JP2017214113A - 計量スポイト容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造である計量スポイト容器を提供する。【解決手段】容器部2が有する口頸部12にスポイト部20を装着してなり、このスポイト部20は、前記口頸部12に着脱自在に支持されたスポイト管24を含む管状体22と、前記口頸部12の外面に下部を螺合させるとともに、口頸部12の上側で管状体22の外面を一定の隙間gを存して囲むように設けられた操作筒40と、前記隙間g内に下部を挿入させた有頂筒状の押圧部材60と、で形成され、前記押圧部材60及び口頸部12の間の管状体22部分の外面と操作筒40の内面との一方に係合凹部Rが、また他方に、その係合凹部R内に遊挿される係合凸部46がそれぞれ形成されている。前記スポイト管24の上部から上方へ延設させたシール筒30と、前記押圧部材60の頂壁62から垂下された被シール筒68に液密に嵌合させて、シール筒30及び被シール筒68の内部の空間を計量室Cとした。【選択図】図1

Description

本発明は、計量スポイト容器、特に高粘度の液体(薬液など)に使用可能な計量スポイト容器に関する。
従来の計量スポイト容器として、容器体の口頸部にスポイト部を装着されており、スポイト部を口頸部から取り外すときに一定量の液体がスポイト部内に入るように構成したものが知られている(特許文献1)。
前記スポイト部は、
容器体の口頸部に螺合させた嵌合筒部から内向きフランジを介してシリンダ筒部を起立するとともに、嵌合筒部の外面からシリンダ筒部より上方へ外筒を起立した操作部材と、
前記操作部材に昇降自在に支持されて容器体の胴部内へ垂下されたスポイト管と、
スポイト管の上端部に付設され、シリンダ筒部の下部に接する第1ピストンと、
シリンダ筒部の上部に接する第2ピストンを周囲に有し、シリンダ筒部の筒孔の上部を閉塞する封止板と、
前記外筒の上部内へ昇降可能に装着され、前記封止板を押し下げることが可能に形成された押釦部材と
と具備し、封止板と第1ピストン部との間にスプリングを介装させてなる。
特開2015−196503
計量スポイト容器は、粘度が高いために他の種類の吐出容器(通常のポンプ容器やスプレー容器)では吐出しにくいような液体でも適切に吐出できる。しかしながら、特許文献1のものは、シリンダ筒部の筒孔の上部を閉塞する封止板を押釦部材で押下げ可能に設けており、またスポイト管及び封止板にそれぞれピストンを付設したことから、
(1)構造が複雑で嵩張る、
(2)パーツ数も多くなり、組立工程も多くなるので、製造コストが高くなる、
(3)2つのピストンを用いるので、シール箇所が多くなり、品質管理が面倒である
という問題点があった。
より簡易な構造としては、前述の押釦部材及び封止板に代えてドーム状の弾性圧搾部を設けることも考えられるが、これでは勢い良く吐出させ難い。
本発明の目的は、簡易な構造である計量スポイト容器、または少ないパーツ数で製造でき、或いは嵩張らない計量スポイト容器を提案することである。
第1の手段は、容器部2が有する口頸部12にスポイト部20を装着してなり、
このスポイト部20は、
前記口頸部12に着脱自在に支持されたスポイト管24を含む管状体22と、
前記口頸部12の外面に下部を螺合させるとともに、口頸部12の上側で管状体22の外面を一定の隙間gを存して囲むように設けられた操作筒40と、
前記隙間g内に下部を挿入させた有頂筒状の押圧部材60と、
で形成され、
前記押圧部材60及び口頸部12の間の管状体22部分の外面と操作筒40の内面との一方に、相互に向き合う上側係止面r2及び下側係止面r1の間に形成される係合凹部Rが、また他方に、その係合凹部R内に遊挿される係合凸部46がそれぞれ設けられ、
前記操作筒40を口頸部12に対して螺上昇させることにより、前記係合凸部46が係合凹部R内を移動するとともに計量室Cが拡開して、一定量の液体がスポイト管24内に吸い込まれ、計量されるように構成した計量スポイト容器において、
