JP2017213737A - スクリーン印刷装置、ベルト駆動装置、スクリーン印刷方法及びベルト駆動方法 - Google Patents

スクリーン印刷装置、ベルト駆動装置、スクリーン印刷方法及びベルト駆動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017213737A
JP2017213737A JP2016108146A JP2016108146A JP2017213737A JP 2017213737 A JP2017213737 A JP 2017213737A JP 2016108146 A JP2016108146 A JP 2016108146A JP 2016108146 A JP2016108146 A JP 2016108146A JP 2017213737 A JP2017213737 A JP 2017213737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
moving
driving
annular belt
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016108146A
Other languages
English (en)
Inventor
小島 一夫
Kazuo Kojima
一夫 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MICRO-TEC CO Ltd
Micro Tec Co Ltd
Original Assignee
MICRO-TEC CO Ltd
Micro Tec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MICRO-TEC CO Ltd, Micro Tec Co Ltd filed Critical MICRO-TEC CO Ltd
Priority to JP2016108146A priority Critical patent/JP2017213737A/ja
Publication of JP2017213737A publication Critical patent/JP2017213737A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Screen Printers (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

【課題】スクリーン印刷装置において、環状ベルトを循環させて使用してもワークを汚すことがないようにしたい。
【解決手段】インク68を用いて印刷されたワーク69を載せた環状ベルト41を移動させるベルト移動機構40と、環状ベルト41の下部に配置された除去部90であって、環状ベルト41が循環している場合に環状ベルト41に付着したインク68を除去する除去部90を備えた。除去部90は、環状ベルト41の下部において上下方向に移動可能に取り付けられている。除去部90は、インク68を掻き取とる掻き取りスキージ91を有する。除去部は、掻き取りスキージ91を回転可能に取り付けた回転軸912と、掻き取りスキージ91を環状ベルト41に正対させるバネ913を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば、スクリーン印刷装置、ベルト駆動装置、及び、それらの方法に関するものである。
従来から、環状ベルトにワークを載せて印刷をする装置が考えられている。
特開平10−175289号公報
本発明は、環状ベルトを用いてワークへの印刷が可能な装置及び方法を提供する。
本発明のスクリーン印刷装置は、
環状ベルトを移動させるベルト移動機構と、
前記環状ベルトの上部に配置された印刷部であって、前記環状ベルトの表面に保持されたワークにインクを用いて印刷をする印刷部と、
前記環状ベルトの下部に配置された除去部であって、前記環状ベルトが循環している場合に前記環状ベルトに付着したインクを除去する除去部と
を備える。
本発明によれば、環状ベルトに付着したインクを除去するので、環状ベルトを循環させて使用してもワークを汚すことがない。
