JP2017222818A - 塗料組成物 - Google Patents

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中川 勝之
Katsuyuki Nakagawa
勝之 中川
修久 嶋田
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修久 嶋田
充伸 小林
Mitsunobu Kobayashi
充伸 小林
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Abstract

【課題】ホルムアルデヒドを含むことなくかつ発生させることなく、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐水性、碁盤目密着性、および耐衝撃性がいずれも高い塗膜を形成することができる塗料組成物を提供する。【解決手段】塗料組成物は、水溶性樹脂と、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンと、イソシアネート化合物と、を含み、ホルムアルデヒドを含まない。塗料組成物は、酸触媒をさらに含み、水溶性樹脂を、ガラス転移温度が−25℃以上40℃以下、酸価が15mgKOH/g以上120mgKOH/g以下、水酸基価が10mgKOH/g以上65mgKOH/g以下、および重量平均分子量が7500以上55000以下のアクリル樹脂とし、イソシアネート化合物を、イソシアネート基がブロック剤によりブロックされているブロックイソシアネート化合物とすることができる。【選択図】なし

Description

本発明は、塗料組成物に関し、詳しくは、缶用塗料として好適に用いられる塗料組成物に関する。
従来から、アクリル樹脂やポリエステル樹脂などの水溶性樹脂に、硬化剤としてアミノ樹脂を組み合わせた塗料が広範に用いられている。しかしながら、かかる樹脂は、アミノ樹脂中にホルムアルデヒドが含まれていたり、水溶性樹脂と反応の際にホルムアルデヒドが発生する。このため、かかる塗料を、缶の外面側のみに用いても、以下のような問題がある。たとえば、塗料の焼付乾燥時にオーブン内にヒュームとしてホルムアルデヒドが遊離し、遊離したホルムアルデヒドが缶の内面側を汚染してしまうという缶の内面汚染の問題がある。また缶に飲料を充填する前に、納品された缶を洗浄する水(リンサー水)がホルマリンに汚染され、それを処理するのに費用がかかるというリンサー水の処理問題がある。また、飲料缶をレトルトした時に、缶の外面塗料に含まれるホルムアルデヒドが抽出され、レトルト水が汚染され、それを処理するのに費用がかかるというレトルト水の処理問題がある。
そこで、缶用塗料として、ホルムアルデヒドフリーの(ホルムアルデヒドを含まずかつ発生させない)塗料組成物が近年提案されている。かかるホルムアルデヒドフリーの塗料組成物は、アクリル樹脂および/またはポリエステル樹脂の硬化剤として、ホルムアルデヒドを含みまたは発生させる樹脂(たとえば、アミノ樹脂、フェノール樹脂など)に替えて、ホルムアルデヒドを含まずかつ発生させない樹脂が用いられる。
特開2007−77177号公報(特許文献1)は、水酸基を有するアクリル系共重合体(A)、スチレンと無水マレイン酸とを必須成分としてなる共重合体(b1)中の酸無水物基を単官能アルコール(b2)と反応せしめてなる上記共重合体(b1)のハーフエステル化物(B)、および4級アンモニウム塩、4級ホスホニウム塩より選ばれるオニウム塩(C)を含有する塗料組成物を開示する。
特開2013−203995号公報(特許文献2)は、官能基として水酸基および/またはカルボキシル基を有する樹脂(A)100重量部に対して、特定の構造式で表わされる2個以上の酸素原子を有する四員環以上の環状構造を2つ以上有する化合物(B)10〜200重量部、オニウム塩(C)0.1〜10重量部含有する硬化性樹脂組成物を開示する。
特開2015−78327号公報(特許文献3)は、ヒドロキシ基およびカルボキシル基を有するアクリル樹脂(A)と、無水マレイン酸を必須成分としてなる共重合体中の酸無水物基(b1)に対して、メタノール、エタノール、1−プロパノール、および2−プロパノールから選ばれるアルコール(b2)と、炭素数8以上の単官能アルコール(b3)と、を反応させてなるハーフエステル化物(B)と、を含有する塗料組成物を開示する。
特開2015−196812号公報(特許文献4)は、ヒドロキシ基とカルボキシル基とを有するアクリル樹脂(A)、無水マレイン酸を必須成分としてなる共重合体(B1)および/または無水マレイン酸を必須成分としてなる共重合体(B1)中の酸無水物基を単官能アルコール(b)と反応せしめてなる上記共重合体(B1)のハーフエステル化物(B2)、ならびに特定の構造式で表わされるβ−ヒドロキシアルキルアミド(C)を含有する熱硬化性組成物を開示する。
