JP2017219600A - 光モジュール、及び光モジュールの製造方法 - Google Patents

光モジュール、及び光モジュールの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ハウジングの温度上昇を抑制することができる光モジュール、及び光モジュールの製造方法を提供する。【解決手段】コネクタモジュール20は、第1ハウジング21と、第1ハウジング21の内部に収容された回路基板24とを有し、回路基板24には、受発光素子25及び駆動IC28が搭載されており、ケーブル10は、第1ハウジング21から伸び出ており、回路基板24に接触する第2放熱シート30と、駆動IC28に接触する第1放熱シート29と、第1放熱シート29に熱的に接続された放熱用銅線41と、第2放熱シート30に熱的に接続された放熱用銅線42と、を備え、放熱用銅線41,42の一端は、ケーブル10の内部において、第1ハウジング21とケーブル10との境界部分よりも第1ハウジング21の反対側に伸び出している。【選択図】図3

Description

本発明は、光モジュール、及び光モジュールの製造方法に関する。
特許文献1には、支持部材としてのシャーシと、シャーシに搭載された複数のモジュールとを備えたマルチモジュールが記載されている。このマルチモジュールでは、複数のモジュールを貫通する円柱状の熱伝導部材が設けられており、この熱伝導部材の少なくとも一部には放熱フィンが設けられている。
特許文献2には、光ケーブルの端部に取り付けられた電子機器が記載されている。この光ケーブルは、光ファイバ心線、抗張力繊維、金属編組及び外被が、中心から径方向外側に向けてこの順に配置されている。この電子機器は、回路基板と、回路基板を収容するハウジングとを有し、この回路基板には、制御用半導体及び受発光素子が搭載されている。制御用半導体及び受発光素子は熱を生じる発熱素子であり、制御用半導体及び受発光素子から発生した熱は、回路基板の表面及び裏面のそれぞれとハウジングの内面とに接触した放熱シートを介して外部に放出される。
特開2015−149380号公報 特開2014−93490号公報
特許文献1に記載されたマルチモジュールでは、複数のモジュールを熱伝導部材が貫通しており、放熱フィンは、この貫通する方向に交差する方向に伸び出した形状とされている。このマルチモジュールでは、上記の放熱フィンが複数設けられるため、大型化を招来する懸念がある。
特許文献2に記載された電子機器では、放熱フィンが不要であるため、前述したような大型化の懸念はない。しかしながら、特許文献2に記載された電子機器では、放熱シートがハウジングの内面に接触しているので、放熱シートに伝達された熱はハウジングを介して外部に放出される。よって、ハウジングが高温となるので、使用者がハウジングを把持したときに使用者に違和感を与えるという問題が生じうる。
本発明は、ハウジングの温度上昇を抑制することができる光モジュール、及び光モジュールの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の光モジュールは、光ファイバを含むケーブルと、ケーブルの少なくとも一端にコネクタモジュールが設けられた光モジュールであって、コネクタモジュールは、第1ハウジングと、第1ハウジングの内部に収容された回路基板とを有し、回路基板には、発熱素子が搭載されており、ケーブルは、第1ハウジングから伸び出ており、回路基板及び発熱素子の少なくともいずれかに接触する放熱シートと、放熱シートに熱的に接続された金属部材と、を備え、金属部材の一端は、ケーブルの内部において、第1ハウジングとケーブルとの境界部分よりも第1ハウジングの反対側に伸び出している。
本発明の光モジュールの製造方法は、回路基板に発熱素子を実装する工程と、光ファイバを含むケーブルの一端からケーブルの内部に金属部材を挿入すると共に、金属部材を発熱素子に熱的に接続させる工程と、回路基板を第1ハウジングに収容すると共に、ケーブルの一端を第1ハウジングに取り付ける工程と、を備える。
本発明の光モジュール、及び光モジュールの製造方法によれば、ハウジングの温度上昇を抑制することができる。
