JP2017226535A - エレベータの点検作業支援システムおよび点検作業支援制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗りかごの点検作業を、昇降路内で安全に行うための点検作業支援システムおよび点検作業支援制御方法を提供する。
【解決手段】実施形態によればエレベータの点検作業支援システムは、エレベータの乗りかご上の作業員が乗りかごのアップダウン操作を行うためのかご上アップダウンスイッチと、昇降路内の点検作業位置に設置された点検台上にいる作業員を検知する作業員検知センサと、点検台上の作業員が乗りかごのアップダウン操作を行うための点検台アップダウンスイッチと、点検作業支援装置とを備える。点検作業支援装置は、通常時はかご上アップダウンスイッチを有効にするとともに点検台アップダウンスイッチを無効にし、作業員検知センサで点検台上にいる作業員が検知されると、かご上アップダウンスイッチを無効にするとともに点検台アップダウンスイッチを有効に切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、エレベータの点検作業支援システムおよび点検作業支援制御方法に関する。
通常、エレベータの乗りかごには、かご扉の開閉を駆動するドアマシンがかご扉の上部に設置されている。ドアマシンの点検を行う際には、乗場にいる作業員により作業が可能なるような位置に乗りかごを停止させて、乗場側から点検作業が実行される。
特開平5−155547号公報
駅舎等に設置されるエレベータには、乗りかごの2方向にかご扉が設置されたものがある。この2方向のかご扉のうち、一方が最下階の乗場でのみ戸開可能ある場合、当該かご扉のドアマシンの点検を行うには、乗りかごを下げて最下階の乗場側から作業可能になるようにするためにピットを深く形成するか、または、昇降路の乗場側と反対側の壁面に作業のための穴を開けることが必要になる。しかし、ピットを深く形成すると、作業員の安全性が低下するという問題があった。また、昇降路の壁面に穴を開けると、建物内装の意匠が損なわれる場合があるという問題があった。そのため、昇降路内で乗りかごの点検作業を安全に実行可能とするための技術が望まれていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、乗りかごの点検作業を、昇降路内で安全に行うためのエレベータの点検作業支援システムおよび点検作業支援制御方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するための実施形態によればエレベータの点検作業支援システムは、エレベータの乗りかご上の作業員が乗りかごのアップダウン操作を行うためのかご上アップダウンスイッチと、昇降路内の点検作業位置に設置された点検台上にいる作業員を検知する作業員検知センサと、点検台上の作業員が乗りかごのアップダウン操作を行うための点検台アップダウンスイッチと、点検作業支援装置とを備える。点検作業支援装置は、通常時はかご上アップダウンスイッチを有効にするとともに点検台アップダウンスイッチを無効にし、作業員検知センサで点検台上にいる作業員が検知されると、かご上アップダウンスイッチを無効にするとともに点検台アップダウンスイッチを有効に切り替える。
第1、第2実施形態による点検作業支援システムを搭載したエレベータの構成を示す全体図。 第1、第2実施形態による点検作業支援システムの動作を示すフローチャート。 第1実施形態による点検作業支援システムを利用して点検作業を行う際に作業員が点検台に移動する状態を示す説明図。 第1実施形態による点検作業支援システムを利用して点検作業を行う際に乗りかごを作業位置に移動させる状態を示す説明図。 第2実施形態による点検作業支援システムにおいて、点検台に柵が収納されている状態を示す説明図。 第3実施形態による点検作業支援システムを搭載したエレベータの構成を示す全体図。 第3実施形態による点検作業支援システムの動作を示すフローチャート。 第4実施形態による点検作業支援システムを搭載したエレベータの構成を示す全体図。 第4実施形態による点検作業支援システムの動作を示すフローチャート。
《第1実施形態》
〈第1実施形態によるエレベータの点検作業支援システムの構成〉
