JP2017512917A - 二重織を用いたエアパッド - Google Patents

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Abstract

本発明によるエアパッドは、二重織の内部に空気を含むため保温性に優れ、それによって保温断熱材、エアマット(air mat)、エアベッド(air bed)、フローティングカバーなどの製品の製造に使用でき、このような製品の製造工程を単純化することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、エアパッドに関し、より詳しくは、二重織の内部に空気を含むため保温性と防音性に優れ、それによって保温断熱材、防音材、エアマット(air mat)、エアベッド(air bed)、フローティングカバー(floating cover)などの製造に使用できるエアパッドに関する。
一般に、空気は断熱性と防音性に優れ、外部の圧力に対応して収縮、膨張するため、所定のクッションを提供する。このような空気の断熱性と防音性を用いるため、保温断熱材と防音材はその内部に空気層を含むことがある。そして、エアマット、エアベッドなどのような製品は、その内部空間に注入した空気によって膨張することで、人が横になるか又は座ることができる空間を提供する。
前記保温断熱材、防音材、エアマット及びエアベッドなどのように空気を内部に含む製品を製造するためには、空気を注入できる密閉空間を設けなければならず、該空間に注入された空気は外部に漏れない状態で一定時間維持されねばならない。
エアマットを例に挙げて説明すれば、図1に示されたように、エアマット1は上部シート2、側面シート3及び下部シート4で囲まれた密閉空間を有し、該空間に圧縮空気が注入される。このようなエアマット1は、韓国実用登録第295894号公報などにその構成が開示されている。
ところが、前記空間は、上部シート2、側面シート3及び下部シート4をそれぞれ製造して裁断した後、これらを接着または溶着する工程を経て形成されるため、製造過程が複雑であって長時間がかかるという問題点がある。
また、前記エアマットは、上部シート2と下部シート4との間が圧縮空気によって盛り上がって膨張しないように、上部シート2と下部シート4とを互いに連結する糸(連結糸5)を内部空間に設けなければならないという問題点がある。
このような問題点はその内部に空気層を有する保温断熱材、防音材及びフローティングカバーなどにおいても同様である。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、内部に空気を注入できる密閉空間を有するエアパッドを提供することを目的とする。
特に、上記問題点を解決するため、内部に空気が含まれる保温断熱材、防音材、フローティングカバー、エアマット、エアベッドなどの製造工程を単純化できるエアパッドを提供することを目的とする。
上記の課題を達成するため、本発明によるエアパッドは二重織を使用する。
周知のように、二重織はエアバッグ(air bag)の素材として使用されている。エアバッグ製造用二重織は、膨張部、非膨張部及びシームパターン部(seam pattern part)を含み、その表面がシリコーン樹脂などでコーティングされている。前記膨張部は、圧縮空気の流入によって膨張することで搭乗者を衝撃から保護し、非膨張部は膨張部を支持する役割を果たす。そして、シームパターン部は膨張部と非膨張部との間に形成され、圧縮空気が外部に漏れないようにし、膨張による瞬間的な衝撃に耐える役割を果たす。
そして、前記エアバッグ製造用二重織は、圧縮空気が短時間(約5〜6秒以上)のみ膨張部の内部に留まり、その後は搭乗者(運転者)の視野確保と2次損傷(衝撃)防止のため外部に抜け出るように製造される。このような程度の気密性を確保し、膨張時の強い膨張力に耐えるため、二重織は420デニール程度の太いナイロン糸で作られ、重く(350g/m〜450g/m)、コーティング層もそれに合わせて形成される。
したがって、このようなエアバッグ製造用二重織はその内部に空気を含むことができるものの、保温断熱材、防音材、エアマット、フローティングカバーなどに使用することはできない。保温断熱材などにおいては、その内部の空気が相当期間継続して維持されねばならないためである。
