JP2017213754A - 記録装置および検知方法 - Google Patents

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康平 徳田
青木 典之
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典之 青木
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Shigeru Watanabe
繁 渡辺
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敏郎 杉山
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力 小幡
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遼平 丸山
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【課題】閾値として設定された容量近傍において、タンクに記録液が少ない状態であることを検知することができる記録装置および検知方法を提供する。【解決手段】記録ヘッド16から記録液を吐出して記録媒体に記録する記録装置において、記録液を貯留する第1のタンク22から供給された記録液を貯留し、貯留した記録液が記録ヘッドに供給される第2のタンク28を有する。第1の流路30に設けられた送液手段36を駆動することで、第2のタンクから第1のタンクに記録液を送出する。第1のタンクに記録液が所定量以上貯留されていると、第1のタンクから第2の流路48,32を介して第2のタンクに記録液が供給される。送液手段による記録液の送液中に、第2のタンクに貯留された記録液の液面が所定の位置より下降すると、第1のタンクに貯留された記録液の残量が所定の閾値以下であることを示す信号を出力するセンサ50,52,54を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、タンク内に貯留された記録液の残量状態を検知する記録装置および検知方法に関する。
特許文献1には、インクジェット記録装置において、インクタンク(以下、単に「タンク」と称する。)に貯留されたインクの残量状態を検知する技術が開示されている。即ち、記録ヘッドからインクの吐出回数をカウントして記録動作時や回復動作時のインクの消費量を算出し、算出したインクの消費量に基づいてインク残量が所定量以下となったと判断されると、タンクにインクが少なくなった状態であることを検知する。なお、本明細書において、タンクにおけるインク残量状態として、タンクに供給可能なインクがない状態を「エンド」、タンクに供給可能なインクが少ない状態を「ニアエンド」と適宜に称する。
特開平6−320751号公報
しかしながら、インク消費量を算出する際には、記録動作時に吐出されるインク滴の容量のばらつきや回復動作時のインクの吸引量のばらつきを含んでしまう。このため、算出したインク消費量では、実際のインク消費量に対して上記ばらつきに起因する誤差が生じる。こうした誤差は、特にタンクの容量が大きい装置では累積されてしまい、基準となる閾値を大きく上回って、あるいは、下回ってニアエンドを検知してしまい、当該閾値近傍でニアエンドを検知することができなかった。
本発明は、閾値として設定された容量近傍において、タンクにインク(記録液)が少ない状態であることを検知することができる記録装置および検知方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による記録装置は、記録媒体に対して記録ヘッドから記録液を吐出して、上記記録媒体に画像を記録する記録装置において、記録液を貯留する第1のタンクと、上記第1のタンクから供給された記録液を貯留し、貯留した記録液が上記記録ヘッドに供給される第2のタンクと、送液手段の駆動により上記第2のタンクから上記第1のタンクに記録液を送出する第1の流路と、上記第1のタンクに記録液が所定量以上貯留されているときに上記第1のタンクから上記第2のタンクに記録液を供給する第2の流路と、上記送液手段による記録液の送出中に、上記第2のタンクに貯留された記録液の液面が所定の位置より下降すると、上記第1のタンクに貯留された記録液の残量が所定の閾値以下であることを示す信号を出力するセンサとを有することを特徴とする。
本発明によれば、第1のタンクと第2のタンクとにインクを循環する構成を利用して、第2のタンクに貯留される記録液の液面を直接検知するようにした。これにより、閾値として設定された容量近傍において、タンクに記録液が少ない状態、つまり、ニアエンドを検知することができるようになる。このため、タンクの容量が大きい場合などでは、例えば、算出したインク消費量に基づく残量からニアエンドを検知するような形態(例えば、特許文献1に開示の技術)と比較して、より正確にニアエンドを検知することができるようになる。
