覚惹起剤は、冷感剤、温感剤、刺痛剤、発泡剤、又はこれらの組み合わせを含む。冷感剤(「冷却材」)は、口内、鼻腔内、又は皮膚上に冷感又は清涼感効果を与える添加剤である。例えば、有用な冷感剤の中でも、メンタン、メントン、ケタール、メントンケタール、メントングリセロールケタール、置換p−メンタン、非環状カルボキサミド、モノメンチルグルタレート、置換シクロヘキサナミド、置換シクロヘキサンカルボキサミド、置換尿素及びスルホンアミド、置換メンタノール、p−メンタンのヒドロキシメチル及びヒドロキシメチル誘導体、2−メルカプト−シクロ−デカノン、2−6個の炭素原子を有するヒドロキシカルボン酸、シクロヘキサナミド、酢酸メンチル、サリチル酸メンチル、N,2,3−トリメチル−2−イソプロピルブタナミド(WS−23)、N−エチル−2,2−ジイソプロピルブタナミド、N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミド(WS−3)、N−[[5−メチル−2−(1−メチルエチル)シクロヘキシル]カルボニル]グリシン(WS−5)のエチルエステル、並びに参照により本明細書にその全体が援用される、Erman等によって米国特許第7,189,760号に開示される、実質的に純粋なN−[[5−メチル−2−(1−メチルエチル)シクロヘキシル]カルボニル]グリシンのエチルエステル、イソプレゴール、メンチルオキシプロパンジオール、3−(1−メントキシ)プロパン−1,2−ジオール、3−(1−メントキシ)−2−メチルプロパン−1,2−ジオール、p−メンタン−2,3−ジオール、p−メンタン−3,8−ジオール、6−イソプロピル−9−メチル−1,4−ジオキサスピロ[4,5]デカン−2−メンタノール、コハク酸メンチル及びそのアルカリ土類金属塩、トリメチルシクロヘキサノール、N−エチル−2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキサンカルボキサミド、N−(4−シアノメチルフェニル)p−メンタンカルボキサミド(G−180)、ハッカ油、ペパーミント油、3−(1−メントキシ)エタン−1−オール、3−(1−メントキシ)プロパン−1−オール、3−(1−メントキシ)ブタン−1−オール、1−メンチル酢酸N−エチルアミド、1−メンチル−4−ヒドロキシペンタノエート、1−メンチル−3−ヒドロキシブチレート、N,2,3−トリメチル−2−(1−メチルエチル)−ブタナミド、n−エチル−t−2−c−6ノナジエナミド、N,N−ジメチルメンチルコハク酸アミド、置換p−メンタン、置換p−メンタン−カルボキサミド、2−イソプロパニル−5−メチルシクロヘキサノール(久光製薬(株)製、以下「イソプレゴール」);メントングリセロールケタール(FEMA 3807、商標名FRESCOLAT(登録商標)タイプMGA);3−1−メントキシプロパン−1,2−ジオール(高砂製、FEMA 3784);及び乳酸メンチル;(Haarman & Reimer製、FEMA 3748、商標名FRESCOLAT(登録商標)タイプML)、WS−30、WS−14、ユーカリ抽出物(p−Mehtha−3,8−ジオール)、メントール(その天然又は合成誘導体)、メントールPG炭酸塩、メントールEG炭酸塩、メントールグリセリルエーテル、N−t−ブチル−p−メンタン−3−カルボキサミド、P−メンタン−3−カルボン酸グリセロールエステル、メチル−2−イソプリル−ビシクロ(2.2.1)、ヘプタン−2−カルボキサミド;メントールメチルエーテル、メンチルピロリドンカルボキシレート;2,5−ジメチル−4−(1−ピロリジニル)−3(2H)−フラノン;環状α−ケトエナミン、3−メチル−2−(1−ピロリジニル)−2−シクロペンテン−1−オン及び5−メチル−2−(1−ピロリジニル)−2−シクロペンテン−1−オンを含むシクロペンテン等のシクロテン誘導体、次式の化合物、が挙げられる:
Figure 2017513493

式中、Bは、H、CH、C、OCH、OC;及びOHから選択され;Aは、式−CO−Dの部分であり、Dは、以下の部分:(i)−NR(式中、R及びRは、独立に、H並びにC〜C直鎖又は分枝鎖脂肪族、アルコキシアルキル、ヒドロキシアルキル、芳香脂肪族及びシクロアルキル基から選択されるか、又はR及びRは、これらに結合している窒素原子と共に、任意選択により置換された、5又は6員環の複素環の一部を形成する)と;(ii)−NHCHCOOCHCH、−NHCHCONH、−NHCHCHOCH、−NHCHCHOH、−NHCHCH(OH)CHOHと、(iii)
Figure 2017513493

とりわけ、参照によりその全体が本明細書に援用された、Bell等によるPCT特許出願WO2006/125334に開示される:
からなる群から選択される部分;又はこれらの組み合わせから選択される。他の化合物は、Hofmann等による米国特許第6,592,884号で開示されるα−ケトエナミンを含み、この開示は参照することによりその全体を本明細書に援用する。これらの、またその他の好適な冷感剤は、以下の米国特許:米国特許第4,230,688号;同第4,032,661号;同第4,459,425号;同第4,178,459号;同第4,296,255号;同第4,136,163号;同第5,009,893号;同第5,266,592号;同第5,698,181号;同第6,277,385号;同第6,627,233号;同第7,030,273号に更に記載されており、これらはすべて、参照することによりこれらの全体を本明細書に援用する。更に他の好適な冷感剤を、以下の米国公開特許出願:米国特許第2005/0222256号;同第2005/0265930号に更に記載されており、これらはすべて、参照することによりこれらの全体を本明細書に援用する。