実施の形態1におけるスクリーン印刷装置100の正面構成図。 実施の形態1におけるスクリーン印刷装置100のAA断面図。 実施の形態1における基台50と移動テーブル150の正面構成図。 実施の形態1における基台50と移動テーブル150のAA断面図。 実施の形態1におけるスクリーン印刷装置100の除去部90の構成図。 実施の形態1におけるスクリーン印刷方法のフロー図。 実施の形態2におけるスクリーン印刷装置100の正面構成図。 実施の形態3におけるベルト移動機構40と駆動機構70との概略構成図。 実施の形態4における駆動部170と位置移動部180との概略構成図。 実施の形態5におけるスクリーン印刷装置100の正面構成図。 実施の形態5におけるスクリーン印刷装置100のAA断面図。 実施の形態5における基台50と移動テーブル150の正面構成図。 実施の形態5における基台50と移動テーブル150のAA断面図。 実施の形態6における駆動部170と位置移動部180との概略構成図。 実施の形態7における基台50と移動テーブル150の正面構成図。 実施の形態7における基台50と移動テーブル150のAA断面図。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1から図5に基づいて、ベルト駆動装置200を使用したスクリーン印刷装置100の構成について説明する。
図1から図5のスクリーン印刷装置100は、環状ベルト41にワーク69を載せてスクリーン製版によりスクリーン印刷する装置である。
ベルト駆動装置200は、以下に述べるベルト移動機構40と駆動機構70と制御部110とを有している。
図1において、環状ベルト41が左右に移動する方向を左右横方向という。また、高さ方向を上下方向という。
また、図2の紙面下を前方向といい、紙面上を後方向という。印刷方向は前後方向である。
<<ワーク69>>
ワーク69は、矩形の平板である。ワーク69の材質の具体例は、ガラス、樹脂、プラスチック、紙、布、金属である。
<<制御部110>>
スクリーン印刷装置100は、制御部110を有している。
制御部110は、装置全体を制御するものである。制御部110は、中央処理装置、プログラム、メモリにより実現できる。制御部110からの信号は、信号線111により以下に述べる各部に伝達される。以下に述べる動作は、制御部110が信号線111により命令を伝達することにより実現できる。
<<基台50>>
スクリーン印刷装置100は、基台50を有している。
基台50には、制御部110と信号線111が収納され、さらに、図示していない電源装置、ポンプ装置、ロボシリンダ、リニアガイド、吸引器96などの駆動装置が設置収納されている。
基台50は、4本の上下柱51を有している。上下柱51は、基台50の内部にあるシリンダにより上下する。上下柱51の上には、前後方向に2本の梁フレーム52が固定されている。
基台50の左には、ワーク69を搬入する搬入装置155があり、基台50の右には、ワーク69を搬出する搬出装置157がある。
<<移動テーブル150>>
図3、図4に示すように、基台50の中央には、移動テーブル150の底板153がテーブル軸156により回転可能に取り付けられている。移動テーブル150は、制御部110の制御により回転するターンテーブルである。
移動テーブル150のテーブル面151は、環状ベルト41の上面と同じ平面にある。 移動テーブル150の前後は、平面視でコの字型に切り欠かれており、切り欠かれた部分に、2個のベルト移動機構40が配置される。
移動テーブル150は、テーブル面151の中央に設置部152を有している。設置部152はテーブル面151から一段下がった矩形部分である。設置部152には、設置部152と直交した矩形の固定板99が前後方向に設置されている。
固定板99は、両側にベルト移動機構40がぶらさげられた状態で取り付けられた天秤棒のようなものである。ただし、固定板99は変形することはなく、ベルト移動機構40の位置を上下に変動させることはない。
固定板99の上面の両側には吸引部55がある。吸引部55には、複数の吸引溝57が配列されている。また、吸引部55の背後には、吸引パイプ56が接続されている。
固定板99には、固定具58が下方に向かって固定されている。固定具58は、固定板99と直交した平厚板である。固定具58は、正面視で長尺のF字形状をしており、両端に回転軸を受ける軸受がある。また、下方に向かって延びた2本の腕を有し、2本の腕の先端に回転軸を受ける軸受がある。
固定具58は、設置部152の両側と固定板99の両端との合計4か所に固定されている。1対の固定具58は、以下に述べるベルト移動機構40の両側に平行に配置され、ベルト移動機構40を移動テーブル150に取り付けるものである。具体的には、固定具58は、ベルト移動機構40の各種ローラの回転軸を回転可能に保持するものである。
固定具58には、マイクロメータ158とガイド159とがあり、マイクロメータ158を調整することによりベルト移動機構40のローラの回転軸の左右位置を調整することができる。
