JP2000263979A - 有価証券綴り - Google Patents

有価証券綴り

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有価証券の抜き取りによる変造を防ぐととも
に、固有情報を付加できる有価証券綴りを提供するこ
と。 【解決手段】 丁合部2及び複数の有価証券がミシン目
kで連接された用紙が複数枚綴じられた有価証券綴りで
あって、前記用紙が、接着剤3によって、前記丁合部で
綴じられている有価証券綴り1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚の有価証券
が切り離し自在に綴じられた有価証券綴りに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】優待券、商品券、ギフトカード、トラベ
ラーズチェック、パーソナルチケット等の有価証券は、
持ち運ぶ際の簡便性から、財布に入る大きさ、例えば、
国内向けであれば、日本銀行券の大きさ、海外向けであ
れば、米ドル紙幣の大きさとなっている場合が多い。
【0003】有価証券の中でも、特に、ギフトカード等
のように少額な有価証券は、丁合部を有価証券にミシン
目で連接させ、例えば、20枚の有価証券を重ね合わ
せ、丁合部をステープルで止めて綴じ合わせている。さ
らに、綴じ合わされた有価証券に表紙と裏表紙を重ね合
わせ、接着テープで背巻き止めを行って、1冊の有価証
券綴りとなっている。また、単に、複数枚の有価証券を
重ね合わせ、紙で帯び止めしている場合もある。このよ
うな有価証券は、有価証券購入時に、有価証券綴り、又
は、帯止めされた有価証券が1取引単位として扱われ、
有価証券が使用される場合は、有価証券綴りから有価証
券が1枚1枚ばらされて使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ステープル止めされた
有価証券綴りは、一旦ステープルが外され、1枚又は数
枚の有価証券が抜き取られた後に、再度ステープルでと
じ合わされて、所定枚数よりも少ない枚数の有価証券綴
りに変造される場合があり、また、帯止めされた有価証
券は、もっと簡単に、1枚又は数枚の有価証券を抜き取
られてしまい、これら変造された有価証券綴りをもっ
て、有価証券発行者に対して、綴じられた枚数が少ない
との苦情を申し立てる者がいる。
【0005】また、従来の有価証券綴りでは、紙幣の大
きさに作成された有価証券を綴じ合わせていたため、個
々の有価証券を特定するためには、ナンバリング印刷機
で連続番号を印刷する程度のことしかできず、使用対象
者を特定の個人やグループに絞った有価証券を発行しよ
うとしても、実質的にプリンターで処理することができ
なかったため、対象者名やグループ名などの固有情報を
有価証券に付加できないという問題点がある。
【0006】そこで、本発明は、有価証券の抜き取りに
よる変造を防ぐとともに、固有情報を付加できる有価証
券綴りの提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の有価証券綴りは、丁合部及び複数の有価証
券がミシン目で連接された用紙が複数枚綴じられた有価
証券綴りであって、前記用紙が、接着剤によって、前記
丁合部で綴じられている。なお、前記有価証券に固有情
報が記録されていてもよい。
【0008】
【発明の実施形態】以下、本発明の送付媒体について、
図面に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は実施例
の有価証券綴りを説明するための図、図2は実施例の有
価証券を説明するための図である。
【0009】この実施例では、有価証券の例として、2
0枚綴りの株主優待券について説明する。この有価証券
綴り1は、図1に示すように、表紙と2枚の有価証券が
ミシン目kで連接された用紙11と、3枚の有価証券が
ミシン目kで連接された用紙12から用紙17とが重ね
合わされている。これらの用紙は、接着剤3によって、
それぞれの用紙の丁合部2で綴じられ、一体化されてい
る。
【0010】有価証券綴り1に綴じられている個々の有
価証券には、図2で示すように、「株主優待券」の表示
や優待の内容等のどの有価証券にも共通する情報が印刷
され、「有効期限 ○○年○月○○日」、「優待対象者
△△△△」、優待券番号等の有価証券綴り毎に、又
は、個々の有価証券毎によって異なる情報がプリンター
で出力されている。
【0011】有価証券には、カラーコピー機による偽造
を防止するために、カラーコピー機で複写できないパー
ル顔料による印刷領域からなる偽造防止手段4が設けら
れている。パール顔料は、例えば、鱗片状の雲母やアル
ミ粉の周りに、インキのバインダーとなる樹脂の屈折率
と異なる屈折率を持つ、例えば、酸化チタンで被覆し、
この被覆された酸化チタンの膜厚に対応した波長の光を
選択的に回折反射するものであり、しかも、見る角度を
変えると、酸化チタン被覆膜を通る光路長が変化するこ
とから、異なった色に見えるというものである。パール
顔料がこのような特性を持っていることから、赤、青、
黄、黒の4色トナーでカラー画像を複写するカラーコピ
ー機では、パール顔料を再現できない。パール顔料は、
そのパール効果を有効に引き出すために、粒径の大きな
顔料であるため、オフセット印刷等によってパターン印
刷することができないので、このパール顔料による印刷
領域は、まず、パール顔料が含まれるインクを印刷の流
れ方向に、グラビアコーティング法によって、帯状に形
成してパール顔料のベタ領域を設け、次いで、パール顔
料のベタ領域上に、用紙の色と実質的に同じ色のインキ
を用いて、有価証券発行者の名前やロゴ等を印刷してパ