温感剤は、使用者に温感の感覚信号をもたらすことが知られている多種多様な化合物から選択してもよい。これらの化合物は、特に口腔内で、温感の感知感覚を与え、多くの場合、風味料、甘味料及びその他の感覚刺激性成分の感知を向上させる。有用な温感剤の中でも、日本、東京の高砂香料工業株式会社によって供給されるバニリルアルコールn−ブチルエーテル(TK−1000)、バニリルアルコールn−プロピルエーテル、バニリルアルコールイソプロピルエーテル、バニリルアルコールイソブチルエーテル、バニリルアルコールn−アミノエーテル、バニリルアルコールイソアミルエーテル、バニリルアルコールn−ヘキシルエーテル、バニリルアルコールメチルエーテル、バニリルアルコールエチルエーテル、ジンジェロール、カプサイシン、ジヒドロカプサイシン、ノルジヒドロカプサイシン、ホモカプサイシン、ホモジヒドロカプサイシン、エタノール、イソプロポールアルコール、イソ−アミルアルコール、ベンジルアルコール、グリセリン、又はこれらの組み合わせが挙げられる。
一実施形態では、刺痛剤を用いて、使用者に打診痛、刺痛又は麻痺の感覚を与えてもよい。刺痛剤としては、ジャンブオレオレジン又はパラクレス(スピランテス属)(活性成分はスピラントールである);サーンショオール−I、サーンショオール−II、及びサンショアミドとして知られる成分を含む、日本の山椒抽出物(サンショウ(Zanthoxylum peperitum);ペリラルチン;4−(1−メントキシメチル)−2−フェニル−1,3−ジオキソラン;活性成分チャビシン及びピペリンを含む、黒コショウ抽出物(コショウ(piper nigrum));エキナセア抽出物;アメリカザンショウ抽出物;トランス−ペリトリン、及びトウガラシオレオレジン;又はこれらの組み合わせ、が挙げられるが、これらに限定されない。一実施形態では、ジャンブ又はサーンショオール等の物質から抽出したアルキルアミドを含んでもよい。加えて、一実施形態では、感覚は、発泡のために作り出される。このような発泡は、アルカリ性物質を酸性物質と組み合わせることにより作り出され、これらの物質のいずれか又は両方は、カプセル封入されてもよい。一実施形態では、アルカリ性物質は、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属重炭酸塩、アルカリ土類金属炭酸塩、アルカリ土類金属重炭酸塩、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。一実施形態では、酸性物質は、酢酸、アジピン酸、アスコルビン酸、酪酸、クエン酸、ギ酸、フマル酸、グリコン酸、乳酸、リン酸、リンゴ酸、シュウ酸、コハク酸、酒石酸、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。「刺痛」タイプの感覚惹起剤の例としては、米国特許第6,780,443号、同第6,159,509号、同第5,545,424号、及び同第5,407,665号で開示されるものが挙げられ、それぞれ、参照することによりそれら全体を本明細書に援用する。
チューインガム組成物は、任意選択により風味調節剤又は増強剤を更に含んでもよい。甘味は、風味調節剤若しくは増強剤から、及び/又は風味剤から、並びに甘味料から生じ得る。風味増強剤は、それら自体の特徴的な味又は芳香知覚を導入することなく、元の物質の味又は芳香知覚を強めるか、補うか、調節するか、又は向上させる物質からなり得る。風味調節剤は、別の成分の特徴を捕捉するか、又は打ち消す、それら自体の特徴を与え得る。一実施形態では、風味、甘味、酸味、旨味、こく味、塩味、又はこれらの組み合わせの知覚を強めるか、補うか、調節するか、又は向上させるように設計された風味調節剤又は増強剤を含むことができる。したがって、風味調節剤又は増強剤の添加は、チューインガム全体の味に影響を与えることができる。例えば、風味料は、バニラ、バニリン、エチルマルトール、フルフアール、プロピオン酸エチル、ラクトン、又はこれらの組み合わせなどの、風味調節剤又は増強剤の包含により追加の甘味特色を有するように組み合わせることができる。