本発明によるインクジェット記録装置の一部を破断した概略構成斜視図である。 本発明の第1の実施の形態によるインクジェット記録装置のタンクから記録ヘッドまでのインク供給経路の構成を示す説明図である。 マイクロコンピューターのハードウェア構成を表すブロック構成図である。 ニアエンド検知処理の詳細な処理ルーチンを示すフローチャートである。 設定された容量以上のインクがタンクに貯留された際のインク戻し動作前後のインク液面を示す説明図である。 (a)(b)は、設定された容量以上のインクがタンクに貯留された際のインク戻し動作前後のインクの液面を示す説明図である。 (a)(b)は、設定された容量を下回るインクがタンクに貯留された際のインク戻し動作を行う前後のインクの液面を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態によるインクジェット記録装置のタンクから記録ヘッドまでのインク供給経路の構成を示す説明図である。 図8に示すインクジェット記録装置でのニアエンド検知処理におけるインク戻し動作の詳細な処理ルーチンを示すフローチャートである。 (a)(b)(c)(d)(e)は、2つの弁と膨出部とによりリザーブタンクからタンクへのインクの送出を説明する説明図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明による記録装置の一例を詳細に説明するものとする。まず、図1乃至図7を参照しながら、本発明による記録装置の第1の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
インクジェット記録装置10は、図1のように、X軸方向に搬送される記録媒体Mを支持するプラテン12と、X軸方向と交差するY軸方向(本実施の形態では直交している。)に移動可能に配設されたキャリッジ14とを有している。なお、記録媒体Mは、ロール状に巻かれてホルダーユニット15にセットされる。そして、インクジェット記録装置10の後方側に引き出された後に、プラテン12上をX軸方向に沿って後方側から前方側に向かって搬送される。
キャリッジ14には、インクを吐出するノズル(不図示)が形成されたノズル面(不図示)がプラテン12と対向するように記録ヘッド16が配設されている。このとき、ノズル面(不図示)は、X、Y軸方向と交差するZ軸方向でプラテン12と一定の距離が保たれるよう配設される。なお、ノズル面(不図示)では、X軸方向に沿って複数のノズルが並設されてノズル列を形成している。記録ヘッド16には、インクチューブ20を介してタンク22に接続されている。このインクチューブ20はチューブガイド21によって束ねられている。タンク22(第1のタンク)は、複数配設され、それぞれ独立して異なるインクを貯留している。なお、タンク22はそれぞれ、固定的に配設された収容部(不図示)に着脱可能に配設される。そして、各タンク22に貯留されたインクは、インクチューブ20を介して記録ヘッド16に供給される。本実施形態では、タンク22を複数設けるようにしたが、1つだけ設けるようにしてもよい。
また、キャリッジ14は、モータ(不図示)の駆動によりY軸方向に延在するガイドシャフト18上を往復移動可能な構成となっている。そして、記録ヘッド16は、キャリッジ14を介してY軸方向に移動しながら、X軸方向で搬送される記録媒体Mに対してインクを吐出して、記録媒体Mに所定の画像を記録する。即ち、まず、記録ヘッド16がキャリッジ14を介してY軸方向に移動する際に、プラテン12に支持された記録媒体Mに対してノズル(不図示)からインクを吐出して、記録媒体Mに1記録走査分の画像を記録する。次に、記録媒体MをX軸方向で所定量だけ搬送し、記録媒体Mにおける記録ヘッド16と対向する位置に、まだ何も記録されていない領域を位置させる。その後、記録ヘッド16がキャリッジ14を介してY軸方向に移動する際にノズル(不図示)からインクを吐出して当該領域に対して記録を行う。こうした一連の動作を繰り返し実行することで、記録媒体Mに画像を記録する。
インクジェット記録装置10では、Y軸方向の一方の端部側に回復ユニット24が配設されている。回復ユニット24は記録ヘッド16に対して、ノズル(不図示)が正常にインクを吐出可能なように、例えば、記録ヘッド16内部に溜まった空気を強制的に吸い出す弁閉じ吸引(後述する。)などの回復動作を、所定のタイミングで行う。さらに、インクジェット記録装置10には、表示パネル26が設けられている。この表示パネル26は、例えば、タッチパネルになっており、所定の情報を表示するとともに表示項目をユーザーが選択することができ、インクジェット記録装置10では、この選択に基づいて種々の処理が実行される。
タンク22とインクチューブ20との間には、インクを貯留可能なリザーブタンク28(第2のタンク)が配設されており、このリザーブタンク28には、バードフィード方式(チキンフィード方式)により内部に一定量のインクが貯留される。ここで、図2を参照しながら、リザーブタンク28を含むタンク22から記録ヘッド16までのインクの供給経路について説明する。なお、図2では、発明の理解を容易にするために、1つのインクのインク供給経路についてのみ示している。