<<ベルト移動機構40>>
スクリーン印刷装置100は、ベルト移動機構40を有している。
ベルト移動機構40は、環状ベルト41を有しており、環状ベルト41を循環させる。
ベルト移動機構40は、基台50に対して、移動テーブル150により回転移動可能に取り付けられている。
ベルト移動機構40は、基台50に2個設けられ、環状ベルト41を循環可能に取り付けている。
環状ベルト41の上外面の高さは、移動テーブル150の表面の高さと同じである。
ベルト移動機構40は、移動テーブル150の外周よりも内側に配置されている。したがって、移動テーブル150が回転しても、ベルト移動機構40が基台50に接触することはない。
ベルト移動機構40と移動テーブル150において、環状ベルト41の上外面より高い位置にある部品はない。
ベルト移動機構40の右側にはベルトローラ42があり、左側にはベルトローラ43がある。
ベルトローラ42とベルトローラ43の半径はともに同じで、30mm以上50mm以下であり、40mmが好ましい。
ベルトローラ42とベルトローラ43とは、固定具58により回転可能に、移動テーブル150の固定板99に固定されている。ベルトローラ42とベルトローラ43との間隔は、マイクロメータ158を調整することにより調整することができる。
ベルトローラ42は、回転軸にプーリ44を固定しており、プーリ44の回転によりベルトローラ42が回転する。
ベルトローラ43は、回転軸にプーリ45を固定しており、プーリ45の回転によりベルトローラ43が回転する。
ベルト移動機構40は、伝達ローラ46を有している。
伝達ローラ46は、固定具58により回転可能に、移動テーブル150の固定板99に固定されている。
伝達ローラ46は、サイドにプーリ47を有しており、伝達ローラ46の回転によりプーリ47が回転する。
プーリ47とプーリ44とには伝達ベルト49が掛けられている。
<<印刷部60>>
スクリーン印刷装置100は、印刷部60を有している。
印刷部60は、回転移動した環状ベルト41の上部に配置されている。
印刷部60は、環状ベルト41の表面に保持されたワーク69にインクを用いて印刷をする。
印刷部60は、図1に示すように、2本の梁フレーム52の間に配置されている。
印刷部60は、梁フレーム52に収納されたロボシリンダよりスライドする。すなわち、印刷部60は、梁フレーム52に対して前後横方向に移動可能に取り付けられている。
印刷部60は、印刷機構61と印刷スキージ62を有している。
印刷機構61の中央下部に、印刷スキージ62が取り付けられている。
印刷スキージ62の下には、スクリーン製版63がある。
スクリーン製版63は、取付機構64により、印刷機構61に着脱可能に取り付けられている。
<<駆動機構70>>
スクリーン印刷装置100は、環状ベルト41を循環移動させる駆動機構70を有している。
駆動機構70は、基台50に取り付けられ、ベルト移動機構40に対して連結可能に取り付けられている。
制御部110は、ベルト移動機構40と駆動機構70との連結を制御する。
駆動機構70は、ベルト移動機構40の下部に存在している。
駆動機構70は、環状ベルト41を循環させる駆動力を生成する。
駆動機構70は、駆動部170と位置移動部180とを有している。
<<駆動機構70の駆動部170>>
駆動部170は、モータ71と駆動ローラ73と移動座77を有している。
移動座77には、モータ71が固定され、駆動ローラ73とテンションプーリ75が回転可能に取り付けられている。
モータ71は、回転軸にプーリ72を固定している。
駆動ローラ73は、回転軸にプーリ74を固定している。
プーリ72とプーリ74とには、伝達ベルト76が掛けられている。
テンションプーリ75は、移動座77に対して左右に位置を変更して固定することができ、伝達ベルト76にテンションをかけている。
<<駆動機構70の位置移動部180>>
位置移動部180は、駆動部170を搖動可能に保持して、駆動部170の位置を移動させる。
位置移動部180は、基台50に固定された固定柱83と固定柱84とを有している。
固定柱83には、上下シリンダ81が取り付けられている。
上下シリンダ81には、上下ピン82が上下に移動可能に取り付けられている。
上下ピン82の上部は、移動座77の下端に接している。
移動座77は、回転軸85により固定柱84に対して搖動可能に取り付けられている。
制御部110は、上下シリンダ81を制御して上下ピン82を上下させることにより、回転軸85を回転軸にして移動座77を左右にスイングさせる。
<<除去部90>>
