JP2017217801A - 冊子及び冊子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に製造でき、且つ開き易いモンタージュ調の冊子を提供する。【解決手段】冊子は、複数のページが、ページの一辺に沿ったライン状の綴じ部130で綴じられて形成されたものである。冊子の分割ページ部120のページ121は、前記一辺の反対側にある他辺から綴じ部130と略直交する方向に設けられた切込み150によって複数の部分122に分割される。綴じ部130の前記他辺側の近傍に、ミシン目140が綴じ部130の方向に沿って設けられ、切込み150の綴じ部130側の先端は、ミシン目140を越えてミシン目140と綴じ部130の間の位置まで達している。【選択図】図2

Description

本発明は、冊子及び冊子の製造方法に関する。
ページが分割され、その分割された部分を独立にめくることができるモンタージュ調の冊子が従来から知られており、その特徴を生かして様々な用途に用いられている。
例えば特許文献1には、2つの部分に分割されたページがバインダー式の綴り具で綴られた洋服生地の見本帳が開示されており、2つの部分に設けた生地見本を自由に組み合わせてこれらの調和の検討が行える。また特許文献2には、3つの部分に分割されたページがバインダー金具で綴じられたマニュアル冊子が開示されており、3つの部分に記載された複数種類の解説をそれぞれ自由にめくりながら操作等の理解ができる。
特許文献3には、ページをミシン目で切り離して2つの部分に分割し、これらの部分を独立にめくれるようにして各部分に印刷された静止画を自由に組み合わせて観賞できる書籍が記載されている。また特許文献4には、2つの部分に分割したページをコイルスプリングを用いて綴じ各部分を独立にめくれるようにし、各部分に問題と解答等をそれぞれ印刷したものが開示されている。
特許文献5には、輪転印刷物を折りたたんだ状態で切れ目をいれ、製本工程で針金や接着材で綴じることでページが分割された冊子を製造する方法が記載されている。また特許文献6には、2つの部分に分割したページを金属リング等の綴じ具によって綴じたヘアスタイルガイドブックが記載されており、各部分を独立にめくることでヘアスタイルを組み合わせることができる。
実公昭46-13205号公報 特開2003-276360号公報 特開2011-224898号公報 特開平10-138661号公報 特開平11-170729号公報 実開平3-5179号公報
これらの冊子はリングや針金などの金具を用いて綴じるものが多いが、製造方法が複雑になるという欠点があった。接着材等を用いて綴じるものもあるが、その場合は冊子を見開きで開きにくくなるという欠点があった。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、容易に製造でき、且つ開き易いモンタージュ調の冊子を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための第1の発明は、複数のページが、前記ページの一辺に沿ったライン状の綴じ部で糊付けして綴じられて成る冊子であって、少なくとも1つのページは、前記一辺の反対側にある他辺から前記綴じ部と略直交する方向に設けられた切込みによって複数の部分に分割され、前記綴じ部の前記他辺側の近傍に、ミシン目が前記綴じ部の方向に沿って設けられ、前記切込みの前記綴じ部側の先端は、前記ミシン目を越えて前記ミシン目と前記綴じ部の間の位置にあることを特徴とする冊子である。
本発明のモンタージュ調の冊子は糊付けして綴じるので、製本に金具が不要であり、製造工程において糊付けを行い綴じる作業を連続的に行うことで容易に製造できる。また綴じ部の近傍の折り目となるところにミシン目を入れておくことで、開き易い冊子となる。また、ページを分割した部分はミシン目に沿って切るだけで簡便に切離すことができ、金券や商品券、クーポン券などとして用いることができる。さらに、ページを分割する切込みは、ミシン目を越えるように設けておくことで、製造工程で切込みの形成位置にばらつきがあっても、その先端をミシン目に確実に達するようにでき、ページを分割した部分をきれいに切離すことができる。
前記冊子において、前記分割されたページは、前記ページと同程度の大きさの分割されないページの内側で綴じられていることが望ましい。