この図2に示すインク供給経路11では、タンク22から供給されたインクがリザーブタンク28に貯留される。そして、リザーブタンク28に貯留されたインクがインクチューブ20を介して水頭差供給方式によって記録ヘッド16にインクを供給するように構成されている。
より詳細には、リザーブタンク28とタンク22とは流路30、32により接続されている。流路30(第1の流路)は、一方の端部30aがリザーブタンク28の下壁部28aに接続され、他方の端部は内部空間が連通した中空管34により構成されている。この流路30には、ポンプ36(送液手段)が配設されており、ポンプ36が駆動中のときは、流路30において常にインクを矢印I方向に送出する。なお、こうしたポンプ36は、例えば、チューブポンプであり、ポンプ36を駆動しないときは、バードフィード方式による流路30におけるタンク22からリザーブタンク28へのインクの供給が可能な状態となる。
また、流路32は、リザーブタンク28の上壁部28bから上方側に突出するように高さ方向に直線状に延設されている。そして、上端部は内部空間が連通した中空管38により構成され、下端部32aは、リザーブタンク28内部に位置している。なお、中空管34、38は、例えば、金属針で形成されており、この中空管34、38がタンク22の接続部42、44(後述する。)に接続(挿入)されることで、流路30、32はタンク22に接続される。なお、流路30の一方の端部30aは、流路32の下端部32aよりも下方側でリザーブタンク28と接続するようにすればよく、リザーブタンク28との接続部は下壁部28aに限定されるものではない。このように、リザーブタンク28において流路30の接続部が流路32の下端部32aよりも下方側に位置することにより、水頭差に基づいてタンク22からリザーブタンク28にインクが供給される。
流路32の下端部32aは、下壁部28aと所定の距離だけ離れて形成される。また、リザーブタンク28は大気連通路40を介して大気と連通するように構成されており、この大気連通路40の上端部40aは下端部32aよりも上方側に位置する。なお、下端部32aは、水平面と平行に形成されている。
タンク22は、貯留されたインクの増減などにより内部の容積が容易に変化しない構成となっており、下壁部22aには、中空管34が挿入される接続部42と、中空管38が挿入される接続部44とが設けられている。また、下壁部22aには、タンク22内部において接続部44を囲むように所定の高さで立設した立設部48が形成されている。この立設部48は、内側(接続部44が位置する側である。)には、上端48aよりも上方側からのみインクが流れ込むことが可能な構成となっている。また、立設部48は、その周囲の空間S1に貯留されるインクの容量A0が、容量A1と容量A2とを合算した容量よりも、所定量だけ大きくなるように形成されている。本実施形態においては、この立設部48と流路32とにより第2の流路を構成している。
なお、空間S1は、タンク22内において、立設部48の外側(接続部44が位置しない側である。)であって、高さが下壁部22aから立設部48の上端48aまでの空間である。また、容量A1は、ニアエンドを検知する際の閾値としての容量である。さらに、容量A2は、リザーブタンク28において高さ方向で下端部32aと電極50の下端部50a(後述する。)との間に貯留されるインクの容量である。また、所定量は、例えば、センサ80(後述する。)における検知(つまり、電極50、54間での導通の検知である。)のばらつきを考慮した容量である。
このようにしてタンク22とリザーブタンク28とが接続されているため、バードフィード方式によってリザーブタンク28に一定量のインクが貯留されるようになされている。具体的には、リザーブタンク28のインクが記録ヘッド16に供給されると、リザーブタンク28のインクが減少する。そして、この減少に伴って、液面LS1が流路32の下端部32aよりも下方側まで下降すると、リザーブタンク28内部の空気が流路32を介してタンク22に供給される。これにより、タンク22に貯留されたインクが流路30に押し出され、流路30を介しリザーブタンク28に供給されて、リザーブタンク28のインクが増加する。そして、この増加に伴って液面LS1が上昇し、液面LS1が下端部32aに達すると、流路30を介するリザーブタンク28へのインクの供給が停止する。従って、タンク22にインクが十分に貯留されていれば、通常、液面LS1は、流路32の下端部32aと略一致した高さ位置となり、リザーブタンク28には一定量のインクが貯留されることとなる。
リザーブタンク28には、インクチューブ20に接続される流路56が、側壁部28cの下壁部28a近傍に配設されている。そして、リザーブタンク28から記録ヘッド16へのインクの供給は、液面LS1と記録ヘッド16におけるインクの液面との水頭差Hを利用した水頭差供給方式によってなされる。なお、本実施形態においては、この水頭差Hを80mmとする。また、流路56には、リザーブタンク28とインクチューブ20との間に流路56を開放および閉塞することが可能な弁58が配設されている。こうした弁58は、各インクの供給経路において同時に動作するように制御される。弁58は、記録ヘッド16へ水頭差供給方式でインクを供給する際には開放するように制御される。
