JP2017513056A - グレーティングカプラ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

グレーティングカプラ及びその製造方法が提供され、ここで、グレーティングカプラは、基板層(10)と、基板層(10)に配設された反射層(11)と、反射層(11)に配設された第1の制限層(12)と、第1の制限層(12)に配設された導波路コア層(13)と、導波路コア層(13)に配設された第2の制限層(14)とを含む。導波路コア層(13)は、サブミクロン導波路(130)、テーパ導波路(131)、扇形状回折グレーティング(132)、及び円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング(133)を含む。サブミクロン導波路(130)はテーパ導波路(131)の狭い端部に接続され、テーパ導波路(131)の広い端部は扇形状回折グレーティング(132)の凹形表面に接続され、扇形状回折グレーティング(132)の凸形表面は円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング(133)の凹形表面に接続される。グレーティングカプラは、垂直結合に基づいており、容易に高密度に集積化されるとともに、低い結合損失を有する。

Description

本発明は、光通信の分野に関し、詳細には、グレーティングカプラ及びその製造方法に関する。
電子デバイスの基本材料として使用されるシリコンのフォトニック適用は、近年、研究者の注目をますます引きつけており、シリコンベースオプトエレクトロニクスと光通信技術との組合せは、グローバル情報化の発展にとって重要な技術である。この技術を使用して、元来異なる材料の基板に製造されるレーザ、変調器、検出器、及び光スイッチなどのデバイスを、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor,相補型金属酸化膜半導体)プロセスと両立するSOI(Silicon On Insulator,シリコンオンインシュレータ)基板上に一緒に製造し、それによって、シリコンベースPIC(Photonic Integrated Circuit,フォトニック集積回路)チップを形成する。従来のPID(Photonic Integrated Device,フォトニック集積デバイス)デバイスと比較して、シリコンベースPICチップは、異なる材料及びプロセスの固有の特性の制限を克服し、低い電力消費、制御回路及び駆動回路プロセスとの両立性等によって特徴づけられる。
先行技術では、ファイバの光信号は、一般に、グレーティング結合によってシリコンベースPICチップの導波路に結合される。ここで、グレーティング結合とは、ファイバが、チップの上面又は底面からグレーティングカプラを通して、光を導波路中に回折することを意味する。一般的なグレーティングカプラでは、回折法則(ブラッグ式)に従う必要があることと、単方向結合効率に対するグレーティングカプラの対称性の制限とのために、ファイバは、一般に、位置合わせのために約10度傾ける必要があり、それは、デバイスのパッケージング、位置合わせなどをより困難にし、集積化垂直キャビティ面発光レーザVCSEL(Vertical−Cavity Surface−Emitting Laser)に不都合をもたらす。それゆえに、垂直結合を実施することができるグレーティングカプラが必要とされる。先行技術には、該当する垂直結合解決法が存在するが、下記の、既存の垂直結合グレーティングカプラが高密度に集積化することが困難であるとともに高い損失と複雑な製造プロセスとを有する、という問題がある。
本発明の実施例は、グレーティングカプラ及びその製造方法を提供し、グレーティングカプラは、垂直結合に基づいており、高密度に集積化することが容易であり、低い結合損失と簡単な製造プロセスとを有する。
前述の目的を達成するために、本発明の実施例は、下記の技術的解決法を使用する。
第1の態様によれば、本発明の一実施例は、基板層と、基板層に配設された反射層と、反射層に配設された第1の制限層と、第1の制限層に配設された導波路コア層であり、ここで、導波路コア層は、サブミクロン導波路、テーパ導波路、扇形状回折グレーティング、及び円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングを含み、サブミクロン導波路はテーパ導波路の狭い端部に接続され、テーパ導波路の広い端部は扇形状回折グレーティングの凹形表面に接続され、扇形状回折グレーティングの凸形表面は円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングの凹形表面に接続される、導波路コア層と、導波路コア層に配設された第2の制限層とを含むグレーティングカプラを提供し、ここで、
第2の制限層は、第1の伝送軸の方向に伝送される第1の光信号を受け取り、第1の光信号を扇形状回折グレーティングに伝送するように構成され、ここで、第1の伝送軸は、導波路コア層が配置されている平面に対して垂直であり、扇形状回折グレーティングは、第2の制限層からの第1の光信号を受け取り、伝搬のために第2の伝送軸の方向に第1の光信号の伝搬方向を偏向させ、第1の光信号をテーパ導波路に伝送するように構成され、ここで、第1の伝送軸の方向は第2の伝送軸の方向に対して垂直であり、テーパ導波路は、扇形状回折グレーティングからの第1の光信号を受け取り、第1の光信号をサブミクロン導波路に伝送するように構成されるか、又は
テーパ導波路は、サブミクロン導波路から第3の伝送軸の方向に伝送される第2の光信号を受け取り、第2の光信号を扇形状回折グレーティングに伝送するように構成され、扇形状回折グレーティングは、テーパ導波路からの第2の光信号を受け取り、伝搬のために第4の伝送軸の方向に第2の光信号の伝搬方向を偏向させ、第2の光信号を第2の制限層に伝送するように構成され、ここで、第3の伝送軸の方向は第4の伝送軸の方向に対して垂直であり、第2の制限層は、扇形状回折グレーティングからの第2の光信号を受け取り、第2の光信号を出力するように構成される。
第1の態様を参照すると、第1の態様の第1の可能な実施方法において、導波路コア層の厚さは0.2μmと0.4μmとの間にあり、
サブミクロン導波路の幅は0.4μmと0.6μmとの間にあり、
テーパ導波路の長さは10μmと20μmとの間にあり、テーパ導波路の広い端部の幅は10μmと20μmとの間にあり、テーパ導波路の輪郭は直線又は放物線であり、
扇形状回折グレーティングの長さは8μmと15μmとの間にあり、扇形状回折グレーティングの半径は15μmと30μmとの間にあり、扇形状回折グレーティングのエッチング深さは導波路コア層の厚さよりも小さく、
円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングと扇形状回折グレーティングとの間の間隔は0.5μmと1.0μmとの間にある。
第1の態様及び第1の態様の第1の可能な実施方法を参照すると、第1の態様の第2の可能な実施方法において、反射層は平行分布ブラッグ反射グレーティングであり、平行分布ブラッグ反射グレーティングの周期の総量は少なくとも3であり、平行分布ブラッグ反射グレーティングと導波路コア層との間の間隔は0.5μmと1.5μmとの間にある、
第1の態様の第1の可能な実施方法を参照すると、第1の態様の第3の可能な実施方法において、円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングの中心は、扇形状回折グレーティングの中心と重なる。
第1の態様を参照すると、第1の態様の第4の可能な実施方法において、第1の制限層及び第2の制限層の両方の材料は二酸化ケイ素である。
第1の態様を参照すると、第1の態様の第5の可能な実施方法において、基板層及び導波路コア層の材料はシリコンである。
第2の態様によれば、本発明の一実施例は、基板層と、基板層に配設された第1の制限層と、第1の制限層に配設された導波路コア層であり、ここで、導波路コア層は、サブミクロン導波路、テーパ導波路、扇形状回折グレーティング、及び円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングを含み、サブミクロン導波路はテーパ導波路の狭い端部に接続され、テーパ導波路の広い端部は扇形状回折グレーティングの凹形表面に接続され、扇形状回折グレーティングの凸形表面は円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングの凹形表面に接続される、導波路コア層と、導波路コア層に配設された第2の制限層と、第2の制限層に配設された反射層とを含むグレーティングカプラを提供し、ここで、