例示的な風味調節剤又は増強剤は、グリチルリチン酸モノアンモニウム、カンゾウグリチルリチン酸塩、ダイダイ、アラピリダイン、アラピリダイン(N−(1−カルボキシエチル)−6−(ヒドロキシメチル)ピリジニウム−3−オール)分子内塩、ミラクリン、クルクリン、ストロジン、マビンリン、ギムネマ酸、シナリン、グルピリダイン、ピリジニウム−ベタイン化合物、ネオテーム、タウマチン、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、タガトース、トレハロース、マルトール、エチルマルトール、バニラ抽出物、バニラオレオレジン、バニリン、テンサイ抽出物(アルコール抽出物)、サトウキビ葉エキス(アルコール抽出物)、G−タンパク質連結受容体(T2R及びT1R)に応答する化合物、又はこれらの組み合わせを含む。一実施形態では、糖酸、塩化ナトリウム、塩化カリウム、重硫酸ナトリウム、又はこれらの組み合わせが使用される。一実施形態では、グルタミン酸一ナトリウム、グルタミン酸一カリウム等のグルタミン酸塩、加水分解植物性タンパク質、加水分解動物性タンパク質、酵母抽出物、又はこれらの組み合わせが含まれる。更なる例は、アデノシン一リン酸(AMP)、グルタチオン、及びイノシン一リン酸等のヌクレオチド、イノシン酸二ナトリウム、キサントシン一リン酸、グアニル酸一リン酸、又はこれらの組み合わせを含む。こく味を与える風味増強剤組成物の更なる例は、Kuroda等による米国特許第5,679,397号にもまた包含される。
本明細書で使用される風味調節剤、風味増強剤、及び風味剤の量は、最終生成組成物の種類、個々の風味、及び所望される風味の強さ等の要素を対象とする好みの問題であり得る。したがって、風味料の量は、最終生成物において所望の結果を得るように変化し得、このような変化は、過度の実験をすることなく、当業者の能力の範囲内である。
チューインガム組成物は、任意選択により保湿剤を更に含んでもよい。例示的な保湿剤は、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、又はこれらの組み合わせを含む。保湿剤の量は、製造、包装、保管、及び使用中、最終チューインガム生成物が、周りの環境から過度に水分を吸収しないことを保証するために制御することができる。
チューインガム組成物は、ガムベースで使用される本明細書に記載されるもの等の軟化剤を更に含んでもよい。
チューインガム組成物は、標準技術及び当該技術分野において知られる器具を使用して調製することができる。
例示的な一プロセスでは、ガムベースは、ガムベースの物理的及び化学的性質に悪影響を及ぼさずにガムベースを軟化するのに十分に高い温度まで加熱されるが、これは、使用されるガムベースの組成により変化し、過度の実験を行うことなく当業者により容易に決定される。例えば、ブレンドを可塑化し、ガムベースの硬度、粘弾性及び成形性を調節するための可塑剤、充填剤、及び軟化剤等いずれかが存在する場合、ガムベースが十分に融解するのに十分な時間かけて、例えば約30分間、ガムベースを慣例的に約40℃〜約160℃に溶かしてもよく、又は約150℃〜約175℃に溶かしてもよく、その直後に、ガムベースの残りの成分と増加的に混合させる。次に、チューインガム成分を融解ガムベースとブレンドし、クランチ粒子(クランチ粒子チューインガム組成物の場合)及び着色粒子(着色粒子チューインガム組成物の場合)を典型的には、混合工程の後段階に向かって添加し、そのサイズ、クランチ粒子の場合には、そのクランチを維持する。チューインガム組成物の均一な又は均質な混合物が得られるまで、混合を続ける。
別の例示のプロセスでは、ガムベース又はガムベース成分を事前融解せずに、チューインガム成分をガムベースと混合する。チューインガム組成物の均一な又は均質な混合物が得られるまで、混合を続ける。この実施形態の範囲内では、ガムベースは、より高い温度での融解ではなく、むしろ、40〜50℃で軟化することができるペレット化ガムベースの形態であってもよい。
別の実施形態では、融解したガムベース及びペレット化ガムベースの組み合わせを使用することができる。
複数のテクスチャーのチューインガム製品は、一般に、2つ、3つ、4つ、又はそれ以上の層を含む。一実施形態では、すべてではないが少なくとも1つの層が、クランチ粒子を含む。別の実施形態では、すべての層が、クランチ粒子を含有する。複数のテクスチャーのチューインガム製品の形成は、共押出法、積層法、圧縮法、圧延及びスコアリング法、チェーン・ダイ法、ロータリー・ダイ法、若しくはカット及びラップ法、又はこれらの組み合わせによって成形できる。複数のテクスチャーのチューインガムを作製するために使用する組成物は、バッチ法又は連続法を用いて形成できる。
一実施形態では、チューインガム組成物は、参照することによりその全体が本明細書に援用される、2013年3月15日に出願された国際出願公開WO2013158291のSystem and Method for Manufacturing Chewing Gumに記載される連続法において調製される。
いくつかの実施形態では、複数のテクスチャーのチューインガムは、チェーン・ダイ法、又は圧延及びスコアリング法を用いてばらばらの単位に作製される。
複数のテクスチャーのチューインガム製品は、スラブ、スティック、ペレット、キューブ状等の形態のばらばらの単位に作製することができる。ばらばらの単位での作製は、チェーン・ダイ法、又は圧延及びスコアリング法を用いて実現できる。
一実施形態では、ギロチンナイフを使用して、複数のテクスチャーのチューインガムを、その1つ、2つ、3つ、4つ又はそれ以上の側面に視覚的に独特な層を有するばらばらの単位に切断する。任意選択により、散布媒体(例えば、散布粉剤、圧延化合物等)の代わりに、食用油抗粘着剤を使用して、チューインガムがナイフ又はその他の処理装置にくっつくのを防止してもよい。油は、切断前に直接チューインガムに適用してよい。例示的な油抗粘着材は、軽油を含む。代替形態では、処理装置上にパン剥離剤を使用してもよい。
