JP2017228606A - コモンモードチョークコイル - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、発熱を抑えることのできるボビン形状を具備した空冷式コモンモードチョークコイルを提供する。【解決手段】本発明に係る空冷式コモンモードチョークコイル10は、環状のコア30を環状のボビン20に収容し、前記ボビン20の外周にコイル40が巻装されてなるコモンモードチョークコイル10であって、前記ボビン20と前記コア30との間に空気流Bが流通可能な空気流路Aが形成され、前記ボビン20は、前記空気流路Aに連通する1又は複数の開口21,22を有し、前記開口21,22の周縁には、鍔23,24が突設されている。前記開口21,22は、前記ボビン20の外周面とその上下面に亘って形成することが望ましい。【選択図】図1

Description

本発明は、電源回路やインバータなどの交流機器における整流回路、雑音防止回路、波形整形回路、共振回路、各種スイッチング回路等に装備されるコモンモードチョークコイルに関するものであり、より具体的には、放熱性を高めて温度上昇を抑制することのできる空冷式コモンモードチョークコイルに関するものである。
各種交流機器の回路に搭載されるコモンモードチョークコイルは、環状のコアに絶縁した状態でコイルを巻装して構成される。コアとして、酸化磁性材を加圧後に焼結して成るフェライトコアが提案されている。コアは、樹脂製のボビンに収容され、ボビンの外周からコイルを巻装してコモンモードチョークコイルが形成される(たとえば特許文献1)。
特開2012−59754号公報
コモンモードチョークコイルは、商用交流電源回路に用いる場合、コイルへの通電によりコイルにジュール熱が発生して発熱する。コア自体はほとんど自己発熱しないが、コアをボビンに収容したコモンモードチョークコイルにあっては、コイルによる発熱の伝導、輻射、対流によって昇温してしまう。コアが昇温して磁性材料のキュリー温度Tcを超えてしまうと磁気特性が大幅に低下し、ノイズ抑制効果が失われる。このため、磁性材料として、キュリー温度Tcの高い材料をコアに採用するか、コイルの発熱を抑えるために印加する電流を低く設定する必要があった。
一方、コアには幅広い周波数帯域へのノイズ抑制効果を確保しつつ、小型化、軽量化、低コスト化を図るため高い比透磁率μsの磁性材料を採用することで、より少ない巻き回数のコイルでインダクタンス値を得ることができるようになるといった効果が期待できる。しかしながら、一般的に高透磁率の磁性材料はキュリー温度Tcが低いため、コアの昇温を抑えることのできるコモンモードチョークコイルが求められている。
本発明の目的は、放熱特性を高めて温度上昇を抑制することのできるボビン形状を具備した空冷式コモンモードチョークコイルを提供することである。
本発明に係る空冷式コモンモードチョークコイルは、
環状のコアを環状のボビンに収容し、前記ボビンの外周にコイルが巻装されてなるコモンモードチョークコイルであって、
前記ボビンと前記コアとの間に空気流が流通可能な空気流路が形成され、
前記ボビンは、前記空気流路に連通する1又は複数の開口を有し、前記開口の周縁には、鍔が突設されている。
前記開口は、前記ボビンの外周面に形成することができる。
前記開口は、前記ボビンの外周面とその上下面に亘って形成することが望ましい。
前記鍔は、前記開口に対して外周に向けて広がるように傾斜していることが望ましい。
前記開口は一対であって、前記ボビンの直径上に対称に形成することが望ましい。
前記コアは、縦断面が矩形であって、角部を前記ボビンの内面に当接して支持することができる。
前記ボビンの内面にボス又はリブが突設されており、
前記コアは、前記ボス又は前記リブに当接して支持することができる。
前記コアは、フェライトコアとすることができる。
また、本発明のコモンモードチョークコイルを実装した電気機器は、
ケーシングの内部に収容された基板に、請求項1乃至請求項8の何れかに記載のコモンモードチョークコイルを実装した電気機器であって、
前記ケーシングには、吸気口と排気用ファン具え、
