JP2017227637A - 時計におけるカレンダーの日付変更装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】時計におけるカレンダーの日付変更装置を、簡潔な構成とすると共に容易に組立可能とする。
【解決手段】日付変更装置は、24時間毎に一度、通常位置及び旋回位置の間で旋回するシフトレバー(4)と、月リング(20)の12ヶ月を表す月曲面(27)に当接するフィーラー(25)を備える。月曲面(27)は、1ヶ月の日数に応じて、月リング(20)の回転軸線(21)に対して所定の間隔を有し、1ヶ月毎に一度、1ヶ月分の位置だけ回転し、また1年毎に一回転する。日付変更装置は、歯数が31又はその整数倍の日付車(14)と、日付車(14)に向けてばね負荷された爪状歯(11)を更に備える。爪状歯(11)は、シフトレバー(4)に接続されると共に日付車(14)の歯間に係合するシフト爪(9)に配置される。シフトレバー(4)が旋回位置まで旋回すると、シフト爪(9)により日付車(14)が、1日刻みの一回転毎に31日分の位置だけ回転駆動される。
【選択図】図1

Description

本発明は、時計におけるカレンダーの日付変更装置に関する。本発明に係るカレンダー日付変更装置は、24時間毎に一度、通常位置及び旋回位置の間で旋回軸線周りに旋回駆動可能なシフトレバーと、回転軸線周りに回転可能な月リングにおける12ヶ月を表す月曲面に当接するフィーラーとを備える。月曲面は、1ヶ月の日数に応じて、月リングの回転軸線に対してより大きな間隔、又はより小さな間隔を有すると共に、1ヶ月毎に一度1ヶ月分だけ回転し、また1年毎に一回転するよう回転駆動可能である。更に、日付変更装置は、歯数が31又はその整数倍の、回転可能に支持された日付車と、日付車に向けて半径方向にばね負荷された爪状歯とを備える。爪状歯は、シフトレバーに接続されると共に、日付車における歯間に対して半径方向に係合可能なシフト爪に配置され、シフトレバーの旋回運動によってシフトレバーがその通常位置から旋回位置に旋回する際に、シフト爪により、日付車が1日刻みで一回転する毎に、31日分の位置だけ回転駆動可能である。
本発明の課題は、上述した形式の時計におけるカレンダーの日付変更装置を、少ない部品点数で簡潔な構成すると共に、容易に組立可能とすることである。
この課題を解決するため、本発明は、上述した形式の日付変更装置において、日付リンクが、日付車における歯先円の半径方向外側にて日付車の一部に沿って延在し、シフトレバーが、通常位置を占めるときに、爪状歯が日付リンクに当接し、シフトレバーを旋回位置まで旋回させると、爪状歯が、日付リンクから離れて日付車における歯間に係合するよう半径方向に移動可能であると共に、日付車が、1日分の位置だけ更に回転可能であり、シフトレバーを旋回位置から通常位置に旋回させると、爪状歯が、日付車から係合解除されて、日付リンクに当接するよう移動可能であることを特徴とするものである。
このような構成とすれば、少ない部品点数により、日付車が1日毎に順送りされる。即ち、シフトレバーが(特に時計におけるムーブメントに駆動されて)その通常位置から旋回位置まで旋回することにより、日付リンク上にてシフト爪が摺動して日付車の歯間に係合し、これにより日付車が1日分の位置だけ回転する。
日付車が、月曲面に当接するフィーラーによって検出される30日月において、30日目の位置を越えて回転運動した後、爪状歯が日付車における歯間に係合するよう移動可能であると共に、日付車が2日分の位置だけ回転可能である。シフトレバーをその旋回位置から通常位置まで旋回させると、爪状歯が、日付車から係合解除されて日付リンクに当節するよう移動可能とすることができる。この場合、日付車が30日目の位置を越えて回転した後、翌月の1日に向けて手動で回転させる必要はなく、翌月の1日に向けて自動的に回転が生じる。
