JP2017218217A - 包装袋 - Google Patents
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Abstract
Description
左側部ヒートシール部(4)には、外側の縁に切込み(1)を有する。開封に際してはこの切込み(1)をきっかけとして、手指を用いて包装袋(10)を切裂き、開封することができる。この開封を開始するための切込み(1)は包装袋(10)の右側部あるいは左右両側部に設けてもよい。また切込み(1)の形状は包装袋内側に向かってV字形またはU字形など適当な形状に切り欠けばよく、あるいは単に切り込むだけでもよい。
切込み(1)の先端から切裂きの進行が想定される方向には、開封線(2)が対向する右側部ヒートシール部(3)の方向に向かって設けてある。開封線(2)に沿って切裂きが行われることにより、包装袋(10)の開封は、容易かつ確実に、また直線的に行なうことができる。
図2は本発明に係る包装袋およびその一実施形態を説明するための、切込み部分を拡大した、部分平面模式図である。ここに示す形態においては、ヒートシールされた左側部ヒートシール部(4)には、切込み(1)の斜上側及び斜下側を始点とする2本の誘導線のうち上側誘導線(7)が表側の積層体に、下側誘導線(8)が裏側の積層体に、開封線の端部(21)に向けて間隔が狭まり収束する形状で設けてある。なお図2に示す例では上下の誘導線は曲線状となっているが、直線状であってもよい。
開封線(2)のための傷加工は、その部分を直線状に脆弱加工したものを用いることができるのであって、1本線で構成してもよく、隣接する複数本で構成して設けることもできる。また上側誘導線(7)と下側誘導線(8)を表側、裏側の積層体それぞれに別けて設けて開封線(2)と同一の加工方法で連続して加工することで、表側、裏側の積層体共に、傷加工のパターンを折り返しなどのない連続した線状にすることができ、効率的な加工が可能である。
り提供することが可能である。
積層体(30)を構成するプラスチックフィルム基材層(35)のプラスチックフィルムは、高分子樹脂組成物からなるフィルムであって、たとえばポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、ポリアミド(ナイロンー6、ナイロンー66等)、ポリイミドなどが使用でき、要求品質や用途に応じて適宜選択することができる。
シーラント層(36)は積層体(30)の少なくとも一方の表面に配置され、2枚の積層体をシーラント層(36)同士が対向するように重ねて、加熱、加圧してヒートシールすることによって互いを接着させ、包装袋(10)に製袋することを可能にする。
ニル共重合体(EVA)、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−メタアクリル酸樹脂共重合体などのエチレン系樹脂や、ポリエチレンとポリブテンのブレンド樹脂や、ホモポリプロピレン樹脂(PP)、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体などのポリプロピレン系樹脂等を使用することができる。
図4に示してはいないが、必要に応じて商品としてのイメージアップや、内容物についての必要な情報を、積層体(30)中の、包装袋外面側から見える層に印刷によって設けることができる。そのための基材には、高分子材料を素材としたプラスチックフィルムを用いることができる。
また、内容物の保存性を向上させることなどを目的として、必要な場合には、積層体(30)中に着色フィルムなど紫外線を遮蔽する不透明層を設けることができる。あるいは、積層体(30)中にガスバリア層(32)を設けることができる。図4に示す例は、プラスチックフィルム(31)の表面にガスバリア層(32)を設けてなるガスバリアフィルム(33)を用いた例である。
クフィルム(31)の表面に、無機化合物からなるガスバリア層(32)を設けたガスバリアフィルム(33)を用いることができる。
積層体(30)を構成する各層を積層する際には、接着剤層(34)を介して積層することができる。接着剤の材料としてはたとえば、ポリエステル−イソシアネート形樹脂、ウレタン樹脂、ポリエーテル系樹脂などを用いることができる。
図2に示す形態の、切込み(1)、上側誘導線(7)、下側誘導線(8)、開封線(2)を設けた包装袋を下記の条件にて作成した。
2軸延伸ポリプロピレンフィルム(厚さ20μm)/
ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)/
ポリエチレン樹脂シーラント層(厚さ50μm)
なお、左側部ヒートシール部(4)のヒートシール幅は8mmとした。
レーザ光加工速度=2000mm/分
レーザ光の幅=100μ
の条件にて積層体のプラスチックフィルム基材層に、レーザ光照射による傷加工1本を施した。
h=12mm
a=3mm、5mm、10mm の3段階
とした。
上側誘導線(7)、下側誘導線(8)の外縁側の端部における間隔hを、
h=7mm
と設定した以外、実験例1と同一の条件とした。
上側誘導線(7)、下側誘導線(8)の外縁側の端部における間隔hを、
