JP2017507994A - チアクマイシンbの新たな多形及び新たな固体状態 - Google Patents

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Abstract

本発明は、チアクマイシンBの結晶性溶媒和物中に存在する新たな多形に関し、溶媒和物は、プロパノール、イソプロパノール、酢酸、酢酸イソプロピル、クロロベンゼン及びメチルエチルケトン溶媒和物である。本発明はさらに、チアクマイシンBの新たな非晶質形にも関する。

Description

本発明はチアクマイシンBの新たな多形及び新たな固体状態に関する。チアクマイシンBは特許文献1又は特許文献2に開示されるようにして生産可能である。チアクマイシン類に関する様々な多形及び結晶に言及しているいくつかの出版物、例えば特許文献3〜6、非特許文献1が存在する。
以下の背景は、非特許文献2に基づいている:
薬物及び製薬用添加剤いずれの結晶及び粉末においても見られる固体状態の物理的特性は、剤形の生産及び最終製品の性能の両方に影響を及ぼす可能性があるので、興味深い。
結晶性固体は、いくつかの副相、例えば多形、溶媒和物、水和物、及び共結晶などで存在する場合がある。多形は、同一化合物の(異なる自由エネルギー状態での)異なる結晶形態である。他方、溶媒和物、水和物及び共結晶は、化学量論量又は相当量の追加の化合物を含むという点で類似している。例えば、薬物が有機溶媒を伴うもの(溶媒和物を形成)若しくは水を伴うもの(水和物を形成)、又は別の結晶性固体を伴うもの(共結晶を形成)である。いずれの種類の化合物も結晶の短距離秩序及び長距離秩序に関与し、したがってこれらの副相は2種類の分子で構成されている単一の結晶形態とみなされる。
原薬の結晶形態の性質は、固体状態におけるその安定性、その溶解特性、及びその吸収に影響を及ぼしうる。
固体状態は様々な理由から重要である、すなわち形態学的構造、粒径、多形、溶媒和又は水和は、濾別、流動性、打錠、溶解及び生物学的利用能に影響を及ぼす可能性がある。所与の物質の結晶は、大きさ、所与の結晶面の相対的発達並びに存在する結晶面(又は形態)の数及び種類において様々である場合がある;すなわち、結晶は種々の晶癖を有しうる。晶癖は、結晶の全般的な形状についてかなり概略的な言葉で説明するものであり、例えば、糸状(針状)、プリズム状、ピラミッド状、平板状、等面多面体、円柱状及び層状の種類が含まれる。
特性のより根本的な相違は、化合物が異なる多形として結晶化するときに見出される場合がある。多形が生じるとき、分子は結晶中で2以上の異なる方法で分子自身を整列させる、すなわち分子は結晶格子内で異なるようにパッキングされる場合もあれば、格子サイトにおける該分子の配向又は配座に違いがある場合もある。こうした差異は多形のX線回折パターンの違いを引き起こし、この技法は多形の存在有無を検出する主な方法のうちの1つである。多形は異なる物理的及び化学的特性を有し、例えば、多形は異なる融点及び溶解度を有する場合があり、さらに、多形は通常、異なる晶癖を備えて存在する。
多形は医薬品化合物には普通にあることであるが、この現象の予測性には困難がある。多形の製薬上の重要性は、関係する形態の安定性及び溶解度に強く依存する。したがって、不溶性化合物の多形が生じる場合に生物薬剤学的な意義がありそうだと述べる以外は、一般化することは困難である。
本明細書中に使用されるような用語「多形」は、溶媒和物、共結晶及び結晶を含む、純粋な化合物の結晶性固体状態を包含するように意図されている。
しかしながら、多形はさらに異なる結晶格子をも有し、従ってそのエネルギー含量は、その安定性及び生物薬剤学的挙動に影響を及ぼすのに十分な違いを有しうる。
多形によって生じる最も重要な結果は、特に薬物が可溶性に乏しい場合に、該薬物の異なる多形形態の生物学的利用能において起こり得る差である。そのような薬物の吸収速度は多くの場合その溶解速度に依存する。最も安定な多形は最も低い溶解度及び最も遅い溶解速度を有し、結果的に準安定な多形よりも低い生物学的利用能を有する場合が多い。多形間の自由エネルギーの差が小さい場合、それらの多形が達成する血中濃度によって測定されるような該多形の生物薬剤学的挙動には有意差がない場合もあることが提唱されている。