このように、分割されたページを分割されないページの内側で綴じることで、分割されたページを当該分割されないページによって保護することができる。
前記ページを分割した部分の少なくともいずれかは、略平行な複数の画線を所定の間隔で配列して構成される背景部と、略平行な複数の画線を前記背景部の画線の長さ方向に沿って所定の間隔で配置してなる列を、前記背景部の画線の配列方向に沿って所定の間隔で複数配列して構成される潜像部と、を有し、背景部の画線の面積率Abを、当該画線の太さW1、及び当該画線の間隔Dを用いてW1/Dとし、潜像部の画線の面積率Alを、当該画線の太さW2、当該画線の長さH、前記列の間隔DH、及び前記列における当該画線の間隔DLを用いて(W2・H)/(DH・DL)としたときに、潜像部の画線の面積率Alを背景部の画線の面積率Abで割った値Rが、1.11程度以上且つ1.33程度以下となることが望ましい。
これにより、ページを分割した部分を切離して金券や商品券、クーポン券などとして用いる場合に、当該部分に、複写時にはじめて判別可能に現れる潜像部による偽造防止技術を施すことができる。且つ当該部分を目視した場合には、背景部と潜像部が一様に見えて体裁も良い。
第2の発明は、冊子の製造方法であって、ロール紙の長手方向に沿ったライン状の綴じ部で糊付けして貼り合せられた複数のロール紙を、冊子の1ページの大きさに切断する工程により冊子を製造し、前記複数のロール紙では、前記綴じ部の方向に沿ったミシン目が前記綴じ部の近傍に形成され、少なくとも一つのロール紙では、前記綴じ部と略直交する方向の切込みが、前記切込みの前記綴じ部側の先端が前記ミシン目を越えて前記ミシン目と前記綴じ部の間に位置するように設けられ、前記冊子は、前記綴じ部側の先端が前記ミシン目を越えて前記ミシン目と前記綴じ部の間に位置する前記切込みによって分割された複数の部分を有するページを含む複数のページが、前記綴じ部によって綴じられたものであることを特徴とする冊子の製造方法である。
これにより、ロール紙を用いて前記の冊子を容易に製造することができる。
本発明により、容易に製造でき、且つ開き易いモンタージュ調の冊子を提供することができる。
冊子10を示す図。 通常ページ部110、分割ページ部120におけるページの平面構成を示す図。 製造装置20の例を示す図。 ロール紙11、12の例を示す図。 冊子10の製造工程について説明する図。 ロール紙12の切断線250、260を示す図。 ページ121を分割した部分122とその複写物122’を示す図。 背景部160と潜像部170を示す図。 印刷物A〜Nについて、背景部160の画線161の太さW1、潜像部170の画線171の長さH、潜像部170の画線171の面積率Alと背景部160の画線161の面積率Abの比の値R(=Al/Ab)等を示す図。 OCR用紙に印刷を行った印刷物C〜Nを示す図。 コート紙に印刷を行った印刷物C〜Nを示す図。 上質紙に印刷を行った印刷物C〜Nを示す図。 富士ゼロックス株式会社製のApeosPort-VC7780(複写機I)によって複写を行った印刷物C〜Nの複写物を示す図。 キヤノン株式会社製のiR ADV 5255(複写機II)によって複写を行った印刷物C〜Nの複写物を示す図。 キヤノン株式会社製のiR ADV 7065(複写機III)によって複写を行った印刷物C〜Nの複写物を示す図。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
(1.冊子10)
図1は本発明の実施形態に係る冊子10を示す図である。この冊子10は、複数のページを綴じ部130で糊付けして綴じることで形成される。これらのページは、綴じ部130の近傍に設けたミシン目140で折って左右に見開きで開くことができる。
冊子10のページは、通常ページ部110と分割ページ部120に分けることができる。
通常ページ部110は、1ページ当たり1枚の用紙で構成される部分であり、表紙や裏表紙なども含まれる。
分割ページ部120は、冊子10において通常ページ部110の内側に綴じられる。分割ページ部120では、通常ページ部110と同程度の大きさの1ページが複数の部分122に分割されており、それぞれの部分122を独立にめくることができる。図の例では、1つのページが3つの部分122に均等幅で分割されているが、これに限らない。分割ページ部120のページは2以上に分割されていればよく、また均等幅に分割されていなくてもよい。
