JP7208361B2 - コミュニケーションロボットおよびその制御方法、情報処理サーバならびに情報処理方法 - Google Patents
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Description
コミュニケーションロボットであって、
第1ユーザの状態を識別する識別手段と、
遠隔から前記第1ユーザとコミュニケーションをとる第2ユーザの状態を示す状態情報を外部装置から受信する受信手段と、
前記第1ユーザの状態と前記第2ユーザの状態とに基づいて前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションが可能であるかを判定する判定手段と、
前記第1ユーザの状態に応じて、前記第1ユーザが前記コミュニケーションロボットを介してコミュニケーションを行う場所を決定する決定手段と、
前記第1ユーザに情報を提供する提供手段と、を有し、
前記提供手段は、前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションが可能であると判定された場合に、決定した前記コミュニケーションを行う場所において、前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションを提案する情報を前記第1ユーザに提供する、
ことを特徴とするコミュニケーションロボットが提供される。
[システム概要]
本実施形態では、対人用の可動式コミュニケーションロボット(以下、単に「ロボット」)が、ユーザと遠隔にいるユーザとがコミュニケーションを行えるように、ユーザの状態に応じてユーザに介入する形態について説明する。ここでロボットがインタラクションを行うユーザ(単に対象ユーザともいう)は、育児の対象となる児童(子供)である場合を例に説明する。また、遠隔にいるユーザ(単に遠隔ユーザともいう)は、対象ユーザとは離れた家・場所にいる祖父母である場合を例に説明する。しかし、本実施形態はこれに限定されるものではなく、対象ユーザと遠隔ユーザとが友人同士である場合など他の人物のコミュニケーションにも適用可能である。また、本実施形態では、ロボットと児童とのコミュニケーションが行われる場所を所定の空間(例えば、子供部屋や共有スペースなどの家庭内の空間)を想定して説明する。また、遠隔ユーザが滞在する場所を所定の遠隔の空間(例えば、祖父母の家庭内の共有スペースや滞在先の空間)として説明する。
図2は、本実施形態に係るロボット100の機能構成例を示すブロック図である。ロボット100が備える制御部210は、1つ以上のCPU(Central Processing Unit)211と、HDD(Hard Disc Drive)212と、RAM(Random Access Memory)213とを含んで構成される。CPU211は、HDD212に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、以下に示す各種処理を制御する。HDD212は、不揮発性の記憶領域であり、各種処理に対応するプログラムが格納される。なお、HDDの代わりに半導体メモリが用いられてもよい。RAM213は、揮発性の記憶領域であり、例えば、ワークメモリなどとして利用される。なお、制御部210は、GPU(Graphics Processing Unit)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、あるいは専用回路などから構成されてもよい。
図3は、本実施形態に係るロボット100のソフトウェア構成の例を示す図である。本実施形態において、各処理部はCPU211がHDD212等に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、各DB(データベース)は、HDD212に構成される。なお、ソフトウェア構成は本実施形態の例示的な構成例を示しており、ファームウェア、OS、ミドルウェア、フレームワークなどの各ソフトウェア構成は省略している。
上述のように、本実施形態のロボットは、対象ユーザと遠隔ユーザとがコミュニケーションを行うことができるように、対象ユーザが所定のユーザ状態である場合にユーザに介入し、遠隔ユーザとのコミュニケーションを提案する。ロボットが対象ユーザに介入するために考慮するユーザ状態の一例について説明する。
本実施形態では、ロボット100は、上述した対象ユーザのユーザ状態を識別した場合に、遠隔ユーザのユーザ状態を取得して、遠隔ユーザのユーザ状態を考慮する。本実施形態では、説明を簡単にするために、遠隔ユーザのユーザ状態は、コミュニケーション可能な状態、または所定の時間帯にコミュニケーション可能な状態のみであるものとする。このようなユーザ状態は、遠隔ユーザの用いる装置150上で図7に示す操作画面と同様の操作画面によって設定される。もちろん、遠隔ユーザ側にロボット100と同様のロボットが存在し、当該ロボットによって遠隔ユーザのユーザ状態が識別されてもよい。この場合、例えば遠隔ユーザのテレビを視聴している状態を識別している場合には遠隔ユーザがコミュニケーション可能である。