特開2007−77177号公報 特開2013−203995号公報 特開2015−78327号公報 特開2015−196812号公報
特開2007−77177号公報(特許文献1)に開示された塗料組成物は、インキ上に塗布された塗膜の物性が十分でないという問題点がある。特開2013−203995号公報(特許文献2)に開示された硬化性樹脂組成物は、インキ上に塗布された塗膜の物性が十分でなく、また、組成物に含まれる特定の構造式で表わされる2個以上の酸素原子を有する四員環以上の環状構造を2つ以上有する化合物が大気中で不安定なため塗膜の物性が十分でないという問題点がある。特開2015−78327号公報(特許文献3)に開示された塗料組成物および特開2015−196812号公報(特許文献4)に開示された熱硬化性組成物は、それらの組成物中にハーフエステル化合物という特異な化学構造の化合物を含有するため、製造コストが増大し高価であるという問題点がある。
そこで、本発明は、上記の問題点を解決して、用いる樹脂の構成が単純で、ホルムアルデヒドを含むことなくかつ発生させることなく、また、インク上であるか否かを問わず、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える塗膜を形成することができる塗料組成物を提供することを目的とする。
本発明のある態様にかかる塗料組成物は、水溶性樹脂と、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンと、イソシアネート化合物と、酸触媒と、を含み、ホルムアルデヒドを含まない。本態様の塗料組成物は、水溶性樹脂と、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンと、イソシアネート化合物と、酸触媒と、を含めば足りることから、既存の化学物質を用いて、ホルムアルデヒドを含まず、またホルムアルデヒドを発生させることなく、インク上であるか否かを問わず、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える塗膜を形成することができる。
本態様の塗料組成物は、水溶性樹脂を、ガラス転移温度が−25℃以上40℃以下、酸価が15mgKOH/g以上120mgKOH/g以下、水酸基価が10mgKOH/g以上65mgKOH/g以下、および重量平均分子量が7500以上55000以下のアクリル樹脂とし、イソシアネート化合物を、イソシアネート基がブロック剤によりブロックされているブロックイソシアネート化合物とすることができる。かかる塗料組成物は、酸触媒を含み、水溶性樹脂が所定のガラス転移温度、酸価、水酸基価、および重量平均分子量を有するアクリル樹脂であり、イソシアネート基がブロック剤によりブロックされているブロックイソシアネート化合物であることから、既存の化学物質を用いて、ホルムアルデヒドを含まず、またホルムアルデヒドを発生させることなく、インク上であるか否かを問わず、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える塗膜を形成することができる。
本態様の塗料組成物において、ブロックイソシアネート化合物は、イソシアネート基を含む部分を、トルエンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水添ジフェニルメタンジイソシアネート、およびそれらの少なくとも1つを含むプレポリマーからなる群から選ばれる少なくとも1つとし、ブロック剤を、ジメチルピラゾール、メチルエチルケトンオキシム、およびε−カプロラクタムからなる群から選ばれる少なくとも1つとし、酸触媒は、スルホン酸系触媒とすることができる。かかる塗料組成物は、ブロックイソシアネート化合物のイソシアネート基を含む部分およびブロック剤、ならびに酸触媒がアセトアルデヒドを含まない既存の化学物質であることから、既存の化学物質を用いて、ホルムアルデヒドを含まずまたホルムアルデヒドを発生させることなく、インク上であるか否かを問わず、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える塗膜を形成することができる。
本態様の塗料組成物において、ブロックイソシアネート化合物は、イソシアネート基を含む部分がヘキサメチレンジイソシアネートであり、ブロック剤がジメチルピラゾールであり、水に分散されている状態とすることができる。かかる塗料組成物は、既存の化学物質を用いて、ホルムアルデヒドを含まずまたホルムアルデヒドを発生させることなく、インク上であるか否かを問わず、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える塗膜を形成することができる。
