JP2017219257A - 加熱調理器 - Google Patents

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晃一 星野
Koichi Hoshino
晃一 星野
石井 哲夫
Tetsuo Ishii
哲夫 石井
隆司 須永
Takashi Sunaga
隆司 須永
杉本 芳之
Yoshiyuki Sugimoto
芳之 杉本
大久保 直也
Naoya Okubo
直也 大久保
導生 田仲
Michio Tanaka
導生 田仲
信夫 吉元
Nobuo Yoshimoto
信夫 吉元
裕司 横井川
Yuji Yokoigawa
裕司 横井川
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Abstract

【課題】収納庫内を換気できる加熱調理器を提供する。【解決手段】上部が開口された本体と、本体の開口を覆うように取り付けられ、調理容器が載置される天板と、本体内に設けられ、本体の前面に開口部及び前面以外の何れかの面に通気穴を有する収納庫とを有し、本体がキッチン台内に収容される加熱調理器であって、キッチン台の正面に位置し、収納庫の開口部を開閉自在に覆うカバーを備え、収納庫の開口部とカバーとの間に、カバーの外側と連通する隙間を設けている。【選択図】図1

Description

本発明は、キッチン台に収容される加熱調理器に関するものである。
従来の加熱調理器として、本体の内部に調理庫を備えたものがある。その調理庫は、前面に設けられた扉を開けてから、調理庫内に調理物を挿入し、扉を閉めて加熱調理が可能になっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−210146号公報
前述の加熱調理器は、何れも調理庫を備えたことが前提に構成されているため、加熱調理器全体のコストが高くなる。調理庫は、加熱調理器の本体内に内蔵されているため、調理庫全体を清掃することも容易ではなかった。
また、調理庫で魚等の調理物を焼いた後には、調理庫に臭いが残存するため、調理庫での別の調理物の調理をするのを避ける傾向もあり、調理庫が有効に活用されていなかった。
本発明は、前述のような課題を解決するためになされたもので、調理庫に代えて収納庫とし、収納庫内を換気できる加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る加熱調理器は、上部が開口された本体と、本体の開口を覆うように取り付けられ、調理容器が載置される天板と、本体内に設けられ、本体の前面に開口部及び前面以外の何れかの面に通気穴を有する収納庫とを有し、本体がキッチン台内に収容される加熱調理器であって、キッチン台の正面に位置し、収納庫の開口部を開閉自在に覆うカバーを備え、収納庫の開口部とカバーとの間に、カバーの外側と連通する隙間を設けている。
本発明によれば、キッチン台の正面に位置し、収納庫の開口部を開閉自在に覆うカバーを備え、収納庫の開口部とカバーとの間に、カバーの外側と連通する隙間を設けているので、本体外部との通気性を確保できる。これにより、常時、収納室内の臭い、湿気が低減される。
本発明の実施の形態1に係る加熱調理器がキッチン台に収容された状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器が収容されたキッチン台の全体を示す斜視図である。 図2の加熱調理器を示す斜視図である。 図2に示す矢視X−X方向から見た加熱調理器の断面図である。 収納室内のトレイとレールとの関係を示す正面図である。 図2の矢視Y−Y方向から見て示す加熱調理器の断面図である。 図6の加熱調理器の天板を取り外して示す斜視図である。 図4の加熱調理器に冷却風の流れを示した状態の断面図である。 天板及び加熱手段を外して示す加熱調理器の断面図である。 図5の変形例を示す収納庫の拡大正面図である。 本発明の実施の形態3に係る加熱調理器がキッチン台に収容された状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態4に係る加熱調理器を示す斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る加熱調理器において、カバー及びトレイを収納室から取り出して示す斜視図である。 本発明の実施の形態6に係る加熱調理器において、レールを収納室から取り出して示す斜視図である。 本発明の実施の形態7に係る加熱調理器において、トレイを収納室から取り出して示す斜視図である。 収納室内のトレイと支持部との関係を示す正面図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器がキッチン台に収容された状態を示す断面図である。