第1の制限層は、第1の伝送軸の方向に伝送される第1の光信号を受け取り、第1の光信号を扇形状回折グレーティングに伝送するように構成され、ここで、第1の伝送軸は、導波路コア層が配置されている平面に対して垂直であり、扇形状回折グレーティングは、第2の制限層からの第1の光信号を受け取り、伝搬のために第2の伝送軸の方向に第1の光信号の伝搬方向を偏向させ、第1の光信号をテーパ導波路に伝送するように構成され、ここで、第1の伝送軸の方向は第2の伝送軸の方向に対して垂直であり、テーパ導波路は、扇形状回折グレーティングからの第1の光信号を受け取り、第1の光信号をサブミクロン導波路に伝送するように構成されるか、又は
テーパ導波路は、サブミクロン導波路から第3の伝送軸の方向に伝送される第2の光信号を受け取り、第2の光信号を扇形状回折グレーティングに伝送するように構成され、扇形状回折グレーティングは、テーパ導波路からの第2の光信号を受け取り、伝搬のために第4の伝送軸の方向に第2の光信号の伝搬方向を偏向させ、第2の光信号を第1の制限層に伝送するように構成され、ここで、第3の伝送軸の方向は第4の伝送軸の方向に対して垂直であり、第1の制限層は、扇形状回折グレーティングからの第2の光信号を受け取り、第2の光信号を出力するように構成される。
第2の態様を参照すると、第2の態様の第1の可能な実施方法において、導波路コア層の厚さは0.2μmと0.4μmとの間にあり、
サブミクロン導波路の幅は0.4μmと0.6μmとの間にあり、
テーパ導波路の長さは10μmと20μmとの間にあり、テーパ導波路の広い端部の幅は10μmと20μmとの間にあり、テーパ導波路の輪郭は直線又は放物線であり、
扇形状回折グレーティングの長さは8μmと15μmとの間にあり、扇形状回折グレーティングの半径は15μmと30μmとの間にあり、
円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングと扇形状回折グレーティングとの間の間隔は0.5μmと1.0μmとの間にある。
第2の態様及び第2の態様の第1の可能な実施方法を参照すると、第2の態様の第2の可能な実施方法において、反射層は平行分布ブラッグ反射グレーティングであり、平行分布ブラッグ反射グレーティングの周期の総量は少なくとも3であり、平行分布ブラッグ反射グレーティングと導波路コア層との間の間隔は0.5μmと1.5μmとの間にある。
第2の態様の第2の可能な実施方法を参照すると、第2の態様の第3の可能な実施方法において、円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングの中心は、扇形状回折グレーティングの中心と重なる。
第2の態様を参照すると、第2の態様の第4の可能な実施方法において、基板層は第1の開口部を含み、第1の開口部は光信号入力ユニットに接続されるか、又は
第1の開口部は光信号受信ユニットに接続される。
第2の態様の第4の可能な実施方法を参照すると、第2の態様の第5の可能な実施方法において、光信号入力ユニットは、単一モードファイバ又は垂直キャビティ面発光レーザVCSELである。
第3の態様によれば、本発明の一実施例は、
シリコン薄膜の複数の層をシリコン基板層に堆積させて、反射層を形成するステップと、
二酸化ケイ素を反射層に堆積させて、第1の制限層を形成するステップと、
導波路コア層を第1の制限層上に形成するステップと、
二酸化ケイ素を導波路コア層に堆積させて、第2の制限層を形成し、裏面腐食及び化学機械研磨を実行するステップと
を含むグレーティングカプラ製造方法を提供する。
第3の態様を参照すると、第3の態様の第1の可能な実施方法において、
導波路コア層を反射層上に形成するステップは、具体的には、
第1の制限層と、第1の事前設定厚さの酸化物層で表面が覆われているシリコンチップとに高温接合を実行し、裏面腐食及び化学機械研磨を実行して、第2の事前設定厚さの導波路コア層を第1の制限層上に形成するステップと、
円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングを導波路コア層に1つのエッチングプロセスを使用して形成するステップと、
扇形状回折グレーティングを導波路コア層に1つのオーバーレイプロセスを使用して形成するステップと
を含む。
第4の態様によれば、本発明の一実施例は、
二酸化ケイ素をシリコン基板層に堆積させて、第1の制限層を形成するステップと、
導波路コア層を第1の制限層上に形成するステップと、
二酸化ケイ素を導波路コア層に堆積させて、第2の制限層を形成し、裏面腐食及び化学機械研磨を実行するステップと、
シリコン薄膜の複数の層を第2の制限層に堆積させて、反射層を形成するステップと
を含むグレーティングカプラ製造方法を提供する。
第4の態様を参照すると、第4の態様の第1の可能な実施方法において、
導波路コア層を反射層上に形成するステップは、具体的には、
第1の制限層と、第1の事前設定厚さの酸化物層で表面が覆われているシリコンチップとに高温接合を実行し、裏面腐食及び化学機械研磨を実行して、第2の事前設定厚さの導波路コア層を第1の制限層上に形成するステップと、
円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング及び扇形状回折グレーティングを導波路コア層に1つのエッチングプロセスを使用して別々に形成するステップと
を含む。
第4の態様を参照すると、第4の態様の第2の可能な実施方法において、シリコン薄膜の複数の層を第2の制限層に堆積させて、反射層を形成するステップのあとに、この方法は、シリコン基板層に第1の開口部を形成するステップをさらに含む。
本発明の実施例で提供されるグレーティングカプラ及びその製造方法によれば、グレーティングカプラは、基板層と、基板層に配設された反射層と、反射層に配設された第1の制限層と、第1の制限層に配設された導波路コア層であり、ここで、導波路コア層は、サブミクロン導波路、テーパ導波路、扇形状回折グレーティング、及び円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングを含み、サブミクロン導波路はテーパ導波路の狭い端部に接続され、テーパ導波路の広い端部は扇形状回折グレーティングの凹形表面に接続され、扇形状回折グレーティングの凸形表面は円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングの凹形表面に接続される、導波路コア層と、導波路コア層に配設された第2の制限層とを含む。第2の制限層は、第1の伝送軸の方向に伝送される第1の光信号を受け取り、第1の光信号を扇形状回折グレーティングに伝送するように構成され、ここで、第1の伝送軸は、導波路コア層が配置されている平面に対して垂直であり、扇形状回折グレーティングは、第2の制限層からの第1の光信号を受け取り、伝搬のために第2の伝送軸の方向に第1の光信号の伝搬方向を偏向させ、第1の光信号をテーパ導波路に伝送するように構成され、ここで、第1の伝送軸の方向は第2の伝送軸の方向に対して垂直であり、テーパ導波路は、扇形状回折グレーティングからの第1の光信号を受け取り、第1の光信号をサブミクロン導波路に伝送するように構成される。前述の技術的解決法を使用することによって、垂直結合に加えて、扇形状回折グレーティングが使用され、その結果、従来のストリップグレーティングにおける長いテーパ接続導波路が避けられ、デバイスは、より小さくされ、高密度に集積化されやすくなり、テーパ導波路の設計が最適化され、その結果、結合損失が低減され、生産プロセスが、簡単になるとともに、低コスト及び大規模製造に適用可能になる。
本発明の実施例又は先行技術の技術的解決法をより明確に説明するために、下記は、実施例又は先行技術を説明するのに必要とされる添付図面を簡単に説明している。明らかに、下記の説明における添付図面は、本発明のいくつかの実施例を示しているにすぎず、当業者は、創作的な努力なしにこれらの添付図面から他の図面をさらに導き出すことができる。
