JP2017226532A - 移動台車 - Google Patents

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【課題】物品の収容作業を行うコンテナを載置するスペースを有効に利用しながら、予備のコンテナを同時に搬送することができる移動台車を提供すること。【解決手段】キャスタ9,9,9,9と、折り畳み可能なコンテナ10を載置可能な下載置部31と、下載置部31の少なくとも前後方向の一方には下方に空間45を残すコンテナ10を載置可能な上載置部32と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、物品を収容したコンテナを搬送する際に使用する移動台車に関する。
倉庫や店舗等に陳列されている物品を選定し、別の場所に移動させる際に用いられる移動台車には、物品を分別して収容するために複数のコンテナを搬送できるものがある。これらのコンテナは、物品を収容可能であり、上下に積み重ね可能であるとともに、未使用時には折り畳み、コンパクトにした状態で収納及び持ち運びができるようになっている。
このような複数のコンテナを搬送できる移動台車には、例えば、特許文献1に開示されているような移動台車がある。この移動台車は、フレームの下面に設けられる複数の走行用キャスタと、フレームの上面に設けられるコンテナ載置部と、から主に構成されており、コンテナ載置部の載置面には、コンテナを進行方向に3つ並べて載置でき、複数のコンテナへ同時に物品の収容作業を行うことができるようになっている。
特許第5840592号(第5頁、第6図)
ところで、一度に多くのコンテナへ物品を収容するために、物品の収容作業を行うコンテナと同時に折り畳んだ予備のコンテナを搬送することがある。特許文献1の移動台車にあっては、折り畳まれた予備のコンテナを載置するために物品の収容作業を行うコンテナを載置するスペースを削る必要があり、物品の収容作業を行うコンテナを載置するスペースを有効に利用できないという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、物品の収容作業を行うコンテナを載置するスペースを有効に利用しながら、予備のコンテナを同時に搬送することができる移動台車を提供することを目的とする。
本発明の移動台車は、走行手段と、
折り畳み可能なコンテナを載置可能な第1載置部と、
該第1載置部の少なくとも前後方向の一方には下方に空間を残すコンテナを載置可能な第2載置部と、
を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、物品の収容作業を行うコンテナを載置するスペースである第1載置部と第2載置部にそれぞれコンテナを載置し、同時に各コンテナに収容作業を行えるようにしながら、第2載置部の下方に空間が形成されているため該空間に予備のコンテナを収容して同時に搬送することができる。
前記第2載置部は、前後方向において前記第1載置部と上下に重ならない位置に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1載置部と第2載置部とに載置されたコンテナ上にそれぞれコンテナを更に積み重ねることができる。
前記第2載置部は、支持枠により構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、枠はその中央が中空の構造であるため、視認性が向上するとともに、重量の軽量化を行うことができる。
前記第2載置部の下方空間から前後方向に延びる空間に、コンテナを載置可能な第3載置部を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、第2載置部の下方空間を有効利用して3個以上のコンテナに物品の収容を行うことができる。
前記第2載置部は、下方空間の高さ寸法が、コンテナの前後寸法よりも大きいことを特徴としている。
この特徴によれば、折り畳まれたコンテナを立たせて収納させることができる。
前記第3載置部の上方には、下方が可視可能な底板を備えた収納棚が脱着可能に取り付けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、収納棚により収納量を更に増やしながら、収納棚の下方を視認可能であるため、第3載置部に載置されたコンテナ内を容易に確認することができる。
実施例における移動台車にコンテナを搭載した状態を示す斜視図である。 移動台車の構造を示す図である。 移動台車の構造を示す上面図である。 移動台車の構造を示す側面図である。 移動台車の構造を示す正面図である。 移動台車の使用方法を示す斜視図である。
