JP2017226047A - ロボット、ロボット制御システム、ロボット制御方法及びプログラム - Google Patents

ロボット、ロボット制御システム、ロボット制御方法及びプログラム Download PDF

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    • G05B2219/40202Human robot coexistence

Abstract

【課題】周囲に複数のロボットが存在している場合でも、各ロボットがそれぞれ自機を効果的にアピールする。
【解決手段】ロボット100は、人検出部113と、アピール許可部と、動作制御部114と、を備える。人検出部113は、人を検出する。アピール許可部は、人の興味を引くアピール動作を行うことを許可する。動作制御部114は、人検出部113が人を検出し、アピール許可部によりアピール動作を行うことを許可された場合にアピール動作を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、ロボット、ロボット制御システム、ロボット制御方法及びプログラムに関する。
近年、家庭用のロボットとして、ユーザとコミュニケーションを図ることができるロボットや、ペットロボット等が開発されてきている。また、特許文献1には、人が近づくと、自動的に起動して動作を開始し、自機をアピールすることができる電子玩具(家庭用のロボット)が開示されている。ここで、アピールとは、人を見つめるように頭部を動かしたり、尻尾を振ったり、人に寄って来るように移動したり、喜んでいる表情をしたり、鳴き声を出したりといった、人の興味を引く動作をすることを指す。
特開2002−307354号公報
特許文献1に開示されているロボットは、自機の周りに他のロボットが存在することを想定していない。したがって、特許文献1に開示されているロボットが複数並んで置かれている状況で人が近づくと、それら複数のロボットが一斉に起動して動作を開始してしまう。そのため、各ロボットの動作は、周囲に存在する複数のロボットの動作の中に埋もれてしまい、自機を効果的にアピールすることができない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、周囲に複数のロボットが存在している場合でも、自機を効果的にアピールすることができるロボット、ロボット制御システム、ロボット制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るロボットは、
人を検出する人検出部と、
人の興味を引くアピール動作を行うことを許可するアピール許可部と、
前記人検出部が人を検出し、前記アピール許可部により前記アピール動作を行うことを許可された場合に前記アピール動作を行う動作制御部と、
を備える。
本発明によれば、各ロボットがそれぞれ自機を効果的にアピールすることができる。
本発明の実施形態1に係るロボット制御システムの構成例を示す図である。 実施形態1に係るロボットの機能構成を示すブロック図である。 実施形態1に係るロボットのアピール処理のフローチャートである。 本発明の実施形態2に係るロボットの機能構成を示すブロック図である。 (A)実施形態2に係るロボットID(Identification)記憶部に記憶されている初期値の例を示す図である。(B)実施形態2に係るロボットID記憶部に記憶されている別のデータ例を示す図である。 実施形態2に係るリーダーロボット決定処理のフローチャートである。 実施形態2に係るリーダーロボットのアピール指示送信処理のフローチャートである。 実施形態2に係るロボットのアピール指示受信処理のフローチャートである。 本発明の実施形態3に係るロボット制御システムの構成例を示す図である。 実施形態3に係るロボットの機能構成を示すブロック図である。 実施形態3に係るサーバの機能構成を示すブロック図である。 実施形態3に係るロボット情報記憶部に記憶されているデータ例を示す図である。 実施形態3に係る人情報記憶部に記憶されているデータ例を示す図である。 実施形態3に係るロボットのセンサ情報送信処理のフローチャートである。 実施形態3に係るサーバのセンサ情報受信処理のフローチャートである。 実施形態3に係るサーバのアピール指示送信処理のフローチャートである。 実施形態3に係るロボットのアピール指示受信処理のフローチャートである。 本発明の実施形態4に係るロボット制御システムの構成例を示す図である。 実施形態4に係るロボットの機能構成を示すブロック図である。 実施形態4に係るロボットのアピール処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付す。
(実施形態1)
図1に示すように、本発明の実施形態1に係るロボット制御システム1000は、複数のロボット100を備える。そして、これら複数のロボット100同士は、近距離無線通信を行う。
以下、実施形態1に係るロボット100の機能構成について説明する。図2に示すように、ロボット100は、制御部110と、センサ部120と、通信部131と、駆動部132と、発話部133と、表示部134と、を備える。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、ロボット100の全体の動作を制御する。CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、制御部110が備える各部(アピール通知送信部111、アピール通知受信部112、人検出部113、動作制御部114)の機能を実現する。また、制御部110は、マルチスレッド機能に対応しており、複数のスレッド(異なる処理の流れ)を並行して実行することができる。また、制御部110は図示しないタイマーを備える。
センサ部120は、人感センサ121、カメラ122、マイク123、タッチセンサ124を備え、ロボット100の周囲の情報を検出する。人感センサ121は例えば赤外線センサであり、周囲に人がいることを検出する。カメラ122は周囲の画像を撮影する。マイク123は、周囲で発生している音を検出する。タッチセンサ124は、接触を検出する。つまり、タッチセンサ124は、ロボット100が、例えば人に抱きかかえられたり、なでられたりしていることを検出する。
通信部131は、RF(Radio Frequency)回路、BB(Base Band)回路、アンテナ等を備え、他のロボット100と近距離無線通信を行う。この近距離無線通信に用いる通信規格としては、例えば、Bluetooth(登録商標) Low Energy(以下、BLEという)を用いることができる。BLEとは、近距離無線通信規格であるBluetooth(登録商標)において、低消費電力及び低コストを目的として策定された規格(モード)である。
駆動部132は、例えば、モーターやギア等を備え、ロボットの各部(頭、足、尻尾等)を動かす。発話部133は、スピーカを備え、例えば、鳴き声や音声等を出力する。
表示部134は、例えばLED(Light Emitting Diode)を備え、光の点滅等を出力する。
次に、ロボット100の制御部110の機能的構成について説明する。制御部110は、機能的には、アピール通知送信部111、アピール通知受信部112、人検出部113、動作制御部114を備える。
アピール通知送信部111は、アピール通知のブロードキャストパケットを、通信部131を介して送信する。アピール通知には、自機がアピール動作を実行中であることを周囲の他のロボット100に通知するアピール実行中通知と、アピール動作を終了したことを周囲の他のロボット100に通知するアピール終了通知の2種類がある。アピール動作とは、人を見つめるように頭部を動かす、尻尾を振る、人に近づくように移動する、顔を喜んでいる表情にする、発話部133を用いて鳴き声や音声を出力させる、表示部134を用いて光を点滅させる等、人の興味を引く動作を指す。
アピール通知受信部112は、他のロボットが送信したアピール通知のブロードキャストパケットを、通信部131を介して受信する。このアピール通知受信部112が、他のロボットが送信したアピール実行中通知を受信してから該他のロボットが送信したアピール終了通知を受信するまでの間は、制御部110は、自機のアピール動作を許可しない。そして、アピール通知送信部111がアピール実行中通知を送信すると、制御部110は、自機のアピール動作を許可する。この仕組みにより、アピール動作をするロボットが1台に制限される。このように、制御部110が、アピール通知送信部111及びアピール通知受信部112と連携してアピール許可部として機能する。
人検出部113は、センサ部120が備える各種センサが検出した情報に基づき、周囲に人がいることを検出する。例えば、人感センサ121が人の存在を検出したら、人検出部113は、人感センサ121が検出した値に応じて、周囲に人がいると判断する。また、人検出部113は、カメラ122が撮影した画像を人物像であると画像認識した場合や、人の視線を画像認識した場合には、周囲に人がいると判断する。また、人検出部113は、マイク123が取得した音を音声認識して、人の声であると認識した場合には、周囲に人がいると判断する。また、人検出部113は、タッチセンサ124による検出値を分析し、人に抱きかかえられたり、なでられたりしていると判定した場合には、周囲に人がいると判断する。