本発明の実施例1によるグレーティングカプラの側面図の概略構造図である。 本発明の実施例1によるグレーティングカプラの導波路コア層の上面図の概略構造図である。 本発明の実施例1によるグレーティングカプラの波長と結合効率との間の関係の概略図1である。 本発明の実施例1によるグレーティングカプラの波長と結合効率との間の関係の概略図2である。 本発明の実施例2によるグレーティングカプラの側面図の概略構造図である。 本発明の実施例3によるグレーティングカプラ製造方法の概略流れ図である。 本発明の実施例3による製造時のグレーティングカプラの概略構造図1である。 本発明の実施例3による製造時のグレーティングカプラの概略構造図2である。 本発明の実施例3による製造時のグレーティングカプラの概略構造図3である。 本発明の実施例3による製造時のグレーティングカプラの概略構造図4である。 本発明の実施例3による製造時のグレーティングカプラの概略構造図5である。 本発明の実施例4によるグレーティングカプラ製造方法の概略流れ図である。 本発明の実施例4による製造時のグレーティングカプラの概略構造図1である。 本発明の実施例4による製造時のグレーティングカプラの概略構造図2である。 本発明の実施例4による製造時のグレーティングカプラの概略構造図3である。 本発明の実施例4による製造時のグレーティングカプラの概略構造図4である。 本発明の実施例4による製造時のグレーティングカプラの概略構造図5である。 本発明の実施例4による製造時のグレーティングカプラの概略構造図6である。
下記は、本発明の実施例の添付図面を参照して本発明の実施例の技術的解決法を明確かつ十分に説明している。明らかに、説明される実施例は、本発明の実施例のすべてではなく一部にすぎない。本発明の実施例に基づいて創作的な努力なしに当業者によって得られるすべての他の実施例は、本発明の保護範囲内にあるものとする。
本発明における「の上に」又は「の下方に」は、添付図面を参照しながら本発明を説明するために単に使用されており、限定的な用語として使用されていないことに留意されたい。
本発明の一実施例はグレーティングカプラを提供する。図1に示されるように、装置は、基板層10、反射層11、第1の制限層12、導波路コア層13、及び第2の制限層14を含む。
図1に示されるように、反射層11は基板層10に配設され、第1の制限層12は反射層11に配設され、導波路コア層13は第1の制限層12に配設され、第2の制限層14は導波路コア層13に配設される。
具体的には、図2に示されるように、導波路コア層13は、サブミクロン導波路130、テーパ導波路131、扇形状回折グレーティング132、及び円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング133を含み、ここで、サブミクロン導波路130はテーパ導波路131の狭い端部に接続され、テーパ導波路131の広い端部は扇形状回折グレーティング132の凹形表面に接続され、扇形状回折グレーティング132の凸形表面は円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング133の凹形表面に接続される。
第2の制限層14は、第1の伝送軸の方向に伝送される第1の光信号を受け取り、第1の光信号を扇形状回折グレーティング132に伝送するように構成され、ここで、第1の伝送軸は、導波路コア層13が配置されている平面に対して垂直であり、扇形状回折グレーティング132は、第2の制限層14からの第1の光信号を受け取り、伝搬のために第2の伝送軸の方向に第1の光信号の伝搬方向を偏向させ、第1の光信号をテーパ導波路131に伝送するように構成され、ここで、第1の伝送軸の方向は第2の伝送軸の方向に対して垂直であり、テーパ導波路131は、扇形状回折グレーティング132からの第1の光信号を受け取り、第1の光信号をサブミクロン導波路130に伝送するように構成される。
代替として、テーパ導波路131は、サブミクロン導波路130から第3の伝送軸の方向に伝送される第2の光信号を受け取り、第2の光信号を扇形状回折グレーティング132に伝送するように構成され、扇形状回折グレーティング132は、テーパ導波路131からの第2の光信号を受け取り、伝搬のために第4の伝送軸の方向に第2の光信号の伝搬方向を偏向させ、第2の光信号を第2の制限層14に伝送するように構成され、ここで、第3の伝送軸の方向は第4の伝送軸の方向に対して垂直であり、第2の制限層14は、扇形状回折グレーティング132からの第2の光信号を受け取り、第2の光信号を出力するように構成される。
この実施例の光信号伝送はファイバから導波路コア層への伝送又は導波路コア層からファイバへの伝送とすることができることに留意されたい。第1の光信号は、単一モードファイバによって、又はVCSEL(Vertical−Cavity Surface−Emitting Laser,垂直キャビティ面発光レーザ)によって、又は別の光信号出力装置によって出力されることができ、これは、本発明のこの実施例において特に限定されない。
具体的には、図1及び図2に示されるように、単一モードファイバが光信号をサブミクロン導波路に伝送する一例が、説明のために使用される。単一モードファイバは、第1の伝送軸の方向に伝送される第1の光信号を出力し、ここで、単一モードファイバの軸は、導波路コア層13が配置されている平面に対して垂直であり、その結果、単一モードファイバによって出力された第1の光信号は、導波路コア層13中に垂直に入力され、すなわち、第1の伝送軸の方向は、導波路コア層13が配置されている平面に対して垂直な方向である。単一モードファイバによって出力された第1の光信号は、第2の制限層を通して導波路コア層13の扇形状回折グレーティング132に伝送され、扇形状回折グレーティング132は、第1の光信号に対する垂直結合を実行し、伝搬のために第2の伝送軸の方向に第1の光信号を偏向させ、ここで、第1の伝送軸の方向は第2の伝送軸の方向に対して垂直であり、すなわち、第2の伝送軸の方向は、導波路コア層13が配置されている平面と平行な方向である。扇形状回折グレーティング132は、第2の伝送軸の方向の第1の光信号をテーパ導波路131に送信し、第1の光信号は、テーパ導波路131を通してサブミクロン導波路130に伝送される。
光信号が導波路コア層で伝送されるプロセスにおいて、一部の光信号は、第1の制限層12、第2の制限層14、反射層11、又は円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング133に伝送され得ることを当業者は理解するであろう。それゆえに、反射層11は、第1の制限層12及び反射層11に伝送される光信号を導波路コア層13に反射するように構成され、円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング133は、扇形状回折グレーティング132の凸形表面の外側に伝送される光信号を扇形状回折グレーティング132に反射するように構成される。
第1の制限層51及び第2の制限層53の材料は、二酸化ケイ素又はポリマーとすることができ、基板層50の材料は、シリコン又はIII−V族混合半導体とすることができる。
さらに、導波路コア層13の厚さは0.2μmと0.4μmとの間にあり、
サブミクロン導波路130の幅は0.4μmと0.6μmとの間にあり、
テーパ導波路131の長さは10μmと20μmとの間にあり、テーパ導波路131の広い端部の幅は10μmと20μmとの間にあり、テーパ導波路131の輪郭は直線又は放物線であり、
扇形状回折グレーティング132の長さは8μmと15μmとの間にあり、扇形状回折グレーティング132の半径は15μmと30μmとの間にあり、扇形状回折グレーティング132のエッチング深さは導波路コア層13の厚さよりも小さく、
円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング133と扇形状回折グレーティング132との間の間隔は0.5μmと1.0μmとの間にある。
具体的には、導波路コア層13は、基板としてシリコンを使用しているSOI(Silicon On Insulator)コア層であり、導波路コア層13の厚さは0.2μmと0.4μmとの間にある。図2は、導波路コア層13の一部の概略構造図である。サブミクロン導波路130の幅は、図2の中で文字aを使用して表されており、aの値は0.4μmと0.6μmとの間に及ぶ。テーパ導波路131の長さは、図2の中で文字bを使用して表されており、bの値は10μmと20μmとの間に及び、テーパ導波路131の広い端部の幅は、図2の中で文字cを使用して表されており、cの値は10μmと20μmとの間に及び、テーパ導波路131の輪郭は光信号のエネルギー損失を減少させるために直線又は放物線である。扇形状回折グレーティング132の長さは、図2の中で文字dを使用して表されており、dの値は8μmと15μmとの間に及び、扇形状回折グレーティング132の半径は15μmと30μmとの間にあり、図1に示されるように、扇形状回折グレーティング132のエッチング深さは導波路コア層13の厚さよりも小さい。
