JP2017502735A - 手持型機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘアケア機器の構造の改良。【解決手段】本体(30)と、ハンドル(20)と、ハンドル内への流体入口から本体の流体出口に延びる流体流路と、バッフル(330)とを備え、流体流路が非線形的であり、バッフルが流体流路内で流れを誘導する手持型機器を開示する。流体流路は、ハンドル内では第1の方向に流れ、本体内では第2の方向に流れることができる。バッフル(330)は、ハンドルと本体との間で流れを誘導するように設けることができる。バッフルは、ハンドルから、本体内に定められた空間内に延びることができる。ハンドルは、ハンドル内の流体流路を定める壁部を含むことができる。バッフルは、壁部の部分的連続部を形成することができる。本体及びハンドルは、第1の部品及び第2の部品として成形することができる。バッフルは、ハンドル部品及び本体部品から形成することができる。【選択図】図10a

Description

本発明は、手持型機器に関し、特にヘアドライヤなどのヘアケア機器に関する。
一般的には、本体に流体を吸い込むモータ及びファンが設けられ、流体を本体から排出する前に加熱することができる。モータは、ほこり又は毛髪などの異物によって損傷を受け易く、従って通常はブロワへの流体吸気口にフィルタが設けられる。従来、このような機器は、機器から排出される流体流の形状及び速度を変化させる、取り付け及び取り外しが可能なノズルを備える。このようなノズルは、その時のユーザの要求に応じて、機器の流出を集中させたり、又は流出を拡散させたりするために使用することができる。
ファン及びヒータは、機能するために電力を必要とし、この電力は、商用電源ケーブル又は機器に取り付けられたバッテリのいずれかから内部配線を介して供給される。
多くの場合、機器の本体は、継ぎ目に沿って接着することによって結合された、或いはねじを用いて本体の一方の部品を他方の部品に取り付けることなどの別の固定方法によって結合された2つの部品から成るクラムシェルによって形成される。
第1の態様によれば、本発明は、ハウジング内で少なくとも1つのワイヤを分配する装置を提供し、この装置は、中心ハブと、中心ハブからハウジングに向かって延びる少なくとも1つのアームとを備え、少なくとも1つのアームは、少なくとも1つのワイヤを収容する。
ハウジングは、中心ハブよりも大きな直径を有する管体であることが好ましい。
少なくとも1つのアームは、一対のアームを含むことが好ましい。2つのワイヤが存在し、一対のアームの各々が1つのワイヤを収容することが好ましい。各ワイヤを収容するアームが設けられ、例えば4つのワイヤが存在する場合には4つのアームが設けられることが好ましい。
少なくとも1つのアームは対称であることが好ましい。少なくとも1つのアームは、断面及び/又は輪郭又はシルエットが対称であることが好ましい。複数のアームを設ける場合、各アームは、中心ハブの周囲に対称的に離間する。一対のアームを設ける場合、一対のアームの各々は、直径方向に離間することが好ましい。一対のアームは、対称であることが好ましい。一対のアームは、Y字形を描くことが好ましい。
少なくとも1つのアームは、少なくとも1つのワイヤを包み込んで電気的に絶縁することが好ましい。
ワイヤは、ケーブルによってハウジングに送達されることが好ましい。ケーブルは、ハウジングからの遠位端において電源に接続可能であることが好ましい。或いは、ワイヤは、例えばバッテリ又は燃料電池などの内部電源から延びる。
中心ハブは、ケーブルを収容することが好ましい。装置は、プラスチック材料から成形されることが好ましい。装置は、第1の部品及び第2の部品で形成されることが好ましい。
第1の部品及び第2の部品は、いずれも少なくとも1つのアーム部分を提供することが好ましい。これにより、装置の組み立て時に、ワイヤ及び任意のケーブルを第1の部品及び第2の部品の一方に対して配置した後に他方の部品によってその位置に保持できるので、組み立てが単純になる。
第1の部品及び第2の部品は、いずれもハブ部分を提供することが好ましい。これにより、やはり装置の組み立て時に、ワイヤ及び任意のケーブルを第1の部品及び第2の部品の一方に対して配置した後に他方の部品によってその位置に保持できるので、組み立てが単純になる。
ハウジングは、機器のハンドルであることが好ましい。
第2の態様によれば、本発明は、流体入口から流体出口への流体流路を内部に定める管体と、管体に少なくとも1つのワイヤを分配する装置とを備え、装置が、中心ハブと、中心ハブから管体に向かって延びる少なくとも1つのアームとを含み、少なくとも1つのアームが、少なくとも1つのワイヤを収容する手持型機器を提供する。
少なくとも1つのアームは、流体流路を横切って延びることが好ましい。少なくとも1つのアームは、断面が対称であることが好ましい。少なくとも1つのアームは、流体流路に対して対称的に延びることが好ましい。2つのアームが存在し、各アームは対称であることが好ましい。複数のアームが存在する場合、これらのアームは、中心ハブの周囲に均等に離間することが好ましい。複数のアームが存在する場合、各アームは、断面、長さ及び流体流路内で露出する占有面積が実質的に同じである。従って、各アームは、同じ外部輪郭又はシルエットを有する。これらの各特徴は、アームによって流体流路内に発生する乱流を減少させ、従って生じる圧力損失及びノイズを最小化する。
好ましい実施形態では、2つのワイヤが存在し、少なくとも1つのアームが2つのアームを含み、各ワイヤを1つのアームが収容する。一対のアームを設ける場合、これら2つのアームは直径方向に離間することが好ましい。
少なくとも1つのアームは、断面が対称であることが好ましい。従って、流体は、少なくとも1つのアームの各側の周囲を均等に流れる。これにより、乱流及びノイズを生じるアームの周囲の非対称的な流れの形成が防がれる。
一対のアームは、Y字形を描くことが好ましい。この形状には、中心ハブから管体までのワイヤが占める経路が湾曲することによってワイヤがねじれる可能性が少なく、これによりケーブルに加わるあらゆる力に抗する軸方向の補強がもたらされるという2つの利点がある。
中心ハブは、管体のほぼ中央に位置することが好ましい。
少なくとも1つのアームは、中心ハブから管体の流体出口に向かって延びることが好ましい。この実施形態では、少なくとも1つのアームが、流体流路内の流体の流れに従う。
少なくとも1つのアームは、流体流路内に発生する外乱及び乱流を最小化するように成形されることが好ましい。少なくとも1つのアームは、テーパ状の背面を有することが好ましい。テーパ状の背面は、45°〜0°のテーパ部を有することが好ましい。或いは、少なくとも1つのアームは、対称的な翼形断面を有する。これにより、少なくとも1つのアームの下流端における流れの分離及び乱流の発生が減少する。
好ましい実施形態では、装置が、中心ハブから管体に向かって半径方向に延びる少なくとも1つの補強リブを含む。少なくとも1つの補強リブは、管体の少なくとも一部に沿って軸方向に延びることが好ましい。
1又は2以上の補強リブは、少なくとも1つのアームから流体入口に向かって延びることが好ましい。
少なくとも1つの補強リブは、管体のフープ強度を高めて、ケーブルが管体に向かって曲がる時に管体に伝わる応力を減少させる。
少なくとも1つの補強リブは、管体の流体入口に向かって湾曲することが好ましい。補強リブは、管体を構造的に支持するという効果を有するが、流体入口の一部を閉鎖するという逆効果も有する。流体入口に流入する流体へのあらゆる閉鎖又は制限を最小化するために、リブの厚みは、入口に向かって減少する。補強リブは、アームから延びる場合、ケーブルの周囲で形を変える。
少なくとも1つのアームは、少なくとも1つのワイヤを包み込んで電気的に絶縁することが好ましい。
ワイヤは、ケーブルによってハウジングに送達されることが好ましい。ケーブルは、ハウジングからの遠位端において電源に接続可能であることが好ましい。
中心ハブは、ケーブルを収容することが好ましい。
装置は、プラスチック材料から成形されることが好ましい。
装置は、第1の部品及び第2の部品で形成されることが好ましい。第1の部品及び第2の部品は、いずれも少なくとも1つのアーム部分を提供することが好ましい。第1の部品及び第2の部品は、いずれもハブ部分を提供することが好ましい。
管体は、少なくとも部分的に管体に沿って管体の流体出口の方に延びるワイヤガイドを含むことが好ましい。
ワイヤガイドは、少なくとも1つのワイヤを流体流路から絶縁することが好ましい。