各部分122に印刷する内容は冊子10の目的に応じたものとでき、特に限定されない。本実施形態では、少なくとも一つの部分122を、金券や商品券、クーポン券などを印刷したものとする。
本実施形態では、3ページ分の分割ページ部120の表裏それぞれに2ページ分の通常ページ部110を貼り合せて綴じ、冊子10を形成している。このように分割ページ部120を通常ページ部110の分割されないページの内側で綴じることで、分割ページ部120の分割されたページを保護できる。
図2は、冊子10を通常ページ部110と分割ページ部120に分解した斜視図によって、通常ページ部110のページ111と分割ページ部120のページ121の平面構成を示したものである。図において左側は冊子10の背側に対応し、右側は冊子10の小口側に対応する。
通常ページ部110の各ページ111及び分割ページ部120の各ページ121には、冊子10の背に対応する一辺に沿ってライン状の綴じ部130が設定される。この綴じ部130に糊付けされた接着材等によって、通常ページ部110の各ページ111と分割ページ部120の各ページ121が冊子10として綴じられる。
なお、図2の綴じ部130は説明の都合上ページ111(121)の表側に示しているが、実際には冊子10の構成や製造工程に応じて各ページ111(121)の表側あるいは裏側において当該綴じ部130の領域に糊付けが行われる。これは後述する図5、6においても同様である。
ページ111、121の前記一辺と反対側にある他辺は冊子10の小口に対応する。綴じ部130の当該他辺側の近傍では、綴じ部130の方向に沿って上下にミシン目140が設けられている。
分割ページ部120では、ページ121が切込み150によって上下3つの部分122に分割される。この切込み150は、ページ121の前記他辺から綴じ部130と略直交する方向に設けられ、その綴じ部130側の先端がミシン目140を越えてミシン目140と綴じ部130の間の位置まで達している。
ページ121の各部分122は、必要に応じてミシン目140に沿って切離すことができる。本実施形態では、ページ121を分割した部分122をミシン目140によって切離し、当該部分122を金券、商品券、クーポン券などとして用いることができる。
(2.冊子10の製造方法)
次に、冊子10の製造方法について説明する。図3は冊子10を製造するのに用いる製造装置20の例を模式的に示す図である。製造装置20は、ロール21a〜21gから繰り出したロール紙11、12を搬送しつつ、インラインで後述する加工を施すことで冊子10を製造するものである。
図4(a)はロール紙11の例である。このロール紙11は、冊子10における通常ページ部110のページ111を形成するためのものである。本実施形態では、ロール紙11に予めページ111の画像が印刷され、画像の印刷時に併せてミシン目140も形成している。ページ111の画像はロール紙11の長手方向(製造装置20におけるロール紙11の搬送方向に対応する)に沿って並ぶように複数印刷される。
ロール紙11の長手方向と直交する幅方向の一方の側部では、後述する工程によって糊付けを行い冊子10を綴じるための綴じ部130がロール紙11の長手方向に沿ってライン状に設定される。ミシン目140は、この綴じ部130の近傍において、綴じ部130の方向に沿って形成される。
本実施形態では、冊子10において分割ページ部120の表側にある通常ページ部110の2ページ分のロール紙11と、分割ページ部120の裏側にある通常ページ部110の2ページ分のロール紙11が予め用意される。これらのロール紙11は、ページ順を考慮して製造装置20の後段(図3の右側に対応する)のロール21d〜21gにそれぞれ巻きつけられる。
図4(b)はロール紙12の例である。このロール紙12は、冊子10における分割ページ部120のページ121を形成するためのものである。本実施形態では、ロール紙12に予めページ121の各部分122の画像が印刷され、画像の印刷時に併せてミシン目140も形成している。