化合物の中には、結晶化する時に結晶中に溶媒を取り込みうるものがある。結晶格子の一部として溶媒を含有する結晶は、溶媒和結晶、又は水が結晶化の溶媒である場合には水和物結晶と呼ばれる。結晶化の水を含有しない結晶は無水物と称される。溶媒和結晶は、溶媒と結晶構造との間の相互作用に応じて多種多様な挙動を示す。いくつかの溶媒和物については、溶媒は結晶を一つにまとめる際に重要な役割を果たす;例えば、該溶媒は結晶構造内の水素結合ネットワークの一部であってもよい。これらの溶媒和物は非常に安定であり、脱溶媒和するのは困難である。これらの結晶がその溶媒を失うと、該結晶は崩壊して新たな結晶形態で再結晶化する場合がある。これらは多形溶媒和物と見なすことができる。他の溶媒和物では、溶媒は結晶結合の一部ではなく、単に結晶中で空間を占めているにすぎない。これらの溶媒和物はその溶媒をより容易に失い、脱溶媒和は結晶格子を破壊しない。
ある種の不純物は成長パターンを阻害して準安定な多形の成長を促進する可能性がある。結晶化プロセスにおける不純物は、反応生成物にとって起こり得る有益及び有害な両方の効果を伴って、結果として生じる結晶の形態学的構造に莫大な効果を有することが分かっている。材料は100%純粋ということはないので、不純物が生じる。不純物化合物は多くの場合、結晶構造中の規則的なサイトに組み込まれうる。
米国特許第4918174号 国際公開第2004014295号 米国特許第8722863号 米国特許第7863249号 米国特許第8518899号 中国特許出願公開第103275153号
アルノーネ(Arnone)及びナシーニ(Nasini)、ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイエティ・パーキン・トランスアクションズ(J.Chem.Soc.Perkin Trans)、1987年、p.1353−1359 フロレンス(Florence)ら、「フィジオケミカル・プリンシプル・オブ・ファーマシー(Physiochemical Principles of Pharmacy)」第5版、2011年8月
本発明は、チアクマイシンBの新たな多形又は固体状態に関する。新たな多形及び新たな固体状態は既存の多形の代替選択肢である。
1つの態様では、本発明の多形は、プロパノール溶媒和結晶、酢酸溶媒和結晶、クロロベンゼン溶媒和結晶、メチルエチルケトン溶媒和結晶、酢酸イソプロピル溶媒和物又はイソプロパノール溶媒和結晶から選択されるチアクマイシンBの溶媒和結晶である。
1つの態様では、本発明の多形は、19.9±0.1の回折角2θにおいてピークを示すXRPDを特徴とする、プロパノール溶媒和結晶、酢酸溶媒和結晶、クロロベンゼン溶媒和結晶、メチルエチルケトン溶媒和結晶、酢酸イソプロピル溶媒和物又はイソプロパノール溶媒和結晶から選択されるチアクマイシンBの溶媒和結晶である。
1つの態様では、本発明の多形は、3.3及び19.9±0.1の回折角2θにおいてピークを示すXRPDを特徴とする、プロパノール溶媒和結晶、酢酸溶媒和結晶、メチルエチルケトン溶媒和結晶、酢酸イソプロピル溶媒和物又はイソプロパノール溶媒和結晶から選択されるチアクマイシンBの溶媒和結晶である。
1つの態様では、本発明の多形は、3.3及び19.9±0.1の回折角2θにおいてピークを示すXRPDを特徴とする、プロパノール溶媒和結晶、酢酸溶媒和結晶又はメチルエチルケトン溶媒和結晶から選択されるチアクマイシンBの溶媒和結晶である。
1つの態様では、チアクマイシンBのn‐プロパノール溶媒和結晶は、3.3、7.5、7.7、18.8及び19.9の回折角2θにおいてピークを示すXRPDを特徴とする。
1つの好ましい態様では、チアクマイシンBの酢酸溶媒和結晶は、6.7、7.6、18.7及び19.9の回折角2θにおいてピークを示すXRPDを特徴とする。
1つの態様では、チアクマイシンBのクロロベンゼン溶媒和結晶は、6.7、18.8及び19.9の回折角2θにおいてピークを示すXRPDを特徴とする。
