JP2017224144A - 店舗情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の店舗のポイント数を一元管理し、容易に複数の店舗でポイントの取得を可能とすることを課題とする。【解決手段】ユーザの所持する携帯情報端末と、店舗に設置される店舗通信装置とからなる店舗情報管理システム。店舗通信装置が、店舗を識別する情報と、店舗で付与されるポイントに関する情報とを含む店舗情報を記憶した第1記憶部と、近距離無線通信によって前記携帯情報端末と通信する無線通信部とを備える。携帯情報端末が、近距離無線通信によって前記店舗通信装置と通信する店舗通信部と、店舗通信装置から、店舗通信装置に記憶された店舗情報を取得する店舗情報取得部と、店舗ごとに、店舗で付与されるポイント数を含むポイント情報を記憶する第2記憶部と、取得した店舗情報に基づいて、第2記憶部に記憶された店舗ごとのポイント数を更新するポイント付与部とを備える。【選択図】図6

Description

この発明は、店舗情報管理システムに関し、特に、ユーザの所有する携帯端末等を利用して、店舗の来店時に付与されるポイントを取得および確認することのできる店舗情報管理システムに関する。
今日、店舗ごとに、来店の特典や商品の購入特典として、後日の商品購入などで利用することのできるポイントを付与する営業形態が実施されている。
従来、店舗側では、このポイントを付与するために、店舗独自の紙形式のスタンプカード(あるいは、ポイントカード)を発行し、顧客に渡していた。顧客は、来店したときや商品を購入したときなどに、店舗の担当者によって、そのスタンプカードに、ポイント数を記入してもらうか、あるいは、スタンプを押してもらっていた。
また、ポイントを電子的に管理するシステムも利用されている。
たとえば、特許文献1には、店舗に来たユーザに、電子的なスタンプ数などの特典を付与するために、付与対象特定情報を2次元コードやバーコードに変換して店内に掲示し、ユーザの所持するユーザ端末のカメラを利用して2次元コードを読み取る操作をすることにより、特典付与要求情報を特典情報管理装置に送信し、特典情報管理装置に記憶されているそのユーザのその店舗に対するスタンプ情報を更新する電子特典システムが提案されている。
また、ユーザに渡したポイントカードに固有のバーコードを記載し、店舗に設置されたポイント管理装置において、予め、ユーザとバーコードとポイント数とを対応づけて登録し、ユーザが来店時に、店員がそのユーザのポイントカードに記載されているバーコードを読み取り、そのバーコードに対応するユーザのポイント数を更新するシステムも利用されている。
さらに、特許文献2には、利用者の携行する携帯端末を、所定の場所に設置されたポスターに備えられたICタグに近づけてかざすと、携帯端末がICタグに記憶されていたタグIDと管理サーバの接続先情報を読み出し、携帯端末が管理サーバに接続して、管理サーバから配信情報を記憶している移動証明サーバの情報を得た後に、携帯端末が移動証明サーバに接続して、ICタグが設置された場所のスタンプの画像データ、あるいは他のICタグの設置位置までの道のりを示す地図情報を受信して、携帯端末の表示部に、上記画像データまたは地図情報を表示することにより、スタンプラリーの面白さを向上させた移動証明システムが記載されている。
特開2015−95068号公報 特開2014−142690号公報
しかし、従来のように、店舗ごとに紙のスタンプカードを発行する場合には、ユーザは、店舗ごとに異なるスタンプカードをいつも持参する必要があり、スタンプカード自体の大きさ、ポイントをもらう仕組み、ポイントの有効期限などが店舗ごとにそれぞれ異なる場合があり、スタンプカードの管理が非常に面倒であり、紙のスタンプカードは紛失するおそれがあった。
また、電子的にユーザのスタンプ数を管理する場合では、ユーザの所持する携帯端末のカメラを利用して店舗の2次元コードやバーコードを読み取るか、店員に、ポイントカードに記載されているバーコードを読み取ってもらう必要があり、ポイントの取得するために、手間と時間がかかる場合があった。
そこで、この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであり、複数の店舗がそれぞれ付与するポイントを電子化して一元管理し、ユーザがポイントを受けようとする店舗に行くことにより、容易に複数の店舗でポイントの取得が可能な店舗情報管理システムを提供することを課題とする。
この発明は、ユーザの所持する携帯情報端末と、店舗に設置される店舗通信装置とからなる店舗情報管理システムであって、前記店舗通信装置が、店舗を識別する情報と、店舗で付与されるポイントに関する情報とを含む店舗情報を記憶した第1記憶部と、近距離無線通信によって前記携帯情報端末と通信する無線通信部とを備え、前記携帯情報端末が、近距離無線通信によって前記店舗通信装置と通信する店舗通信部と、前記店舗通信装置から、前記店舗通信装置に記憶された前記店舗情報を取得する店舗情報取得部と、店舗ごとに、店舗で付与されるポイント数を含むポイント情報を記憶する第2記憶部と、前記取得した店舗情報に基づいて、前記第2記憶部に記憶された店舗ごとのポイント数を更新するポイント付与部とを備えたことを特徴とする店舗情報管理システムを提供するものである。
また、前記第2記憶部に記憶されたポイント情報は、店舗ごとに合計ポイント数を記憶した店舗別ポイント情報と、過去に取得されたポイント情報を日付別に記憶したポイント履歴情報とを含むことを特徴とする。
また、店舗情報管理システムが、ネットワークを介して前記携帯情報端末に接続されるサーバを、さらに備え、前記携帯情報端末が、前記第2記憶部に記憶されたポイント情報をサーバに送信するサーバ通信部を備え、前記サーバは、前記ポイント情報を受信し、ユーザごとに、複数の店舗のポイント情報を記憶することを特徴とする。
これによれば、ポイント情報をサーバに記憶するので、携帯情報端末の記憶容量が少なくなることはなく、携帯情報端末を紛失しても、ポイント数が使えなくなることはなく、携帯情報端末に記憶していたポイント情報を誤って消去してしまっても、サーバの記憶情報を基に、ポイント数を復元することができる。
また、前記携帯情報端末が、表示部をさらに備え、前記表示部には、複数の店舗のポイント数の一覧が表示され、さらに、一覧を表示した後一覧表示された店舗のいずれかが選択された場合に、その選択された店舗のポイントの詳細内容が表示されることを特徴とする。
これによれば、表示部に、複数の店舗のポイント数の一覧などを表示するので、複数の店舗で取得したポイントの確認が容易に可能となり、1台のユーザの携帯情報端末で、
複数の店舗のポイント数の一元管理が可能となる。
また、前記携帯情報端末が、前記ポイント付与部が前記第2記憶部に記憶された店舗ごとのポイント数を更新する場合、ポイントに連携されているイベントが発生しているか否かを確認する連携確認部をさらに備え、前記連携確認部が、ポイントに連携されているイベントが発生していることを確認した場合、前記ポイント付与部は、そのイベントに対応する連携条件を満たすように、ポイント数を更新することを特徴とする。
これによれば、発生したイベントに対応する連携条件を満たした場合に、その連携条件を満たすように、ポイント数を更新するので、たとえば、連携条件を満たした場合にユーザに有利な特典をより多く与えることによって、その連携条件を満たした時期や時間帯において、ユーザの来店を、より促進することができる。
