JP2017223160A - 排気ガス浄化装置、および、フィルタ装置 - Google Patents

排気ガス浄化装置、および、フィルタ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】NOの外部への排出を抑制する。
【解決手段】排気ガス浄化装置200は、ガソリンエンジンの排気路140に設けられ、排気ガスに含まれる粒子状物質を捕捉するフィルタ構造体230と、フィルタ構造体230の上流側に配される面に担持された酸化触媒240と、フィルタ構造体230における粒子状物質の堆積量を推定する堆積量推定部と、堆積量推定部によって推定された堆積量が所定の閾値以上であると、ガソリンエンジンの空燃比をリーンにする空燃比制御部と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置、および、フィルタ装置に関する。
エンジンから排気された排気ガスに含まれる、煤等の粒子状物質を取り除く車両用のフィルタ装置として、DPF(Diesel Particulate Filter)やGPF(Gasoline Particulate Filter)が知られている。
このようなフィルタ装置では、粒子状物質をフィルタで捕捉することで、排気ガスから粒子状物質を取り除いているため、時間が経過するに従ってフィルタが目詰まりしてしまう。そこで、フィルタを加熱する加熱処理を所定のタイミングで遂行することで、捕捉された煤(C)を、酸素(O)と反応(燃焼)させたり(例えば、特許文献1)、二酸化窒素(NO)と反応させたりして、フィルタから除去している。
特開2012−246829号公報
ところで、エンジンから排出される排気ガスには、NOのみならず、一酸化窒素(NO)も含まれている。特に、ガソリンエンジンの排気ガスには、NOよりもNOが多く含まれている。NOとCとの反応速度は、NOとCとの反応速度と比較して極めて遅いため、NOがフィルタ装置で処理されずに外部に排出されてしまうおそれがある。
そこで、本発明は、NOの外部への排出を抑制することが可能な排気ガス浄化装置、および、フィルタ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の排気ガス浄化装置は、ガソリンエンジンの排気路に設けられ、排気ガスに含まれる粒子状物質を捕捉するフィルタ構造体と、前記フィルタ構造体の上流側に配される面に担持された酸化触媒と、前記フィルタ構造体における前記粒子状物質の堆積量を推定する堆積量推定部と、前記堆積量推定部によって推定された堆積量が所定の閾値以上であると、前記ガソリンエンジンの空燃比をリーンにする空燃比制御部と、を備えたことを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明のフィルタ装置は、排気路に設けられ、排気ガスに含まれる粒子状物質を捕捉するフィルタ構造体と、前記フィルタ構造体における上流側に配される面に担持された酸化触媒と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、NOの外部への排出を抑制することが可能となる。
エンジンシステムの構成を示す概略図である。 排気ガス浄化装置の構成を示す概略図である。 フィルタ装置の構成を示す概略図である。 粒子状物質除去処理の流れを説明するためのフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態にかかるエンジンシステム100の構成を示す概略図である。なお、図1中、信号の流れを破線の矢印で示す。図1に示すように、エンジンシステム100には、中央処理装置(CPU)、プログラム等が格納されたROM、ワークエリアとしてのRAM等を含むマイクロコンピュータでなるECU(Engine Control Unit)110が設けられ、ECU110によりエンジン120全体が統括制御される。ただし、以下では、本実施形態に関係する構成や処理について詳細に説明し、本実施形態と無関係の構成や処理については説明を省略する。また、ここでは、エンジン120として、ガソリンエンジンを例に挙げて説明する。
エンジン120は、複数の気筒122aを有する多気筒エンジンであり、シリンダブロック122に形成された各気筒122aの吸気ポート124に、吸気マニホールド126が連通される。吸気マニホールド126の集合部には、エアチャンバ128を介して吸気路130が連通され、吸気路130の上流側にエアクリーナ132が設けられ、エアクリーナ132の下流側にスロットル弁134が設けられる。
また、エンジン120のシリンダブロック122に形成された各気筒122aの排気ポート136には、排気マニホールド138が連通される。排気マニホールド138の集合部には、排気路140を介してマフラー142が連通され、排気路140に、後述する排気ガス浄化装置200が設けられる。
エンジン120には、点火プラグ148が、その先端が燃焼室146内に位置するように各気筒122aそれぞれに対して設けられる。また、各気筒122aの燃焼室146には、インジェクタ150が設けられる。
