JP2017221068A - 架線装柱金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】冠雪による架線の弛みや断線、短絡、地絡を防止できると共に、大きな雪の塊の落下を防止する。
【解決手段】架線装柱金具1は、電柱2や電柱2に取り付けられた腕金3に固定される装柱用金具と、一端が装柱用金具に連結される一方、他端が碍子5を介して電線や通信線等の架線4に連結される棒状体である丸棒ストラップ14とを備え、装柱用金具は、例えば、対向する上側片部および下側片部と、その上側片部と下側片部とを連結する中継片部とを有する第1コ字状金具11と、第1コ字状金具11の中継片部に面で接触する中継片部と、その中継片部の両側から第1コ字状金具の上側片部および下側片部とは反対側に延びる一対の連結片部と、その一対の連結片部間に設けられ、棒状体である丸棒ストラップ14が回動可能に連結される軸部とを有する第2コ字状金具12とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電線や通信線等の架線を、碍子等を介して電柱や電柱に取り付けられた腕金に連結する架線装柱金具に関する。
電柱間に這わせた電線や通信線等の架線は、電柱に固定した腕金に碍子と架線装柱金具(活線振分け金具)等を介して連結しており(例えば、特許文献1参照。)、都市部等では一つの腕金に複数の碍子や架線装柱金具等を介して複数の架線を連結している。
特開2000−245024号公報
しかし、特許文献1に記載された架線装柱金具では、腕金に取り付けた架線装柱金具に直接、碍子を連結し、その碍子に電線や通信線等の架線を連結しているため、平面視、投影面積が大きい腕金と碍子との間隔が近くなる。
そのため、腕金および碍子に雪が積もると、腕金に積もった雪と碍子に積もった雪とが結合して大きな塊となって、架線の弛みや、断線、短絡、地絡のおそれがあると共に、大きな雪の塊が落下する、という問題があった。
特に、一本の腕金に複数の碍子と碍子・架線連結金具等を介して複数の架線を連結した場合、特許文献1に記載された架線装柱金具では、平面視、投影面積が大きい腕金と碍子との間隔が近いため、複数の碍子と碍子・架線連結金具等の連結部分近傍に積雪した雪が冠状に肥大化する「冠雪」が発生し易かった。
また、腕金を介さずに電柱に固定したバンド金具に直接、碍子を介して架線を複数連結する場合もあるが、この場合には、投影面積が大きい碍子が電柱に近付くため、バンド金具と碍子の連結部分近傍に冠雪し易くなる。
そこで、本発明はこのような問題点に着目してなされたもので、冠雪による架線の弛みや断線、短絡、地絡を防止できると共に、大きな雪の塊の落下も防止できる架線装柱金具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の架線装柱金具は、腕金に固定される装柱用金具と、一端が前記装柱用金具に連結される一方、他端が碍子を介して電線や通信線等の架線に連結される棒状体と、を備えたことを第1の特徴とする。
また、本発明の架線装柱金具は、前記架線装柱金具において、前記装柱用金具は、対向する上側片部および下側片部と、その上側片部と下側片部とを連結する中継片部とを有する第1コ字状金具と、前記第1コ字状金具の中継片部に面で接触する中継片部と、その中継片部の両側から前記第1コ字状金具の上側片部および下側片部とは反対側に延びる一対の連結片部と、その一対の連結片部間に設けられ、前記棒状体が回動可能に連結される軸部とを有する第2コ字状金具と、を備えたことを第2の特徴とする。