また、前記携帯情報端末が、ユーザに特定のイベントが発生したことを知らせる報知部をさらに備え、前記報知部は、前記ポイント数の更新が完了したことを、音、振動、および光のいずれか1つ以上によって報知することを特徴とする。
これによれば、ポイント数の更新が完了したことを、音、振動、および光のいずれか1つ以上によって報知するので、ユーザは、ポイント数の更新が完了したことを容易に確認することができる。
また、前記第2記憶部に記憶されたポイント情報には、店舗ごとに、その店舗の合計ポイント数の有効期限が記憶され、前記有効期限が所定の期間よりも近づいた場合、前記報知部は、前記有効期限が近づいてきたことを報知することを特徴とする。
これによれば、合計ポイント数の有効期限が近づいてきた場合に、その有効期限をユーザに報知するので、ポイントがなくなる前に、ユーザの来店を促進することができ、ユーザにとっては、ポイントの有効期限を記憶しておく必要がなく、ポイントの失効を未然に防止でき、店舗にとっては、ユーザの来店回数を増やすことが可能となる。
また、この発明は、店舗に設置される店舗通信装置と近距離無線通信によって通信する携帯情報端末であって、前記携帯情報端末が、前記店舗通信装置に近づけられた場合に、近距離無線通信によって前記店舗通信装置と通信する店舗通信部と、前記店舗通信装置から、前記店舗通信装置に予め記憶されていた店舗を識別する情報と店舗で付与されるポイントに関する情報とを含む店舗情報を、取得する店舗情報取得部と、店舗ごとに、店舗で付与されるポイント数を含むポイント情報を記憶する記憶部と、前記取得した店舗情報に基づいて、前記記憶部に記憶された店舗ごとのポイント数を更新するポイント付与部とを備えたことを特徴とする携帯情報端末を提供するものである。
この発明によれば、ユーザが所持する携帯情報端末と、店舗に設置される店舗通信装置とが近距離無線通信によって通信することによって、ユーザの携帯情報端末において、店舗ごとに、その店舗のポイント数を更新し記憶することができるので、店舗側では大きな設備投資をすることがなく、ユーザにとっては、複数枚の店舗ごとのポイントカードを持参することなく、ポイントを取得するための操作負担も少なく、容易に複数の店舗のポイント数を一元管理することができる。
この発明の店舗情報管理システムの一実施例の概略説明図である。 この発明の店舗通信装置が設置される店舗があるモール街の一実施例の概略説明図である。 この発明の店舗情報管理システムを構成する携帯情報端末等の一実施例の構成ブロック図である。 この発明の携帯情報端末の記憶部に記憶される情報の一実施例の説明図である。 この発明の携帯情報端末の表示部に表示される情報の一実施例の説明図である。 この発明の携帯情報端末におけるポイント取得処理の一実施例のフローチャートである。 この発明の携帯情報端末におけるポイント情報の表示処理の一実施例のフローチャートである。 ユーザが店舗に来店した場合に、ポイント情報を付与する一実施例の説明図である。 ユーザが店舗に来店した場合に、ポイント情報を付与する一実施例の説明図である。
以下、図面を使用して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の実施例の記載によって、この発明が限定されるものではない。
<店舗情報管理システムの構成>
図1に、この発明の店舗情報管理システムの一実施例の概略説明図を示す。
この発明の店舗情報管理システムは、主として、ユーザの所持する携帯情報端末と、店舗に設置される店舗通信装置とからなるシステムである。
図1において、この発明の店舗情報管理システムの実施形態として、2つの実施形態を示している。
図1(a)には、携帯情報端末1と、店舗通信装置2とで構成される形態を示し、図1(b)には、携帯情報端末1と、店舗通信装置2と、サーバ3で構成される形態を示している。
このシステムで管理される店舗情報には、主として、店舗に関する情報や、店舗を利用するユーザ情報や、ユーザに付与するポイント情報などを含む。ただし、以下の実施例では、特に、ユーザの来店時に付与される電子的なポイント情報の取得と管理について説明する。
携帯情報端末1(以下、単に端末、またはPEとも呼ぶ)は、ユーザが所有している情報処理装置であり、たとえば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン、非接触型カードなどが用いられ、ユーザが店舗に行く時に所持することのできる程度の大きさと重さを持つ携帯端末が好ましい。
後述するように、携帯情報端末1には、主として、店舗ごとに合計ポイント数を記憶した店舗別ポイント情報と、過去に取得されたポイント情報を日付別に記憶したポイント履歴情報とを含むポイント情報が、記憶される。
店舗通信装置2(以下、単に装置、またはSEとも呼ぶ)は、店舗ごとに設置される情報通信装置であり、店舗を特定する情報や店舗で付与するポイントに関する情報を記憶し、ユーザが所有している携帯情報端末1と、無線による通信する機能を有する装置である。店舗通信装置SE2としては、少なくとも情報記憶機能と無線通信機能とを有する装置であればよいが、モール街など多くの店舗が存在する建物では、他の店舗の装置SEとの混信が生じないようにするために、比較的近距離(たとえば、10メートル程度)の無線通信のみが可能な通信機能を有することが好ましい。
近距離の無線通信としては、たとえば、NFC(近距離無線通信)、ブルートゥース、通信距離が制限された無線LAN、ZigBeeなどを用いることができる。
また、SE2としては、NFCの機能を搭載したICタグを利用してもよい。
NFCの機能を搭載したICタグを利用する場合は、NFCの通信可能距離は一般的に10センチメートル程度の距離なので、ユーザが所持しているPE1をICタグに近づける操作をしてもらう。また、ICタグは比較的小型の装置であるので、店舗に来たユーザが気付きやすい店舗内の場所にICタグを設置し、ICタグがポイント付与をする装置であることを掲示することが好ましい。
無線LANを利用する場合は、店舗内に、無線ルータを設置し、無線ルータを介して、携帯情報端末PE1と店舗通信装置SE2の通信を行えばよい。
図1(a)に示したPE1とSE2とで構成される実施形態では、PE1とSE2とが、NFCなどによる無線通信を行い、PE1が、SE2に予め記憶されていたポイントに関する店舗情報をSE2から取得して、PE1に記憶されているポイント情報を更新する。この実施形態は、ユーザの所持する携帯情報端末PE1で、複数の店舗のポイント情報を記憶し、管理する形態である。
たとえば、ユーザが店舗Aに来店した時、ユーザのPE1と、店舗AのSE2とが無線通信することにより、PE1において店舗Aのポイントを取得する。また、ユーザが店舗Nに来店した時は、ユーザのPE1と、店舗NのSE2とが無線通信することにより、PE1において店舗Nのポイントを取得する。
この形態では、店舗ごとに、店舗通信装置SE2を設置し、ユーザの所持する携帯情報端末PE1に、ポイントを管理するポイント管理プログラム(以下、ポイントアプリとも呼ぶ)を、インストールするだけで、そのユーザのPE1で、複数の店舗のポイントの取得と、記憶管理ができるので、店舗側では大きな設備投資をすることがなく、ユーザにとっては、複数枚の店舗ごとのポイントカードを持参することなく、ポイントを取得するための操作負担も少なく、容易に複数の店舗のポイント数を管理することができる。
図1(b)に示したPE1とSE2とサーバ3で構成される実施形態では、主として、サーバ3で、ユーザごとに複数の店舗のポイント情報を記憶し、管理する形態である。