h=6mm
と設定した以外、実験例1と同一の条件とした。
上側誘導線(7)、下側誘導線(8)の外縁側の端部における間隔hを、
h=5mm
と設定した以外、実験例1と同一の条件とした。
上側誘導線(7)、下側誘導線(8)の外縁側の端部における間隔hを、
h=4mm
と設定した以外、実験例1と同一の条件とした。
上側誘導線(7)、下側誘導線(8)の外縁側の端部における間隔hを、
h=3mm
と設定した以外、実験例1と同一の条件とした。
上側誘導線(7)、下側誘導線(8)の外縁側の端部における間隔hを、
h=1mm
と設定した以外、実験例1と同一の条件とした。
〇:開封線への接続は確実である。
△:開封線への接続はやや不安定である。
×:開封線への接続は不安定である。
2・・・開封線
3・・・右側部ヒートシール部
4・・・左側部ヒートシール部
5・・・天部ヒートシール部
6・・・底部ヒートシール部
7・・・上側誘導線
8・・・下側誘導線
10・・・包装袋
11・・・切込み
20・・・切裂き
21・・・開封線の端部
22・・・開封線の右側端部
23・・・開封線
24・・・ずれた切裂き
30・・・積層体
31・・・プラスチックフィルム
32・・・ガスバリア層
33・・・ガスバリアフィルム
34・・・接着剤層
35・・・プラスチックフィルム基材層
36・・・シーラント層
77・・・下側誘導線
88・・・上側誘導線
Claims (2)
- 基材とシーラント層を少なくとも有する積層体の、シーラント層を対向させて天部、底部、左右の側部の周縁部をシールしてなる矩形の包装袋であって、シールされた周縁部の、少なくとも一方の側部の外縁に切込みを有し、切込みの先端から天部外縁に平行な方向に離隔した端部から天部外縁に平行に開封線が延在し、前記切込みの斜上側と斜下側をそれぞれ始点とし一本は表側、他の一本は裏側の積層体に設けられた一対の誘導線が、包装袋の内側に向かって上下の間隔が狭まり前記開封線の端部に収束するように設けられ、前記始点の間隔をhとし、前記切込みの頂点と前記始点との包装袋の内側向きの離隔をaとしたとき、a<hを満たすことを特徴とする包装袋。
- 前記誘導線が開封線と連続した脆弱部により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016116211A JP2017218217A (ja) | 2016-06-10 | 2016-06-10 | 包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016116211A JP2017218217A (ja) | 2016-06-10 | 2016-06-10 | 包装袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017218217A true JP2017218217A (ja) | 2017-12-14 |
Family
ID=60656823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016116211A Pending JP2017218217A (ja) | 2016-06-10 | 2016-06-10 | 包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017218217A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4595103A (en) * | 1985-01-18 | 1986-06-17 | Owh Yoon C | Envelope |
JPH08217094A (ja) * | 1995-02-14 | 1996-08-27 | Toppan Printing Co Ltd | 開封容易な包装袋 |
WO2001062616A1 (fr) * | 2000-02-22 | 2001-08-30 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | Sachet de conditionnement |
JP2014055016A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-27 | Toppan Printing Co Ltd | 包装袋 |
JP2016104637A (ja) * | 2014-12-01 | 2016-06-09 | 凸版印刷株式会社 | 包装袋 |
-
2016
- 2016-06-10 JP JP2016116211A patent/JP2017218217A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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JP2016104637A (ja) * | 2014-12-01 | 2016-06-09 | 凸版印刷株式会社 | 包装袋 |
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