日付車を30日目の位置から翌月の1日に向けて容易かつ自動的に回転させるには、日付車が、月曲面に当接するフィーラーによって検出される30日月において、30日目の位置を越えて回転運動した後、日付リンクが、日付車の回転方向とは逆方向に1日分の位置だけ移動可能とすることができる。
この場合、日付リンクが、日付レバー軸線周りに旋回可能な第1双腕日付レバーの第1端部領域に配置され、第1双腕日付レバーが、フィーラーと、日付車軸線に対して離間させた日付車に配置されたカムとにより作動可能なレバー機構に基づいて、日付車の回転方向とは逆方向に1日分の位置だけ日付レバー軸線周りに旋回可能であり、レバー機構は、フィーラーにより、30日目の位置と31日目の位置との間で移動可能である。
この場合、運動機構は、第2回転軸線周りに旋回可能な第2双腕日付レバーを備えており、第2双腕日付レバーの第1アームに、月曲面に当接するフィーラーが配置され、第2双腕日付レバーの第2アームが、第3日付レバーの端部に接続され、第3日付レバーの第2端部が、第1日付レバーの第2端部領域に接続される。
レバー機構を構成する第3日付レバーが、日付車の回転軸線に対して半径方向に向けられたランプを有し、ランプが、30日月においてはカムの周回領域内に突入し、レバー機構の31日月においてはカムの周回領域外に旋回し、カムが、30日目の位置にてランプに対して衝突した際に第3日付レバーが第2日付レバーに対して旋回可能であることにより、第1日付レバーが、第3日付車に対して、日付レバー軸線周りに日付車の回転方向とは逆方向に1日分の位置だけ旋回可能であれば、日付リンクの変位が生じ、爪状歯が日付車の歯間に1日分の位置だけ早く係合するため、日付車が2日分の位置だけ回転可能となる。
シフトレバーが、半径方向にシフトレバーアームを有し、シフトレバーアームが、駆動回転軸線周りに回転駆動可能な駆動アームにより負荷可能であると共に、ばね力に抗しつつその通常位置から旋回位置に24時間毎に一度移動可能であれば、シフトレバーを容易に旋回駆動させることができる。
月曲面を1ヶ月ごとに容易に回転駆動させるため、日付車により、月リングを1ヶ月毎に一度1ヶ月分の位置だけ回転駆動させることのできる駆動系が駆動可能である。
日付車により、時計の日付表示部が駆動可能である。
月リングにより、現在月を表示するための月表示要素が駆動可能である。
ただし、月リング自体が、現在月を表示するための月表示要素として形成すれば省スペース化を図ることができる。
この場合、月リングは、月曲面及び月表示要素の両者を保持する保持部品として二重の機能を有する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。
時計におけるカレンダーの日付変更装置を、31日月の場合に、シフトレバーが通常位置にある状態で示す説明図である。 図1の領域Xの拡大図である。 図1のA‐A線に沿う断面図である。 図1の日付変更装置を、31日月の場合に、シフトレバーが旋回位置に向かう状態で示す説明図である。 図1における日付変更装置を、31日月の場合に、シフトレバーが旋回位置にほぼ到達した状態で示す説明図である。 図1の日付変更装置を、30日月の場合に、シフトレバーが旋回位置に到達する前の状態で示す説明図である。 図6の領域Yの拡大図である。 図1の日付変更装置を、31日目の位置にて示す拡大図である。 図8のB‐B線に沿う断面図である。 図1の日付変更装置を、30日目の位置にて示す拡大図である。
図示の時計におけるカレンダーの日付変更装置は、例えばムーブメントにより、24時間毎に一回転だけ駆動されるカレンダー駆動車1を備える。カレンダー駆動車1には、駆動アーム2が配置され、その駆動アーム2は、カレンダー駆動車1と共に、カレンダー駆動車1の回転軸線周りに回転する。この場合、駆動アーム2は、一回転する毎に、旋回軸線5周りに旋回可能なシフトレバー4におけるシフトレバーアーム3に係合し、第1ばね6力に抗してシフトレバー4をその通常位置、即ちシフトレバー4がストッパ7に当接する位置から旋回位置まで旋回させる。