前記コモンモードチョークコイルは、前記吸気口と前記排気用ファンによって形成される空気流の上流側に前記開口の1つが向けられている。
本発明に係る空冷式コモンモードチョークコイルによれば、ボビンに形成された開口に空気流を導入することによって、ボビン内部の熱を開口から放出することができ、コイルの発熱によるコアの昇温を可及的に抑えることができる。これにより、コアの磁性材料として、キュリー温度の低い高透磁率材料を採用することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空冷式コモンモードチョークコイルの斜視図である。 図2は、空冷式コモンモードチョークコイルをコアの高さ方向略中央で切断した断面図である。 図3は、図2の線III−IIIに沿う断面図である。 図4は、ボビンとコアとの間に形成される空気流路を拡大して示す断面図である。 図5は、ボビンの内面にボスを形成した実施形態を示す拡大断面図である。 図6は、ボビンの内部を通過する空気流を示す説明図であって、コアの上面でコモンモードチョークコイルを切断した断面図である。 図7は、実施例で使用した実験装置の説明図である。 図8は、発明例のコイルに印加された直流電流とコア及びコイルの温度上昇との関係を示すグラフである。 図9は、比較例のコイルに印加された直流電流とコア及びコイルの温度上昇との関係を示すグラフである。 図10は、本発明を三相用コモンモードチョークコイルに適用した実施例を示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る空冷式コモンモードチョークコイル10について、図面を参照しながら説明を行なう。なお、コモンモードチョークコイル10は、一対のコイル40,40を巻回した単相用コモンモードチョークコイルを例示する。
図1は、本発明の一実施形態に係るコモンモードチョークコイル10の外観斜視図、図2は、コモンモードチョークコイル10をコア30の幅方向中央で切断した横断面図、図3は、図2の線III−IIIに沿う断面図、図4はコモンモードチョークコイル10の拡大断面図である。図に示すように、本発明のコモンモードチョークコイル10は、環状のコア30をボビン20に収容し、ボビン20の周面に一対のコイル40,40を巻装して構成される。ボビン20には、外部の空気流をボビン20の内部に流通させる開口21,22が形成される。
コア30は、磁性材料から形成された環状体であり、断面形状は限定しないが図示のコア30は断面が略矩形としている。コア30は、Mn-Zn系フェライトコア、Ni−Zn系フェライトコア材料など、加圧成形の後焼結したコア(以下「焼結コア」と称する)を例示できる。
本発明は、焼結コアの中でも比透磁率μsの高いフェライトコアに適用することが特に好適である。フェライトコアの比透磁率μsは一般にMn-Zn系、Ni−Zn系を含め500〜5000程度であり、キュリー温度Tcは180℃〜250℃であるが、一方で、Mn−Zn系を中心等した比透磁率μsが高いコア30の比透磁率μsは10000〜18000と高いため、同一巻回数であってもインダクタンス値は2〜3倍確保できるものの、その磁性材料のキュリー温度Tcが110℃〜150℃と高い比透磁率μsになるほど低くなる傾向にある。このため、コア30は、キュリー温度Tc以上に昇温させることなく使用することが必要になる。
ボビン20は、内部にコア30を収容し、コイル40,40との電気的絶縁とを確保する。ボビン20は、絶縁性の樹脂ケースから構成することができる。図示の実施形態では、ボビン20は、基板等へ設置可能なコイル台50に装着可能となっている。
図1乃至図4に示すように、ボビン20は、コア30の形状に合わせた環状形状であり、中央に上下に貫通する貫通孔部25を有し、周面に1又は複数箇所に開口21,22を有している。ボビン20の内面は、コア30の断面よりも大きく形成され、コア30をボビン20に収容した状態で、コア30とボビン20との間に空気の流通が可能な空気流路Aが形成される。