本態様の塗料組成物において、水溶性樹脂、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンおよびイソシアネート化合物の合計100質量部に対して、酸触媒を0.05質量部以上0.2質量部以下とすることができる。かかる塗料組成物は、所定の質量部の酸触媒を含むことから、ホルムアルデヒドを含まず、またホルムアルデヒドを発生させることなく、インク上であるか否かを問わず、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える塗膜を形成することができる。
本態様の塗料組成物において、水溶性樹脂、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンおよびイソシアネート化合物の合計100質量部に対して、水溶性樹脂を35質量部以上70質量部以下とし、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンを20質量部以上50質量部以下とし、イソシアネート化合物を5質量部以上30質量部以下とすることができる。かかる塗料組成物は、所定の質量部の水溶性樹脂、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンおよびイソシアネート化合物を含むことから、ホルムアルデヒドを含まずまたホルムアルデヒドを発生させることなく、インク上であるか否かを問わず、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える塗膜を形成することができる。
本発明によれば、既存の化合物を用いて、ホルムアルデヒドを含まずかつ発生させることなく、インク上であるか否かを問わず、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える塗膜を形成することができる塗料組成物を提供することができる。
本発明のある実施形態にかかる塗料組成物は、水溶性樹脂と、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンと、イソシアネート化合物と、酸触媒と、を含み、ホルムアルデヒドを含まない。本実施形態の塗料組成物は、水溶性樹脂と、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンと、イソシアネート化合物と、酸触媒と、を含むことから、既存の化学物質を用いて、ホルムアルデヒドを含まずまたホルムアルデヒドを発生させることなく、インク上であるか否かを問わず、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える塗膜を形成することができる。
[水溶性樹脂]
本実施形態の塗料組成物における水溶性樹脂とは、水に溶ける樹脂をいい、水に溶ける樹脂であれば特に制限はないが、インク上であるか否かを問わず、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える塗膜を形成する塗料組成物を得る観点から、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂などが好ましく、アクリル樹脂がより好ましい。ここで、アクリル樹脂とは、アクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エステルの重合体をいい、ポリエステル樹脂とは、多価カルボン酸(たとえばジカルボン酸)と多価アルコール(たとえばジオール)との重縮合体をいう。
水溶性樹脂としてより好ましいアクリル樹脂は、インク上であるか否かを問わず、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える塗膜を形成する塗料組成物を得る観点から、ガラス転移温度が−25℃以上40℃以下が好ましく−15℃以上30℃以下がより好ましく、酸価が15mgKOH/g以上120mgKOH/g以下が好ましく30mgKOH/g以上100mgKOH/g以下がより好ましく、水酸基価が10mgKOH/g以上65mgKOH/g以下が好ましく15mgKOH/g以上55mgKOH/g以下がより好ましく、重量平均分子量が7500以上55000以下が好ましく8000以上40000以下がより好ましい。
[トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジン]
本実施形態の塗料組成物におけるトリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンは、一般式(1)
Figure 2017222818