動作制御部114は、駆動部132、発話部133、表示部134を制御して、ロボットにアピール動作を初めとする様々な動作を行わせる。
以上、実施形態1に係るロボット100の構成について説明した。次にロボット100のアピール処理について、図3を参照して説明する。このアピール処理は、人が近づいてきたことを検出すると、複数のロボット100の中の1台だけが、その人に向かってアピール動作をする処理である。この処理は、ロボット100が起動すると、ロボットの動作に必要な他のスレッドとは別のスレッドとして、他のスレッドと並行に実行が開始される。
まず、ロボット100のアピール通知受信部112は、他のロボット100からの送信データがないか確認するために、通信部131を介して受信処理を行う(ステップS101)。そして、制御部110は、アピール通知受信部112がアピール通知を受信し、かつ、受信したアピール通知がアピール実行中通知であるか否かを判定する(ステップS102)。アピール実行中通知を受信したなら(ステップS102;Yes)、ステップS101に戻る。
アピール通知受信部112が受信したアピール通知がアピール終了通知である場合、又は、アピール通知受信部112がステップS101でアピール通知を所定の時間(例えば1分間)受信できなかった場合は(ステップS102;No)、制御部110は、センサ部120に周囲の状況をセンシングさせる(ステップS103)。そして、センサ部120がセンシングした情報を人検出部113が処理することにより、周囲に人がいるか否かを判定する(ステップS104)。
人検出部113が、周囲に人がいないと判定したら(ステップS104;No)、ステップS101に戻る。人検出部113が、周囲に人がいると判定したら(ステップS104;Yes)、アピール通知送信部111は、アピール実行中通知を、通信部131を介して周囲の他のロボットにブロードキャスト送信する(ステップS105)。
そして、動作制御部114は、ロボット100がアピール動作を実行するように駆動部132等を制御する(ステップS106)。このアピール動作の実行については、アピール動作を行う専用の別スレッドを起動して、そのスレッドを並行して実行することで行わせてもよい。
アピール動作中も、制御部110は、センサ部120に周囲の状況をセンシングさせ(ステップS107)、センサ部120がセンシングした情報を人検出部113が処理することにより、人がまだ近くにいるか否かを判定する(ステップS108)。また、ステップS108では、制御部110は一連のアピール動作を終了したか否かも判定する(ステップS108)。アピール動作がまだ途中であり、かつ、人がまだ近くにいると判定したら(ステップS108;Yes)、ステップS105に戻ってアピール動作を継続する。アピール動作が終了したか、又は、人がいない(どこかに行ってしまった)と判定したら(ステップS108;No)、アピール動作を終了し(ステップS109)、アピール通知送信部111は、アピール終了通知を、通信部131を介して周囲の他のロボットにブロードキャスト送信する(ステップS110)。そして、ステップS101に戻る。
以上、ロボット100のアピール処理を説明した。この処理により、ロボット100は、他のロボット100がアピール動作をしていない時にだけ、アピール動作をすることができる。そのため、複数のロボット100が存在しても、その中の1台だけがアピール動作をすることができるので、複数のロボット100が同時にアピール動作をすることはなく、アピール動作が複数のロボット100の動作の中に埋もれてしまうことが無い。したがって、ロボット100を見に来た人に対して、1台のロボット100が効果的なアピール動作をすることができる。
なお、1台のロボット100がアピール動作をしているときに、他のロボット100は静止している必要は無い。目立たない程度に自然な動作をしていて良い。ここで、自然な動作とは、居眠りしているように見える動作、呼吸しているように見える動作、充電するための動作(充電用の場所に静かに移動して充電を開始する動作)など、目立たないが、生物なら自然に行っている動作や、ロボット100が機能を停止しないために必要な動作を言う。
また、アピール動作に強弱の種類を設け、上記のステップS106で実行するアピール動作は強いアピール動作とし、他のロボット100は別のロボット100がアピール動作を実行中でも、弱いアピール動作であれば実行可能にしても良い。ここで、強いアピール動作とは、例えば、人に近づいて、尻尾を振りながら飛び跳ねる等、人に強く印象づける動作を言い、弱いアピール動作とは、例えば、単にその場でお辞儀をする等、弱い印象しか与えない動作を言う。
(実施形態1の変形例)
各ロボット100がアピール動作するきっかけやアピール動作の内容を、ロボット毎に変えても良い。例えば、ロボットAは人感センサにより人が1m以内に接近したことを検知したらアピール動作を開始し、ロボットBはカメラにより人に見つめられたことを検知したらアピール動作を開始し、ロボットCは名前を呼びかけられたらアピール動作を開始する等である。また、アピール動作の内容も、ロボットAは飛び上がる、ロボットBは恥ずかしそうな表情でもじもじする、ロボットCは「こんにちは」等としゃべり出す等、変化を付けることができる。このようにすることにより、各ロボット100に、あたかも個性を持っているかのように振る舞わせることができる。
(実施形態2)
実施形態1では、各ロボット100は他のロボット100がアピール動作をしていない時には、人を検出し次第アピール動作を開始する仕組みになっている。このため、例えば通路の入り口側に近い場所に置かれたロボット100は、他のロボット100に比べて、人を検出しやすいので、他のロボット100に比べてアピール動作を行う頻度が多くなる可能性が高い。そこで、複数のロボット100のアピール動作を行う頻度を平均化する実施形態2について説明する。
本発明の実施形態2に係るロボット制御システム1001のシステム構成は、図1に示される実施形態1に係るロボット制御システム1000と同じである。実施形態2に係るロボット101の機能構成は、図4に示すように、実施形態1に係るロボット100に、ロボットID送信部115、ロボットID受信部116、ロボットID記憶部117、リーダーフラグ118、アピール指示送信部119及びアピール指示受信部1110を追加し、アピール通知送信部111及びアピール通知受信部112を削除した構成になっている。
ロボットID送信部115は、自機のIDや後述するロボットID受信部116が受信した他のロボット101のIDのリストを、通信部131を介して周囲の他のロボット101に送信する。ここで、ロボットのIDとは、各ロボットを一意に識別できる数値であり、例えばMAC(Media Access Control)アドレスである。ロボットID受信部116は、他のロボット101のロボットID送信部115から送信されたIDのリストを、通信部131を介して受信する。ロボットID記憶部117は、図5に示すように、自機のID及びロボットID受信部116が受信した他のロボット101のIDを含むIDリストを記憶する。リーダーフラグ118は、自機が周囲にいる複数のロボットの中のリーダーロボットであるか否かを示す。リーダーフラグ118の初期値は0であり、後述するリーダーロボット決定処理によってリーダーロボットに決定されたロボット101のリーダーフラグ118には1がセットされる。
また、アピール指示送信部119は、リーダーロボットが他のロボット101に対して、アピール動作の開始を指示するアピール開始指示や、アピール動作の停止を指示するアピール停止指示(これらをまとめて「アピール指示」と言う)を、通信部131を介して送信する。そして、アピール指示受信部1110は、リーダーロボットから送信されるアピール指示を、通信部131を介して受信する。アピール指示送信部119が送信したアピール開始指示を受信したロボットはアピール動作を開始するので、アピール指示送信部119は、アピール許可部として機能する。
各ロボットは初期設定時に複数のロボット101の中から1台のリーダーロボットを決定するリーダーロボット決定処理を行う。そして、リーダーロボットに決定されたロボット101が、他のロボット101に対してどのタイミングでアピール動作を行うかを指示し、リーダーロボット以外のロボット101は、リーダーロボットから指示を受けるまでアピール動作を行わない。これにより、全てのロボットが公平にアピール動作を行う機会を持てるようになる。
では、ロボット101のリーダーロボット決定処理の一例として、IDが一番小さいロボットをリーダーとする処理を、図6を参照して説明する。この処理は、ロボットが起動すると、初期設定用のスレッドの一つとして実行が開始される。まず、制御部110はロボットID記憶部に、図5(A)に示すように、自機のIDのみを記憶させて、IDリストの初期化を行う(ステップS201)。次に制御部110は、タイマーをリセットして0からカウントを開始する(ステップS202)。そして、制御部110はタイマーの値が所定時間(例えば3分)を超えるか否かを判定する(ステップS203)。所定時間を超えているなら(ステップS203;Yes)、制御部110は、リーダーフラグ118に1をセットして(ステップS204)、処理を終了する。