開口21,22は、ボビン20の周面に形成される。たとえば、図1及び図2に示すように、開口21,22は、ボビン20の外周側に形成することができる。開口21,22は、空気流の出入り口となるため大きく形成することが望ましいが、開口21,22が大きくなると、ボビン20に巻回できるコイル40,40の巻き数或いはリード線径に制限を受ける。従って、開口21,22は、ボビン20に巻回されるコイル40,40の巻き数やリード線径に応じた最大の開口幅とすることが好適である。図示の実施形態では、開口21,22を大きく形成するために、開口21,22がボビン20の上下面に一部が掛かるように構成している。
開口21,22は、空気流路Aへの空気の流入、また、空気流路Aからの空気の流出をスムーズに行なうことができるように、ボビン20の直径上の対向する位置に形成することが好適である。なお、開口21,22は、ボビン20に2つ形成することが最も望ましいが、開口を1つだけ場合であっても、ボビン20内の空気流路Aに空気流が侵入可能であるため、ある程度の空冷効果は期待できる。
開口21,22には、周縁に鍔23,24を突設している。開口21,22の左右の鍔23は、コア30とボビン20の外周に巻回されるコイル40,40間の電気的絶縁、及び、コイル40,40どうしの電気的絶縁を図り、これらが電気的に接触したり、これらの間が短絡してスパーク等が生じてしまうことのないよう、安全規格に準拠した沿面距離及び空間距離を確保する。このため、鍔23は、鍔23の近傍に巻回されるコイル40,40の高さ以上に形成し、安全規格で規定された寸法を確保する設計としている。
開口21,22の左右の鍔23は、開口21,22を通じた空気流の流通を増大させるために、開口21,22に対して外周に向けて広がる傾斜形状とし、また、開口21,22の上下の鍔24は、開口21,22への空気の流入量を増大し、円滑な導入を図るために上下に広がる方向に傾斜した形状とすることが望ましく、特にファン等による強制空冷時に有効である。
ボビン20の内面は、前述のとおり、コア30の断面積よりも大きな断面空間を有し、コア30とボビン20の内面との間に形成された隙間が空気流路Aとなっている。そして、空気流路Aは、開口21,22と連通している。
ボビン20は、コア30が機械的な振動や衝撃で破損したり、負荷電流によって発生する磁束により磁歪うなり音を抑制するために、内部でコア30が振動することのないように保持することが望ましい。たとえば、図3及び図4に示すように、ボビン20の内面を略楕円形状とし、コア30の一部、図示では角部をボビン20の内面に当接させることで、コア30をボビン20に保持しつつ、略楕円形状の内面とコア30との間に空気流路Aを確保している。
また、コイル40,40を手巻きした場合、コイル40,40は略楕円形状に膨らんだ形状で巻回される。この巻き形状に合わせてボビン20自体の断面も略楕円形状とすることで、ボビン20に空気流路Aを確保しても、コモンモードチョークコイル10の大型化は回避できる。
なお、図5に示すように、ボビン20の内面にボス26やリブを突設することで、ボビン20の内面とコア30との間に空気流路Aを確保しつつ、コア30をボス26等で保持することもできる。但し、ボビン20の内面にボス26等を設けた場合、これらによって空気流路Aが狭くなり、また、空気流路A中で乱流が生じてしまうことがある。このため、ボス26やリブを形成する際には、空気流路A中で圧損を可能な限り低減できるように設計することが望ましい。図5では、上下のボス26,26によってコア30の上下を保持すると共に、コア30の内周側をボビン20の内面に当接させることで左右方向を保持ししている。
上記構成のボビン20は、図1、図3及び拡大図4に示すように上下に分割されたボビン半体20a,20bから構成することができる。これにより、一方のボビン半体20aにコア30を収容した後、他方のボビン半体20bを嵌め合わせることで、コア30をボビン20に収容することができる。
ボビン20は、図1及び図2に示すように、コイル台50に装着して使用することができる。この場合、ボビン20には、コイル台50と係合するための係合部27,27を具える。図示の実施形態では、係合部27,27は、貫通孔部25の内面を上下方向に延びる溝条である。