本実施の形態1の加熱調理器100は、キッチンカウンター201に設けられた開口201aから、キッチン台200内に本体1を落とし込むようにして収容することで、キッチン台200に設置される。天板2は、キッチンカウンター201の開口201aよりも大きく形成されており、天板2が開口201aの縁に掛かることによって、本体1がぶら下がった状態で支持されている。
本体1は上部が開口されており、天板2は本体1の開口を覆うように取り付けられている。天板2の下には、天板2に載置される調理容器Aを誘導加熱する加熱手段である誘導加熱コイル3が配置されている。なお、ここでは、誘導加熱コイル3を1つしか示していないが、2つ以上の誘導加熱コイル3が配置されている。誘導加熱コイル3の下方には、収納庫10が設置されている。この収納庫10は、前面に開口部11を有する箱状に形成され、この開口部11と対向する背面側の側壁に複数の通気穴12が設けられている。
収納庫10内の収納室13は、例えば、収納室13の底面に調理容器Aが直に設置される。なお、収納室13に収納されるものとして、調理容器Aに限定されるものではなく、例えば、しゃもじ、へら、おろし金等の調理小物を収納するようにしてもよい。
収納庫10には、開口部11を開閉するカバー14が設けられている。このカバー14は、キッチン台200の正面に設けられた引出パネル204と同一面上になるように設置され、収納庫10の開口部11を開閉自在に覆っている。カバー14は、キッチン台200の正面の意匠統一を図るために、引出パネル204と同じ色、同じ材料により形成されていることが望ましい。
また、カバー14は、収納室13の幅方向の両側壁に設けられた一対のカバー摺動部材15によって前後に移動するように構成されている。カバー14の前後の移動は、カバー14の上部に設けられた手掛け部14aを引いたり、押すことで可能になる。収納庫10の開口部11とカバー14との間には隙間G1が設けられおり、カバー14と引出パネル204との間には隙間G2が設けられている。
以上のように、カバー14と引出パネル204との間に隙間G2、開口部11とカバー14との間に隙間G1、更に、収納庫10の背面側の側壁に複数の通気穴12を設けているので、外気との通気性を確保できる。これにより、常時、収納室13内の臭い、湿気が低減される。
実施の形態2.
図2は本発明の実施の形態2に係る加熱調理器が収容されたキッチン台の全体を示す斜視図、図3は図2の加熱調理器を示す斜視図、図4は図2に示す矢視X−X方向から見た加熱調理器の断面図、図5は収納室内のトレイとレールとの関係を示す正面図である。なお、実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態2の加熱調理器100は、図2に示すように、キッチン台200に収容される。キッチン台200の上面にはキッチンカウンター201が設けられている。このキッチンカウンター201は、調理物の下ごしらえ等を行える平坦なスペースを有し、洗い物等を行うシンク202、水あるいはお湯を供給する水栓器具203を備えている。
キッチン台200の正面は、複数の区画に分割されており、例えば、複数の引出パネル204と、後述する収納庫10の開口部11を覆うカバー14と、固定カバー16とによって分割されている。複数の引出パネル204には、上部が開口した箱状のトレイが設けられている。
また、複数の引出パネル204の正面の上部には、キッチン台200からトレイを引き出したり、キッチン台200内にトレイを収容するための手掛け部が設けられている。固定カバー16は、本体1の前面に設けられた収納庫10の開口部11を除く前面板に固定されている。複数の引出パネル204、カバー14及び固定カバー16は、キッチン台200の正面の意匠統一を図るために、同一面上であって、同じ色、同じ材料により形成されていることが望ましい。