前記管状体22は、スポイト管24の上部から上方へ延設させたシール筒30を有し、
このシール筒30を、前記押圧部材60の頂壁62から垂下された被シール筒68の外面に液密に嵌合させて、スポイト管24から上方へ延びるシール筒30部分と被シール筒68と頂壁62とで囲まれる空間を計量室Cとした。
本手段では、容器部2の口頸部から操作筒40を螺脱させることで液体が自動計量されるタイプのスポイト容器であって、スポイト管24から起立するシール筒30と押圧部材60の頂壁と頂壁から垂下した被シール筒68との内部に計量室Cを形成したものを提案している。計量室は、押圧部材の頂壁及び被シール筒とスポイト管から起立するシール筒とで構成されるので、従来技術と比較して構造が簡単である。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ押圧部材60は、押釦である頂壁62の外周部から前記隙間g内へ挿入される垂下筒64を、また頂壁62の裏面中央部から被シール筒68を、それぞれ一体的に垂下してなる。
本手段は、押圧部材60は、押釦である頂壁62の外周部から前記隙間g内へ挿入される垂下筒64を、また頂壁62の裏面中央部から被シール筒68を、それぞれ一体的に垂下している。計量室の一部である被シール筒68と押釦である頂壁62とを一体のパーツに組み込んだから、全体としてパーツ数を少なくすることができる。
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ前記頂壁62の外周部から前記隙間g内へ挿入される垂下筒64の上下方向中間部から外向きの鍔部66を突設するとともに、前記管状体22の外面のうち係合凹部R乃至係合凸部46の形成箇所の上側にスプリング受部36を形成し、このスプリング受部36と鍔部66との間にスプリング70を介装した。
本手段では、図1に示す垂下筒64の上下方向中間部から外向きに突出した鍔部66と、管状体22の外面に形成したスプリング受部36との間にスプリング70を介装している。
またスプリング70はシール筒30及び被シール筒68の外側にあるので、液体に接触させにくい材料でも形成することができる。
第4の手段は、第1の手段から第3の手段のいずれかを有し、かつ
前記スポイト管24から上方へ延びるシール筒30部分を、スポイト管より略真上に延びかつ内部に縦長の筒孔を有する筒形状としている。
本手段では、図1に示す如く、スポイト管24から上方へ延びるシール筒30部分を、スポイト管より略真上に延びる筒部分としている。この筒部分の筒孔は縦長であるものとする。これにより、計量室Cを、比較的少量吐出に適した上下に長い形状にすることができる。
第1の手段に係る発明によれば、スポイト管24からシール筒30を上方へ延長するとともに、押圧部材60の頂壁から被シール筒68を垂下し、これらシール筒30と被シール筒68と頂壁62とで計量室Cを形成したから、簡易な構成とすることができる。
第2の手段に係る発明によれば、押釦である頂壁62から、計量室Cの一部を構成する被シール筒68を一体に垂下したから、一体物である押圧部材60で2つの機能を兼ねることができ、部品数を削減することができる。
第3の手段に係る発明によれば、管状体22のシール筒30及び押圧部材60の被シール筒68の外側にスプリング70を設けたから、液体に接触させにくい材料(例えば金属)でスプリングを形成することができる。
第4の手段に係る発明によれば、前記スポイト管24から上方へ延びるシール筒30部分を、スポイト管より略真上に延びかつ内部に縦長の筒孔を有する筒形状としたから、比較的少量の液体を吐出させることに適している。
本発明の第1実施形態に係る計量スポイト容器の縦断面図である。 図1の計量スポイト容器の要部拡大図である。 図1の計量スポイト容器の使用状態の第1段階を示す説明図である。 図1の計量スポイト容器の使用状態の第2段階を示す説明図である。 図1の計量スポイト容器の使用状態の第3段階を示す説明図である。