コア30を収容したボビン20には、開口21,22間の胴部に夫々コイル40,40が巻回されてコモンモードチョークコイル10が形成される。コイル40,40に使用されるリードとして、外部が絶縁被覆された銅線を例示できる。もちろん、リードはこれに限定されるものではない。
2つのコイル40,40は夫々開口21,22間に巻線方向が負荷電流の流れ方向に対して同じ方向、すなわち、発生する夫々の磁束が打ち消し合う所謂コモンモード巻きに巻回することができる。
上記構成のコモンモードチョークコイル10は、基板に直接配置することもできるし、図1及び図3に示すようにコイル台50に装着することができる。コイル台50は、コモンモードチョークコイル10が載置される基台51と基台51から上方に向けて突設された取付部52を含む構成とすることができる。取付部52は、ボビン20の係合部27,27と係合し、コモンモードチョークコイル10をコイル台50に固定する。取付部52は、たとえば図1及び図2に示すように平板状の取付部52を例示できる。取付部52は、ボビン20の貫通孔部25に形成された溝条の係合部27,27に嵌まってコモンモードチョークコイル10をコイル台50に取り付けることができる。ボビン20の貫通孔部25に取付部52が嵌まることで、コモンモードチョークコイル10がコイル台50に装着されると共に、取付部52は、対向するコイル40,40間の絶縁壁の役割をなす。
コイル台50には、コイル40,40のリード端部41,41を下方に向けて引き出すための挿通孔53,53を形成することができる。そして、リード端部41,41は、コイル台50を図示しない配線基板に配置したときに、基板と電気的に接続することができる。
なお、以下では、適宜コイル台50を含めてコモンモードチョークコイル10と称する。
上記構成のコモンモードチョークコイル10は、電気機器の配線基板に実装することができる。電気機器のケーシングには、コモンモードチョークコイル10を含めた他の電子部品の昇温を抑えるための吸気口と排気用ファン、或いは、吸気用ファンと排気口を具え、電子機器内に強制的に空気流を生じさせる。電気機器として、IHクッキングヒーター、IH炊飯器、電子レンジ、車載用等のDC−DC、AC−DCコンバーターなどを例示できる。
本発明のコモンモードチョークコイル10は、その空気流の経路上に開口21,22が向くように配置する。コモンモードチョークコイル10に開口21,22が2つ形成されている場合には、一方の開口21が空気流の上流側、他方の開口22が下流側に向くよう配置する。開口が1つの場合は、当該開口が空気流の上流側に向くように配置する。
これにより、図6に示すように、コモンモードチョークコイル10は、開口21から侵入し、ボビン20の内面とコア30との間に形成された空気流路Aを経由して、他方の開口22から排出される空気流Bが生じ、ボビン20やコア30から熱を奪い、コイル40やコア30の昇温を抑えることができる。
より詳細には、コモンモードチョークコイル10のコイル40,40に電流を供給すると、コイル40,40は電磁誘導によって磁束を発生するが、磁束が打ち消し合う方向に巻線しているので磁気飽和は抑制され、コモンモードノイズの通過に対しては自己誘導作用によるインダクタンスによってノイズの通過を制限する。このとき、通電によってコイル40,40にジュール熱が発生して発熱する。そして、コイル40,40による発熱がボビン20を介してコア30に伝導、輻射、対流によって伝達され、コア30が昇温することになるが、本発明のコモンモードチョークコイル10は、開口21から空気流路Aに空気流Bが流れ込み、他方の開口22から排出されることで、発熱したボビン20及びコア30が空気流Bと熱交換して冷却される。
従って、コア30の昇温を抑えることができるから、キュリー温度Tcの低いフェライトコアなどの高い比透磁率μsの材料を採用することができ、また、コイル40,40に高電流を印加することができる。コア30に高い比透磁率μsの材料を採用できることで、同一インダクタンス値を確保しながらも、コイル40,40の巻き数を減らしたりリード線径を細くすることができるので、コモンモードチョークコイル10の小型化が図れることになる。また、逆にコモンモードチョークコイル10を同一サイズとすれば、コイル40,40の巻回数を増やしてインダクタンス値を高く設計できるようになることから、ノイズの低減も達成される。