また、エアバッグ製造用二重織は重く、シリコーンコーティングの空気透過性が大きく、また、摩擦力が大き過ぎるため、保温断熱材、防音材、エアマット、エアベッド、フローティングカバーなどへの使用には適しない。
さらに、エアバッグ製造用二重織は膨張部、非膨張部及びシームパターン部を含むため、ジャカード織機で製造しなければならず、それにより製造コストが非常に高いという問題点がある。
本発明で使用される二重織は、製織によって作られ、その内部に圧縮空気を含むことができるという点ではエアバッグ製造用二重織と同じであるが、気密性、糸の材質と太さ、コーティング、重さ、触感などが保温断熱材、防音材、エアマット、エアベッドなどに適し、高いジャカード織機を使用しなくても製造できるようにその構成を改善したものである。
このように、本発明によるエアパッドは、エアバッグとはその技術分野が全く相異なるだけでなく、その構成及び効果も差別化しているため、単に用途のみを変更した用途発明として採られてはならない。
具体的に、本発明によるエアパッドは、膨張部10、非膨張部20及びコーティング層40を含む。
膨張部10は、互いに分離できる上部織物層11と下部織物層13とからなり、上部織物層11と下部織物層13との間の空間15に注入された圧縮空気によって膨張することができる。そして、非膨張部20は、膨張部10の間で膨張部10に連続するように形成され、単一層からなる。
コーティング層40は、前記空間15の圧縮空気が外部に漏れることを防止するため、膨張部10と非膨張部20の表面に形成される。
膨張部10と非膨張部20とは繰り返して形成され、膨張部10は平織りでなり、非膨張部20はバスケット織りでなる。そして、前記エアパッドは、下記数式によって計算したカバーファクター値が2,000ないし2,200である。
<数式>
Figure 2017512917
前記エアパッドの二重織原緞は、50デニールないし120デニールのポリエステル糸又は100デニールないし300デニールのポリプロピレン糸からなり得る。このとき、膨張部10と非膨張部20との間のシームパターン部を省略することができる。
前記膨張部10と非膨張部20がポリエステルからなり、コーティング層40が熱可塑性ポリウレタン(TPU、thermoplastic polyurethane)からなり得る。前記コーティングのコーティング量は60g/mないし150g/mであることが望ましい。さらに、エアパッドを保護するためのポリエステルメッシュをコーティング層40に重ねて設けることができる。
前記膨張部10と非膨張部20がポリプロピレンからなり、コーティング層40がポリプロピレンからなり得る。前記コーティングのコーティング量は140g/mないし200g/mであることが望ましい。さらに、エアパッドを保護するためのポリプロピレンメッシュをコーティング層40に重ねて設けることができる。
本発明による二重織原緞の縁部には単一層からなる非膨張部22を形成することができる。非膨張部22はバスケット織りでなり、縁部の内側には膨張部10と非膨張部20とが繰り返して形成されるが、非膨張部20は一定間隔d(s)で形成され得る。
前記二重織原緞の代案として、二重織原緞の縁部に膨張部10が形成され、縁部の膨張部10をなす上部織物層11と下部織物層13とを接着剤55によって互いに接着して気密にすることもできる。
上記のようなエアパッドは、保温断熱材、防音材、エアマット、エアベッド、フローティングカバーなどに使用することができる。
前記二重織原緞は、コーティング層40を形成する前、70℃ないし100℃に加熱した状態でアイロン掛け処理することが望ましい。このように前熱処理した二重織原緞は、以後のコーティング層形成工程で熱収縮率が小さくなって形態安定性が向上する。
本発明の他の態様であるエアパッドの製造方法は、(a)圧縮空気によって膨張できる膨張部10、及び膨張部10の間で膨張部10に連続するように形成され、単一層からなる非膨張部20を含む二重織原緞を用意する段階、(b)前記(a)段階の後に二重織原緞にコーティング層40を形成する段階、を含む。
コーティング層40は、前記空間15の圧縮空気が外部に漏れることを防止する。膨張部10は平織りでなり、非膨張部20はバスケット織りでなる。また、前記二重織原緞は下記数式によって計算したカバーファクター値が2,000ないし2,200である。
<数式>
Figure 2017512917