また、リザーブタンク28には、インクの残量状態を検知するセンサ80(図3を参照)における電極50、52、54が配設されている。電極50(第1の電極)は、下端部50aが流路32の下端部32aよりも高さ方向において所定量lだけ下方側に位置するように配設される。本実施形態において、この所定量lを4mmとする。なお、所定量lについては、4mmに限定されるものではなく、4mmよりも大きく、あるいは、小さくしてもよく、センサ80による検知時の液面の揺らぎなどを考慮して決定される。電極52および電極54(第2の電極)はそれぞれ、下端部52a、54aが同じ高さ位置に位置するように配設されている。また、下端部52a、54aは、下端部50aよりも下方側であり、かつ、流路56の上方側、具体的には、流路56の内周面の上端よりも上方側に位置する。
電極50、52、54には、電源(不図示)が接続されており、センサ80では、この電源から2つの電極に電圧を印加して、その電極間の抵抗値に基づいて当該電極間が導通しているか否かを検知する。そして、電極間が導通していないと判断されると、液面を検知した旨の信号を後述するマイクロコンピューター60に出力する。なお、センサ80については、リザーブタンク28内に貯留されたインクの液面LS1が、流路32の下端部32aより所定量lだけ下方側の位置よりも下降したことを検知することができる構成であれば、どのような構成であってもよい。
また、インクジェット記録装置10は、マイクロコンピューター60を備えており、このマイクロコンピューター60により全体の動作が制御されている。
マイクロコンピューター60は、図3のように、中央処理装置(CPU)62により制御するように構成されている。CPU62には、バスを介して、CPU62の制御のためのプログラムや各種のデータなどを記憶するリードオンリメモリ(ROM)64が接続されている。また、CPU62のためのワーキングエリアとして用いられる記憶領域などを備えたランダムアクセスメモリ(RAM)66が接続されている。さらに、ユーザーが操作するキーや各種情報を表示する表示パネル26を含むユーザーインターフェース68と、外部から接続される各種機器の入出力インターフェース回路(I/O)70が接続されている。
マイクロコンピューター60には、I/O70を介して、弁58およびポンプ36などを駆動するための駆動部材46やセンサ80が接続されている。従って、マイクロコンピューター60は、弁58の開閉の制御やポンプ36の駆動制御を行う。また、センサ80に対しては、電極50、52、54への電圧の印加し、リザーブタンク28に貯留されたインクの残量を検知する。即ち、電極50、54の導通を検知すると、リザーブタンク28内にインクが満タンであることを検知する。また、電極52、54の導通を検知できないと、リザーブタンク28内にインクがなくなったことを検知する。なお、マイクロコンピューター60では、センサ80によりリザーブタンク28内にインクが満タンであるか否かを検知することによって、タンク22におけるインクの残量状態を検知することとなる(後述する。)。
また、I/O70には、インク毎に、記録ヘッド16からインクを吐出した回数をカウントするカウンタ82が接続されている。そして、マイクロコンピューター60では、このカウンタによるカウント値に、予め記憶している一回分のインク吐出量を積算してインク消費量を算出する。さらに、I/O70には、タンク22に装着されたEEPROMなどの不揮発性メモリ(不図示)に記憶された情報を読み取って、タンク22の着脱を検知する装着センサ72が接続されている。この装着センサ72は、不揮発性メモリ(不図示)に記憶された情報の書き換えが可能であり、例えば、記録動作終了後などの所定のタイミングでタンク22内のインクの残量に関する情報の書き込みを行う。なお、このとき書き込まれるインクの残量に関する情報は、インク消費量から算出されたインク残量となる。
以上の構成において、インクジェット記録装置10では、記録動作や回復動作が開始されると、一定の時間間隔毎にエンド検知処理が実行される。このエンド検知処理は、記録動作(回復動作)開始後に計測が開始された時間に基づいて、一定の時間が経過すると処理が実行される。このエンド検知処理では、記録動作中にセンサ80において電極50、54に電圧を印加し、電極50、54間に導通が検知されたか否かの判断を行う。導通が検知されたと判断されると、タンク22にインク残量があると判断し、このエンド検知処理を終了する。また、導通が検知されないと判断されると、タンク22にインク残量がないと判断し、インク残量状態としてエンドであることを検知する。そして、記録動作を停止し、表示パネル26にタンク22の交換を促す旨の表示を行って、エンド検知処理を終了する。