所定時間を超えていないなら(ステップS203;No)、通信部131を介して他のロボット101からの送信データがないことを確認(キャリアセンス)後、ロボットID送信部115は、ロボットID記憶部117に記憶されているIDリストを、通信部131を介して他のロボット101にブロードキャスト送信する(ステップS205)。煩雑になるので、図6のフローチャートでは省略しているが、他のロボット101からの送信データがある場合は、ロボットID送信部115によるブロードキャスト送信はスキップして、ステップS206に進む。
そして、ロボットID受信部116は、他のロボット101から送信されたIDリストを、通信部131を介して受信する(ステップS206)。なお、他のロボットからの受信データがない場合は、受信するまで待つのではなく、ステップS207へ進む。また、ステップS206でのIDリストの受信は、ブロードキャストによる受信と、ユニキャストによる受信の2通りがある。次に、制御部110は、ステップS206において、他のロボットからのIDリストの受信データが存在したか否かを判定する(ステップS207)。受信データが無かったなら(ステップS207;Yes)、ステップS203に戻る。
IDリストの受信データがあったなら(ステップS207;No)、制御部110は、ロボットID受信部116が受信したIDリストがブロードキャストにより受信したIDリストであって、その先頭のID(そのIDリストをブロードキャスト送信したロボット101のID)が自機のIDよりも小さいか否かを判定する(ステップS208)。受信したIDリストの先頭のIDが自機のIDよりも小さければ(ステップS208;Yes)、ロボットID送信部115は、ロボットID記憶部117に記憶されているIDリストを、ステップS206でロボットID受信部116が受信したIDリストの先頭のIDのロボットに向けて、通信部131を介して、ユニキャスト送信する(ステップS209)。そして、制御部110はリーダーフラグ118に0をセットし(ステップS210)、処理を終了する。
一方、ステップS206でロボットID受信部116が受信したIDリストがブロードキャストにより受信したIDリストでないか、又は、その先頭のID(そのIDリストをブロードキャスト送信したロボット101のID)が自機のIDよりも大きかった場合(ステップS208;No)は、制御部110は、ステップS206でロボットID受信部116が受信したIDリストがユニキャストにより受信したIDリストであるか否かを判定する(ステップS211)。ユニキャストにより受信したIDリストではなかった場合は(ステップS211;No)、ステップS203に戻る。
ステップS206でロボットID受信部116が受信したIDリストがユニキャストにより受信したIDリストであるなら(ステップS211;Yes)、制御部110は、ロボットID受信部116が受信したIDリストを、ロボットID記憶部117に追加して記憶する(ステップS212)。そして、ステップS202に戻る。
以上の処理により、各ロボット101は、自機のIDより大きなIDをIDリストに追加しつつ、自機のIDよりも小さなIDのロボット101からのブロードキャストパケットを受信したら、そのブロードキャストパケットを送信したロボットがリーダー候補となるため、それまでに記憶したIDリスト全体をそのリーダー候補のロボットに送信して、それ以後はIDリストをブロードキャスト送信するのをやめる。そうすると、リーダー候補となるロボット101が1台に絞られた後は、他のロボット101からのブロードキャスト送信はなくなるので、ステップS203での所定時間が経過すると、リーダー候補のロボット101は、自分しかリーダーとなるロボットが存在しないことを認識することができる。そして、リーダーとなったロボット101のロボットID記憶部117には、その周囲にある全てのロボット101のIDが記憶されていることになる。
なお、以上のリーダーロボット決定処理は一例である。他に、例えば、IDの代わりに各ロボット101がそれぞれ乱数を発生し、発生した乱数の値が最も小さなロボット101をリーダーロボットにする方法も考えられる。この処理は、上記の説明及び図6に示したフローチャートにおいて、「ID」を「乱数」に置換すれば、同様の流れで処理することができる。ただし、各ロボット101が発生させた乱数のうちの最小のものがたまたま複数生じてしまった場合を考慮すると、ステップS208の処理を「ブロードキャストにより受信した乱数リストの先頭の乱数(その乱数リストをブロードキャスト送信したロボット101の乱数)が自機の乱数以下か否かを判定」に変更すればよい。こうすることによって、最小の乱数を発生させたロボット101のうち、最初に乱数リストをブロードキャスト送信したロボット101がリーダーロボット候補になる。
また、リーダーロボットを決定するためのもっと簡便な方法としては、ユーザが複数あるロボット101のうち、1台のみを手動でリーダーロボットに設定するという方法も考えられる。この設定方法は、ロボット101に取り付けられた(図示しない)リーダー設定スイッチ(このスイッチがONになっているとリーダーフラグが1に設定される)による方法や、予めリーダーロボットのリーダーフラグ118には1を設定し、他のロボット101のリーダーフラグには0を設定しておく方法等が考えられる。
リーダーロボットが決定したら、リーダーロボットによって、複数のロボット101に平等にアピール動作をさせることができる。このリーダーロボットによるアピール指示送信処理について、図7を参照して説明する。この処理は、リーダーロボットが決定すると、リーダーロボットにおいて一つのスレッドとして実行が開始される。
まず、リーダーロボットの制御部110は、センサ部120に周囲の状況をセンシングさせる(ステップS301)。そして、センサ部120がセンシングした情報を人検出部113が処理することにより、周囲に人がいるか否かを判定する(ステップS302)。人検出部113が、周囲に人がいないと判定したら(ステップS302;No)、ステップS301に戻る。人検出部113が、周囲に人がいると判定したら(ステップS302;Yes)、制御部110は、ロボットID記憶部117に記憶されている複数のロボット101によるアピール動作の順番を決定する(ステップS303)。これは乱数で決定してもよいし、IDの小さい順番等にしてもよい。このとき、制御部110は、順番決定部として機能する。
次に、ステップS303で決定した順番に従って、アピール指示送信部119は、次の順番でアピール動作するロボット101に対して、通信部131を介して、アピール開始指示を送信する(ステップS304)。そして、制御部110はタイマーのカウントを開始する(ステップS305)。次に、制御部110は、センサ部120に周囲の状況をセンシングさせる(ステップS306)。そして、センサ部120がセンシングした情報を人検出部113が処理することにより、まだ人がいるか否かを判定する(ステップS307)。人検出部113が、周囲に人がいないと判定したら(ステップS307;No)、ステップS301に戻る。人検出部113が、周囲に人がいると判定したら(ステップS307;Yes)、制御部110は、タイマーの値が所定のアピール動作時間未満であるか否かを判定する(ステップS308)。タイマーの値がアピール動作時間未満である間(ステップS308;Yes)はステップS306に戻り、タイマーの値がアピール動作時間以上になったら(ステップS308;No)、アピール指示送信部119は、ステップS304でアピール開始指示を送信したロボット101に対して、アピール停止指示を、通信部131を介して、送信する(ステップS309)。
そして、制御部110は、ステップS303で決定した順番に従って、まだアピール動作していないロボット101が存在するか否かを判定する(ステップS310)。まだアピール動作していないロボット101が存在しない、つまり、全てのロボット101がアピール動作をしたなら(ステップS310;No)、ステップS301に戻る。まだアピール動作していないロボット101が存在するなら(ステップS310;Yes)、ステップS304に戻って次の順番のロボット101にアピール動作を指示する。
以上の処理により、リーダーロボットは全てのロボット101に対して順番にアピール指示を出すことができる。次に、リーダーロボット以外のロボット101が、アピール指示を受信してアピール動作を行う処理について、図8を参照して説明する。このアピール指示受信処理は、リーダーロボット決定処理でリーダーフラグ118に0をセットして終了したロボット101において、実行が開始される。また、リーダーロボットも、アピール指示送信処理を実行するスレッドを起動する際に、アピール指示受信処理を実行するスレッドを起動する。
