JP2005306495A - ピッキング用台車 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高所に保管されている物品を効率良くピッキングできるピッキング用台車を提供する。
【解決手段】 ピッキング用台車S1は、走行部1と、走行部1を操作する操作部10近傍に設けられ、ピッキング作業可能に設けられた運転台4とを備え、運転台4は、走行する床面よりも所定高さだけ高い位置に設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 ピッキング用台車S1は、走行部1と、走行部1を操作する操作部10近傍に設けられ、ピッキング作業可能に設けられた運転台4とを備え、運転台4は、走行する床面よりも所定高さだけ高い位置に設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明はピッキング用台車に関するものである。
物流倉庫等においては、例えば下記特許文献1に開示されているようなピッキング用台車が使用されている。
特開2002−114340号公報
上記従来技術のピッキング用台車は、作業者が手で押すことで移動する手押し方式である。そして、作業者は上部の棚など高所に保管されている物品をピッキングする場合、ピッキング用台車の移動を一旦停止し、ステップに昇ってピッキングする。物品をピッキングした後、作業者はピッキング用台車を移動するために、ステップを降りてピッキング用台車を手押しする。このように、高所に保管されている物品をピッキングする場合、作業者は、ステップの昇降動作とピッキング用台車の手押し動作とを繰り返すことになるので、作業者に負担が掛かり、作業効率も低い。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、高所に保管されている物品を効率良くピッキングできるピッキング用台車を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明のピッキング用台車は、走行部と、前記走行部を操作する操作部近傍に設けられ、ピッキング作業可能に設けられた運転台とを備え、前記運転台は、走行する床面よりも所定高さだけ高い位置に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、走行部を操作する操作部近傍に運転台を設けたので、作業者は運転台に乗った状態で操作部を介して走行部を操作し、ピッキング用台車を移動することができる。また、運転台をピッキング作業可能とし、その運転台を走行部よりも高い位置に設けたので、作業者は運転台に乗った状態で、高所に保管されている物品をピッキングすることができる。したがって、作業者は、運転台に乗った状態で、走行部(ピッキング用台車)の移動とピッキング作業との両方を行うことができ、作業効率を向上することができる。また、物品の保管位置に応じて運転台の高さを調整することで、保管位置が高所であっても、その高所にある物品を円滑にピッキングすることができる。したがって、高所にも物品を保管した場合でも作業者はその物品を容易にピッキングでき、保管位置を自由に設定することができるので、倉庫内の空間を有効活用できる。
本発明のピッキング用台車において、前記走行部は、自走するための駆動装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、走行部は駆動装置によって自走するので、作業者は走行部(ピッキング用台車)を所望の位置まで自由に移動することができる。
本発明のピッキング用台車において、前記操作部は、前記駆動装置を介して前記走行部を加速するアクセル操作部、及び前記走行部の走行を停止するブレーキ操作部を有することを特徴とする。
本発明によれば、作業者は、運転台に乗った状態でアクセル操作部及びブレーキ操作部を操作することで、走行部(ピッキング用台車)を所望の位置まで自由に移動することができる。
本発明のピッキング用台車において、前記駆動装置は電力で駆動することを特徴とする。
本発明によれば、駆動装置は電力で駆動するので、周囲環境を汚染することなく走行部を自走させることができる。
本発明のピッキング用台車において、前記操作部よりも低い位置に設けられ、前記走行部を操作可能な第2操作部を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、低所に保管されている物品をピッキングするときには、第2操作部を操作しながら走行部を自走させつつピッキング作業できるので、高所に保管されている物品及び低所に保管されている物品のそれぞれに良好に対応することができる。
本発明のピッキング用台車において、前記運転台に応じた位置に設けられ物品を収容可能な第1収容部と、前記第1収容部よりも下方に設けられた第2収容部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、作業者は運転台に乗った状態でピッキングした物品を第1収納部に円滑に入れることができ、運転台に乗った状態よりも低い位置においてピッキングした物品を第2収納部に円滑に入れることができるので、作業効率を向上することができる。