本発明の第1実施形態による点検作業支援システムを搭載したエレベータ1の構成について、図1を参照して説明する。本実施形態で用いるエレベータ1が設置される建物は、昇降路2の所定方向に設けられた1階乗場3−1と、1階乗場と対向する方向に設けられた2階乗場3−2とを有する。本実施形態においては、昇降路2に対し、1階乗場3−1が設けられている方向を正面側とし、2階乗場3−2が設けられている方向を背面側とする。
エレベータ1は、昇降路2内で1階乗場3−1と2階乗場3−2との間を移動する乗りかご4と、乗りかご4を含むエレベータ1内の機器の動作を制御するエレベータ制御装置5とを備えている。乗りかご4は、正面側の1階乗場3−1に対応する側壁に設置された第1かごドア41−1と、背面側の2階乗場3−2に対応し、第1かごドア41−1と対面する側壁に設けられた第2かごドア41−2との2方向のかごドアを有する。また、第1かごドア41−1の上部には、第1かごドア41−1の開閉を駆動する第1ドアマシン42−1が設置され、第2かごドア41−2の上部には、第2かごドア41−2の開閉を駆動する第2ドアマシン42−2が設置されている。また乗りかご4のかご上には、乗りかご4のアップダウン操作を行うためのかご上アップダウンスイッチ43が設置されている。
また、昇降路2内の2階乗場3−2に対応する高さ位置であり、1階乗場3−1と同一方向(正面側)の壁面には、乗りかご4の第1かごドア41−1側との間に点検作業用空間21を形成するための棚部22が設けられている。棚部22上の点検作業用空間21には、第1ドアマシン42−1の点検作業を行う作業員が乗り込む点検台23が設置され、点検台23上には作業員の安全を確保するための柵24が取り付けられている。点検台23は、その上面が、2階乗場3−2の床面とほぼ同じ高さになるように設置されている。
上述したエレベータ1に搭載される点検作業支援システム10Aは、点検台23に乗り込んだ作業員が操作可能な位置、例えば柵24に設置された点検台安全スイッチ11および点検台アップダウンスイッチ12と、点検台安全スイッチ11、点検台アップダウンスイッチ12、およびかご上アップダウンスイッチ43に接続された点検作業支援装置13Aとを有する。点検台安全スイッチ11は、作業員が点検台23で点検作業を開始可能な状態になったときに操作されるスイッチであり、点検台23上の作業員を検知するセンサとしての機能を有する。点検台アップダウンスイッチ12は、点検台23上の作業員により乗りかご4のアップダウン操作に用いられる。
点検作業支援装置13Aは、通常時はかご上アップダウンスイッチ43を有効にするとともに点検台アップダウンスイッチ12を無効にする。そして、点検台23上にいる作業員により点検台安全スイッチ11が“ ON “ 操作されたことにより点検台23上の作業員が検知されると、かご上アップダウンスイッチ43を無効にするとともに点検台アップダウンスイッチ12を有効に切り替える。
〈第1実施形態によるエレベータの点検作業支援システムの動作〉
次に、本実施形態による点検作業支援システム10Aの動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。本実施形態において、昇降路2内に設置された点検台23上の作業員が検知されていないときには、点検作業支援装置13Aにより、かご上アップダウンスイッチ43が有効であり、点検台アップダウンスイッチ12が無効に設定されている(S1)。かご上アップダウンスイッチ43が有効に設置されることにより、作業員が乗りかご4上部で昇降路2内の機器の点検作業を行う際に、必要に応じてかご上アップダウンスイッチ43を操作して乗りかご4を上昇または下降させることができる。
ここで、本実施形態のエレベータ1の昇降路2は、その構造上ピットの深さが浅く、乗りかご4の床面を1階乗場3−1よりも低い位置に移動させることができない。そのため、作業員が1階乗場3−1から第1ドアマシン42−1の点検作業を行うことが不可能であり、2階乗場3−2を利用して第1ドアマシン42−1および第2ドアマシン42−2の点検作業を行う場合について説明する。
まず、図3に示すように乗りかご4の天井面が2階乗場3−2に合う位置で乗りかご4を停止させ、作業員が2階乗場3−2から乗りかご4の上部に移動する。さらに作業員は、2階乗場3−2とは反対側の昇降路2壁面と、乗りかご4との間の空間21に設置されている点検台23に移動する。そして、点検台23上で点検作業実施可能になると、作業員が柵24に設置されている点検台安全スイッチ11を“ ON “ 操作する。