ボビン20に2つの開口21,22を設けた本発明のコモンモードチョークコイル10と、これら開口21,22を0.5mm厚のアラミド繊維シート(商品名:ノーメックス(登録商標))で塞いだ比較例のコモンモードチョークコイルを、強制的に空気流Cを生じさせる風洞筒60に配置し、コイル40,40に印加する直流電流とコイル40及びコア30の温度上昇の関係を測定した。
コモンモードチョークコイル10は、以下の構成である。
コア30
磁性材料:JFEフェライト株式会社製のフェライトコアMA120A(比透磁率μs12000)
内径/外径:18.5mm/31.5mm
高さ:13.4mm
断面積/断面形状:87.1mm/矩形
キュリー温度Tc:120℃
ボビン20
材質:ポリカーボネート樹脂
内径/外径:17.0mm/33.0mm
高さ:14.6mm
断面積/断面形状:104.0mm/楕円形
開口面積:各135.1mm(直径上に2箇所)
空気流路Aの断面積:16.9mm(ボビン断面積−コア断面積)
コイル40
リード材質:ポリエステル銅線(PEW)
リード線径:1.8mm
巻き数:各13T
直流抵抗:5.2mΩ×2
風洞筒60は、図7に示すように、内部に熱伝達係数の小さい木台61を配置し、木台61から上方に35mm離れた位置に開口21が空気流Cの上流側、開口22が空気流Cの下流側となるようコモンモードチョークコイル10(図1参照)を配置した。また、コモンモードチョークコイル10から下流側100mmの位置に排気用ファン62を配置した。コア30及びコイル40の温度は、熱電対63,64により夫々測定し、風洞筒60内の風速は、コモンモードチョークコイル10の中央から50mmの位置に設置した風量計65の測定値を元に、排気用ファン62の出力を調整することで設定した。
実験は、25℃雰囲気中に風洞筒60を配置して行ない、無風(排気用ファン停止状態)から風速1.2m/秒まで風速を変え、印加する直流電流を0A、10A、20A、30A(但し無風のみボビン材料の耐熱性を考慮し0A、10A、20A)とした。
発明例、比較例の実測データを夫々表1、表2に示す。なお、表1及び表2中、最上段は印加した直流電流値(A)、左欄は風速と測定箇所、その他数値は雰囲気(25℃)からの上昇温度(℃)である。表には示していないが、印加する直流電流が0Aにおけるコア30及びコイル40の温度は雰囲気と同じ25℃であり、上昇温度は0℃である。
Figure 2017228606
Figure 2017228606
上記表1と表2により得られた発明例のコア30とコイル40の測定結果のグラフを図8、比較例の測定結果のグラフを図9に示す。
図8、図9を参照すると、発明例は、無風から風速1.2m/秒のすべての風速条件において、同じ直流電流を印加したときの温度上昇が比較例よりも抑えられていることがわかる。とくに、図8と図9を比較すると、発明例は、同じ測定条件におけるコア30とコイル40の温度差が比較例に比べて大きくなっており、コア30の温度上昇を抑えることができたことがわかる。
発明例のコモンモードチョークコイル10は、図6に示すように上流側の開口21から空気流路Aを通って下流側の開口22から排出される空気流Bが形成され、これによって、コア30が空冷されると共に、ボビン20も内側から空冷されたためである。その空冷効果は、とくにコア30に顕著に現れている。コイル40の温度低下は、ボビン20が冷却されることにより、ボビン20から冷却を受けたことによる。
一方、比較例のコモンモードチョークコイルは、開口が塞がれているからコイルの発熱がボビンを介してコアに伝達され、ボビン内に熱が籠もったため、コアもコイルと同様に温度上昇していることがわかる。