図1は、第1実施形態に係る光モジュールの外観を示す斜視図である。 図2は、光モジュールのケーブルの内部構造を示す断面図である。 図3は、光モジュールの内部構造を示す縦断面図である。 図4は、コネクタモジュール及びケーブルの内部構造を示す縦断面図である。 図5は、第2実施形態に係る光モジュールの内部構造を示す縦断面図である。 図6は、第1変形例に係るケーブルの内部構造を示す断面図である。 図7(a)は、第2変形例に係るケーブルの内部構造を示す断面図である。図7(b)は、第3変形例に係るケーブルの内部構造を示す断面図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の一実施形態に係る光モジュールは、光ファイバを含むケーブルと、ケーブルの少なくとも一端にコネクタモジュールが設けられた光モジュールであって、コネクタモジュールは、第1ハウジングと、第1ハウジングの内部に収容された回路基板とを有し、回路基板には、発熱素子が搭載されており、ケーブルは、第1ハウジングから伸び出ており、回路基板及び発熱素子の少なくともいずれかに接触する放熱シートと、放熱シートに熱的に接続された金属部材とを備え、金属部材の一端は、ケーブルの内部において、第1ハウジングとケーブルとの境界部分よりも第1ハウジングの反対側に伸び出している。
本発明の一実施形態に係る光モジュールの製造方法は、回路基板に発熱素子を実装する工程と、光ファイバを含むケーブルの一端からケーブルの内部に金属部材を挿入すると共に、金属部材を発熱素子に熱的に接続させる工程と、回路基板を第1ハウジングに収容すると共に、ケーブルの一端を第1ハウジングに取り付ける工程と、を備える。
この光モジュール、及び光モジュールの製造方法では、金属部材の一端がケーブルの内部において第1ハウジングの反対側に伸び出しており、この金属部材は、発熱素子に熱的に接続されている。従って、発熱素子、金属部材及びケーブルを通る熱の経路を形成することができる。このように、金属部材を介してケーブルに熱を伝達させることができるので、第1ハウジングに熱が伝わりにくくすることができ、第1ハウジングの温度上昇を抑えることができる。また、金属部材の一端は、第1ハウジングとケーブルとの境界部分よりも第1ハウジングの反対側に伸び出しているので、発熱素子からの熱を確実に第1ハウジングの外部に放出させることができる。従って、第1ハウジングが高温になるのを抑制することができると共に、使用者が光モジュールを把持したときの違和感を抑制することができる。
上記の光モジュールでは、第1ハウジングの内部において、回路基板を収容する金属製の第2ハウジングを更に備え、金属部材は、第2ハウジングに熱的に接続していてもよい。このように、金属部材を金属製の第2ハウジングに接続させることにより、発熱素子からの熱を第2ハウジングを介して効率よく金属部材に伝達させることができるので、発熱素子の放熱効果を高めることができる。
上記の光モジュールにおいて、金属部材は、銅製であってもよい。この場合、熱伝導率が高い銅によって金属部材が構成されるため、放熱効果を一層高めることができる。
上記の光モジュールにおいて、金属部材は、アルミニウム製であってもよい。この場合、軽量なアルミニウムによって金属部材が構成されるため、光モジュールの重量の増加をより確実に抑えることができる。
上記の光モジュールにおいて、ケーブルの内部に位置する金属部材の一端から境界部分までの距離は、ケーブルが伸び出す方向における第1ハウジングの長さよりも長くてもよい。この場合、金属部材は、第1ハウジングの長さよりも長くケーブル内において延在している。従って、ケーブルの内部において金属部材が十分に延ばされていることにより、発熱素子から金属部材に伝達された熱を第1ハウジングの外部に一層確実に放出させることができる。
[本発明の実施形態の詳細]
図1は、本実施形態に係る光モジュール1を示す斜視図である。光モジュール1は、光通信技術において信号(データ)の伝送に用いられる。光モジュール1は、パソコン等の電子機器に電気的に接続され、光モジュール1には当該電子機器との間で電気信号が入出力される。光モジュール1は、入力される電気信号を光信号に変換して光信号を伝送する。
図1に示されるように、本実施形態に係る光モジュール1は、長尺状を成している。光モジュール1は、その長手方向A1に伸びるケーブル10と、ケーブル10の一端に位置するコネクタモジュール20とを備える。ケーブル10が伸び出す方向は、例えば光モジュール1の長手方向A1と一致している。光モジュール1では、ケーブル10の端部がコネクタモジュール20に取り付けられている。