エンジンシステム100には、吸気路130におけるエアクリーナ132とスロットル弁134との間に、エンジン120に流入する吸入空気量を検出する吸入空気量センサ160、および、エンジン120に流入する空気の温度を検出する吸気温センサ162が設けられる。また、エンジンシステム100には、スロットル弁134の開度を検出するスロットル開度センサ164が設けられる。また、エンジンシステム100には、クランクシャフトのクランク角を検出するクランク角センサ166、アクセル(図示せず)の開度を検出するアクセル開度センサ168が設けられる。
これら各センサ160〜168は、ECU110に接続されており、検出値を示す信号をECU110に出力する。
ECU110は、各センサ160〜168から出力された信号を取得してエンジン120を制御する。ECU110は、エンジン120を制御する際、信号取得部180、目標値導出部182、空気量決定部184、噴射量決定部186、スロットル開度決定部188、点火時期決定部190、駆動制御部192として機能する。
信号取得部180は、各センサ160〜168が検出した値を示す信号を取得する。目標値導出部182は、クランク角センサ166から取得したクランク角を示す信号に基づいて現時点のエンジン回転数を導出する。また、目標値導出部182は、導出したエンジン回転数、および、アクセル開度センサ168から取得したアクセル開度を示す信号に基づき、予め記憶されたマップを参照して目標トルクおよび目標エンジン回転数を導出する。
空気量決定部184は、目標値導出部182により導出された目標エンジン回転数および目標トルクに基づいて、各気筒122aに供給する目標空気量を決定する。スロットル開度決定部188は、空気量決定部184により決定された各気筒122aの目標空気量の合計量を導出し、合計量の空気を外部から吸気するための目標スロットル開度を決定する。
噴射量決定部186は、空気量決定部184により決定された各気筒122aの目標空気量に基づいて、各気筒122aに供給する燃料の目標噴射量を決定する。また、噴射量決定部186は、決定した目標噴射量の燃料をエンジン120の吸気行程あるいは圧縮行程でインジェクタ150から噴射させるために、クランク角センサ166により検出されるクランク角を示す信号に基づいて、各インジェクタ150の目標噴射時期および目標噴射期間を決定する。
点火時期決定部190は、目標値導出部182により導出された目標エンジン回転数、および、クランク角センサ166により検出されるクランク角を示す信号に基づいて、各気筒122aでの点火プラグ148の目標点火時期を決定する。
駆動制御部192は、スロットル開度決定部188により決定された目標スロットル開度でスロットル弁134が開口するように、スロットル弁用アクチュエータ(図示せず)を駆動する。また、駆動制御部192は、噴射量決定部186により決定された目標噴射時期および目標噴射期間でインジェクタ150を駆動することで、インジェクタ150から目標噴射量の燃料を噴射させる。また、駆動制御部192は、点火時期決定部190により決定された目標点火時期で点火プラグ148を点火させる。
このようにして、燃焼室146で燃料が燃焼されたことにより生じた排気ガスは、排気路140を通じて外部に排出されることになるが、排気ガスには、炭化水素(HC:Hydro Carbon)、一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NOx)や、煤等の粒子状物質が含まれるため、これらを除去する必要がある。そこで、排気路140に排気ガス浄化装置200を設けておき、排気ガス浄化装置200において、炭化水素、一酸化炭素、窒素酸化物、粒子状物質を除去する。
なお、ECU110は、排気ガス浄化装置として機能する際、堆積量推定部194として機能する。また、噴射量決定部186は、排気ガス浄化装置として機能する際、空燃比制御部として機能する。堆積量推定部194、空燃比制御部として機能する噴射量決定部186の処理については、後に詳述する。
(排気ガス浄化装置200)
図2は、排気ガス浄化装置200の構成を示す概略図である。図2に示すように、排気ガス浄化装置200は、三元触媒(Three-Way Catalyst)210と、フィルタ装置220とを含んで構成される。
三元触媒210は、排気路140内に設けられる。三元触媒210は、例えば、プラチナ(Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)を含んで構成され、排気ポート136から排出された排気ガス中の炭化水素、一酸化炭素、窒素酸化物を除去する。
フィルタ装置220は、排気路140内における三元触媒210の下流側に設けられ、排気ポート136から排気された排気ガス中の粒子状物質を捕捉するウォールフロー型のフィルタ装置である。
図3は、フィルタ装置220の構成を示す概略図であり、図3(a)はフィルタ装置220の斜視図を示し、図3(b)はフィルタ装置220の正面図を示し、図3(c)は図3(a)のYX断面図を示す。なお、図3(a)中、排気ガスの流れを白抜き矢印で示し、図3(c)中、排気ガスの流れを矢印で示す。また、本実施形態にかかる図3では、垂直に交わるX軸、Y軸(排気ガスの流れ方向、排気路140の延在方向)、Z軸を図示の通り定義している。