本実施形態に係るロボット100は、対象ユーザのユーザ状態と、遠隔ユーザのユーザ状態とを考慮して、コミュニケーション可能であると判定した場合に、対象ユーザに遠隔ユーザとのコミュニケーションを提案する情報を提供する。コミュニケーションを提案する情報の提供は、音声、画像の提示によりなされてよい。これらの音声や画像には、コミュニケーションを行う相手方の名前や、コミュニケーション内容を表す情報を含んでよい。コミュニケーション内容を表す情報は、ユーザ状態が「出かける直前」であれば、例えば「おばあさんから挨拶があるよ」との情報を含む。また、ユーザ状態が「強い感情が表れている」であれば、「おばあさんが声をかけてくれるよ」などと、ユーザ状態に応じて異なる内容を含む。
ロボット100のマップ管理部303は、撮像部215、センサ部222等にて取得された周辺情報を用いて、動作する空間のマップを作成する。例えば、一定時間が経過するごとに、これらの周辺情報を再収集し、マップを更新するようにしてもよい。例えば、家具の配置が変更になった場合には、その変更後の状態に応じて、マップ情報を更新してよい。更に、マップ管理部303は、通信部223を介して外部からの情報(地図情報や位置情報など)を取得してマッピングを行うようにしてもよい。また、マップ管理部303は、各領域に存在する物体を検知して、その領域の用途を対応付けるような構成であってもよい。例えば、ベッドが存在する領域であればその領域を寝室として対応付けてもよく、おもちゃや机がある領域は子供部屋として対応付けてもよい。領域の用途が特定できない場合には、ユーザにより設定を受け付けるような構成であってもよい。
図5は、本実施形態に係るロボット100のコミュニケーション制御処理の一連の動作を示すフローチャートである。本実施形態において、本処理は、ロボット100のCPU211がHDD212に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。各処理工程は、例えば、図2の部位や図3の処理部が協働して実現されるが、ここでは説明を簡略化するために、処理主体をロボット100として包括的に説明する。
図6は、本実施形態のロボット100における履歴処理を示すフローチャートである。本実施形態において、本処理は、ロボット100のCPU211がHDD212に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。各処理工程は、例えば、図2の部位や図3の処理部が協働して実現されるが、ここでは説明を簡略化するために、処理主体をロボット100として包括的に説明する。
以下、本発明に係る実施形態2について説明する。実施形態1では、識別した対象ユーザのユーザ状態と、遠隔ユーザのユーザ状態とに基づいて両者のコミュニケーションが可能であるかの判定を、ロボット100が判定する例について説明した。これに対し、実施形態2では、上記両者のコミュニケーションが可能であるかの判定を情報処理サーバで行う例について説明する。なお、実施形態の説明では、同一の参照番号は同一または実質的に同一の機能を果たすものとし、重複する説明は省略して相違点について重点的に説明する。
本実施形態のロボット100の機能構成例は、実施形態1と同様である。図10は、情報処理サーバ900の機能構成例を示すブロック図である。制御部1010は、1つ以上のCPU(Central Processing Unit)1011と、HDD(Hard Disc Drive)1012と、RAM(Random Access Memory)1013とを含んで構成される。CPU1011は、HDD1012に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、以下に示す各種処理を制御する。HDD1012は、不揮発性の記憶領域であり、各種処理に対応するプログラムが格納される。なお、HDDの代わりに半導体メモリが用いられてもよい。RAM1013は、揮発性の記憶領域であり、例えば、ワークメモリなどとして利用される。なお、制御部1010は、GPU(Graphics Processing Unit)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、あるいは専用回路などから構成されてもよい。また、制御部1010の各構成要素が仮想化された構成であってもよい。
図11は、本実施形態に係るロボット100のソフトウェア構成の例を示す図である。本実施形態において、各処理部はCPU211がHDD212等に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、各DB(データベース)は、HDD212に構成される。なお、ソフトウェア構成は本実施形態の実施に必要な構成例のみを示しており、ファームウェア、OS、ミドルウェア、フレームワークなどの各ソフトウェア構成は省略している。