図2は、長手方向A1に直交する面でコネクタモジュール20付近におけるケーブル10を切断したときの断面図である。図2に示されるように、ケーブル10の断面は円形状とされている。ケーブル10は、複数本(本実施形態では4本)の光ファイバ心線11(光ファイバ)、光ファイバ心線11を被覆する抗張力繊維12(ケブラー)、抗張力繊維12の外側に位置するインナーチューブ13、インナーチューブ13を被覆するプラスチックヤーン14、プラスチックヤーン14の外側に位置する金属編組15、及び金属編組15を被覆する外被16、を備える。ケーブル10では、光ファイバ心線11、抗張力繊維12、インナーチューブ13、プラスチックヤーン14、金属編組15及び外被16が、この順で、ケーブル10の中心から径方向外側に向けて配置されている。ケーブル10の外径(直径)は例えば4.0mmである。
光ファイバ心線11としては、例えば、石英系光ファイバ又はプラスチック光ファイバ(POF:Plastic Optical Fiber)を用いることができる。抗張力繊維12は、例えばアラミド繊維であり、束ねられた状態でケーブル10に内蔵されている。インナーチューブ13は、抗張力繊維12とプラスチックヤーン14との間に設けられており、ケーブル10の内側に熱が伝達されることを抑制する。ケーブル10の中心からインナーチューブ13までの外径(直径)は例えば1.7mmであり、プラスチックヤーン14の厚さは例えば0.5mmである。プラスチックヤーン14は、例えばポリプロピレンヤーンであるが、ポリプロピレン以外の材料によって構成されていてもよい。
金属編組15は、プラスチックヤーン14と外被16との間に介在している。金属編組15は、例えば錫めっき銅線によって構成されており、一例として、金属編組15の編組密度は70%以上、編み角度は45°以上且つ60°以下である。金属編組15の熱伝導率は例えば400W/m・Kである。金属編組15は、熱伝導が良好な状態を確保するために、高密度に配置されることが好ましく、一例としては、平角線の錫めっき銅線によって構成されている。この金属編組15は、場合によっては省略することも可能である。外被16は、樹脂製であり、例えばノンハロゲン難燃性樹脂であるPVC(Poly Vinyl Chloride)によって構成されている。外被16の熱伝導率は例えば0.17W/m・Kである。
図3は、ケーブル10の端部10a、及びコネクタモジュール20を示す縦断面図である。図3に示されるように、ケーブル10の端部10aには加締め部品17が設けられる。加締め部品17は、例えば、長手方向A1に伸びる円筒状を呈する。加締め部品17は、円環状を成す底面部17aと、底面部17aの内縁から加締め部品17の軸線方向に伸びる内筒部17bと、底面部17aの外縁付近から当該軸線方向に伸びる外筒部17cとを備える。
ケーブル10の端部10aにおいて、加締め部品17の内筒部17bの内側には、光ファイバ心線11、抗張力繊維12、インナーチューブ13及びプラスチックヤーン14が挿通されている。端部10aにおいて、金属編組15はプラスチックヤーン14から径方向外側に離間しており、金属編組15は内筒部17bの径方向外側に位置している。
内筒部17bは、ケーブル10の端部10aにおいてプラスチックヤーン14と金属編組15との間に挟み込まれている。内筒部17bの径方向外側に位置する金属編組15は、底面部17aに接触するとともに、外被16の外側に折り返されている。端部10aにおいて、外被16は金属編組15によって径方向に挟み込まれている。外被16を径方向に挟み込んだ金属編組15の更に径方向外側には外筒部17cが設けられており、外筒部17cは径方向外側から金属編組15を押え込んでいる。このように、外筒部17cは、ケーブル10の端部10aを押え込んで固定する押さえ部として機能する。なお、端部10aを固定する方法は、上記に限られず適宜変更可能である。
コネクタモジュール20は、長手方向A1に伸びる長尺状の第1ハウジング21と、第1ハウジング21に収容された金属製の第2ハウジング22と、第1ハウジング21の長手方向A1の一端に設けられる電気コネクタ23と、第2ハウジング22に収容された回路基板24とを備える。
第1ハウジング21は、例えば樹脂製である。第1ハウジング21は、第2ハウジング22及び回路基板24を収容する。第1ハウジング21の長手方向A1の一方側からは電気コネクタ23が突出しており、第1ハウジング21の長手方向A1の他方側からはケーブル10が伸び出している。第1ハウジング21は、電気コネクタ23を保持する第1部分21a、及びケーブル10の端部10aを保持する第2部分21bを備えた2部品構成とされている。第1部分21a及び第2部分21bは、長手方向A1に係合している。
第2ハウジング22は、第1ハウジング21の内側に配置されており、回路基板24を収容している。第2ハウジング22の長手方向A1の一方側に電気コネクタ23が配置されており、第2ハウジング22の長手方向A1の他方側にはケーブル10の端部10aが突き当てられている。電気コネクタ23は、外部の電子機器に挿入される部位であって、当該電子機器と光モジュール1とを電気的に接続する。