ページ121の各部分122の画像は、ロール紙12の長手方向(製造装置20におけるロール紙12の搬送方向に対応する)に沿って並ぶように複数印刷されている。
前記と同様、ロール紙12の幅方向の一方の側部では、後述する工程によって糊付けを行い冊子10を綴じるための綴じ部130がロール紙12の長手方向に沿ってライン状に設定される。ミシン目140は、この綴じ部130の近傍において、綴じ部130の方向に沿って形成される。
本実施形態では、分割ページ部120の3ページ分のロール紙12が予め用意される。これらのロール紙12は、ページ順を考慮して製造装置20の前段(図3の左側に対応する)のロール21a〜21cにそれぞれ巻きつけられる。
図3に示す製造装置20では、まず、ロール21aから繰り出したロール紙12の綴じ部130に、塗布部27によって接着材を塗布し、糊付けを行う。
このロール紙12は、ロール21bから繰り出されたロール紙12と上下一対のローラー22aによって重ね合わされ、接着材により貼り合わされる。この時、ミシン目140及びページ121の各部分122の位置は両ロール紙12で対応している。
これら貼り合わされたロール紙12は、上記と同様の方法で、ロール21cから繰り出されたロール紙12と上下一対のローラー22bによってさらに貼り合わされる。
こうして貼り合わされた3枚のロール紙12は、カッター23によって切込まれる。カッター23は、綴じ部130と略直交する方向の切込み150を、その綴じ部130側の先端がミシン目140を越えてミシン目140と綴じ部130の間の位置に達するように形成する。この状態を図5(a)に示す。切込み150は、1つのページ121を3つの部分122に分割する箇所に形成される。
製造装置20は、この後、貼り合わされたロール紙12の表裏両面の綴じ部130に、塗布部27によって接着材を塗布し、糊付けを行う。
そして、ロール21dから繰り出されたロール紙11をロール紙12の表側に重ねるとともに、ロール21eから繰り出されたロール紙11をロール紙12の裏側に重ね、上下一対のローラー22cによりこれらのロール紙11、12を貼り合わせる。この時、ロール紙11、12のミシン目140やページ111、121の位置は対応している。
以下、上記と同様の方法でロール21f、21gから繰り出されたロール紙11を上下一対のローラー22dによってさらに貼り合わせた後、カッター25によってロール紙11、12の幅方向の両側部の図5(b)に示す切断線250を切断し、冊子10に不要な部分を切離す。
最後に、カッター26によって図5(c)に示す切断線260を切断し、複数のロール紙11、12を冊子10の1ページ分の大きさに切断することで、前記した冊子10が製造される。
なお、図5(b)、(c)ではロール紙11における切断線250、260の位置が示されているが、その下のロール紙12における切断線250、260の位置を示すとそれぞれ図6(a)、(b)のようになる。
この冊子10は、冊子10を綴じるためにリングや針金等の金具が不要なので容易に製造でき、ページ121の分割も糊付け、貼り合せ等の工程と連続して製本時にできるので工程負荷が少ない。
以上説明したように、本実施形態のモンタージュ調の冊子10は糊付けして綴じるので、製本に金具が不要であり、製造工程において糊付けを行い綴じる作業を連続的に行うことで容易に製造できる。また綴じ部130の近傍の折り目となるところにミシン目140を入れておくことで、開き易い冊子となる。また、ページ121を分割した部分122はミシン目140に沿って切るだけで簡便に切離すことができ、金券や商品券、クーポン券などとして用いることができる。さらに、ページ121を分割する切込み150は、ミシン目140を越えるように設けておくことで、製造工程で切込み150の形成位置にばらつきがあっても、その先端をミシン目140に確実に達するようにでき、ページ121を分割した部分122をきれいに切離すことができる。
その他、本実施形態の冊子10はリングや針金等の金具を用いないのでリサイクルもしやすく、環境面でも好ましい。さらに、冊子10を薄厚とでき封筒にいれて郵送することも可能である。また雑誌の付録などとしても利用できる。
さらに、本実施形態では分割ページ部120を通常ページ部110の内側で綴じることで、分割ページ部120を通常ページ部110により保護することができる。