(式中、Rはアルキル基(たとえば、CH3基、n−C49基)を示す。)で表される化合物である。トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンのアルコキシカルボニルアミノ基が、水溶性樹脂であるアクリル樹脂の水酸基および/またはカルボキシル基またはポリエステル樹脂の水酸基および/またはカルボキシル基と反応して、インク上であるか否かを問わず、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える塗膜を形成することができる。
[イソシアネート化合物]
本実施形態の塗料組成物におけるイソシアネート化合物とは、NCO基(イソシアネート基)を含む化合物をいう。イソシアネート化合物は、NCO基を含む化合物であれば特に制限はなく、NCO基を含む部分が、TDI(トルエンジイソシアネート)、XyDI(キシレンジイソシアネート)、MDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)、HDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)、IPDI(イソホロンジイソシアネート)、水添MDI(水添ジフェニルメタンジイソシアネート)、およびそれらの少なくとも1つを含むプレポリマーからなる群から選ばれる少なくとも1つが好適に挙げられる。
イソシアネート化合物は、インク上であるか否かを問わず、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える塗膜を形成する塗料組成物を得る観点から、イソシアネート基がブロック剤によりブロックされているブロックイソシアネート化合物であることが好ましい。ブロックイソシアネート化合物は、上記と同様の観点から、NCO基を含む部分が、TDI、XyDI、MDI、HDI、IPDI、水添MDI、およびそれらの少なくとも1つを含むプレポリマーからなる群から選ばれる少なくとも1つであることが好ましく、HDIであることがより好ましい。また、上記と同様の観点から、上記ブロック剤が、ジメチルピラゾール、メチルエチルケトンオキシム、およびε−カプロラクタムからなる群から選ばれる少なくとも1つであることが好ましく、ジメチルピラゾールであることがより好ましい。さらに、ブロックイソシアネート化合物は、水性樹脂との相溶性が高い観点から、水に分散されている状態であることが好ましい。
[水溶性樹脂、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジン、およびイソシアネート化合物の含有量]
本実施形態の塗料組成物は、インク上であるか否かを問わず、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える塗膜を形成する塗料組成物を得る観点から、水溶性樹脂、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジン、およびイソシアネート化合物の合計100質量部に対して、水溶性樹脂は35質量部以上70質量部以下が好ましく40質量部以上65質量部以下がより好ましく、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンは20質量部以上50質量部以下が好ましく、25質量部以上40質量部以下がより好ましく、イソシアネート化合物は5質量部以上30質量部以下が好ましく、10質量部以上20質量部以下がより好ましい。
[酸触媒]
本実施形態の塗料組成物における酸触媒は、特に制限はないが、インク上であるか否かを問わず、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える塗膜を形成する塗料組成物を得る観点から、スルホン酸系酸触媒、たとえば、パラトルエンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、ドデシルナフタレンスルホン酸、ドデシルナフタレンジスルホン酸などが好ましい。また、スルホン酸基の部分をアミン類でブロックしたものが、さらに好ましい。
本実施形態の塗料組成物は、インク上であるか否かを問わず、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える塗膜を形成する塗料組成物を得る観点から、水溶性樹脂、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジン、およびイソシアネート化合物の合計100質量部に対して、酸触媒が0.05質量部以上0.2質量部以下が好ましい。
[その他の成分]
本実施形態の塗料組成物は、その他の成分として、水溶性樹脂とトリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンおよびイソシアネート化合物との間の相溶性を高くする観点から、相溶化剤を含むことが好ましい。相溶化剤は、水溶性樹脂とトリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンおよびイソシアネート化合物との間の相溶性を高めるものであれば特に制限はなく、アミン変性エポキシ樹脂、ポリエステルポリオール樹脂などが挙げられる。