サーバ3(以下、単にSVとも呼ぶ)は、ネットワーク4を介して、携帯情報端末PE1に接続される。また、サーバSV3は、複数のユーザのPE1との通信によってPE1から送信されたポイント情報を受信し、ユーザ情報と店舗情報とを記憶し、ユーザごとに複数の店舗のポイント情報を記憶し管理する情報処理装置である。
ネットワーク4としては、インターネットのようなWANや、LANなど現在利用されている種々のネットワークを利用すればよい。ネットワーク4への接続形態は、有線通信または無線通信のどちらでもよい。ただし、ユーザのPE1は、携帯される端末なので、PE1のネットワーク4への接続は、無線通信で行われることが好ましい。
図1(b)においても、図1(a)と同様に、PE1とSE2とは、NFCなどによる無線通信を行い、ポイントに関する店舗情報をSE2から取得する。
また、PE1に記憶されているポイント情報を更新するとともに、サーバSV3に対して、更新したポイント情報を送信する。
ポイント情報は、ユーザの所持する携帯情報端末PE1とサーバSV3の両方で記憶してもよいが、PE1にはポイント情報を記憶せず、サーバSV3のみで、ユーザごとのポイント情報を記憶してもよい。サーバSV3のみでユーザのポイント情報を記憶する場合は、PE1を所持したユーザが店舗に来店した時や、ユーザがPE1でポイント情報を確認したい時に、PE1とサーバSV3を接続し、PE1からサーバSV3にポイント情報の送信要求を送信し、サーバSV3から必要な店舗のポイント情報を取得すればよい。
図1(b)のように、サーバSV3で、ユーザごとに複数の店舗のポイント情報を記憶し管理する形態では、図1(a)と同様に、店舗ごとに店舗通信装置SE2を設置し、ユーザの所持する携帯情報端末PE1に、ポイントを管理するポイント管理プログラム(以下、ポイントアプリとも呼ぶ)を、インストールする必要がある。また、PE1をSV3に接続して、ユーザのポイント情報等を送受信する機能を有する必要がある。
図1(b)の形態では、ポイント情報をサーバSV3に記憶し、PE1に記憶しない場合には、PE1の記憶容量が少なくなることはなく、PE1を紛失しても、ポイント数が使えなくなることはなく、PE1に記憶していたポイント情報を誤って消去してしまうこともない。サーバSV3に記憶しておくことによって、PE1に記憶していたポイント情報を誤って消去してしまったとしても、サーバSV3に記憶したポイント情報を基に、ポイント情報を復元することができる。
ただし、PE1が、常時SV3に接続することのできる環境にない場合などでは、ポイント情報を容易にPE1で確認するためには、ポイント情報をユーザの所持する携帯情報端末PE1にも記憶しておくことが好ましい。
なお、図1(b)の実施形態でも、店舗側では大きな設備投資をすることがなく、ユーザにとっては、複数枚の店舗ごとのポイントカードを持参することなく、ポイントを取得するための操作負担も少なく、容易に複数の店舗のポイント数を管理することができる。
図2に、この発明の店舗通信装置が設置される店舗が複数入店しているモール街の一実施例の概略説明図を示す。
図2には、複数の店舗が入店しているモール街において、6つの店舗(10a〜10f)が並んでいる地域を示している。各店舗において、それぞれ、店舗通信装置SE2を設置する。各店舗の店舗通信装置SE2には、後述するようなその店独自のポイントに関する情報を含む店舗情報を予め記憶しておく。
一方、PE1を所持したユーザは、モール街の通路を歩き、気に入った店舗やポイントを取得したい店舗の中に入る。PE1を所持したユーザが、たとえば、雑貨を販売する店舗(雑貨店舗10c)に入って、来店ポイントを取得しようとした場合、PE1と雑貨店舗のSE2との間で、NFCなどによる無線通信を行なわせる。PE1は、無線通信によって雑貨店舗のSE2から得た情報に基づいて、付与された来店ポイントを取得する。
NFCによる無線通信の場合は、ユーザは、自己の携帯情報端末PE1を店舗通信装置SE2に近づける操作をすることが好ましい。すなわち、携帯情報端末PE1が、店舗通信装置SE2に近づけられた場合に、近距離無線通信によって店舗通信装置と通信する。
ただし、無線LANによる無線通信の場合は、無線LANの通信可能範囲が、雑貨店舗の領域内だとすると、ユーザが、PE1とSE2とが通信可能な雑貨店舗の領域内に入るだけで、PE1とSE2とが接続できるので、ユーザによる特別な操作をしなくても、ユーザは、雑貨店舗の来店ポイントを取得することができる。
また、同じユーザが、同じPE1を所持して、他の店舗(たとえば、美容室店舗10e)の中に入った場合も、同様にして、PE1は、美容室店舗のSE2から得た情報に基づいて、美容室店舗の独自のポイントを取得することができる。
このように、1人のユーザは、自己のPE1を所持して、複数の店舗を訪問することによって、紙のポイントカードを所持することなく、複数の店舗のポイントを容易に取得することができる。
図3に、この発明の店舗情報管理システムを構成する携帯情報端末等の一実施例の構成ブロック図を示す。
ここでは、店舗情報管理システムが、携帯情報端末PE1と、店舗通信装置SE2と、サーバSV3で構成される形態の場合を示している。
ただし、図1(a)のように、サーバSV3がない場合は、携帯情報端末PE1と、店舗通信装置SE2のみからなる構成でよい。
<携帯情報端末の構成>
図3において、この発明の携帯情報端末PE1は、主として、制御部11、サーバ通信部12、店舗通信部13、店舗情報取得部14、ポイント付与部15,連携確認部16,表示部17,報知部18,記憶部20を備える。
ここでは、PE1とSV3とは、インターネットのようなネットワーク4を介して接続され、PE1とSE2とは、NFC(近距離無線通信)により接続されるものとする。
携帯情報端末PE1の制御部11は、他のサーバ通信部などの各構成要素の動作を制御する部分であり、主として、CPU、ROM、RAM、I/Oコントローラ、タイマー等からなるマイクロコンピュータによって実現される。
CPUは、ROM等に予め格納された制御プログラムに基づいて、各種ハードウェアを有機的に動作させて、この発明の通信機能、ポイント付与機能、店舗情報取得機能、などを実行する。
特に、この発明では、ポイントの付与を実施するために、後述するような記憶部20に記憶されたポイント管理プログラム26に基づいて、ポイント付与機能を実行する。
また、制御部11は、計時機能を有し、現在の日付と時刻を記憶し、他の機能ブロックに、現在時刻を提供する。
PE1のサーバ通信部12は、ネットワーク4を介して、サーバSV3と通信する部分である。主として、記憶部20に記憶されているポイント情報を、サーバSV3に送信したり、サーバSV3から、サーバの記憶部32に記憶されている情報を受信したりする。
PE1の店舗通信部13は、NFC(近距離無線通信)によって、店舗通信装置SE2と通信する部分であり、たとえば、PE1を、SE2との距離が10センチメートル程度となるように、SE2に近づけた場合に、無線通信が確立される。店舗通信部13は、主として、SE2から、SE2に記憶されている情報を受信する。
PE1の店舗情報取得部14は、店舗通信装置SE2から、店舗通信装置SE2に記憶されている店舗情報23を取得する部分である。店舗情報23は、記憶部20に記憶され、この情報に基づいて、ポイントの付与等が行われる。
PE1のポイント付与部15は、ポイントの付与を実行する部分であり、主として、取得した店舗情報23に基づいて、記憶部20に記憶された店舗ごとのポイント数を更新する部分である。後述するように、記憶部20に記憶されている店舗別のポイント情報21や、ポイント履歴情報22を更新する。