本実施の形態2においては、本体1を前方から見て、例えば、本体1の前面左側に収納庫10の開口部11が配置されている。なお、収納庫10の開口部11を本体1の前面右側に設けてもよい。カバー14には、図3及び図4に示すように、収納庫10の収納室13に出し入れ自在に収納されるトレイ20が設けられている。また、カバー14には、幅方向の互いに対向する位置に一対の摺動部材が固定されている。一対の摺動部材はそれぞれ、摺動レール21と固定レール25で構成される。図5に示すように、固定レール25は、収納室13の幅方向の両側壁に取り付けられる。摺動レール21は、手前と奥に設けられた連結部材22、23によって互いに連結されている。この摺動レール21は、固定レール25により前後に摺動する。複数の通気穴12は、図4及び図5に示すように、収納室13の背面側を形成する側壁の下部に設けられている。
トレイ20は、収納室13の底面との間に隙間G3を隔てて、連結部材22、23の上に取り外し自在に設置される。トレイ20には、開口の周縁部にフランジ部20aが設けられている。フランジ部20aは、図5に示すように、摺動レール21の上方に位置している。言い換えれば、摺動レール21は、フランジ部20aよりも下側に位置している。
また、トレイ20には、シート24が取り出し自在に設置されている。シート24は、断熱性を有し、例えばシリコーン材によって形成されている。このシート24には、前後に幅方向に長い凸部24aが設けられている。この凸部24aにより、シート24上に設置された調理容器Aの前後方向の移動が抑制される。なお、シート24上に2本の凸部24aを設けているが、この凸部24aは前後方向に2つ配置されることに限定されるものではなく、収納物の仕切りや動きを抑制する目的を達成するために中央に1本、あるいは長手方向に延びるように設けられてもよい。
次に、冷却ファンの設置位置及び冷却ファンによる冷却風の流れについて、図6〜図8を用いて説明する。
図6は図2の矢視Y−Y方向から見て示す加熱調理器の断面図、図7は図6の加熱調理器の天板を取り外して示す斜視図、図8は図4の加熱調理器に冷却風の流れを示した状態の断面図である。
冷却ファン30は、例えばシロッコファンで、天板2の下方で固定カバー16の後方の本体1内に、誘導加熱コイル3等に電力を供給する回路基板31と共に配置されている。この回路基板31には、インバーターのスイッチング素子等を冷却するためのヒートシンク32が設けられている。回路基板31は、図7に示すように、2つの通気口36を有する基板ケース35に収められている。本体1の後部側には、図6に示すように、複数の吸気穴33が設けられている。複数の吸気穴33は、固定カバー16と引出パネル204との間に形成された隙間G4と連通している。冷却ファン30の吸気側に複数の吸気穴33と連通する吸気口34が設けられている。
図6に示すように、冷却ファン30の運転により、外気が隙間G4から本体1の下側に形成された空間に吸い込まれる。吸い込まれた外気は、複数の吸気穴33と吸気口34とを通過し、冷却ファン30によって吸引され、冷却風として回路基板31及びヒートシンク32を冷却する。その後、冷却風は、図7に示すように、基板ケース35の通気口36から流出し、3つの誘導加熱コイル3を冷却した後、本体1の後部側に流れる。そして、冷却風は、図8に示すように、収納庫10の背面側に設けられた複数の通気穴12を通って、トレイ20と収納室13の底面との間に形成された隙間G3を通り、カバー14と収納庫10の開口部11との間の隙間G1に流れ、カバー14と引出パネル204との間の隙間G2から外部へ排出される。
以上のように本実施の形態2においては、以下のような効果が得られている。
(1)冷却ファン30の運転時に、冷却風が収納庫10の収納室13内を通るようにしているので、収納室13内が換気され、このため、収納室13内の臭い、湿気の低減を図ることができる。
(2)収納室13に出し入れ自在に収納されるトレイ20を設けているので、トレイ20上に調理容器A等の物を容易に収納でき、収納室13の利便性が向上する。
(3)トレイ20が収納室13の底面から隙間G3を有する位置に設けられているので、トレイ20上に調理容器A、調理小物等が収納されている場合でも、その隙間G3により、それらの物から影響を受けること無く、安定して収納室13の換気ができる。また、トレイ20が収納室13の底面よりも上方に設けられているので、トレイ20が収納室13の底面に設置されることはなく、このため、収納室13の底面がトレイ20で汚れるということがない。