また、前記(a)段階と(b)段階との間には前熱処理段階をさらに含むことが望ましい。前熱処理段階では、二重織原緞を70℃ないし100℃に加熱した状態でロールの間を通過させて二重織原緞をアイロン掛けする。
本発明は、次のような効果を奏する。
第一、内部に圧縮空気を注入できる密閉空間が設けられたエアパッドを提供する。このようなエアパッドを用いれば、保温断熱材、防音材、フローティングカバー、エアマット、エアベッドなどの製造工程を単純化することができる。
例えば、本発明で使用する二重織原緞を裁断し、コーティング層を形成した後、圧縮空気を注入するだけで、保温断熱材、防音材、エアマット、エアベッド、フローティングカバーなどを完成することができる。
第二、本発明によるエアパッドは膨張部と非膨張部とが繰り返して形成されるため、上部織物層11と下部織物層13との間が盛り上がって膨張することを防止でき、それによって圧縮空気が注入されたとき、平たい面を形成することができる。
第三、コーティング層を形成する前に二重織原緞に前熱処理を施すため、熱加工による収縮率を低減でき、形態安定性を確保することができる。すなわち、収縮率を低くすることでエアパッドの捩れや皺を防止でき、それによって圧縮空気が注入されたとき、平たい面を形成することができる。
第四、本発明で使用する二重織原緞はジャカードのような高い織機を用いなくても製造できるため、その製造コストが非常に安価である。
一般的なエアマットを示した一部切開斜視図である。 本発明の望ましい実施例によるエアパッドを示した平面図である。 図2のエアパッドが圧縮空気によって膨張した様子を示した断面図である。 図3のA部分の拡大図である。 本発明の望ましい他の実施例によるエアパッドを示した平面図である。 図5のB−B’断面図である。 図5のエアパッドが圧縮空気によって膨張した様子を示した斜視図である。 図7のC−C’断面図である。 本発明の望ましいさらに他の実施例によるエアパッドを示した平面図である。 図9のD−D’断面図である。 図9のエアパッドを製造するために使用される二重織原緞を示した平面図である。 本発明によるエアパッドを製造するための前熱処理工程を示した構成図である。
以下、添付された図面を参照して本発明を詳しく説明する。これに先立ち、本明細書及び請求の範囲に使われた用語や単語は通常的や辞書的な意味に限定して解釈されてはならず、発明者自らは発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義できるという原則に則して本発明の技術的な思想に応ずる意味及び概念で解釈されねばならない。
したがって、本明細書に記載された実施例及び図面に示された構成は、本発明のもっとも望ましい一実施例に過ぎず、本発明の技術的な思想のすべてを代弁するものではないため、本出願の時点においてこれらに代替できる多様な均等物及び変形例があり得ることを理解せねばならない。
図2は本発明の望ましい実施例によるエアパッドを示した平面図であり、図3は前記エアパッドが圧縮空気によって膨張した様子を示した断面図であり、図4は図3のA部分の拡大図である。
図面を参照する。エアパッド100は二重織原緞、および二重織原緞の表面に形成されたコーティング層40を備える。
二重織原緞は、膨張部10と非膨張部20、22を含む。膨張部10は、上部織物層11と下部織物層13を含むが、理解を助けるために図面では膨張部10が線によって非膨張部20、22と区分されている。すなわち、非膨張部20、22を除いた他の部分は膨張部10であるが、区分線は膨張部と非膨張部との製織方法が相異なるために二重織原緞に形成されたものである。
上部織物層11と下部織物層13とはその間の空間15に注入された圧縮空気によって膨張する。上部織物層11と下部織物層13は平織り(plain weave)でなる。
前記圧縮空気は、注入口30を通じて膨張部10に注入される。注入口30は縁部を貫通するように形成される。注入口30には、膨張部10に圧縮空気を注入し、注入された圧縮空気が外部に排出されることを防止するための弁及び/または栓(図示せず)などを設けることができる。
非膨張部20、22は単一層からなる部分であって、バスケット織り、望ましくは2×2バスケット織り又は3×3バスケット織りでなる。非膨張部のうち非膨張部22は縁部に形成され、非膨張部20は縁部の内側で膨張部10の間に形成される。
圧縮空気によって膨張部10が膨張するとき、非膨張部20、22は膨張せず膨張部10を支持し、圧縮空気が外部に漏れないようにする。