回路基板24は、第2ハウジング22の内部において、電気コネクタ23と接続されている。回路基板24は、電気コネクタ23からケーブル10に向かって長手方向A1に伸び出している。回路基板24の一方側の第1面24aには、受発光素子25、受発光素子25を覆うように設けられるレンズアレイ部26、レンズアレイ部26のケーブル10側に実装される光コネクタ部27、及びレンズアレイ部26の電気コネクタ23側に実装される駆動IC28が配置される。なお、図3では、受発光素子25、レンズアレイ部26及び光コネクタ部27の図示を簡略化している。
受発光素子25は、光信号を電気信号に変換する受光素子、又は電気信号を光信号に変換する発光素子である。受発光素子25としては、受光素子であるPD(Photo Diode)、又は発光素子であるLD(Laser Diode)若しくはVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting LASER)が挙げられる。受発光素子25は熱を発生する発熱素子となりうる。
光コネクタ部27には、ケーブル10の端部10aから伸び出す複数本の光ファイバ心線11が接続されている(図3では1本の光ファイバ心線11のみを図示)。光コネクタ部27にはレンズアレイ部26が光学的に接続されている。レンズアレイ部26は、受発光素子25及び光コネクタ部27を光学的に接続する光学系を有する。
駆動IC28は受発光素子25を駆動するICであり、駆動IC28と第2ハウジング22との間には第1放熱シート29が挟み込まれている。駆動IC28も発熱素子となりうる。また、第2ハウジング22と回路基板24の第2面24bとの間には第2放熱シート30が挟み込まれている。第1放熱シート29及び第2放熱シート30は、例えば、熱伝導性及び柔軟性を有する材料によって構成された熱伝導体である。
第2ハウジング22の内部において、第2放熱シート30、回路基板24、駆動IC28及び第1放熱シート29は、この順で積層されている。第1放熱シート29の長手方向A1の長さは、例えば駆動IC28の長手方向A1の長さと同程度である。また、第2放熱シート30の長手方向A1の長さは、第1放熱シート29の長手方向A1の長さよりも長い。第2放熱シート30は、第1放熱シート29よりもケーブル10側に長く伸びている。第2放熱シート30の長手方向A1の端部は、受発光素子25の長手方向A1の位置よりもケーブル10側に位置している。
更に、光モジュール1は、受発光素子25及び駆動IC28等の発熱素子とケーブル10とに熱的に接続された複数本(本実施形態では2本)の放熱用銅線41,42を備える。本明細書において、熱的に接続とは、物理的な接続によって熱を伝達可能な経路が確立されていることを示している。
放熱用銅線41は、第1放熱シート29、駆動IC28及び回路基板24を介して受発光素子25と熱的に接続されている。放熱用銅線42は、第2放熱シート30及び回路基板24を介して、受発光素子25及び駆動IC28と熱的に接続されている。このように、放熱用銅線41,42は、発熱素子と熱的に接続されると共にケーブル10に接続された銅製の金属部材である。
図4は、光モジュール1における放熱用銅線41,42の配置を示す縦断面図である。図4ではケーブル10の内部構造の図示を一部簡略化している。図3及び図4に示されるように、放熱用銅線41,42は、第2ハウジング22の内部において長手方向A1に延在する線状の金属部材である。放熱用銅線41の一端41aは、ケーブル10の内部において、第1ハウジング21とケーブル10との境界部分Bよりも第1ハウジング21の反対側(第1ハウジング21の外側)に伸び出している。また、ケーブル10の内部に位置する放熱用銅線41の一端41aから境界部分Bまでの距離L1は、長手方向A1における第1ハウジング21の長さHよりも長い。
放熱用銅線41の他端41bは第1放熱シート29に挟まれて固定されており、放熱用銅線41は、第1放熱シート29からレンズアレイ部26及び光コネクタ部27を超えてケーブル10にまで延在している。なお、第2ハウジング22の内部空間における放熱用銅線41の配置位置は上記に限られず適宜変更可能である。また、放熱用銅線41は、ケーブル10の内部においてプラスチックヤーン14に差し込まれた状態とされている(図2参照)。すなわち、放熱用銅線41は、プラスチックヤーン14の内部で長手方向A1に延在している。