少なくとも1つのアームは、ワイヤガイドと整列して、ケーブルから装置を通って管体に沿うワイヤの経路を提供することが好ましい。
管体は、機器のハンドルを含むことが好ましい。
第3の態様によれば、本発明は、流体入口から流体出口への流体流路を内部に定める管体と、管体にワイヤを分配する装置とを備え、装置が、中心ハブと、中心ハブから管体に向かって延びる少なくとも1つのアームとを含み、少なくとも1つのアームがワイヤを収容するヘアケア機器を提供する。
管体は、機器のハンドルを含むことが好ましい。
第4の態様によれば、本発明は、本体と、本体に接続された第1の端部、及び流体入口を含む第2の端部を有するハンドルと、流体入口からハンドルを通って本体に向かう流体流路と、流体流路に沿って流体を吸い込むファンユニットと、ファンユニットに電力を供給するための、ハンドルの第2の端部から延びるケーブルとを備え、ハンドルの壁部に沿ってケーブルからの少なくとも1つのワイヤ導かれる手持型機器を提供する。
ハンドルの壁部は、ケーブルからの少なくとも1つのワイヤを収容する、ハンドルに沿って長手方向に延びる少なくとも1つの凹部を含むことが好ましい。この実施形態では、ケーブルが2つのワイヤを有し、従って壁部は、ハンドルに沿って長手方向に延びる2つの凹部を含み、1つの凹部がケーブルからの2つのワイヤの各々を収容することが好ましい。2つの凹部は、壁部の直径方向に向かい合うことが好ましい。
壁部は、第1の端部からハンドルに沿って延びる2つの半円筒から形成されることが好ましい。2つの半円筒は、長手方向縁部に沿って互いに当接して壁部を形成することが好ましい。
ケーブルからの少なくとも1つのワイヤは、長手方向縁部内に収容されることが好ましい。
2つの半円筒のうちの第1の半円筒は、長手方向縁部内に形成された凹部を含み、少なくとも1つのワイヤは、この凹部内に収容されることが好ましい。2つの半円筒のうちの第1の半円筒は、2つの半円筒のうちの第1の半円筒の各長手方向縁部に沿って1つずつ配置された一対の凹部を含むことが好ましい。これとは別に、又はこれに加えて、2つの半円筒のうちの第2の半円筒は、長手方向縁部内に形成された少なくとも1つのさらなる凹部を含む。少なくとも1つのさらなる凹部は、凹部から半径方向に離間して配置されることが好ましい。或いは、2つの半円筒が互いに当接する場合、少なくとも1つのさらなる凹部は、凹部に隣接する。
ハンドルは、端壁と、端壁を通って延びるケーブルとを含むことが好ましい。ケーブルは、端壁内のほぼ中心に位置することが好ましい。
ケーブルは、ケーブルガイド内に収容されることが好ましい。ケーブルガイドは、ハンドル内でワイヤを分配するための追加装置である。ケーブルガイドは、ケーブルを取り囲んで流体流路から絶縁することが好ましい。
ケーブルガイドは、ケーブルを収容するための中心シリンダを含むことが好ましい。ケーブルガイドは、少なくとも1つのワイヤをケーブルから壁部に導くための少なくとも1つのアームをさらに含むことが好ましい。
少なくとも1つのアームは、流体流路内の乱流を最小化するように成形されることが好ましい。
少なくとも1つのアームは、テーパ状の背面を有することが好ましい。或いは、少なくとも1つのアームは、対称的な翼形断面を有する。
少なくとも1つのアームは、流体流路に沿って本体に向かって中心シリンダから内壁に延びることが好ましい。ケーブルガイドは、ケーブルガイドの周囲で半径方向に離間した2つのアームを含み、一方のアームは送電線を収容し、他方のアームは中性線を収容することが好ましい。ケーブルガイドは、Y字形であることが好ましい。ケーブルガイドは、2つの部品で形成されることが好ましい。ケーブルガイドの一方の部品は、2つの半円筒の一方と一体的に形成されることが好ましい。ケーブルガイドの第2の部品は、2つの半円筒の他方と一体的に形成されることが好ましい。
ハンドルの壁部は、プラスチック材料から成形されることが好ましい。
ハンドルは、ハンドルの壁部の周囲に延びる外壁を含むことが好ましい。従って、ハンドルの壁部は内壁である。
ファンユニットは、外壁のハンドル内に設けられることが好ましい。ファンユニットは、モータ及びインペラを含むことが好ましい。
少なくとも1つのワイヤは、ハンドルの長さの少なくとも一部にわたって凹部内に保持され、少なくとも1つのワイヤは、ハンドルの実質的に全長にわたって凹部内に保持することもできる。凹部、一対の凹部及び少なくとも1つのさらなる凹部のいずれかが、少なくとも部分的に壁部に沿って延びる。
或いは、少なくとも1つのワイヤは、凹部によって部分的に保持され、チャネルによって部分的に保持される。チャネルは、2つの半円筒の長手方向縁部から半径方向に離間することが好ましい。従って、長手方向縁部に凹部が形成された実施形態では、チャネルが凹部から半径方向に離間する。チャネルは、好ましくはハンドルの壁部を形成する2つの半円筒の一方の中心に設けられ、これらの半円筒に沿って長手方向に延びることが好ましい。チャネルは、ファンユニットを収容するハンドル領域内に設けられることが好ましい。チャネルを設ける1つの理由は、機器の組み立てを容易にするためである。従って、少なくとも1つのワイヤはチャネル内に配置され、ファンユニット及びハウジングは、これらをファンユニットの周囲の適所に保持する少なくとも1つのワイヤにわたって半円筒内に位置し、この時少なくとも1つのワイヤは、壁部の凹部に沿ってケーブルの方に導かれる。
第5の態様によれば、本発明は、本体と、本体に接続された第1の端部、及び流体入口を含む第2の端部を有するハンドルと、流体入口からハンドルを通って本体に向かう流体流路と、流体流路に沿って流体を吸い込むファンユニットと、ファンユニットに電力を供給するための、ハンドルの第2の端部から延びるケーブルとを備え、ハンドルの壁部に沿ってケーブルからの少なくとも1つのワイヤ導かれるヘアケア機器を提供する。
ヘアケア機器は、ヘアドライヤ又は高温整髪ブラシであることが好ましい。
第6の態様によれば、本発明は、ダクトと、ダクトの外側面に収容されたユーザ操作可能ボタン、ダクトの内側面に収容された電気接点、及びボタンを電気接点に物理的に接続するプッシュロッドを含むスイッチとを備えた手持型機器を提供する。
ダクトは、概ね円形であり、電気接点は、ボタンのほぼ直径方向向かい側に収容されることが好ましい。
ダクトは、機器のハンドルであることが好ましい。
ダクトは、内壁を含み、電気接点は、この内壁に収容されることが好ましい。内壁は、ハンドルを通る流体流路を定めることが好ましい。
スイッチは、ダクトを横切ってプッシュロッドを導くためのガイドロッドをさらに含むことが好ましい。ガイドロッドは、ダクトの内壁の一部を形成し、ダクトを少なくとも部分的に横切って延びることが好ましい。ガイドロッドは、ダクトを横切って半径方向に延びることが好ましい。ガイドロッドは、電気接点によって少なくとも部分的に支持されることが好ましい。電気接点は、ダクトの内壁に少なくとも部分的に埋め込まれることが好ましい。
ガイドロッドは、ダクトを横切ってプッシュロッドを支持することが好ましい。
ガイドロッドは、内壁から流体流路を横切って延びることが好ましい。ガイドロッドは、流体が流体流路に沿って流れる時に、乱流の発生を軽減するように成形されることが好ましい。プッシュロッドは、概ね円筒形であることが好ましい。ガイドロッドは、開口部を含み、プッシュロッドは、この開口部を通って延びることが好ましい。
ガイドロッドは、下流端及び上流端を有し、上流端は、丸みを帯びていることが好ましい。ガイドロッドは、下流端及び上流端を有し、下流端は、尖っていることが好ましい。ガイドロッドの下流端は、流体流路内における流れの分離、乱流及びノイズの発生を最小化するように翼形状を有し、又はテーパ状の背面を形成することができる。
第7の態様によれば、本発明は、ダクトと、ダクトの外側面に収容されたユーザ操作可能ボタン、ダクトの内側面に収容された電気接点、及びボタンを電気接点に物理的に接続するプッシュロッドを含むスイッチとを備えたヘアケア機器を提供する。
第8の態様によれば、本発明は、本体と、ハンドルと、ハンドル内への流体入口から本体の流体出口に延びる流体流路と、バッフルとを備え、流体流路は非線形的であり、バッフルは流体流路内で流れを誘導するヘアケア機器を提供する。
流体流路は、ハンドル内で第1の方向に延び、本体内で第2の方向に延びることが好ましい。
バッフルは、ハンドルと本体との間で流れを誘導するように設けられることが好ましい。
バッフルは、ハンドルから本体内に定められた空間内に延びることが好ましい。