1つの好ましい態様では、チアクマイシンBのメチルエチルケトン溶媒和結晶は、3.3、7.5、15.7及び18.6の回折角2θにおいてピークを示すXRPDを特徴とする。
1つの好ましい態様では、チアクマイシンBのイソプロパノール溶媒和結晶は、6.5、9.9、18.6及び19.8の回折角2θにおいてピークを示すXRPDを特徴とする。
本発明の1つの態様では、新たな固体状態は高純度の非晶質チアクマイシンB材料である。
本発明の1つの態様では、新たな固体状態は、DSCによる測定で約113℃のTgを備えた高純度の非晶質チアクマイシンB材料である。
本発明の1つの態様では、新たな固体状態は、5重量%未満の水を含む高純度の非晶質チアクマイシンB材料である。
本発明の1つの態様では、新たな固体状態は、2重量%未満の水を含む高純度の非晶質チアクマイシンB材料である。
本発明の1つの態様では、新たな固体状態は、0.5重量%未満の水を含む高純度の非晶質チアクマイシンB材料である。
本発明の1つの態様では、新たな固体状態は、保管に適している高純度の非晶質チアクマイシンB材料であって、2重量%未満の水を含み、かつDSCによる測定で約113℃のTgを有する。
本発明の1つの態様では、新たな固体状態は、HPLCによる測定で98%を超えるチアクマイシンBを含む高純度の非晶質チアクマイシンB材料であって、保管に適しており、2重量%未満の水を含み、かつDSCによる測定で約113℃のTgを有する。
本発明の1つの態様では、保管に適しており、かつ16.6及び19.9±0.1の回折角2θにピークを有するXRPDを示す、チアクマイシンBの新たな多形が提供される。
本発明の1つの態様では、チアクマイシンBの新たな多形は、保管に適しており、かつ7.1、16.6、18.7及び19.9±0.1の回折角2θにピークを有するXRPDを示す、酢酸溶媒和物である。
本発明の1つの態様では、チアクマイシンBの新たな多形は、保管に適しており、かつ実質的に図8Bに示されるような7.1、16.6、18.7及び19.9±0.1の回折角2θにピークを有するXRPDを示す酢酸溶媒和物である。この形態はチアクマイシン溶媒和物α形と呼ばれる。
本発明の1つの態様では、チアクマイシンBの新たな多形は、保管に適しており、かつ7.3、15.7、16.6、18.8、19.9及び20.2±0.1の回折角2θにピークを有するXRPDを示す酢酸イソプロピル溶媒和物である。
本発明の1つの態様では、チアクマイシンBの新たな多形は、保管に適しており、かつ実質的に図9Bに示されるような7.3、15.7、16.6、18.8、19.9及び20.2±0.1の回折角2θにピークを有するXRPDを示す酢酸イソプロピル溶媒和物である。この形態はチアクマイシン溶媒和物β形と呼ばれる。
本発明の1つの態様では、保管に適しており、かつ16.6、18.8及び19.9±0.1の回折角2θにピークを有するXRPDを示す、チアクマイシンBの新たな多形が提供される。
1つの態様では、本発明の多形は、実質的に図11に示されるような3.3、9.9及び18.6±0.1の回折角2θにピークを示すXRPDを特徴とするチアクマイシンBの任意の溶媒和結晶である。
様々な実施形態を含めた本発明の様々な態様等について、詳細な説明、実施例及び添付図面を参照してさらに詳細に説明する。
チアクマイシンB出発材料のXRPDのグラフ。 非晶質チアクマイシンB材料のXRPDのグラフ。 チアクマイシンBのクロロベンゼン溶媒和結晶のXRPDのグラフ。 最も高いピーク≡100としてピークの相対強度を示す、チアクマイシンBのクロロベンゼン溶媒和結晶の表形式のXRPD。ピークは、強度の低いものはw、強度が中程度のものはm、強度の高いものはs、強度が非常に高いものはvsと示されている。 チアクマイシンBのn‐プロパノール溶媒和結晶のXRPD。 最も高いピーク≡100としてピークの相対強度を示す、チアクマイシンBのn‐プロパノール溶媒和結晶の表形式のXRPD。ピークは、強度の低いものはw、強度が中程度のものはm、強度の高いものはs、強度が非常に高いものはvsと示されている。 チアクマイシンBのイソプロパノール溶媒和結晶のXRPDのグラフ。 