図1から図5は、本発明の第1実施形態に係る計量スポイト容器を示している。この計量スポイト容器は、容器部2とスポイト部20とからなる。これら各部材は、例えば合成樹脂や金属で形成することができる。
容器部2は、本実施形態において、ハカマ部材4と容器体6とで形成している。
ハカマ部材4は、水平板状の底板4aの外周部から嵌合筒部4bを起立してなる。
容器体6は、椀状の底部8の外周部から胴部10を起立するとともに、胴部10の上端から肩部を介して口頸部12を起立している。前記胴部10の下部は小外径部10aに形成されており、この小外径部の外面に前記嵌合筒部4bを嵌着させて、容器部2の自立が可能に形成している。もっともこれらの構造は適宜変更することができ、例えば前記底部8を平坦に形成するとともに、ハカマ部材を省略しても構わない。
スポイト部20は、図1に示すように、管状体22と操作筒40と押圧部材60とで形成されている。
前記管状体22は、本実施形態において、図1に示すように、スポイト管24とシール筒30とで形成している。
前記スポイト管24は、管壁26の中間部外面に付設させた第1外向きフランジ28を有するとともに、この第1外向きフランジ28の下面にパッキンPを取り付けている。
そして前記スポイト管24は、パッキンPを介して第1外向きフランジ28を前記口頸部12の上に載置させて、管壁下半部26a内に容器体6内へ垂下するとともに、管壁上半部26bを上方へ突出している。また管壁上半部26bの外面には、後述のシール筒の抜止め用の係止リブ27を付設している。
前記シール筒30は、前記管壁上半部26bから上方へ延出している。好適な一実施例として、管壁上半部26bから上方へ突出するシール筒30部分を、その上半部の外面から略真上に延びる直筒部分に形成することができる。その筒部分の筒孔は縦長であるものとする。
シール筒30の内面(図示例では内面の上端部)には、環状シール部32が形成されている。図示のシール筒30は、管状体22とは別体として、その管壁上半部26bに下部内面を固着させているが、管壁上半部からシール筒30を一体的に延出しても構わない。
図示例では、前記シール筒30の下端部が前記第1外向きフランジ28の上端に当接されている。そしてシール筒30の下半部外面からは、前記第1外向きフランジ28から一定の距離をおいて、第2外向きフランジ34が突出されている。この第2外向きフランジ34は、その上面外周部を凹設してなるスプリング受部36を有する。これらの構造は、適宜変更することができる。
また図示例の管状体22では、前記第1外向きフランジ28と第2外向きフランジ34との外径をほぼ同じとしており、第1外向きフランジ28の上面である下側係止面r1と第2外向きフランジ34の下面である上側係止面r2との間に、後述の係合凸部46を挿入させるための係合凹部Rが形成されている。本実施形態の係合凹部Rは環状の凹溝として形成されているが、その形状は適宜変更することができる。
前記操作筒40は、本実施形態において、図1に示す如く、相互に対して回転不能に嵌合された内筒42と外筒48とで形成している。
前記内筒42は、筒壁43の下部を、内面にネジ部44を有するネジ筒部43aとして、口頸部12の外面に螺合させるとともに、筒壁43の上部を、上記管状体22の上部を一定の隙間gをおいて囲む包囲筒部43bとしている。
前記筒壁43の中間部からは、上下方向に一定の厚みを有する係合凸部46が内方突出させている。この係合凸部46は、図2に示す如く、前記上側係止面r2との間に一定幅aの遊びを存して前記係合凹部R内へ遊嵌されている。係合凸部46の機能は、内筒42が口頸部12から螺脱させるときに、係合凹部R内の下限位置(下側係止面r1に接する位置)から上限位置(上側係止面r2に接する位置)まで移動した後に、上側係止面r2を介して管状体22を引き上げることである。この機能が発揮される限り、係合凸部46はどのような構造でもよい。図示例では、係合凸部46は、内筒42から突出する内向きフランジとして形成されているが、例えば内筒の複数個所から突出する板部として形成してもよい。