グレーティングの周期は、屈折率変化点から隣接する屈折率変化点までの長さである。図2において、円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング133の周期は、明るい円弧と暗い円弧との合計である。図2は、導波路コア層13の一部の概略構造図であり、図2において、円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング133の周期の総量は4であり、この実施例のグレーティングカプラにおける円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング133の周期の総量は少なくとも6であることが好ましく、又は別の値とすることができ、それはこの実施例では限定されない。円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング133と扇形状回折グレーティング132との間の間隔は、図2の中で文字eを使用して表されており、eの値は0.5μmと1.0μmとの間に及ぶ。
さらに、円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング133の中心は、扇形状回折グレーティング132の中心と重なる。
さらに、反射層11は平行分布ブラッグ反射グレーティングであり、平行分布ブラッグ反射グレーティングの周期の総量は少なくとも3であり、平行分布ブラッグ反射グレーティングと導波路コア層との間の間隔は0.5μmと1.5μmとの間にある。
具体的には、図1に示されるように、平行分布ブラッグ反射グレーティングの周期は、明るい縞と暗い縞との合計であり、この実施例のグレーティングカプラにおける平行分布ブラッグ反射グレーティングの周期の総量は少なくとも3であり、図1では、平行分布ブラッグ反射グレーティングの周期の総量は3である。平行分布ブラッグ反射グレーティングと導波路コア層との間の間隔は0.5μmと1.5μmとの間にあり、第1の制限層は、平行分布ブラッグ反射グレーティングと導波路コア層との間に配設され、それゆえに、第1の制限層の厚さの値は0.5μmと1.5μmとの間に及ぶ。
図1において、反射層11における「明るい縞」は、平行分布ブラッグ反射グレーティングの低い屈折率部分を表し、「暗い縞」は、平行分布ブラッグ反射グレーティングの高い屈折率部分を表し、ここで、平行分布ブラッグ反射グレーティングの低い屈折率部分の材料は、二酸化ケイ素とすることができ、平行分布ブラッグ反射グレーティングの高い屈折率部分の材料は、シリコンとすることができる。
この実施例のグレーティングカプラはシリコン及び二酸化ケイ素材料に基づくオプトエレクトロニックデバイスであることに留意されたい。第1の制限層、第2の制限層、及び平行分布ブラッグ反射グレーティングの低い屈折率部分の材料は、二酸化ケイ素又はポリマーとすることができ、導波路コア層、基板層、及び平行分布ブラッグ反射グレーティングの高い屈折率部分の材料は、シリコン又はIII−V族混合半導体とすることができ、それは本発明のこの実施例では限定されないことを当業者は理解するであろう。
例示的に、光信号が単一モードファイバからサブミクロン導波路に結合される一例が、グレーティングカプラの要素の値を説明するために使用される。図3及び図4は、3D FDTDシミュレーション技術を使用して設計されている、通信のCバンド(波長範囲は1530〜1565nmである)におけるグレーティングカプラの結合効率の分布の図である。グレーティングカプラは、TEモードの光信号の入力結合機能を実現し、結合スペクトル線は、平行分布ブラッグ反射グレーティングに対して垂直な方向における平行分布ブラッグ反射グレーティングと導波路コア層との間の異なる距離を設計することによって調整されることができ、すなわち、結合スペクトル線は、第1の制限層の厚さを変えることによって調整されることができ、それによって、異なる帯域幅及び最大結合効率を得る。
シミュレーションにおけるグレーティングカプラの要素の具体的なパラメータは、下記の通りである。サブミクロン導波路の幅が0.5μmである場合、導波路コア層の厚さは0.22μmであり、テーパ導波路の広い端部の幅は15μmであり、テーパ導波路の輪郭は光信号のエネルギー損失を減少させるために直線又は放物線である。扇形状回折グレーティングの長さは8.7μmであり、グレーティングの周期は0.57μmであり、デューティサイクルは0.74であり、半径は25μmであり、エッチング深さは0.07μmである。円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングの中心は、扇形状回折グレーティングの中心と重なり、すなわち、2つは同心である。円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングの凹形表面が、扇形状回折グレーティングの凸形表面に接続され、グレーティングのエッチング深さは0.22μmであり、周期は0.3μmであり、デューティサイクルは0.37であり、周期の総量は6であり、円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングと扇形状回折グレーティングとの間の間隔は0.7μmである。平行分布ブラッグ反射グレーティングの周期は0.38μmであり、各周期のシリコン薄膜層の厚さは0.11μmであり、周期の総量は3である。平行分布ブラッグ反射グレーティングとシリコン導波路コア層との間の間隔が0.7μmであるとき、図3に示されるように、1543nmの波長での得られた最大結合効率は82%であり、3dB帯域幅は20nmであり、平行分布ブラッグ反射グレーティングとシリコン導波路コア層との間の間隔が1.35μmであるとき、図4に示されるように、1543nmの波長での得られた最大結合効率は60%であり、3dB帯域幅は40nmである。それゆえに、結合スペクトル線は、平行分布ブラッグ反射グレーティングと製造されたグレーティングカプラの導波路コア層との間の異なる距離を使用して調整されることができ、すなわち、結合スペクトル線は、第1の制限層の異なる製造厚さを使用して調整されることができ、それによって、異なる帯域幅及び最大結合効率を得る。
本発明のこの実施例で提供されるグレーティングカプラは、基板層と、基板層に配設された反射層と、反射層に配設された第1の制限層と、第1の制限層に配設された導波路コア層であり、ここで、導波路コア層は、サブミクロン導波路、テーパ導波路、扇形状回折グレーティング、及び円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングを含み、サブミクロン導波路はテーパ導波路の狭い端部に接続され、テーパ導波路の広い端部は扇形状回折グレーティングの凹形表面に接続され、扇形状回折グレーティングの凸形表面は円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングの凹形表面に接続される、導波路コア層と、導波路コア層に配設された第2の制限層とを含む。前述の技術的解決法を使用することによって、垂直結合に加えて、扇形状回折グレーティングが使用され、その結果、従来のストリップグレーティングにおける長いテーパ接続導波路が避けられ、デバイスは、より小さくされ、高密度に集積化されやすくなり、テーパ導波路の設計が最適化され、その結果、結合損失が低減され、生産プロセスが、簡単になるとともに、低コスト及び大規模製造に適用可能になる。
本発明の一実施例は、グレーティングカプラを提供する。図5に示されるように、装置は、基板層50、第1の制限層51、導波路コア層52、第2の制限層53、及び反射層54を含む。
図5に示されるように、第1の制限層51は基板層50に配設され、導波路コア層52は第1の制限層51に配設され、第2の制限層53は導波路コア層52に配設され、反射層54は第2の制限層53に配設される。