本発明に係る移動台車を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る移動台車につき、図1から図6を参照して説明する。以下、図4の画面左側を移動台車の正面側(前方側)とし、図4の画面右側を移動台車の背面側(後方側)とし、その前方側から見たときの上下左右方向を基準として説明する。
本実施例の移動台車1は、図1に示されるように、例えば、倉庫や店舗等において物品の収容作業を行うにあたり折り畳み可能なコンテナ10,10,…を載置し搬送するために使用されるものであり、底部に取り付けられる4個のキャスタ9,9,9,9により移動自在に支持される矩形の枠により外郭が構成される上面視略目字状のフレーム2と、フレーム2の上方に立設される枠体4(支持枠)と、から主に構成されている。
また、コンテナ10は、上面が開放可能な略直方体とされており、使用しないときには側壁を折り畳み格納することができる折り畳み式のコンテナである。説明の便宜上、折り畳まれたコンテナ10’(予備のコンテナ)にダッシュ符号を付して説明する。コンテナ10の奥行寸法(図1の前後方向の長さ)にあたる短尺辺10d,10dは、コンテナ10の高さ寸法H3(図4)よりも長く構成されている。そのため、折り畳まれたコンテナ10’の長尺辺10b,10bが上下に位置するように載置した際の高さ寸法H2(図1の上下方向の長さ、すなわち短尺辺10dの長さ(図4))は、コンテナ10の高さ寸法H3よりも長い。
移動台車1は、フレーム2の前方に設けられた下載置部31(第1載置部)と、下載置部31の後方にて枠体4に設けられ下載置部31と前後方向において上下に重ならない上載置部32(第2載置部)と、フレーム2の後方に設けられ上載置部32の鉛直下方に形成される下方空間45に前方略半分が位置する補載置部33(第3載置部)と、下載置部31と補載置部33との間に形成された上記下方空間45に形成される収納部34と、を備えている。
図2に示されるように、下載置部31は、フレーム2を構成する前後方向に延びる側部の枠部材2b,2bと、枠部材2b,2bを前方で連結する枠部材2aと、枠部材2aの上面に結着された下向き略コ字状の規制片6と、コンテナ10を載置可能に規制片6から所定間隔をおいた後方にて枠部材2b,2bに結合されたL字状の規制部材7により形成された矩形枠21の一部により構成されている。
また、下載置部31に載置されたコンテナ10は、その前方の長尺辺10bが前方で連結される枠部材2aに、その後方の長尺辺10bがL字状の規制部材7の水平方向に延びる載置片7bに、その底面10aにおける略内部分が連結板2dに、それぞれ支持される。
また、下載置部31に載置されたコンテナ10は、前方で連結され枠部材2aの上面に固定された規制片6と、L字状の規制部材7にて垂直に形成された規制片7aとにより前後方向への移動が規制され、落下が防止されている。
また、下載置部31に載置されたコンテナ10は、側部の枠部材2b,2bの上面に固定された枠体4を構成する側枠42,42により左右方向への移動がそれぞれ規制され、落下が防止されている。
上載置部32を構成する枠体4は、フレーム2の両側端の後方側からそれぞれ上方に延びて左右中央で繋る下向き略コ字状の主枠41と、主枠41の後述する縦杆41a,41aの上下略中央からそれぞれ前方に向けて略水平に延び、下方に向けて湾曲しながら垂下し下載置部31のそれぞれの側部略中央に位置する枠部材2b,2bに連結される側枠42,42から、主に構成されており、主枠41は、上下方向に延びる縦杆41a,41aと、縦杆41a,41aの上端を繋ぐように左右方向に延びる横杆41bと、から形成されている。
上載置部32は、枠体4を構成する側枠42,42の水平部分と、側枠42,42の水平部分に対向するよう前後に架設されるL字状の規制部材7,7とにより形成された矩形枠22の一部により構成されている。
また、上載置部32に載置されたコンテナ10は、その前方の長尺辺10bが枠体4を構成する側枠42,42の水平部分に架設された前方のL字状の規制部材7における載置片7bに、その後方の長尺辺10bが後方の規制部材7における載置片7bに、それぞれ支持される。
また、上載置部32に載置されたコンテナ10は、前後に架設されるL字状の規制部材7,7の対向する規制片7a,7aにより前後方向への移動が規制され、落下が防止されている。
尚、上載置部32に載置されたコンテナ10は、側方への移動は規制されていないため、上載置部32に載置されたコンテナ10を側方に滑らせるようにすることで容易に引き出すことができる。
下方空間45は、上載置部32が枠体4により形成されることで発生した、フレーム2上方において上載置部32の鉛直方向における下方に形成される空間である。