図3に示すように、フィルタ装置220は、フィルタ構造体230と、酸化触媒240とを含んで構成される。フィルタ構造体230は、円筒形状の外筒232と、排気ガスを通過させるとともに粒子状物質を捕捉するフィルタ壁234と、プラグ部236a、236bとを含んで構成される。
フィルタ壁234は、図3中、XY面上に設けられるとともに、Y軸方向に延在する第1壁234aと、YZ面上に設けられるとともに、Y軸方向に延在する第2壁234bとを含んで構成される。そして、図3(b)に示すように、2つの第1壁234aと、2つの第2壁234bに囲繞された空間、もしくは、第1壁234a、第2壁234b、外筒232に囲繞された空間がセル250として形成される。
したがって、複数のセル250は、外筒232(フィルタ構造体230)内において、軸方向(図3中、Y軸方向)に延在するとともに、軸方向と直交する方向(図3中、X軸方向およびZ軸方向)に並列して形成される。なお、セル250の数に限定はない。
そして、図3(c)に示すように、セル250のうち、一部のセル250Aは、下流側の開口がプラグ部236bで封止されており、その他のセル250Bは、上流側の開口がプラグ部236aで封止されている。なお、図3(c)中、理解を容易にするために、外筒232、プラグ部236a、236bを黒い塗りつぶしで示し、酸化触媒240をハッチングで示す。
フィルタ構造体230では、セル250Aとセル250Bとが交互に配置されているため、フィルタ構造体230(フィルタ装置220)に到達した排気ガスは、セル250Aに導入され、セル250Aを区画するフィルタ壁234を通過して、セル250Bに導入される。この際、フィルタ壁234の通過過程において、排気ガスに含まれる粒子状物質がフィルタ壁234に捕捉されることとなる。そして、セル250Bに導入された排気ガスは、セル250Bの下流側の開口を通じてマフラー142(図2参照)に導かれることとなる。
また、フィルタ壁234に捕捉され、セル250A内に残存した粒子状物質(図3(c)中、白い丸で示す)は、プラグ部236bによって外部(マフラー142)への排出が規制され、プラグ部236bの上流側に堆積することとなる。そして、フィルタ構造体230に堆積した粒子状物質(C)は、下記式(1)、式(2)のいずれか、または、両方に示す反応を進行させることよって、フィルタ構造体230から除去されることとなる。
C + O → CO …式(1)
C + NO → CO + N …式(2)
しかし、本実施形態のエンジン120はガソリンエンジンであるため、噴射量決定部186は、基本的に理論空燃比となるように燃料の目標噴射量を決定する。理論空燃比での運転では、排気ガスに含まれる酸素が低濃度となるため、上記式(1)、式(2)に示す反応がほとんど進行しない。
そこで、堆積量推定部194(図1参照)は、フィルタ構造体230(フィルタ装置220)における粒子状物質の堆積量を推定し、堆積量推定部194が推定した堆積量が所定の閾値以上であると、噴射量決定部186(図1参照)は、空燃比がリーンとなるように各気筒122aに供給する燃料の目標噴射量を決定する。なお、堆積量推定部194は、例えば、前回リーンバーンさせてから現在までの走行距離に基づいて堆積量を推定する。
こうして、空燃比をリーン(リーンバーン)とすることで、排気ガス中の酸素濃度を高濃度化することができる。しかし、上記式(1)の反応を進行させるためには、排気ガスの温度を700℃〜850℃程度まで上昇させる必要がある。そうすると、エンジン120を高負荷運転、または、高回転運転で駆動させなければならず、出力が低下するおそれがある。
一方、上記式(2)の反応を進行させるためには、排気ガスの温度を300℃〜500℃程度にまで上昇させればよいが、排気ガス中のNOがそもそも低濃度であるため、反応が進行しない。
そこで、本実施形態のフィルタ装置220は、図3(c)に示すように、フィルタ構造体230の上流側の面(三元触媒210に臨む面)、つまり、外筒232、フィルタ壁234、プラグ部236aの上流側の面(排気ガスの流れ方向の最も上流側に配される面、図3(c)中、左側の面)に酸化触媒240を担持させる(塗布する)。これにより、排気ガスがフィルタ壁234(粒子状物質の堆積箇所)に到達する前に、排気ガス中のNOを酸化して、NOの濃度を上昇させることができる。したがって、上記式(2)の反応を進行させることができ、フィルタ壁234に捕捉された粒子状物質を浄化(除去)することが可能となる。
ここで、酸化触媒240をフィルタ構造体230と別体の構造体で構成し、フィルタ構造体230の上流側に配置する構成も考えられる。しかし、耐久性等を考慮すると、酸化触媒240の構造体の長さ(図3中、Y軸方向の長さ)は、少なくとも5cm〜10cm程度となってしまう。そうすると、その分、フィルタ壁234の長さが短くなり、排気ガスの通過面積が減少して、圧力損失が大きくなる。このため、燃費が低下するという課題がある。