また、本発明の架線装柱金具は、前記架線装柱金具において、前記装柱用金具は、さらに、電柱の周囲を挟持して固定されるバンド金具と、前記バンド金具と前記電柱の外周面との間に挿入される中継片部と、その中継片部の両側からそれぞれ前記バンド金具とは反対側に延び、前記第1コ字状金具の上側片部および下側片部とにそれぞれ連結される上側片部と下側片部とを有する第3コ字状金具と、を備えたことを第3の特徴とする。
本発明の架線装柱金具は、電柱や電柱に取り付けられた腕金等に固定される装柱用金具と、一端が前記装柱用金具に連結される一方、他端が碍子を介して電線や通信線等の架線に連結される棒状体とを備えるため、装柱用金具と碍子との間に長尺の棒状体が存在することになる。
そのため、平面視、投影面積が大きい腕金と碍子との間隔や、碍子同士の間隔が離れるので、腕金および碍子に雪が積もっても、腕金に積もった雪と碍子に積もった雪とが結合し難くなる。
その結果、冠雪による架線の弛みや断線、短絡、地絡を防止できると共に、大きな雪の塊の落下も防止することができる。
本発明に係る実施形態1の架線装柱金具を使用して電柱に取り付けた腕金に3方向に架線を連結した状態を示す斜視図である。 本発明に係る実施形態1の架線装柱金具を使用して電柱に取り付けた腕金に3方向に架線を連結した場合における連結部分の拡大斜視図である。 本発明に係る実施形態1の架線装柱金具を使用して電柱に取り付けた腕金に3方向に架線を連結した場合における連結部分の要部拡大平面図である。 本発明に係る実施形態1の架線装柱金具を使用して電柱に取り付けた腕金に3方向に架線を連結した場合における連結部分の要部拡大正面図である。 本発明に係る実施形態1の架線装柱金具の斜視図である。 本発明に係る実施形態1の架線装柱金具の平面図である。 本発明に係る実施形態1の架線装柱金具の部分拡大平面図である。 本発明に係る実施形態1の架線装柱金具の正面図である。 本発明に係る実施形態1の架線装柱金具の部分拡大正面図である。 本発明に係る実施形態2の架線装柱金具を使用して電柱に碍子を介し直接、架線を連結した場合における連結部分の拡大正面図である。 (a)〜(c)それぞれ本発明に係る実施形態2の架線装柱金具を構成する第3コ字状金具の平面図、正面図、左側面図である。
以下、本発明に係る実施形態1,2の架線装柱金具について、図面を参照して説明する。なお、下記に説明する実施形態1はあくまで本発明の一例であり、本発明は下記の実施形態1、2に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で適宜変更可能である。
実施形態1.
<実施形態1の架線装柱金具1の構成>
実施形態1の架線装柱金具1は、図1〜図4に示すように、電柱2等の上方に取り付けられた腕金3と電線や通信線等の架線4を碍子5等を介して連結するもので、図5〜図9に示すように装柱用金具を構成する第1コ字状金具11および第2コ字状金具12と、軸部13と、本発明の棒状体を構成する丸棒ストラップ14とを備えている。尚、腕金3は、腕金取付け用バンド6,6と締結ボルト7aおよびナット7bにより電柱2に取り付けられている。
第1コ字状金具11は、図5〜図9に示すように、腕金3の上側面に当接する上側片部11aと、腕金3の下側面に当接する下側片部11bと、その上側片部11aおよび下側片部11bを中継する中継片部11cとを有する正面視コ字形状に形成されており、その上側片部11aおよび下側片部11bにはそれぞれ腕金3にボルトおよびナットにより固定するためのボルト孔11a1,11b1が設けられている。尚、第1コ字状金具11の上側片部11aおよび下側片部11bの長さL1は、図7に示すように、例えば、約78mmとする。