PE1の連携確認部16は、ポイント付与部15が記憶部20に記憶された店舗ごとのポイント数を更新する場合、ポイントに連携されているイベントの有無と、ポイントに連携されているイベントが発生しているか否かを確認する部分である。
また、連携確認部16がポイントに連携されているイベントが発生していることを確認した場合、ポイント付与部15は、そのイベントに対応する連携条件を満たすように、ポイント数を更新する。
たとえば、現在の天気情報を、外部の天気情報サーバ等から取得するための天気情報プログラム27がPE1にインストールされている場合において、取得した店舗情報23に、天気情報プログラムがポイント付与の連携アプリとして予め登録されており、連携条件として、「現在の天気情報が雨の場合に、通常取得するポイントの2倍のポイントを取得する」という条件が登録されていたとする。
この場合、連携確認部16が、ユーザが来店した店舗の店舗情報に、天気情報と連携するイベントが登録されており、天気情報プログラムによって取得された現在の天気情報が「雨」であることを確認した場合、ポイント付与部15は、上記連携条件に設定されていたように、2倍のポイントを付与するようにする。
連携イベントとしては、天気情報に限ることはなく、他の連携条件を設定してもよい。たとえば、他の連携イベントプログラムとしては、特定の曜日での来店ポイントの付与を実行するカレンダープログラム、特定の時間帯での来店ポイント付与を実行する時計プログラムなどがある。
PE1の表示部17は、所定の情報を表示したり、機能選択画面等を表示したりする部分であり、液晶表示装置LCDや、有機EL表示装置が利用される。
たとえば、後述するように、表示部17には、複数の店舗のポイント数の一覧、選択された店舗のポイントの詳細内容、ポイントの有効期限の警告などが表示される。
また、前記表示部に、複数の店舗のポイント数の一覧を表示した後に、一覧表示された店舗のいずれかが選択された場合に、その選択された店舗のポイントの詳細内容が表示されるようにしてもよい。
図5に、携帯情報端末PE1の表示部に表示される情報の一実施例の説明図を示す。
図5(a)は、PE1を所有しているユーザが、複数の店舗について、現在獲得している店舗別のポイント数を一覧表示したものである。
図5(b)は、PE1を所有しているユーザが、雑貨店舗と、レディス店舗において、過去に獲得したポイントの詳細な履歴を、日付ごとに表示したものである。
図5(c)は、PE1を所有しているユーザが、美容室店舗で獲得したポイントの有効期限を、警告表示したものである。
PE1の報知部18は、ユーザに、特定のイベントが発生したことを知らせる部分である。報知部18としては、たとえば、音声でイベントの発生を知らせるためのスピーカ、振動でイベントの発生を知らせるためのバイブレータ、光でイベントの発生を知らせるためのLEDなどが用いられる。また、表示部17を、報知部18として使用してもよい。
ユーザに報知されるイベント内容としては、たとえば、店舗のポイント数の更新が完了したことである。この場合、店舗のポイント数の更新が完了したことを、音、振動、および光のいずれか1つ以上によって報知する。また、有効期限が所定の期間よりも近づいた場合、音などによって、有効期限が近づいてきたこと報知する。
報知されるイベント内容としては、この他に、店舗から何らかの情報を受信したことなどがある。
携帯情報端末PE1の記憶部20は、携帯情報端末1の各機能を実行するために必要な情報やプログラムを記憶する部分であり、上記した第2記憶部に相当する。記憶部20としては、たとえば、ROM、RAM、フラッシュメモリなどの半導体記憶素子、HDD、SSDなどの記憶装置、その他の記憶媒体が用いられる。
記憶部20には、店舗ごとに、店舗で付与されるポイント数を含むポイント情報が記憶される。ポイント情報には、店舗の合計ポイント数の有効期限を含めてもよい。
図3に示すように、たとえば、店舗別ポイント情報21,ポイント履歴情報22,店舗情報23などのポイント付与に関する情報が記憶される。また、プログラムとしては、ポイント管理プログラム(ポイントアプリ)26,天気情報プログラム(天気情報アプリ)27などが記憶される。
ポイント管理プログラム(ポイントアプリ)26は、店舗ごとのポイントを付与するために、後述する図6に示したような一連の処理を実行するためのプログラムである。
天気情報ポログラム(天気情報アプリ)27は、上記したように、現在の天気情報を、外部の天気情報サーバ等から取得するためのプログラムである。
図4に、この発明の携帯情報端末PE1の記憶部20に記憶される情報の一実施例の説明図を示す。
図4(a)に、店舗別ポイント情報21の一実施例の内容を示す。
店舗別ポイント情報21は、店舗ごとに合計ポイント数を記憶した情報であり、図4(a)では、店舗別ポイント情報21としては、会員番号、店舗番号、店舗名、合計ポイント数、有効期限を含むものを示している。
会員番号は、PE1を所有しているユーザの識別番号である。店舗番号と店舗名は、店舗を識別する番号と名称であり、どちらか一方だけでもよい。合計ポイント数は、対応する会員番号のユーザが、対応する店舗について、現在獲得しているポイントの数である。有効期限は、現在ユーザが獲得している店舗の合計ポイント数の有効な期限であり、言いかえれば、合計ポイント数がゼロにリセットされる日付である。有効期限は、店舗ごとに記憶される。
図4(a)において、たとえば、2列目の情報は、会員番号000001のユーザが、店舗番号が100000で店舗名が雑貨の店舗において、現在獲得している合計ポイント数は20であり、そのポイント数の有効期限は、2016年7月31日であることを示している。
この店舗別ポイント情報21を、表示部17に一覧表示することにより、ユーザは、現在どの店舗で、どの程度のポイント数を獲得しているかなどを確認することができる。
図4(b)に、ポイント履歴情報22の一実施例の内容を示す。
ポイント履歴情報22は、過去に取得されたポイント情報を日付別に記憶した情報である。図4(b)では、ポイント履歴情報22としては、会員番号、日付、店舗ごとに付与されたポイント数を含むものを示している。ここで、付与されたポイント数は、対応する日付に取得されたポイント数を示している。
図4(b)において、たとえば、1列目の情報は、会員番号000001のユーザが、2016年1月1日に付与されたポイント数が示されており、ユーザは、雑貨の店舗で、1ポイントを獲得したことを意味する。
このポイント履歴情報22を、表示部17に表示することにより、ユーザは、日付ごとに、どの店舗で、いくらのポイント数を獲得したかというような詳細情報を確認することができる。
図4(c)に、店舗情報23の一実施例の内容を示す。
ここでは、店舗情報23としては、店舗番号、店舗名、ポイント数、メロディ音、連携情報を含むものを示している。ここで、ポイント数は、その店舗に来店したユーザに付与されるべきポイント数を意味する。メロディ音は、たとえば、ポイントの更新が完了した場合に報知する音の種類を意味する。メロディ音は、ポイントが更新された店舗を区別するために、店舗ごとに異なる音にすることが好ましい。
連携情報は、ポイントの付与に連携するイベントを示したものであり、主として、連携有無、連携アプリ名、連携条件を含む。