点検台安全スイッチ11が“ ON “ 操作されると、当該操作情報が点検作業支援装置13Aで取得され(S2の「YES」)、かご上アップダウンスイッチ43が無効であり、点検台アップダウンスイッチ12が有効の状態に設定が切り替えられる(S3)。このように設定が切り替えられることにより、点検台23にいる作業員の意思に関わらず乗りかご4上部にいる他の作業員のかご上アップダウンスイッチ43の操作により乗りかご4が上下移動することが回避され、点検台23にいる作業員の安全を確保することができる。
そして点検台23にいる作業員により点検台アップダウンスイッチ12が操作され、図4に示すように、第1ドアマシン42−1の点検作業を当該作業員が実施可能な位置まで乗りかご4が上方向に移動され、点検作業が実施される。
点検作業が終了し、作業員が点検台安全スイッチ11を“ OFF “ 操作すると(S4の「YES」)、ステップS1に戻り、初期状態と同様に、かご上アップダウンスイッチ43が有効であり、点検台アップダウンスイッチ12が無効である状態に設定が切り替えられる。
以上の第1実施形態によれば、乗りかごの現在位置に対応する乗場とは異なる側にあるかごドアのドアマシンの点検作業を行う際に、昇降路の壁面と点検作業対象のかごドアとの間の空間に設置された点検台上で作業員が検知されたときに、かご上アップダウンスイッチが無効であり点検台アップダウンスイッチが有効な状態に切り替えられることで、作業員が安全に点検作業を行うことができる。
《第2実施形態》
〈第2実施形態によるエレベータの点検作業支援システムの構成〉
本発明の第2実施形態による点検作業支援システム10Bは、点検台安全スイッチ11が、昇降路2の点検台23内に収納された柵24の組み立て部材に設置されていることを除いては、第1実施形態で説明した点検作業支援システム10Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。本実施形態においては、作業員が図5に示すように点検台23に収納されている柵24を起立状態に組み立てたときに点検台安全スイッチ11が“ ON “ 状態に切り替わり、柵24を点検台23に収納したときに“ OFF “ 状態に切り替わる。点検作業支援装置13Bは、これらの点検台安全スイッチ11の切り替わりを検知する。
〈第2実施形態によるエレベータの点検作業支援システムの動作〉
このように構成された点検作業支援システム10Bにおいて、第1実施形態と同様に、かご上アップダウンスイッチ43が有効であり、点検台アップダウンスイッチ12が無効に設定されている(S1)状態で、作業員が点検台23に移動した後、柵24を組み立てると、点検台安全スイッチ11が“ ON “ 状態に切り替わる。そして、点検台安全スイッチ11が“ ON “ 状態に切り替わったことが点検作業支援装置13Bで検知され(S2の「YES」)、かご上アップダウンスイッチ43が無効であり、点検台アップダウンスイッチ12が有効の状態に設定が切り替えられる(S3)。
そして、作業員により点検台アップダウンスイッチ12が操作されて適切な位置に乗りかご4が移動され、点検作業が実行される。点検作業が終了し、作業員が柵24を点検台23に収納すると、点検台安全スイッチ11が“ OFF “ 状態に切り替わる(S4の「YES」)。点検台安全スイッチ11が“ OFF “ 状態に切り替わると、ステップS1に戻って、かご上アップダウンスイッチ43が有効であり、点検台アップダウンスイッチ12が無効である状態に設定が切り替えられる。
以上の第2実施形態によれば、点検台に移動した作業員が安全に作業を行うために設置された柵を組み立てることで、自動的に点検台安全スイッチが“ ON “ 状態に切り替わり、点検台アップダウンスイッチが有効でかご上アップダウンスイッチが無効の状態に切り替わるため、簡易な操作で安全に点検作業を行うことができる。
《第3実施形態》
〈第3実施形態によるエレベータの点検作業支援システムの構成〉
本発明の第3実施形態による点検作業支援システム10Cは、図6に示すように、乗りかご4の上部にかご上通話装置44が設置され、点検台23に点検台通話装置14が設置されている他は、第1実施形態で説明した点検作業支援システム10Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。これらのかご上通話装置44および点検台通話装置14は点検作業支援装置13Cに接続されるとともに、かご上通話装置44と点検台通話装置14とは通話可能な状態に接続される。