図面には正方形の非膨張部20が示されているが、非膨張部20は円形、長方形、五角形、三角形、直線など多様な形状で形成することができる。そして、非膨張部20は複数個が繰り返して形成されるが、その間隔dが一定であることが望ましい。非膨張部20間の間隔dが一定であれば、膨張部10が膨張したときの高さhが一定になり得るため、エアマットまたはエアベッドなどとしての使用に適するという効果がある。
一方、二重織原緞の縁部に形成された非膨張部22は、気密性を高めるために非膨張部20よりその幅wが広いことが望ましい。
本発明によるエアパッド100は、圧縮空気を相当期間膨張部10の内部に維持させる。そのため、二重織原緞は2,000ないし2,200のカバーファクターを有する。前記カバーファクターは下記数式1によって計算される。
<数式1>
Figure 2017512917
カバーファクター値が2,000未満の場合は気密度が下がるためエアパッドとして望ましくなく、カバーファクター値が2,200を超えれば現実的に製造し難い。
エアパッドの内部に注入された圧縮空気は約0.18barないし0.25barの圧力(gage pressure)を10日ないし25日程度維持でき、それによってエアパッドは保温断熱材、防音材、エアマット、エアベッドなどとして使用することができる。このような圧力維持(気密性)は前記二重織原緞とコーティング層40との協力によって成し遂げられる。
さらに、本発明によるエアパッド100は、膨張部10と非膨張部20、22をポリエステルまたはポリプロピレンから製造することができる。
膨張部10と非膨張部20、22がポリエステルからなり、コーティング層40が熱可塑性ポリウレタン(TPU)からなる場合、エアパッド100は220g/mないし330g/mの重量を有することが望ましい。また、膨張部10と非膨張部20、22がポリプロピレンからなり、コーティング層40がポリプロピレンからなる場合、エアパッド100は400g/mないし480g/mの重量を有することが望ましい。
エアパッド100の重量が上述した下限値より小さい場合は、製品に求められる物性(膨張時の耐伸張性、引張強度、耐久性など)を満たし難く、上述した上限値より大きい場合は、製品が過度に重くなり、糸が必要以上に太くなってシームパターン部が必要になるなど望ましくない。
一方、膨張部10と非膨張部20、22がポリエステル糸で作られる場合は、糸の太さが50デニールないし120デニールであることが望ましく、より望ましくは糸の太さが75デニールである。
また、膨張部10と非膨張部20、22がポリプロピレン糸で作られる場合は、糸の太さが100デニールないし300デニールであることが望ましく、より望ましくは糸の太さが250デニールである。
糸の太さが上述した上限値を超えれば、製品が重くなって気密度が下がるため望ましくなく、糸の太さが上述した下限値未満であれば、圧縮空気を注入したとき耐伸張性が低下するため望ましくない。
本発明による二重織原緞は、膨張部10と非膨張部20、22からなり、シームパターン部を有しない。上述したように、シームパターン部はエアバッグ製造用二重織で膨張部と非膨張部との間に形成されるものであって、エアバッグが急激に膨張するときの衝撃を支え、圧縮空気が抜け出ないようにする。
そして、エアバッグ製造用二重織はシームパターン部を有するため、ジャカード織機で製造され、一般織機では製造することができない。それにより、製造コストが非常に高いという短所がある。
本発明で使用する二重織原緞は、急激に空気が注入されることがなく、50ないし120デニールのポリエステル糸又は100〜300デニールのポリプロピレン糸を用いて全体的にぎっしり(dense)製造されるため、シームパターン部を必要とせず、レピア織機のような一般織機でも製造することができる。それにより、製造コストがエアバッグ製造用二重織に比べて1/4程度と非常に安価であるという長所を有する。
前記コーティング層40は、気密性を維持するために膨張部10と非膨張部20、22の表面に形成される。前記コーティングは、ナイフコーティング法、ドクターブレード法、噴霧コーティング法などでも形成できるが、押出法(extrusion)で形成することが望ましい。
前記コーティング層40は、熱可塑性ポリウレタン(TPU)またはポリプロピレンからなることが望ましい。