まず、アピール指示受信部1110は、リーダーロボットからアピール指示が送信されていないか確認するために、通信部131を介して受信処理を行う(ステップS401)。ここで、リーダーロボットからアピール指示が送信されていない間は、送信されるまでステップS401で待ち続け、リーダーロボットからアピール指示が送信されたら、アピール指示受信部1110はそのアピール指示を受信する。次に、制御部110は、アピール指示受信部1110が受信したアピール指示の内容が、アピール開始指示か否かを判定する(ステップS402)。アピール開始指示でなければ(ステップS402;No)、ステップS401に戻る。
アピール指示受信部1110が受信したアピール指示の内容が、アピール開始指示ならば(ステップS402;Yes)、動作制御部114は、ロボット101がアピール動作を実行するように駆動部132等を制御する(ステップS403)。このアピール動作の実行については、アピール動作を行う専用の別スレッドを起動して、そのスレッドを並行して実行することにより行わせてもよい。
アピール動作中も、アピール指示受信部1110は、リーダーロボットからのアピール指示が送信されていないか確認するために、通信部131を介して受信処理を行い(ステップS404)、制御部110は、アピール指示受信部1110がアピール指示を受信し、かつ、受信したアピール指示がアピール停止指示であるか否かを判定する(ステップS405)。アピール指示受信部1110が受信したアピール指示が、アピール停止指示であるなら(ステップS405;Yes)、アピール動作を停止して(ステップS408)、ステップS401に戻る。
アピール指示受信部1110がアピール指示を受信していないか、または、受信したアピール指示が、アピール停止指示でないなら(ステップS405;No)、制御部110は、センサ部120に周囲の状況をセンシングさせ(ステップS406)、センサ部120がセンシングした情報を人検出部113が処理することにより、人がまだ近くにいるか否かを判定する(ステップS407)。人がまだ近くにいるなら(ステップS407;Yes)、ステップS403に戻ってアピール動作を継続する。人が近くにいなければ(ステップS407;No)、アピール動作を停止して(ステップS408)、ステップS401に戻る。
なお、アピール指示送信処理において、ステップS304で、アピール動作をする順番がリーダーロボットに回ってきた場合、リーダーロボットはスレッド間通信により、アピール指示送信処理を実行しているスレッドからアピール指示受信処理を実行しているスレッドに対してアピール指示を送信する。この時は、アピール指示送信部119やアピール指示受信部1110は、通信部131を介さずに制御部110内部でスレッド間通信を行う。
以上、説明したアピール指示送信処理及びアピール指示受信処理により、複数存在するロボット101がすべて順番にアピール動作をすることができる。したがって、全てのロボット101が公平にアピール動作の機会を持てるとともに、各ロボット101の電池の消耗の平均化も図ることができる。
(実施形態2の変形例)
実施形態2では、リーダーロボットが各ロボット101に対して順番にアピール指示を出す。したがって、各ロボット101がそれぞれ独立のアピール動作をするのではなく、複数のロボット101が、連続性を持った複数のアピール動作を順番に実行していくようにしても良い。これを実現するには、リーダーロボットが送信するアピール指示に、どのアピール動作(連続性を持った複数のアピール動作の中の何番目のアピール動作)をするかの情報も含めるようにすれば良い。このようなアピール指示を受信したロボット101は、アピール指示に含まれる情報に基づき、指定されたアピール動作をすることにより、連続性を持ったアピール動作が複数のロボット101により順番に実行されるようになる。
また、アピール指示を出すロボット101を1台に限定する必要はなく、場合によっては2台や3台のロボット101に対して同時にアピール指示を送信しても良い。1台のみでアピール動作をするよりも、数台でまとまってアピール動作をした方が、より効果的なアピール動作を行うことができる場合があるからである。
また、実施形態1と同様に、アピール動作に強弱の種類を設けても良い。そして、最も強いアピール動作を1台のロボット101に指示し、他のロボットには弱いアピール動作を指示するようにしても良い。
(実施形態3)
実施形態2では、全てのロボット101が順番にアピール動作を行い、近づいてきた人の好みは考慮されていない。しかし、人は、気に入ったロボットを見つけると、そのロボットを見つめたり、抱きかかえたりする動作をすることが多いと考えられる。このような状況においては、アピール動作は、その人が気に入っているロボットに絞って行った方が効果的であると考えられる。そこで、近づいてきた人が興味を示しているロボットのみがアピール動作を行う実施形態3について説明する。
本発明の実施形態3に係るロボット制御システム1002のシステム構成は、図9に示されるように、サーバ200と、複数のロボット102と、を備える。複数のロボット102同士、また、ロボット102とサーバとの間では、近距離無線通信を行う。この近距離無線通信に用いる通信規格としては、実施形態1同様に、例えばBLEを用いることができる。実施形態3に係るロボット102の機能構成は、図10に示すように、実施形態1に係るロボット100に、アピール指示受信部1110、センサ情報送信部1111及びロボット情報送信部1112を追加し、アピール通知送信部111、アピール通知受信部112及び人検出部113を削除した構成になっている。
アピール指示受信部1110は、サーバ200から送信されるアピール指示を、通信部131を介して受信する。センサ情報送信部1111は、センサ部120が検出した情報を、通信部131を介してサーバ200に送信する。ロボット情報送信部1112は、自機に関するロボット情報(ロボットの種類、ID等)を、通信部131を介してサーバ200に送信する。なお、サーバ200は、近距離通信に用いる自機のアドレスを定期的にブロードキャスト送信しており、ロボット102は起動後、ブロードキャスト送信されているサーバ200のアドレスを取得し、ロボット情報送信部1112は、そのアドレスに向けてロボット情報を、通信部131を介して送信する。
実施形態3に係るサーバ200の機能構成は、図11に示すように、制御部210と、記憶部220と、通信部231と、入力部232と、出力部233と、を備える。
制御部210は、CPU等のプロセッサを備え、記憶部220に記憶されたプログラムを実行することにより、サーバ200の全体の動作を制御する。また、制御部210は、マルチスレッド機能に対応しており、複数のスレッド(異なる処理の流れ)を並行して実行することができる。また、制御部210は図示しないタイマーを備える。
記憶部220は、ROMや、RAMを備え、制御部210が実行するプログラムや、必要なデータを記憶する。
通信部231は、RF回路、BB回路、アンテナ等を備え、ロボット102と近距離無線通信を行う。入力部232は、例えばキーボードやタッチパネル等を備え、ユーザの操作を受け付けるインタフェースである。出力部233は、LCD(Liquid Crystal Display)やEL(Electoro−Luminescence)ディスプレイ等を備える。
次に、サーバ200の制御部210の機能的構成について説明する。制御部210は、機能的には、センサ情報受信部211、アピール指示送信部212、人認識部213、順番決定部214、ロボット情報受信部215を備える。
センサ情報受信部211は、ロボット102から送信されたセンサ情報を、通信部231を介して受信する。アピール指示送信部212は、ロボット102に対して、アピール開始指示やアピール停止指示等、アピール動作に関する指示であるアピール指示を、通信部231を介して送信する。人認識部213は、センサ情報受信部211が受信したセンサ情報に基づき、人を検出したり、人を認識したりする。ここで、人の検出とは単に誰か人間が存在することを検出することであり、その人が誰なのかまでは認識しない。そして、人の認識とは、顔や声等の特徴を認識することにより、その人が以前会ったことがある誰かなのか、又は、初めて会う人なのかを認識することである。順番決定部214は、各ロボット102から受信したセンサ情報に基づき、どのロボット102にアピール指示を送信するかを決定する。ロボット情報受信部215は、ロボット102から送信されたロボット情報を、通信部231を介して受信する。
また、サーバ200の記憶部220は、機能的には、ロボット情報記憶部221、人情報記憶部222を備える。
ロボット情報記憶部221は、図12に示すように、ロボット情報受信部215が受信したロボット情報や、センサ情報受信部211が受信したセンサ情報等を記憶する。図12に記載されたデータに基づいて説明すると、「種類」にはロボットの種類が記憶される。図12では、1番目に犬型ロボット、2番目に猫型ロボット、3番目に熊型ロボットがそれぞれ記憶されていることがわかる。「ID」には、各ロボット102を一意に識別できるIDが記憶される。このIDは、例えばMACアドレスである。前述したとおり、サーバ200は定期的に自機のアドレスをブロードキャスト送信しており、これを受信したロボット102は、ロボット102の種類及びIDを含むロボット情報をサーバ200に送信する。サーバ200のロボット情報受信部215はこのロボット情報を、通信部231を介して受信し、ロボット情報記憶部221に記憶する。新たにロボット情報記憶部221に記憶されたロボット情報に対応するロボットの「センサ情報」、「人検出」、「興味度合い」には、この時点では何も入っていない。