(4)カバー14の前後方向の移動に伴って、摺動レール21が収納室13内を前後に移動するので、トレイ20の出し入れが容易となり、利便性が向上する。
(5)摺動レール21をフランジ部20aよりも下側に位置しているので、摺動部材の汚れを防止できる。
(6)本体1内を冷却した冷却風が収納庫10の通気穴12を通り、本体1から外部へ排出されるようにしているので、従来のように天板2の後部に設けられた排気口を不要あるいは小さくできる。このため、天板2での調理中の吹きこぼれによる本体1内への浸入を防止あるいは低減でき、天板2のスペースを有効に活用できる。
(7)トレイ20上にシート24を設けることで、トレイ20の下面に物品の熱が伝わり難くなり、隙間G3を通過する空気はトレイ20上の物品の熱影響を受け難くなる。これにより、通気穴12から空気が本体1内に流れる場合には、その空気の温度上を抑制でき、また、本体1内から通気穴12に流れる場合には、吸気温度の上昇を抑えることができる。
なお、実施の形態2では、外気を固定カバー16側から吸い込んで、回路基板31及び誘導加熱コイル3を順に冷却し、収納庫10の収納室13を換気し、カバー14から外部へ排出するようにしたが、例えば図9に示すように冷却と換気の順序が逆になるようにしてもよい。
図9は天板及び加熱手段を外して示す加熱調理器の断面図である。
図9に示す収納庫10は、図1に示す実施の形態1と同様の収納庫10が使用される。つまり、収納室13の背面側の側壁全面に複数の通気穴12が設けられた収納庫10が使用される。
図9に示すように、冷却ファン30の運転により、外気がカバー14と引出パネル204との間の隙間G2から吸い込まれる。そして、その外気は、カバー14と収納庫10の開口部11との間の隙間G1を通って収納室13内に吸引され、複数の通気穴12から本体1の後部との間の吸気路37に流れる。その後、外気は冷却ファン30により吸引され、冷却風として回路基板31に送り込まれ、回路基板31とヒートシンク32を冷却する。回路基板31を冷却した冷却風は、誘導加熱コイル3を冷却する。
この場合、複数の通気穴12を通過した外気の一部と誘導加熱コイル3を冷却した冷却風の一部は、本体1内の空間(図示せず)を通って、天板2の後方に設けられた排気口2a(図15参照)から外部へ排出される。
以上のように、冷却ファン30の運転時に、外気が収納庫10の収納室13内を通るようにしているので、収納室13内が換気され、このため、収納室13内の臭い、湿気の低減を図ることができる。
実施の形態2では、一対の摺動部材がカバー14に固定されていることを述べたが、一対の摺動部材がカバー14に取り外し自在に係止されるようにしてもよい。この場合、例えば図10に示すような摺動部材とトレイ20を用いる。
図10は図5の変形例を示す収納庫の拡大正面図である。
一対の摺動部材は、L字状に形成され、トレイ20が収納室13の底面から隙間G3の位置に設置されるように、カバー14に係止されている。トレイ20の幅方向のフランジ部20aを含む幅W1は、トレイ20自体が収納室13の幅W2内で左右方向に殆どずれないような長さに設定されている。つまり、フランジ部20aによって、トレイ20が収納室13に摺動自在に嵌め込まれた状態となっている。
以上ように、トレイ20が収納室13の底面から隙間G3を有する位置に設けられているので、トレイ20上に調理容器A、調理小物等が収納されている場合でも、その隙間G3により、それらの物から影響を受けること無く、安定して収納室13の換気ができる。また、トレイ20が収納室13の底面よりも上方に設けられているので、トレイ20が収納室13の底面に設置されることはなく、このため、収納室13の底面がトレイ20で汚れるということがない。
また、カバー14の前後方向の移動に伴って、摺動部材が収納室13内を前後に移動するので、トレイ20の出し入れが容易となり、利便性が向上する。
また、摺動部材がフランジ部20aよりも下側に位置しているので、摺動部材の汚れを防止できる。
更に、収納室13に出し入れ自在に収納されるトレイ20を設けているので、トレイ20上に調理容器A以外の調理小物等を収納でき、収納室13の利便性が向上する。
実施の形態3.