テクスチャー分析
複数のテクスチャーのチューインガム製品は、従来のチューインガムと比べて異なるテクスチャー及び食感を呈する。違いを特徴付けるために、様々な分析試験が開発され、最初に噛んだときと、最初に噛んでから噛み砕くまでの、複数のテクスチャーのチューインガム製品と従来のチューインガムとの間の違いを特徴付けた。
複数のテクスチャーのチューインガム製品のいくつかの実施形態は、従来のチューインガムよりもクランチであるか、又はそうでなければ異なる、最初の噛み砕くテクスチャーを有する。これは、消費者に新しく心地良い経験を与える。「初期クランチ」を定量的に特徴付けるために、実施例2で説明した初期クランチテクスチャーアナライザー試験(又は単に「テクスチャーアナライザー試験」とする)を実施することができる。一般に、テクスチャーアナライザー試験は、1ミリメートル/秒のプローブ速度及び95%のプローブ貫入(95%の試料が、加えた力の方向にプローブで貫入される)で2ミリメートル(mm)のプローブ(シリンダー、長さ25mm)を備えたテクスチャー分析装置を用いて実施し、試料の種類毎に8回行ない、応力対プローブ貫入(%)又は応力−ひずみ曲線として結果を得る。
複数のテクスチャーのチューインガム製品の応力対プローブ貫入(%)曲線(或いは「応力−ひずみ曲線」と呼ぶ)は、従来のコーティングされていないスラブ若しくはスティック型又は硬質パンコーティングチューインガムペレット等の従来のチューインガムとは大きく異なる。従来のコーティングされていないスラブガムは、概して正の傾きを有し(例えば、図1Aの点線を参照)、ピーク、すなわち複数のテクスチャーのチューインガム製品の応力−ひずみ曲線中に存在する応力の極大部分がない(例えば、図1Aの実線を参照)応力−ひずみ曲線を示す。「ピーク」は、片方側に正の傾きを有し、他方側に負の傾きを有する。ピークの形状及び大きさは、変化し、各粒子状物質の種類(サイズ、形状)及び量;並びに各層の量によって決まる。曲線中のピーク又は変化は、そしゃく抵抗を表し、消費者が試料を一口噛んだときに感知される異なる感覚に関連する。
一実施形態では、複数のテクスチャーのチューインガム製品は、応力対プローブ貫入(%)の曲線中の少なくとも2つの正の傾き及び少なくとも1つの負の傾きと、少なくとも50万パスカル、具体的には少なくとも75万パスカル、より具体的には少なくとも100万パスカルの応力範囲をカバーする少なくとも1つの負の傾きとがある、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を有する。「少なくともx百万Paの範囲をカバーする少なくとも1つの負(下方)の傾き」は、負の傾きのピークから曲線が正の傾きに変わるところ又は曲線が終わるところまで、応力が少なくともx百万パスカル減少することを意味する。一実施形態では、複数のテクスチャーのチューインガム製品は、製品中へのプローブ貫入の最初の10%の間に少なくとも200万パスカル、具体的には少なくとも250万パスカルの応力を要するという、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を更に有することができる。複数のテクスチャーのチューインガム製品は、製品中へのプローブ貫入60%〜90%の間で少なくとも200万パスカル、具体的には製品中へのプローブ貫入60%〜90%の間で少なくとも300万パスカル、より具体的には少なくとも400万パスカル、更により具体的には少なくとも500万パスカルの応力ピークがあるという、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を更に有することができる。
複数のテクスチャーのチューインガム製品は、製品中へのプローブ貫入20%〜80%の間での最大応力値と最小応力値との間の差が、少なくとも250万パスカル、具体的には少なくとも300万パスカルであるという、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を更に有することができる。
特徴及び利点は、例示目的で提供される以下の実施例によってより完全に示され、本発明を限定するものとは決して解釈されるべきでない。
実施例1イソマルトクランチ粒子を有する複数のテクスチャーのチューインガム
二重層の複数のテクスチャーのチューインガム製品を調製するが、第1の層の着色(非白色)チューインガムは、粒径がふるい分け分析に基づいて0.8mmより少なくとも90%大きく、10%>1.25mm以下を範囲とするイソマルトクランチ粒子を含有し;第2の層白色チューインガムは、任意選択の着色粒子を含有する。着色チューインガム及び白色チューインガムは、約1:1の重量比である。各チューインガム組成物の成分を表1に列挙する。
Figure 2017513493
例えば、ソルビトール、マルチトール、キシリトール