ハンドルは、ハンドル内に流体流路を定める壁部を含むことが好ましい。バッフルは、壁部の部分的連続部を形成することが好ましい。
本体及びハンドルは、第1の部品及び第2の部品として成形されることが好ましい。バッフルは、ハンドル部品及び本体部品から形成されることが好ましい。バッフルのハンドル部品は、第1の部品の一部として成形されることが好ましい。バッフルの本体部品は、第2の部品として成形されることが好ましい。
バッフルの本体部品は、本体内にハンドル壁部の部分的連続部を形成することが好ましい。
バッフルのハンドル部品は、第1の部品の一部として成形されることが好ましい。バッフルの本体部品は、第2の部品の一部として形成されることが好ましい。
本体は外壁を含み、ハンドルは壁部を含み、これらの各々は、流体入口から流体出口への流体流路を少なくとも部分的に定めることが好ましい。
機器の第1の部品は、ハンドル壁部の第1の部分を含むことが好ましい。機器の第2の部品は、本体の外壁と、ハンドル壁部の第2の部分とを含むことが好ましい。第1の部品と第2の部品とを組み立てると、完全な壁部が形成されることが好ましい。このハンドル壁部は、流体入口の上流に位置することが好ましい。ハンドルは、壁部を取り囲んで流体入口を含む外壁を含むことが好ましい。
バッフルは、弓形であることが好ましい。バッフルは、半径方向に弓形であることが好ましい。
本体内の流体流路は、ハンドル内の流体流路と実質的に直交することが好ましい。
本体は、上流端及び下流端を含み、流体出口は、下流端又はその近傍に位置することが好ましい。
ハンドルは、本体の上流端の方に位置することが好ましい。
本体内のハンドルと本体の上流端との間には、PCBが設けられることが好ましい。バッフルは、ハンドルから流れる流体とPCBとの間の相互作用を低減することが好ましい。
バッフルは、スロットを含むことが好ましい。PCBは、PCBからハンドル上に位置する制御ボタンに延びる柔軟な延長部を含むことが好ましい。柔軟な延長部は、バッフル内のスロットを通過することが好ましい。
第9の態様によれば、本発明は、本体と、ハンドルと、ハンドル内への流体入口から本体の流体出口に延びる流体流路と、バッフルとを備え、流体流路は非線形的であり、バッフルは流体流路内で流れを誘導する手持型機器を提供する。
本発明の別の態様は、外壁及び内部ボアを有する本体を備え、外壁は、外壁から延びる第1のフィンガ対を含み、内部ボアは、内部ボアが外壁に接続された時に第1フィンガ対と交互配置されるように適合された、内部ボアから延びる第2のフィンガ対を含む手持型機器を提供する。
このように、機器の本体の2つの部品は、各部品から延びるフィンガを交互配置又は連結することによって機械的に取り付けられる。これにより、機器の効率的、効果的な機能、及び機器の所望の寿命にとって2つの部品の相対的位置が重要である場合に有利な、一方の物品の他方の物品に対する明確な位置がもたらされる。
また、例えばねじのための成形ハウジングなどの目に見える取り付け手段が存在しないので、単純でクリアな線が生成される。
外壁は、厚みtを有し、第1のフィンガ対は、外壁の厚み内に形成されることが好ましい。これには2つの利点があり、1つ目には、壁部の厚みの連続性が存在するので、壁部の断面積の変化に起因する脆弱点が最小化される。2つ目には、部品の成形が単純化される。
第1のフィンガ対は、外壁から外壁に沿って軸方向に延びることが好ましい。これにより、応力の上昇が最小化されるので、やはり接合部のこの部分の脆弱性が最小化される。
第2のフィンガ対の一方は、第1のフィンガ対の間に挟持されることが好ましい。第1のフィンガ対の一方は、第2のフィンガ対の間に挟持されることが好ましい。これらの特徴の一方又は両方は、接合部の強度を高める。
第1のフィンガ対は、外側フィンガ及び内側フィンガを含み、外側フィンガは、機器の外側面の一部を形成することが好ましい。外側フィンガは、外側フィンガの厚みt1によって分離された外面及び内面を含み、この実施形態では、外側フィンガの外面が、外壁の外面の一部を形成する。内側フィンガも、内側フィンガの厚みt2によって分離された内面及び半径方向外面を含む。内側フィンガの内面は、外壁の内面の一部を形成することが好ましい。
外側フィンガは、内側フィンガよりも遠くに延びることが好ましい。第1のフィンガ対は、外壁の周囲で実質的に連続して延びることが好ましい。このことは、本体が概ね円筒形の場合、第1のフィンガ対が第2のフィンガ対と交互配置された時に形成される接合部が本体全体の周囲に延びることを意味する。
内部ボアは、ダクト及び側壁を含み、第2のフィンガ対は、側壁から延びることが好ましい。
第2のフィンガ対は、側壁の周囲で実質的に連続して延びることが好ましい。第2のフィンガ対は、内側フィンガ及び外側フィンガを含むことが好ましい。
側壁は、2つの部品から形成され、側壁の各部品は、第2のフィンガ対の一部を含むことが好ましい。側壁の第1の部品は、外側フィンガを含むことが好ましい。側壁の第1の部品は、内側フィンガの第1の部分を含むことが好ましい。側壁の第2の部品は、内側フィンガの第2の部分を含むことが好ましい。
内部ボアが外壁に接続された時には、ダクトが外壁内に延びることが好ましい。外壁とダクトとの間の空間が、機器の流体流路を定めることが好ましい。外壁は厚みtを有し、側壁は、外壁の厚みtを横切って延びることが好ましい。側壁は、側壁の周囲に延び外壁に隣接して軸方向に外壁の延長部を形成する角部を含むことが好ましい。
側壁は、外壁から傾角で延びることが好ましい。
外壁及び内部ボアは、視覚的に異なることが好ましい。
ダクトは、機器のさらなる流体流路を定めることが好ましい。
機器は、本体に接続されたハンドルを備えることが好ましい。
ハンドルは、流体入口と、流体入口からハンドルに沿って本体の方に延びる流体流路とを含むことが好ましい。
ハンドルは、流体入口内に流体を吸い込むためのファンユニットを含むことが好ましい。
第2の態様によれば、本発明は、外壁及び内部ボアを有する本体を備え、外壁が、外壁から延びる第1のフィンガ対を含み、内部ボアが、内部ボアが外壁に接続された時に第1のフィンガ対と交互配置されるように適合された、内部ボアから延びる第2のフィンガ対を含むヘアケア機器を提供する。
このように、機器の本体の2つの部品は、各部品から延びるフィンガを交互配置又は連結することによって機械的に取り付けられる。これにより、機器の効率的、効果的な機能、及び機器の所望の寿命にとって2つの部品の相対的位置が重要である場合に有利な、一方の物品の他方の物品に対する明確な位置がもたらされる。
外壁は、厚みtを有し、第1のフィンガ対は、外壁の厚み内に形成されることが好ましい。これには2つの利点があり、1つ目には、壁部の厚みの連続性が存在するので、壁部の断面積の変化に起因する脆弱点が最小化される。2つ目には、部品の成形が単純化される。
第1のフィンガ対は、外壁から外壁に沿って軸方向に延びることが好ましい。これにより、応力の上昇が最小化されるので、やはり接合部のこの部分の脆弱性が最小化される。
第2のフィンガ対の一方は、第1のフィンガ対の間に挟持されることが好ましい。第1のフィンガ対の一方は、第2のフィンガ対の間に挟持されることが好ましい。これらの特徴の一方又は両方は、接合部の強度を高める。
第1のフィンガ対は、外側フィンガ及び内側フィンガを含み、外側フィンガは、機器の外側面の一部を形成することが好ましい。外側フィンガは、外側フィンガの厚みt1によって分離された外面及び内面を含み、この実施形態では、外側フィンガの外面が、外壁の外面の一部を形成する。内側フィンガも、内側フィンガの厚みt2によって分離された内面及び半径方向外面を含む。内側フィンガの内面は、外壁の内面の一部を形成することが好ましい。
外側フィンガは、内側フィンガよりも遠くに延びることが好ましい。従って、外側フィンガは内側フィンガよりも長く、すなわち外壁の外側面は、外壁の内側面よりも軸方向に長い。
第1のフィンガ対は、外壁の周囲で実質的に連続して延びることが好ましい。このことは、本体が概ね円筒形の場合、第1のフィンガ対が第2のフィンガ対と交互配置された時に形成される接合部が本体全体の周囲に延びることを意味する。
内部ボアは、ダクト及び側壁を含み、第2のフィンガ対は、側壁から延びることが好ましい。
第2のフィンガ対は、側壁の周囲で実質的に連続して延びることが好ましい。第2のフィンガ対は、内側フィンガ及び外側フィンガを含むことが好ましい。
側壁は、2つの部品から形成され、側壁の各部品は、第2のフィンガ対の一部を含むことが好ましい。側壁の第1の部品は、外側フィンガを含むことが好ましい。側壁の第1の部品は、内側フィンガの第1の部分を含むことが好ましい。側壁の第2の部品は、内側フィンガの第2の部分を含むことが好ましい。