また本実施形態では、管状体22に係合凹部Rを、かつ内筒42に係合凸部46をそれぞれ形成しているが、これとは逆に、管状体22に係合凸部を、かつ内筒42に係合凹部をそれぞれ形成しても構わない。
前記外筒48は、前記内筒42の全体を覆うとともに、回り留め手段Tにより回動不能に内筒42へ嵌合されている。また外筒48の上端からは内向きフランジ50を突出し、この内向きフランジ50の下面内周部に爪部50aを付設している。
図示例では、前記回り留め手段Tは、外筒48内面に縦設された回り留め突条、及び、内筒42の外面に縦設され、回り留め突条と嵌り合う縦溝により、形成されている。
前記押圧部材60は、押釦である頂壁62の外周部から垂下筒64を、また頂壁62の下面中央部から被シール筒68を、それぞれ一体的に垂下している。
前記垂下筒64は、内向きフランジ50のフランジ孔を通って管状体22及び操作筒40の隙間g内へ突入している。垂下筒64は、少なくとも被シール筒68より長く形成することが望ましく、図示例ではシール筒30の第2外向きフランジ34の上面に達する長さとしている。
図示の垂下筒64は、小径の上半筒部64aの下端に鍔部66を付設するとともに、この鍔部66の下面から大径の下半筒部64bを垂下させてなる。前記鍔部66の上面に前記外筒48の爪部50aを係止可能に配置して、押圧部材60抜止め用のストッパ手段Sを形成している。もっともこれらの構造は適宜変更することができる。
前記被シール筒68は、少なくとも図2に示す係合凹部R及び係合凸部46の間の遊びの幅aより長く形成する。この被シール筒68の外面には、前記シール筒30の環状シール部32が液密に摺接させている。本実施形態では、押圧部材60に対する管状体22のシール箇所は、前記環状シール部32の一箇所のみであるから、シール箇所が2箇所ある従来技術と比べてシール性の品質管理面での手数が省ける。
前記シール筒30と被シール筒68と被シール筒の内側の頂壁部分で計量室Cが画成され、シール筒30に対する被シール筒68の進退により、計量室の容積が変化するように形成されている。本実施形態の計量室Cは、比較的上下に細長い形状であり、少量の液体を吐出する用途に適している。またこうした形状であるから、スポイト部20が嵩張ることもなく、扱い易い。
また前記頂壁62の下面と前記スプリング受部36との間には、スプリング70が介装されている。
前記構成において、図1の状態では、垂下筒64の下端部が第2外向きフランジ34の上面に係止されており、押圧部材60を押し下げることができないように形成している。
またスプリング70が計量室C内の液体と触れない構成であるので、スプリングの材料選択の自由度が大きく、必要に応じて適当な材料(例えば金属など)を選ぶことができる。
本願の定量スポイト容器を使用するときには、図1の状態から、操作筒40の開方向へ回転させる。そうすると、操作筒40の螺上昇によって、前記係合凸部46が図1に示す下限位置から図3に示す上限位置まで移動する。この間にスプリング70の弾性復元力により押圧部材60も操作筒40に従って上昇するので、押圧部材60の押下げが可能となる。
それとともに計量室Cの内部が負圧化され、一定量の液体がスポイト管24内に吸上げられる。これにより自動計量が可能となる。
さらに操作筒40を回転させると、口頸部12に対して操作筒40が螺上昇するので、操作筒40の係合凸部46が係合凹部Rの上側係止面r2に当接して引き上げるので、図4に示すようにスポイト部20が容器部2から分離する。
次に図5に示すように押圧部材60の頂壁62を押し込んで、スポイト管24内の液体を吐出すればよい。スプリング70の弾性力に抗して押圧部材60全体を押し込むので、ドーム状の弾性圧搾部を圧搾するタイプの従来技術に比べて、高粘度の液体を適正な勢いで吐出させることができる。