また、ケーブル10の断面において、放熱用銅線41及び放熱用銅線42は、ケーブル10の中心に対して互いに対称となる位置に(ケーブル10の周方向に等間隔に)配置されている。放熱用銅線41,42の断面は円形状とされており、放熱用銅線41,42の外径(直径)は例えば0.5mmである。
放熱用銅線42の一端42aは、放熱用銅線41と同様、ケーブル10の内部において、境界部分Bよりも第1ハウジング21の反対側に伸び出しており、放熱用銅線42の一端42aから境界部分Bまでの距離L2は長さHよりも長い。距離L1及び距離L2は、例えば互いに同一であるが、同一でなくてもよい。また、放熱用銅線42の他端42bは第2放熱シート30に固定されている。放熱用銅線42は、回路基板24と第2ハウジング22との間において、長手方向A1にケーブル10に向かって伸び出している。また、放熱用銅線42は、ケーブル10の内部においてプラスチックヤーン14に差し込まれた状態とされており、プラスチックヤーン14の内部で長手方向A1に延在している。
以上のように構成される光モジュール1の製造方法について説明する。まず、回路基板24を用意して、回路基板24に受発光素子25、レンズアレイ部26、光コネクタ部27及び駆動IC28を実装する(発熱素子を実装する工程)。また、ケーブル10、放熱用銅線41及び放熱用銅線42を用意して、放熱用銅線41及び放熱用銅線42のそれぞれをケーブル10のプラスチックヤーン14に端部10aから挿入し、放熱用銅線41,42を発熱素子に熱的に接続させる。具体的には、放熱用銅線41の他端41bを第1放熱シート29に差し込んで放熱用銅線41を第1放熱シート29に接続すると共に、放熱用銅線42の他端42bを第2放熱シート30に差し込んで放熱用銅線42を第2放熱シート30に接続する(金属部材を発電素子に熱的に接続させる工程)。
また、ケーブル10の端末加工を行う。具体的には、ケーブル10の先端部分の外被16を除去すると共に金属編組15を折り返し、加締め部品17を固定させる。そして、先端部分のインナーチューブ13及びプラスチックヤーン14を除去して光ファイバ心線11を光コネクタ部27に接続する。
続いて、各部品を搭載した回路基板24を第1放熱シート29及び第2放熱シート30と共に第2ハウジング22に収容し、更に第2ハウジング22を第1ハウジング21に収容する。そして、ケーブル10の端部10aを第1ハウジング21に取り付ける(ケーブルの一端を第1ハウジングに取り付ける工程)。これにより、光モジュール1が完成する。
次に、本実施形態に係る光モジュール1、及び光モジュール1の製造方法の作用効果を説明する。
光モジュール1、及び光モジュール1の製造方法では、放熱用銅線41,42の一端41a,42aがケーブル10の内部において第1ハウジング21の反対側に伸び出しており、放熱用銅線41,42は受発光素子25及び駆動IC28(発熱素子)に熱的に接続されている。従って、発熱素子、放熱用銅線41及びケーブル10を通る熱の経路と、発熱素子、放熱用銅線42並びにケーブル10を通る熱の経路と、を形成することができる。
よって、放熱用銅線41,42を介してケーブル10に熱を伝達させることができるので、第1ハウジング21に熱が伝わりにくくすることができ、第1ハウジング21の温度上昇を抑えることができる。また、放熱用銅線41,42の一端41a,42aは、第1ハウジング21とケーブル10との境界部分Bよりも第1ハウジング21の反対側に伸び出しているので、発熱素子からの熱を確実に第1ハウジング21の外部に放出させることができる。従って、第1ハウジング21が高温になるのを抑制することができると共に、使用者が光モジュール1を把持したときの違和感を抑えることができる。更に、本実施形態では、第1ハウジング21が樹脂製であり、第1ハウジング21に熱が伝わりにくくなっているので、発熱素子からの熱は第1ハウジング21よりも放熱用銅線41,42に伝達しやすくなっている。
また、放熱用銅線41,42は、熱伝導率が高い銅によって構成されているため、放熱用銅線41,42による放熱効果を高めることができる。更に、光モジュール1において、ケーブル10の内部に位置する放熱用銅線41,42の一端41a,42aから境界部分Bまでの距離L1,L2は、ケーブル10が伸び出す方向(長手方向A1)における第1ハウジング21の長さHよりも長い。よって、放熱用銅線41,42は、第1ハウジング21の長さHよりもケーブル10内において長く延在している。従って、ケーブル10の内部において放熱用銅線41,42が十分に延ばされていることにより、発熱素子から放熱用銅線41,42に伝達された熱を第1ハウジング21の外部に一層確実に放出させることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る光モジュールについて図5を参照しながら説明する。図5は、第2実施形態に係る光モジュール51を示す縦断面図である。図5に示されるように、光モジュール51は、金属製の第2ハウジング52の構成、及び放熱用銅線41,42に代えてアルミニウム線材61,62を用いた点が第1実施形態と異なっている。以降の説明では、第1実施形態と重複する説明を省略する。