内部ボアが外壁に接続された時には、ダクトが外壁内に延びることが好ましい。
外壁とダクトとの間の空間が、機器の流体流路を定めることが好ましい。
外壁は厚みを有し、側壁は、外壁の厚みtを横切って延びることが好ましい。
側壁は、側壁の周囲に延び外壁に隣接して軸方向に外壁の延長部を形成する角部を含むことが好ましい。
側壁は、外壁から傾角で延びることが好ましい。
外壁及び内部ボアは、視覚的に異なることが好ましい。
ダクトは、機器のさらなる流体流路を定めることが好ましい。
機器は、本体に接続されたハンドルを備えることが好ましい。
ハンドルは、流体入口と、流体入口からハンドルに沿って本体の方に延びる流体流路とを含むことが好ましい。
ハンドルは、流体入口内に流体を吸い込むためのファンユニットを含むことが好ましい。
ヘアケア機器は、ヘアドライヤであることが好ましい。
以下、添付図面を参照しながら本発明を一例として説明する。
本発明による機器の断面図である。 本発明による装置の等角図である。 図2の装置の断面図である。 図3の装置の平面図である。 ケーブル上の張力緩和部をさらに詳細に示す図である。 本発明による装置の等角図である。 図5の装置のアームの断面図である。 機器のハンドルの断面図である。 機器のハンドル内の装置の断面図である。 機器のハンドルの内壁の断面図である。 機器のハンドルの内壁の別の断面図である。 オン/オフスイッチの分解図である。 オン/オフスイッチの断面図である。 オン/オフスイッチの別の断面図である。 オン/オフスイッチの後部等角投影図である。 オン/オフスイッチの前部等角投影図である。 機器のハンドルの部分の内部詳細図である。 図1の機器の本体の部分の断面図である。 図13aの断面図の一部の拡大図である。 図13aの断面図の一部の拡大図である。 図1に示す機器の本体のいくつかの部品の分解図である。 機器のダクトの配向を示す説明図である。 機器のダクトの異なる配向を示す説明図である。
図1に、ハンドル20及び本体30を備えたヘアドライヤ10を示す。ハンドルは、本体30に接続された第1の端部22と、本体30から遠位側に存在する、一次入口40を含む第2の端部24とを有する。ヘアドライヤ10には、ケーブル50を介して電力が供給される。ケーブル50のヘアドライヤ10からの遠位端にはプラグ(図示せず)が備わり、このプラグは、例えば主電源又はバッテリパックへの電気的接続部を提供する。
本体30は、第1の端部32及び第2の端部34を有し、2つの部品を有していると見なすことができる。第1の端部32からは、概ね一貫した直径を有する管状の第1の部品36が延び、第2の端部34からは、第1の部品36に結合する第2の部品38が延びる。第2の部品38は円錐形であり、その長さに沿って本体30の第1の部品36の直径から本体の第2の端部34のより小さな直径へと直径が変化する。
ハンドル20は、本体30からハンドルの遠位端24に延びる外壁200を有する。ハンドルの遠位端24では、外壁200を横切って端壁210が広がる。ケーブル50は、この端壁210を通じてヘアドライヤに入り込む。ハンドル20の一次入口40は、ハンドルの外壁200に沿ってその周囲に広がる第1の開口部42と、ハンドル20の端壁210を貫いてその全体に広がる第2の開口部46とを有する。ケーブル50は、端壁210のほぼ中央に位置し、従ってハンドル20の中心から延びる。端壁210は、ハンドルの外壁200及び内壁220に直交する。
ケーブル50は、ユーザの手の中のハンドル20の向きに関係なくヘアドライヤの平衡が保たれるという理由で、ハンドル20の中心から延びることが好ましい。また、ユーザがハンドル20上で手の位置を動かした場合でも、手に対するケーブル50の位置が変化しないので、ケーブル50から引っ張られることがない。仮にケーブルの中心をずらしてハンドルの片側に近付けた場合、ヘアドライヤの重量分布が向きと共に変化し、ユーザの気が散ってしまう。
一次入口40の上流には、ファンユニット70が設けられる。ファンユニット70は、ファン及びモータを含む。ファンユニット70は、一次入口40から本体30内に延びる一次流路400を通じて、一次入口40から本体30に向けて流体を吸い込み、ハンドル20と本体30は90において接合される。流体流路400は、本体30内を本体の第2の端部34に向かい、ヒータ80の周囲を通って一次流体出口440まで続き、ファンユニットによって吸い込まれた流体は、ここで一次流体流路400から出る。一次流体流路400は直線ではなく、ハンドル20内では第1の方向に進み、本体30内では第1の方向と直交する第2の方向に進む。
本体30は、外壁360及びダクト310を含む。一次流体流路400は、ハンドル20と本体30の接合部90から本体に沿って、外壁360とダクト310の間を本体30の第2の端部における一次流体出口440に向かって延びる。
本体内には別の流体流路も設けられ、この流れはファンユニット又はヒータによって直接処理されず、ヘアドライヤ内の一次流を生成するファンユニットの作用によってヘアドライヤに吸い込まれる。この流体流は、一次流体流路400内を流れる流体によってヘアドライヤ内に取り込まれる。
本体の第1の端部32は、流体入口320を含み、本体の第2の端部34は、流体出口340を含む。流体入口320及び流体出口340は、本体内を本体に沿って延びる、本体30の内壁であるダクト310によって少なくとも部分的に定められる。流体流路300は、ダクト内を流体入口320から流体出口340に延びる。
内側ダクトは、円錐形又はトランペット形部分350と、管状部分312とで形成される。本体30の第1の端部32では、管状部分312と外壁360との間に円錐部分350が広がる。この円錐部分350は、少なくとも部分的に流体入口320を定める。本体の第2の端部34では、外壁360と管状部分312との間に間隙370が設けられ、この間隙370が一次流体出口440を定める。一次流体出口440は環状であり、流体流路300を取り囲む。一次流体出口440は、一次流体流路400が本体30内で流体流路300に合流できるように内側に存在することができる。或いは、一次流体出口440は外側に存在し、流体出口340において流体流路300からの流体とは別に本体30から排出される。
ダクト310は、ヘアドライヤの外側からアクセスできるヘアドライヤの内壁である。従って、ダクト310は、ヘアドライヤの外壁である。ダクト310は、本体30内の奥まった所に存在し、従って外壁360とダクト310の管状部分312を接続する円錐部分350は、外壁360に対して角度を成す。
本体30内の側壁350及び流体入口320の近くには、ヘアドライヤの制御電子回路を含むPCB75が存在する。PCB75はリング状であり、ダクト310と外壁360の間においてダクト310の周囲に延びる。PCB75は、一次流体流路400と流体連通する。PCB75は、流体流路300の周囲に延び、ダクト310によって流体流路300から分離される。
PCB75は、ヒータ80の温度及びファンユニット70の回転速度などのパラメータを制御する。PCB75は、内部ワイヤ(図示せず)によってヒータ80、ファンユニット70及びケーブル50に電気的に接続される。PCB75には、例えばユーザが様々な温度設定及び流速から選択を行えるように設けられた制御ボタン62、64が接続される。
使用時には、ファンユニット70の作用によって流体が一次流体流路400内に吸い込まれ、任意にヒータ80によって加熱されて一次流体出口440から排出される。この処理流により、流体入口320において流体が流体流路300内に取り込まれるようになる。この流体は、本体の第2の端部34において処理流と合流する。従って、ファンユニット及びヒータによって処理された流体は、取り込まれた流れによって増大する。
外壁360とダクト310の間の空間は、ヒータ80及びPCB75を位置付けるために利用されるので、外壁360とダクト310の管状部分312との間の空間を本体30の長さに沿って維持することが重要である。この1つの理由は、仮にこれらの各々とヒータ80との間の間隔が実質的に一定でなければ、外壁360及び/又はダクト310の管状部分312の周囲にホットスポットが形成される可能性があるからである。ホットスポットは、機器のコンポーネントの早期故障を招く恐れがある。本体30の第1の端部32では、外壁360とダクト310との相対的位置が、外壁360及びダクト310から延びる交互的フィンガを含む接合部によって固定される。