また、インクジェット記録装置10では、記録動作や回復動作が開始されると、一定のインク消費量毎にニアエンド検知処理が実行される。このニアエンド検知処理は、記録動作(回復動作)開始後にカウンタ82によりカウントが開始され、このカウント値に基づいて算出されたインク消費量が予め設定された設定値に達すると、記録動作を停止して、処理が実行される。即ち、このニアエンド検知処理は、インク消費量が設定値に達する度に実行される。ここで、図4のフローチャートには、ニアエンド検知処理の処理内容が示されている。ニアエンド検知処理では、まず、センサ80において電極50、54に電圧を印加する(ステップS402)。このとき、流路56は、弁58により閉塞されている。
次に、インク戻し動作を開始する(ステップS404)。このステップS404では、ポンプ36を駆動してリザーブタンク28に貯留されたインクを流路30を介してタンク22に流し込む。なお、インク戻し動作が開始されると、タンク22へ流し込んだインクの計量を開始する。こうした計量については、例えば、ポンプ36の回転数をカウントし、このカウント値からインク送出量を算出する。その後、センサ80の電極50、54間に導通が検知されたか否かの判断を行う(ステップS406)。
ここで、インク戻し動作を行ったときのタンク22内のインク残量に応じたセンサ80の検知結果について説明する。まず、図5のように、タンク22内のインクの液面LS2が立設部48の上端48aを超えていると、インク戻し動作によりタンク22内に流し込まれたインクと同量のインクが、流路32を介してタンク22からリザーブタンク28に供給される。即ち、この場合、インク戻し動作を継続して実行しても、液面LS1の高さ位置に変化は生じない。従って、電極50、54間には常に導通が検知される。
図6(a)は、液面LS2が上端48aの下方側に位置するとともに、液面LS2から上端48aまでの容量B(立設部48の内側の容量は除く)よりも容量A2のほうが大きくなっている。この場合、インク戻し動作を実行すると、タンク22内に流し込まれたインクと同量の空気(立設部48の内側に貯留されたインクを含む)が、流路32を介してタンク22からリザーブタンク28に供給される。これにより、タンク22に送った容量分だけ液面LS1が下降する。そして、インク戻し動作を継続すると、液面LS2が上端48aに到達する。このとき、容量A2は容量Bよりも大きいため、図6(b)のように、液面LS1は下端部50aよりも上方側に位置する。さらにインク戻し動作を継続すると、液面LS2が上端48aを超え、立設部48の内側にインクが流れ込み、このインクが流路32を介してリザーブタンク28に供給される。このように、インク戻し動作を継続しても、液面LS1の高さ位置は図6(b)の状態から変化することはないので、電極50、54間には常に導通が検知される。
図7(a)は、液面LS2が上端48aの下方側に位置するとともに、液面LS2から上端48aまでの容量C(立設部48の内部の容量は除く)よりも容量A2のほうが小さくなっている。この場合、インク戻し動作を実行すると、タンク22内に流し込まれたインクと同量の空気(立設部48の内部に貯留されたインクを含む)が流路32を介してタンク22からリザーブタンク28に供給される。これにより、タンク22が送った容量分だけ液面LS1が下降する。ここで、容量Cは容量A2よりも大きいため、インク戻し動作を継続すると、図7(b)のように、液面LS2が上端48aに到達する前に液面LS1が下端部50aよりも下方側に位置する。これにより、電極50、54間で導通が検知されなくなる。なお、センサ80では、ポンプ36によるタンク22へのインクの送出中に、電極50、54間に導通が検知されなくなると、液面を検知した旨の信号を出力する。つまり、タンク22内のインク残量が、ニアエンドを検知する際の閾値以下(つまり、閾値として設定された容量以下)になったこと示す信号をマイクロコンピューター60に出力する。従って、ステップS406においては、液面を検知した旨の信号が出力されたか否かの判断を行うこととなる。
ステップS406において、電極50、54間で導通が検知された、つまり、センサ80から液面を検知した旨の信号が出力されていないと判断されると、インク送出量が予め設定された規定量に達したか否かの判断を行う(ステップS408)。ステップS408において、インク送出量が規定量に達していない判断されると、ステップS406に戻って以降の処理を行う。また、ステップS408において、インク送出量が規定量に達したと判断されると、タンク22内に十分なインク残量あると判断され(ステップS410)、インク戻し動作を終了して(ステップS412)、ニアエンド検知処理を終了する。なお、ステップS412においてインク戻し動作を終了すると、ポンプ36は停止される。このため、タンク22からリザーブタンク28へ、バードフィード方式によりインクが供給されて、タンク22およびリザーブタンク28のインクの液面は、インク戻し動作前の状態に戻る。
また、ステップS406において、電極50、54間で導通が検知されない、つまり、センサ80から液面を検知した旨の信号が出力されたと判断されると、タンク22のインクの残量状態としてニアエンドを検知する(ステップS414)。その後、タンク22の交換が近い旨を表示パネル26に表示し(ステップS416)、ステップS412に進みインク戻し動作を終了して、ニアエンド検知処理を終了する。