具体的には、この実施例のグレーティングカプラの導波路コア層の上面図は、実施例1の導波路コア層の上面図と同じである。添付図面の繰り返しを避けるために、この実施例の導波路コア層については図2を参照することができる。導波路コア層52は、サブミクロン導波路130、テーパ導波路131、扇形状回折グレーティング132、及び円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング133を含み、ここで、サブミクロン導波路130はテーパ導波路131の狭い端部に接続され、テーパ導波路131の広い端部は扇形状回折グレーティング132の凹形表面に接続され、扇形状回折グレーティング132の凸形表面は円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング133の凹形表面に接続される。
第1の制限層は、第1の伝送軸の方向に伝送される第1の光信号を受け取り、第1の光信号を扇形状回折グレーティングに伝送するように構成され、ここで、第1の伝送軸は、導波路コア層が配置されている平面に対して垂直であり、扇形状回折グレーティングは、第2の制限層からの第1の光信号を受け取り、伝搬のために第2の伝送軸の方向に第1の光信号の伝搬方向を偏向させ、第1の光信号をテーパ導波路に伝送するように構成され、ここで、第1の伝送軸の方向は第2の伝送軸の方向に対して垂直であり、テーパ導波路は、扇形状回折グレーティングからの第1の光信号を受け取り、第1の光信号をサブミクロン導波路に伝送するように構成される。
代替として、テーパ導波路は、サブミクロン導波路から第3の伝送軸の方向に伝送される第2の光信号を受け取り、第2の光信号を扇形状回折グレーティングに伝送するように構成され、扇形状回折グレーティングは、テーパ導波路からの第2の光信号を受け取り、伝搬のために第4の伝送軸の方向に第2の光信号の伝搬方向を偏向させ、第2の光信号を第1の制限層に伝送するように構成され、ここで、第3の伝送軸の方向は第4の伝送軸の方向に対して垂直であり、第1の制限層は、扇形状回折グレーティングからの第2の光信号を受け取り、第2の光信号を出力するように構成される。
図5に示されるように、この実施例の光信号は基板層の底面からシリコン導波路に伝送され、光信号伝送はファイバから導波路コア層への伝送又は導波路コア層からファイバへの伝送とすることができることに留意されたい。第1の光信号は、単一モードファイバによって、又はVCSEL(Vertical−Cavity Surface−Emitting Laser,垂直キャビティ面発光レーザ)によって、又は別の光信号出力装置によって出力されることができ、これは、本発明のこの実施例において特に限定されない。
具体的には、図5及び図2に示されるように、単一モードファイバが光信号をサブミクロン導波路に伝送する一例が、説明のために使用される。単一モードファイバは、第1の伝送軸の方向に伝送される第1の光信号を出力し、ここで、単一モードファイバの軸は、導波路コア層52が配置されている平面に対して垂直であり、その結果、単一モードファイバによって出力された第1の光信号は、導波路コア層52中に垂直に入力され、すなわち、第1の伝送軸の方向は、導波路コア層52が配置されている平面に対して垂直な方向である。単一モードファイバによって出力された第1の光信号は、第1の制限層を通して導波路コア層52の扇形状回折グレーティング132に伝送され、扇形状回折グレーティング132は、第1の光信号に対する垂直結合を実行し、伝搬のために第2の伝送軸の方向に第1の光信号を偏向させ、ここで、第1の伝送軸の方向は第2の伝送軸の方向に対して垂直であり、すなわち、第2の伝送軸の方向は、導波路コア層52が配置されている平面と平行な方向である。扇形状回折グレーティング132は、第2の伝送軸の方向の第1の光信号をテーパ導波路131に送信し、第1の光信号は、テーパ導波路131を通してサブミクロン導波路130に伝送される。
さらに、導波路コア層の厚さは0.2μmと0.4μmとの間にあり、
サブミクロン導波路の幅は0.4μmと0.6μmとの間にあり、
テーパ導波路の長さは10μmと20μmとの間にあり、テーパ導波路の広い端部の幅は10μmと20μmとの間にあり、テーパ導波路の輪郭は直線又は放物線であり、
扇形状回折グレーティングの長さは8μmと15μmとの間にあり、扇形状回折グレーティングの半径は15μmと30μmとの間にあり、
円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングと扇形状回折グレーティングとの間の間隔は0.5μmと1.0μmとの間にある。
具体的には、図2に示されているように、導波路コア層の要素の長さ又は幅の範囲の説明については、実施例1の説明を参照されたい。詳細はこの実施例では再度説明されない。
さらに、円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングの中心は、扇形状回折グレーティングの中心と重なる。
さらに、反射層は平行分布ブラッグ反射グレーティングであり、平行分布ブラッグ反射グレーティングの周期の総量は少なくとも3であり、平行分布ブラッグ反射グレーティングと導波路コア層との間の間隔は0.5μmと1.5μmとの間にある。
具体的には、図5に示されるように、平行分布ブラッグ反射グレーティングの周期は、明るい縞と暗い縞との合計であり、この実施例のグレーティングカプラにおける平行分布ブラッグ反射グレーティングの周期の総量は少なくとも3であり、図5では、平行分布ブラッグ反射グレーティングの周期の総量は3である。平行分布ブラッグ反射グレーティングと導波路コア層との間の間隔は0.5μmと1.5μmとの間にあり、第2の制限層は、平行分布ブラッグ反射グレーティングと導波路コア層との間に配設され、それゆえに、第2の制限層の厚さの値は0.5μmと1.5μmとの間に及ぶ。
図5において、反射層54における「明るい縞」は、平行分布ブラッグ反射グレーティングの低い屈折率部分を表し、「暗い縞」は、平行分布ブラッグ反射グレーティングの高い屈折率部分を表し、ここで、平行分布ブラッグ反射グレーティングの低い屈折率部分の材料は、二酸化ケイ素とすることができ、平行分布ブラッグ反射グレーティングの高い屈折率部分の材料は、シリコンとすることができる。
さらに、基板層は第1の開口部を含み、第1の開口部は光信号入力ユニットに接続されるか、又は第1の開口部は光信号受信ユニットに接続される。
具体的には、図5に示されるように、第1の開口部は、基板層50の底面に配設され、第1の開口部は、光信号入力ユニットに接続されるか、又は光信号受信ユニットに接続され、すなわち、第1の開口部は、光信号入力ユニット又は光信号受信ユニットを保持するように構成され、光信号入力ユニット又は光信号受信ユニットは、この実施例では、基板層を通してグレーティングカプラに光信号を入力するか、又は基板層を通してグレーティングカプラから光信号を受け取るように構成される。
この実施例のグレーティングカプラは、シリコン及び二酸化ケイ素材料に基づくオプトエレクトロニックデバイスであることに留意されたい。第1の制限層、第2の制限層、及び平行分布ブラッグ反射グレーティングの低い屈折率部分の材料は、二酸化ケイ素又はポリマーとすることができることを当業者は理解するであろう。導波路コア層、基板層、及び平行分布ブラッグ反射グレーティングの高い屈折率部分の材料は、シリコン又はIII−V族混合半導体とすることができ、それは本発明では限定されない。
本発明のこの実施例で提供されるグレーティングカプラは、基板層と、基板層に配設された第1の制限層と、第1の制限層に配設された導波路コア層であり、ここで、導波路コア層は、サブミクロン導波路、テーパ導波路、扇形状回折グレーティング、及び円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングを含み、サブミクロン導波路はテーパ導波路の狭い端部に接続され、テーパ導波路の広い端部は扇形状回折グレーティングの凹形表面に接続され、扇形状回折グレーティングの凸形表面は円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングの凹形表面に接続される、導波路コア層と、導波路コア層に配設された第2の制限層と、第2の制限層に配設された反射層とを含む。前述の技術的解決法を使用することによって、垂直結合に加えて、扇形状回折グレーティングが使用され、その結果、従来のストリップグレーティングにおける長いテーパ接続導波路が避けられ、デバイスは、より小さくされ、高密度に集積化されやすくなり、テーパ導波路の設計が最適化され、その結果、結合損失が低減され、生産プロセスが、簡単になるとともに、低コスト及び大規模製造に適用可能になる。
本発明の一実施例は、グレーティングカプラ製造方法を提供し、図6に示すように、下記のステップを含む。