図11は本発明の実施の形態3に係る加熱調理器がキッチン台に収容された状態を示す断面図である。なお、実施の形態1、2と同様の部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態3においては、冷却ファン30は、収納庫10の後部上方に設置されており、冷却ファン30の吸気口34と収納庫10の複数の通気穴12とを連通する吸気路37が設けられている。回路基板31は、冷却ファン30の送風側であって、収納庫10の上方に設置されている。トレイ20は、カバー14に固定され、収納室13に出し入れ自在に収納されるように構成されている。
冷却ファン30を運転した場合、外気がカバー14と引出パネル204との間の隙間G2から吸い込まれる。そして、その外気は、カバー14と収納庫10の開口部11との間の隙間G1を通って収納庫10の収納室13内に吸引され、複数の通気穴12から吸気路37を介して冷却ファン30により吸引される。吸引された外気は冷却風として、収納庫10上の回路基板31に送り込まれ、回路基板31とヒートシンク32を冷却する。回路基板31を冷却した冷却風は、誘導加熱コイル3を冷却し、本体1内の空間(図示せず)を通って、天板2の後方に設けられた排気口2a(図15参照)から外部へ排出される。また、本体1内を冷却した冷却風は、固定カバー16と引出パネル204との間の隙間G4から外部へ排出される。
以上のように本実施の形態3においては、冷却ファン30の運転時に、外気が収納庫10の収納室13内を通るようにしているので、室温に近い空気を吸気でき、本体1内の冷却効率が向上する。また、収納室13内が換気され、このため、収納室13内の臭い、湿気の低減を図ることができる。
また、本体1内を冷却した冷却風が固定カバー16と引出パネル204との間の隙間G4から外部へ排出されるようにしているので、従来のように天板2の後部に設けられた排気口を不要あるいは小さくできる。このため、天板2での調理中の吹きこぼれによる本体1内への浸入を防止あるいは低減でき、天板2のスペースを有効に活用できる。
実施の形態4.
図12は本発明の実施の形態4に係る加熱調理器を示す斜視図である。なお、実施の形態1、2と同様の部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
実施の形態4においては、本体1の前面全体を開口部11とする収納庫10を本体1内に設けたものである。収納庫10の背面側の側壁全面あるいは側壁の下部には、複数の通気穴12が設けられている。収納庫10の上方には、誘導加熱コイル3が配置される仕切板40が設けられてる。仕切板40には、左右両側に通気口41が設けられている。収納庫10の開口部11を覆うカバー14は、カバー14の下に設けられた引出パネル204との間に隙間G2が設けられている。また、カバー14と開口部11との間には隙間G1が設けられている。
冷却ファン30の運転により、外気がカバー14と引出パネル204との間の隙間G2から吸い込まれる。そして、その外気は、カバー14と収納庫10の開口部11との間の隙間G1を通って収納庫10の収納室13内に吸引され、複数の通気穴12から本体の後部の空間に吸引される。吸引された外気は冷却風として、収納庫10の上方に送り込まれ、本体1内を冷却する。収納庫10の上方に送り込まれた冷却風は、通気口41を通って、本体1の隙間から外部へ排出される。
以上のように本実施の形態4においては、冷却ファン30の運転時に、外気が収納庫10の収納室13内を通るようにしているので、収納室13内が換気され、このため、収納室13内の臭い、湿気の低減を図ることができる。
また、本体1内を冷却した冷却風が固定カバー16と引出パネル205との間の隙間G4から外部へ排出されるようにしているので、従来のように天板2の後部に設けられた排気口を不要あるいは小さくできる。このため、天板2での調理中の吹きこぼれによる本体1内への浸入を防止あるいは低減でき、天板2のスペースを有効に活用できる。
実施の形態5.