熱可塑性ポリウレタンからなるコーティング層40は柔らかくて触感に優れ、耐スクラッチ性(scratch resistance)に優れる。一方、エアバッグ製造用二重織に多く使用されるシリコーンコーティングは、空気透過性が大きく、摩擦力が大き過ぎるため、エアマット、エアベッドなどに適しない。
二重織原緞(膨張部と非膨張部)がポリエステルからなる場合、熱可塑性ポリウレタンのコーティング量は60g/mないし150g/mであることが望ましい。そして、二重織原緞(膨張部と非膨張部)がポリプロピレンからなる場合、ポリプロピレンのコーティング量は140g/mないし200g/mであることが望ましい。
前記コーティング量が上述した下限値より少ない場合は気密性が不良になり、上述した上限値より多い場合は製品が厚く且つ重くなるため望ましくない。本発明によるエアパッド100のうちポリエステル原糸を使った製品はコーティング後約0.42mm〜0.52mm程度の厚さを有し、ポリプロピレン原糸を使った製品はコーティング後約0.6mm〜0.85mm程度の厚さを有する。
一方、エアパッド100はメッシュ原緞(図示せず)をさらに備えることができるが、前記コーティング液を塗布した後、硬化する前にメッシュ原緞をコーティング層上に重ねて加圧することでメッシュ原緞を製品に取り付けることができる。
前記メッシュ原緞は、エアパッド100を地面または芝生などに広げて使用する場合、石または突出した物などによってエアパッド100が損傷されることを防止する。そのため、前記メッシュ原緞はエアパッド100の両面にそれぞれ備えることもできるが、地面または芝生などと接する面のみに備えることが重量を減らし、コスト節減の面で望ましい。
膨張部10と非膨張部20、22がポリエステルからなってコーティング層40が熱可塑性ポリウレタン(TPU)からなる場合、前記メッシュ原緞はポリエステルメッシュからなることが望ましい。この場合、ポリエステルメッシュが40g/cm以下の重量を有するため、全体製品は260g/mないし370g/mの重量を有する。
そして、膨張部10と非膨張部20、22がポリプロピレンからなってコーティング層40がポリプロピレンからなる場合、前記メッシュ原緞はポリプロピレンメッシュからなることが望ましい。この場合、ポリプロピレンメッシュが40g/cm以下の重量を有するため、全体製品は440g/mないし520g/mの重量を有する。
前記ポリエステルメッシュとポリプロピレンメッシュは網状原緞であって、市場で容易に購入できるため、ここではその説明を省略する。
一方、図5は本発明の望ましい他の実施例によるエアパッドを示した平面図であり、図6は図5のB−B’断面図であり、図7は前記エアパッドが圧縮空気によって膨張した様子を示した斜視図であり、図8は図7のC−C’断面図である。図5ないし図8の図面符号のうち図1ないし図4の図面符号と同じものは同一構成要素であることを示す。
前記エアパッド200は、二重織原緞、および二重織原緞の表面に形成されたコーティング層40を備える。
二重織原緞は膨張部10と非膨張部20、22とがエアパッド200の長手方向に沿って長く形成されたことを除けば、図2の二重織原緞と同じである。
具体的に、非膨張部22は二重織原緞の縁部のうち空気注入口30を除いた他の全体部分に形成され、それによって膨張部10に注入された圧縮空気が外部に漏れることを遮断する。一方、説明しない図面符号35は空気注入口30に設けられた弁(または栓)である。
そして、非膨張部20は非膨張部22の内側で複数個が幅方向に所定間隔sで形成され、エアパッド200の長手方向に沿って長く形成される。このとき、非膨張部20の両端が非膨張部22から離隔することが望ましいが、空気注入口30から注入された圧縮空気をエアパッド200の内部に拡散させ、図7に示したように膨張部10が膨張できる余裕空間を提供するためである。
非膨張部20間の間隔s、非膨張部22と非膨張部20との間の間隔sは同じであることが望ましい。前記間隔sが一定であれば、膨張部10が膨張したときの高さhが一定になり得るため、エアマットまたはエアベッドなどとしての使用に適するという効果がある。
一方、コーティング層40は上述したエアパッド100のコーティング層40とその素材、コーティング量、コーティング厚さなどが同様であるため、ここではその説明を省略する。
さらに、エアパッド200はメッシュ原緞(図示せず)をさらに備えることができるが、前記メッシュ原緞は上述したエアパッド100のメッシュ原緞と同じであり、エアパッドに取り付ける方法も上述した方法と同様である。