本実施形態の塗料組成物は、その他の成分として、缶用塗料としての滑性を出す観点、塗膜外観を向上させる観点、耐候性を高める観点などから、ワックス、シリコン、充填剤、耐候性剤などを含むことができる。ワックスは、滑性を出すものであれば特に制限はなく、カルナバワックス、ラノリンワックス、パーム油、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリオレフィンワックス、フッ素ワックスなどが挙げられる。シリコンは、滑性を出すものであれば特に制限はなく、ジメチルシリコーンやメチルフェニルシリコン、または、それらをアルキルやポリエーテルなどで変性した変性シリコンなどが挙げられる。充填剤は、塗料組成物の物性を損なわないものであれば特に制限はなく、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、ガラス繊維、タルク、カオリン、雲母、硫酸バリウム、カーボンブラック、酸化鉄などが挙げられる。耐候性剤は、ヒンダードアミン系光安定剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤などが挙げられる。
(合成例1)
撹拌羽、冷却管、滴下ロート、温度計、および温度調整装置が配置された1リットルの5つ口フラスコに、171gのブチルセルソルブを仕込み、撹拌しながら、110℃に加熱した。次に、滴下ロートに、アクリル系モノマーとして、40g(10質量部)のメタクリル酸(MMA)、32g(8質量部)の2−ヒドロキシエチルメタクリレート(2−HEMA)、40g(10質量部)のスチレン(St)、128g(32質量部)のエチルアクリレート(EA)、60g(15質量部)のブチルアクリレート(BA)、40g(10質量部)の2−エチルヘキシルアクリレート(2−EHA)、および60g(15質量部)のt−ブチルメタクリレート(t−BMA)と、重合触媒として21.8g(固形分で4質量部)の日本油脂社製ナイパーBW(ベンゾイルパーオキサイド(BPO)の固形分75質量%の水ウエット品)と、を仕込んで、滴下液とした。次に、滴下液を5つ口フラスコ内に3時間かけて滴下した。滴下終了10分後に、重合触媒として5.3g(固形分で1質量部)の日本油脂社製ナイパーBWを5つ口フラスコ内に追加した。その後、1時間撹拌した後、空冷により、室温(25℃)まで冷却した。このようにして、固形分が69.6質量%のアクリル樹脂を得た。
得られたアクリル樹脂の物性について、酸価(AV)をJIS K0070:1992に準拠して中和滴定法により測定した。水酸基価(OHV)をJIS K0070:1992に準拠して中和滴定法により測定した。ガラス転移温度(Tg)をホモポリマーのTg文献値から、下記計算式(2)
1/Tg=w1/Tg1+w2/Tg2+w3/Tg3+・・・ (2)
Tg1、Tg2、Tg3・・:各モノマーのホモポリマーTg(K)
1、w2、w3・・・:各ポリマーの重量分率
により算出した。数平均分子量(Mn)および重量平均分子量(Mw)をゲル・パーミッション・クロマトグラフィ(GPC)法により測定した。アクリル系モノマーの質量部、重合触媒の固形分の質量部、および得られたアクリル樹脂の物性を表1にまとめた。ここで、MnおよびMwは、ポリスチレン換算質量を示した。
Figure 2017222818
(合成例2〜合成例9)
アクリル系モノマーの質量部および重合触媒の固形分の質量部を表1に示すものとしたこと以外は、合成例1と同じ要領で合成例2〜合成例9のアクリル樹脂を得た。得られたアクリル樹脂の物性を合成例1と同じ測定方法により測定して、表1にまとめた。
(合成例10)
撹拌羽、側管付冷却管、温度計、および温度調整装置が配置された1リットルの5つ口フラスコに、2.2gのアジピン酸、189.4gのヘキサヒドロ無水フタル酸、19.9gのイソフタル酸、140.7gのトリメチロールプロパン、23.9gのジエチルグリコール、12.4gの1,6−ヘキサンジオール、および15.6gのネオペンチルグリコールを仕込んだ。次に、加熱、撹拌させて、仕込んだ上記の成分を溶解させながら、160℃まで2時間かけて昇温した。次に、160℃から200℃まで、脱水しながら、3時間かけて昇温した。次に、10gのトルエンを5つ口フラスク内に追加して、200℃から210℃で2時間トルエンで還流した。脱水量が19.3gになったとき、酸価を測定したところ52mgKOH/g(目標値は50mgKOH/g)であり、80℃まで空冷した。次に、140gのブチルセルソルブおよび33.5gのジメチルエタノールアミンを5つ口フラスコ内に追加して、室温(25℃)まで空冷した。このようにしてポリエステル樹脂を得た。得られたポリエステル樹脂は、固形分が66.5質量%であり、酸価(AV)が33mgKOH/gであり、水酸基価(OHV)が125mgKOH/gであり、数平均分子量(Mn)がポリスチレン換算で951であり、重量平均分子量(Mw)がポリスチレン換算で2684であった。