次に、特に図2〜図4及び図7bを参照すると、ワイヤ102、104を分配するための装置100が中心ハブ110を有し、この中心ハブ110が、ケーブル50と、ワイヤ102、104を中心ハブ110から機器10のハンドル20内の内壁220の方に導く際にワイヤ102、104を収容する一対のアーム120、122とを収容する。
内壁220は、中心ハブ110よりも大きな直径を有し、従ってワイヤ102、104及びアーム120、122は、中心ハブ110から内壁220に向かって半径方向外向きに延び、略「Y」字形の装置100を形成する。
内壁220は、流体流路内の乱流を抑えてノイズを緩和するように成形され穿孔される。内壁220の下流端222は、外壁200から半径方向内向きに湾曲して、外壁200と内壁220との間にライニング材202を配置する空間を提供する。ライニング材202及び内壁220の穿孔部422は、ハンドル20内に発生する音及び/又は振動を吸収する。下流端222における内壁220の湾曲は、流体入口40からの流体を、ライニング材202が位置する狭くなった断面領域に誘導する。
装置100の中心ハブ110は、流体入口40から内壁220への流体流の中間に存在する。中心ハブ110は、流体流路400内を流れる流体に及ぼす中心ハブ110の影響を低減するように、内壁200の下流端222から離れて間隔を空ける。中心ハブ110と外壁200の下流端222との間隔が狭い場合には、流れ内の乱流に伴ってノイズが発生する。
この例では、装置100が、各々が中心ハブ110の半分と、各2つのアーム120、122の半分とを形成する2つの部品100a、100bで形成される。従って、ケーブル50を2つの部品100a又は100bの一方内に配置し、ワイヤ102、104を各アーム120、122の半分に対して配置した後、装置100の他方の部品を取り付けてケーブル50を中心ハブ110内に固定し、ワイヤ102、104をそれぞれのアーム120、122内に固定することができる。
また、内壁220も2つの部品220a、220bで形成され、この内壁220の2つの部品220a、220bは、装置100の2つの部品100a、100bに有利に対応して位置合わせされる。従って、装置100の第1の部品100aは、内壁220の第1の部品220aと位置合わせされ、装置の第2の部品100bは、内壁220の第2の部品220bと位置合わせされる。これにより、内壁220内に収容される部品の組み立てが単純になる。例えば、ケーブル50及びワイヤ102、104を装置100の2つの部品の対応する一方の内部に配置する際に、内壁220の2つの部品の一方の内部にファンユニット70などの部品を配置することができる。全ての部品が正確に位置合わせされると、内壁220及び装置100内の2つの部品を結合してヘアドライヤ10の内側ハンドル26を形成することができる。
内壁220の2つの部品220a、220bの各々は、ハンドル26の中心管体又は内側ハンドル26を共に形成する半円筒である。装置100の2つの部品100a、100bをこれらの半円筒と位置合わせし、又はこれらに対応させるために、装置100の2つの部品100a、100bも等しい半分として形成され、2つのアーム120、122は、中心ハブ110の周囲で直径方向に離間して形成される。
装置100は、各アーム120、122が実質的に類似し、ヘアドライヤ10内で内壁220の2つの部品220a、220bと整列するいずれの配向においても使用できるように形成される。
ワイヤ102、104を収容するアーム120、122は、中空シェルとすることもできるが、アームを通過するワイヤを収容するように適合された凹部を有する中実とすることもできる。両凹部は、完全に装置の2つの部品100a、100bの一方の内部に形成することもできるが、2つの凹部の各々を装置100の2つの部品100a、100b間で分割することもできる。
ハンドル20は、一方の端部24に流体出口40を有し、ここをケーブル50が通過する。ケーブル50は、ハンドル20のほぼ中心に位置するので、装置100の中心ハブ110もハンドル20の中心又は中央に位置する。ヘアドライヤ10の使用中、流体入口40を流れる流体は、装置100を通過し、内壁220によって定められた流体流路400に入り込む。
装置100のアーム120、122は、流体流路400を横切って延びる。アーム120、122は、流れのあらゆる非対称性を最小化するように対称である。アーム120、122は、ケーブル50を引っ張る力に対抗する強度をもたらすように、中心ハブ110から内壁220の方に進むにつれ、流体入口40から離れて延びる。換言すれば、アーム120、122は、流体流路400の流体出口440に向かって延びる。また、アーム120、122は、乱流を最小化するように成形される。アーム120、122は、下流端124から最大直径に湾曲し、その後、上流端126に向かってテーパ状になる。アーム120、122はテーパ状の背面を有する。或いは、これらのアームを翼形の断面から形成することもできる。当業者であれば、流れの分離及び/又は乱流の発生を最小化することが目的であると理解するであろう。この実施形態では、装置100が構造機能をさらに有し、4つの半径方向に離間した支持ストラット112、114、116、118を有する。一対の支持ストラット114、118は、アーム120、122から流体入口40に向かって延び、他方の一対の支持ストラット112、116は、中心ハブ110からハンドル20の外壁200に向かって延びる。しかしながら、ハンドル20の外壁200は、本体30から内壁220の遠位端222まで内壁220によって支持される薄いスリーブであり、内壁220は流体入口40まで及んでいないので、外壁200は、外壁200に沿ってその周囲に広がる第1の一連の開口部42の長さに沿って支持されていない。4つの支持ストラット112、114、116、118は、装置100の中心ハブ110から半径方向外向きに延びて外壁200に接触し、内壁220の遠位端222からハンドル20の端部24に向かって長手方向に延びる。
支持ストラット112、114、116、118は板状であり、支持ストラット内の材料の量を減少させて流体入口40の第1の開口部42の遮断を最小限に抑えるように丸みを帯びた端部128を有する。支持ストラット112、114、116、118は、流体入口40及びその周囲におけるハンドル20のフープ強度を高め、従ってヘアドライヤ10が落下した場合、これらの支持ストラットが、生じ得るあらゆるダメージを軽減する。支持ストラット112、114、116、118は、ケーブル50がハンドル20の方に曲げられた場合に、ハンドル20をさらにダメージから保護する。
この例では、装置100の2つの部品100a、100bが、ねじ穴106に挿入されるねじ108を用いて共に固定される。これには2つの主な機能があり、第1に、製造中及びその後の使用中にワイヤ102、104が位置ずれしてアーム120、122の部品間に挟まれる可能性を防ぎ、第2に、ケーブル50のための応力緩和部を形成する。
ケーブル50は、ハンドル20の外部及び内部の両方においてケーブル50を取り囲む外側被覆52を有する。装置100の中心ハブ110は、ケーブル50及び外側被覆52を収容するように適合された内側凹部54を有する。内側凹部54は、中心ハブ110の半径方向内向きに内側凹部54内に延びる複数のラグ56、58、60を有する。これらのラグ56、58、60は、外側被覆52の対応する凹部130(図1を参照)に係合する。ねじを用いて装置100の2つの部品100a、100bを固定すると、外側被覆54及びケーブル50は、ハンドル20内にしっかりと取り付けられ、ケーブル50が引っ張られた場合でもハンドル20から外れることが防がれる。
外側被覆52は、ワイヤ102、104が個々に突出するケーブル50の端部に隣接して内部的に位置するプラスチック製の外側被覆52aと、ハンドル20の外部でケーブル50に沿ってプラスチック製の外側被覆52aを覆って延びるゴム製の外側被覆52bという2つの部品で形成される。外側被覆52の異なる部品を互いに固定するには、ケーブルタイ48を使用する。
図7a、図8a、図8b及び図9を特に参照すると、内壁220は、この例では内壁220の第1の部品220aの各縁部228、230に沿って1つずつ配置された一対の凹部224、226を含む。凹部224、226は、ケーブル50からPCB75に延びるワイヤ102、104を収容する。従って、ワイヤ102、104は、流体流に何らかの乱れをもたらすもつれ又は引っ掛かりから保護されて安全に流体流路400から離れる。