図5により、除去部90について説明する。
除去部90は、環状ベルト41の下部に配置されている。
除去部90は、環状ベルト41の下部において上下方向に移動可能に取り付けられている。
除去部90は、環状ベルト41が循環している場合に環状ベルト41に付着したインク68を除去する。
除去部90は、掻き取りスキージ91と吸引部92とインク溜め93とを有している。
<<除去部90>>
掻き取りスキージ91は、スキージ保持部911に固定されている。
掻き取りスキージ91の上部先端は、環状ベルト41の下外面の幅方向全体に存在する。
掻き取りスキージ91は、環状ベルト41に付着したインク68を掻き取とる。
除去部90は、受けローラ98を有している。
図2に示すように、受けローラ98は、固定具58により回転可能に、移動テーブル150の固定板99に固定されている。
受けローラ98は掻き取りスキージ91の真上にあり、環状ベルト41の内面に接して回転する。
インク溜め93は、箱状になっており、基部914を上に突出させている。
スキージ保持部911は、回転軸912により基部914に対して搖動可能に取り付けられている。
回転軸912は、掻き取りスキージ91を回転可能に取り付けている。
バネ913は、スキージ保持部911の下端両側に配置されている。
バネ913は、回転軸912の両側にあり、掻き取りスキージ91を環状ベルトに正対させる。
吸引部92は、インク溜め93に固定されている。
吸引部92の先端は、ノズル形状に細長く開口している。吸引部92の開口は、環状ベルト41の下外面の幅方向全体に存在する。
吸引部92は、吸引パイプ97を介して吸引器96に接続されている。
環状ベルト41は、貫通孔48を有し、吸引部92は、環状ベルト41に付着したインク68を吸い取るとともに、貫通孔48にあるインクを吸い取る。
除去部90は、基台50に固定されたシリンダ94を有している。
シリンダ94は、上下するピン95を有している。
ピン95には、インク溜め93が固定されており、ピン95の上下によりインク溜め93が上下し、結果として、掻き取りスキージ91と吸引部92とが上下する。
<<環状ベルト41>>
図5により、環状ベルト41の構成を説明する。
環状ベルト41は、ステンレス又はスチール又はアルミニウム又は合金などの金属の薄い板で環状に製造されている。
環状ベルト41の外表面は、フッ素樹脂がコーティングされている。
環状ベルト41の両サイドの内周には、V字ガイド411が形成されている。
V字ガイド411は、環状ベルト41の内周面から突出した断面が台形状又は三角状の凸部である。
台形状のV字ガイド411の場合、高さは3mm以上7mm以下であり、5mmが好ましい。
台形状のV字ガイド411の場合、底辺の幅は3mm以上7mm以下であり、5mmが好ましい。
台形状のV字ガイド411の場合、上辺の幅は2mm以上4mm以下であり、3mmが好ましい。
ベルトローラ42とベルトローラ43との両サイドの外周には、V溝421が形成されている。
V溝421の形状は、V字ガイド411が収納できる形状である。
V字ガイド411がV溝421に嵌り込んで、環状ベルト41が外れないようになっている。
環状ベルト41には、複数の貫通孔48が縦横に配列されている。
貫通孔48は、環状ベルト41の外面から内面に空いた筒孔であり、好ましい径は0.5mm以上1.0mm以下であり、より好ましいのは0.7mmである。
貫通孔48は、10mm以上15mm以下の間隔で、好ましくは13mmの間隔で規則正しく縦横に配列されている。
貫通孔48は、V字ガイド411がある縁部分を除き、環状ベルト41の全面に形成されている。
<<吸引部55>>
図5により、吸引部55の構成を説明する。
吸引部55は、複数の吸引溝57と複数の押え面59を有している。
複数の吸引溝57と複数の押え面59とは、交互に平行に配置されている。
吸引溝57は、左右方向に延びた溝であり、吸引パイプ56と連通している。
吸引溝57は、左右方向に配列された貫通孔48の真下に形成されている。
押え面59は、環状ベルト41の内面に接する平面である。
吸引溝57の左右方向の長さは、ワーク69の左右方向の長さよりも短い。
複数の吸引溝57の前後方向の両端にある2本の吸引溝57の距離は、ワーク69の前後方向の長さよりも短い。
すなわち、吸引溝57は、ワーク69の外形の内側に存在しており、吸引溝57がワーク69の外側にはみでることはない。
***動作の説明***
図6を用いて、スクリーン印刷装置100のスクリーン印刷方法について説明する。
また、ステップS15からS18において、ベルト駆動装置200のベルト駆動方法を説明する。