また、前記した製造方法により、ロール紙11、12を用いて容易に冊子10を製造でき、帳票などの印刷を行う従来のビジネスフォーム用の製造ラインを適用することも可能である。
しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば冊子10の通常ページ部110や分割ページ部120のページ数は前記したものに限らず、少なくとも1ページ分の分割ページ部120を含む複数のページから構成されていればよい。分割ページ部120のみで冊子を形成することも可能である。
冊子10の形態の違いに応じて製造工程も変化し、例えば本実施形態ではロール紙12を別のロール紙12と貼り合せた後、カッター23により切込み150を形成しているが、分割ページ部120を1ページ分のみとする場合は、ロール紙12にカッター23によって切込み150を形成した後、別のロール紙11と貼り合せるような手順となる。また本実施形態では、予めミシン目140を形成したロール紙11、12を用いて冊子10を製造しているが、上記説明した製造工程の途中でミシン目140をロール紙11、12に形成することも可能である。
また、冊子10の用途としては、前記したように分割ページ部120のページ121の部分122を金券や商品券、クーポン券などとするほか、当該部分122を切り取って使用可能なカレンダーなどとすることもできる。また各部分122に飲食店の主菜や副菜などのメニューを印刷してこれらの組み合わせを自由に検討できるメニューカタログとして用いたり、各部分122に洋服の上下それぞれの部分を印刷し、これらの組み合わせを検討できるファッションコーディネート用冊子として用いることもできる。また、各部分122に顔の上下の表情などの静止画を印刷して絵合わせにより様々な表情が楽しめる絵合わせ用の冊子として用いることもでき、各部分122に問題やその解答、解説など印刷した学習用冊子などとして用いることも可能である。
[第2の実施形態]
前記した通り、本発明に係る冊子10ではページ121を分割した部分122を切り離して金券、商品券、クーポン券などとして用いることができるが、このようなケースではこれらの部分122に偽造防止技術を施すことも可能である。
そこで、第2の実施形態では、ページ121を分割した部分122の少なくともいずれかに、特許第5692663号に記載されているような潜像を用いた偽造防止技術を施すものとし、図7(a)に示すように、潜像部170と、潜像部170の周囲の部分である背景部160を当該部分122に印刷して形成する。図示は省略しているが、当該部分122には金券、商品券、クーポン券等に応じた印刷絵柄も形成される。
潜像部170は、印刷物(ページ121を分割した部分122)においては背景部160と一様に見えて判別がつかないが、複写時に初めて背景部160と判別可能に現れる領域である。図7(a)では説明の都合上、潜像部170を点線で示している。
当該部分122を複写すると、図7(b)に示すように、複写物122’において潜像部170が背景部160よりも低い濃度となる。このように複写物122’において潜像部170が薄くなり判別可能に現れることにより、それが複写物122’(偽物)であることがわかり、以て複写が牽制されて偽造防止効果を奏する。
図8は背景部160と潜像部170を拡大して示す図である。図に示すように、背景部160は、略平行な複数の画線161を所定の間隔Dで等間隔に配列して万線状に構成される。背景部160では、画線161の太さW1や間隔Dなどが一定値以上の十分な大きさである等の要因により、複写機で画線161が再現可能となっている。
なお、背景部160の各画線161の太さW1は同じである。画線161の太さW1は画線161の短辺方向の幅を指し、当該短辺方向と平面において略直交する画線161の長辺方向は画線161の長さ方向というものとする。画線161の間隔Dは画線161の中心線同士の間隔とする。これらは潜像部170の画線171についても同様である。
潜像部170は、略平行な複数の画線171を背景部160の画線161の長さ方向に沿って所定の間隔DLで等間隔に配置して列172を形成するとともに、この列172を、背景部160の画線161の配列方向に沿って所定の間隔DHで等間隔に複数配列して構成される。背景部160の画線161の配列方向とは、画線161の長さ方向と平面において略直交する方向である。
