JP2013205456A - 波長選択性経路切換素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回折格子部38を有する主光導波路と結合光導波路16とが備えられており、主光導波路及び結合光導波路はシリコン基板上に光導波路パターン構造体として形成されている。主光導波路は、入力部20、入力側合分岐部22、第1サブ光導波路24、第2サブ光導波路26、出力側合分岐部28、第1出力部30を備え、第1サブ光導波路と第2サブ光導波路とは、入力側合分岐部と出力側合分岐部で両端が結合されて形成されている。結合光導波路は、結合部18に第2出力部34が接続されて形成されている。入力部から入力されて回折格子部38でブラッグ反射された光は、光結合領域36で結合光導波路に移行する。
【選択図】図2
Description
図1を参照して、第1の実施形態の波長選択性経路切換素子の概略的構成について説明する。
図5を参照して第2の実施形態の波長選択性経路切換素子の構成について説明する。図5は、波長選択性経路切換素子を構成する光導波路パターンを示す概略的平面図である。第2の実施形態の波長選択性経路切換素子も、上述の第1の実施形態の波長選択性経路切換素子と同様の手法で形成できる。ここで、第2の実施形態の波長選択性経路切換素子を構成する光導波路パターンにつき説明する。
12:SiO2クラッド層
14、50:主光導波路
16:結合光導波路
18:結合部
20、40:入力部
22:入力側合分岐部
24、50-1:第1サブ光導波路
24-G、50-1-G:第1回折格子
26、50-2:第2サブ光導波路
26-G、50-2-G:第2回折格子
28、52:出力側合分岐部
30、44:第1出力部
32-1、32-2、50-1-C、50-2-C:回折格子非形成光導波路部
34、62:第2出力部
36:光結合領域
38、58:回折格子部
42:第1結合部
46:第1結合光導波路
48:主光導波路出力部
54:位相調整部
56:第1光結合領域
60:第2結合光導波路
64:第2結合部
66:第2光結合領域
68、70:複合光導波路部
Claims (7)
- 回折格子部を有する主光導波路と、結合光導波路とを備え、
前記主光導波路及び前記結合光導波路の互いの伝搬光のエバネッセント場がカップリングする光結合領域が設けられ、
前記主光導波路に前記回折格子部に向けて入力されたブラッグ波長の光は前記回折格子部でブラッグ反射され、前記光結合領域で前記結合光導波路に移行するように形成されている
ことを特徴とする波長選択性経路切換素子。 - 前記回折格子部は、対称モードの伝搬光を反対称モードの伝搬光に変換してブラッグ反射する構成とされており、
前記光結合領域は、反対称モードの伝搬光が前記結合光導波路に移行するように形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の波長選択性経路切換素子。 - 前記主光導波路は、入力部、入力側合分岐部、第1サブ光導波路、第2サブ光導波路、出力側合分岐部、及び第1出力部を備え、該第1サブ光導波路と該第2サブ光導波路とは、前記入力側合分岐部と前記出力側合分岐部とで両端が結合されて形成され、前記入力側合分岐部には前記入力部が接続されており、前記出力側合分岐部28には前記第1出力部が接続されており、
前記結合光導波路は、結合部に第2出力部が接続されて形成されており、
前記第1サブ光導波路には第1回折格子が形成され、及び前記第2サブ光導波路には第2回折格子が形成され、該第1回折格子と該第2回折格子とを以って前記回折格子部が構成され、
該第1サブ光導波路及び該第2サブ光導波路の互いの伝搬光のエバネッセント場がカップリングする間隔で、該第1サブ光導波路と該第2サブ光導波路とが平行に配置され、
前記光結合領域は、前記結合光導波路の前記結合部と、前記第1サブ光導波路の前記入力側合分岐部と前記第1回折格子の間の当該前記回折格子が形成されていない領域の光導波路部とを、互いの伝搬光のエバネッセント場がカップリングする間隔で平行に配置することによって形成されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の波長選択性経路切換素子。 - 前記光結合領域は、前記第1サブ光導波路の前記第1回折格子が形成されていない領域の光導波路部及び前記第2サブ光導波路の前記第2回折格子が形成されていない領域の光導波路部からなる複合光導波路部またはスロット光導波路部を反対称モードで伝搬する伝搬光の等価屈折率と、前記結合部を基本モードで伝搬する伝搬光の等価屈折率とが等しくなるように形成されている
ことを特徴とする請求項3に記載の波長選択性経路切換素子。 - 回折格子部を有する主光導波路と、第1結合光導波路及び第2結合光導波路を備え、
前記主光導波路及び前記第1結合光導波路の互いの伝搬光のエバネッセント場がカップリングする第1光結合領域と、
前記主光導波路及び前記第2結合光導波路の互いの伝搬光のエバネッセント場がカップリングする第2光結合領域と
が設けられ、