以下の動作は、スクリーン印刷装置100に設けられた制御部110により実行される。
なお、スクリーン印刷装置100には、ベルト移動機構40が2個あるが、ここでは1個のベルト移動機構40について説明する。別な1個のベルト移動機構40については、以下に述べる動作と同じであり、動作時期がずれるだけである。
まず、電源オンの時点では、制御部110は、位置移動部180により駆動部170を下げた状態にし、除去部90を下げた状態にする。
ステップS11:ワークセット工程・吸引開始工程
図示していないワーク搬入機構によりワーク69を環状ベルト41に載せる。ワーク69の位置は予め決められており、ワーク搬入機構によりワーク69は環状ベルト41に対して正確に位置決めされて載せられる。
制御部110は、吸引器96により吸引部55の吸引を開始する。吸引部55は吸引溝57に配置された貫通孔48から空気を吸引するので、ワーク69は環状ベルト41の外面に密着し、環状ベルト41に載せられたワーク69は位置ずれすることなく環状ベルト41に固定される。吸引部55には、環状ベルト41の内面に密着する押え面59があるので、環状ベルト41が吸引により下方に変形することはない。
ステップS12:テーブル回転工程
制御部110は、移動テーブル150を180度正回転させる。ベルト移動機構40と吸引部55とはともに回転するので、ワーク69は環状ベルト41の外面に密着しており、回転により位置ずれすることはない。
ステップS13:印刷工程
移動テーブル150がワーク69を運んでくると、制御部110は、上下柱51を下降させ、印刷部60により印刷をする。
環状ベルト41の上外面の高さは、移動テーブル150の表面の高さと同じであるから、移動テーブル150が印刷の障害になることはない。
例えば、印刷部60は、ワーク69の表面全体にインク68を塗るいわゆるベタ塗り印刷をするものとする。
ベタ塗り印刷をする場合、インク68は、ワーク69の周囲に垂れ落ちる可能性がある。
吸引部55は、ワーク69の裏面の外周の内側のみを吸引しているので、吸引部55がワーク69の周囲に垂れ落ちたインク68を吸引することはない。
印刷が終わると、制御部110は、上下柱51を上昇させて、印刷部60を上昇させる。
ステップS14:テーブル回転工程
制御部110は、移動テーブル150を180度逆回転させる。
ステップS15:ベルト循環開始工程
制御部110は、以下のようにして、環状ベルト41の循環を開始する。
制御部110は、モータ71の反時計回りの回転を開始し、上下シリンダ81の上下ピン82を上に押し上げる。
上下ピン82の上昇により、移動座77が、回転軸85を中心にして、反時計回りに回転する。移動座77が反時計回りに回転すると、駆動ローラ73の外周が伝達ローラ46の外周に接する。こうして、制御部110は、ベルト移動機構40と駆動機構70とを連結する。ここで、連結とは、駆動ローラ73の外周が伝達ローラ46の外周に接し、駆動ローラ73の回転が伝達ローラ46の回転を引き起こす状態をいう。
モータ71の反時計回りの回転は、プーリ72を回転させ、プーリ72の回転は、伝達ベルト76を介して、プーリ74を回転させる。プーリ74の回転により、駆動ローラ73が反時計回りに回転する。
駆動ローラ73の反時計回りの回転は、伝達ローラ46を回転させ、伝達ローラ46の回転は、プーリ47を回転させる。プーリ47の回転は、伝達ベルト49を介して、プーリ44を回転させる。プーリ44の回転により、ベルトローラ42が時計回りに回転する。ベルトローラ42の回転により、環状ベルト41が時計回りに循環する。
モータ71が反時計回りに回転すると、環状ベルト41は右に移動し、ワーク69を右方向に移動する。
ステップS16:ワーク搬出工程・吸引停止工程
制御部110は、ワーク69が右方向に搬出されるまで、ベルト循環を継続して、ワーク69が右方向に搬出されたら、吸引部55による吸引を停止する。ワーク69の搬出後に、環状ベルト41の表面にはワーク69が配置されていた外周部分に垂れ落ちたインク68が残っている可能性がある。
ステップS17:インク除去工程
制御部110は、ワーク69の搬出後に、さらにベルト循環を継続する。
制御部110は、シリンダ94のピン95を上昇させ、吸引部92を環状ベルト41の下外面に接近させるとともに、掻き取りスキージ91を環状ベルト41の下外面に接触させる。制御部110は、吸引部92による吸引を開始する。吸引部92は、環状ベルト41の表面に残っているインク68を吸い取るとともに、貫通孔48にある貫通孔48を吸い取る。吸引部92の吸い取り後、掻き取りスキージ91は環状ベルト41の表面に残っているインク68を掻き取る。掻き取られたインク68は、インク溜め93に溜められる。