図9は本発明の望ましいさらに他の実施例によるエアパッドを示した平面図であり、図10は図9のD−D’断面図である。図9および図10の図面符号のうち図1ないし図8の図面符号と同じものは同一構成要素であることを示す。
前記エアパッド300は、二重織原緞、及び二重織原緞の表面に形成されたコーティング層40を備える。前記コーティング層40は、上述したエアパッド100、200のコーティング層40と同様である。
二重織原緞は、その縁部に膨張部10が位置するように裁断されたことを除けば、上述した二重織原緞と同じである。
図11はこのような二重織原緞を示しているが、前記二重織原緞では膨張部10と非膨張部20とが繰り返して形成され、非膨張部20がエアパッド300の長手方向に沿って長く形成され、その縁部には膨張部10が位置する。
そして、前記縁部の膨張部10を成す上部織物層11と下部織物層13とは接着剤55によって互いに接着され、内部空気が外部に漏れることを防止する。図9で点線51と外郭線53と間の部分は接着された部分50を示す。
二重織原緞を用いてエアパッドを製造する場合、縁部で空気漏れが最も多く発生するが、前記縁部を接着剤55で処理すれば、空気漏れの防止に非常に効果的である。
以下、本発明によるエアパッド300の製造過程を説明する。
まず、二重織原緞を製造する(S10)。上述したように、二重織原緞には膨張部10と非膨張部20とが繰り返して形成され、非膨張部20はエアパッド300の長手方向に沿って長く形成される。このような二重織原緞は本明細書を参照した当業者が従来の織機(例えば、レピア織機)を用いて容易に製造することができる。
次いで、図11に示したように二重織原緞の縁部に膨張部10が位置するように裁断する(S20)。
このように裁断された二重織原緞を70℃ないし100℃程度に加熱した状態でロールの間を通過させる(S30)。具体的に、図12に示したように、前記二重織原緞は繰出しロール71に巻き取られた状態で繰り出され、矢印方向に移動しながら加熱ドラム73によって70℃ないし100℃程度に加熱され、加熱された状態でロール75の間を通過しながら皺、形態捩れなどが除去(アイロン掛け効果)された後、巻取りロール72に巻き取られる。
コーティング層を形成する前にこのような前熱処理工程を施せば、以後のコーティング層40形成工程で熱収縮率が低減して形態安定性が向上する効果がある。もし、前記前熱処理工程を経ずにコーティング層を形成すれば、ポリプロピレン二重織原緞の場合、109℃で約15分間の熱処理の際の収縮率が約12%に至り、形態安定性が不良になる。一方、前記形態安定性とは、コーティング済み製品(エアパッド)における捩れや皺などの残存程度を意味し、形態安定性が不良であれば、圧縮空気を注入するとき平たい面を形成することができず、捩れた面になる。
それに対し、上述した前熱処理工程を経た後、コーティング層40を形成すれば、熱収縮率を8%程度に維持でき、形態安定性を高めることができる。したがって、前記熱処理工程を経たエアパッド300は、圧縮空気を注入するとき平たい面を形成することができる。
一方、前記前熱処理工程が完了すれば、縁部を成す上部織物層11と下部織物層13との間に接着剤55を塗布して接着させ、熱加工を通じてコーティング層40を形成する。
前記コーティング層40形成工程は、コーティング素材(上述した熱可塑性ポリウレタン、ポリプロピレン)を二重織原緞にコーティング(塗布)した後、約109℃程度の温度で約15分間加熱処理することで行われ得る。
以上、エアパッド300の製造工程のみを説明したが、本明細書を参照した当業者であればエアパッド100、200の製造工程も容易に分かるはずであるため、エアパッド100、200の製造工程は省略する。
上述したように、本発明によるエアパッド100、200はその内部空間15に注入された圧縮空気が相当期間維持できるため、保温断熱材、防音材、フローティングカバー、エアマット、エアベッドなどのような製品に適する。特に、本発明では二重織原緞を裁断してコーティング層を形成した後、圧縮空気を注入するだけで、保温断熱材、防音材、エアマット、エアベッド、フローティングカバーなどを完成できるため、製品の製造工程と時間を大幅に減らすことができる。