潜像部170の画線171は背景部160の画線161と平面において略直交し、潜像部170の画線171の列172は、背景部160の画線161の延長上に沿って形成される。潜像部170の画線171は、その間隔DLなどが所定値未満であり複写機のスキャナやプリンタの解像性能を超える等の要因により、複写機で完全に再現することが不可能となっている。
なお、潜像部170の各画線171の太さW2や長さHは同じであり、画線171は画線161と同色のインキにより形成される。また、潜像部170における列172の間隔DHは、各列172の画線171の長さ方向の中心部同士の間隔である。当該中心部は背景部160の画線161の中心線の延長上にあり、従って間隔DHは画線161の間隔Dと同じ値となる。
このような印刷物については、複写物122’において潜像部170が判別可能となることが重要であるが、体裁の良さを考慮すれば、印刷物において背景部160と潜像部170が一様に見えて目視で判別できないことも重要である。
そのためには背景部160の画線161の面積率と潜像部170の画線171の面積率を同じとすることが通常考えられるが、本発明者が鋭意検討したところ、背景部160と潜像部170の画線161、171の面積率を同じとした場合よりも、これらの面積率が同じではない所定の条件となる場合のほうが印刷物において背景部160と潜像部170が判別しにくく、より好ましいという知見が得られた。
すなわち、本実施形態では上記した所定の条件として、背景部160の画線161の面積率Abを、画線161の太さW1及び間隔Dを用いてW1/Dとし、潜像部170の画線171の面積率Alを、画線171の太さW2、画線171の長さH、列172の間隔DH、及び列172における画線171の間隔DLを用いて(W2・H)/(DH・DL)としたときに、潜像部170の画線171の面積率Alを背景部160の画線161の面積率Abで割った比の値R(=Al/Ab)が、1.11程度以上且つ1.33程度以下となっている。
さらに、本実施形態では、背景部160の画線161の面積率Ab、及び潜像部170の画線171の面積率Alを25.0%程度以下とし、商品券や金券、クーポン券などの印刷絵柄の見えに影響しないようにする。
詳細は後述するが、本実施形態では、このように潜像部170の画線171の面積率Alと背景部160の画線161の面積率Abの比の値R(=Al/Ab)を1.11程度以上且つ1.33程度以下とし、潜像部170の画線171の面積率Alを背景部160よりも若干高い値とすることにより、印刷物において背景部160と潜像部170の差をより判別しにくくできる。一方、その複写物122’では潜像部170を判別可能とすることができ、偽造防止効果を奏し、体裁も良い。さらに、背景部160と潜像部170を画線161、171で形成することで、製版もし易い。
また、本実施形態では、背景部160の画線161の面積率Ab、及び潜像部170の画線171の面積率Alを25.0%程度以下とし、商品券や金券などの印刷絵柄の見えに影響しないように背景部160や潜像部170を薄く設けることができる。より具体的には、後述するように例えば背景部160の画線161の面積率Abを11.4%程度以上且つ20.0%程度以下とし、潜像部170の画線171の面積率Alを14.3%程度以上且つ23.8%程度以下とすることで、印刷絵柄の見えに影響しないように背景部160や潜像部170を設け、且つ前記の効果を奏することができる。ただし、面積率Ab、Alの範囲はこれに限ることはなく、面積率Ab、Alが別の範囲であっても、面積率Alを面積率Abで割った比の値Rが1.11程度以上且つ1.33程度以下であれば、前記の効果を奏することができる。
さらに、本実施形態では、潜像部170の画線171を背景部160の画線161と平面において略直交させ、潜像部170の画線171の列172を背景部160の画線161の延長上に沿って形成することにより、印刷物において背景部160と潜像部170の差が判別しにくく、複写物122’において潜像部170が判別可能となるのに寄与する。しかしながら、画線161、171の配置等がこれに限られることもない。