掻き取りスキージ91には、ピン95による上昇圧力がかけられており、掻き取りスキージ91はこの上昇圧力により環状ベルト41の下外面に密着してインク68を掻き取る。環状ベルト41は、掻き取りスキージ91と受けローラ98とに挟まれているので、掻き取りスキージ91に上昇圧力がかかっていても、環状ベルト41が上方向に変形することはない。また、2個のバネ913のバネ力は同じであり、掻き取りスキージ91を水平に保持しており、掻き取りスキージ91は環状ベルト41に対して前後方向に均一に接触する。しかし、仮に、掻き取りスキージ91の上昇時点で掻き取りスキージ91が均一に接触することができない場合でも、掻き取りスキージ91は、回転軸912により回転でき、左右をバネ913で押し上げられているので、掻き取りスキージ91に上昇圧力がかかることにより、掻き取りスキージ91の前後方向全体が環状ベルト41に密着することができる。
ステップS18:ベルト循環停止工程
制御部110は、インク68を除去した後、シリンダ94のピン95を下降させ、インク除去作業を終了する。
また、上下シリンダ81の上下ピン82を下降させ、駆動ローラ73と伝達ローラ46の連結を外し、ベルト移動機構40の駆動を終了する。
その後、ワーク69をセットして、新たな印刷を開始する。
以上のように、制御部110は、駆動ローラ73の位置を進退させて駆動ローラ73を伝達ローラ46に接触させる。
制御部110は、移動テーブル150が移動していない場合に、ベルト移動機構40と駆動機構70とを連結して環状ベルト41を循環させる。
さらに、制御部110は、移動テーブル150が移動している場合に、ベルト移動機構40と駆動機構70との連結を外す制御をする。
***実施の形態1の効果***
この実施の形態によれば、除去部90がインク68を除去するので、環状ベルト41を循環させてスクリーン印刷ができる。
除去部90は、環状ベルト41の真下にあるので、インク68を除去する際に、インク68の重力を利用してインク68を除去することができる。
この実施の形態によれば、駆動機構70と除去部90とが下に移動するので、ベルト移動機構40が移動テーブル150で回転移動可能になる。
***その他の構成***
ベルト移動機構40の数は、2個に限らない。移動テーブル150が1個、3個、4個、あるいは、5個以上のベルト移動機構40を有していてもよい。
この実施の形態は、ベルト移動機構40の数が1個でありベルト移動機構40の位置が移動テーブル150により回転移動するのではなく前後に直線移動するテーブルに固定されている場合でも適用することができる。
この実施の形態は、ベルト移動機構40の数が1個でありベルト移動機構40の位置が移動せず固定されている場合でも適用することができる。
制御部110は、モータ71を反時計回りに回転させてワーク69を右に搬出するのではなく、モータ71を時計回りに回転させて、ワーク69を左方向に搬出してもよい。
環状ベルト41に載せるワーク69の数は、1個に限らず、ワーク69を同時に複数載せ、1回の印刷で複数のワーク69を印刷してもよい。
駆動力の伝達は、プーリとベルトによる場合に限らず、ギアの歯のかみ合わせによる場合でもよい。
除去部90は、ワーク69にベタ塗り印刷するのではなく、ワーク69の外周の内部にのみ印刷する場合でもよい。除去部90は、環状ベルト41の表面のインク68以外に、環状ベルト41の表面のごみやチリを除去するためにも使用することができる。
除去部90は、基台50に固定されていなくてもよく、移動テーブル150に固定されていてもよい。除去部90が移動テーブル150に固定されている場合は、除去部90は常にベルト移動機構40の下部にあり、移動テーブル150の回転とともに、除去部90とベルト移動機構40とは同時に回転する。
除去部90は、ベルト移動機構40の下部であれば、どこに固定されていてもよい。インク68の除去が遅れるとインク68が環状ベルト41から落下する可能性があるので、除去部90はワーク69の排出位置に近い位置の配置されることが望ましい。
掻き取りスキージ91と吸引部92との配置位置は逆でもよい。すなわち、掻き取りスキージ91でインク68を掻き取ってから、吸引部92でインク68を吸い取ってもよい。
掻き取りスキージ91の数は、1個に限らず、掻き取りスキージ91を複数設けてもよい。
吸引部92の数は、1個に限らず、吸引部92を複数設けてもよい。
吸引部92の先端を貫通孔48に対応する複数の吸引口に分割して、主に貫通孔48にあるインク68を吸い出すようにしてもよい。
実施の形態2.