最も高いピーク≡100としてピークの相対強度を示す、チアクマイシンBのイソプロパノール溶媒和結晶の表形式のXRPD。ピークは、強度の低いものはw、強度が中程度のものはm、強度の高いものはs、強度が非常に高いものはvsと示されている。 チアクマイシンBのメチルエチルケトン溶媒和結晶のXRPDのグラフ。 最も高いピーク≡100としてピークの相対強度を示す、チアクマイシンBのメチルエチルケトン溶媒和結晶の表形式のXRPD。ピークは、強度の低いものはw、強度が中程度のものはm、強度の高いものはs、強度が非常に高いものはvsと示されている。 チアクマイシンBの酢酸溶媒和結晶のXRPDのグラフ。 最も高いピーク≡100としてピークの相対強度を示す、チアクマイシンBの酢酸溶媒和結晶の表形式のXRPD。ピークは、強度の低いものはw、強度が中程度のものはm、強度の高いものはs、強度が非常に高いものはvsと示されている。 0日(上)、1日(中)、及び7日(下)の時点における、保管された高純度の非晶質チアクマイシン材料のXRPD。 0ヶ月(下)、1ヶ月(中)、及び2ヶ月(上)の時点における、保管された高純度の非晶質チアクマイシン材料のXRPD。 Fox式の使用による高純度の非晶質チアクマイシン材料のガラス転移温度。 チアクマイシン溶媒和物α形の保管中のXRPD。 ピークに2θ値が割り当てられたチアクマイシン溶媒和物α形のXRPD。 チアクマイシン溶媒和物α形の表形式のXRPD。 チアクマイシン溶媒和物β形の保管中のXRPD。 ピークに2θ値が割り当てられたチアクマイシン溶媒和物β形のXRPD。 チアクマイシン溶媒和物β形の表形式のXRPD。 高純度チアクマイシン材料のクロマトグラム。4.6×150mmのアジレント(Agilent)のZorbax Eclipse XDB‐C8 3.5μmカラムを使用し、検出器の波長を230nmとした。1.0mL/分の流速を使用した。注入量は10μLであり、総実行時間は21分であった。グラジエントプログラムは、0分:60%のA、40%のB。3分;50%のA、50%のB、14分 39%のA、61%のB、14.5 60%のA、40%のBで21分まで、であった。移動相A:2.0mLのトリフルオロ酢酸を2LのミリQ(Millli−Q)水に加えた。移動相B:1.0mLのトリフルオロ酢酸を2Lのアセトニトリルに加えた。およそ0.2mgの高純度チアクマイシン材料をHPLCバイアル内に計りとり、クエン酸バッファー(アセトニトリルと2:3の比で混合したもの)(pH4.0±0.1)で希釈した。 本発明による3つの多形のXRPDの比較。
発明の詳細な説明
1つの実施形態によれば、チアクマイシンBは、ダクチロスポランギウム・アウランチアクム(Dactylosporangium aurantiacum)の亜種ハムデネンシス(hamdenensis)NRRL18085又はアクチノプラネス・デカネンシス(Actinoplanes deccanensis)ATCC21983の発酵によって生産可能である。
本明細書中で使用される用語「多形」は、溶媒和物、共結晶及び結晶を含む、純粋な化合物の結晶性固体状態を包含するように意図されている。
本明細書中で使用される「純粋な化合物」は、少なくとも95%、又はより好ましくは少なくとも97%及びさらにより好ましくは少なくとも99%のHPLC純度を有する化合物を包含するように意図されている。
本明細書中で使用される「溶媒和結晶」は、純粋な化合物に比べてかなりの量の溶媒を含む多形を包含するように意図されている。「純粋な化合物に比べてかなりの量の溶媒」とは、1:2又はそれ以上の溶媒:化合物のモル比を意味する。
チアクマイシンBは、次の構造:
によって表される化合物を包含するように意図されている。
用語「XRPD」は、固体状態の材料の回折パターンを得るためにX線を使用する任意の方法を包含するように意図されている。例えば、銅のKαの放射波長1.54Åを使用する方法である。本明細書中で使用される方法は、実験の部においてより詳細に説明されている。