ガムベースを融解するまで溶かすことによって有色チューインガムを調製した。次いで、風味料、冷感剤、及び糖ポリオールを混合しながら添加し、後続してイソマルトクランチ粒子及び高甘味度甘味料を添加して有色チューインガム組成物を形成する。白色ガムは、同様でのプロセスで、着色粒子(使用する場合)をプロセスの終わりに向かって添加することにより、別に調製した。2種のチューインガム組成物をデュアルヘッド押出機で共押出し、カレンダー加工プロセスにかけ、次いで複数個の切り分け、その結果、本質的に同等の有色チューインガム部分と白色チューインガム部分とを有する2層のチューインガムが形成され、この最終チューインガム生成物は、複数のテクスチャーのチューインガム製品の総重量に基づいて約6〜11wt%のイソマルトクランチ粒子を含有していた。
実施例2.初期のクランチ、テクスチャーアナライザー試験
実施例1のチューインガムを、試料の初期テクスチャーを、表2に記載の4種の比較例チューインガムと比べて定性的かつ定量的に区別できる方法によって、初期クランチについて分析した。
Figure 2017513493
初期のクランチ、テクスチャーアナライザー試験
試料の初期クランチは、1ミリメートル/秒のプローブ速度及び95%のプローブ貫入(95%の試料が、加えた力の方向にプローブで貫入される)で2ミリメートル(mm)のプローブ(シリンダー、長さ25mm)を備えたテクスチャー分析装置(Stable Micro Systems製のTA.XT.Plus Texture Analyser)を使用して測定した。イソマルトクランチ粒子を含有する層が最初にプローブで貫入されるように試料を配向させた。試料を分析し、試料の力の抵抗を、時間及び/又は貫入の関数として記録する。結果を、応力対プローブ貫入(%)曲線中に記録する。試料の種類毎に8回行なった。
従来のコーティングされていないスラブ状チューインガムの応力対プローブ貫入(%)曲線は、図1Aに示す点線のような特性を示す。曲線は、偏差を一切示さない。高いプローブ貫入(90%超)での応力増加は、プラテンに対して物質を圧するプローブに関連する。
実施例1A及び1Bのチューインガムの試料の「応力−ひずみ」曲線を、それぞれ、図1A及び図1Bに実線で示す。平均して、曲線は、応力対プローブ貫入(%)曲線中の少なくとも2つの正の傾き及び1つの負の傾きを有する。プローブ貫入%は、プローブが加えられた力の方向に試料中へ貫入した厚さのパーセントである。ピークの形状及び大きさは、変化し、各粒子状物質の種類(サイズ、形状)及び量;並びに各層の量によって決まる。ピークは、消費者が試料を一口噛んだときに感知される異なる感覚に関連する。すべての試料において、プローブがプラテンの表面に近づく事実から、100%のひずみに到達するに従い、応力は増加する。
実施例1A及び1Bの初期クランチ、テクスチャーアナライザー試験の結果を、比較例チューインガムC1〜C4の結果と共に、表3に列挙する。記録した結果は、各試料ごとに試験した8回分の結果の平均を考慮する。図1〜図5は、応力−ひずみ曲線である。
表3において、「プローブ貫入20〜80%の間の最大応力値/最小応力値の比」は、試料へのプローブ貫入20%〜80%に対応する応力対プローブ貫入(%)曲線の一部の範囲内の最高応力値と最低応力値との比を意味する。
表3において、「百万パスカル単位で表す20%〜80%の範囲」は、試料へのプローブ貫入20%〜80%に対応する応力対プローブ貫入(%)の曲線の一部において、百万パスカル単位で記録された最高応力値から最低応力値を差し引いた値を意味する。
応力対プローブ貫入(%)の曲線は、負(下方)の傾きと正(上方)の傾きの両方を有し得る。表3において、「少なくとも2つの正の傾き及び少なくとも1つの負の傾きがあるか?」という問いは、応力対プローブ貫入(%)の曲線中の少なくとも2つの正(上方)の傾き及び少なくとも1つの負(下方)の傾きがあるか?を意味する。
表3において、「少なくとも100万Paの範囲をカバーする少なくとも1つの負(下方)の傾きがあるか?」という問いは、負の傾きのピークから曲線が正の傾きに変わるところ又は曲線が終わるところまで、応力が、少なくとも100万パスカル減少するかを尋ねている。
表3において、「0〜10%のプローブ貫入で、少なくとも200万Paの応力が必要か?」という問いは、試料へのプローブ貫入が0〜10%の間で、最高応力値が、少なくとも200万パスカルであるかを尋ねている。
表3において、「60〜90%のプローブ貫入で、少なくとも200万Paの応力ピークがあるか?」という問いは、試料へのプローブ貫入60〜90%の間で、最高応力値が、少なくとも200万パスカルであるかを尋ねている。
Figure 2017513493
図1Aに示すように、実施例1Aのチューインガムの応力−ひずみ曲線は、点線で示す従来のチューインガム試料(C4)の曲線と比べて独特な線を示す。
比較例のチューインガムの結果を図2〜図5に示す。C1及びC4は、応力−ひずみ曲線中に完全にピークがない点で、実施例1のチューインガムとは異なる。「風味結晶」を含有することが公示されているC2は、いくつかの小さなピークを示すが、実施例1の試料が示したピークよりかなり大きさが小さい。硬質コーティングペレット状ガムC3は、チューインガムペレットを完全に取り囲んだ硬質外装に起因して、応力−ひずみ曲線中にピークの存在を示す唯一の比較試料である。