補載置部33は、フレーム2を構成する前後方向に延びる側部の枠部材2b,2bと、枠部材2b,2bを後方で連結する枠部材2cと、枠部材2cの上面に結着されたL字状の規制部材7と、コンテナ10を載置可能に規制部材7から所定間隔をおいた前方にて枠部材2b,2bに架設された対向する規制部材7により形成された矩形枠23の一部により構成されている。
また、補載置部33に載置されたコンテナ10は、その後方の長尺辺10bが後方で連結する枠部材2cの上面に結着されたL字状の規制部材7にて水平方向に延びる載置片7bに、その前方の長尺辺10bが対向する規制部材7の載置片7bに、それぞれ支持される。
また、補載置部33に載置されたコンテナ10は、対向するL字状の規制部材7,7の規制片7a,7aにより前後方向への移動が規制され、落下が防止されている。
また、補載置部33に載置されたコンテナ10は、側部の枠部材2b,2bの上面に固定された枠体4を構成する主枠41の縦杆41a,41aにより左右方向への移動がそれぞれ規制され、落下が防止されている。
また、主枠41の縦杆41a,41aは、補載置部33の側方における略中央にて、それぞれが側部の枠部材2b,2bに固定されているため、補載置部33における前方略半分は、上載置部32の下方空間45に位置している。
収納部34は、フレーム2を構成する前後方向に延びる側部の枠部材2b,2bと、下載置部31の後端を形成するL字状の規制部材7の規制片7aと、補載置部33の前端を形成する規制部材7の規制片7aとにより形成された矩形枠24と、矩形枠24を閉塞する底板2eにより構成されている。
また、収納部34には、折り畳まれたコンテナ10’が長尺辺10b,10bが上下に位置するよう立たせた状態で収納され、折り畳まれたコンテナ10’は矩形枠24を閉塞する底板2eにより載置・支持されている。収納部34には、折り畳まれたコンテナ10’を立たせた状態で収納することで最大3個収納することができる。
また、収納部34に収納された折り畳まれたコンテナ10’,10’,10’は、収納部34の前後に架設されるL字状の規制部材7,7の規制片7a,7aと、下載置部31と補載置部33にそれぞれ載置されたコンテナ10,10により前後方向への移動が規制され、落下が防止されている。尚、折り畳まれたコンテナ10’が3個未満である場合も同様に、当該折り畳まれたコンテナ10’は、当該規制片7a,7aと前後の当該コンテナ10,10により前後方向の移動が規制され、落下が防止されている。
また、収納部34に収納された3個の折り畳まれたコンテナ10’,10’,10’の内、前方に収納された折り畳まれたコンテナ10’は、枠体4を構成する側枠42,42の水平部分略前方を支持する補強材43,43によりの左右方向への移動が規制され、落下が防止されている(詳細は、図4参照)。
尚、後方に収納された他の2個の折り畳まれたコンテナ10’,10’は、側方への移動は規制されていないため、側方に滑らせるようにすることで容易に引き出すことができる(詳細は、図4参照)。
また、収納部34は、上載置部32の下方空間45に形成されており、下方空間45における略半分より前方部分に位置している。
補強材43,43のそれぞれの下端は、収納部34の側方における略前方にて側部の枠部材2b,2bに固定され、補強材43,43のそれぞれの上端は、側枠42,42の水平部分に下方から固定されている。
また、補強材43,43は、側枠42の前端が枠部材2bに固定されている位置よりも後方において、側枠42,42の水平部分の略前端を下方より支持しているため、側枠42の強度が高められている。
また、下載置部31と収納部34に跨る、枠体4の側枠42,42と、補強材43,43と、フレーム2を構成する前後方向に延びる側部の枠部材2b,2bにより形成される面は、パネル44,44にて閉塞されており、パネル44,44は、シート等を張り付けることで文字や絵等を掲示することができる。
枠体4を構成する主枠41の縦杆41a,41aは、上端近傍から後方側に延びる把手5が形成されているため、把手5を押し引きすることで移動台車1は移動自在となっている。
また、把手5と主枠41の間には、後述する収納棚8が着脱可能となっている。
収納棚8は、パンチングにより多数の小孔が穿設されたパンチングメタルから構成される上面が開放された略直方体を成し、左右両端に形成される係止部8a,8aをそれぞれ係止することにより把手5と主枠41の間に取り付けられる。
また、収納棚8には、図示されていないハンドスキャナ等の収容作業に使用するための機器を載置させることができるため、頻繁に使用する把手5近傍に使用する頻度の高い機器を載置することで機器を使用する際の動線が短くなり、作業効率の向上に繋がる。
また、主枠41の横杆41bには、図示されていないタブレット端末等をはじめとするディスプレイ材を、例えばクリップ等を用いて固定させることができる。