ール顔料を部分的に隠蔽することで形成することができ
る。
【0012】パール顔料による印刷領域以外に用いるこ
とができる偽造防止手段4としては、例えば、有価証券
全体に設ける細紋の一部を、濃い色のインキによるカラ
ーコピー機の解像度以下の小さい網点で形成し、他の細
紋部分は、同系色の薄い色のインキによるカラーコピー
機の解像度以上の大きさの網点で印刷することにより、
網点とインキの色濃度との組み合わせで、2つの領域が
同色に見えるため、真券の見た目では、網点の違いによ
る色の違いを認識しにくいが、カラーコピー機で複写さ
れた券は、小さい網点の部分が白抜け、若しくは、濃い
色に複写された容易に認識できるという、コピーを牽制
する技術を用いることができる。また、ホログラムや回
折格子を用紙に転写、若しくは、用紙に抄き込んだり、
蛍光インキによる画像、彩紋、マイクロ文字などを偽造
防止手段4として用いることができる。
【0013】次に、本発明の有価証券綴りの製造方法に
ついて、図面に基づいて、説明する。図3は実施例の製
造方法のプロセスを説明するための図、図4はプリント
直前の有価証券を説明するための図である。
【0014】ロール状の用紙、例えば、OCR72kg
用紙を用意する。有価証券綴り1の用紙11として使用
する用紙には、例えば、有価証券綴り1に含まれる有価
証券の総枚数や注意書きなどを表紙の領域に印刷し、有
価証券に共通する情報を2つの有価証券の領域に印刷す
る。また、有価証券綴り1の用紙12から17として使
用する用紙には、有価証券に共通する情報を3つの有価
証券の領域に印刷する。なお、用紙12から用紙17に
印刷される情報が同じ場合は、同一の版で用紙12から
用紙17に印刷することが望ましい。(STEP1)偽
造防止手段4も、この時点で用紙に形成する。
【0015】次に、用紙の加工を行う。ロール状の用紙
11から用紙17に、図4に示すように、有価証券を分
離するためのミシン目k、用紙を移送する際に利用する
マージナルパンチホール5などの加工を行う。(STE
P2) なお、図4中の切取予定線mは、マージナルパンチホー
ルが形成されている領域を除去する際にスリットする予
定線であり、また、切取予定線nは、有価証券綴り1に
断裁する際の予定線である。また、STEP1とSTE
P2とは、インラインで行ってもよい。
【0016】次に、プリンターの出力を行う。加工され
たロール状の用紙11から17に、有価証券綴り毎に、
又は、有価証券毎に異なる情報、すなわち、固有情報を
プリンターで出力する。(STEP3) プリンターによる出力は、有価証券の表面だけでなく、
裏面に有価証券番号などを形成してもよい。
【0017】次に、各用紙の丁合を行う。マージナルパ
ンチホールが形成されている領域を切取予定線mでスリ
ットした後、印刷された情報やプリントされた情報の整
合をとりながら、重ね合わせ時に下側となる用紙の丁合
部2の表面に線状に接着剤3を形成して、印刷・加工・
プリントされた用紙11から用紙17を順次重ね合わせ
て綴じ合わせる。(STEP4)
【0018】次に、断裁を行う。丁合された用紙を、切
取予定線nで断裁し、有価証券綴り1にする。なお、必
要に応じて、各有価証券綴り1の大きさを同じ大きさに
するために、有価証券綴り1の周辺をさらに断裁し、仕
上げ加工を行う。
【0019】以上、本発明の実施例について説明してき
たが、本発明は、これらに限定されるものではなく、発
明の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、偽造防
止手段は、一箇所だけでなく複数箇所に設けてもよく、
また、ミシン目で連接された有価証券も3枚に限らず、
2枚でも、4枚以上でもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明の有価証券綴りは、各用紙がその
丁合部で接着剤によって綴じられているため、有価証券
の抜き取りによる変造を防ぐとともに、複数の有価証券
がミシン目で連接されているため、固有情報を付加でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の有価証券綴りを示す図であ
る。
【図2】実施例の有価証券を示す図である。
【図3】実施例の製造方法のプロセスを示す図である。
【図4】プリント直前の有価証券を示す図である。
【符号の説明】
1 有価証券綴り 2 丁合部 3 接着剤 4 偽造防止手段 5 マージナルパンチホール k ミシン目 m,n 切取予定線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 昌久 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 2C005 HA01 HB10 KA37 KB05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丁合部及び複数の有価証券がミシン目で
    連接された用紙が複数枚綴じられた有価証券綴りであっ
    て、前記用紙が、接着剤によって、前記丁合部で綴じら
    れていることを特徴とする有価証券綴り。
  2. 【請求項2】前記有価証券に固有情報が記録されている
    請求項1記載の有価証券綴り。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017217801A (ja) * 2016-06-07 2017-12-14 大日本印刷株式会社 冊子及び冊子の製造方法

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