しかし、酸化触媒240をフィルタ構造体230の上流側の面に担持させることにより、フィルタ壁234の長さを短縮する事態を回避することができ、圧力損失を最低限に抑えることが可能となる。また、酸化触媒240の量を低減することもできる。
また、酸化触媒240によってNOを酸化することにより、上記式(2)に示す反応を優先的に進行させることができる。したがって、排気ガスの温度を700℃〜850℃程度まで上昇させる必要がなくなり、エンジン120を低負荷運転、または、低回転運転で駆動させることによって、粒子状物質を除去することができる。
さらに、排気ガス中のNOは、酸化触媒240によって酸化され、粒子状物質の除去(上記式(2))で消費されることとなる。したがって、フィルタ装置220から排出される排気ガス中のNOの濃度(およびNOの濃度)を低減することが可能となる。
続いて、堆積量推定部194による判定処理および噴射量決定部186による空燃比の切り換え処理について説明する。図4は、粒子状物質除去処理の流れを説明するためのフローチャートである。
(堆積量推定処理:S310)
堆積量推定部194は、フィルタ構造体230における粒子状物質の堆積量を推定する。
(堆積量判定処理:S320)
噴射量決定部186は、堆積量推定部194が推定した堆積量が所定の閾値以上であるか否かを判定する。その結果、堆積量が閾値以上であると判定した場合には温度判定処理S330に処理を移し、堆積量が閾値未満であると判定した場合には当該粒子状物質除去処理を終了する。
(温度判定処理:S330)
噴射量決定部186は、排気ガスの温度が上記式(2)の反応が遂行する所定範囲(例えば、300℃〜500℃)内であるか否かを判定する。その結果、排気ガスの温度が所定範囲内であると判定した場合には、出力判定処理S340に処理を移し、排気ガスの温度が所定範囲外であると判定した場合には、当該粒子状物質除去処理を終了する。
(出力判定処理:S340)
噴射量決定部186は、空燃比をリーンとしても現在の出力を維持できるか(出力に余力があるか)否かを判定する。その結果、出力を維持できる(出力に余力がある)と判定した場合には空燃比切換処理S350に処理を移し、出力を維持できないと判定した場合には当該粒子状物質除去処理を終了する。
(空燃比切換処理:S350)
噴射量決定部186は、空燃比がリーンとなるように、各気筒122aに供給する燃料の目標噴射量を決定して、当該粒子状物質除去処理を終了する。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、上記実施形態において、ECU110が堆積量推定部194として機能する構成を例に挙げて説明した。しかし、堆積量推定部194は、ECU110と別体で構成されてもよい。
また、上記実施形態において、三元触媒210とフィルタ装置220とが別体で構成される場合を例に挙げて説明した。しかし、セル250を構成するフィルタ壁234に三元触媒を担持させてもよい。
また、上記実施形態において、エンジン120としてガソリンエンジンを例に挙げて説明した。しかし、排気ガス浄化装置200は、エンジンの種類に限らず(例えば、ディーゼルエンジン)、エンジンから排気された排気ガスに含まれる粒子状物質を取り除くことができる。なお、排気ガス浄化装置200をディーゼルエンジンに搭載する場合、上記式(2)の反応が常時遂行されることとなる。このため、堆積量推定部194によって推定された堆積量が閾値以上となった場合には、高負荷運転、または、高回転運転として排気ガスの温度を上昇させ、上記式(1)の反応を遂行するとよい。
本発明は、排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置、および、フィルタ装置に利用できる。
120 エンジン(ガソリンエンジン)
140 排気路
186 噴射量決定部(空燃比制御部)
194 堆積量推定部
200 排気ガス浄化装置
220 フィルタ装置
230 フィルタ構造体
240 酸化触媒

Claims (2)

  1. ガソリンエンジンの排気路に設けられ、排気ガスに含まれる粒子状物質を捕捉するフィルタ構造体と、
    前記フィルタ構造体の上流側に配される面に担持された酸化触媒と、
    前記フィルタ構造体における前記粒子状物質の堆積量を推定する堆積量推定部と、
    前記堆積量推定部によって推定された堆積量が所定の閾値以上であると、前記ガソリンエンジンの空燃比をリーンにする空燃比制御部と、
    を備えたことを特徴とする排気ガス浄化装置。
  2. 排気路に設けられ、排気ガスに含まれる粒子状物質を捕捉するフィルタ構造体と、
    前記フィルタ構造体における上流側に配される面に担持された酸化触媒と、
    を備えたことを特徴とするフィルタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022094138A (ja) * 2020-12-14 2022-06-24 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の排気浄化装置

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