「センサ情報」には、そのIDのロボット102から送信されたセンサ情報が記憶される。このセンサ情報には、人感センサ121が取得した赤外線検出データ、カメラ122が取得した画像データ、マイク123が取得した音声データ、タッチセンサ124が取得した接触検出データが含まれる。「人検出」には、「センサ情報」に記憶されているセンサ情報に基づいて人が存在するかどうかを判定した結果が記憶される。人が存在すると判定した場合は「1」が、人が存在しないと判定した場合には「0」が記憶される。
「興味度合い」には、周囲にいる人がそのロボットに対して抱いている興味の度合いを、センサ情報に基づいて算出した値が記憶される。(人感センサによる)人物の接近の検出、(カメラによる)人がこちらを見つめていることの検出、(マイクによる)人が声をかけていることの検出、(タッチセンサによる)人に抱かれたりなでられたりしていることの検出等が行われると、興味度合いの値が高くなり、これらの検出がない場合は興味度合いの値が低くなる。この興味度合いの値は順番決定部214によって算出されるので、順番決定部214は、興味度合い算出部としても機能する。
人情報記憶部222は、図13に示すように、人認識部213が認識した人毎に、その人の好みのロボットのデータを記憶する。人認識部213は、人を認識すると、その人を一意に識別するための識別番号と、その人を認識した時の画像データや音声データ等から得られる特徴データと、を出力するようになっており、これらの値が人情報記憶部222に記憶される。その他の項目として、「最終更新日時」には、その人を認識した最も直近の日時が記憶される。そして、「累計回数」には、その人を今までに何回認識したかが記憶される。また、「興味度合い」には、最終更新日時の時点で、ロボット情報記憶部221に記憶されている「種類」と「興味度合い」のセットが記憶される。なお、「種類」と「興味度合い」ではなく、「ID」と「興味度合い」のセットが記憶されるようにしてもよい。
以上、実施形態3に係るロボット102及びサーバ200の構成について説明した。次に、ロボット102のセンサ情報送信処理及びアピール指示受信処理、並びにサーバ200のセンサ情報受信処理及びアピール指示送信処理について、図14から図17を参照して説明する。ロボット102のセンサ情報送信処理で送信されたセンサ情報は、サーバ200のセンサ情報受信処理によって受信され、サーバ200は、このセンサ情報に基づいて人の検出し、その人がどのロボット102に興味を持っているかを判断できるようになる。そして、その人に興味を持たれているロボット102のみにアピール動作を指示することにより、興味の対象外のロボット102はアピール動作をせず、その人が興味を持っているロボット102のみがアピール動作を行うようにすることができるため、その人に効果的にアピール動作を行うことができる。
最初に、ロボット102のセンサ情報送信処理について、図14を参照して説明する。この処理は、ロボット102が起動後、サーバ200にロボット情報を送信後に一つのスレッドとして起動し、他のスレッドと並行して実行される。
まず、制御部110は、センサ部120に周囲の状況をセンシングさせる(ステップS501)。そして、センサ情報送信部1111は、センサ部120が備える各センサ(人感センサ121、カメラ122、マイク123、タッチセンサ124)が検出したセンサ情報を、通信部131を介して、サーバ200に送信する(ステップS502)。そして、ステップS501に戻る。
この処理により、ロボット102は、センサ部120の各部が検出したセンサ情報を逐次サーバ200に送信するので、サーバ200は、常に各ロボット102の最新のセンサ情報を取得することができる。
次に、ロボット102が上記処理で送信したセンサ情報をサーバ200が受信する処理(センサ情報受信処理)を、図15を参照して説明する。この処理は、サーバ200が起動すると、一つのスレッドとして起動し、他のスレッドと並行して実行される。
まず、センサ情報受信部211は、ロボット102が送信したセンサ情報を、通信部231を介して受信する(ステップS601)。センサ情報が受信されない間は、ステップS601で受信されるまで待ち続ける。受信したセンサ情報は、ロボット情報記憶部221に記憶される。次に、人認識部213は、センサ情報受信部211が受信したセンサ情報に基づき、センサ情報を送信したロボット102の周囲に人が存在するか否かを判定する(ステップS602)。判定結果はロボット情報記憶部221の「人検出」の項目に記憶される。人認識部213が、人が存在しないと判定したら(ステップS602;No)、ステップS601に戻る。
人認識部213が、人が存在すると判定したら(ステップS602;Yes)、順番決定部214は、センサ情報に基づいて、その人がそのロボット102に対してどのくらいの興味を抱いているかを示す興味度合いを算出する(ステップS603)。算出した興味度合いは、ロボット情報記憶部221の「興味度合い」の項目に記憶される。次に、人認識部213は、センサ情報に基づいて、その人を認識する(ステップS604)。そして、人認識部213はステップS604で認識した情報を、人情報記憶部222に記憶されている特徴データと照合することにより、認識した人が人情報記憶部222に既に記憶されている人であるか否かを判定する(ステップS605)。
人認識部213は、ステップS605で認識した人が、既に人情報記憶部222に記憶されている人であるなら(ステップS605;Yes)、人情報記憶部222に記憶されている「興味度合い」の情報を、ロボット情報記憶部221に記憶されている「興味度合い」と人情報記憶部222に記憶されている「累計回数」に基づいて更新し、「累計回数」をインクリメントし、現在時刻を人情報記憶部222の「最終更新日時」に反映させ(ステップS606)、ステップS601に戻る。
ステップS605で認識した人が、まだ人情報記憶部222に記憶されていない人であるなら(ステップS605;No)、人認識部213は、人情報記憶部222に新たに今回認識した人の情報(識別番号、特徴データ)と、ロボット情報記憶部221に記憶されている「興味度合い」の情報を記憶し、「累計回数」に「1」を記憶し、現在時刻を人情報記憶部222の「最終更新日時」に記憶して(ステップS607)、ステップS601に戻る。
以上の処理によって、サーバ200のロボット情報記憶部221には、最新の「人検出」や「興味度合い」の情報が反映され、これに基づいて、どのロボットにアピール動作をさせれば良いか判断することができるようになる。
次に、サーバ200が行うアピール指示送信処理について、図16を参照して説明する。この処理も、サーバ200が起動すると、一つのスレッドとして起動し、他のスレッドと並行して実行される。
まず、順番決定部214は、ロボット情報記憶部221に記憶されている「人検出」及び「興味度合い」の情報並びに、人情報記憶部222に記憶されている「累計回数」及び「興味度合い」の情報に基づいて、アピール動作を行わせるロボット102を選定する(ステップS701)。例えば、累計回数が第1の所定の回数(例えば10回)よりも多い人の場合は、興味度合いが所定の値(例えば0.8)以上のロボット102だけに絞り込んでアピール動作をさせるようにすることや、累計回数が第1の所定の回数と第2の所定の回数の間(例えば3回〜10回)の人の場合は、興味度合いがそれほど高くない(例えば0.3以上の)ロボット102もアピール動作の対象にすることや、累計回数が第2の所定の回数(例えば3回)未満の人の場合は、すべてのロボット102をアピール動作の対象にすること等が考えられる。
そして、順番決定部214は、アピール動作の対象となるロボット102が存在するか否かを判定する(ステップS702)。例えば、ロボット情報記憶部221の「人検出」の項目に記憶されているデータが全て「0」だった場合は、ロボット102の周囲には誰もいないことがわかり、この場合はアピール動作の対象となるロボットは存在しないことになる。アピール動作の対象となるロボット102が存在しないなら(ステップS702;No)、ステップS701に戻る。
アピール動作の対象となるロボット102が存在するなら(ステップS702;Yes)、順番決定部214は、アピール動作の対象となるそのロボット102をどの順番で1台ずつアピール動作をさせるか、その順番を決定する(ステップS703)。例えば、興味度合いの高い順番にアピール動作をさせることが考えられる。
次に、ステップS703で決定した順番に従い、アピール指示送信部212は、次の順番のロボット102に対し、アピール開始指示を、通信部231を介して送信する(ステップS704)。そして、制御部210はタイマーのカウントを開始する(ステップS705)。