本実施形態において点検作業支援装置13Cは、通常時はかご上通話装置44と点検台通話装置14との通話接続を切断し、点検台安全スイッチが“ ON “ 状態になると、かご上通話装置44と点検台通話装置14とを通話可能な状態に切り替える。
〈第3実施形態によるエレベータの点検作業支援システムの動作〉
本実施形態による点検作業支援システム10Cの動作について、図7のフローチャートを参照して説明する。本実施形態において、通常時は点検作業支援装置13Cにより、かご上アップダウンスイッチ43が有効であり、点検台アップダウンスイッチ12が無効である状態に設定されるとともに、かご上通話装置44と点検台通話装置14との通話接続が切断されている(S11)。
そして、作業員が2階乗場3−2から乗りかご4上を経由して点検台23に移動し、点検台安全スイッチ11を“ ON “ 操作すると、当該操作情報が点検作業支援装置13Bで取得され(S2の「YES」)、かご上アップダウンスイッチ43が無効であり、点検台アップダウンスイッチ12が有効の状態に設定が切り替えられるとともに、かご上通話装置44と点検台通話装置14とが通話可能な状態に切り替えられる(S13)。そして、作業員により点検台アップダウンスイッチ12が操作されて適切な位置に乗りかご4が移動され、点検作業が実行される。点検作業の際、かご上通話装置44と点検台通話装置14とが通話可能な状態になっていることにより、乗りかご4上にいる作業員と点検台23上にいる作業員とが互いの作業の進行状況を確認し合うことができ、安全に作業を進めることができる。
そして、点検作業が終了し、作業員が点検台安全スイッチ11を“ OFF “ 操作すると(S14の「YES」)、ステップS1に戻って、かご上アップダウンスイッチ43が有効であり、点検台アップダウンスイッチ12が無効である状態に設定が切り替えられるとともに、かご上通話装置44と点検台通話装置14との通話接続が切断される。
以上の第3実施形態によれば、点検台上で作業員が点検作業を行っている間は、当該作業員とかご上にいる作業員とが通話可能になり互いの作業の進行状況を確認できることで、さらに安全性が向上する。
《第4実施形態》
〈第4実施形態によるエレベータの点検作業支援システムの構成〉
本発明の第4実施形態による点検作業支援システム10Dは、図8に示すように、昇降路2内に警報装置15が設置されている他は、第1実施形態で説明した点検作業支援システム10Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。この警報装置15は、点検作業支援装置13Dに接続される。本実施形態において点検作業支援装置13Dは、点検台安全スイッチが“ ON “ 状態になると、警報装置15からブザーを鳴動させる。
〈第4実施形態によるエレベータの点検作業支援システムの動作〉
本実施形態による点検作業支援システム10Dの動作について、図9のフローチャートを参照して説明する。本実施形態において、通常時に作業員により点検台安全スイッチ11が“ ON “ 操作されると(S21、S22の「YES」)、かご上アップダウンスイッチ43が無効であり、点検台アップダウンスイッチ12が有効の状態に設定が切り替えられるとともに、警報装置15から一定時間(例えば数秒間)ブザーが鳴動される(S23)。
このように制御することにより、昇降路2内の作業員に点検台23上での作業が開始されたことを報知することができ、より安全に作業を進めることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…エレベータ、2…昇降路、3−1…1階乗場、3−2…2階乗場、4…乗りかご、5…エレベータ制御装置、10A,10B,10C,10D…点検作業支援システム、11…点検台安全スイッチ、12…点検台アップダウンスイッチ、13A,13B,13C,13D…点検作業支援装置、14…点検台通話装置、15…警報装置、21…点検作業用空間、22…棚部、23…点検台、24…柵、41−1…第1かごドア、41−2…第2かごドア、42−1…第1ドアマシン、42−2…第2ドアマシン、43…かご上アップダウンスイッチ、44…かご上通話装置