本発明のピッキング用台車において、前記運転台の下に、物体を格納可能な格納部を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、高所に保管されている物品をピッキング可能とするために運転台を高い位置に設けた場合、その運転台の下の空間に物体を格納することで、運転台の下の空間を有効活用することができる。
本発明のピッキング用台車において、前記格納部は、自身とは別のピッキング用台車を格納可能であることを特徴とする。
本発明によれば、運転台を備えた高所ピッキング用台車の運転台の下に、自身とは別の例えば低所ピッキング用台車を格納することができ、倉庫内におけるピッキング用台車の駐車スペースを少なくすることができる。したがって、倉庫内の空間を有効活用できる。
本発明によれば、高所に保管されている物品を効率良くピッキングできるとともに、倉庫内の空間を有効活用できる。
以下、本発明について図面を参照しながら説明する。図1は本発明のピッキング用台車の一実施形態を示す斜視図、図2は側面図である。以下の説明において、水平面内における所定方向をX軸方向、水平面内においてX軸方向と直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向に直交する方向(鉛直方向)をZ軸方向とする。また、X軸、Y軸、及びZ軸まわりの回転(傾斜)方向をそれぞれθX、θY、及びθZ方向とする。
図1において、ピッキング用台車S1は、走行部1と、走行部1を操作する操作部10近傍に設けられた運転台4とを備えている。作業者は運転台4上に乗った状態でピッキング作業することができる。すなわち運転台4は、作業者がピッキング作業可能に設けられている。また、本実施形態においては、作業者は運転台4上に立った状態で作業する。そして、運転台4は、走行する床面よりも高い位置に設けられており、走行部1よりも高い位置に設けられている。
走行部1は、車輪2と、車輪2を駆動する駆動装置3とを備えている。本実施形態においては、車輪2は4つ設けられており、駆動装置3は走行部1(ピッキング用台車S1)の進行方向前方側(図中、+X側)の車輪2を駆動するようになっている。すなわち、走行部1はいわゆる前輪駆動方式であって、駆動装置3の駆動により自走可能となっている。
駆動装置3は、本実施形態においては電力で駆動する電動モータ及びその電動モータに電力を供給するバッテリを含んで構成されている。電力を使用する駆動方式は排気ガスなどを出さないため、燃料(ガソリンなど)を使用する駆動方式に比べて周囲環境を汚染しないなど周囲環境に与える影響を抑えることができる。
走行部1の上にはフレーム(シャーシ)5が設けられており、フレーム5は運転台4を支持している。運転台4は本実施形態においては板状部材により形成されている。
運転台4の前方側(+X側)には、操作部10が設けられている。操作部10は、支柱部15を介して車輪(前輪)2の向きを変えることにより走行部1の進行方向を調整するハンドル操作部14と、ハンドル操作部14に設けられ、駆動装置3の駆動力を調整し、その駆動装置3を介して走行部1を加速可能なアクセル操作部11と、走行部1の走行を停止するブレーキ操作部12とを備えている。作業者はハンドル操作部14を把持し、走行部1の進行方向を調整可能である。また作業者はアクセル操作部11の操作量を調整し、走行部1を加速(走行)可能である。また作業者はブレーキ操作部12を操作し、走行部1の走行を停止可能である。また、走行部1は前進及び後進可能であって、操作部10は、走行部1の前進と後進との切替装置を有している。
ハンドル操作部14の前方には、ピッキング作業に関する情報及び走行部1の走行に関する情報を含む各種情報を表示する表示装置13が設けられている。本実施形態において表示装置13は液晶表示装置により構成されている。なお、表示装置13は前記駆動装置3を構成するバッテリから供給される電力により駆動される。作業者は運転台4に立った状態で表示装置13を見ることができる。
操作部10よりも低い位置には、操作部10とは別に設けられ、走行部1を操作可能な第2操作部20が設けられている。第2操作部20は操作部10よりも更に前方側(+X側)に設けられ、操作部10に対向するように設けられている。第2操作部20は、操作部10同様、車輪(前輪)2の向きを変えることにより走行部1の進行方向を調整するハンドル操作部24と、ハンドル操作部24に設けられ、駆動装置3の駆動力を調整し、その駆動装置3を介して走行部1を加速可能なアクセル操作部21と、走行部1の走行を停止するブレーキ操作部22とを備えている。また、第2操作部20も、走行部1の前進と後進との切替装置を有している。
またハンドル操作部24の−X側には、ピッキング作業に関する情報及び走行部1の走行に関する情報を含む各種情報を表示する表示装置23が設けられている。表示装置23も液晶表示装置により構成されている。第2操作部20の近傍に設けられた表示装置23は、第1操作部10の近傍に設けられた表示装置13よりも下方に設けられている。作業者は、第1操作部10を操作するとき、表示装置13に表示された情報を参照し、第2操作部20を操作するとき、表示装置23に表示された情報を参照することができる。