次に、順番決定部214は、ロボット情報記憶部221に記憶されている「人検出」及び「興味度合い」の情報の変化に基づき、アピール動作の対象となるロボット102が変化していないか否かを判定する(ステップS706)。例えば、アピール動作中に人がいなくなった場合や、他のロボット102に興味が移ってしまった場合は、それ以後のアピール動作は無駄になるので、この場合はアピール動作の対象となるロボット102が変化したと判定する。アピール動作の対象となるロボット102が変化したなら(ステップS706;Yes)、アピール指示送信部212は、ステップS704でアピール開始指示を送信したロボット102に対して、アピール停止指示を、通信部231を介して、送信し(ステップS707)、ステップS701に戻る。
アピール動作の対象となるロボット102が変化していないなら(ステップS706;No)、制御部210は、タイマーの値が所定のアピール動作時間未満であるか否かを判定する(ステップS708)。タイマーの値がアピール動作時間未満である間(ステップS708;Yes)はステップS706に戻り、タイマーの値がアピール動作時間以上になったら(ステップS708;No)、アピール指示送信部212は、ステップS704でアピール開始指示を送信したロボット102に対して、アピール停止指示を、通信部231を介して、送信する(ステップS709)。
そして、制御部210は、ステップS703で決定した順番に従って、まだアピール動作していないロボット102が存在するか否かを判定する(ステップS710)。まだアピール動作していないロボット102が存在しない、つまり、アピール動作の対象となる全てのロボット102がアピール動作をしたなら(ステップS710;No)、ステップS701に戻る。まだアピール動作していないロボット102が存在するなら(ステップS710;Yes)、ステップS704に戻る。
以上、サーバ200によるアピール指示送信処理について説明した。次に、このサーバ200からのアピール指示を受けて、アピール動作を行うロボット102のアピール指示受信処理について、図17を参照して説明する。この処理は、ロボット102が起動後、サーバ200にロボット情報を送信後に一つのスレッドとして起動し、他のスレッドと並行して実行される。
まず、アピール指示受信部1110は、サーバ200からアピール指示が送信されていないか確認するために、通信部131を介して受信処理を行う(ステップS801)。ここで、サーバ200からアピール指示が送信されていない間は、送信されるまでステップS801で待ち続け、サーバ200からアピール指示が送信されたら、アピール指示受信部1110はそのアピール指示を受信する。次に、制御部110は、アピール指示受信部1110が受信したアピール指示の内容が、アピール開始指示か否かを判定する(ステップS802)。アピール開始指示でなければ(ステップS802;No)、ステップS801に戻る。
アピール指示受信部1110が受信したアピール指示の内容が、アピール開始指示ならば(ステップS802;Yes)、動作制御部114は、ロボット102がアピール動作を実行するように駆動部132等を制御する(ステップ803)。このアピール動作の実行については、アピール動作を行う専用の別スレッドを起動して、そのスレッドを並行して実行することにより行わせてもよい。
アピール動作中も、アピール指示受信部1110は、サーバ200からのアピール指示が送信されていないか確認するために、通信部131を介して受信処理を行い(ステップS804)、制御部110は、アピール指示受信部1110がアピール指示を受信し、かつ、受信したアピール指示がアピール停止指示であるか否かを判定する(ステップS805)。アピール指示受信部1110が受信したアピール指示が、アピール停止指示であるなら(ステップS805;Yes)、アピール動作を停止して(ステップS806)、ステップS801に戻る。
アピール指示受信部1110がアピール指示を受信していないか、または、受信したアピール指示がアピール停止指示でないなら(ステップS805;No)、ステップS803に戻る。
以上の処理により、近づいてきた人が興味を抱いているロボット102のみが、順番にアピール動作を行うので、その人により効果的なアピールを行うことができる。そして、興味度合い等に応じて選定されたロボット102の全てが順番にアピール動作を行うことができるので、各ロボット102が公平にアピール動作の機会を持てる。また、アピール動作の順番を、興味度合の高い順番にすることにより、その人が途中で立ち去る場合でも、その人が最も興味を持っているロボット102のアピール動作をその人に見せることが可能になる。
(実施形態3の変形例)
実施形態3では、人情報記憶部222に各人がどのくらいロボット102に会いに来たかを示す「累計回数」が記憶されているので、累計回数の数値に応じたメッセージをロボット102が発話することにより、その人により親しみを持ってもらうことも可能になる。例えば、累計回数が1の場合は「はじめまして」、10以上になると「何回も会いにきてくれてありがとう」と発話する等である。
また、人情報記憶部222に、その人の過去の行動(例えば「見つめてくれた」「名前を呼びかけてくれた」「抱きかかえてくれた」等)も記憶するようにしておくと、過去の行動を踏まえたアピール動作を生成することもできるようになる。例えば「この前は名前を呼びかけてくれてありがとう」「この前は見つめてくれてありがとう」と発話することができるようになる。このようなアピール動作をすることにより、その人にさらに親しみを持ってもらうことが可能になる。
また、実施形態1や2と同様に、アピール動作に強弱の種類を設けても良い。そして、興味度合いの値に応じた強さのアピール動作をロボット102に指示するようにしても良い。例えば、興味度合いの最も高いロボット102には、最も強いアピール動作を指示し、それ以外のロボット102には、弱いアピール動作を指示する。
(実施形態4)
上記実施形態では、制御部110は、通信部131を介して、他のロボットがアピール動作を行っていることを通知される。しかし、通信部131が無くても、カメラ122が撮影した画像を画像認識することによって、他のロボットがアピール動作をしていることを認識しても良い。このような実施形態4について説明する。
図18に示すように、本発明の実施形態4に係るロボット制御システム1003は、複数のロボット103を備える。そして、これら複数のロボット103同士は、お互いにお互いの動作を画像認識する。
以下、実施形態4に係るロボット103の機能構成について説明する。図19に示すように、ロボット103は、実施形態1に係るロボット100の機能構成から、アピール通知送信部111、アピール通知受信部112、通信部131を削除し、アピール動作認識部1112を追加した構成になっている。
アピール動作認識部1112は、カメラ122が撮影した画像を用いて他のロボット103がアピール動作をしているかを認識する。カメラ122の撮影できる方向が限られている場合は、駆動部132を用いて回転移動を行うことにより、自機の周囲360°について画像を撮影する。
アピール動作の認識手法は任意である。例えば、他のロボット103の動画像に基づいてアピール動作を認識しても良いし、アピール動作中は表示部134の備えるLEDを所定の色で点灯させ、他のロボット103の表示部134のLEDがその色で点灯していることをカメラ122が撮影したら、アピール動作していると判断しても良い。
次に、ロボット103のアピール処理について、図20を参照して説明する。この処理は、ロボット103が起動すると、ロボットの動作に必要な他のスレッドとは別のスレッドとして、他のスレッドと並行に実行が開始される。
まず、ロボット103のアピール動作認識部1112は、他のロボット103がアピール動作をしていないか確認するために、カメラ122で周囲を撮影する(ステップS901)。そして、アピール動作認識部1112は、カメラ122が撮影した画像に基づいて他のロボット103のアピール動作を認識し、他のロボット103がアピール動作実行中であるか否かを判定する(ステップS902)。アピール動作実行中と判定したら(ステップS902;Yes)、ステップS901に戻る。
アピール動作実行中ではないと判定したら(ステップS902;No)、制御部110は、センサ部120に周囲の状況をセンシングさせる(ステップS903)。そして、センサ部120がセンシングした情報を人検出部113が処理することにより、周囲に人がいるか否かを判定する(ステップS904)。
人検出部113が、周囲に人がいないと判定したら(ステップS904;No)、ステップS901に戻る。人検出部113が、周囲に人がいると判定したら(ステップS904;Yes)、動作制御部114は、ロボット103がアピール動作を実行するように駆動部132等を制御する(ステップS905)。このアピール動作の実行については、アピール動作を行う専用の別スレッドを起動して、そのスレッドを並行して実行することで行わせてもよい。