第2コ字状金具12は、第1コ字状金具11の中継片部11cに接触する中継片部12aと、その中継片部12aの両側から第1コ字状金具11の上側片部11aおよび下側片部11bとは反対側である丸棒ストラップ14の方へ延びる一対の連結片部12b,12cとを備えており、その一対の連結片部12b,12cには、それぞれ軸部13を構成する連結ボルト13aが挿入されるボルト孔12b1,12c1が設けられている。尚、第2コ字状金具12の第2コ字状金具12の連結片部12b,12cの長さL2は、図7に示すように、例えば、約53mmとする。従って、第1コ字状金具11と第2コ字状金具12からなる装柱用金具の最大全長Lmax、すなわち第1コ字状金具11の中継片部11cと第2コ字状金具12の中継片部12aとが当接した状態における装柱用金具の全長は、第1コ字状金具11の全長L1(約78mm)と第2コ字状金具12のL2(約53mm)とを加算した値から第1コ字状金具11および第2コ字状金具12の厚さの合計である約6mmを減算した約125mmとなる。
ここで、第2コ字状金具12は、平面視、図7や図8等に示すように、コ字形状で、平面視の投影面積が小さく形成されている。
また、一対の連結片部12b,12cは、同一形状であり、図9に示すように中継片部12aに連続する底辺(下底)12b1と、底辺(下底)12b1に対向して丸棒ストラップ14側の上辺(上底)12b2と、底辺(下底)12b1と上辺(上底)12b2とを結ぶ、図8および図9、上側の斜辺12b3と、下側の斜辺12b4とを有し、かつ、斜辺12b3および斜辺12b4は、それぞれ、底辺(下底)12b1と上辺(上底)12b2に対し同一角度を成す等脚台形状に形成されている。
そのため、一対の連結片部12b,12cは、平面視、上側に斜辺12b3を有し、かつ、丸棒ストラップ14もループ部14aによって一対の連結片部12b,12cとの連結部分近傍で傾斜しているので、雪が積もり難くなる。
また、丸棒ストラップ14の後述するループ部14aが第2コ字状金具12の一対の連結片部12b,12c間に連結された軸部13の連結ボルト13aにカラー13cを介して回動可能に連結した場合、図8および図9に示すように正面視、丸棒ストラップ14の後述するループ部14aの開口部が現れることになるので、その開口部から丸棒ストラップ14もループ部14aと一対の連結片部12b,12c間に連結された軸部13との連結部分へ風等が入り易くなり、この点でも雪が積もり難くなる。
軸部13は、第2コ字状金具12の一対の連結片部12b,12cのボルト孔12b1,12c1に挿入される連結ボルト13aと、ナット13bと、連結片部12b,12c間の連結ボルト13aに通されるカラー13cとから構成されている。カラー13cは、例えば、鋼管または金属性パイプ等を切断して成形される。
カラー13cは、連結ボルト13aの外径よりも大きい内径を有し、かつ、第2コ字状金具12の一対の連結片部12b,12c間の間隔より小さい長さを有しており、連結ボルト13aに対し回動可能に装着されている。
丸棒ストラップ14は、棒鋼等から構成され、その両端部は折り返してループ部14a,14bが設けられており、一端側のループ部14aは、第2コ字状金具12の一対の連結片部12b,12c間に連結された軸部13の連結ボルト13aにカラー13cを介して連結ボルト13aに対し回動可能に連結される一方、他端側のループ部14bは、電線や通信線等の架線4が連結される碍子5に連結される。
これにより、丸棒ストラップ14のループ部14aはカラー13cを介し連結ボルト13aに回動可能に掛止して連結されるため、第2コ字状金具12に対し丸棒ストラップ14が回動し易くなり、架線4の振動を丸棒ストラップ14のループ部14aとカラー13cを介し連結ボルト13aとの回動によって緩衝できるので、この点でも腕金3と碍子5等の連結部分近傍に雪が積もり難くなる。