連携有無は、ポイントの付与の連携条件が設定されているか否かを示したものであり、連携がある場合に、連携アプリ名と、連携条件が設定される。連携アプリ名は、ポイントの付与に連携するイベントの情報を取得するプログラムの名称であり、上記した天気情報プログラム27などに相当する。連携条件は、連携するイベントが発生した場合に、付与するポイントの条件を示したものである。
図4(c)に示した店舗情報23は、店舗番号が100001で店舗名が雑貨の店舗では、付与されるポイント数が1であり、ポイントの更新が完了した場合に報知するメロディ音の種類の番号が1であり、連携有無は有りであり、連携されるプログラムの連携アプリ名が天気情報であり、連携条件は、「現在の天気情報が雨の場合に、通常取得するポイントの2倍のポイントを取得する」であることを意味する。
店舗情報23は、店舗ごとに異なり、来店する時間帯や時期によって付与されるポイント数が異なる場合もあるので、主として、PE1を所持したユーザが、店舗に来店した時に、その店舗のSE2から、取得することが好ましい。また、店舗を退店した時に店舗情報23を消去して、店舗に来店するごとに、再度取得するようにしてもよい。ただし、店舗情報23に変更がない場合には、一度来店した店舗の店舗情報23を、記憶部20に記憶したままにしておいてもよい。
PE1を所持したユーザが、店舗名が雑貨の店舗に来店した場合に、図4(c)の店舗情報23が取得され、この店舗情報23に基づいて、ポイントが付与される。
すなわち、図4(c)の場合は、原則として、雑貨店舗のポイント数として、1ポイントが付与される。ただし、連携情報として、天気情報アプリの連携条件が設定されているので、ユーザが、雑貨店舗に来店したときの現在の天気が雨の場合は、雑貨店舗のポイント数として、2倍の2ポイントが付与される。これにより、ユーザの雑貨店舗に対する合計ポイント数が、更新される。
また、店舗情報23に、その店舗の合計ポイント数の有効期限を、予め設定記憶してもよい。
有効期限としては、固定的な日付でもよく、ユーザの最終来店日からの期間(たとえば、最終来店日から6ヶ月)などを設定してもよい。
店舗別ポイント情報21の有効期限は、店舗情報23に設定された有効期限を利用して設定すればよい。
図3では、店舗別ポイント情報21,ポイント履歴情報22,店舗情報23などのポイント付与に関する情報を、PE1に記憶する場合を示しているが、これらの情報をサーバSV3に送信し、サーバSV3で管理する場合は、PE1から消去してもよい。
PE1は、この他に、他の構成要素を備えてもよい。たとえば、キーボードやタッチパネルなどの入力部を備え、機能選択や、ポイント管理プログラム等の起動要求、ポイント一覧の表示要求、店舗の選択要求などを、ユーザが入力できるようにする。
<サーバの構成>
図3において、サーバSV3は、主として、通信部31と記憶部32を備える。
SV3の通信部31は、ネットワーク4を介して、PE1と通信する部分であり、主として、PE1の記憶部20に記憶されている情報を、PE1から受信し、逆に、PE1からの要求により、SV3の記憶部32に記憶されている情報を、PE1に送信する。
SV3の記憶部32は、SV3の各機能を実行するために必要な情報やプログラムを記憶部する部分であり、ROM、RAM、フラッシュメモリなどの半導体記憶素子、HDD、SSDなどの記憶装置、その他の記憶媒体が用いられる。
記憶部32には、ユーザごとに、ユーザ情報33として、店舗別ポイント情報21とポイント履歴情報22を記憶する。また、店舗情報23などのポイント付与に関する情報を記憶してもよい。
店舗別ポイント情報21、ポイント履歴情報22、店舗情報23は、ユーザの所有するPE1から送信され、これらの情報がPE1に記憶される場合は、上記した図4に示したように、PE1に記憶されるものと同じ情報が、SV3にも記憶される。
<店舗通信装置の構成>
図3において、店舗通信装置SE2は、主として、無線通信部41と記憶部42を備える。
店舗通信装置SE2は、上記したように、ICタグでもよく、あるいは、たとえば名刺サイズ程度の大きさの小型の電子機器でもよい。
さらに、店舗の売上管理等を行ういわゆるPOS端末において、SE2の無線通信部41と記憶部42の機能を追加してもよい。すなわち、既存のPOS端末に、SE2と同等の機能を組み込むことで、新たな機器を設置する必要がなく、POS端末を、店舗通信装置SE2として利用することができる。
SE2の無線通信部41は、NFC(近距離無線通信)によって、PE1と通信する部分であり、PE1とSE2との距離が所定の距離以下になるように、PE1をSE2に近づけた場合に、無線通信が確立される。無線通信が確立された場合、無線通信部41は、主として、SE2の記憶部42に記憶されていた情報を、PE1に送信する。
SE2の記憶部42は、SE2が設置された店舗に関する情報を予め記憶する部分であり、上記した第1記憶部に相当し、フラッシュメモリなどの不揮発性の半導体記憶素子が用いられる。
記憶部42には、店舗を識別する情報と、その店舗で付与されるポイントに関する情報とを含む店舗情報23が記憶される。店舗情報23は、たとえば、図4(c)に示したような情報であり、PE1に記憶される情報と同じ情報である。
店舗情報23は、予め固定的に記憶しておいてもよいが、付与ポイント数や連携情報等が変更される場合があるので、店舗の担当者によって、書き換えられるようにすることが好ましい。
SE2がICタグの場合は、異なる情報が記憶された複数のICタグを予め作成しておき、店舗の担当者が、時期などを考慮して、所望の付与ポイント等が記憶されたICタグのみを、店舗に設置してもよい。
また、SE2が小型の電子機器の場合は、SV3等の外部の通信機器と通信する機能を備え、外部の通信機器を利用して、必要に応じて、SE2の記憶部42に記憶された店舗情報23を書き換えるようにしてもよい。また、SE2にCPUを含む制御部を備え、SE2の記憶部42に、異なる付与ポイントや連携情報からなる複数の店舗情報23を予め記憶しておき、時間帯や時期に応じて、PE1に送信する店舗情報を選択できるようにしてもよい。
<ポイントの取得処理の説明>
以下に、携帯情報端末PE1を所持したユーザが店舗に来店した場合に、携帯情報端末PE1において、その店舗のポイントを取得する処理について説明する。
図6に、携帯情報端末におけるポイント取得処理の一実施例のフローチャートを示す。
図8と図9に、ユーザが店舗に来店した場合に、ポイント情報を付与する一実施例の概略説明図を示す。
図8は、連携情報がない場合のポイント付与の説明図であり、図9は、連携情報がある場合のポイント付与の説明図である。
以下の実施例では、PE1を所持したユーザが雑貨店舗に来店したものとする。
図6のステップS1において、PE1の店舗通信部13が、店舗通信装置SE2に接続する。たとえば、PE1において、ポイント管理プログラム26を起動させ、店舗通信部13が動作できる状態としておき、定期的に、接続要求情報を送信する。SE2が接続要求情報を受信した場合、SE2が接続確認情報を送信することによって、接続状態となる。
また、SE2がICタグの場合は、上記したように、ユーザがPE1をSE2に近づけることにより、店舗通信部13と、SE2の無線通信部41との間で、NFCによる無線通信ができるようになる。
ステップS2において、NFCによる無線通信ができるようになった後、店舗情報取得部14が、SE2から、SE2の記憶部42に記憶されていた店舗情報23を取得する。
ユーザが雑貨店舗に来店した場合、たとえば、図8(b)に示したような店舗情報23が取得される。