シフトレバー4の爪アーム8には、ラッチ軸線10周りに旋回可能であると共に、爪状歯11を有するシフト爪9が接続されている。爪状歯11は、爪状歯先端部12と共に、日付車
日付車14は31個の歯を有しており、これら31個の歯は、日付車14における31日分の位置に対応している。
シフトレバー4が通常位置から旋回位置まで旋回運動することにより、シフト爪9は、月の長さに関わらず、日付軸線13周りにおける日付車14の2歯分に相当する距離を確実に移動する。
日付車軸線13に対して平行な日付レバー軸線16周りに旋回可能な双腕日付レバー17の第1端部領域33には、日付リンク18が配置されている。日付リンク18は、日付車14における歯先円の半径方向外側にて、日付車14の一部に沿って延在している。シフトレバー4が通常位置にある場合、爪状歯11は、日付リンク18に対して半径方向に当接しており、日付車14の歯間に係合することができない。
シフトレバー4が通常位置から旋回位置まで移動すると、爪状歯11は、日付リンク18上にて、日付車14の第1歯分だけ反時計回りに摺動する。これにより、爪状歯11は、日付リンク18の周方向における日付リンク端19から日付車14の歯間に係合するよう半径方向に移動した後、日付車14の第2歯分だけ反時計回りに移動する。この場合、日付車14は、反時計回りに1歯分だけ回転する。
月リング20は、回転軸線21周りに回転可能に配置されている。図示の実施形態における回転軸線21は、シフトレバー4の旋回軸線5と対応している。月リング20の内周は、12ヶ月を表す月曲面27を形成しており、1ヶ月の日数(30日又は31日)に応じて、月リング20の回転軸線21に対してより大きな間隔、又はより小さな間隔を有する。この場合、31日月は、月リング20の回転軸線21に対してより大きな間隔を有し、30日月は、月リング20の回転軸線21に対してより小さな間隔を有する。
第1回転軸線21に対して平行な第2回転軸線22周りには、第2双腕日付レバー23が旋回可能であり、その第2双腕日付レバー23における第1アーム24の自由端には、フィーラー25が配置されている。フィーラー25は、第2日付レバー23を負荷する第3ばね26により、月曲面27に当接するよう保持されている。
第2日付レバー23における第2アーム28の自由端は、第3日付レバー29の第1端部30に接続されている。第3日付レバー29の第2端部31は、第1日付レバー17の第2端部領域32に接続されている。
第3日付レバー29は、その中央領域にて、日付車軸線13に対して半径方向に向けられたランプ34を有する。ランプ34は、月曲面27に保持されたフィーラー25の位置に応じて、日付車14に配置されたカム35の周回領域内に突入するか又は周回領域の半径方向外側に位置する。フィーラー25が接触する月リング20の月曲面27が30日月に対応している場合、ランプ34はカム35の周回領域内に突入し、フィーラー25が接触する月リング20の月曲面27が31日月に対応している場合、ランプ34は、カムの周回領域の半径方向外側に位置する。
カム35は、日付車14における29日目の位置で、ランプ34領域に到達するよう日付車14上に配置されている。
フィーラーが31日月に対応する月リング20の月曲面27に接触している場合、ランプ34及びカム35が接触することはない。
30日月の場合、第2日付レバー23及び第3日付レバー29により、ランプ34がカム35の周回領域内に移動し、日付車14における29日目の位置から30日目の位置への移行時にカム35がランプ34に衝突した際に、第3日付レバー29を日付車14から離れるよう半径方向外側に持ち上げる。この運動は、第3日付レバー29の第2端部31を介して第1日付レバー17に伝達され、その第1日付レバー17が、第4ばね36に負荷されつつ時計回りに1日分の位置だけ旋回する。