こうしたニアエンド検知処理は、例えば、記録動作終了後に、不揮発性メモリ(不図示)に記憶された残量情報を参照し、当該残量情報が所定値以下になったタイミングで実行するようにしてもよい。また、記録動作や回復動作が開始され、タンク22に貯留されたインクが所定量以下となると、ニアエンド検知処理を開始し、その後、一定のインク消費量毎にニアエンド検知処理を実行するようにしてもよい。なお、タンク22に貯留されたインクが所定量以下となったか否かについては、不揮発性メモリ(不図示)に記憶された残量情報と、記録動作(回復動作)中に算出されるインク消費量とから判断される。
また、インクジェット記録装置10では、記録ヘッド16内に空気が溜まっている際に、強制的に記録ヘッド16内部の空気を抜き取る弁閉じ吸引を行う。この弁閉じ吸引の処理では、まず、弁58によって流路56を閉塞し、キャリッジ14を介して記録ヘッド16を回復ユニット24の上方側まで移動する。次に、回復ユニット24のキャップ(不図示)と記録ヘッド16のノズル面(不図示)とを密着させる。その後、ポンプ(不図示)により当該キャップと当該ノズル面との間に形成された密閉空間を一定時間(例えば、25秒)だけ減圧し、記録ヘッド16内部の空気を強制的に抜き取る。その後、弁58によって流路56を開放すると、リザーブタンク28から記録ヘッド16へインクが供給され、記録ヘッド16内部が一定量のインクで満たされる。
(第2の実施の形態)
次に、図8乃至図10を参照しながら、本発明による記録装置の第2の実施の形態を説明する。なお、以下の説明においては、上記したインクジェット記録装置10と同一または相当する構成については、同一の符号を用いることにより、その詳細な説明は適宜に省略する。
この第2の実施の形態によるインクジェット記録装置100は、ポンプ36を配設せずに、流路30に弁102、104と、膨出部106とを備えるようにした点においてのみ、インクジェット記録装置10と異なっている。即ち、インクジェット記録装置100においてタンク22から記録ヘッド16にインクを供給するインク供給経路101では、弁102、104および膨出部106により送液手段を構成している。
弁102(第1の弁)は、図8のように、流路30における中空管34近傍に配設されており、流路30を開放および閉塞することが可能となっている。なお、図8は、図2と同様に、発明の理解を容易にするために1つのインクのインク供給経路についてのみ示している。また、弁104(第2の弁)は、流路30における一方の端部30a近傍に配設されており、流路30を開放および閉塞することが可能となっている。さらに、膨出部106は、流路30における弁102と弁104との間において、流路30の開口部30cを覆うように、流路30の外部に膨出して形成されている。この膨出部106により、流路30の内部空間は外部空間と隔絶されている。また、膨出部106は、駆動手段(不図示)による制御によって拡大および縮小し、その容積を変化することが可能となっている。こうした膨出部106は、例えば、可撓性部材により形成される。なお、本実施形態では、膨出部106の容積変化量は、0.7〜1.5mlである。
弁102、104は、弁58と同様に、マイクロコンピューター60によってその開閉が制御されている。また、タンク22からリザーブタンク28へバードフィード方式でインクを供給する際には、弁102、104は流路30を開放するように制御される。膨出部106は、マイクロコンピューター60により駆動手段(不図示)の駆動が制御されて、容積が変化することとなる。
そして、インクジェット記録装置100におけるニアエンド検知処理では、弁102、104および膨出部106によりインク戻し動作が実行される。なお、インクジェット記録装置100ではニアエンド検知処理におけるインク戻し動作の処理のみが異なるため、以下の説明においては、インク戻し動作についてのみ説明することとする。
ここで、図9のフローチャートには、弁102、104および膨出部106によるインク戻し動作の詳細な処理内容が示されている。インク戻し動作は、図10(a)のように、弁102、104が共に開放された状態から開始される。まず、図10(b)のように、弁102を開いたままで弁104を閉じる(ステップS902)。これにより、流路30が弁104により閉塞された状態となる。なお、このとき、タンク22へ流し込んだインクの計量を開始する。具体的には、例えば、後述するステップS904における膨出部106が縮小した回数をカウントし、このカウント値と膨出部106の容積変化量とからインク送出量を算出する。
次に、図10(c)のように、駆動手段(不図示)を駆動して膨出部106を縮小する(ステップS904)。これにより、膨出部106に収容されたインクが流路30内に供給されて、流路30内のインクがタンク22に供給される。その後、図10(d)のように、弁102を閉じた後に弁104を開く(ステップS906)。これにより、流路30が弁102により閉塞された状態となる。そして、図10(e)のように、駆動手段(不図示)を駆動して膨出部106を拡大する(ステップS908)。これにより、流路30内のインクが膨出部106内に供給され、リザーブタンク28に貯留されたインクが流路30内に流れ込む。