(実施例1)
450ミリリットルの瓶に、水溶性樹脂として合成例1の固形分69.6質量%のアクリル樹脂を86.2g(固形分で60質量部)、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンとして固形分50質量%のCYTEC INDUSTRIES社製CYLINK(登録商標)2000を60.0g(固形分で30質量部)、相溶性樹脂として変性エポキシ樹脂である固形分60質量%の桜宮化学社製WE−301を8.3g(固形分で5質量部)、水溶性樹脂の中和剤としてDMEA(ジメチルエタノールアミン)を6.2g、溶剤としてブチルセルソルブを54.5g、を仕込んで、10分間撹拌した。次に、撹拌しながら、イソシアネート化合物として固形分40質量%の住化バイエルウレタン社製Imprafix 2794 XPを25.0g(固形分で10質量部)、酸触媒としてスルホン酸系触媒である有効成分25質量%である楠本化学社製NACURE5225を0.2g(有効成分で0.05質量部)、および溶剤としてイオン交換水を22.1g、順に入れて、さらに10分間撹拌した。このようにして、固形分が40質量%の粘調な塗料組成物を262.5g得た。
得られた実施例1の塗料組成物を以下の基材上に以下の要領で塗装および乾燥させることにより塗膜を形成した。基材は、JIS H4000:2014で規定するアルミニウム合金A5052Pの厚さ0.235mm×1dm(10cm)×1dm(10cm)のアルミニウム板を用いた。基材上に直接上記の塗料組成物を塗装および乾燥させて塗膜を形成したサンプル(以下、インキ無サンプルともいう)と、基材上にポリエステル樹脂をビヒクルの主成分とする赤インキを塗装した後、上記の塗料組成物を塗装および乾燥させて塗膜を形成したサンプル(以下赤インキサンプルともいう)と、を作製した。ここで、赤インキの塗布量は30mg/dm2であった。塗料組成物の塗装にはJIS K5101−2−1:2004に規定するバーコーターNo.10を用いた。塗料組成物の塗布量は50mg/dm2であった。塗料組成物の乾燥条件は、風速が20m/sで205℃の熱風雰囲気下で30秒間の1次乾燥および風速が10m/sの210℃の熱風雰囲気下で90秒間の2次乾燥であった。このようにして、インキ無サンプルおよび赤インキサンプルを得た。
得られたインキ無サンプルおよび赤インキサンプルについて、以下の要領で、塗膜形成後にレトルト処理をしていない状態での鉛筆硬度および耐溶剤性、ならびに塗膜形成後に130℃の蒸気中30分間のレトルト処理をした後の耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を評価した。
[鉛筆硬度]
三菱鉛筆社製uni鉛筆を用いてJIS K5600−5−4:1999に準拠して鉛筆硬度を評価した。評価は、鉛筆の硬度を変えて各硬度において5回の試行中少なくとも3回は塗膜に引っかき傷がつかない最高硬度で行ない、かかる硬度が2H以上のものをA(良)、かかる硬度がHまたはFであるものをB(可)、かかる硬度がHB以下であるものをC(不可)とした。
[耐溶剤性]
2ポンドハンマーにガーゼを16枚重ねて巻きメチルエチルケトン(MEK)を含浸させて、塗膜上を往復させることにより、耐溶剤性を評価した。評価は、塗膜が削れ下地が見えるまでの往復回数で行ない、かかる回数が40回以上のものをA(良)、かかる回数が20回以上40回未満のものをB(可)、かかる回数が20回未満のものをC(不可)とした。
[耐レトルト性]
上記レトルト処理前後の塗膜の変化(変色、白化、変形、沸きなどを含む)を観察することにより耐レトルト性を評価した。評価は、塗膜の変化がなかったものをA(良)、塗膜の変化が少しあるが実用上問題がなかったものをB(可)、塗膜の変化が実用上問題がある程度以上にあったものをC(不可)とした。
[碁盤目密着性]
上記レトルト処理後の塗膜について、JIS K5600−5−6:1999に準拠して碁盤目密着性を評価した。評価は、塗膜に1mm×1mmの碁盤目を100個(10個×10個)作製し、粘着セロハンテープ(ニチバン社製セロテープ(登録商標))を用いて引っ張ったときの塗料の剥離の程度で行ない、塗料の剥離が無かったものをA(良)、塗料の剥離が碁盤目の面積の20%以下のものをB(可)、塗料の剥離が碁盤目の面積の20%より大きいものをC(不可)とした。
[加工性]
上記レトルト処理後の塗膜について、JIS K5600−5−3:1999に準拠してデュポン式衝撃試験により加工性を評価した。評価は、直径が0.5インチで質量が300gの撃ち型の鋼球を30cmの高さから落下させたときの塗料の剥離の程度で行ない、塗料の剥離がないかまたは衝撃加工部(衝撃加工によって平板が凸に変形した部分、以下同じ)の面積の20%以下のものをA(良)、塗料の剥離が衝撃加工部の面積の20%より大きく60%以下のものをB(可)、塗料の剥離が衝撃加工部の面積の60%より大きいものをC(不可)とした。