以下、本発明の理解を助けるために実施例を挙げて説明する。しかし、本発明による実施例は多くの他の形態に変形されることができ、本発明の範囲が後述する実施例に限定されると解釈されてはならない。本発明の実施例は当業界で平均的な知識を持つ者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。
実施例1
75デニールのポリエステルフィラメント糸を経糸及び緯糸として使用して、膨張部10と非膨張部20とが繰り返して形成され、膨張部10は平織りでなり、非膨張部20は2×2バスケット織りでなる図2及び図3のような二重織原緞を用意した。このとき、経糸密度と緯糸密度はそれぞれ116本/インチ、カバーファクターは2,010になるようにした。
上記のようにして用意した二重織原緞の両面に熱可塑性ポリウレタンをコーティング量100g/mにコーティングし、109℃の温度で約15分間加熱処理してコーティング層40を形成し、エアパッドを製造した。
実施例2
210デニールのポリプロピレンフィラメント糸を経糸及び緯糸として使用して、膨張部10と非膨張部20とが繰り返して形成され、膨張部10は平織りでなり、非膨張部20は2×2バスケット織りでなる図2及び図3のような二重織原緞を用意した。このとき、経糸密度と緯糸密度はそれぞれ62本/インチ、カバーファクターは2,200になるようにした。
上記のようにして用意した二重織原緞を図12に示されたように加熱ドラム73で80℃程度に加熱し、加熱された状態でロール75の間を通過させて皺、形態捩れなどを除去する前熱処理工程を施した。
その後、前記前熱処理工程を経た二重織原緞の両面にポリプロピレンをコーティング量150g/mにコーティングし、109℃の温度で約15分間加熱処理してコーティング層40を形成し、エアパッドを製造した。
実施例3
75デニールのポリエステルフィラメント糸を経糸及び緯糸として使用して、膨張部10と非膨張部20とが繰り返して形成され、膨張部10は平織りでなり、非膨張部20は2×2バスケット織りでなる図2及び図3のような二重織原緞を用意した。このとき、経糸密度と緯糸密度はそれぞれ127本/インチ、カバーファクターは2,200になるようにした。
上記のようにして用意した二重織原緞を図12に示されたように加熱ドラム73で80℃程度に加熱し、加熱された状態でロール75の間を通過させて皺、形態捩れなどを除去する前熱処理工程を施した。
その後、前記前熱処理工程を経た二重織原緞の両面に熱可塑性ポリウレタンをコーティング量150g/mにコーティングし、109℃の温度で約15分間加熱処理してコーティング層40を形成した。
このとき、前記コーティング層が完全に硬化する前に、重量30g/cmのポリエステルメッシュを前記コーティング層上に重ねて加圧して取り付け、エアパッドを製造した。
比較例1
30デニールのポリエステルフィラメント糸を経糸及び緯糸として使用し、経糸密度と緯糸密度がそれぞれ116本/インチ、カバーファクターが約1,270になるようにした点を除いて、実施例1と同じ方法でエアパッドを製造した。
空気圧力維持特性(気密性)の評価
実施例1ないし実施例3、及び比較例1で製造したエアパッドの内部に圧縮空気を約0.20barの圧力になるように注入した後、初期注入した空気の圧力が維持される期間を評価し、その結果を下記表1に示した。
Figure 2017512917
表1を参照すれば、比較例1のエアパッドに比べて、本発明による実施例1ないし実施例3のエアパッドは圧力約0.20barの空気がエアパッドの内部に注入された場合、17日以上の長期間に亘って初期注入された空気の圧力が維持されることが分かる。
このような優れた気密性を有するため、本発明の実施例によるエアパッドは保温断熱材、防音材、エアマット、エアベッドなどとして使用することができる。
10 膨張部
11 上部織物層
13 下部織物層
15 内部空間
20、22 非膨張部
30 注入口
35 弁
40 コーティング層
50 接着部
51 点線
53 外郭線
71 繰出しロール
72 巻取りロール
73 加熱ドラム
75 ロール
d 非膨張部間の間隔
h 膨張部が膨張したときの高さ
w 縁部に形成された非膨張部の幅
s 非膨張部20間の間隔、非膨張部20と非膨張部22との間の間隔
100、200、300 エアパッド

Claims (14)

  1. 互いに分離できる上部織物層11と下部織物層13とからなり、上部織物層11と下部織物層13との間の空間15に注入された圧縮空気によって膨張できる膨張部10と、