図13は本発明の実施の形態5に係る加熱調理器において、カバー及びトレイを収納室から取り出して示す斜視図である。なお、実施の形態1、2と同様の部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
実施の形態5に係る加熱調理器100は、本体1の前面の中央部に収納庫10の開口部11を配置したものである。収納庫10の開口部11を覆うカバー14の両側には、本体1の前面に固定された固定カバー16が設けられている。一対の摺動部材は、カバー14に取り外し自在に係止されている。
一対の摺動部材は、L字状に形成され、トレイ20が収納室13の底面から隙間G3の位置に設置されるように、カバー14に係止されている。この一対の摺動部材には、トレイ20が取り外し自在に設置される。図10に示すように、トレイ20の幅方向のフランジ部20aを含む幅W1は、トレイ20自体が収納室13の幅W2内で左右方向に殆どずれないような長さに設定されている。
本実施の形態5においては、例えば、カバー14と引出パネル204との間の隙間G2を吸気側とし、固定カバー16と引出パネル204との間の隙間G3を排気側としている。
以上ように本実施の形態5によれば、トレイ20が収納室13の底面から隙間G3を有する位置に設けられているので、トレイ20上に調理容器A、調理小物等が収納されている場合でも、その隙間G3は、それらの物から影響を受けること無く、安定して収納室13の換気ができる。また、トレイ20が収納室13の底面よりも上方に設けられているので、トレイ20が収納室13の底面に設置されることはなく、このため、収納室13の底面がトレイ20で汚れるということがない。
また、カバー14の前後方向の移動に伴って、摺動部材が収納室13内を前後に移動するので、トレイ20の出し入れが容易となり、利便性が向上する。
また、摺動部材がフランジ部20aよりも下側に位置しているので、摺動部材の汚れを防止できる。
更に、収納室13に出し入れ自在に収納されるトレイ20を設けているので、トレイ20上に調理容器A以外の調理小物等を収納でき、収納室13の利便性が向上する。
また、本体1内を冷却した冷却風が収納庫10の通気穴12を通り、本体1から外部へ排出されるようにしているので、従来のように天板2の後部に設けられた排気口を不要あるいは小さくできる。このため、天板2での調理中の吹きこぼれによる本体1内への浸入を防止あるいは低減でき、天板2のスペースを有効に活用できる。
実施の形態6.
図14は本発明の実施の形態6に係る加熱調理器において、レールを収納室から取り出して示す斜視図である。なお、実施の形態1、2と同様の部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
実施の形態6に係る加熱調理器100は、本体1の前面全体に収納庫10の開口部11を配置したものである。一対の摺動部材は、カバー14に取り外し自在に係止されている。一対の摺動部材は、L字状に形成され、トレイ20が収納室13の底面から隙間G3の位置に設置されるように、カバー14に係止されている。この一対の摺動部材には、トレイ20が取り外し自在に設置される。図10に示すように、トレイ20の幅方向のフランジ部20aを含む幅W1は、トレイ20自体が収納室13の幅W2内で左右方向に殆どずれないような長さに設定されている。本体1内の冷却風の流れは、図13に示す実施の形態4と同様である。
以上ように本実施の形態6によれば、トレイ20が収納室13の底面から隙間G3を有する位置に設けられているので、トレイ20上に調理容器A、調理小物等が収納されている場合でも、その隙間G3は、それらの物から影響を受けること無く、安定して収納室13の換気ができる。また、トレイ20が収納室13の底面よりも上方に設けられているので、トレイ20が収納室13の底面に設置されることはなく、このため、収納室13の底面がトレイ20で汚れるということがない。
また、カバー14の前後方向の移動に伴って、摺動部材が収納室13内を前後に移動するので、トレイ20の出し入れが容易となり、利便性が向上する。
また、摺動部材がフランジ部20aよりも下側に位置しているので、摺動部材の汚れを防止できる。
更に、収納室13に出し入れ自在に収納されるトレイ20を設けているので、トレイ20上に調理容器A以外の調理小物等を収納でき、収納室13の利便性が向上する。
また、本体1内を冷却した冷却風が本体1に設けられた隙間から外部へ排出されるようにしているので、従来のように天板2の後部に設けられた排気口を不要あるいは小さくできる。このため、天板2での調理中の吹きこぼれによる本体1内への浸入を防止あるいは低減でき、天板2のスペースを有効に活用できる。
実施の形態7.