本実施形態のスポイト容器は、計量室Cが細長い形状であるため、押圧部材を一定距離押し込んだときの吐出量が少なく、比較的少量の液体を吐出させることに適している。
2…容器部 4…ハカマ部材 4a…底板 4b…嵌合筒部
6…容器体 8…底部 10…胴部 10a…小径部
12…口頸部
20…スポイト部 22…管状体 24…スポイト管 26…管壁
26a…管壁下半部 26b…管壁上半部 27…係止リブ
28…第1外向きフランジ
30…シール筒 32…環状シール部 34…第2外向きフランジ
36…スプリング受部
40…操作筒 42…内筒 43…筒壁 43a…ネジ筒部 43b…包囲筒部
44…ネジ部 46…係合凸部 48…外筒
49…回り留め突条 50…内向きフランジ 50a…爪部
60…押圧部材 62…頂壁 64…垂下筒 64a…上半筒部 64b…下半筒部
66…鍔部 68…被シール筒
70…スプリング
C…計量室 g…隙間 P…パッキン R…係合凹部 r1…下側係止面
r2…上側係止面 S…ストッパ手段 T…回り留め手段

Claims (4)

  1. 容器部(2)が有する口頸部(12)にスポイト部(20)を装着してなり、
    このスポイト部(20)は、
    前記口頸部(12)に着脱自在に支持されたスポイト管(24)を含む管状体(22)と、
    前記口頸部(12)の外面に下部を螺合させるとともに、口頸部(12)の上側で管状体(22)の外面を一定の隙間(g)を存して囲むように設けられた操作筒(40)と、
    前記隙間(g)内に下部を挿入させた有頂筒状の押圧部材(60)と、
    で形成され、
    前記押圧部材(60)及び口頸部(12)の間の管状体(22)部分の外面と操作筒(40)の内面との一方に、相互に向き合う上側係止面(r2)及び下側係止面(r1)の間に形成される係合凹部(R)が、また他方に、その係合凹部(R)内に遊挿される係合凸部(46)がそれぞれ設けられ、
    前記操作筒(40)を口頸部(12)に対して螺上昇させることにより、前記係合凸部(46)が係合凹部(R)内を移動するとともに計量室(C)が拡開して、一定量の液体がスポイト管(24)内に吸い込まれ、計量されるように構成した計量スポイト容器において、
    前記管状体(22)は、スポイト管(24)の上部から上方へ延設させたシール筒(30)を有し、
    このシール筒(30)を、前記押圧部材(60)の頂壁(62)から垂下された被シール筒(68)の外面に液密に嵌合させて、スポイト管(24)から上方へ延びるシール筒(30)部分と被シール筒(68)と頂壁(62)とで囲まれる空間を計量室(C)としたことを特徴とする、計量スポイト容器。
  2. 押圧部材(60)は、押釦である頂壁(62)の外周部から前記隙間(g)内へ挿入される垂下筒(64)を、また頂壁(62)の裏面中央部から被シール筒(68)を、それぞれ一体的に垂下してなることを特徴とする、請求項1記載の計量スポイト容器。
  3. 前記頂壁(62)の外周部から前記隙間(g)内へ挿入される垂下筒(64)の上下方向中間部から外向きの鍔部(66)を突設するとともに、前記管状体(22)の外面のうち係合凹部(R)乃至係合凸部(46)の形成箇所の上側にスプリング受部(36)を形成し、このスプリング受部(36)と鍔部(66)との間にスプリング(70)を介装したことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の計量スポイト容器。
  4. 前記スポイト管(24)から上方へ延びるシール筒(30)部分を、スポイト管より略真上に延びかつ内部に縦長の筒孔を有する筒形状としたことを特徴とする、請求項1から請求項3の何れかに記載の計量スポイト容器。



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