運転台4の後方(−X側)であって、フレーム5上に設けられた支持部材32には、物品を収容可能な第1収容部6が支持されている。第1収容部6は運転台4の位置(高さ)に応じた位置に設けられている。運転台4に乗って物品をピッキングした作業者は、その作業者の背中側(−X側)にある第1収容部6に物品を容易に収容可能である。また、フレーム5の後部(−X側)に取り付けられた支持台31には第2収容部7が支持されている。第2収容部7は第1収容部6よりも下方に設けられている。第2収容部7にも物品を収容可能である。第1収容部6及び第2収容部7のそれぞれは箱部材により構成されている。
図3に示すように、箱部材からなる第1収容部6は支持部材32から取り外すことができ、第2収容部7は支持台31から取り外すことができる。また、支持台31の一端部とフレーム5とはブラケットを介して連結されており、支持台31はフレーム5に対して着脱可能となっている。また、支持部材32の一端部とフレーム5ともヒンジ部を介して連結されており、支持部材32はフレーム5に対してθX方向に回動可能(折りたたみ可能)となっている。
次に、上述した構成を有するピッキング用台車S1の動作について図4を参照しながら説明する。図4に示すように、物流倉庫内には複数の棚101を有する物品収納部100が設けられている。棚101は高さ方向(Z方向)に複数段設けられているとともに、水平方向(X方向)にも複数設けられている。そして、これら複数の棚101のそれぞれには、物品を保管したパレット102が支持されている。
作業者は、ピッキング用台車S1の運転台4に乗った状態で、表示装置13に表示されるピッキング作業に関する情報を参照し、操作部10を操作して走行部1(ピッキング用台車S1)を前方(+X方向)に移動(自走)しながら、上段の棚101のパレット102に保管されている物品をピッキングすることができる。ピッキングした物品は第1収容部6に収容される。このように、作業者は運転台4に乗った状態で操作部10を介して走行部1を操作し、ピッキング用台車S1を移動することができる。そして、運転台4は倉庫床面よりも高い位置に設けられているので、作業者は運転台4に乗った状態で、高所に保管されている物品をピッキングすることができる。したがって、作業者は、運転台4に乗った状態で、走行部1(ピッキング用台車S1)の移動とピッキング作業との両方を行うことができ、作業効率を向上することができる。また、上段の棚に対するピッキング作業を効率良く行うことができる。
また、運転台4の高さを調整可能とし、棚101の高さ(物品の保管位置)に応じて運転台4の高さを調整することにより、保管位置が高所であっても、その高所にある物品を円滑にピッキングすることができる。このように、本発明のピッキング用台車S1は棚101の多段化(高層化)にも対応可能である。したがって、棚101を高層化することで、倉庫内の収納効率を向上することも可能であり、倉庫内の空間を有効活用できる。
また、走行部1(ピッキング用台車S1)は後進可能(−X方向に移動可能)に設けられており、作業者は走行部1を後進(バック)させながらピッキングすることで、作業効率を更に向上することができる。
また、走行部1を自走するための駆動装置3を電気モータ等で電力駆動するようにすれば、排気ガスを出さない。したがって、物品が保管されている倉庫内の空間は汚染されない。
また、図5に示すように、作業者は、倉庫内の床面を歩きながら、表示装置23に表示されるピッキング作業に関する情報を参照し、第2操作部20を操作して走行部1(ピッキング用台車S1)を−X方向に移動しながら下段の棚101(パレット102)に保管されている物品をピッキングすることができる。ピッキングした物品は第2収容部7に収容される。このように、本発明のピッキング用台車S1は下段の棚101にも対応可能である。また、作業者は下段の物品をピッキングする際、第2操作部20のハンドル操作部24を手で押したり引いたりして、ピッキング用台車S1を移動することもできるし、第2操作部20を操作し、駆動装置3の駆動力を利用しながら(駆動装置3の駆動力をアシスト力として使用しながら)、ピッキング用台車S1を移動することも可能である。
また、例えば作業者は、最初に図4に示す状態で、ピッキング用台車S1を+X方向に移動しながら上段の棚101(パレット102)に保管されている物品をピッキングした後、運転台4から降り、図5に示す状態で、ピッキング用台車S1を−X方向に移動しながら下段の棚101(パレット102)に保管されている物品をピッキングすることもできる。もちろん、作業者は、最初に図5に示す状態で、ピッキング用台車S1を移動しながら下段の棚101(パレット102)に保管されている物品をピッキングした後、運転台4に昇り、図4に示す状態で、ピッキング用台車S1を移動しながら上段の棚101(パレット102)に保管されている物品をピッキングすることもできる。