アルミニウム線材61,62は、第2ハウジング52の内部空間において、第2ハウジング52とケーブル10とを熱的に接続するアルミニウム製の金属部材である。第2ハウジング52は、アルミニウム線材61,62のそれぞれを固定させる切り欠き52a,52bを有し、これらの切り欠き52a,52bは第2ハウジング52の内外を貫通している。切り欠き52a,52bは、長手方向A1におけるケーブル10と回路基板24の間に形成されており、切り欠き52a,52bのそれぞれにはアルミニウム線材61,62を固定する半田Sが設けられる。アルミニウム線材61,62の一端はケーブル10の内部に設けられており、アルミニウム線材61,62の他端61b,62bは半田Sを介して第2ハウジング52に熱的に接続している。
以上のように、第2実施形態に係る光モジュール51では、第1ハウジング21の内部において回路基板24を収容する金属製の第2ハウジング52を備え、アルミニウム線材61,62は、第2ハウジング52に熱的に接続している。このように、アルミニウム線材61,62を金属製の第2ハウジング52に接続させることにより、発熱素子からの熱を第2ハウジング52を介して効率よくアルミニウム線材61,62に伝達させることができるので、放熱効果を一層高めることができる。更に、第1ハウジング21は樹脂製であるため、発熱素子からの熱は第1ハウジング21よりも第2ハウジング52及びアルミニウム線材61,62に伝達しやすくなっている。
また、アルミニウム線材61,62は、軽量なアルミニウムによって構成されているため、光モジュール51の重量の増加をより確実に抑えることができる。なお、第2実施形態では、アルミニウム線材61,62が設けられる例について説明したが、アルミニウム線材61,62に代えて、放熱用銅線が設けられてもよい。更に、第1実施形態の放熱用銅線41,42に代えてアルミニウム線材61,62が設けられてもよい。
本発明に係る光モジュール、及び光モジュールの製造方法は、前述の実施形態に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。例えば、前述の実施形態では、光ファイバ心線11、抗張力繊維12、インナーチューブ13、プラスチックヤーン14、金属編組15及び外被16を備えたケーブル10について説明したが、ケーブルの構造は適宜変更可能である。
図6に示されるように、例えば複数本(図6では3本)のメタル線Mが配置されたケーブル70であってもよい。メタル線Mは、ケーブル70の全長にわたって配置されており、例えば、電気信号伝送用の通信線や、電源供給線として用いられる。メタル線Mの断面は円形状とされており、メタル線Mの外径(直径)は例えば0.5mmである。この変形例に係るケーブル70は、プラスチックヤーン14に挿入されたメタル線Mと放熱用銅線71,72,73とを備えている。メタル線Mはケーブル70の周方向に等間隔に配置されており、放熱用銅線71,72,73もケーブル70の周方向に等間隔に配置されている。放熱用銅線71,72,73は、いずれも、2つのメタル線Mの周方向の中央部分に配置されている。
また、前述の実施形態では、金属部材が断面円形状の放熱用銅線41,42である例について説明したが、金属部材の形状は適宜変更可能である。例えば、図7(a)に示されるケーブル80のように、断面楕円形状の金属部材81,82,83をケーブル80の周方向に等間隔に配置してもよい。また、図7(b)に示されるケーブル90のように、断面四角形状の金属部材91,92,93をケーブル90の周方向に等間隔に配置してもよい。
更に、金属部材の配置位置、大きさ、材料及び数についても適宜変更可能である。金属部材は、ケーブルの全長にわたって配置されていてもよい。この場合、例えば、ケーブルの製造段階でプラスチックヤーン14に金属部材を配置し、このプラスチックヤーン14に金属編組15及び外被16を被せる。また、この場合、ケーブルの内部に金属部材を挿入する工程を不要とすることができる。更に、ケーブル10の端部10aの構造についても適宜変更可能である。例えば、加締め部品17とは異なる部品でケーブルの端部を締め付けてもよい。