尚、丸棒ストラップ14を構成する棒鋼等の断面形状は、円形でも、楕円形、さらには角形でも良く、この実施形態1では、例えば、直径が約9mm程度で、全長L3が約600mmの棒鋼を使用しており、装柱用金具の最大全長Lmaxの約125mmの5倍近い長さとしている。
そして、以上のように構成された実施形態1の3台の架線装柱金具1を使用して、例えば、図1〜図4に示すように電柱2等の上方に取り付けられた一本の腕金3に3方向に延びる電線や通信線等の架線4を連結する場合、図2に示すように3台の架線装柱金具1それぞれの第1コ字状金具11の上側片部11aと下側片部11bとを重ね合わせながら腕金3の上側面および下側面にボルトおよびナットにより連結する。
すると、図1〜図4に示すように一つの腕金3に複数(この場合、3つ。)の碍子5や架線装柱金具1を介して複数(この場合は、3本。)の架線4を連結することができる。
ここで、実施形態1の架線装柱金具1は、第1コ字状金具11および第2コ字状金具12と、軸部13と、本発明の棒状体を構成する丸棒ストラップ14とを備えており、図7や図8等に示すように装柱用金具を構成する第2コ字状金具12と碍子5との間に長尺の棒状体14が存在するので、平面視、投影面積が大きい腕金3と碍子5との間隔が離れることになる。
そのため、平面視、投影面積が大きい腕金3と碍子5との間隔が離れるので、腕金3および碍子5に雪が積もっても、腕金3に積もった雪と碍子5に積もった雪とが結合し難くなり、冠雪による架線4の弛みや断線、短絡、地絡を防止できると共に、大きな雪の塊の落下も防止することができる。
特に、丸棒ストラップ14は、全長が約600mm程度で、装柱用金具の最大全長Lmaxの約125mmの5倍近い長さとしているため、投影面積が大きい腕金3と碍子5との間隔が十分に離れることになり、腕金3に積もった雪と碍子5に積もった雪とが結合して大きな塊になることを防止できる。
また、実施形態1の架線装柱金具1では、丸棒ストラップ14は、第2コ字状金具12に対し丸棒ストラップ14のループ部14aが第2コ字状金具12の一対の連結片部12b,12c間に挿入された連結ボルト13aに回動可能に設けられたカラー13cに回動可能に掛止して連結されるため、第2コ字状金具12に対し丸棒ストラップ14が回動し易くなる。
そのため、架線4の振動を架線4の振動を丸棒ストラップ14のループ部14aとカラー13cを介し連結ボルト13aとの回動によって緩衝できるので、架線装柱金具1や碍子5等に雪が積もり難くなって、腕金3に積もった雪と碍子5に積もった雪とが結合し難くなり、この点でも冠雪による架線4の弛みや断線、短絡、地絡を防止できると共に、大きな雪の塊の落下を防止することができる。
また、実施形態1の架線装柱金具1では、装柱用金具を一体で成形せず、別体の第1コ字状金具11と第2コ字状金具12とで構成し、第1コ字状金具11の中継片部11cと第2コ字状金具12の中継片部12aの面同士を接触させて連結しているため、風や振動等によって第1コ字状金具11と第2コ字状金具12とがズレ易くなり、この点でも架線装柱金具1や碍子5等に雪が積もり難くなって、腕金3に積もった雪と碍子5に積もった雪とが結合し難くなり、冠雪による架線4の弛みや断線、短絡、地絡を防止できると共に、大きな雪の塊の落下を防止することができる。
尚、上記実施形態1の説明では、装柱用金具を別体の第1コ字状金具11と第2コ字状金具12とで構成して説明したが、本発明では、これに限らず、第1コ字状金具11と第2コ字状金具12とを一体で構成しても良い。
実施形態2.