上記目的を達成するための実施形態によればエレベータの点検作業支援システムは、2方向にかごドアが設置された乗りかごを有するエレベータの点検作業を、昇降路内で実施するための支援を行うものであり、エレベータの乗りかご上の作業員が乗りかごのアップダウン操作を行うためのかご上アップダウンスイッチと、昇降路の壁面と、乗りかごの、乗場とは異なる側にある点検作業対象のかごドア側との間の空間に設置された点検台上にいる点検作業実施可能な作業員を検知する作業員検知センサと、点検台上の作業員が乗りかごのアップダウン操作を行うための点検台アップダウンスイッチと、点検作業支援装置とを備える。点検作業支援装置は、通常時はかご上アップダウンスイッチを有効にするとともに点検台アップダウンスイッチを無効にし、乗りかごの天井面が、乗りかごのドアマシンの点検作業を行う階床の乗場に合う位置で乗りかごが停止した後、作業員検知センサで点検台上にいる作業員が検知されると、かご上アップダウンスイッチを無効にするとともに点検台アップダウンスイッチを有効に切り替える。

Claims (6)

  1. エレベータの昇降路内で実行される点検作業を支援するための点検作業支援システムにおいて、
    前記エレベータの乗りかご上の作業員が前記乗りかごのアップダウン操作を行うためのかご上アップダウンスイッチと、
    前記昇降路内の点検作業位置に設置された点検台上にいる作業員を検知する作業員検知センサと、
    前記点検台上の作業員が前記乗りかごのアップダウン操作を行うための点検台アップダウンスイッチと、
    通常時は前記かご上アップダウンスイッチを有効にするとともに前記点検台アップダウンスイッチを無効にし、前記作業員検知センサで前記点検台上にいる作業員が検知されると、前記かご上アップダウンスイッチを無効にするとともに前記点検台アップダウンスイッチを有効に切り替える点検作業支援装置と
    を備えることを特徴とするエレベータの点検作業支援システム。
  2. 前記乗りかごは、2方向にかごドアが設置され、
    前記点検作業は、前記乗りかごの現在位置に対応する乗場とは異なる側にあるかごドアのドアマシンに対して実行されるものであり、
    前記点検台は、前記昇降路の壁面と、前記乗りかごの点検作業対象のかごドア側との間の空間に設置される
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの点検作業支援システム。
  3. 前記作業員検知センサは、前記点検台に収納された柵が起立状態に組み立てられたときに、作業員を検知したことを示す“ ON “ 状態に切り替わるスイッチで構成される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータの点検作業支援システム。
  4. 前記乗りかごの上面に設置されたかご上通話装置と、
    前記点検台上に設置され、前記かご上通話装置に接続された点検台通話装置とをさらに備え、
    前記点検作業支援装置は、通常時は前記かご上通話装置と前記点検台通話装置との通話接続を切断し、前記作業員検知センサで前記点検台上にいる作業員が検知されると、前記かご上通話装置と前記点検台通話装置とを通話可能な状態に切り替える
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のエレベータの点検作業支援システム。
  5. 前記昇降路内に設置された警報装置をさらに備え、
    前記点検作業支援装置は、前記作業員検知センサで前記点検台上にいる作業員が検知されると、前記警報装置を鳴動させる
    ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のエレベータの点検作業支援システム。
  6. エレベータに設置された点検作業支援装置が、
    通常時は、エレベータの乗りかご上の作業員が前記乗りかごのアップダウン操作を行うためのかご上アップダウンスイッチを有効にするとともに、前記エレベータの昇降路内に設置された点検台上の作業員が前記乗りかごのアップダウン操作を行うための点検台アップダウンスイッチを無効にし、前記点検台に設置された作業員検知センサで前記点検台上にいる作業員が検知されると、前記かご上アップダウンスイッチを無効にするとともに前記点検台アップダウンスイッチを有効に切り替える
    ことを特徴とする、エレベータの点検作業支援制御方法。
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JP2019131334A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 東芝エレベータ株式会社 エレベータの点検システム

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