あるいは、1台のピッキング用台車S1に二人(複数)の作業者を担当させ、一方の作業者は運転台4に乗った状態で表示装置13に表示されたピッキング作業に関する情報を参照しつつ上段の棚101に保管されている物品をピッキングし、そのピッキングした物品を第1収容部6に収容し、他方の作業者は床面を歩きながら表示装置23に表示されたピッキング作業に関する情報を参照しつつ下段の棚101に保管されている物品をピッキングし、そのピッキングした物品を第2収容部7に収容するといった構成を採用することも可能である。
図6は、倉庫内の所定スペースに駐車した状態のピッキング用台車S1を示す図である。上述したように、支持台31はフレーム5より着脱可能であり、支持部材32はθX方向に回動可能である。そこで、ピッキング用台車S1を使用せずに所定スペースに駐車しておくときには、図6(a)に示すように、支持台31をフレーム5より取り外し、支持部材32を内側に回動する(折りたたむ)。こうすることにより、駐車時の省スペース化を図ることができる。また、図6(b)に示すように、フレーム5上に置かれた支持台31及び支持部材32の上に第1収容部6及び第2収容部7を積み重ねておくことができる。また、運転台4をフレーム5で支持して高い位置に設けたので、運転台4の下には物体を格納可能な格納スペース40が形成される。したがって、その格納スペース4には、自身とは別の低所ピッキング用台車S2を格納することができる。
ここで、ピッキング用台車S2は、駆動装置を有していない手押し方式のピッキング用台車であり、手押し部61と、車輪52を備えた走行部51と、走行部51の上に設けられた支持台55と、支持台55に支持された収容部56とを備えている。手押し部61の近傍には、ピッキング作業に関する情報を表示可能な表示装置63が設けられている。作業者は、表示装置63を参照しつつ手押し部61を押すことでピッキング用台車S2を移動しながら、例えば下段の棚に保管されている物品をピッキングし、収容部56に収容する。
このように、運転台4を備えた高所ピッキング用台車S1の運転台4の下に、自身とは別の低所ピッキング用台車S2を格納することができ、倉庫内におけるピッキング用台車S1、S2の駐車スペースを少なくすることができる。したがって、倉庫内の空間を有効活用できる。
図7は本発明の別の実施形態を示す図である。図7において、ピッキング用台車S3は、走行部71と、走行部71を操作する操作部110近傍に設けられた運転台74とを備えている。運転台74はフレーム(シャーシ)75で支持されている。運転台74上には支柱部95に支持された椅子(サドル)78が設けられている。また、支柱部95には支持部96が取り付けられており、支持部96にはペダル90の回転に伴って回転する第1スプロケット91が回転可能に支持されている。ペダル90は、椅子78に座った状態の作業者の足下に設けられており、作業者によってペダル90がこがれる(回転される)と、第1スプロケット91が回転する。
第1スプロケット91には第1チェーン92が巻かれている。第1チェーン92は、第1スプロケット91の回転を、駆動軸97に取り付けられた第2スプロケット(不図示)に伝達する。駆動軸97には第3スプロケット93が取り付けられている。すなわち、ペダル90をこぐことにより、第1チェーン92を介して第3スプロケット93が回転する。第3スプロケット93には第2チェーン94が巻かれている。
走行部71は、車輪72を4つ備えている。車輪72には不図示の第4スプロケットが取り付けられており、その第4スプロケットには第2チェーン94が巻かれている。第2チェーン94は第3スプロケット93の回転を第4スプロケットに伝達する。すなわち、ペダル90をこぐことにより、走行部71(ピッキング用台車S3)の進行方向後方側(図中、−X側)の車輪72が回転するようになっている。すなわち、走行部71は、作業者がペダル90をこぐことにより走行するようになっている。
運転台74の前方側(+X側)には、操作部110が設けられている。操作部110は、支柱部83を介して車輪(前輪)72の向きを変えることにより走行部71の進行方向を調整するハンドル操作部114と、走行部71の走行を停止するブレーキ操作部112とを備えている。作業者はハンドル操作部114を把持し、走行部71の進行方向を調整可能である。また作業者はブレーキ操作部112を操作し、走行部71の走行を停止可能である。
ハンドル操作部114近傍には、ピッキング作業に関する情報及び走行部71の走行に関する情報を含む各種情報を表示する表示装置113が設けられている。本実施形態において表示装置113は液晶表示装置により構成されている。
操作部110よりも低い位置には、操作部110とは別に設けられ、走行部71を操作可能な第2操作部80が設けられている。第2操作部80は操作部110よりも更に前方側(+X側)に設けられ、操作部110に対向するように設けられている。第2操作部80は、操作部110同様、車輪(前輪)2の向きを変えることにより走行部71の進行方向を調整するハンドル操作部81と、走行部71の走行を停止するブレーキ操作部82とを備えている。