ケーブル50は、送電線104及び中性線102を含む。中性線102は、ワイヤ分配装置100から一方の凹部226内に入り込み、送電線104も、ワイヤ分配装置100から第2の凹部224内に入り込む。ケーブルからのワイヤ102、104は、両凹部224、226内において、スペードコネクタ236、238を用いて機器の内部送電線104’及び内部中性線102’に接続される。
ファンユニット70は、モータを内壁220内で、従ってハンドル20内で長手方向に保持する2つの環状シートによって内壁220内に支持される。ファンユニット70の上流端に隣接して第1の環状シート242が設けられ、ファンユニット70の下流端に隣接して第2の環状シート244が設けられる。凹部224、226は、ファンユニット70を過ぎて続くこともできるが、この実施形態では、第1の環状シート242に交わる位置で途切れている。内部中性線102’及び内部送電線104’は、いずれもそれぞれの凹部224、226から内壁220の周囲を半径方向に導かれた後に、内壁220内に形成された一対のチャネル240に沿って長手方向に導かれる。一対のチャネル240は、第1の環状シート242を通り、内壁220沿いを進んだ後に第2の環状シート244を通って延びる。一対のチャネル240は、内部送電線104’及び内部中性線102’を受け入れ、これらのワイヤをファンユニット70の周囲の適所に保持するように設計される。
一対のチャネル240の下流端240bは、第2の環状シート244からオン/オフスイッチ250の電気接点252に延びるワイヤポケット232内に開口する。ワイヤポケット232は、スペードコネクタ236を介して送電線104を内部送電線104’に接続し、スペードコネクタ238を介して中性線102を内部中性線104’に接続する際に機器の構造に起因して生じる内部送電線104’及び内部中性線の緩んだ部分を収容するように設計される。
内部送電線104’は、ヒータ80のオン/オフスイッチ250の電気接点252から安全スイッチ及びヒューズ(図示せず)を介してPCBに接続され、内部中性線102’はPCB75に直接接続されて回路が完成する。ファンユニットのモータは、ワイヤ72、74(図1、図10bを参照)を介してPCB75に電気的に接続される。
特に図8a〜図11bを参照すると、オン/オフスイッチ250は、ユーザが機器10をオン又はオフにするために押圧するボタン64aと、電気接点252と、ボタン64aを電気接点252に物理的に接続するプッシュロッド260とを含む。プッシュロッド260は、ユーザが操作するボタン64aに係合する第1の端部256と、電気接点252に係合する遠位端258とを有する。従って、ユーザがボタン64aを押圧すると、プッシュロッド260が電気接点252に向かって押され、機器10がオン又はオフになる。ボタン64aは、ハンドル20の外壁200の外側面248に取り付けられる。電気接点252は、ハンドル20の内壁220の内側面246上の、ボタン64aとは正反対の側に取り付けられる。プッシュロッド260は、ハンドル20の内部を横切り、ハンドル20内を流れる流体流路400を横切って延びる。
プッシュロッド260と電気接点252との相対的位置を維持するために、ガイドロッド270が設けられる。ガイドロッド270は、内壁220に取り付けられた第1の端部272と、第1の端部272から離れた第2の端部274とを有する。プッシュロッド260は、概ね円筒形であり、ガイドロッド270を貫いて延びる開口部266を通って延びる。
ガイドロッド270は、プッシュロッド260を取り囲んで、又はその周囲に延びてプッシュロッド260を支持し、ボタン64a及び電気接点252に対するプッシュロッド260の位置を維持する。ガイドロッド270は、丸みを帯びた上流端276と、尖った下流端278とを有する概ね涙形である。結果として得られる断面は、円形の上流端と、三角形の下流端とを有する。
電気接点252とプッシュロッド260との間には、電気接点252のオン及びオフ位置を示すボタン64aの明確な位置をもたらす伸縮ばね290が設けられる。
流体流路400は非直線的であり、ハンドル20内では第1の方向に延び、本体30内では第2の方向に延びる。ハンドル20と本体30との間の接合部90にはバッフル330(図10a)が設けられ、このバッフル330は、2つの主な機能を有する。第1の機能は、ノイズを抑えることであり、第2の機能は、PCB75からハンドル20のボタン64aへのデジタル接続のための経路をもたらすことである。
流体は、流体入口40からハンドル20の内部に沿って流体流路400内を流れる。流体流路400は、ハンドル20と本体30との間の接合部90において約90°向きを変える。流体流路400内を流れる流体は、PCB75の位置に起因して、PCBと相互作用して乱流及びノイズを生じる傾向にある。バッフル330は、流体が第1の端部32に向かって分散してPCB75と直接相互作用するのを少なくとも部分的に阻止するように設けられる。
また、PCB75は、本体30内のダクト310と外壁360との間に本体30の第1の端部32に隣接して形成された空間内に収容される。バッフル330は、流体がハンドル20からPCB75上に直接流れるのも少なくとも部分的に阻止する。
バッフル330は弓形であり、ハンドル20の内壁220の曲率に倣って湾曲し、スイッチ250から部分的に本体30内に上向きに延びる。この実施形態では、バッフル330が、内壁220の第2の部品220bの長手方向縁部286、288とほぼ位置合わせされた外縁部330a、330bを有する。バッフル330は、ハンドル部品322及び本体部品362という2つの部品で形成される。ハンドル部品322は、内壁220の第2の部品220bと共に成形され、第2の部品220bを本体30に向けて延ばす。本体部品362は、本体30の外壁360と共に成形され、バッフルを本体30の空間内にさらに延ばす。
バッフル330は、柔軟な延長部334の形のデジタル接続部をPCB75とボタン64bとの間に通すようにハンドル部品322に設けられたスロット332を含む。オン/オフボタン64aはアナログスイッチの一部であるが、このようなスイッチは、例えば制御設定の変更又は冷気機能の提供を行うボタン64bにとっては不要である。柔軟な延長部334は、第1の端部336においてPCB75に接続し、ハンドル20と本体30との間の接合部90の周囲のバッフル330の流体流側において折れ曲がり、従って柔軟な延長部334は流体流路400内に存在し、バッフル330のハンドル部品322に形成されたスロット332を通ってボタン64bに至り、第2の端部338に向かう。スロット332と柔軟な延長部334の第2の端部338との間では、柔軟な延長部334がハンドル20の内壁220と外壁200との間に存在する。
ボタン64bの周囲で第2の端部338に向けて柔軟な延長部334を配置するために、内壁220から直立する接続ピップ(connection pips)328が設けられる。ボタン64bと柔軟な延長部334との間には、ボタン64bの周囲の流体流路400から流体が漏出するのを防ぐようにシール部材342が設けられる。
ボタン64bは、ハンドル20からわずかに突出する、ユーザが押すキャップである第1の部品68と、電気接点66aを含む第2の部品66との2つの部品を有する。ユーザが第1の部品68を押すと、第2の部品66が柔軟な延長部334の方に押され、第2の部品66から延びる電気接点66aが柔軟な延長部334に電気的に接続する。
ボタン64a、64b及びその関連部品にさらなる支持をもたらすために、中間壁パネル160が設けられて、ボタン64a、64bの周囲のハンドルの内壁220と外壁200との間に配置される。中間壁パネル160は、プッシュロッド260及びボタン64bの第2の部品66をハンドル20内に保持するように適合される。中間壁パネル160は、プッシュロッド260の第1の端部256が突出する第1の開口部162を含む。プッシュロッド260の第1の端部256の周囲には、第1の開口部162よりも大きな直径を有するフランジ256aが延びる。従って、フランジ256aは、プッシュロッド260を中間壁パネル160内に保持する。
内壁220bは、プッシュロッド260の遠位端258が通過できて第1の端部256が通過できない開口部218を含む。ボタン64aが押されると、プッシュロッド260の第1の端部256が半径方向内向きに押されるが、この半径方向の動きの大きさは、内壁220bの開口部218によって制限される。開口部218及びフランジ256aは、第1の端部256が所定量を超えて半径方向に動くのを防ぐ。これにより、電気接点に過剰な力が加わることが防がれるとともに、プッシュロッド260への支持ももたらされる。