これにより、爪状歯11が日付リンク端19にて日付車14における歯間に係合するよう半径方向に移動する。この段階でシフトレバー4の旋回が生じると、シフト爪9により、日付車14は、1日分ではなく、2日分の位置だけ回転する。即ち、日付車14は、30日目の位置から31日目の位置を超えて翌月における1日目の位置に直接に回転する。
日付車14により、駆動回転軸線38周りに回転可能であると共に、日付車14と同数の歯を有する月シフト車37が駆動される。月シフト車37には、半径方向に向けられたシフトフィンガ39が配置されており、そのフィンガ39の一端は、駆動回転軸線38周りに回転可能であり、シフト先端部40として機能する他端は、月シフト車37の歯先円を越えて半径方向に突出している。
シフトフィンガ39は、月シフト車37が一回転する毎に、順送り位置に到達すると共に、シフト先端部40がシフト車41に係合する。シフト車41は、駆動回転軸線38に対して平行なシフト車軸線42周りに回転可能であると共に、12ヶ月に対応する12個の星状歯43を有する。
シフトフィンガ39には、シフト車軸線42に対して平行なルーズピン44が配置されている。ルーズピン44は、月シフト車37における同心円状の溝45内に突入しており、その溝45の長さは、日付車14における2日分の位置に対応し、従って月シフト車37における2歯分の位置にも対応している。ルーズピン44は、通常作動時には、月シフト車37の回転方向に見て、溝45の後端部に当接しているため、月シフト車37によってシフトフィンガ39が連行される。
シフトフィンガ39には、同心円状に延在すると共に半径方向にばね弾性を有するばねアーム46の一端が配置されている。ばねアーム46の自由端には、係合ピンとして機能する係合突起47が設けられ、月シフト車37に形成された同心円状の長孔50内に遊びを有しつつ突入している。係合突起47の周回領域には、プレート49に堅固に配置されたピン状ストッパ48が配置されている。
シフトフィンガ39は、月シフト車37が一回転する毎の月末に、係合突起47がストッパ48に当接する順送り位置(図10参照)に到達する。その後、月シフト車37においては、先ずばねアーム46が半径方向内側に向けて撓む。その際、シフトフィンガ39の回転運動は、月シフト車37に対して僅かな遅延を生じる。従って、仮にシフトフィンガ39が衝撃又は衝突等の外的影響により溝45内における可動性の範囲内で先行していたとしても、その僅かな遅延により、シフトフィンガ39のシフト先端部40は、シフト車41における歯43の周回領域から離間した箇所で保持される。その後、月シフト車37においては、ばねアーム46のばね弾性的撓みにより、係合突起47がストッパ48に対して半径方向内側に向けて移動する。
シフト車41は、シフトフィンガ39の代わりに、手動順送り手段51を使用することにより、シフト車41における1歯分だけ順送りすることもできる。
順送り位置は、各月の最終日の前日に対応している。この順送り位置において、ばねアーム46及び係合突起47により、シフトフィンガ39のシフト先端部40は、シフト車41における歯43の周回領域から離間した箇所で確実に保持される。各月の最終日の前日において、順送り手段51を使用してシフト車41を手動で順送りした場合、シフト車41における歯43の周回領域内にシフト先端部40が係合していないため、シフトフィンガ39の回転が生じることがなく、従って月シフト車37によるシフト車41の順送りが先に生じることもない。
該当する月の31日目におけるシフト位置において、順送り手段51を使用すれば、月シフト車37によるシフト車41の順送りを手動で予め生じさせることができる。
シフト車41は、ピニオン53に係合する同軸状の継続シフト車52に堅固に係合している。更に、ピニオン53は、月リング駆動部54に同軸状かつ堅固に係合し、月リング駆動部54は、月リング20の周方向における歯付きリング55に係合している。