アピール動作中も、制御部110は、センサ部120に周囲の状況をセンシングさせ(ステップS906)、センサ部120がセンシングした情報を人検出部113が処理することにより、人がまだ近くにいるか否かを判定する(ステップS907)。また、ステップS907では、制御部110は一連のアピール動作を終了したか否かも判定する。アピール動作がまだ途中であり、かつ、人がまだ近くにいると判定したら(ステップS907;Yes)、ステップS905に戻ってアピール動作を継続する。アピール動作が終了したか、又は、人がいない(どこかに行ってしまった)と判定したら(ステップS907;No)、アピール動作を終了し(ステップS908)、ステップS901に戻る。
以上、ロボット103のアピール処理を説明した。この処理により、ロボット103は、他のロボット103がアピール動作をしていない時にだけ、アピール動作をすることができる。そのため、複数のロボット103が存在しても、その中の1台だけがアピール動作をすることができるので、複数のロボット103が同時にアピール動作をすることはなく、アピール動作が複数のロボット103の動作の中に埋もれてしまうことが無い。したがって、ロボット103を見に来た人に対して、1台のロボット103が効果的なアピール動作をすることができる。
以上で、各実施形態の説明を終了するが、これらの実施形態は変形例も含め、適宜組み合わせることができる。例えば、実施形態3において、サーバ200を設置せず、実施形態2のリーダーロボットが、実施形態3のサーバ200の役割を果たすようにしてもよい。この場合、リーダーロボットとなるロボットは、サーバ200が備える各機能を備えることが必要となるが、このようにすることで、サーバなしでも実施形態3の効果を得ることができる。
また、実施形態3では、興味度合いが高いロボット102にアピール動作をさせるようにしているが、逆に興味度合いの低いロボット102にアピール動作をさせるようにすることもできる。このようにすれば、ロボット102の周囲にいる人が、今まで興味の対象外だったロボットに目を留めてくれる可能性が高くなると考えられる。
さらに、ロボット情報記憶部221に、各ロボットの売り上げ台数、生産台数等の情報も記憶させるようにし、順番決定部214は、これらの情報も考慮してアピール動作の対象となるロボット102を選定するようにすることもできる。このようにすることで、例えば、売り上げ台数の少ないロボットに集中的にアピール動作をさせて、売り上げの向上を図ることもできる。
また、アピール動作として、自機をアピールするためのアピール動作以外に、他のロボットをアピールするアピール動作をさせても良い。例えば、実施形態3において、近づいてきた人の興味の度合いが高いロボットAと、興味の度合いが低いロボットB、C、Dが存在したとすると、ロボットAには普通にアピール動作を指示するが、ロボットB、C、Dに対しては、ロボットAの魅力を宣伝するようなアピール動作を指示するアピール指示をサーバ200が送信しても良い。
なお、上記実施形態では、通信部131、231が用いる近距離無線通信の通信規格の例として、BLE規格を挙げたが、これに限られない。例えば、通信部131、231は、Wi−Fi(登録商標)又はZigBee(登録商標)等に基づく無線通信を行うものであってもよい。また、制御部110が通信部131の機能を含んでもよい。同様に、制御部210が通信部231の機能を含んでもよい。
また、本発明に係るロボットは、例えば、コンピュータがプログラムを実行することにより、ロボットの機能を実現してもよい。ロボットの機能を実現するためのプログラムは、USB(Universal Serial Bus)メモリ、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、HDD(Hard Disk Drive)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータにダウンロードされてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
人を検出する人検出部と、
人の興味を引くアピール動作を行うことを許可するアピール許可部と、
前記人検出部が人を検出し、前記アピール許可部により前記アピール動作を行うことを許可された場合に前記アピール動作を行う動作制御部と、
を備えるロボット。
(付記2)
周囲の情報を検出する検出部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記検出部が検出した情報に基づいて人を検出し、
他のロボットが人の興味を引くアピール動作を行っていなければ、該アピール動作を行うことを許可する、
ロボット。
(付記3)
他のロボットと通信する通信部をさらに備え、
前記制御部は、
他のロボットに、前記アピール動作を行うこと及び前記アピール動作を終了したことを前記通信部を介して通知し、
他のロボットが前記アピール動作を行うこと及び前記アピール動作を終了したことを前記通信部を介して受信し、
前記アピール動作を終了したことを前記通信部を介して受信すると、前記アピール動作を行うことを許可する、
付記2に記載のロボット。
(付記4)
前記制御部は、
他のロボットがアピール動作を行っていること及び前記アピール動作を終了したことを認識し、
前記アピール動作を終了したことを認識すると、前記アピール動作を行うことを許可する、
付記2に記載のロボット。
(付記5)
前記アピール許可部は、前記アピール動作を行うロボットの台数を1台に制限するために、複数存在するロボットの1台に、アピール動作を行うことを許可する、
付記1に記載のロボット。
(付記6)
前記アピール許可部は、最も強くアピール動作を行うか、それよりも小さいアピール動作を行うかを選択する、
付記1に記載のロボット。
(付記7)
前記動作制御部は、前記人検出部が人を検出し、前記アピール許可部がアピール動作を行うことを許可しない場合に、前記アピール動作より小さいアピール動作を行う、
付記1に記載のロボット。
(付記8)
前記アピール動作を行うロボットの順番を決定する順番決定部をさらに備え、
前記アピール許可部は、前記順番決定部が決定した順番にしたがって、前記ロボットにアピール動作を許可する、
付記5に記載のロボット。
(付記9)
前記アピール動作の内容を指示するアピール指示送信部をさらに備え、
前記アピール指示送信部は、前記順番決定部が決定した順番に応じて、前記ロボットの各々に異なるアピール動作を指示する、
付記8に記載のロボット。
(付記10)
前記人の前記ロボットの各々に対する興味度合いを算出する興味度合い算出部をさらに備え、
前記アピール許可部は、前記興味度合い算出部が算出した興味度合いが所定の値以上のロボットに対して、アピール動作を行うことを許可する、
付記8又は9に記載のロボット。
(付記11)
前記順番決定部は、前記興味度合算出部が算出した各ロボットの興味度合に基づいて、前記アピール動作を行うロボットの順番を決定する、
付記10に記載のロボット。
(付記12)
前記人が前記ロボットに会いに来た累積回数を記憶する累積回数記憶部をさらに備え、
前記動作制御部は、前記累積回数記憶部に記憶された累積回数に応じたアピール動作を行う、
付記1又は付記5から11のいずれか1つに記載のロボット。
(付記13)
前記ロボットに対する前記人の過去の行動を記憶する過去行動記憶部をさらに備え、
前記動作制御部は、前記過去行動記憶部に記憶された前記人の過去の行動に応じたアピール動作を行う、
付記1又は付記5から12のいずれか1つに記載のロボット。
(付記14)
複数のロボットを含み、
各ロボットは、
人を検知する手段と、他のロボットと通信する手段と、人の興味を引くアピール動作を行う手段と、を備え、
人を検知したロボットの間で通信して、前記アピール動作を行うロボットを決定し、
他のロボットと通信しながら、特定のロボットがアピール動作を行う、
ロボット制御システム。
(付記15)
サーバと複数のロボットとからなるロボット制御システムであって、
前記ロボットは、
周囲をセンシングするセンサ部と、
前記センサ部が検出したセンサ情報を送信するセンサ情報送信部と、
前記サーバから、人の興味を引くアピール動作の開始を指示するアピール開始指示を受信するアピール指示受信部と、
前記アピール指示受信部が前記アピール開始指示を受信すると、前記アピール動作を開始する動作制御部と、
を備え、
前記サーバは、
前記ロボットが送信したセンサ情報を受信するセンサ情報受信部と、
前記センサ情報受信部が受信した前記センサ情報に基づき人の存在又は不在を認識する人認識部と、
前記人認識部が人の存在を認識すると、前記人の存在が認識された前記センサ情報を送信した前記ロボットの中で、前記アピール動作を行うロボットの順番を決定する順番決定部と、
前記順番決定部が決定した順番で前記ロボットに対して前記アピール開始指示を送信するアピール指示送信部と、
を備える、
ロボット制御システム。
(付記16)
人を検出する人検出ステップと、
複数のロボットの中から、人の興味を引くアピール動作を行うロボットを選定する選定ステップと、
前記人検出ステップで人が検出されると、前記選定ステップで選定されたロボットが前記アピール動作を行うアピール動作ステップと、
を含むロボット制御方法。
(付記17)
複数のロボットのうち、人または視線を検出したロボットは、
他のロボットに対して人の興味を引くアピール動作を行うことの通知をして該アピール動作を行い、