S101.シリコン薄膜の複数の層をシリコン基板層に堆積させて、反射層を形成する。
具体的には、図7に示されるように、シリコンチップが基板層70として選択され、シリコン薄膜の複数の層が、PECVD(Plasma Enhanced Chemical Vapor Deposition,プラズマ化学気相堆積)技術を使用してシリコン基板層70に堆積されて、反射層71を形成する。
反射層71は、具体的には、平行分布ブラッグ反射グレーティングであり、この実施例の平行分布ブラッグ反射グレーティングの周期の総量は少なくとも3である。平行分布ブラッグ反射グレーティングの周期の総量が3である場合、交互に隔置されたシリコン/二酸化ケイ素薄膜の3つの層が、PECVD技術を使用してシリコン基板層70に堆積されて、平行分布ブラッグ反射グレーティングを形成する。
S102.二酸化ケイ素を反射層に堆積させて、第1の制限層を形成する。
具体的には、図8に示されるように、二酸化ケイ素が、PECVD技術を使用して反射層71に堆積されて、第1の制限層72を形成し、ここで、第1の制限層72の厚さは0.5μmと1.5μmとの間に及ぶ。
S103.導波路コア層を第1の制限層上に形成する。
具体的には、図9に示されるように、高温接合が、第1の制限層72と、第1の事前設定厚さの酸化物層で表面が覆われているシリコンチップとに実行されるとともに、裏面腐食及び化学機械研磨が実行され、それによって、第2の事前設定厚さの導波路コア層73を第1の制限層72上に形成する。さらに、図10に示されるように、円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング730が、1つのエッチングプロセスを使用して導波路コア層73に形成され、扇形状回折グレーティング731が、1つのオーバーレイプロセスを使用して導波路コア層に形成される。
導波路コア層73の厚さは0.2μmと0.4μmとの間に及び、扇形状回折グレーティング731の長さは8μmと15μmとの間に及び、扇形状回折グレーティング731のエッチング深さは導波路コア層73の厚さよりも小さい。円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング730と扇形状回折グレーティング731との間の間隔は0.5μmと1.0μmとの間にある。
S104.二酸化ケイ素を導波路コア層に堆積させて、第2の制限層を形成し、裏面腐食及び化学機械研磨を実行する。
具体的には、図11に示されるように、二酸化ケイ素が、PECVD技術を使用して導波路コア層73に堆積されて、第2の制限層74を形成し、裏面腐食及び化学機械研磨が実行される。
この実施例では、PECVD(Plasma Enhanced Chemical Vapor Deposition,プラズマ化学気相堆積)技術が使用されることができるか、又は別の半導体プロセス技術が使用されることができ、それはこの実施例では限定されないことに留意されたい。この実施例の図7から図11は、製造時のグレーティングカプラの概略構造図であり、図7から図11はすべてグレーティングカプラの一部の概略構造図である。
本発明のこの実施例で提供されるグレーティングカプラ製造方法は、シリコン薄膜の複数の層をシリコン基板層に堆積させて、反射層を形成することと、二酸化ケイ素を反射層に堆積させて、第1の制限層を形成することと、導波路コア層を第1の制限層上に形成することと、二酸化ケイ素を導波路コア層に堆積させて、第2の制限層を形成し、裏面腐食及び化学機械研磨を実行することとを含む。前述の生産プロセスは、簡単であり、低コスト及び大規模製造に適用可能である。垂直結合を実施することに加えて、前述の生産プロセスを使用して生産されたグレーティングカプラは、扇形状回折グレーティングの構造を使用し、その結果、デバイスは、より小さくされ、高密度に集積化されやすくなり、テーパ導波路の設計が最適化され、その結果、結合損失が低減される。
本発明の一実施例は、グレーティングカプラ製造方法を提供し、図12に示すように、下記のステップを含む。
S201.二酸化ケイ素をシリコン基板層に堆積させて、第1の制限層を形成する。
具体的には、図13に示されるように、シリコンチップが基板層80として選択され、二酸化ケイ素が、PECVD(Plasma Enhanced Chemical Vapor Deposition,プラズマ化学気相堆積)技術を使用してシリコン基板層80に堆積されて、第1の制限層81を形成する。
S202.導波路コア層を第1の制限層上に形成する。
具体的には、図14に示されるように、高温接合が、第1の制限層81と、第1の事前設定厚さの酸化物層で表面が覆われているシリコンチップとに実行されるとともに、裏面腐食及び化学機械研磨が実行され、それによって、第2の事前設定厚さの導波路コア層82を第1の制限層上に形成する。図15に示されるように、円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング820及び扇形状回折グレーティング821が、1つのエッチングプロセスを使用して導波路コア層82に別々に形成される。
導波路コア層82の厚さは0.2μmと0.4μmとの間に及び、扇形状回折グレーティング821の長さは8μmと15μmとの間に及ぶ。円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング820と扇形状回折グレーティング821との間の間隔は0.5μmと1.0μmとの間にある。
S203.二酸化ケイ素を導波路コア層に堆積させて、第2の制限層を形成し、裏面腐食及び化学機械研磨を実行する。
具体的には、図16に示されるように、二酸化ケイ素が、PECVD技術を使用して導波路コア層82に堆積されて、第2の制限層83を形成し、裏面腐食及び化学機械研磨が実行され、ここで、第2の制限層83の厚さは0.5μmと1.5μmとの間に及ぶ。
S204.シリコン薄膜の複数の層を第2の制限層に堆積させて、反射層を形成する。
具体的には、図17に示されるように、シリコン薄膜の複数の層が、PECVD技術を使用して第2の制限層83に堆積されて、反射層84を形成する。反射層84は、具体的には、平行分布ブラッグ反射グレーティングであり、この実施例の平行分布ブラッグ反射グレーティングの周期の総量は少なくとも3である。平行分布ブラッグ反射グレーティングの周期の総量が3である場合、交互に隔置されたシリコン/二酸化ケイ素薄膜の3つの層が、PECVD技術を使用して第2の制限層83に堆積されて、平行分布ブラッグ反射グレーティングを形成する。
さらに、図18に示されるように、シリコン薄膜の複数の層を第2の制限層に堆積させて反射層を形成したあとに、この方法は、シリコン基板層80に第1の開口部85を形成することをさらに含み、ここで、第1の開口部85は、光信号入力ユニット又は光信号受信ユニットを保持するように構成される。この実施例で製造されるグレーティングカプラは、基板層を通してグレーティングカプラに光信号を入力するように構成される。
この実施例では、PECVD技術が使用されることができるか、又は別の半導体プロセス技術が使用されることができ、それはこの実施例では限定されないことに留意されたい。この実施例の図13から図18は、製造時のグレーティングカプラの概略構造図であり、図13から図18はすべてグレーティングカプラの一部の概略構造図である。
本発明のこの実施例で提供されるグレーティングカプラ製造方法は、二酸化ケイ素をシリコン基板層に堆積させて、第1の制限層を形成することと、導波路コア層を第1の制限層上に形成することと、二酸化ケイ素を導波路コア層に堆積させて、第2の制限層を形成し、裏面腐食及び化学機械研磨を実行することと、シリコン薄膜の複数の層を第2の制限層に堆積させて、反射層を形成することとを含む。前述の生産プロセスは、簡単であり、低コスト及び大規模製造に適用可能である。垂直結合を実施することに加えて、前述の生産プロセスを使用して生産されたグレーティングカプラは、扇形状回折グレーティングの構造を使用し、その結果、デバイスは、より小さくされ、高密度に集積化されやすくなり、テーパ導波路の設計が最適化され、その結果、結合損失が低減される。
実施例3及び実施例4のグレーティングカプラのグレーティングカプラ製造方法において、グレーティングカプラは、シリコン及び二酸化ケイ素材料に基づいて製造されることに留意されたい。グレーティングカプラの様々な部分は他の材料を使用して製造されてもよいことを当業者は理解するであろう。例えば、第1の制限層及び第2の制限層はポリマーを使用して製造されてもよく、導波路コア層及び基板層はIII−V族混合半導体を使用して製造されてもよい。別の代替材料を使用して実施例のグレーティングカプラ製造方法に従って製造されたグレーティングカプラは、やはり、本発明の保護範囲内にある。