用語「含めた(comprising)」(「含む(comprises)等も」)、「有する(having)」、及び「含めた(including)」は、本明細書で用いる場合、包括的(上限なし)であり、追加の列挙されていない要素又は方法の工程を除外しない。文脈が明らかに既定しない限り、単数形「a」、「an」、及び「the」は、複数の指示対象を含む。同じ特性又は成分を対象とする全範囲の端点は、独立に、組み合わせ可能であり、列挙される端点を包含する。用語「これらの組み合わせ」は、一覧の2種以上の成分を包含する。「均質な」という用語は、成分の均一な配合を指す。用語「第1の」、「第2の」等、「1次」、「2次」等は、本明細書で用いる場合、順序、量、又は重要性を一切示さず、むしろ一要素を他から区別するために使用される。
本発明を例示的実施形態を参照して説明したが、当業者は、様々な変更が可能であり、本発明の範囲から逸脱することなく同等物をその要素に置き換えることが可能であることを理解するであろう。加えて、多くの改変は、本発明の本質的な範囲から逸脱することなく、特定の状況又は物質を本発明の教示に適合させるためになされ得る。したがって、本発明を実施するために企図された最善の様式として、本発明を開示された特定の実施形態に限定するのではなく、本発明が、添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれるすべての実施形態を含むことを目的とする。

Claims (30)

  1. クランチ粒子チューインガム組成物層と、前記クランチ粒子チューインガム組成物層と連続的に接触している非クランチ粒子チューインガム組成物層と、を含む複数のテクスチャーのチューインガム製品であって、
    前記クランチ粒子チューインガム組成物層が、前記クランチ粒子チューインガム組成物全体にわたって分布する、ガムベース、バルク甘味料、及び複数のクランチ粒子を含み、
    前記非クランチ粒子チューインガム組成物層が、前記非クランチ粒子チューインガム組成物全体にわたって分布する、ガムベース、バルク甘味料、及び任意選択の複数の着色粒子を含み、前記非クランチ粒子チューインガム組成物がクランチ粒子を含まず、
    前記複数のテクスチャーのチューインガム製品が、コーティングされておらず、
    ここで、
    i.前記複数のテクスチャーのチューインガム製品が、応力対プローブ貫入(%)の曲線中の少なくとも2つの正の傾き及び少なくとも1つの負の傾きと、少なくとも50万パスカル、少なくとも75万パスカル、又は少なくとも100万パスカルの応力範囲をカバーする少なくとも1つの負の傾きとがある、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を有し、前記テクスチャーアナライザー試験が、応力対プローブ貫入(%)としての結果を与えるか、又は
    ii.前記複数のテクスチャーのチューインガム製品が、前記製品中へのプローブ貫入の最初の10%の間に少なくとも200万パスカルの応力を必要とするという、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を有し、前記テクスチャーアナライザー試験が、応力対プローブ貫入(%)としての結果を与えるか、又は
    iii.前記複数のテクスチャーのチューインガム製品が、前記製品中へのプローブ貫入20%〜80%の間での最大応力値と最小応力値との間の差が、少なくとも250万パスカル、具体的には少なくとも300万パスカルであるという、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を有し、前記テクスチャーアナライザー試験が、応力対プローブ貫入(%)としての結果を与えるか、又は
    iv.これらの組み合わせである、
    複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  2. 応力対プローブ貫入(%)の曲線中の少なくとも2つの正の傾き及び少なくとも1つの負の傾きと、少なくとも50万パスカル、少なくとも75万パスカル、又は少なくとも100万パスカルの応力範囲をカバーする少なくとも1つの負の傾きとがある、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を有し、前記テクスチャーアナライザー試験が、応力対プローブ貫入(%)としての結果を与える、請求項1に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  3. 前記製品中へのプローブ貫入の最初の10%の間に少なくとも200万パスカルの応力を必要とするという、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を有し、前記テクスチャーアナライザー試験が、応力対プローブ貫入(%)としての結果を与える、請求項1に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  4. 