また不図示ではあるが、ハンドル操作部81近傍には、ピッキング作業に関する情報及び走行部71の走行に関する情報を含む各種情報を表示する表示装置が設けられている。作業者は、第1操作部110を操作するとき、表示装置113に表示された情報を参照し、第2操作部80を操作するとき、ハンドル操作部81近傍に設けられた表示装置に表示された情報を参照することができる。
運転台74の後方(−X側)であって、フレーム75上に設けられた支持部材122には、物品を収容可能な第1収容部76が支持されている。運転台74に乗って物品をピッキングした作業者は、その作業者の背中側(−X側)にある第1収容部76に物品を容易に収容可能である。また、フレーム75の後部(−X側)には第2収容部77が支持されている。第2収容部77は第1収容部76よりも下方に設けられている。第2収容部77にも物品を収容可能である。第1収容部76及び第2収容部77のそれぞれは箱部材により構成されている。
作業者は、ピッキング用台車S3の運転台74上に設けられた椅子78に座った状態で、表示装置113に表示されるピッキング作業に関する情報を参照しつつペダル90をこぎ、操作部110を操作することで、走行部71(ピッキング用台車S3)を前方(+X方向)に移動しながら、物品をピッキングすることができる。運転台74は走行部71よりも高い位置に設けられているので、作業者は運転台74に乗った状態で、高所に保管されている物品をピッキングすることができる。したがって、作業者は、運転台74から降りることなく、走行部71(ピッキング用台車S3)の移動とピッキング作業との両方を行うことができ、作業効率を向上することができる。また、低所に保管されている物品をピッキングするときは、作業者は第2操作部80を操作しつつ床面上を歩くことで、ピッキング用台車S3を移動する。
1…走行部、3…駆動装置、4…運転台、6…第1収容部、7…第2収容部、10…操作部、11…アクセル操作部、12…ブレーキ操作部、14…ハンドル操作部、20…第2操作部、40…格納スペース(格納部)、S1…ピッキング用台車
Claims (9)
- 走行部と、
前記走行部を操作する操作部近傍に設けられ、ピッキング作業可能に設けられた運転台とを備え、
前記運転台は、走行する床面よりも所定高さだけ高い位置に設けられていることを特徴とするピッキング用台車。 - 前記走行部は、自走するための駆動装置を備えたことを特徴とする請求項1記載のピッキング用台車。
- 前記操作部は、前記駆動装置を介して前記走行部を加速するアクセル操作部、及び前記走行部の走行を停止するブレーキ操作部を有することを特徴とする請求項2記載のピッキング用台車。
- 前記駆動装置は電力で駆動することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載のピッキング用台車。
- 前記操作部よりも低い位置に設けられ、前記走行部を操作可能な第2操作部を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載のピッキング用台車。
- 前記運転台に応じた位置に設けられ物品を収容可能な第1収容部と、前記第1収容部よりも下方に設けられた第2収容部とを備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載のピッキング用台車。
- 前記運転台の下に、物体を格納可能な格納部を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載のピッキング用台車。
- 前記格納部は、自身とは別のピッキング用台車を格納可能であることを特徴とする請求項7記載のピッキング用台車。
- 前記操作部及び前記第2操作部の少なくとも一カ所に、ピッキングすべき物品の情報を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項5記載のピッキング用台車。
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017226532A (ja) * | 2016-06-24 | 2017-12-28 | 株式会社岡村製作所 | 移動台車 |
JP2020508943A (ja) * | 2017-01-16 | 2020-03-26 | ローカス ロボティクス コーポレイション | ロボット支援の注文履行動作における効率を改善するためのディスプレイ |
-
2004
- 2004-04-16 JP JP2004121791A patent/JP2005306495A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017226532A (ja) * | 2016-06-24 | 2017-12-28 | 株式会社岡村製作所 | 移動台車 |
JP2020508943A (ja) * | 2017-01-16 | 2020-03-26 | ローカス ロボティクス コーポレイション | ロボット支援の注文履行動作における効率を改善するためのディスプレイ |
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