    膨張部10の間で膨張部10に連続するように形成され、単一層からなる非膨張部20と、
    前記空間15の圧縮空気が外部に漏れることを防止するため、膨張部10と非膨張部20に形成されたコーティング層40と、を含み、
    膨張部10と非膨張部20とは繰り返して形成され、
    膨張部10は平織りでなり、非膨張部20はバスケット織りでなり、
    下記数式によって計算したカバーファクター値が2,000ないし2,200であることを特徴とする、
    エアパッド。
    <数式>
    Figure 2017512917
  2. 50デニールないし120デニールのポリエステル糸又は100デニールないし300デニールのポリプロピレン糸からなり、膨張部10と非膨張部20との間にシームパターン部がないことを特徴とする請求項1に記載のエアパッド。
  3. 膨張部10と非膨張部20がポリエステルからなり、コーティング層40が熱可塑性ポリウレタン(TPU)からなり、前記コーティングのコーティング量が60g/mないし150g/mであることを特徴とする請求項2に記載のエアパッド。
  4. エアパッドを保護するためのポリエステルメッシュがコーティング層40に重ねて設けられることを特徴とする請求項3に記載のエアパッド。
  5. 膨張部10と非膨張部20がポリプロピレンからなり、コーティング層40がポリプロピレンからなり、前記コーティングのコーティング量が140g/mないし200g/mであることを特徴とする請求項2に記載のエアパッド。
  6. エアパッドを保護するためのポリプロピレンメッシュがコーティング層40に重ねて設けられることを特徴とする請求項5に記載のエアパッド。
  7. 縁部に単一層からなる非膨張部22が形成され、非膨張部22はバスケット織りでなり、縁部の内側には膨張部10と非膨張部20とが繰り返して形成され、非膨張部20が一定間隔d(s)で形成されることを特徴とする請求項1ないし請求項6のうちいずれか1項に記載のエアパッド。
  8. 縁部に膨張部10が形成され、縁部の膨張部10を成す上部織物層11と下部織物層13とが接着剤55によって互いに接着されて気密になることを特徴とする請求項1ないし請求項6のうちいずれか1項に記載のエアパッド。
  9. 保温断熱材、防音材、エアマット、エアベッド、フローティングカバーのうち少なくともいずれか1つとして使用できることを特徴とする請求項1ないし請求項6のうちいずれか1項に記載のエアパッド。
  10. 膨張部と非膨張部とからなる二重織原緞は、コーティング層40を形成する前、70℃ないし100℃に加熱された状態でアイロン掛け処理されることを特徴とする請求項1ないし請求項6のうちいずれか1項に記載のエアパッド。
  11. (a)圧縮空気によって膨張できる膨張部10、及び膨張部10の間で膨張部10に連続するように形成され、単一層からなる非膨張部20を含む二重織原緞を用意する段階と、
    (b)前記(a)段階の後に二重織原緞にコーティング層40を形成する段階と、を含み、
    コーティング層40は前記空間15の圧縮空気が外部に漏れることを防止し、
    膨張部10は平織りでなり、非膨張部20はバスケット織りでなり、
    下記数式によって計算したカバーファクター値が2,000ないし2,200であることを特徴とする、
    エアパッドの製造方法。
    <数式>
    Figure 2017512917
  12. 前記(a)段階と(b)段階との間には、(a1)前記二重織原緞を70℃ないし100℃に加熱した状態でロールの間を通過させて二重織原緞をアイロン掛けする前熱処理段階が含まれることを特徴とする請求項11に記載のエアパッドの製造方法。
  13. 二重織原緞の縁部には単一層からなる非膨張部22が形成され、非膨張部22はバスケット織りでなり、縁部の内側には膨張部10と非膨張部20とが繰り返して形成され、非膨張部20が一定間隔d(s)で形成されることを特徴とする請求項11に記載のエアパッドの製造方法。
  14. 二重織原緞の縁部には膨張部10が形成され、縁部の膨張部10を成す上部織物層11と下部織物層13とが接着剤55によって互いに接着されて気密になることを特徴とする請求項11に記載のエアパッドの製造方法。
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