次に、印刷物(ページ121を分割した部分122)における上記の偽造防止技術を検討した結果を実施例として具体的に説明する。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。
[印刷物]
実施例として、前記した背景部160の画線161の太さW1と潜像部170の画線171の長さHを調整し、潜像部170の画線171の面積率Alを背景部160の画線161の面積率Abで割った比の値R(=Al/Ab)を1.11程度以上且つ1.33程度以下とした印刷物C、H、I、Nを作製した。
また、背景部160の画線161の面積率Ab、及び潜像部170の画線171の面積率Alはいずれの印刷物C、H、I、Nにおいても25.0%程度以下とした。具体的には、印刷物C、H、I、Nにおいて、背景部160の画線161の面積率Abは11.4%程度以上且つ20.0%程度以下とし、潜像部170の画線171の面積率Alは14.3%程度以上且つ23.8%程度以下とした。
また、参考例として、背景部160の画線161の太さW1と潜像部170の画線171の長さHを調整し、前記した比の値Rを1.11程度以上且つ1.33程度以下の範囲とは異ならせた印刷物A、B、D、E、F、G、J、K、L、Mを作製した。
なお、背景部160の画線161の間隔D、潜像部170の画線171の太さW2、列172の間隔DH、及び列172における画線171の間隔DLは印刷物A〜Nで共通とし、潜像部170としては「コピー」の文字を形成した。
以上の印刷物A〜Nについて、背景部160の画線161の太さW1と間隔D、潜像部170の画線171の太さW2と長さH、列172の間隔DH、列172における画線171の間隔DL(以上、単位は全てmm)、潜像部170の画線171の面積率Al、背景部160の画線161の面積率Ab、及びその比の値R(=Al/Ab)を示したものが図9である。
ここでは、背景部160の画線161の太さW1を4段階(0.04、0.05、0.06、0.07mm)に変化させるとともに、潜像部170の画線171の長さHを4段階(0.10、0.15、0.20、0.25mm)に変化させて前記した比の値R(=Al/Ab)が異なる14枚の印刷物A〜Nを作製しており、図9では背景部160の画線161の太さW1と潜像部170の画線171の長さHごとに、対応する印刷物A〜Nについて潜像部170の画線171の面積率Al、背景部160の画線161の面積率Ab、及びその比の値R(=Al/Ab)を示している。
背景部160の画線161の間隔D、潜像部170の画線171の太さW2、列172の間隔DH、及び列172における画線171の間隔DLは印刷物A〜Nで同じであり、D=0.35mm、W2=0.05mm、DH=0.35mm、DL=0.15mmである。
[印刷物における背景部160と潜像部170の判別しにくさ]
図10、11、12はそれぞれOCR用紙、コート紙、上質紙に印刷物C〜Nの印刷を行った例であり、横軸を背景部160の画線161の太さW1=0.04、0.05、0.06、0.07(mm)、縦軸を潜像部170の画線171の長さH=0.15、0.20、0.25(mm)として、対応する位置に印刷物C〜Nを示したものである。
本発明者がこれらの印刷物C〜Nを実際に目視したところ、前記したRの値が1.11程度以上且つ1.33程度以下の範囲となる印刷物C、H、I、Nの方が、Rの値が当該範囲以外の値となる印刷物D、E、F、G、J、K、L、Mよりも、潜像部170の「コピー」の文字が背景部160と判別しにくいという結果であった。なお、図10〜12では印刷物A、Bについて図示を省略しているが、印刷物D、E、F、G、J、K、L、Mと同様の傾向であった。
このうち印刷物Dは背景部160の画線161の面積率Abと潜像部170の画線171の面積率Alが等しく、Rの値が1.00となるが、このような印刷物Dよりも、潜像部170の画線171の面積率Alが背景部160より若干高い印刷物C、H、I、Nの方が、潜像部170の「コピー」の文字をより判別しにくかった。
[複写物における潜像部170の判別可能性]
次に、各印刷物A〜NについてOCR用紙にカラー複写を行い、複写物における潜像部170の判別可能性の検討を行った。複写には、富士ゼロックス株式会社製のApeosPort-VC7780、キヤノン株式会社製のiR ADV 5255及びiR ADV 7065の3種類の複写機を用いた。