XRPDに関して本明細書中で使用される「ピーク」は、最大で2度隔てられた2つの2θ値の間のシグナルの比較的急激な上昇及び下降である。本明細書中のXRPDのほとんどのピークは、1度以下で隔てられた2つの2θ値の間のシグナルの比較的急激な上昇及び下降を有する。
特有の2θ値におけるピークは、この値±0.1度において最大の強度を示すピークとして理解されるものとする。2θ値x、y及びz±0.1においてピークを示す溶媒和結晶は、その関係するXRPDがx±0.1、y±0.1及びz±0.1にピークを含むことを意味する。
非晶質チアクマイシンBは、当業者によく知られた様々な方法によって、溶解したチアクマイシンBを含む溶液から得ることが可能である。例えば、貧溶媒中に加えた後の溶媒除去、飽和溶液の急冷、該溶液のフリーズドライ/凍結乾燥、溶液の噴霧乾燥などである。
溶解したチアクマイシンBを含む溶液は、任意の固体状態のチアクマイシンBを溶解することにより、又はダクチロスポランギウム・アウランチアクムの亜種ハムデネンシスのNRRL18085若しくはアクチノプラネス・デカネンシスのATCC21983からの発酵培養液の精製により、入手することが可能である。
「高純度の非晶質チアクマイシン材料」は、HPLCによる測定で97%以上のチアクマイシンBを含む材料であり、いかなるピークも伴わないXRPDを示す。これは実施例1に記載されるようにして入手可能である。
高純度の非晶質チアクマイシン材料は吸湿性であってほぼ直線的に吸水する(図7Cを参照)が、潮解性ではない。高純度の非晶質チアクマイシン材料は、実施例7において実証されるような保管に、又はさらに長期の保管に適している。よって高純度の非晶質チアクマイシン材料は、結晶化に関して比較的安定であり、かつ長期保管(例えば3ヶ月間、6ヶ月間、9ヶ月間などの保管)に適している。
「チアクマイシンBの溶媒和結晶」は、純粋なチアクマイシンBを含む任意の溶媒和結晶である。
本明細書中で使用されるような純粋なチアクマイシンBは、230nmでの検出により少なくとも95%、又はより好ましくは少なくとも97%及びさらにより好ましくは少なくとも99%のHPLC純度を備えたチアクマイシンBを包含するように意図されている。
チアクマイシンBは先行技術に開示されているようにして生産可能であるが、市販もされている(例えばバイオオーストラリス・ファインケミカルズ(Bioaustralis Fine Chemicals))。結晶性のチアクマイシンB出発材料も市販されている(例えばブライトジーン・バイオメディカルテクノロジー(Brightgene Bio−MedicalTechnology))。
実験データ:
XRPD法:
ストエ(Stoe)のStadi P;Mythen1K検出器;Cu‐Kα1放射線;標準的な測定条件:透過;40kV及び40mAの管球出力;湾曲Geモノクロメータ;0.02°の2θステップ幅、12sのステップ時間、1.5〜50.5°の2θスキャン範囲;検出器モード:ステップスキャン;1°の2θ検出器ステップ;標準試料の調製:10〜20mgの試料を2つのアセタートフォイルの間に置いた;試料ホルダ:ストエ(Stoe)の透過型サンプルホルダ;試料を測定の間回転させた。この機器に記録されたパターンのファイル名は3桁の数字と後続の文字とで構成される。
又は、
ブルカー(Bruker)のD8;銅K放射線、40kV/40mA;LynxEye検出器、0.02°の2θステップ幅、37sのステップ時間。
試料の調製:
試料は、概して、平坦面を得るために軽く圧力を加える以外は特殊な処理をせずに測定された。シリコン単結晶試料ホルダの種類:a)多形スクリーニングのための標準ホルダ、深さ0.1mm、必要な試料は20mg未満;b)約40mg用には深さ0.5mm、キャビティ径12mm;c)約80mg用には深さ1.0mm、キャビティ径12mm。ブルカー(Bruker)D8で測定される試料はすべて測定の間回転させる。
実施例1:非晶質チアクマイシンB
約99%のHPLC純度及び1重量%未満の水分を有する結晶性チアクマイシンB出発材料(図1AのXRPDを参照)を、水/THF(5:1、v:v)に溶解させて凍結乾燥した。凍結乾燥生成物は非晶質であった(図1Bを参照)。