シフト車41が1歯分だけ順送りされると、継続シフト車52を介して、ピニオン53及び付きリング20における月リング駆動部54が1ヶ月分だけ回転する。
1 カレンダー駆動車
2 駆動アーム
3 シフトレバーアーム
4 シフトレバー
5 旋回軸線
6 第1ばね
7 ストッパ
8 爪アーム
9 シフト爪
10 ラッチ軸線
11 爪状歯
12 爪状歯先端部
13 日付車軸線
14 日付車
15 第2ばね
16 日付レバー軸線
17 第1日付レバー
18 日付リンク
19 日付リンク端
20 月リング
21 第1回転軸線
22 第2回転軸線
23 第2日付レバー
24 第1アーム
25 フィーラー
26 第3ばね
27 月曲面
28 第2アーム
29 第3日付レバー
30 第1端部
31 第2端部
32 第2端部領域
33 第1端部領域
34 ランプ
35 カム
36 第4ばね
37 月シフト車
38 駆動回転軸線
39 シフトフィンガ
40 シフト先端部
41 シフト車
42 シフト車軸線
43 歯
44 ルーズピン
45 溝
46 ばねアーム
47 係合突起
48 ストッパ
49 プレート
50 長孔
51 順送り手段
52 継続シフト車
53 ピニオン
54 月リング駆動部
55 歯付きリング

Claims (11)

  1. 時計におけるカレンダーの日付変更装置であって:
    ・24時間毎に一度、通常位置及び旋回位置の間で旋回軸線(5)周りに旋回駆動可能なシフトレバー(4)と;
    ・回転軸線(21)周りに回転可能な月リング(20)における12ヶ月を表す月曲面(27)に当接するフィーラー(25)と、を備え、該月曲面(27)は、1ヶ月の日数に応じて、前記月リング(20)の前記回転軸線(21)に対してより大きな間隔、又はより小さな間隔を有すると共に、1ヶ月毎に一度1ヶ月分の位置だけステップ送りされ、かつ、1年毎に一回転するよう回転駆動可能であり;更に、
    ・歯数が31又はその整数倍の、回転可能に支持された日付車(14)と;
    ・前記日付車(14)に向けて半径方向にばね負荷された爪状歯(11)と、を備え、該爪状歯(11)は、前記シフトレバー(4)に接続されると共に、前記日付車(14)における歯間に対して半径方向に係合可能なシフト爪(9)に配置され、前記シフトレバー(4)の旋回運動によって前記シフトレバー(4)がその通常位置から旋回位置まで旋回する際に、前記シフト爪(9)により、前記日付車(14)が1日刻みで一回転する毎に、31日分の位置だけ回転駆動可能である日付変更装置において;
    ・前記日付リンク(18)が、前記日付車(14)における歯先円の半径方向外側にて前記日付車(14)の一部に沿って延在し、
    ・前記シフトレバー(4)が前記通常位置を占めるときに、前記爪状歯(11)が前記日付リンク(18)に当接し、
    ・前記シフトレバー(4)を前記旋回位置まで旋回させると、前記爪状歯(11)が、前記日付リンク(18)から離れて前記日付車(14)における歯間に係合するよう半径方向に移動可能であると共に、前記日付車(14)が、1日分の位置だけ更に回転可能であり、
    ・前記シフトレバー(4)を前記旋回位置から前記通常位置に旋回させると、前記爪状歯(11)が、前記日付車(4)から係合解除されて前記日付リンク(18)に当接するよう移動可能であることを特徴とする日付変更装置。
  2. 請求項1に記載の日付変更装置であって、前記日付車(14)が、前記月曲面(27)に当接する前記フィーラー(25)によって検出される30日月において、30日目の位置を越えて回転運動した後、前記爪状歯(11)が前記日付車(14)における歯間に係合するよう移動可能であると共に、前記日付車(14)が2日分の位置だけ更に回転可能であり、前記シフトレバー(4)を前記旋回位置から前記通常位置まで旋回させると、前記爪状歯(11)が、前記日付車(14)から係合解除されて前記日付リンク(18)に当接するよう移動可能であることを特徴とする日付変更装置。