前記第1結合光導波路から前記第1光結合領域を介して前記主光導波路に前記回折格子部に向けて入力されたブラッグ波長の光は前記回折格子部でブラッグ反射され、前記第2光結合領域で前記第2結合光導波路に移行し、
前記第1結合光導波路から入力された前記回折格子部による放射モードへのカップリングが生じる波長の伝搬光は、前記第1光結合領域を通過して当該第1結合光導波路から出力されるように形成されている
ことを特徴とする波長選択性経路切換素子。 - 前記主光導波路は、第1サブ光導波路、第2サブ光導波路、出力側合分岐部、及び主光導波路出力部を備え、該第1サブ光導波路と該第2サブ光導波路とは、前記出力側合分岐部によって結合され、
前記第1結合光導波路は、入力部、第1結合部、第1出力部がこの順に接続されて形成されており、
前記第2結合光導波路は、第2結合部に第2出力部が接続されて形成されており、
前記第1サブ光導波路には第1回折格子形成され、前記第2サブ光導波路には、第2回折格子がされており、位相調整部が前記第1サブ光導波路と前記第2サブ光導波路の何れか一方に形成されており、前記第1回折格子と前記第2回折格子とを以って前記回折格子部が構成され、
該第1サブ光導波路及び該第2サブ光導波路の互いの伝搬光のエバネッセント場がカップリングする間隔で、該第1サブ光導波路と該第2サブ光導波路とが平行に配置され、
前記第1光結合領域は、前記第1結合部と、前記第1サブ光導波路の前記第1回折格子が形成されていない領域の光導波路部とを、互いの伝搬光のエバネッセント場がカップリングする間隔で平行に配置することによって形成され、
前記第2光結合領域は、前記第2結合部と、前記第2サブ光導波路の前記第2回折格子が形成されていない領域の光導波路部とを、互いの伝搬光のエバネッセント場がカップリングする間隔で平行に配置することによって形成されている
ことを特徴とする請求項5に記載の波長選択性経路切換素子。 - 前記第1光結合領域は、前記第1サブ光導波路の前記第1回折格子が形成されていない領域の光導波路部及び前記第2サブ光導波路の前記第2回折格子が形成されていない領域の光導波路部からなる複合光導波路部またはスロット光導波路部を反対称モードで伝搬する伝搬光の等価屈折率と、前記第1結合部を基本モードで伝搬する伝搬光の等価屈折率とが等しくなるように形成されており、
前記第2光結合領域は、前記第1サブ光導波路の前記第1回折格子が形成されていない領域の光導波路部及び前記第2サブ光導波路の前記第2回折格子が形成されていない領域の光導波路部からなる複合光導波路部またはスロット光導波路部を対称モードで伝搬する伝搬光の等価屈折率と、前記第2結合部を基本モードで伝搬する伝搬光の等価屈折率とが等しくなるように形成されている
ことを特徴とする請求項6に記載の波長選択性経路切換素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012071208A JP2013205456A (ja) | 2012-03-27 | 2012-03-27 | 波長選択性経路切換素子 |
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JP2012071208A JP2013205456A (ja) | 2012-03-27 | 2012-03-27 | 波長選択性経路切換素子 |
Publications (1)
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JP2013205456A true JP2013205456A (ja) | 2013-10-07 |
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ID=49524639
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JP2012071208A Pending JP2013205456A (ja) | 2012-03-27 | 2012-03-27 | 波長選択性経路切換素子 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2013205456A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107167873A (zh) * | 2017-06-12 | 2017-09-15 | 南京大学 | 一种环形反射式波导光栅滤波器及制作方法 |
JP2017198986A (ja) * | 2016-04-20 | 2017-11-02 | 株式会社豊田中央研究所 | 回折構造体、回折格子、回折格子アレイ、光フェーズドアレイ、光変調器、光フィルタ、及びレーザ光源 |
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-
2012
- 2012-03-27 JP JP2012071208A patent/JP2013205456A/ja active Pending
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