その後、インク戻し動作を終了するか否かの判断を行う(ステップS910)。このステップS910では、検知処理においてインク戻し動作が終了することになったか否かの判断を行う。ステップS910において、インク戻し動作を終了しないと判断されると、ステップS902に戻って以降の処理を実行する。また、ステップS910において、インク戻し動作を終了すると判断されると、弁104を開いたままで弁102を開けて(ステップS912)、このインク戻し動作を終了する。ステップS912では、弁104を開いたままで弁102を開けることにより、流路30は開放される。これにより、バードフィード方式によりタンク22からリザーブタンク28にインクが供給されて、タンク22およびリザーブタンク28のインク液面は、インク戻し動作前の状態に戻る。
以上において説明したように、インクジェット記録装置10、100は、タンク22のインクの残量を検知するために、リザーブタンク28を備え、リザーブタンク28にタンク22からバードフィード方式によりインクが供給される構成とした。また、リザーブタンク28とタンク22との間で、バードフィード方式によるインクの流れと逆方向にインクを循環可能な構成とした。このとき、タンク22において容量A0以上となるインクがリザーブタンク28内に供給されるようにした。そして、リザーブタンク28からタンク22へのインク送出中に、センサ80によりリザーブタンク28におけるインクの液面LS1を検知するようにした。これにより、インク残量の直接的な検知が可能となり、設定した容量近傍においてニアエンドを検知することができるようになる。このため、誤差を含んで算出されるインク消費量を用いてニアエンドを検知するようにした形態と比較して、より正確にニアエンドを検知することができるようになる。
(変形例)
なお、上記した実施の形態は、以下(1)から(6)に示すように変形してもよい。
(1)本発明を適用可能なインクジェット記録装置は、上記した実施形態のような、所謂、シリアルスキャン方式のインクジェット記録装置のみに限定されない。例えば、搬送される記録媒体の幅方向にわたってインクを吐出可能な記録ヘッドを用いる、所謂、フルラインタイプのインクジェット記録装置に対しても適用可能である。また、上述した実施形態のような、所謂、シートフィードタイプのインクジェット記録装置のみに限定されず、フラットベッドタイプのインクジェット記録装置に対しても適用可能である。
(2)本発明を適用可能な記録装置は、上述したインクジェット記録装置のみに限定されるものではなく、記録媒体Mにインクを付与して記録を行う種々の記録装置に適用可能である。
(3)センサ80の検知結果に基づく判断、センサ80、弁58、102、104の制御など、インク残量状態を検知するための機能を、インクジェット記録装置10、100に接続されたパーソナルコンピューターなどのホスト装置に備えるようにしてもよい。
(4)本発明による記録装置は、記録媒体におけるインクの定着性の向上や光沢ムラの軽減、耐擦過性の向上を目的として使用する処理液などを含む種々の記録液の残量状態を検知するようにしてもよい。
(5)インクの供給経路11、101では、バードフィード方式ではなく、流路30においてポンプなどの送液手段により、リザーブタンク28へのインクの供給が管理されるようにしてもよい。この場合、流路32は、タンク22に空気を供給する構成とせず、タンク22からリザーブタンク28にインクを供給する構成となる。即ち、流路30を介してタンク22にリザーブタンク28からインクが供給されると、タンク22において所定量以上貯留されたインクが流路32を介してリザーブタンク28に供給されることとなる。
なお、所定量とは、ニアエンドを検知する際の閾値として設定した容量よりも、一定量だけ大きい容量となる。この一定量については、例えば、使用するセンサ80の構成、流路32とリザーブタンク28との接続状態などを考慮して設定される。
(6)本発明による記録装置におけるタンク内の残量状態を検知する検知方法は、タンクなどの容器に貯留された種々の液体の当該容器における残量状態を検知する検知方法として広く適用することができる。例えば、三次元造形装置において、タンクにおける液体状の硬化樹脂の残量状態を検知する検知方法としても用いることができる。
10、100 インクジェット記録装置
16 記録ヘッド
20 インクチューブ
22 タンク
28 リザーブタンク
30、32、56 流路
36 ポンプ
48 立設部
50、52、54 電極
58、102、104 弁
80 センサ
106 膨出部

Claims (11)

  1. 記録媒体に対して記録ヘッドから記録液を吐出して、前記記録媒体に画像を記録する記録装置において、
    記録液を貯留する第1のタンクと、
    前記第1のタンクから供給された記録液を貯留し、貯留した記録液が前記記録ヘッドに供給される第2のタンクと、
    送液手段の駆動により前記第2のタンクから前記第1のタンクに記録液を送出する第1の流路と、