ステップS3において、ポイント付与部15が、無線通信が成立した店舗に設置されているSE2から取得した店舗情報23の店舗名あるいは店舗番号に対応する店舗について、今日のポイントの付与有無を確認する。すなわち、この店舗について、今日、取得可能なポイントを、すでに獲得しているか否かをチェックする。
ここでは、まず制御部11から、現在時刻を取得し、今日の日付を確認する。
次に、記憶部20に記憶されている店舗別ポイント情報21とポイント履歴情報22の中から、取得した店舗情報23の店舗名および店舗番号に一致する店舗の情報を読み出して、ユーザが現在来店している店舗の今日のポイント数を確認する。
たとえば、今日の日付が2016年2月5日であったとし、確認するポイントがユーザの来店時に必ず付与する来店ポイントであり、この来店ポイントの数は1であり、来店ポイントは1日に1回だけ付与するものとする。
また、読み出したユーザのポイントに関する情報が、図8(a)に示したポイント情報であったとする。図8(a)は、ユーザが来店する前の雑貨店舗のポイント情報を示しており、店舗別ポイント情報21とポイント履歴情報22を合わせたものを示している。
もし、ユーザが、雑貨店舗の今日の来店ポイントをすでに取得していた場合は、図8(a)の履歴部分において、2016年2月5日に対応する付与ポイント数は1となっているはずである。
しかし、図8(a)では、2016年2月5日に対応する付与ポイント数はゼロとなっているので、今日の来店ポイントは、まだ付与されていないことがわかる。
ステップS4において、すでに、今日のポイントを付与している場合は、これ以上ポイントを加算する必要はないので、処理を終了する。
一方、ステップS4において、図8(a)のように、まだ今日のポイントを付与していない場合は、ステップS5に進む。
ステップS5において、現在ユーザが来店している店舗に対応するポイント数を加算する。たとえば、来店ポイントの場合は、今日の日付に対応する付与ポイントに1を加算し、合計ポイント数に1を加算する。
2016年2月5日に、ユーザが雑貨店舗に来店したとすると、図8(c)のように、ユーザの雑貨店舗に対応するポイント数が更新される。図8(c)は、2016年2月5日に、ユーザが雑貨店舗に来店した後のポイント情報を示している。
図8(c)では、2016年2月5日に対応する付与ポイントに1が加算され、合計ポイント数に1が加算され、21となっている。
すなわち、図8(a)の来店前のポイント情報が、図8(c)に示す来店後のポイント情報に更新される。
一方、もし、2016年2月5日にユーザが雑貨店舗にすでに来店していた場合は、ポイント情報は、すでに図8(c)のようになっているので、同日にユーザが同じ雑貨店舗に再度来店したとしても、ポイントが加算されることはなく、図8(c)のままである。
ステップS6において、店舗のポイント数の有効期限と、今日の日付とを比較する。
ここで、有効期限としては、記憶部20に記憶されている店舗別ポイント情報21のうち、現在ユーザが来店している店舗に対応する有効期限を確認する。
たとえば、ユーザが雑貨店舗に来店している場合、図8(c)に示された雑貨店舗の有効期限は、2016年7月31日であり、今日の日付が2016年2月5日とすると、有効期限は、まだ5ヶ月以上先である。
ステップS7において、有効期限が、所定の期間よりも近いか否かをチェックする。
たとえば、有効期限が、今日の日付から1ヶ月以内であるか否かをチェックする。
有効期限が所定の期間よりも近づいた場合は、ステップS8に進み、そうでない場合は、ステップS9に進む。
上記のように、図8(c)の雑貨店舗の有効期限が2016年7月31日であり、今日の日付が2016年2月5日である場合は、有効期限はまだ5ヶ月以上先なので、ステップS9に進む。
ただし、ユーザが美容院店舗に来店している場合、図4(a)のように、美容院店舗のポイント数の有効期限が2016年2月29日であったとすると、今日の日付が2016年2月5日である場合は、有効期限は1ヶ月以内なので、ステップS8に進む。
ステップS8において、有効期限が近づいてきたことを、ユーザに知らせる。
たとえば、図5(c)に示したように、表示部17に有効期限が近づいてきたことを示す警告を表示する。
あるいは、報知部18が、音、振動、あるいは点滅光によって、有効期限が近づいてきたことを報知する。
ステップS9において、連携確認部16が、ステップS2で取得した店舗情報23の連携情報の有無を確認する。
ステップS10において、連携情報が有る場合は、ステップS11に進み、無い場合は、ステップS12に進む。
たとえば、取得した店舗情報23が、図8(b)の場合、連携有無が「無し」となっているので、ステップS12に進む。
また、取得した店舗情報23が、図9(b)であった場合は、連携有無が「有り」となっているので、ステップS11に進む。
ステップS11において、連携有無が「有り」となっていたので、連携確認部16が、連携情報の連携条件の充足確認を行い、連携条件が充足されている場合は、その条件に対応したポイント数を加算する。ただし、連携条件が充足されていない場合は、ポイント数の加算は行わない。
取得した店舗情報23が、図9(b)であった場合は、ポイントに連携するプログラムの連携アプリ名として、天気情報が設定され、連携条件として、「雨:2倍」が設定されている。この連携条件は、「現在の天気情報が雨の場合に、通常取得するポイントの2倍のポイントを取得する」を意味するものとする。
この場合、連携する天気情報プログラムから、現在の天気の情報を取得し、上記の連携条件を満たしているか否かを確認する。
図9(c)に示すように、天気情報プログラムから取得した現在の天気の情報が、「雨」であったとすると、上記の連携条件を満たしている。
図9(b)に示したように、通常取得する付与ポイントが1であったとすると、この付与ポイントの2倍のポイントを取得するように、ポイント数を加算する。すなわち、来店している店舗に対する今日の付与ポイントに、ポイント数2を加算する。
図9(a)が、来店前のポイント情報であったとすると、連携条件を満たしている場合、来店後には、図9(d)に示したように、ポイント情報が更新される。
今日の日付が2016年2月5日である場合は、2016年2月5日に対応する付与ポイントに2が加算され、合計ポイント数に2が加算され、22となる。
ステップS12において、ステップS5とステップS11のポイント加算を考慮して、記憶部20に記憶されている店舗別ポイント情報21とポイント履歴情報22を更新する。
ステップS13において、PE1のサーバ通信部12が、記憶部20に記憶されている店舗別ポイント情報21とポイント履歴情報22を、サーバSV3に送信する。
サーバSV3の通信部31は、店舗別ポイント情報21とポイント履歴情報22を受信し、記憶部32に記憶する。ここで、これらの情報に含まれるユーザの会員番号を確認して、そのユーザのユーザ情報33として、店舗別ポイント情報21とポイント履歴情報22とを記憶する。あるいは、すでに記憶部32に記憶された情報があれば、これらの情報を更新する。さらに、サーバSV3の通信部31は、ポイント情報の更新が完了したことを、店舗別ポイント情報21とポイント履歴情報22を送ってきたPE1に送信する。
ステップS14において、PE1のサーバ通信部12が、サーバSV3におけるポイント情報の更新が完了したことを受信した場合、PE1の報知部18が、ポイント情報の更新が完了したことを、音などを用いて報知する。あるいは、表示部17に表示する。
音で報知する場合は、たとえば、図8(b)に示したように、店舗情報23に設定されているメロディ音を利用して、更新完了を、ユーザに知らせる。