上記実施形態1の説明では、架線装柱金具1を電柱2に腕金取付け用バンド6,6等により設けた腕金3に取り付けるものとして説明したが、この実施形態2では、上記実施形態1の架線装柱金具1に対しさらに金具を追加して、腕金3を介さず直接電柱2に取り付ける場合について説明する。
図10は、本発明に係る実施形態2の架線装柱金具1を使用して電柱2に碍子5を介し直接、架線4を連結した場合における連結部分の拡大正面図である。
図10に示すように、実施形態2の架線装柱金具1では、腕金3を介さず電柱2に直接取り付けるため、実施形態1の架線装柱金具1に対し、さらに、電柱2の周囲を挟持して固定される公知のバンド金具15,15と、そのバンド金具15,15と電柱2の外周面との間に挿入される第3コ字状金具16と、第3コ字状金具16と実施形態1の架線装柱金具1の第1コ字状金具11とを連結する連結ボルト17aおよびナット17b,17c等を追加したものである。
公知のバンド金具15,15は、腕金3を電柱3に取り付ける腕金取付け用バンド6,6と同様に一対の略半円形状の金具であり、その両側を締結ボルト15aおよびナット15bにより締め付けて電柱2に固定される。
第3コ字状金具16は、図11(a)〜(c)に示すように、電柱2といずれか一方のバンド金具15,15との間に挿入されて面接触する平面視で湾曲している中継片部16cと、その中継片部16cの両側からそれぞれバンド金具15とは反対側に延び、第1コ字状金具11の上側片部11aおよび下側片部11bとにそれぞれ連結される上側片部16aと下側片部16bとを有しており、上側片部16aと下側片部16bとには、それぞれ、連結ボルト17aが通される長孔形状のボルト孔16a1,16b1が形成されている。
そのため、実施形態2の架線装柱金具1によれば、上記実施形態1の架線装柱金具1に対し、さらに公知のバンド金具15,15と、第3コ字状金具16と、連結ボルト17aおよびナット17b,17c等を追加することによって、図10に示すように、腕金3を介さず電柱2に直接取り付けることができる。
その結果、腕金3を介さずに電柱2のバンド金具15,15に実施形態2の架線装柱金具1および碍子5を介して架線4を複数連結する場合でも、架線装柱金具1の丸棒ストラップ14等によって投影面積が大きい複数の碍子5が電柱2から離れるので、複数の碍子5上に冠雪し難くなり、冠雪による架線4の弛みや断線、短絡、地絡を防止できると共に、大きな雪の塊の落下も防止することができる。
1 架線装柱金具
11 第1コ字状金具(装柱用金具)
11a 上側片部
11a1 ボルト孔
11b 下側片部
11b1 ボルト孔
11c 中継片部
12 第2コ字状金具(装柱用金具)
12a 中継片部
12b 連結片部
12b1 ボルト孔
12c 連結片部
12c1 ボルト孔
13 軸部
13a 連結ボルト
13b ナット
13c カラー
14 丸棒ストラップ(棒状体)
14a,14b ループ部
15,15 バンド金具(装柱用金具)
15a 締結ボルト
15b ナット
16 第3コ字状金具(装柱用金具)
16a 上側片部
16a1 ボルト孔
16b 下側片部
16b1 ボルト孔
16c 中継片部
2 電柱
3 腕金
4 架線
5 碍子
6,6 腕金取付け用バンド
7a,8a 締結ボルト
7b,8b ナット

Claims (3)

  1. 電柱や電柱に取り付けられた腕金等に固定される装柱用金具と、
    一端が前記装柱用金具に連結される一方、他端が碍子を介して電線や通信線等の架線に連結される棒状体と、
    を備えたことを特徴とする架線装柱金具。
  2. 請求項1記載の架線装柱金具において、
    前記装柱用金具は、
    対向する上側片部および下側片部と、その上側片部と下側片部とを連結する中継片部とを有する第1コ字状金具と、
    前記第1コ字状金具の中継片部に面で接触する中継片部と、その中継片部の両側から前記第1コ字状金具の上側片部および下側片部とは反対側に延びる一対の連結片部と、その一対の連結片部間に設けられ、前記棒状体が回動可能に連結される軸部とを有する第2コ字状金具と、
    を備えたことを特徴とする架線装柱金具。
  3. 請求項2記載の架線装柱金具において、
    前記装柱用金具は、さらに、
    電柱の周囲を挟持して固定されるバンド金具と、
    前記バンド金具と前記電柱の外周面との間に挿入される中継片部と、その中継片部の両側からそれぞれ前記バンド金具とは反対側に延び、前記第1コ字状金具の上側片部および下側片部とにそれぞれ連結される上側片部と下側片部とを有する第3コ字状金具と、
    を備えたことを特徴とする架線装柱金具。
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