図3に示されるように、上載置部32は、前後方向において下載置部31と上下に重ならない位置に形成されているため、下載置部31及び上載置部32の上方は開放されており、載置されたコンテナ10の上方に別体のコンテナ10,10,…を複数載置することができる。
また、上載置部32の下方空間45には、補載置部33の前方略半分と収納部34が形成されているため、上載置部32にコンテナ10を載置すると、補載置部33の前方略半分及び収納部34の上方は閉塞されることとなる。
また、図内におけるドット柄の網掛部分は、補載置部33に載置されたコンテナ10と上載置部32に載置されたコンテナ10において重なる部分を示したものであるが、補載置部33はコンテナ10の開口が略半分突出しているため、収容作業が可能となっている。
図4に示されるように、上載置部32の下方空間45は、高さ寸法H1が、コンテナ10の奥行寸法、すなわち折り畳まれたコンテナ10’の長尺辺10b,10bが上下に位置するように載置した際の高さ寸法H2よりも長尺に形成されることにより、上載置部32を構成する側枠42,42の水平部分と、収納部34に載置・収納された折り畳まれたコンテナ10’,10’,10’の上端とが離間するため、収納部34の両側方のいずれかより折り畳まれたコンテナ10’,10’,10’を斜め上方に引き出すことができる。
尚、補載置部33に載置されたコンテナ10は、高さ寸法H3が折り畳まれたコンテナ10’の長尺辺10b,10bが上下に位置するように載置した際の高さ寸法H2よりも短尺であるので、上載置部32を構成する側枠42,42の水平部分及び側枠42,42後方に架設される規制部材7とは離間しており、補載置部33の後方からコンテナ10を斜め上方に引き出すことができる。
また、補載置部33は、突出した上方に収納棚8が係着されても、載置されたコンテナ10への収容作業を妨げないだけの空間が確保されている。
主枠41の横杆41bは、上載置部32に載置されたコンテナ10の上部付近の位置に形成されているため、上載置部32に載置されたコンテナ10が把手5方向へ落下等するのを防ぐことができる。
図5に示されるように、ドット柄の網掛部分は下載置部31に載置された2個のコンテナ10,10の内、上方に位置するコンテナ10と、上載置部32に載置された1個のコンテナ10において、正面から見た際に重なっている部分を示しており、下載置部31に直接載置されたコンテナ10に積み重ねられた別体のコンテナ10が把手5方向へ落下等するのを、上載置部32に直接載置されているコンテナ10により防ぐことができる。
次いで、移動台車1の使用方法について、図1及び図6を用いて詳しく説明する。
図1に示されるように、移動台車1は、下載置部31、上載置部32、補載置部33にコンテナ10,10,10を載置することで、積み替え等することなく最大3個のコンテナに対して個別に収容作業を行うことができる。
また、フレーム2は、下載置部31と、補載置部33に挟まれ、かつ上載置部32の下方の空間に収納部34が形成されているため、下載置部31、上載置部32、補載置部33に載置されたコンテナ10,10,10への収容作業を妨げることなく3個の折り畳まれたコンテナ10’,10’,10’を収納・取出しすることができる。
移動台車1は、枠状部材や線状の部材が多く板状の部材が少ない構造となっていることから、全体の重量が軽量化されており、収容作業を行うにあたりコンテナ10内の確認がしやすい。
また、補載置部33に載置されているコンテナ10においても、把手5と主枠41の間の空間から当該コンテナ10内の収容状態を確認することができ、把手5と主枠41の間の空間に収納棚8を係着させた場合であっても、収納棚8はパンチングメタルにより形成されているため複数の孔を通じて下方が視認可能となっていることから、当該コンテナ10内の収容状態を確認することができる。
図6に示されているように、収容作業を進めていく中で下載置部31または上載置部32に載置したコンテナ10に対する収容作業が完了した場合、折り畳まれたコンテナ10’を収納部34より取出しコンテナ10へと組立てた後、収容作業が完了し蓋10c,10cを閉じたコンテナ10に積み重ねることで、コンテナ10の積み替え等することなく継続して収容作業を行うことができる。
また、収容すべき商品が少ない等の収容作業については、上載置部32に載置したコンテナ10にのみ収容することで、把手5からの動線が短くなり収容作業を短時間で完了させることができる。
また、収容すべき商品の重量がかさむ物品が含まれる収容作業については、下載置部31に載置したコンテナ10に収容することで、重い物品を持ち上げる負担を減らすことができる。