図12は、本実施形態に係る情報処理サーバ900のソフトウェア構成の例を示す図である。本実施形態において、各処理部はCPU1011がHDD1012等に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、各DB(データベース)は、HDD1012に構成される。なお、ソフトウェア構成は本実施形態の実施に必要な構成例のみを示しており、ファームウェア、OS、ミドルウェア、フレームワークなどの各ソフトウェア構成は省略している。
上述のように、本実施形態では、情報処理サーバ900が、対象ユーザと遠隔ユーザとがコミュニケーションを行うことが可能であるかを判定したうえで、ロボット100に対象ユーザに介入させて、遠隔ユーザとのコミュニケーションを提案する。しかしながら、ロボット100が識別する対象ユーザのユーザ状態は実施形態1と同様である。
本実施形態では、情報処理サーバ900は、対象ユーザの所定のユーザ状態が識別された場合に、遠隔ユーザのユーザ状態を取得して、遠隔ユーザのユーザ状態を考慮する。本実施形態では、実施形態1と同様、遠隔ユーザのユーザ状態は、コミュニケーション可能な状態、または所定の時間帯にコミュニケーション可能な状態のみであるものとする。このようなユーザ状態は、遠隔ユーザの用いる装置150上で図7に示す操作画面と同様の操作画面によって設定される。もちろん、遠隔ユーザ側にロボット100と同様のロボットが存在し、当該ロボットによって遠隔ユーザのユーザ状態が識別されてもよい。
本実施形態に係る情報処理サーバ900は、対象ユーザのユーザ状態と、遠隔ユーザのユーザ状態とを考慮して、コミュニケーション可能であると判定した場合に、ロボット100に、対象ユーザに遠隔ユーザとのコミュニケーションを提案する情報を送信する。ロボット100は、情報処理サーバ900から受信した情報に基づいて、対象ユーザに遠隔ユーザとのコミュニケーションを提案する情報を提供する。コミュニケーションを提案する情報は、実施形態1と同様に提供される。
図13は、本実施形態に係る情報処理サーバ900におけるコミュニケーション制御処理の一連の動作を示すフローチャートである。本実施形態において、本処理は、情報処理サーバ900のCPU1011がHDD1012に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。各処理工程は、例えば、図10の部位や図12の処理部が協働して実現されるが、ここでは説明を簡略化するために、処理主体を情報処理サーバ900として包括的に説明する。
図14は、本実施形態に係るロボット100における簡易コミュニケーション制御処理の一連の動作を示すフローチャートである。本実施形態において、本処理は、ロボット100のCPU211がHDD212に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。各処理工程は、例えば、図2の部位や図3の処理部が協働して実現されるが、ここでは説明を簡略化するために、処理主体をロボット100として包括的に説明する。
1.上記実施形態のコミュニケーションロボット(例えば100)は、
第1ユーザの状態を識別する識別手段(例えば301、S502)と、
遠隔から前記第1ユーザとコミュニケーションをとる第2ユーザの状態を示す状態情報を外部装置から受信する受信手段(例えば304、S503)と、
前記第1ユーザの状態と前記第2ユーザの状態とに基づいて前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションが可能であるかを判定する判定手段(例えば306)と、
前記第1ユーザに情報を提供する提供手段(例えば217、218、306、S506)と、を有し、
前記提供手段は、前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションが可能であると判定された場合に、前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションを提案する情報を前記第1ユーザに提供する。
前記提供手段により提供された情報に対する前記第1ユーザからの応答を受け付ける受付手段(例えば214、219、S507)と、
前記第1ユーザと前記第2ユーザとの間の音声通話又は動画通話を制御する通話制御手段(例えば304、S510)と、を更に有し、
前記通話制御手段は、前記第1ユーザからの応答が前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションを開始することを示す場合、第2ユーザの用いる装置と前記コミュニケーションロボットとを介した音声通話又は動画通話を開始させる(例えばS510)。