中間壁パネル160は、ボタン64bの第2の部品66が突出する第2の開口部164も有する。ボタン64bの第2の部品66もフランジ66aを有し、フランジ66aは、第2の部品66の周囲に延びて第2の開口部164よりも大きな直径を有し、従って第2の部品66を中間壁パネル160と柔軟な延長部334との間の適所に保持する。内壁220は、位置ピップ(location pips)328によって柔軟な延長部334を適所に保持する。
装置100のアーム120、122及び/又は凹部226、228は、それぞれに含まれるワイヤを、流体流路から電気的に絶縁するように封入することが好ましい。
本体30の外壁360及びハンドル20の内壁220は、プラスチック材料から成形されることが好ましい。好適なプラスチック材料としては、ポリカーボネート、ガラス充填PPA(ポリフタルアミド)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、LCAP(液晶芳香族ポリマー)又はPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)が挙げられ、当業者であれば、このリストは包括的なものではなく、別の製造方法と共に他の材料を使用することもできると認識するであろう。ハンドル20の外壁200は、複数の好適な材料のいずれかで形成できるが、アルミニウム、アルミニウム合金、鋼又はステンレス鋼で形成することが好ましい。
装置100と、ハンドル20の外壁200は、一体的に成形することができる。本体30の外壁360、内壁の第1の部品220a及び装置の第1の部品100aは、機器の第1の要素として成形されることが好ましく、内壁220の第2の部品220b及び装置100の第2の部品110bは、機器の第2の要素として成形されることが好ましい。バッフル330は、2つの部品として成形する必要はなく、代わりに機器の第1又は第2の要素のいずれかと一体に成形される。
次に、図13a、図13b、図13c、図14、図15a及び図15bを特に参照しながら、外壁360とダクト310との間の接合部について詳細に説明する。外壁360は、外面360aと、外壁の厚みtによって分離された内面360bとを有する。外壁360は、本体30の上流端又は第1の端部32の方に、本体30の長さに沿って外壁360から軸方向に延びる第1のフィンガ対1362、1364を含む。第1のフィンガ対1362、1364の各々は、外壁360の厚みt内に形成される。この例では、第1のフィンガ対1362、1364が、いずれも外壁360の円周回りに連続して延びる。
第1のフィンガ対1362、1364は、外側フィンガ1362及び内側フィンガ1364を有する。外側フィンガ1362は、フィンガの厚みt1によって分離された外面362a及び内面362bを有する。外側フィンガ1362の外面362aは、外壁360の外側面360aの一部を形成する。内側フィンガ1364は、内側フィンガ1364の厚みt2によって分離された内面364b及び半径方向外面364aを有する。内側フィンガ1364の内面364bは、外壁360の内側面360bの一部を形成する。
第1のフィンガ対1362、1364は、外壁360とダクト310との間の接合部の第1の部分を形成する。
ダクト310は、管状部分312と、円錐形又はトランペット形部分350とを有する。管状部分312は、外壁360内に延び、円錐部分350は、外壁360と管状部分312との間に延びて、機器内へのさらなる流体入口320を定め、流体流路400を本体30内に密封する。円錐部分350には斜めに角度が付いており、従ってダクト310の管状部分312は本体30内に引っ込んでいる。
円錐部分350からは、第2のフィンガ対352、354が延びる。第2のフィンガ対352、354は、第1のフィンガ対1362、1364と交互になって、本体30の第1の端部32における外壁360と内部ボア310との間の接続部又は接合部を提供するように適合される。
外壁360と内部ボア310の管状部分312とはほぼ同心状であり、外壁360長手方向軸と管状部分312の長手方向軸とはほぼ平行である。第2のフィンガ対352、354は、円錐部分350の内面350bから管状部分312に向かって延び、管状部分312と概ね平行である。従って、ダクト310の管状部分312が外壁360に挿入されると、第2のフィンガ対352、354が第1のフィンガ対1362、1364と交互になって連結する(図12a、図12b及び図12c)。
次に、第2のフィンガ対352、354について詳細に説明すると、内側フィンガ354と、半径方向外側フィンガ352とが存在する。半径方向外側フィンガ352は、外側フィンガ1362と内側フィンガ1364との間に挟持又は保持される。半径方向外側フィンガ352は、厚みt3によって分離された外面352a及び内面352bを有する。第1のフィンガ対と第2のフィンガ対との間に接合部が形成されると、半径方向外側フィンガ352の外面352aは、第1のフィンガ対の外側フィンガ1362の内面362bに隣接して存在し、半径方向外側フィンガ352の内面352bは、第1のフィンガ対の内側フィンガ1364の半径方向外面364aに隣接して存在する。
第2のフィンガ対の内側フィンガ354は、厚みt4によって分離された内面354b及び半径方向外面354aを有する。2つのフィンガ対間に接合部が形成されると、第1のフィンガ対の内側フィンガ1364は、第2のフィンガ対の内側フィンガ354と半径方向外側フィンガ352との間に挟持又は交互配置される。従って、内側フィンガ352の半径方向外面354a及び半径方向外側フィンガ352の内面352bは、それぞれ内側フィンガ1364の内面364b及び内側フィンガ1364の半径方向外面364aに隣接して存在する。
説明した例では、第1のフィンガ対1362、1364及び第2のフィンガ対352、354の各フィンガがほぼ同じ厚みである。これにより、接合に関与するフィンガのうちの1つの連結が弱まる可能性が低下する。従って、t1、t2、t3及びt4は、全て実質的に等しい。
第1のフィンガ対1362、1364は、本体30の外壁360の周囲に連続する。第2のフィンガ対352、354も、ダクト310の円錐部分350の周囲に連続する。
この例では、円錐部分350が、円錐部分350の外面350bからユーザがアクセスするいくつかの制御ボタン62を含む。制御ボタン62は、例えば機器の流れ及び温度の設定を変更するために使用される。機器のボタン62の周囲部分の製造を容易にするために、円錐部分350は2つの部品で作製される。第1の部品1400は、ダクト312と、半径方向外側フィンガ352と、内側フィンガ354の第1の部分356と、円錐部分350の外面350aとを含む。第2の部品402は、ボタン62の特徴部のための支持体と、制御ボタン62の現在の設定を視覚的に表示する光ガイドのためのハウジング404と、内側フィンガ354の第2の部分454とを提供するアーチ形区分である。円錐部分350の第1の部品1400と第2の部分404とを組み合わせると、内側フィンガ354の第1の部分356と第2の部分454とが結合して、円錐部分350の周囲に連続的なリングが形成される。
円錐部分350の第1の部品1400と第2の部品402は、接着、溶接などを含む多くの方法のいずれか1つによって接合することができる。この例では、第2の部品402が第1の部品1400に取り付けられると、第2の部品402を第1の部品1400に対して正しく配置するのを支援するために最初に使用されるヒートステーク(heat stakes)358が溶け、円錐部分350の第1の部品1400と第2の部品402との相対的位置を固定する。
本体30の円錐部分350と外壁360は、互いに押して嵌め込むことができるが、外壁30とダクト310との間の接合部は、PCB75又はヒータ80などの機器の内部部品への偶発的アクセスを防ぐようにさらに接着することが好ましい。例えば352b及び364aなどの特定の接合部表面に接着剤を施すことができ、又は/及び第1のフィンガ対1362、1364間及び第2のフィンガ対352、354間の一方又は両方に、接合部の組み立て中にダクト310が外側本体360に押し込まれると接合面に沿って広がる接着剤容器を与えることもできる。接着剤の量は、接合部に適度な強度を与えるのには十分であるが、本体30内で内部的に、又は第1のフィンガ対の外側フィンガ1362の周囲で外部的に接着剤を除去するほどではないことが好ましい。