本実施例のインキ無サンプルおよび赤インキサンプルについて、上記の鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を評価した。結果を表2にまとめた。
Figure 2017222818
(実施例2〜10)
表2に示す水性樹脂、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジン、イソシアネート化合物、および相溶性樹脂を固形分で表2に示す質量部と、表2に示す酸触媒を有効成分で表2に示す質量部で入れたこと以外は、実施例1と同じようにして、固形分が40質量%の粘調な塗料組成物を262.5g得た。実施例1と同じようにして、得られた塗料組成物を塗装および乾燥させることにより形成された塗膜を有するインキ無サンプルおよび赤インキサンプルを得た。得られたインキ無サンプルおよび赤インキサンプルについて、実施例1と同じようにして、塗膜形成後にレトルト処理をしていない状態での鉛筆硬度および耐溶剤性、ならびに塗膜形成後に130℃の蒸気中30分間のレトルト処理をした後の耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を評価した。これらの結果を表2にまとめた。
(実施例11〜16)
表3に示す水性樹脂、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジン、イソシアネート化合物、および相溶性樹脂を固形分で表3に示す質量部と、表3に示す酸触媒を有効成分で表3に示す質量部で入れたこと以外は、実施例1と同じようにして、固形分が40質量%の粘調な塗料組成物を262.5g得た。実施例1と同じようにして、得られた塗料組成物を塗装および乾燥させることにより形成された塗膜を有するインキ無サンプルおよび赤インキサンプルを得た。得られたインキ無サンプルおよび赤インキサンプルについて、実施例1と同じようにして、塗膜形成後にレトルト処理をしていない状態での鉛筆硬度および耐溶剤性、ならびに塗膜形成後に130℃の蒸気中30分間のレトルト処理をした後の耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を評価した。これらの結果を実施例1の結果とともに表3にまとめた。
Figure 2017222818
(実施例17〜21、比較例1〜2)
表4に示す水性樹脂、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジン、イソシアネート化合物、および相溶性樹脂を固形分で表4に示す質量部と、表4に示す酸触媒を有効成分で表4に示す質量部で入れたこと以外は、実施例1と同じようにして、固形分が40質量%の粘調な塗料組成物を262.5g得た。実施例1と同じようにして、得られた塗料組成物を塗装および乾燥させることにより形成された塗膜を有するインキ無サンプルおよび赤インキサンプルを得た。得られたインキ無サンプルおよび赤インキサンプルについて、実施例1と同じようにして、塗膜形成後にレトルト処理をしていない状態での鉛筆硬度および耐溶剤性、ならびに塗膜形成後に130℃の蒸気中30分間のレトルト処理をした後の耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を評価した。これらの結果を実施例1の結果とともに表4にまとめた。
Figure 2017222818
表1〜4を参照して、実施例1〜21に示すように、水溶性樹脂と、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンと、イソシアネート化合物と、酸触媒と、を含み、ホルムアルデヒドを含まない塗料組成物は、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備えた塗膜が得られた。また、実施例1〜9に示すように、得られる塗膜が鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える観点から、塗料組成物の水溶性樹脂は、アクリル樹脂が好ましく、アクリル樹脂は、ガラス転移温度が−25℃以上40℃以下が好ましく−15℃以上30℃以下がより好ましく、酸価が15mgKOH/g以上120mgKOH/g以下が好ましく30mgKOH/g以上100mgKOH/g以下がより好ましく、水酸基価が10mgKOH/g以上65mgKOH/g以下が好ましく15mgKOH/g以上55mgKOH/g以下がより好ましく、重量平均分子量が7500以上55000以下が好ましく8000以上40000以下がより好ましかった。