また、コネクタモジュール20の構成についても適宜変更可能である。例えば、前述の実施形態では、第1ハウジング21及び第2ハウジング22を備えた二重ハウジング構造のコネクタモジュール20について説明したが、1つのハウジングを備えたコネクタモジュールであってもよい。更に、電気コネクタ23を有しておらず、回路基板24の電極パッドが外部機器の端子と直接接続するコネクタモジュールであってもよい。
また、前述の実施形態では、ケーブル10の一端にコネクタモジュール20が取り付けられている光モジュール1について説明したが、ケーブル10の両端にコネクタモジュール20が取り付けられていてもよい。
また、前述の実施形態では、受発光素子25、レンズアレイ部26、光コネクタ部27及び駆動IC28が第1面24aに搭載されている回路基板24について説明した。しかしながら、回路基板に搭載する部品の種類及び配置態様は、前述の実施形態に限定されず適宜変更可能である。更に、前述の実施形態では、駆動IC28と第2ハウジング22との間に第1放熱シート29が配置されると共に、回路基板24と第2ハウジング22との間に第2放熱シート30が配置される例について説明した。しかしながら、放熱シートの配置態様、数、形状及び大きさについては、前述の実施形態に限定されず適宜変更可能である。
1,51…光モジュール、10,70,80,90…ケーブル、10a…端部、11…光ファイバ心線(光ファイバ)、12…抗張力繊維、13…インナーチューブ、14…プラスチックヤーン、15…金属編組、16…外被、17…加締め部品、17a…底面部、17b…内筒部、17c…外筒部、20…コネクタモジュール、21…第1ハウジング、21a…第1部分、21b…第2部分、22,52…第2ハウジング、23…電気コネクタ、24…回路基板、24a…第1面、24b…第2面、25…受発光素子(発熱素子)、26…レンズアレイ部、27…光コネクタ部、28…駆動IC(発熱素子)、29…第1放熱シート(放熱シート)、30…第2放熱シート(放熱シート)、41,42,71,72,73…放熱用銅線(金属部材)、41a,42a…一端、41b,42b,61b,62b…他端、61,62…アルミニウム線材(金属部材)、81,82,83,91,92,93…金属部材、A1…長手方向、B…境界部分、H…長さ、L1,L2…距離、M…メタル線、S…半田。

Claims (6)

  1. 光ファイバを含むケーブルと、前記ケーブルの少なくとも一端にコネクタモジュールが設けられた光モジュールであって、
    前記コネクタモジュールは、第1ハウジングと、前記第1ハウジングの内部に収容された回路基板とを有し、
    前記回路基板には、発熱素子が搭載されており、
    前記ケーブルは、前記第1ハウジングから伸び出ており、
    前記回路基板及び前記発熱素子の少なくともいずれかに接触する放熱シートと、
    前記放熱シートに熱的に接続された金属部材と、を備え、
    前記金属部材の一端は、前記ケーブルの内部において、前記第1ハウジングと前記ケーブルとの境界部分よりも前記第1ハウジングの反対側に伸び出している、
    光モジュール。
  2. 前記第1ハウジングの内部において、前記回路基板を収容する金属製の第2ハウジングを更に備え、
    前記金属部材は、前記第2ハウジングに熱的に接続している、
    請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記金属部材は、銅製である、
    請求項1又は2に記載の光モジュール。
  4. 前記金属部材は、アルミニウム製である、
    請求項1又は2に記載の光モジュール。
  5. 前記ケーブルの内部に位置する前記金属部材の一端から前記境界部分までの距離は、前記ケーブルが伸び出す方向における前記第1ハウジングの長さよりも長い、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の光モジュール。
  6. 回路基板に発熱素子を実装する工程と、
    光ファイバを含むケーブルの一端から前記ケーブルの内部に金属部材を挿入すると共に、前記金属部材を前記発熱素子に熱的に接続させる工程と、
    前記回路基板を第1ハウジングに収容すると共に、前記ケーブルの前記一端を前記第1ハウジングに取り付ける工程と、
    を備える光モジュールの製造方法。
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