実施例2:チアクマイシンBのクロロベンゼン溶媒和結晶
実施例1において得られた非晶質チアクマイシンB(69mg)を、1.5mlのn‐ヘプタン/クロロベンゼン(1:2、v:v)と混合した。この懸濁液を室温で24時間振盪した。最後に、溶媒の50%を室温で穏やかなN流(流量制御なし)の下で蒸発させた。結果として生じる固体を濾別した。このようにして得られた湿潤材料はTG‐FTIRによる測定で23重量%のクロロベンゼンを含んでいた。チアクマイシンBのクロロベンゼン溶媒和結晶のXRPDは図2A及び2Bに示されている。
実施例3:チアクマイシンBのn‐プロパノール溶媒和結晶
実施例1において得られた非晶質チアクマイシンB(100mg)を、2mlのn‐プロパノールと混合してスラリーを形成した。この懸濁液を室温で24時間撹拌した。最後に、溶媒を室温で穏やかなN流の下で蒸発させた。得られた湿潤材料はTG‐FTIRによる測定で4重量%のn‐プロパノールを含んでいた。チアクマイシンBのn‐プロパノール溶媒和結晶のXRPDは図3A及び3Bに示されている。
実施例4:チアクマイシンBのイソプロパノール溶媒和結晶
実施例1において得られた非晶質チアクマイシンB(73mg)を、1.5mlのイソプロパノールと混合してスラリーを形成した。この懸濁液を室温で24時間振盪した。最後に、溶媒の50%を室温で穏やかなN流の下で蒸発させた。その後スラリーを濾過し、得られた湿潤材料はTG‐FTIRによる測定で17重量%のイソプロパノールを含んでいた。イソプロパノールを、最初に11重量%、次に6重量%の2ステップで減らした。チアクマイシンBのイソプロパノール溶媒和結晶のXRPDは図4A及び4Bに示されている。
実施例5:チアクマイシンBのメチルエチルケトン(MEK)溶媒和結晶
実施例1において得られた非晶質チアクマイシンB(71mg)を、1.5mlのn‐ヘプタン/MEK(1:2、v:v)と混合した。この懸濁液を室温で24時間振盪した。最後に、溶媒の50%を室温で穏やかなN流(流量制御なし)の下で蒸発させた。結果として生じる固体を濾別した。得られた湿潤材料はTG‐FTIRによる測定で6%のイソプロパノールを含んでいた。チアクマイシンBのメチルエチルケトン溶媒和結晶のXRPDは図5A及び5Bに示されている。
実施例6:チアクマイシンBの酢酸溶媒和結晶
約99%のHPLC純度及び1重量%未満の水分を有する結晶性チアクマイシンB出発材料(100mg)を、2mlの水/酢酸(1:1、v:v)と混合してスラリーを形成した。この懸濁液を室温で48時間撹拌した。最後に、溶媒を室温で穏やかなN流の下で蒸発させた。得られた材料はTG‐FTIRによる測定で6重量%の酢酸を含んでいた。チアクマイシンBの酢酸溶媒和結晶のXRPDは図6A及び6Bに示されている。
実施例7:高純度の非晶質チアクマイシン材料の安定性
高純度の非晶質チアクマイシンB材料のいくつかの試料を40℃/75%相対湿度で保管した。開始時、24時間、7日及び1ヶ月後に得られたXRPDは非晶質の材料を示している(図7Aを参照)。
高純度の非晶質チアクマイシンB材料のいくつかの試料を、室温で通常の光条件下にて保管した。開始時、1ヶ月及び2ヶ月後に得られたXRPDは非晶質の材料を示している(図7Bを参照)。高純度の非晶質チアクマイシンB材料のXRPDは、3ヶ月時点でも非晶質の材料を示す。
実施例8:チアクマイシンBの溶媒和結晶(α形)
約99%のHPLC純度及び1重量%未満の水分を有する結晶性チアクマイシンB出発材料(220mg)は、4.5mlの水/酢酸(1:1、v:v)と混合されてスラリーを形成した。この懸濁液は室温で96時間撹拌された。最後に、結果として生じた固体は濾別されて風乾された(5分)。
得られた材料はTG‐FTIRによる測定で16重量%の酢酸を含んでいた。保管に適したチアクマイシンBのα形のXRPDは図8Aに示されている。保管に適したチアクマイシンBのα形の、ピークに2θ値が割り当てられたXRPDは、図8Bに示されている。保管に適したチアクマイシンBのα形の表形式のXRPDは図8Cに示されている。
実施例9:チアクマイシンBの溶媒和結晶(β形)