本出願で提供されるいくつかの実施例において、開示されたシステム、装置、及び方法は、他の方法で実現されてもよいことを理解されたい。例えば、説明された装置実施例は単なる例示である。例えば、モジュール又はユニット分割は単に論理的機能分割であり、実際の実装では他の分割としてもよい。例えば、複数のユニット又は構成要素は、別のシステムに組み合わされてもよく又は統合されてもよく、又はいくつかの特徴は無視されてもよく又は実行されなくてもよい。加えて、表示された又は論じられた相互結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインタフェースを使用して実装されてもよい。装置間又はユニット間の間接結合又は通信接続は、電子、機械、又は他の形態で実装されてもよい。
別個の部分として説明されたユニットは、物理的に別個であってもそうでなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、物理的なユニットであってもそうでなくでもよく、1つの位置に配置されてもよく、又は複数のネットワークユニットに分散されてもよい。ユニットの一部又はすべては、実施例の解決法の目的を達成するための実際の必要性に応じて選択され得る。
加えて、本発明の実施例の機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、又はユニットの各々は、物理的に単独で存在してもよく、又は2つ以上のユニットが、1つのユニットに統合される。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよく、又はソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。
前述の説明は、本発明の単なる特定の実施方法であるが、本発明の保護範囲を限定することを意図していない。本発明で開示された技術的な範囲内で当業者によって容易に考え出される任意の変形又は置換は、本発明の保護範囲内にあるものとする。それゆえに、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
第3の態様を参照すると、第3の態様の第1の可能な実施方法において、
導波路コア層を第1の制限層上に形成するステップは、具体的には、
第1の制限層と、第1の事前設定厚さの酸化物層で表面が覆われているシリコンチップとに高温接合を実行し、裏面腐食及び化学機械研磨を実行して、第2の事前設定厚さの導波路コア層を第1の制限層上に形成するステップと、
円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングを導波路コア層に1つのエッチングプロセスを使用して形成するステップと、
扇形状回折グレーティングを導波路コア層に1つのオーバーレイプロセスを使用して形成するステップと
を含む。
第4の態様を参照すると、第4の態様の第1の可能な実施方法において、
導波路コア層を第1の制限層上に形成するステップは、具体的には、
第1の制限層と、第1の事前設定厚さの酸化物層で表面が覆われているシリコンチップとに高温接合を実行し、裏面腐食及び化学機械研磨を実行して、第2の事前設定厚さの導波路コア層を第1の制限層上に形成するステップと、
円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング及び扇形状回折グレーティングを導波路コア層に1つのエッチングプロセスを使用して別々に形成するステップと
を含む。
第1の制限層12及び第2の制限層14の材料は、二酸化ケイ素又はポリマーとすることができ、基板層10の材料は、シリコン又はIII−V族混合半導体とすることができる。
シミュレーションにおけるグレーティングカプラの要素の具体的なパラメータは、下記の通りである。サブミクロン導波路の幅が0.5μmである場合、導波路コア層の厚さは0.22μmであり、テーパ導波路の広い端部の幅は15μmであり、テーパ導波路の輪郭は光信号のエネルギー損失を減少させるために直線又は放物線である。扇形状回折グレーティングの長さは8.7μmであり、グレーティングの周期は0.57μmであり、デューティサイクルは0.74であり、半径は25μmであり、エッチング深さは0.07μmである。円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングの中心は、扇形状回折グレーティングの中心と重なり、すなわち、2つは同心である。円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングの凹形表面が、扇形状回折グレーティングの凸形表面に接続され、グレーティングのエッチング深さは0.22μmであり、周期は0.3μmであり、デューティサイクルは0.37であり、周期の総量は6であり、円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングと扇形状回折グレーティングとの間の間隔は0.7μmである。平行分布ブラッグ反射グレーティングの周期は0.38μmであり、各周期のシリコン薄膜層の厚さは0.11μmであり、周期の総量は3である。平行分布ブラッグ反射グレーティングと導波路コア層との間の間隔が0.7μmであるとき、図3に示されるように、1543nmの波長での得られた最大結合効率は82%であり、3dB帯域幅は20nmであり、平行分布ブラッグ反射グレーティングと導波路コア層との間の間隔が1.35μmであるとき、図4に示されるように、1543nmの波長での得られた最大結合効率は60%であり、3dB帯域幅は40nmである。それゆえに、結合スペクトル線は、平行分布ブラッグ反射グレーティングと製造されたグレーティングカプラの導波路コア層との間の異なる距離を使用して調整されることができ、すなわち、結合スペクトル線は、第1の制限層の異なる製造厚さを使用して調整されることができ、それによって、異なる帯域幅及び最大結合効率を得る。

Claims (17)

  1. 基板層と、前記基板層に配設された反射層と、前記反射層に配設された第1の制限層と、前記第1の制限層に配設された導波路コア層であり、前記導波路コア層が、サブミクロン導波路、テーパ導波路、扇形状回折グレーティング、及び円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングを含み、前記サブミクロン導波路が前記テーパ導波路の狭い端部に接続され、前記テーパ導波路の広い端部が前記扇形状回折グレーティングの凹形表面に接続され、前記扇形状回折グレーティングの凸形表面が前記円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングの凹形表面に接続される、導波路コア層と、前記導波路コア層に配設された第2の制限層とを含むグレーティングカプラであって、
    前記第2の制限層が、第1の伝送軸の方向に伝送される第1の光信号を受け取り、前記第1の光信号を前記扇形状回折グレーティングに伝送するように構成され、前記第1の伝送軸は、前記導波路コア層が配置されている平面に対して垂直であり、前記扇形状回折グレーティングが、前記第2の制限層からの前記第1の光信号を受け取り、伝搬のために第2の伝送軸の方向に前記第1の光信号の伝搬方向を偏向させ、前記第1の光信号を前記テーパ導波路に伝送するように構成され、前記第1の伝送軸の前記方向が前記第2の伝送軸の前記方向に対して垂直であり、前記テーパ導波路が、前記扇形状回折グレーティングからの前記第1の光信号を受け取り、前記第1の光信号を前記サブミクロン導波路に伝送するように構成されるか、又は
    前記テーパ導波路が、前記サブミクロン導波路から第3の伝送軸の方向に伝送される第2の光信号を受け取り、前記第2の光信号を前記扇形状回折グレーティングに伝送するように構成され、前記扇形状回折グレーティングが、前記テーパ導波路からの前記第2の光信号を受け取り、伝搬のために第4の伝送軸の方向に前記第2の光信号の伝搬方向を偏向させ、前記第2の光信号を前記第2の制限層に伝送するように構成され、前記第3の伝送軸の前記方向が前記第4の伝送軸の前記方向に対して垂直であり、前記第2の制限層が、前記扇形状回折グレーティングからの前記第2の光信号を受け取り、前記第2の光信号を出力するように構成される、グレーティングカプラ。