    前記第1のタンクに記録液が所定量以上貯留されているときに前記第1のタンクから前記第2のタンクに記録液を供給する第2の流路と、
    前記送液手段による記録液の送出中に、前記第2のタンクに貯留された記録液の液面が所定の位置より下降すると、前記第1のタンクに貯留された記録液の残量が所定の閾値以下であることを示す信号を出力するセンサと
    を有することを特徴とする記録装置。
  2. 前記所定の閾値は、前記第1のタンクに貯留された記録液の残量が少なくなったことを示す容量であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記第2の流路は、前記送液手段が駆動していないときに、前記第2のタンクに貯留された記録液の減少に伴って、前記第2のタンク内の空気を前記第1のタンクに供給し、
    前記第1の流路は、前記送液手段が駆動していないときに、前記第2のタンクに貯留された記録液の減少に伴って、前記第1のタンク内の記録液を前記第2のタンクに供給する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記第2の流路は、高さ方向に、前記第2のタンクの内部まで直線状に延設され、
    前記第1の流路は、前記第2のタンクとの接続部が前記第2のタンクの内部に位置する前記第2の流路の下端部よりも下方側に位置し、
    前記液面が下降して前記第2の流路の下端部よりも下方側に位置すると、前記第2の流路を介して前記第1のタンクに空気が供給されるとともに、前記第1の流路を介して前記第1のタンクから前記第2のタンクに記録液が供給され、前記第1のタンクから前記第2のタンクに記録液が供給されて前記液面が上昇し、前記第2の流路の下端部に達すると、前記第1のタンクから前記第2のタンクへの記録液の供給が停止されることで、前記第2のタンクに一定量の記録液を貯留する
    ことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 前記センサは、前記第2の流路の下端部よりも所定量だけ下方側に下端部が位置する第1の電極と、前記第1の電極の下端部よりも下方側に下端部が位置する第2の電極とを備え、前記第1の電極および前記第2の電極に電圧を印加して、前記第1の電極と前記第2の電極との導通を検知する
    ことを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 前記第2の流路は、前記第1のタンクの内部において、前記第1のタンクとの接続部を囲むように立設された立設部を備え、
    前記立設部は、前記第1のタンクにおける前記立設部の外側に形成された空間に貯留される記録液の容量が、前記所定の閾値としての容量と、前記第2のタンクにおいて前記第2の流路の下端部と前記第1の電極との間に貯留される記録液の容量とを合算した容量よりも、所定量だけ大きくなるように形成される
    ことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 前記第1のタンクに貯留された記録液の消費量が設定値に達する度に、前記送液手段が駆動されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置。
  8. 前記第1のタンクに貯留された記録液の残量が所定値以下となったときに、前記送液手段が駆動されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置。
  9. 前記第1のタンクは、貯留される記録液の残量に関する情報を記憶する不揮発性メモリを備えることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  10. 前記送液手段は、前記第1の流路に設けられ、開閉して前記第1の流路を開放および閉塞する第1の弁および第2の弁と、前記第1の流路において前記第1の弁と前記第2の弁との間に配設され、拡大および縮小して容積を変えることが可能な膨出部を備え、前記第1の弁および前記第2の弁の開閉および前記膨出部の拡大および縮小を制御して、前記第1の流路において前記第2のタンクから前記第1のタンクへ記録液を送出することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の記録装置。
  11. 第2のタンクに液体を供給する第1のタンクに貯留された液体の残量状態を検知する検知方法であって、
    送液手段によって、前記第2のタンクに貯留された液体を第1の流路を介して前記第1のタンクに送出することで、前記第1のタンクに液体が所定量以上貯留されているときに前記第1のタンクから第2の流路を介して前記第2のタンクに液体が供給される工程と、
    前記送液手段による液体の送出中に、前記第2のタンクに貯留された液体の液面が所定の位置より下降すると、前記第1のタンクに貯留された液体の残量が所定の閾値以下であることを示す信号を出力する工程と
    を有することを特徴とする検知方法。
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