約99%のHPLC純度及び1重量%未満の水分を有する結晶性チアクマイシンB出発材料(100mg)を、イソプロピル‐アセタート(1:1、v:v)と混合してスラリーを形成した。この懸濁液を室温で48時間撹拌した。最後に、溶媒を室温で穏やかなN流の下で蒸発させた。約99%のHPLC純度及び1重量%未満の水分を有する結晶性チアクマイシンB出発材料(220mg)を、3mlの酢酸イソプロピル(ほとんどの固体は溶解した)及び3mlのn‐ヘプタンと混合してスラリーを形成した。この懸濁液を室温で96時間撹拌した。最後に、結果として生じた固体を濾別して風乾させた(5分)。
得られた材料はTG‐FTIRによる測定で9重量%の酢酸イソプロピルを含んでいた。保管に適したチアクマイシンBのβ形のXRPDは図9Aに示されている。保管に適したチアクマイシンBのβ形の、ピークに2θ値が割り当てられたXRPDは、図9Bに示されている。保管に適したチアクマイシンBのβ形の表形式のXRPDは図9Cに示されている。

Claims (19)

  1. プロパノール溶媒和結晶、酢酸溶媒和結晶、クロロベンゼン溶媒和結晶、メチルエチルケトン溶媒和結晶、酢酸イソプロピル溶媒和物又はイソプロパノール溶媒和結晶から選択されるチアクマイシンBの溶媒和結晶。
  2. 19.9±0.1の回折角2θにおいてピークを示すXRPDを特徴とする、請求項1に記載の溶媒和結晶。
  3. 3.3及び19.9±0.1の回折角2θにおいてピークを示すXRPDを特徴とする、n‐プロパノール溶媒和結晶、酢酸溶媒和結晶、メチルエチルケトン溶媒和結晶、酢酸イソプロピル又はイソプロパノール溶媒和結晶から選択される、請求項1又は2に記載の溶媒和結晶。
  4. プロパノール溶媒和結晶、酢酸溶媒和結晶又はメチルエチルケトン溶媒和結晶から選択される、請求項3に記載の溶媒和結晶。
  5. 3.3、7.5、7.7、18.8及び19.9±0.1の回折角2θにおいてピークを示すXRPDを特徴とするプロパノール溶媒和結晶である、請求項1に記載の溶媒和結晶。
  6. 6.7、7.6、18.7及び19.9±0.1の回折角2θにおいてピークを示すXRPDを特徴とする酢酸溶媒和結晶である、請求項1に記載の溶媒和結晶。
  7. 6.7、18.8及び19.9±0.1の回折角2θにおいてピークを示すXRPDを特徴とするクロロベンゼン溶媒和結晶である、請求項1に記載の溶媒和結晶。
  8. 3.3、7.5、15.7及び18.6±0.1の回折角2θにおいてピークを示すXRPDを特徴とするメチルエチルケトン溶媒和結晶である、請求項1に記載の溶媒和結晶。
  9. 6.5、9.9、18.6及び19.8±0.1の回折角2θにおいてピークを示すXRPDを特徴とするイソプロパノール溶媒和結晶である、請求項1に記載の溶媒和結晶。
  10. 16.6及び19.9±0.1の回折角2θにおいてピークを示すXRPDを特徴とする、保管に適したチアクマイシンBの溶媒和結晶。
  11. 16.6、18.8及び19.9±0.1の回折角2θにおいてピークを示すXRPDを特徴とする、保管に適したチアクマイシンBの溶媒和結晶。
  12. 高純度の非晶質チアクマイシンB材料。
  13. HPLCによる測定で98%を超えるチアクマイシンBを含み、かつ2重量%未満の水を含む、請求項12に記載の材料。
  14. DSCによる測定で約113℃のTgを有する、請求項12又は13に記載の材料。
  15. 5重量%未満の水を含む、請求項12、13又は14に記載の材料。
  16. 2重量%未満の水を含む、請求項12、13又は14に記載の材料。
  17. 0.5重量%未満の水を含む、請求項12、13又は14に記載の材料。
  18. 非潮解性であり、かつ保管に適している、請求項12〜17のいずれか1項に記載の高純度の非晶質チアクマイシンB材料。
  19. 3.3、9.9及び18.6±0.1の回折角2θにピークを示すか、又は実質的に図11に示されるようなXRPDを特徴とする、チアクマイシンBの溶媒和結晶。
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