以上のように、PE1を所持したユーザが、所望の店舗内に入った場合、PE1とその店舗に設置されたSE2とが無線通信することにより、SE2に記憶されていた店舗情報23に基づいて、ユーザは、ポイント獲得のための特別な手間と時間をかけることなく、容易に、その店舗に対応するポイントを取得することができる。
すなわち、ユーザは、紙のポイントカードを取り出すこともなく、店員にポイントを付与することを要求することもなく、ポイントの取得用のバーコード等をカメラで読み取る操作をすることもなく、ユーザのポイント獲得のための負担を軽減できる。
また、店舗においても、紙のポイントカードを準備する必要がなく、ユーザのポイントの取得のために店舗の担当者が特別な操作をすることもなく、店舗側の負担も軽減できる。
<ポイントの表示処理の説明>
図7に、携帯情報端末におけるポイント情報の表示処理の一実施例のフローチャートを示す。
ここでは、携帯情報端末PE1において、ユーザが取得したポイント数の一覧表示と、店舗ごとの詳細な獲得履歴の表示を行う処理について説明する。
図7のステップS21において、PE1の制御部11は、ポイント管理プログラム26の起動要求があるか否かを確認する。ユーザは、ポイントを確認したい場合、ポイント管理プログラム26を起動させる入力操作をする。
ステップS22において、ポイント管理プログラム26の起動要求があった場合、ステップS23に進み、起動要求がない場合は、ステップS21に戻る。
ただし、ポイント管理プログラムの起動は、ユーザによる意図的な起動操作に限るものではなく、何らかの条件をトリガとして、自動的に起動するようにしてもよい。
たとえば、PE1が、GPSによる現在位置を取得する機能を有している場合、取得した現在位置が、図2に示したモール街の位置に含まれる場合に、ユーザによる起動操作をすることなく、ポイント管理プログラム26を自動的に起動してもよい。この場合、ユーザがモール街に入った時点で、ポイント管理プログラム26が自動的に起動されるので、モール街に属する店舗に実際に行く前に、モール街に属する複数の店舗のポイント数を確認することができる。
ステップS23において、ポイント管理プログラム26を起動し、PE1のサーバ通信部12が、PE1を所有するユーザの店舗別ポイント情報21とポイント履歴情報22とを、PE1に送信することを要求するデータを、サーバSV3に送信する。この送信要求データには、PE1を所有するユーザの会員番号が含まれる。
サーバSV3が、この送信要求データを受信すると、ユーザの会員番号を利用して、対応するユーザ情報33を検索し、PE1を所有するユーザの店舗別ポイント情報21とポイント履歴情報22とを、送信要求データを送ってきたPE1に送信する。
ステップS24において、PE1のサーバ通信部12が、要求したポイント情報等が受信されたか否かを、チェックする。
ポイント情報等が受信された場合は、ステップS25に進み、そうでない場合は、ステップS24を繰り返す。ただし、一定回数以上、ステップS24を繰り返しても受信できない場合は、通信エラーが発生していることを報知すればよい。
ステップS25において、PE1のサーバ通信部12が、サーバSV3から送られてきたユーザの店舗別ポイント情報21とポイント履歴情報22を受信し、記憶する。
ステップS26において、制御部11が、受信した店舗別ポイント情報21を、表示部17に、店舗ごとに一覧表示する。たとえば、図5(a)に示したような表示をする。
ステップS27において、ユーザによる店舗選択入力があるか否かを確認する。
ユーザは、図5(a)のような一覧表示を見て、詳細なポイントを確認したい店舗を選択する入力操作をする。
ステップS28において、ユーザによる店舗選択入力があった場合は、ステップS29に進み、そうでない場合は、ステップS27に戻る。
ステップS29において、受信したポイント履歴情報22を利用して、ユーザによって選択された店舗の詳細な履歴情報を、表示部17に、表示する。このとき、図8(a)に示すような日付ごとのリスト表示でもよいが、図5(b)に示したように、現在時刻の属する月のカレンダーを表示させ、各日ごとに、その日に獲得したポイント数を表示してもよい。表示単位は、月のほか、週単位でもよい。
これによれば、いつでもどこでも、任意のタイミングで、所望の店舗ごとに、詳細な履歴情報を確認することができる。
また、図7では、ポイント情報をサーバSV3から取得する場合について記載したが、
PE1の記憶部20に、ユーザの店舗別ポイント情報21とポイント履歴情報22を記憶しておく場合は、サーバSV3に接続しなくても、ユーザがPE1を所持しているときはいつでも、ポイント数を確認できる。
<実施形態のまとめ>
(実施形態1)
上記したように、PE1を所持したユーザが、店舗に入ったときに、PE1と、その店舗に設置されているSE2との間で、無線通信が成立すると、PE1は、SE2からその店舗に関する店舗情報を取得する。その後、取得した店舗情報に含まれるポイントに関する情報(付与ポイント、連携情報)を利用して、PE1は、その店舗に対応するポイント数を更新する。
これによれば、ユーザは従来のような紙のポイントカードを持ち運ぶ必要がなく、複数の店舗のポイントを、自己の所有する1台のPE1で管理することができ、ポイントを取得する際の手間と時間を短縮することができる。
(実施形態2)
獲得した複数の店舗のポイント情報を、ユーザの所有するPE1に記憶しておいてもよい。
この場合は、PE1を所持しているユーザが、いつでもどこでも、サーバに接続できない環境にいても、複数の店舗のポイントを、容易に確認することができる。
また、サーバSV3を必要としない形態では、店舗ごとに、店舗通信装置SE2を設置し、ユーザの所持する携帯情報端末PE1に、ポイントを管理するポイント管理プログラムをインストールするだけで、そのユーザのPE1で、複数の店舗のポイントの取得と、記憶管理ができる。したがって、店舗側では大きな設備投資をすることがなく、ユーザにとっては、複数枚の店舗ごとのポイントカードを持参することなく、ポイントを取得するための操作負担も少なく、容易に複数の店舗のポイント数を管理することができる。
(実施形態3)
獲得した複数の店舗のポイント情報を、ユーザの所有するPE1に記憶せずに、サーバSV3に送信し、サーバで記憶管理してもよい。
この形態では、ポイント情報をサーバに記憶し、PE1に記憶しないので、PE1の記憶容量が少なくなることはなく、PE1を紛失しても、ポイント数が使えなくなることはなく、PE1に記憶していたポイント情報を誤って消去してしまうこともない。
また、サーバSV3には、1つの店舗を利用する複数のユーザのポイント情報が記憶されるので、店舗ごとに、サーバSV3に記憶された複数のユーザのポイント情報を分析することにより、ユーザの店舗利用傾向の把握や、今後のポイント設定の判断に利用できる。
また、SE2の機能を既存のPOS端末に組み込んだ場合、店舗に、ポイント付与のために、新たな機器を設置する必要がなく、PE1と店舗のPOS端末との間で、無線通信を行うことによって、PE1に記憶されているユーザのポイント情報を、POS端末に取り込むことが可能となる。したがって、その店舗に対するユーザのポイント情報を、店舗のPOS端末で管理しているそのユーザの購入実績などと連動させることによって、ユーザの購入実績に応じて、ユーザに与えるポイント数を変更してもよい。これにより、ユーザに与える特典を増やすことによって、ユーザの来店をより促進することができる。
(実施形態4)