前記通話制御手段は、前記第1ユーザからの応答が前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションを開始することを示す場合、前記第2ユーザの用いる装置へコミュニケーションの開始要求を送信(例えばS508)し、前記第2ユーザの用いる装置により前記開始要求が受け入れられない場合には、前記第2ユーザの用いる装置と前記コミュニケーションロボットとを介した音声通話又は動画通話を開始させない(例えばS509)。
前記提供手段により提供される情報は、前記第1ユーザと前記第2ユーザとの間で行うコミュニケーション内容を更に含み、
前記提供手段は、識別された前記第1ユーザの状態に応じて、前記コミュニケーション内容を異ならせる(例えばS506)。
前記第1ユーザと前記第2ユーザとの間のコミュニケーション内容は予め操作手段を介して設定可能である(図8)。
前記コミュニケーション内容は、音声通話又は動画通話を用いて前記第2ユーザによって前記第1ユーザの帰宅を迎える、あるいは前記第1ユーザの送り出すコミュニケーションである(図4)。
前記コミュニケーション内容は、音声通話又は動画通話を用いて前記第2ユーザが泣いている前記第1ユーザに話しかけるコミュニケーションである(図4)。
前記コミュニケーション内容は、音声通話又は動画通話を用いて前記第1ユーザが行う動きまたは発話を前記第2ユーザが確認するコミュニケーションである(図4)。
前記コミュニケーション内容は、音声通話を用いて前記第2ユーザによる発話を前記第1ユーザが聞くコミュニケーションである(図4)。
前記第1ユーザが前記コミュニケーションロボットを介してコミュニケーションを行う場所に前記コミュニケーションロボットを移動させる移動制御手段(例えば308)を更に有し、
前記移動制御手段は、前記第1ユーザの状態に応じて予め定められたコミュニケーションを行う場所に前記コミュニケーションロボットを移動させる。
周期的に収集される前記第1ユーザの状態を示す状態情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された状態情報に基づいて前記第1ユーザの状態のパターンを識別するパターン識別手段(例えば307)と、を更に有し、
前記移動制御手段は、前記第1ユーザの状態のパターンから予想される前記第1ユーザの状態に応じて、前記コミュニケーションロボットを前記場所に移動させる。
前記第1ユーザは子供である。
前記第2ユーザは、前記第1ユーザの祖父母である。
前記第2ユーザの装置は、第2ユーザの状態を識別することが可能なロボットである。
第1ユーザの状態を識別する識別工程(例えばS502)と、
遠隔から前記第1ユーザとコミュニケーションをとる第2ユーザの状態を示す状態情報を外部装置から受信する受信工程(例えばS503)と、
前記第1ユーザの状態と前記第2ユーザの状態とに基づいて前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションが可能であるかを判定する判定工程(例えばS504)と、
前記第1ユーザに情報を提供する提供工程(例えばS506)と、を有し、
前記提供工程では、前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションが可能であると判定された場合に、前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションを提案する情報を前記第1ユーザに提供する。
コミュニケーションロボットからの第1ユーザの状態に関する情報を取得する第1取得手段(例えば1201)と、
遠隔から前記第1ユーザとコミュニケーションをとる第2ユーザの用いる装置からの、前記第2ユーザの状態に関する情報を取得する第2取得手段(例えば1205)と、
前記第1ユーザの状態と前記第2ユーザの状態とに基づいて前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションが可能であるかを判定する判定手段(例えば1206)と、
前記コミュニケーションロボットから前記第1ユーザに提供するための情報を、前記コミュニケーションロボットへ送信する送信手段(例えば1204)と、を有し、
前記送信手段は、前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションが可能であると判定された場合に、前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションを提案する情報を前記コミュニケーションロボットへ送信する。
コミュニケーションロボットからの第1ユーザの状態に関する情報を取得する第1取得工程(例えばS1301)と、
遠隔から前記第1ユーザとコミュニケーションをとる第2ユーザの用いる装置からの、前記第2ユーザの状態に関する情報を取得する第2取得工程(例えばS1303)と、