上記のように、本発明のコモンモードチョークコイル10によれば、ボビン20に開口21,22及びコア30との間の空気流路Aを形成したことで、コア30及びコイル40,40の温度上昇、特にコア30の温度上昇を抑えられたことがわかる。これにより、コア30としてキュリー温度の比較的低い磁性材料を採用した場合であっても、大きな電流を印加することができ、コモンモードチョークコイル10の特性を高めることができる。
上記説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或いは範囲を限縮するように解すべきではない。また、本発明の各部構成は、上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
たとえば、上記実施形態では、電気機器のケーシングにおいて、吸気口と排気用ファンが具えられた事例を示してきたが、表1、表2の結果からわかるように、本発明は、無風状態であっても効果があることは明らかである。
さらに、上記では単相用コモンモードチョークコイル10について説明しているが、図10に示すように、本発明は、ボビン20に3つのコイル40,40,40を巻回した三相用コモンモードチョークコイル10’等にも適用できる。この場合、開口は、各コイル40,40,49間に符号21,22,22’で示す3つとすることができ、たとえば開口21を空気流の上流側に向けることで、ボビン20内に開口21から空気流路Aを通って開口22,22’から排出される空気流Bが形成され、空冷効果を得ることができる。なお、開口22,22’間では、開口22,22’から流出する空気流によっての空気流路A’が負圧となり、ボビン20の内周側の空気流路A”から空気流路A’を経て開口22,22’に向かう空気流B’が形成され、同様に空冷効果を得ることができる。
10 コモンモードチョークコイル
20 ボビン
21 開口
22 開口
23 鍔
24 鍔
30 コア
40 コイル
A 空気流路
B 空気流

Claims (9)

  1. 環状のコアを環状のボビンに収容し、前記ボビンの外周にコイルが巻装されてなるコモンモードチョークコイルであって、
    前記ボビンと前記コアとの間に空気流が流通可能な空気流路が形成され、
    前記ボビンは、前記空気流路に連通する1又は複数の開口を有し、前記開口の周縁には、鍔が突設されている、
    ことを特徴とするコモンモードチョークコイル。
  2. 前記開口は、前記ボビンの外周面に形成されている、
    請求項1に記載のコモンモードチョークコイル。
  3. 前記開口は、前記ボビンの外周面とその上下面に亘って形成されている、
    請求項1に記載のコモンモードチョークコイル。
  4. 前記鍔は、前記開口に対して外周に向けて広がるように傾斜している、
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載のコモンモードチョークコイル。
  5. 前記開口は一対であって、前記ボビンの直径上に対称に形成されている、
    請求項1乃至請求項4の何れかに記載のコモンモードチョークコイル。
  6. 前記コアは、縦断面が矩形であって、角部が前記ボビンの内面に当接して支持されている、
    請求項1乃至請求項5の何れかに記載のコモンモードチョークコイル。
  7. 前記ボビンの内面にボス又はリブが突設されており、
    前記コアは、前記ボス又は前記リブに当接して支持されている、
    請求項1乃至請求項5の何れかに記載のコモンモードチョークコイル。
  8. 前記コアは、フェライトコアである、
    請求項1乃至請求項7の何れかに記載のコモンモードチョークコイル。
  9. ケーシングの内部に収容された基板に、請求項1乃至請求項8の何れかに記載のコモンモードチョークコイルを実装した電気機器であって、
    前記ケーシングには、吸気口と排気用ファン具え、
    前記コモンモードチョークコイルは、前記吸気口と前記排気用ファンによって形成される空気流の上流側に前記開口の1つが向けられている、
    ことを特徴とするコモンモードチョークコイルを実装した電気機器。
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