店舗情報に、連携情報として、ポイント管理プログラムと連携するプログラムと、連携条件を予め設定しておく実施例を示した。これにより、その連携条件を満たした場合に、ユーザに有利な特典を増やすことによって、その連携条件を満たした時期や時間帯において、ユーザの来店をより促進することができる。
また、PE1において、現在、ある店舗で設定された連携条件を満たしていることがわかった場合、今その店舗に行けば、連携条件に示された特典を受けることができることを、ユーザに報知してもよい。これによっても、ユーザの来店を促進することができる。
(実施形態5)
上記実施例では、ユーザがある店舗に来店したときに、その店舗のポイントの有効期限が近づいてきた場合に、その店舗のポイントの有効期限が近づいていることを、ユーザに報知することを示した。
ただし、有効期限が近づいていることを報知するタイミングは、これに限るものではない。
たとえば、ユーザが店舗に行く前など、店舗内にユーザがいるいないにかかわらず、図5(a)のように、ユーザが店舗ごとのポイント情報の一覧表示をさせた場合に、ポイントの有効期限が近づいてきている店舗の欄を点滅表示、あるいは異なる色で表示することによって、その店舗のポイントの有効期限が近づいてきていることを、報知してもよい。
または、図5(b)のように、ユーザが選択した店舗のポイント情報の詳細表示をさせた場合に、その画面の中に、その店舗のポイントの有効期限の日付を表示させ、さらにその有効期限が近い場合は、有効期限の日付を点滅表示するか、あるいは、カレンダーの中の有効期限の日の欄を強調表示するか、点滅表示してもよい。
このように、ポイントの有効期限が近づいてきた場合に、その有効期限をユーザに知らせることによって、ポイントがなくなる前に、ユーザの来店を促進することができ、ユーザにとっては、ポイントの有効期限を記憶しておく必要がなく、失効を未然に防止でき、店舗にとっては、ユーザの来店回数を増やすことが可能となる。
(実施形態6)
上記実施例では、店舗ごとにポイントを取得するものについて、説明した。
だだし、図4(a)に示すように、複数の店舗があるモール内の共通のポイントを、獲得できるようにしてもよい。共通のポイントは、モール内のどの店舗でも使えるものとし、どの店舗においても獲得できるようにしてもよい。
さらに、店舗ごとに獲得したポイントは、各店舗のみで利用することが前提であるが、たとえば、その店舗が属するモールの駐車場の料金の支払いや割引に、店舗ごとに獲得したポイントや、共通ポイントを使用できるようにしてもよい。
駐車場の料金の支払いに、ポイントを使用する場合は、たとえば、駐車場の自動精算機にSE2を設置し、PE1に記憶されたポイント情報を読み取り、ユーザに、駐車場の料金の支払いにポイントを使用することの確認を求め、ユーザがポイントを使用することを許可した場合は、ユーザが選択したポイントを使用するようにすればよい。
これにより、ユーザが獲得した複数の店舗のポイントを、より有効に利用できるようになる。
1 携帯情報端末、
2 店舗通信装置、
3 サーバ、
4 ネットワーク、
10a 子供服店舗、
10b レディス店舗、
10c 雑貨店舗、
10d メンズ店舗、
10e 美容室店舗、
10f クリーニング店舗、
11 制御部、
12 サーバ通信部、
13 店舗通信部、
14 店舗情報取得部、
15 ポイント付与部、
16 連携確認部、
17 表示部、
18 報知部、
20 記憶部、
21 店舗別ポイント情報、
22 ポイント履歴情報、
23 店舗情報、
26 ポイント管理プログラム(ポイントアプリ)、
27 天気情報プログラム(天気情報アプリ)、
31 通信部、
32 記憶部、
33 ユーザ情報、
41 無線通信部、
42 記憶部

Claims (8)

  1. ユーザの所持する携帯情報端末と、店舗に設置される店舗通信装置とからなる店舗情報管理システムであって、
    前記店舗通信装置が、店舗を識別する情報と、店舗で付与されるポイントに関する情報とを含む店舗情報を記憶した第1記憶部と、近距離無線通信によって前記携帯情報端末と通信する無線通信部とを備え、
    前記携帯情報端末が、
    近距離無線通信によって前記店舗通信装置と通信する店舗通信部と、
    前記店舗通信装置から、前記店舗通信装置に記憶された前記店舗情報を取得する店舗情報取得部と、
    店舗ごとに、店舗で付与されるポイント数を含むポイント情報を記憶する第2記憶部と、
    前記取得した店舗情報に基づいて、前記第2記憶部に記憶された店舗ごとのポイント数を更新するポイント付与部とを備えたことを特徴とする店舗情報管理システム。
  2. 前記第2記憶部に記憶されたポイント情報は、店舗ごとに合計ポイント数を記憶した店舗別ポイント情報と、過去に取得されたポイント情報を日付別に記憶したポイント履歴情報とを含むことを特徴とする請求項1に記載の店舗情報管理システム。
  3. 店舗情報管理システムが、ネットワークを介して前記携帯情報端末に接続されるサーバを、さらに備え、
    前記携帯情報端末が、前記第2記憶部に記憶されたポイント情報をサーバに送信するサーバ通信部を備え、
    前記サーバは、前記ポイント情報を受信し、ユーザごとに、複数の店舗のポイント情報を記憶することを特徴とする請求項1に記載の店舗情報管理システム。
  4. 前記携帯情報端末が、表示部をさらに備え、
    前記表示部には、複数の店舗のポイント数の一覧が表示され、さらに、一覧を表示した後一覧表示された店舗のいずれかが選択された場合に、その選択された店舗のポイントの詳細内容が表示されることを特徴とする請求項1に記載の店舗情報管理システム。
  5. 前記携帯情報端末が、前記ポイント付与部が前記第2記憶部に記憶された店舗ごとのポイント数を更新する場合、ポイントに連携されているイベントが発生しているか否かを確認する連携確認部をさらに備え、
    前記連携確認部が、ポイントに連携されているイベントが発生していることを確認した場合、前記ポイント付与部は、そのイベントに対応する連携条件を満たすように、ポイント数を更新することを特徴とする請求項1に記載の店舗情報管理システム。
  6. 前記携帯情報端末が、ユーザに特定のイベントが発生したことを知らせる報知部をさらに備え、
    前記報知部は、前記ポイント数の更新が完了したことを、音、振動、および光のいずれか1つ以上によって報知することを特徴とする請求項1に記載の店舗情報管理システム。
  7. 前記第2記憶部に記憶されたポイント情報には、店舗ごとに、その店舗の合計ポイント数の有効期限が記憶され、
    前記有効期限が所定の期間よりも近づいた場合、前記報知部は、前記有効期限が近づいてきたことを報知することを特徴とする請求項6に記載の店舗情報管理システム。
  8. 店舗に設置される店舗通信装置と近距離無線通信によって通信する携帯情報端末であって、
    前記携帯情報端末が、前記店舗通信装置に近づけられた場合に、近距離無線通信によって前記店舗通信装置と通信する店舗通信部と、
    前記店舗通信装置から、前記店舗通信装置に予め記憶されていた店舗を識別する情報と店舗で付与されるポイントに関する情報とを含む店舗情報を、取得する店舗情報取得部と、
    店舗ごとに、店舗で付与されるポイント数を含むポイント情報を記憶する記憶部と、
    前記取得した店舗情報に基づいて、前記記憶部に記憶された店舗ごとのポイント数を更新するポイント付与部とを備えたことを特徴とする携帯情報端末。
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