以上説明したように、移動台車1は、物品の収容作業を行うコンテナ10を載置するスペースである下載置部31と上載置部32にそれぞれコンテナ10,10を載置し、同時に収容作業を行えるようにしながら、上載置部32の下方空間45に形成された収納部34に折り畳まれたコンテナ10’を収容して同時に搬送することができるため、上載置部32の下方空間45を有効利用することで、小型化することができる。
また、移動台車1は、フレーム2において、上載置部32の下方空間45から前後方向に延びる空間に、コンテナ10を載置可能な補載置部33を有していることから、上載置部32の下方空間45を有効利用することで、3個のコンテナ10,10,10に対して同時に物品の収容を行うことができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、移動台車1は、コンテナを積み替え等することなく最大3個のコンテナに対して個別に収容作業を行うことができる態様として説明したが、これに限らず、下載置部31を複数設けることで収容作業を可能なコンテナ10を2個以上載置可能とし4個以上のコンテナ10,10,…に対して個別に収容作業可能でもよく、また補載置部33を形成しない等、最大2個のコンテナ10に対して個別に収容作業可能とすることで、更なる小型化を行ってもよい。
また、収納棚8は、上面が開放された略直方体にパンチングメタルで形成されている態様として説明したが、これに限らず、網等で形成されていてもよく、また閉塞されていてもよい(この場合には透明又は半透明の材料に構成するとよい)。
下載置部31に載置されたコンテナ10は、その前方の長尺辺10bが前方で連結される枠部材2aに、その後方の長尺辺10bがL字状の規制部材7の水平方向に延びる載置片7bに、その底面10aにおける略内部分が連結板2dに、それぞれ支持される態様として説明したが、これに限らず、枠部材2aと連結板2dとの間、連結板2dと規制部材7の載置片7bとの間は、それぞれ金属板等で閉塞されていてもよい。
また、上載置部32を構成する、対向する一対の規制部材7,7の載置片7b,7b間は、金属板等で閉塞されていてもよい。
また、補載置部33を構成する、対向する一対の規制部材7,7の載置片7b,7b間は、金属板等で閉塞されていてもよい。
また、枠体4が上載置部32を構成する態様を例に説明したが、これに限らず、枠体4とは別体の上載置部32を柱材等の中間部材を介して枠体4が支持する態様であってもよい。この態様であれば、中間部材を脱着可能とすることで上載置部32を脱着させることができる。下載置部31及び補載置部33についても同様に、中間部材を介してフレーム2に支持されるものであってもよい。
また、上載置部32は、側方への移動における規制手段はない態様として説明したが、これに限らず、側方への移動における規制手段があってもよい。
また、収納部34は、3個の折り畳まれたコンテナ10’,10’,10’を載置可能な態様として説明したが、これに限らず、折り畳まれたコンテナ10’の載置可能数は4個以上であってもよく、逆に3個未満であってもよい。
1 移動台車
2 フレーム
4 枠体(支持枠)
5 把手
7 規制部材
8 収納棚
9 キャスタ
10 コンテナ
31 下載置部(第1載置部)
32 上載置部(第2載置部)
33 補載置部(第3載置部)
34 収納部
41 主枠
42 側枠
43 補強材
44 パネル
45 下方空間

Claims (6)

  1. 走行手段と、
    折り畳み可能なコンテナを載置可能な第1載置部と、該第1載置部の少なくとも前後方向の一方には下方に空間を残すコンテナを載置可能な第2載置部と、を備えていることを特徴とする移動台車。
  2. 前記第2載置部は、前後方向において前記第1載置部と上下に重ならない位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の移動台車。
  3. 前記第2載置部は、支持枠により構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の移動台車。
  4. 前記第2載置部の下方空間から前後方向に延びる空間に、コンテナを載置可能な第3載置部を有していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の移動台車。
  5. 前記第2載置部は、下方空間の高さ寸法が、コンテナの前後寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の移動台車。
  6. 前記第3載置部の上方には、下方が可視可能な底板を備えた収納棚が脱着可能に取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載の移動台車。
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