ダクト310の円錐部分350には、角部1370が設けられる。角部1370は、基本的に、第2のフィンガ対352、354を越えて半径方向外側に向かう円錐部分350の連続部分である。角部1370は、円錐部分350の周囲に、半径方向外側フィンガ352よりもさらに半径方向外向きに延びる直立リムを形成する。ダクト310が本体30に挿入されると、角部1370の外面1370aが、本体30の外壁360の外面360a及び外側フィンガ1362の外面362aと整列して、本体30の外壁360の連続部分を形成する。角部1370と外側フィンガ1362との間には、本体30とダクト310のあらゆるわずかなサイズのずれを吸収する間隙372を設けることができる。
外壁360及びダクト310は、プラスチック材料から成形されることが好ましい。好適なプラスチック材料としては、ポリカーボネート、ガラス充填PPA(ポリフタルアミド)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、LCAP(液晶芳香族ポリマー)又はPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)が挙げられ、当業者であれば、このリストは包括的なものではなく、別の製造方法と共に他の材料を使用することもできると認識するであろう。ハンドル20の外壁200は、複数の好適な材料のいずれかで形成できるが、アルミニウム、アルミニウム合金、鋼又はステンレス鋼で形成することが好ましい。
説明した実施形態では、モータ及びファンが機器のハンドル内に位置するが、これは必須ではない。ダクト300は、さらなる流体流路を提供する必要はなく、円錐部分350は、外壁360によって表される領域全体を横切って延びることもでき、ダクト300を用いてファンユニットを収容することもできる。
ヘアドライヤに関して本発明を詳細に説明したが、本発明は、流体を吸い込んでこの流体を機器から流出させるように導くあらゆる機器に適用可能である。
この機器は、ヒータの有無に関わらず使用することができ、流体の高速流出作用は乾燥効果を有する。
一般に、機器内を流れる流体は空気であるが、異なる気体又は一種類の気体の組み合わせであってもよく、機器の性能、或いは出力が向けられる毛髪などの物体及びそのスタイリングに機器が与える影響を改善する添加物を含むこともできる。
本発明は、上述した詳細な説明に限定されるものではない。当業者には、変形例が明らかであろう。
20 ハンドル
30 本体
32 本体の第1の端部
34 本体の第2の端部
64a ボタン
64b ボタン
66a フランジ
68 ボタンの第1の部品
75 PCB
90 接合部
160 中間壁パネル
200 ハンドルの外壁
218 開口部
220a 内壁の第1の部品
220b 内壁の第2の部品
246 内壁の内側面
248 外壁の外側面
252 電気接点
256 プッシュロッドの第1の端部
256a フランジ
258 プッシュロッドの遠位端
260 プッシュロッド
266 開口部
270 ガイドロッド
272 ガイドロッドの第1の端部
274 ガイドロッドの第2の端部
276 ガイドロッドの上流端
278 ガイドロッドの下流端
290 伸縮ばね
322 ハンドル部品
330 バッフル
330a バッフルの外縁部
334 柔軟な延長部
338 柔軟な延長部の第2の端部
360 本体の外壁
362 本体部品
400 一次流路
660 電気接点

Claims (32)

  1. ヘアケア機器であって、本体と、ハンドルと、該ハンドル内への流体入口から前記本体からの流体出口に流れる流体流路と、バッフルとを備え、前記流体流路は、非線形的であり、前記バッフルは、前記流体流路内で流れを誘導し、前記バッフルは、前記壁部の部分的連続部を形成する、
    ことを特徴とする機器。
  2. 前記流体流路は、前記ハンドル内では第1の方向に流れ、前記本体内では第2の方向に流れる、
    請求項1に記載の機器。
  3. 前記バッフルは、前記ハンドルと前記本体との間で流れを誘導するように設けられる、
    請求項1又は2に記載の機器。
  4. 前記ハンドルは、該ハンドル内の前記流体流路を定める壁部を含む、
    請求項1から3のいずれかに記載の機器。
  5. 前記本体及び前記ハンドルは、第1の部品及び第2の部品として成形される、
    請求項1から4のいずれかに記載の機器。
  6. 前記本体は外壁を含み、前記ハンドルは壁部を含み、該外壁及び該壁部の各々は、前記流体入口から前記流体出口への前記流体流路を少なくとも部分的に定める、
    請求項5に記載の機器。
  7. 前記機器の前記第1の部品は、前記ハンドルの前記壁部の第1の部分を含む、
    請求項6に記載の機器。
  8. 前記機器の前記第2の部品は、前記本体の前記外壁と、前記ハンドルの前記壁部の第2の部分とを含む、
    請求項7に記載の機器。
  9. 前記第1の部品と前記第2の部品とを組み立てると、完全なハンドル壁部が形成される、
    請求項8に記載の機器。
  10. 前記ハンドル壁部は、前記流体入口の上流に位置することが好ましい、
    請求項6から9のいずれかに記載の機器。
  11. 前記ハンドルは、前記壁部を取り囲んで前記流体入口を含む外壁を含む、
    請求項6から10のいずれかに記載の機器。
  12. 前記本体内の前記流体流路は、前記ハンドル内の前記流体流路と実質的に直交する、
    請求項1から11のいずれかに記載の機器。
  13. 前記本体は、上流端及び下流端を有し、前記流体出口は、前記下流端又はその近傍に位置する、
    請求項12に記載の機器。
  14. 前記ハンドルは、前記本体の前記上流端の方に位置する、
    請求項13に記載の機器。
  15. 前記本体内の前記ハンドルと前記本体の前記上流端との間に、PCBが設けられる、
    請求項14に記載の機器。
  16. 手持型機器であって、本体と、ハンドルと、該ハンドル内への流体入口から前記本体からの流体出口に流れる流体流路と、バッフルとを備え、前記流体流路は、非線形的であり、前記バッフルは、前記流体流路内で流れを誘導し、前記バッフルは、前記壁部の部分的連続部を形成する、
    ことを特徴とする機器。
  17. 前記流体流路は、前記ハンドル内では第1の方向に流れ、前記本体内では第2の方向に流れる、
    請求項16に記載の機器。
  18. 前記バッフルは、前記ハンドルと前記本体との間で流れを誘導するように設けられる、
    請求項16又は17に記載の機器。
  19. 前記ハンドルは、前記ハンドル内の前記流体流路を定める壁部を含む、
    請求項16から18のいずれかに記載の機器。
  20. 前記本体及び前記ハンドルは、第1の部品及び第2の部品として成形される、
    請求項16から19のいずれかに記載の機器。
  21. 前記本体は外壁を含み、前記ハンドルは壁部を含み、該外壁及び壁部の各々は、前記流体入口から前記流体出口への前記流体流路を少なくとも部分的に定める、
    請求項20に記載の機器。
  22. 前記機器の前記第1の部品は、前記ハンドルの前記壁部の第1の部分を含む、
    請求項21に記載の機器。
  23. 前記機器の前記第2の部品は、前記本体の前記外壁と、前記ハンドルの前記壁部の第2の部分とを含む、
    請求項22に記載の機器。
  24. 前記第1の部品と前記第2の部品とを組み立てると、完全なハンドル壁部が形成される、
    請求項23に記載の機器。
  25. 前記ハンドル壁部は、前記流体入口の上流に位置することが好ましい、
    請求項21から24のいずれかに記載の機器。
  26. 前記ハンドルは、前記壁部を取り囲んで前記流体入口を含む外壁を含む、
    請求項21から25のいずれかに記載の機器。
  27. 前記本体内の前記流体流路は、前記ハンドル内の前記流体流路と実質的に直交する、
    請求項16から26のいずれかに記載の機器。
  28. 前記本体は、上流端及び下流端を有し、前記流体出口は、前記下流端又はその近傍に位置する、
    請求項27に記載の機器。
  29. 前記ハンドルは、前記本体の前記上流端の方に位置する、
    請求項28に記載の機器。
  30. 前記本体内の前記ハンドルと前記本体の前記上流端との間に、PCBが設けられる、
    請求項29に記載の機器。
  31. 前記機器はヘアドライヤである、
    請求項1から15のいずれかに記載の機器。
  32. 実質的に図を参照しながら本明細書で説明したヘアドライヤ。
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