  3. 請求項2に記載の日付変更装置であって、前記日付車(14)が、前記月曲面(27)に当接する前記フィーラー(25)によって検出される30日月において、30日目の位置を越えて回転運動した後、前記日付リンク(18)が、前記日付車(14)の回転方向とは逆方向に1日分の位置だけ移動可能であることを特徴とする日付変更装置。
  4. 請求項3に記載の日付変更装置であって、前記日付リンク(18)が、日付レバー軸線(16)周りに旋回可能な第1双腕日付レバー(17)の第1端部領域(33)に配置され、前記第1双腕日付レバー(17)が、前記フィーラー(25)と、日付車軸線(13)に対して離間させた前記日付車(14)に配置されたカム(35)とにより作動可能なレバー機構に基づいて、前記日付車(14)の回転方向とは逆方向に1日分の位置だけ前記日付レバー軸線(16)周りに旋回可能であり、前記レバー機構が、前記フィーラー(25)により、30日目の位置と31日目の位置との間で移動可能であることを特徴とする日付変更装置。
  5. 請求項4に記載の日付変更装置であって、前記レバー機構が、第2回転軸線(22)周りに旋回可能な第2双腕日付レバー(23)を備えており、該第2双腕日付レバー(23)の第1アーム(24)に、前記月曲面(27)に当接する前記フィーラー(25)が配置され、前記第2双腕日付レバー(23)の第2アーム(28)が、第3日付レバー(29)の端部(30)に接続され、前記第3日付レバー(29)の第2端部(31)が、前記第1日付レバー(17)の第2端部領域(32)に接続されていることを特徴とする日付変更装置。
  6. 請求項5に記載の日付変更装置であって、前記レバー機構を構成する前記第3日付レバー(29)が、前記日付車(14)の回転軸線に対して半径方向に向けられたランプ(34)を有し、該ランプ(34)が、30日月においては前記カム(35)の周回領域内に突入し、前記レバー機構の31日月においては前記カム(35)の周回領域外に旋回し、前記カム(35)が、30日目の位置にて前記ランプ(34)に対して衝突した際に前記第3日付レバー(29)が前記第2日付レバー(23)に対して旋回可能であることにより、前記第1日付レバー(17)が、前記第3日付車(29)に対して、日付レバー軸線(16)周りに前記日付車(14)の回転方向とは逆方向に1日分の位置だけ旋回可能であることを特徴とする日付変更装置。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の日付変更装置であって、前記シフトレバー(4)が、半径方向にシフトレバーアーム(3)を有し、該シフトレバーアーム(3)が、駆動回転軸線周りに回転駆動可能な駆動アーム(2)により負荷可能であると共に、ばね力に抗しつつその通常位置から旋回位置まで24時間毎に一度移動可能であることを特徴とする日付変更装置。
  8. 請求項1〜7の何れか一項に記載の日付変更装置であって、前記日付車(14)により、前記月リング(20)を1ヶ月毎に一度1ヶ月分の位置だけ回転駆動させることのできる駆動系が駆動可能であることを特徴とする日付変更装置。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載の日付変更装置であって、前記日付車(14)により、時計の日付表示部が駆動可能であることを特徴とする日付変更装置。
  10. 請求項1〜9の何れか一項に記載の日付変更装置であって、前記月リング(20)により、現在月を表示するための月表示要素が駆動可能であることを特徴とする日付変更装置。
  11. 請求項1〜9の何れか一項に記載の日付変更装置であって、前記月リング(20)自体が、現在月を表示するための月表示要素として形成することを特徴とする日付変更装置。
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