前記製品中へのプローブ貫入20%〜80%の間での最大応力値と最小応力値との間の差が、少なくとも250万パスカル、具体的には少なくとも300万パスカルであるという、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を有し、前記テクスチャーアナライザー試験が、応力対プローブ貫入(%)としての結果を与える、請求項1に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  5. 前記製品中へのプローブ貫入60%〜90%の間で少なくとも200万パスカル、少なくとも300万パスカル、少なくとも400万パスカル、又は少なくとも500万パスカルの応力ピークを有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  6. 前記クランチ粒子が、結晶糖ポリオールである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  7. 前記クランチ粒子が、結晶イソマルト、キシリトール、又はこれらの組み合わせである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  8. 前記クランチ粒子が、ふるい分け分析により約0.5〜約1.4mmの粒径を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  9. 前記クランチ粒子が、前記クランチ粒子チューインガム組成物の総重量に基づいて約5〜約30wt%の量で存在するか、又は
    前記クランチ粒子が、前記複数のテクスチャーのチューインガム製品の総重量に基づいて約2.5〜約15wt%の量で存在する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  10. 前記着色粒子が、着色料及び担体を含み、
    前記担体が、バルク甘味料、トリグリセリド、ヒドロコロイド、又はこれらの組み合わせである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  11. 前記着色粒子が、前記非クランチ粒子チューインガム組成物の総重量に基づいて約0.1〜約2.0wt%の量で存在するか、又は
    前記着色粒子が、前記複数のテクスチャーのチューインガム製品の総重量に基づいて約0.05〜約1.0wt%の量で存在する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  12. 前記クランチ粒子チューインガム組成物、前記非クランチ粒子チューインガム組成物、又は両方が、追加成分を更に含み、前記追加成分が、風味剤、高甘味度甘味料、食用酸若しくはその塩、感覚惹起剤、風味調節剤若しくは増強剤、着色料、保湿剤、塩、軟化剤、又はこれらの組み合わせである、請求項1〜11のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  13. 前記クランチ粒子チューインガム組成物が、前記非クランチ粒子チューインガム組成物とは異なる色を有する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  14. 前記クランチ粒子チューインガム組成物が、前記非クランチ粒子チューインガム組成物とは異なる風味を有する、請求項1〜13のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  15. 重量比が約70:30〜約30:70のクランチ粒子チューインガム組成物層と非クランチ粒子チューインガム組成物層とを含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  16. 重量比が約60:40〜約40:60のクランチ粒子チューインガム組成物層と非クランチ粒子チューインガム組成物層とを含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  17. 重量比が約55:45〜約45:55のクランチ粒子チューインガム組成物層と非クランチ粒子チューインガム組成物層とを含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  18. 重量比が約50:50のクランチ粒子チューインガム組成物層と非クランチ粒子チューインガム組成物層とを含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  19. スラブ又はスティック形態の、請求項1から18のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  20. 前記クランチ粒子チューインガム組成物を形成することと、
    前記非クランチ粒子チューインガム組成物を形成することと、
    非クランチ粒子チューインガム組成物層と連続的に接触している着色粒子チューインガム組成物層を有する複数のテクスチャーのチューインガムを形成することと、
    を含む、請求項1〜19のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品の製造方法。
  21. 少なくとも2つのチューインガム組成物層を含む複数のテクスチャーのチューインガム製品であって、