前記第1ユーザの状態と前記第2ユーザの状態とに基づいて前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションが可能であるかを判定する判定工程(例えばS1304)と、
前記コミュニケーションロボットから前記第1ユーザに提供するための情報を、前記コミュニケーションロボットへ送信する送信工程(例えばS1305)と、を有し、
前記送信工程では、前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションが可能であると判定された場合に、前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションを提案する情報を前記コミュニケーションロボットへ送信する。
Claims (17)
- コミュニケーションロボットであって、
第1ユーザの状態を識別する識別手段と、
遠隔から前記第1ユーザとコミュニケーションをとる第2ユーザの状態を示す状態情報を外部装置から受信する受信手段と、
前記第1ユーザの状態と前記第2ユーザの状態とに基づいて前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションが可能であるかを判定する判定手段と、
前記第1ユーザの状態に応じて、前記第1ユーザが前記コミュニケーションロボットを介してコミュニケーションを行う場所を決定する決定手段と、
前記第1ユーザに情報を提供する提供手段と、を有し、
前記提供手段は、前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションが可能であると判定された場合に、決定した前記コミュニケーションを行う場所において、前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションを提案する情報を前記第1ユーザに提供する、ことを特徴とするコミュニケーションロボット。 - 前記提供手段により提供された情報に対する前記第1ユーザからの応答を受け付ける受付手段と、
前記第1ユーザと前記第2ユーザとの間の音声通話又は動画通話を制御する通話制御手段と、を更に有し、
前記通話制御手段は、前記第1ユーザからの応答が前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションを開始することを示す場合、第2ユーザの用いる装置と前記コミュニケーションロボットとを介した音声通話又は動画通話を開始させる、ことを特徴とする請求項1に記載のコミュニケーションロボット。 - 前記通話制御手段は、前記第1ユーザからの応答が前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションを開始することを示す場合、前記第2ユーザの用いる装置へコミュニケーションの開始要求を送信し、前記第2ユーザの用いる装置により前記開始要求が受け入れられない場合には、前記第2ユーザの用いる装置と前記コミュニケーションロボットとを介した音声通話又は動画通話を開始させない、ことを特徴とする請求項2に記載のコミュニケーションロボット。
- 前記提供手段により提供される情報は、前記第1ユーザと前記第2ユーザとの間で行うコミュニケーション内容を更に含み、
前記提供手段は、識別された前記第1ユーザの状態に応じて、前記コミュニケーション内容を異ならせる、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のコミュニケーションロボット。 - 前記第1ユーザと前記第2ユーザとの間のコミュニケーション内容は予め操作手段を介して設定可能である、ことを特徴とする請求項4に記載のコミュニケーションロボット。
- 前記コミュニケーション内容は、音声通話又は動画通話を用いて前記第2ユーザによって前記第1ユーザの帰宅を迎える、あるいは前記第1ユーザの送り出すコミュニケーションである、ことを特徴とする請求項4または5に記載のコミュニケーションロボット。
- 前記コミュニケーション内容は、音声通話又は動画通話を用いて前記第2ユーザが泣いている前記第1ユーザに話しかけるコミュニケーションである、ことを特徴とする請求項4または5に記載のコミュニケーションロボット。
- 前記コミュニケーション内容は、音声通話又は動画通話を用いて前記第1ユーザが行う動きまたは発話を前記第2ユーザが確認するコミュニケーションである、ことを特徴とする請求項4または5に記載のコミュニケーションロボット。
- 前記コミュニケーション内容は、音声通話を用いて前記第2ユーザによる発話を前記第1ユーザが聞くコミュニケーションである、ことを特徴とする請求項4または5に記載のコミュニケーションロボット。
- 決定された前記コミュニケーションを行う場所に前記コミュニケーションロボットを移動させる移動制御手段を更に有する、ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のコミュニケーションロボット。