  2. 前記導波路コア層の厚さが0.2μmと0.4μmとの間にあり、
    前記サブミクロン導波路の幅が0.4μmと0.6μmとの間にあり、
    前記テーパ導波路の長さが10μmと20μmとの間にあり、前記テーパ導波路の前記広い端部の幅が10μmと20μmとの間にあり、前記テーパ導波路の輪郭が直線又は放物線であり、
    前記扇形状回折グレーティングの長さが8μmと15μmとの間にあり、前記扇形状回折グレーティングの半径が15μmと30μmとの間にあり、前記扇形状回折グレーティングのエッチング深さが前記導波路コア層の前記厚さよりも小さく、
    前記円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングと前記扇形状回折グレーティングとの間の間隔が0.5μmと1.0μmとの間にある、請求項1に記載のグレーティングカプラ。
  3. 前記反射層が、平行分布ブラッグ反射グレーティングであり、前記平行分布ブラッグ反射グレーティングの周期の総量が少なくとも3であり、前記平行分布ブラッグ反射グレーティングと前記導波路コア層との間の間隔が0.5μmと1.5μmとの間にある、請求項1又は請求項2に記載のグレーティングカプラ。
  4. 前記円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングの中心が、前記扇形状回折グレーティングの中心と重なる、請求項2に記載のグレーティングカプラ。
  5. 前記第1の制限層及び前記第2の制限層の両方の材料が二酸化ケイ素である、請求項1に記載のグレーティングカプラ。
  6. 前記基板層及び前記導波路コア層の材料がシリコンである、請求項1に記載のグレーティングカプラ。
  7. 基板層と、前記基板層に配設された第1の制限層と、前記第1の制限層に配設された導波路コア層であり、前記導波路コア層が、サブミクロン導波路、テーパ導波路、扇形状回折グレーティング、及び円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングを含み、前記サブミクロン導波路が前記テーパ導波路の狭い端部に接続され、前記テーパ導波路の広い端部が前記扇形状回折グレーティングの凹形表面に接続され、前記扇形状回折グレーティングの凸形表面が前記円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングの凹形表面に接続される、導波路コア層と、前記導波路コア層に配設された第2の制限層と前記第2の制限層に配設された反射層とを含むグレーティングカプラであって、
    前記第1の制限層が、第1の伝送軸の方向に伝送される第1の光信号を受け取り、前記第1の光信号を前記扇形状回折グレーティングに伝送するように構成され、前記第1の伝送軸は、前記導波路コア層が配置されている平面に対して垂直であり、前記扇形状回折グレーティングが、前記第2の制限層からの前記第1の光信号を受け取り、伝搬のために第2の伝送軸の方向に前記第1の光信号の伝搬方向を偏向させ、前記第1の光信号を前記テーパ導波路に伝送するように構成され、前記第1の伝送軸の前記方向が前記第2の伝送軸の前記方向に対して垂直であり、前記テーパ導波路が、前記扇形状回折グレーティングからの前記第1の光信号を受け取り、前記第1の光信号を前記サブミクロン導波路に伝送するように構成されるか、又は
    前記テーパ導波路が、前記サブミクロン導波路から第3の伝送軸の方向に伝送される第2の光信号を受け取り、前記第2の光信号を前記扇形状回折グレーティングに伝送するように構成され、前記扇形状回折グレーティングが、前記テーパ導波路からの前記第2の光信号を受け取り、伝搬のために第4の伝送軸の方向に前記第2の光信号の伝搬方向を偏向させ、前記第2の光信号を前記第1の制限層に伝送するように構成され、前記第3の伝送軸の前記方向が前記第4の伝送軸の前記方向に対して垂直であり、前記第1の制限層が、前記扇形状回折グレーティングからの前記第2の光信号を受け取り、前記第2の光信号を出力するように構成される、グレーティングカプラ。
  8. 前記導波路コア層の厚さが0.2μmと0.4μmとの間にあり、
    前記サブミクロン導波路の幅が0.4μmと0.6μmとの間にあり、
    前記テーパ導波路の長さが10μmと20μmとの間にあり、前記テーパ導波路の前記広い端部の幅が10μmと20μmとの間にあり、前記テーパ導波路の輪郭が直線又は放物線であり、
    前記扇形状回折グレーティングの長さが8μmと15μmとの間にあり、前記扇形状回折グレーティングの半径が15μmと30μmとの間にあり、
    前記円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングと前記扇形状回折グレーティングとの間の間隔が0.5μmと1.0μmとの間にある、請求項7に記載のグレーティングカプラ。
  9. 前記反射層が、平行分布ブラッグ反射グレーティングであり、前記平行分布ブラッグ反射グレーティングの周期の総量が少なくとも3であり、前記平行分布ブラッグ反射グレーティングと前記導波路コア層との間の間隔が0.5μmと1.5μmとの間にある、請求項7又は請求項8に記載のグレーティングカプラ。
  10. 前記円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングの中心が、前記扇形状回折グレーティングの中心と重なる、請求項8に記載のグレーティングカプラ。
  11. 前記基板層が第1の開口部を含み、前記第1の開口部が光信号入力ユニットに接続されるか、又は
    前記第1の開口部が光信号受信ユニットに接続される、請求項7に記載のグレーティングカプラ。
  12. 前記光信号入力ユニットが、単一モードファイバ又は垂直キャビティ面発光レーザVCSELである、請求項11に記載のグレーティングカプラ。
  13. シリコン薄膜の複数の層をシリコン基板層に堆積させて、反射層を形成するステップと、
    二酸化ケイ素を前記反射層に堆積させて、第1の制限層を形成するステップと、
    導波路コア層を前記第1の制限層上に形成するステップと、
    二酸化ケイ素を前記導波路コア層に堆積させて、第2の制限層を形成し、裏面腐食及び化学機械研磨を実行するステップと
    を含むグレーティングカプラ製造方法。
  14. 導波路コア層を前記反射層上に形成する前記ステップが、具体的には、
    前記第1の制限層と、第1の事前設定厚さの酸化物層で表面が覆われているシリコンチップとに高温接合を実行し、裏面腐食及び化学機械研磨を実行して、第2の事前設定厚さの前記導波路コア層を前記第1の制限層上に形成するステップと、
    円弧形状分布ブラッグ反射グレーティングを前記導波路コア層に1つのエッチングプロセスを使用して形成するステップと、
    扇形状回折グレーティングを前記導波路コア層に1つのオーバーレイプロセスを使用して形成するステップと
    を含む、請求項13に記載のグレーティングカプラ製造方法。
  15. 二酸化ケイ素をシリコン基板層に堆積させて、第1の制限層を形成するステップと、
    導波路コア層を前記第1の制限層上に形成するステップと、
    二酸化ケイ素を前記導波路コア層に堆積させて、第2の制限層を形成し、裏面腐食及び化学機械研磨を実行するステップと、
    シリコン薄膜の複数の層を前記第2の制限層に堆積させて、反射層を形成するステップと
    を含むグレーティングカプラ製造方法。
  16. 導波路コア層を前記反射層上に形成する前記ステップが、具体的には、
    前記第1の制限層と、第1の事前設定厚さの酸化物層で表面が覆われているシリコンチップとに高温接合を実行し、裏面腐食及び化学機械研磨を実行して、第2の事前設定厚さの前記導波路コア層を前記第1の制限層上に形成するステップと、
    円弧形状分布ブラッグ反射グレーティング及び扇形状回折グレーティングを前記導波路コア層に1つのエッチングプロセスを使用して別々に形成するステップと
    を含む、請求項15に記載のグレーティングカプラ製造方法。
  17. シリコン薄膜の複数の層を前記第2の制限層に堆積させて、反射層を形成する前記ステップのあとに、当該方法が、前記シリコン基板層に第1の開口部を形成するステップをさらに含む、請求項15に記載のグレーティングカプラ製造方法。
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