また、実施例1、12および13に示すように、得られる塗膜が鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える観点から、塗料組成物の酸触媒は、水溶性樹脂、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンおよびイソシアネート化合物の合計100質量部に対して、0.05質量部以上0.2質量部以下が好ましかった。また、実施例1および14〜16に示すように、得られる塗膜が鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える観点から、水溶性樹脂、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンおよびイソシアネート化合物の合計100質量部に対して、塗料組成物の水溶性樹脂は35質量部以上70質量部以下が好ましく、塗料組成物のトリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンは20質量部以上50質量部以下が好ましかった。また、実施例1および17〜19に示すように、得られる塗膜が鉛筆硬度、耐溶剤性、耐レトルト性、碁盤目密着性、および加工性を兼ね備える観点から、塗料組成物のイソシアネート化合物は、水溶性樹脂、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンおよびイソシアネート化合物の合計100質量部に対して、5質量部以上30質量部以下が好ましかった。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

Claims (6)

  1. 水溶性樹脂と、トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンと、イソシアネート化合物と、酸触媒と、を含み、ホルムアルデヒドを含まない塗料組成物。
  2. 前記水溶性樹脂は、ガラス転移温度が−25℃以上40℃以下、酸価が15mgKOH/g以上120mgKOH/g以下、水酸基価が10mgKOH/g以上65mgKOH/g以下、および重量平均分子量が7500以上55000以下のアクリル樹脂であり、
    前記イソシアネート化合物は、イソシアネート基がブロック剤によりブロックされているブロックイソシアネート化合物である請求項1に記載の塗料組成物。
  3. 前記ブロックイソシアネート化合物は、イソシアネート基を含む部分が、トルエンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水添ジフェニルメタンジイソシアネート、およびそれらの少なくとも1つを含むプレポリマーからなる群から選ばれる少なくとも1つであり、
    前記ブロック剤が、ジメチルピラゾール、メチルエチルケトンオキシム、およびε−カプロラクタムからなる群から選ばれる少なくとも1つであり、
    前記酸触媒は、スルホン酸系触媒である請求項2に記載の塗料組成物。
  4. 前記ブロックイソシアネート化合物は、イソシアネート基を含む部分がヘキサメチレンジイソシアネートであり、前記ブロック剤がジメチルピラゾールであり、水に分散されている状態である請求項3に記載の塗料組成物。
  5. 前記水溶性樹脂、前記トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンおよび前記イソシアネート化合物の合計100質量部に対して、前記酸触媒は0.05質量部以上0.2質量部以下である請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の塗料組成物。
  6. 前記水溶性樹脂、前記トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンおよび前記イソシアネート化合物の合計100質量部に対して、前記水溶性樹脂が35質量部以上70質量部以下、前記トリス(アルコキシカルボニルアミノ)トリアジンが20質量部以上50質量部以下、前記イソシアネート化合物が5質量部以上30質量部以下である請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の塗料組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022107847A1 (ja) * 2020-11-18 2022-05-27 関西ペイント株式会社 高固形分塗料組成物及び複層塗膜形成方法
CN116829659A (zh) * 2021-02-26 2023-09-29 东特涂料株式会社 绝缘层形成用树脂清漆

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