図15は本発明の実施の形態7に係る加熱調理器において、トレイを収納室から取り出して示す斜視図、図16は収納室内のトレイと支持部との関係を示す正面図である。なお、実施の形態1、2と同様の部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
実施の形態7に係る加熱調理器100は、本体1の前面左側に収納庫10の開口部11を配置したものである。開口部11を開閉するカバー14には、トレイ20が固定されている。このトレイ20は、カバー14側を除く周縁部にフランジ部20aが設けられている。トレイ20の幅方向のフランジ部20aは、収納室13の両側壁に設けられた支持部26によって、前後に摺動自在に支持されている。
本実施の形態7においては、カバー14と収納庫10の開口部11との間に隙間G1が設けられ、カバー14と引出パネル204との間には隙間G2が設けられている。また、天板2の後部には排気口2aが設けられている。この場合、外気をカバー14側の隙間G2から取り込み、隙間G1を介して収納室13内に流れる。そして、複数の通気穴12から本体1内に流れ、回路基板31、誘導加熱コイル3等を冷却した後、排気口2aから外部へ排出される。
以上ように本実施の形態7によれば、トレイ20が収納室13の底面から隙間G3を有する位置に設けられているので、トレイ20上に調理容器A、調理小物等が収納されている場合でも、その隙間G3は、それらの物から影響を受けること無く、安定して収納室13の換気ができる。また、トレイ20が収納室13の底面よりも上方に設けられているので、トレイ20が収納室13の底面に設置されることはなく、このため、収納室13の底面がトレイ20で汚れるということがない。
また、カバー14の前後方向の移動に伴って、摺動部材が収納室13内を前後に移動するので、トレイ20の出し入れが容易となり、利便性が向上する。
また、摺動部材がフランジ部20aよりも下側に位置しているので、摺動部材の汚れを防止できる。
更に、収納室13に出し入れ自在に収納されるトレイ20を設けているので、トレイ20上に調理容器A以外の調理小物等を収納でき、収納室13の利便性が向上する。
1 本体、2 天板、2a 排気口、3 誘導加熱コイル、10 収納庫、11 開口部、12 通気穴、13 収納室、14 カバー、14a 手掛け部、15 カバー摺動部材、16 固定カバー、20 トレイ、20a フランジ部、21 摺動レール、22、23 連結部材、24 シート、24a 凸部、25 固定レール、26 支持部、30 冷却ファン、31 回路基板、32 ヒートシンク、33 吸気穴、34 吸気口、35 基板ケース、36 通気口、37 吸気路、40 仕切板、41 通気口、100 加熱調理器、200 キッチン台、201 キッチンカウンター、201a 開口、202 シンク、203 水栓器具、204 引出パネル、A 調理容器、G1、G2、G3、G4 隙間。

Claims (8)

  1. 上部が開口された本体と、
    前記本体の開口を覆うように取り付けられ、調理容器が載置される天板と、
    前記本体内に設けられ、当該本体の前面に開口部及び前記前面以外の何れかの面に通気穴を有する収納庫とを有し、
    前記本体がキッチン台内に収容される加熱調理器であって、
    前記キッチン台の正面に位置し、前記収納庫の開口部を開閉自在に覆うカバーを備え、
    前記収納庫の開口部と前記カバーとの間に、前記カバーの外側と連通する隙間を設けたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記本体内を冷却する冷却ファンを備え、
    前記カバーは、前記収納庫内に出し入れ自在に収納されるトレイを備え、
    前記トレイは、前記収納庫内の底面との間に空間を隔てて収納されることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記トレイの開口の周縁部にフランジ部が設けられ、
    前記複数の通気穴は、前記トレイよりも下に設けられていることを特徴とする請求項2記載の加熱調理器。
  4. 前記カバーは、前記トレイを当該カバーの前後方向の移動に伴って移動させる摺動部材を備え、
    前記摺動部材は、前記トレイのフランジ部よりも下方に位置することを特徴とする請求項3記載の加熱調理器。
  5. 前記本体内に前記天板に載置された調理容器を加熱する加熱手段と、
    前記本体の後部に複数の吸気穴と
    を備え、
    前記冷却ファンにより外気を前記複数の吸気穴から吸引し、その外気を冷却風として前記本体内を冷却した後、前記収納庫の複数の通気穴を通って前記本体の外部へ排出するようにしたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の加熱調理器。
  6. 前記本体は、前記収納庫の複数の通気穴と前記冷却ファンの吸気口とを連通する吸気路を備えていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の加熱調理器。
  7. 前記トレイに断熱性を有するシートを設けたことを特徴とする請求項2〜6の何れか1項に記載の加熱調理器。
  8. 前記シートに凸部を設けたことを特徴とする請求項7記載の加熱調理器。
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