- 周期的に収集される前記第1ユーザの状態を示す状態情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された状態情報に基づいて前記第1ユーザの状態のパターンを識別するパターン識別手段と、を更に有し、
前記移動制御手段は、前記第1ユーザの状態のパターンから予想される前記第1ユーザの状態に応じて決定されるコミュニケーションを行う場所に、前記コミュニケーションロボットを移動させる、ことを特徴とする請求項10に記載のコミュニケーションロボット。 - 前記第1ユーザは子供である、ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載のコミュニケーションロボット。
- 前記第2ユーザは、前記第1ユーザの祖父母である、ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載のコミュニケーションロボット。
- 前記第2ユーザの装置は、第2ユーザの状態を識別することが可能なロボットである、ことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載のコミュニケーションロボット。
- コミュニケーションロボットの制御方法であって、
第1ユーザの状態を識別する識別工程と、
遠隔から前記第1ユーザとコミュニケーションをとる第2ユーザの状態を示す状態情報を外部装置から受信する受信工程と、
前記第1ユーザの状態と前記第2ユーザの状態とに基づいて前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションが可能であるかを判定する判定工程と、
前記第1ユーザの状態に応じて、前記第1ユーザが前記コミュニケーションロボットを介してコミュニケーションを行う場所を決定する決定工程と、
前記第1ユーザに情報を提供する提供工程と、を有し、
前記提供工程では、前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションが可能であると判定された場合に、決定した前記コミュニケーションを行う場所において、前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションを提案する情報を前記第1ユーザに提供する、ことを特徴とするコミュニケーションロボットの制御方法。 - 情報処理サーバであって、
コミュニケーションロボットからの第1ユーザの状態に関する情報を取得する第1取得手段と、
遠隔から前記第1ユーザとコミュニケーションをとる第2ユーザの用いる装置からの、前記第2ユーザの状態に関する情報を取得する第2取得手段と、
前記第1ユーザの状態と前記第2ユーザの状態とに基づいて前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションが可能であるかを判定する判定手段と、
前記コミュニケーションロボットから前記第1ユーザに提供するための情報を、前記第1ユーザの状態に応じて決定される、前記第1ユーザが前記コミュニケーションロボットを介してコミュニケーションを行う場所に移動する前記コミュニケーションロボットへ送信する送信手段と、を有し、
前記送信手段は、前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションが可能であると判定された場合に、前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションを提案する情報を前記コミュニケーションロボットへ送信する、ことを特徴とする情報処理サーバ。 - 情報処理サーバによって実行される情報処理方法であって、
コミュニケーションロボットからの第1ユーザの状態に関する情報を取得する第1取得工程と、
遠隔から前記第1ユーザとコミュニケーションをとる第2ユーザの用いる装置からの、前記第2ユーザの状態に関する情報を取得する第2取得工程と、
前記第1ユーザの状態と前記第2ユーザの状態とに基づいて前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションが可能であるかを判定する判定工程と、
前記コミュニケーションロボットから前記第1ユーザに提供するための情報を、前記第1ユーザの状態に応じて決定される、前記第1ユーザが前記コミュニケーションロボットを介してコミュニケーションを行う場所に移動する前記コミュニケーションロボットへ送信する送信工程と、を有し、
前記送信工程では、前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションが可能であると判定された場合に、前記第1ユーザと前記第2ユーザとのコミュニケーションを提案する情報を前記コミュニケーションロボットへ送信する、ことを特徴とする情報処理方法。
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