他のロボットからの前記アピール動作を行うことの通知を受信したロボットは該アピール動作を行わない、
ロボット制御方法。
(付記18)
人を検出するステップと、
人の興味を引くアピール動作を行うことを許可するステップと、
前記人を検出し、前記アピール動作を行うことを許可された場合に前記アピール動作を行うステップと、
を含むロボット制御方法。
(付記19)
コンピュータを、
人を検出する人検出部、
人の興味を引くアピール動作を行うことを許可するアピール許可部、
前記人検出部が人を検出し、前記アピール許可部により前記アピール動作を行うことを許可された場合に前記アピール動作を行う動作制御部、
として機能させるためのプログラム。
1000,1001,1002,1003…ロボット制御システム、100,101,102,103…ロボット、200…サーバ、110,210…制御部、111…アピール通知送信部、112…アピール通知受信部、113…人検出部、114…動作制御部、115…ロボットID送信部、116…ロボットID受信部、117…ロボットID記憶部、118…リーダーフラグ、119…アピール指示送信部、1110…アピール指示受信部、1111…センサ情報送信部、1112…アピール動作認識部、120…センサ部、121…人感センサ、122…カメラ、123…マイク、124…タッチセンサ、131,231…通信部、132…駆動部、133…発話部、134…表示部、211…センサ情報受信部、212…アピール指示送信部、213…人認識部、214…順番決定部、215…ロボット情報受信部、220…記憶部、221…ロボット情報記憶部、222…人情報記憶部、232…入力部、233…出力部
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、周囲の情報を検出する検出部と、ロボットを動かす駆動部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記検出部が検出した情報に基づいて周囲に人がいるか否かを判定し、前記判定において、周囲に人がいると判定したら、前記人の興味を引くアピール動作を行うことを許可し、前記アピール動作を行うことを許可し、他のロボットが前記アピール動作を行っていない場合に、前記アピール動作を行うように前記駆動部を制御する、ロボットである。

Claims (19)

  1. 人を検出する人検出部と、
    人の興味を引くアピール動作を行うことを許可するアピール許可部と、
    前記人検出部が人を検出し、前記アピール許可部により前記アピール動作を行うことを許可された場合に前記アピール動作を行う動作制御部と、
    を備えるロボット。
  2. 周囲の情報を検出する検出部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記検出部が検出した情報に基づいて人を検出し、
    他のロボットが人の興味を引くアピール動作を行っていなければ、該アピール動作を行うことを許可する、
    ロボット。
  3. 他のロボットと通信する通信部をさらに備え、
    前記制御部は、
    他のロボットに、前記アピール動作を行うこと及び前記アピール動作を終了したことを前記通信部を介して通知し、
    他のロボットが前記アピール動作を行うこと及び前記アピール動作を終了したことを前記通信部を介して受信し、
    前記アピール動作を終了したことを前記通信部を介して受信すると、前記アピール動作を行うことを許可する、
    請求項2に記載のロボット。
  4. 前記制御部は、
    他のロボットがアピール動作を行っていること及び前記アピール動作を終了したことを認識し、
    前記アピール動作を終了したことを認識すると、前記アピール動作を行うことを許可する、
    請求項2に記載のロボット。
  5. 前記アピール許可部は、前記アピール動作を行うロボットの台数を1台に制限するために、複数存在するロボットの1台に、アピール動作を行うことを許可する、
    請求項1に記載のロボット。
  6. 前記アピール許可部は、最も強くアピール動作を行うか、それよりも小さいアピール動作を行うかを選択する、
    請求項1に記載のロボット。
  7. 前記動作制御部は、前記人検出部が人を検出し、前記アピール許可部がアピール動作を行うことを許可しない場合に、前記アピール動作より小さいアピール動作を行う、
    請求項1に記載のロボット。
  8. 前記アピール動作を行うロボットの順番を決定する順番決定部をさらに備え、
    前記アピール許可部は、前記順番決定部が決定した順番にしたがって、前記ロボットにアピール動作を許可する、
    請求項5に記載のロボット。
  9. 前記アピール動作の内容を指示するアピール指示送信部をさらに備え、
    前記アピール指示送信部は、前記順番決定部が決定した順番に応じて、前記ロボットの各々に異なるアピール動作を指示する、
    請求項8に記載のロボット。
  10. 前記人の前記ロボットの各々に対する興味度合いを算出する興味度合い算出部をさらに備え、
    前記アピール許可部は、前記興味度合い算出部が算出した興味度合いが所定の値以上のロボットに対して、アピール動作を行うことを許可する、
    請求項8又は9に記載のロボット。
  11. 前記順番決定部は、前記興味度合算出部が算出した各ロボットの興味度合に基づいて、前記アピール動作を行うロボットの順番を決定する、
    請求項10に記載のロボット。
  12. 前記人が前記ロボットに会いに来た累積回数を記憶する累積回数記憶部をさらに備え、
    前記動作制御部は、前記累積回数記憶部に記憶された累積回数に応じたアピール動作を行う、
    請求項1又は請求項5から11のいずれか1項に記載のロボット。
  13. 前記ロボットに対する前記人の過去の行動を記憶する過去行動記憶部をさらに備え、
    前記動作制御部は、前記過去行動記憶部に記憶された前記人の過去の行動に応じたアピール動作を行う、
    請求項1又は請求項5から12のいずれか1項に記載のロボット。
  14. 複数のロボットを含み、
    各ロボットは、
    人を検知する手段と、他のロボットと通信する手段と、人の興味を引くアピール動作を行う手段と、を備え、
    人を検知したロボットの間で通信して、前記アピール動作を行うロボットを決定し、
    他のロボットと通信しながら、特定のロボットがアピール動作を行う、
    ロボット制御システム。
  15. サーバと複数のロボットとからなるロボット制御システムであって、
    前記ロボットは、
    周囲をセンシングするセンサ部と、
    前記センサ部が検出したセンサ情報を送信するセンサ情報送信部と、
    前記サーバから、人の興味を引くアピール動作の開始を指示するアピール開始指示を受信するアピール指示受信部と、
    前記アピール指示受信部が前記アピール開始指示を受信すると、前記アピール動作を開始する動作制御部と、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記ロボットが送信したセンサ情報を受信するセンサ情報受信部と、
    前記センサ情報受信部が受信した前記センサ情報に基づき人の存在又は不在を認識する人認識部と、
    前記人認識部が人の存在を認識すると、前記人の存在が認識された前記センサ情報を送信した前記ロボットの中で、前記アピール動作を行うロボットの順番を決定する順番決定部と、
    前記順番決定部が決定した順番で前記ロボットに対して前記アピール開始指示を送信するアピール指示送信部と、
    を備える、
    ロボット制御システム。
  16. 人を検出する人検出ステップと、
    複数のロボットの中から、人の興味を引くアピール動作を行うロボットを選定する選定ステップと、
    前記人検出ステップで人が検出されると、前記選定ステップで選定されたロボットが前記アピール動作を行うアピール動作ステップと、
    を含むロボット制御方法。
  17. 複数のロボットのうち、人または視線を検出したロボットは、
    他のロボットに対して人の興味を引くアピール動作を行うことの通知をして該アピール動作を行い、
    他のロボットからの前記アピール動作を行うことの通知を受信したロボットは該アピール動作を行わない、
    ロボット制御方法。
  18. 人を検出するステップと、
    人の興味を引くアピール動作を行うことを許可するステップと、
    前記人を検出し、前記アピール動作を行うことを許可された場合に前記アピール動作を行うステップと、
    を含むロボット制御方法。
  19. コンピュータを、
    人を検出する人検出部、
    人の興味を引くアピール動作を行うことを許可するアピール許可部、
    前記人検出部が人を検出し、前記アピール許可部により前記アピール動作を行うことを許可された場合に前記アピール動作を行う動作制御部、
    として機能させるためのプログラム。
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