    少なくとも1つのチューインガム組成物層が、前記チューインガム組成物全体にわたって分布する複数のクランチ粒子を含み、
    任意選択により、前記複数のテクスチャーのチューインガム製品が、コーティングされておらず、
    ここで、
    i.前記複数のテクスチャーのチューインガム製品が、応力対プローブ貫入(%)の曲線中の少なくとも2つの正の傾き及び少なくとも1つの負の傾きと、が、少なくとも50万パスカル、少なくとも75万パスカル、又は少なくとも100万パスカルの応力範囲をカバーする少なくとも1つの負の傾きとがあるという、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を有し、前記テクスチャーアナライザー試験が、応力対プローブ貫入(%)としての結果を与えるか、又は
    ii.前記複数のテクスチャーのチューインガム製品が、前記製品中へのプローブ貫入の最初の10%の間に少なくとも200万パスカルの応力を必要とするという、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を有し、前記テクスチャーアナライザー試験が、応力対プローブ貫入(%)としての結果を与えるか、又は
    iii.前記複数のテクスチャーのチューインガム製品が、前記製品中へのプローブ貫入20%〜80%の間での最大応力値と最小応力値との間の差が、少なくとも250万パスカル、具体的には少なくとも300万パスカルであるという、テクスチャーアナライザー試験によって決定される初期クランチ特性を有し、前記テクスチャーアナライザー試験が、応力対プローブ貫入(%)としての結果を与えるか、又は
    iv.これらの組み合わせである、
    複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  22. 製品へのプローブ貫入60%〜90%で少なくとも200万パスカル、少なくとも300万パスカル、少なくとも400万パスカル、又は少なくとも500万パスカルの応力ピークを有する、請求項21に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  23. 各チューインガム組成物層が、複数のクランチ粒子を含む、請求項21又は22に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  24. 前記複数のテクスチャーのチューインガム製品が、2つのチューインガム組成物層を含み、第1のチューインガム組成物層が、複数のクランチ粒子を含み、第2のチューインガム組成物層が、前記第2のチューインガム組成物層全体にわたって分布する、複数の着色粒子、複数のクランチ粒子、又は両方を含み、前記第1のチューインガム組成物層が、前記第2のチューインガム組成物層と連続的に接触している、請求項21又は22に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  25. 前記クランチ粒子が、結晶糖ポリオールであるか、又は
    前記クランチ粒子が、結晶イソマルト、キシリトール、又はこれらの組み合わせである、請求項21〜24のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  26. 前記クランチ粒子が、ふるい分け分析により約0.5〜約1.4mmの粒径を有する、請求項21〜25のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  27. 前記クランチ粒子が、前記複数のテクスチャーのチューインガム製品の総重量に基づいて約2.5〜約15wt%の量で存在する、請求項21〜26のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  28. 各チューインガム組成物層が、ガムベース、バルク甘味料、及び、任意選択により、追加成分を含み、前記追加成分が、風味剤、高甘味度甘味料、食用酸若しくはその塩、感覚惹起剤、風味調節剤若しくは増強剤、着色料、保湿剤、塩、軟化剤、又はこれらの組み合わせである、請求項21〜27のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  29. スラブ又はスティックの形態の、請求項21〜28のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品。
  30. 第1の前記チューインガム組成物全体にわたって分布する複数のクランチ粒子を含む、前記第1のチューインガム組成物を形成することと、
    第2のチューインガム組成物全体にわたって分布する複数の着色粒子、複数のクランチ粒子、又は両方を任意選択により含む前記第2のチューインガム組成物を形成することと、
    第2のチューインガム組成物層と連続的に接触している第1のチューインガム組成物層を含む複数のテクスチャーのチューインガムを形成することと、
    を含む、請求項21〜29のいずれか一項に記載の複数のテクスチャーのチューインガム製品の製造方法。
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