図13、14、15はそれぞれ、富士ゼロックス株式会社製のApeosPort-VC7780(複写機I)、キヤノン株式会社製のiR ADV 5255(複写機II)及びiR ADV 7065(複写機III)によって印刷物C〜Nの複写を行ったものであり、横軸を背景部160の画線161の太さW1=0.04、0.05、0.06、0.07(mm)、縦軸を潜像部170の画線171の長さH=0.15、0.20、0.25(mm)として、対応する位置に印刷物C〜Nの複写物を示したものである。
本発明者がこれらの印刷物C〜Nの複写物を実際に目視したところ、程度の差はあるものの、印刷物C、H、I、Nの複写物を含め、各複写物において潜像部170の「コピー」の文字を判別できた。なお、図13〜15では印刷物A、Bの複写物について図示を省略しているが、「コピー」の文字は同様に判別できた。OCR用紙をコート紙や上質紙に代えた場合も同様の結果であった。
以上より、潜像部170の画線171の面積率Alを背景部160の画線161の面積率Abで割った比の値Rが1.11程度以上且つ1.33程度以下となる印刷物C、H、I、Nは、背景部160と潜像部170が一様に見えてより判別しにくく、且つその複写物では潜像部170が判別可能であり、偽造防止効果を奏し、体裁の良い好適な印刷物となることが確認できた。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10;冊子
20;製造装置
11、12;ロール紙
110;通常ページ部
111、121;ページ
120;分割ページ部
122;部分
122’;複写物
130;綴じ部
140;ミシン目
150;切込み
160;背景部
170;潜像部

Claims (4)

  1. 複数のページが、前記ページの一辺に沿ったライン状の綴じ部で糊付けして綴じられて成る冊子であって、
    少なくとも1つのページは、前記一辺の反対側にある他辺から前記綴じ部と略直交する方向に設けられた切込みによって複数の部分に分割され、
    前記綴じ部の前記他辺側の近傍に、ミシン目が前記綴じ部の方向に沿って設けられ、
    前記切込みの前記綴じ部側の先端は、前記ミシン目を越えて前記ミシン目と前記綴じ部の間の位置にあることを特徴とする冊子。
  2. 前記冊子において、前記分割されたページは、前記ページと同程度の大きさの分割されないページの内側で綴じられていることを特徴とする請求項1記載の冊子。
  3. 前記ページを分割した部分の少なくともいずれかは、
    略平行な複数の画線を所定の間隔で配列して構成される背景部と、
    略平行な複数の画線を前記背景部の画線の長さ方向に沿って所定の間隔で配置してなる列を、前記背景部の画線の配列方向に沿って所定の間隔で複数配列して構成される潜像部と、
    を有し、
    背景部の画線の面積率Abを、当該画線の太さW1、及び当該画線の間隔Dを用いてW1/Dとし、
    潜像部の画線の面積率Alを、当該画線の太さW2、当該画線の長さH、前記列の間隔DH、及び前記列における当該画線の間隔DLを用いて(W2・H)/(DH・DL)としたときに、
    潜像部の画線の面積率Alを背景部の画線の面積率Abで割った値Rが、1.11程度以上且つ1.33程度以下となることを特徴とする請求項1または請求項2記載の冊子。
  4. 冊子の製造方法であって、
    ロール紙の長手方向に沿ったライン状の綴じ部で糊付けして貼り合せられた複数のロール紙を、冊子の1ページの大きさに切断する工程により冊子を製造し、
    前記複数のロール紙では、前記綴じ部の方向に沿ったミシン目が前記綴じ部の近傍に形成され、
    少なくとも一つのロール紙では、前記綴じ部と略直交する方向の切込みが、前記切込みの前記綴じ部側の先端が前記ミシン目を越えて前記ミシン目と前記綴じ部の間に位置するように設けられ、
    前記冊子は、前記綴じ部側の先端が前記ミシン目を越えて前記ミシン目と前記綴じ部の間に位置する前記切込みによって分割された複数の部分を有するページを含む複数のページが、前記綴じ部によって綴じられたものであることを特徴とする冊子の製造方法。
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