実施の形態2では、実施の形態1と異なる点について説明する。
***構成の説明***
図7は、実施の形態2のスクリーン印刷装置100の構成図である。
実施の形態2のスクリーン印刷装置100は、実施の形態1とは、ベルト移動機構40と、駆動機構70の駆動部170とが異なる。
<<ベルト移動機構40>>
ベルト移動機構40は、前進伝達ローラ461と後進伝達ローラ462を有している。
前進伝達ローラ461は、環状ベルト41を前進させる駆動力を伝達するローラである。
後進伝達ローラ462は、環状ベルト41を後進させる駆動力を伝達するローラである。
前進伝達ローラ461と後進伝達ローラ462は、固定具58により回転可能に、移動テーブル150の固定板99に固定されている。
前進伝達ローラ461は、サイドにプーリ471を有しており、前進伝達ローラ461の回転によりプーリ471が回転する。
後進伝達ローラ462は、サイドにプーリ472を有しており、後進伝達ローラ462の回転によりプーリ472が回転する。
プーリ471とプーリ44とには伝達ベルト491が掛けられている。
プーリ472とプーリ45とには伝達ベルト492が掛けられている。
<<駆動機構70の駆動部170>>
駆動部170は、前進駆動ローラ731と後進駆動ローラ732を有している。
前進駆動ローラ731は、環状ベルト41を前進させる駆動力を発生させるローラである。
後進駆動ローラ732は、環状ベルト41を後進させる駆動力を発生させるローラである。
移動座77には、前進駆動ローラ731と後進駆動ローラ732が回転可能に取り付けられている。
前進駆動ローラ731は回転軸にプーリ741を固定している。
後進駆動ローラ732は回転軸にプーリ742を固定している。
プーリ72とプーリ741とプーリ742には1本の伝達ベルト76が掛けられている。
***動作の説明***
ワーク69を右方向に移動する場合は、実施の形態1のステップS15のベルト循環開始工程と同じ動作をする。
すなわち、制御部110は、上下シリンダ81の上下ピン82を押し上げ、移動座77を反時計回りに回転させて、前進駆動ローラ731の外周を前進伝達ローラ461の外周に接触させる。
モータ71の反時計回りの回転は、プーリ72を回転させ、プーリ72の回転は、伝達ベルト76を介して、プーリ741を回転させる。プーリ741の回転により、前進駆動ローラ731が反時計回りに回転する。
前進駆動ローラ731の反時計回りの回転は、前進伝達ローラ461を回転させ、前進伝達ローラ461の回転は、プーリ471を回転させる。プーリ471の回転は、伝達ベルト491を介して、プーリ44を回転させる。プーリ44の回転により、ベルトローラ42が時計回りに回転する。ベルトローラ42の回転により、環状ベルト41が時計回りに循環する。
こうして、モータ71が反時計回りに回転すると、環状ベルト41は右に移動し、ワーク69を右方向に移動する。
ワーク69を左方向に移動する場合は、制御部110は、上下シリンダ81の上下ピン82を押し下げ、移動座77を時計回りに回転させて、後進駆動ローラ732の外周を後進伝達ローラ462の外周に接触させる。
モータ71の時計回りの回転は、プーリ72を回転させ、プーリ72の回転は、伝達ベルト76を介して、プーリ742を回転させる。プーリ742の回転により、後進駆動ローラ732が時計回りに回転する。
後進駆動ローラ732の時計回りの回転は、後進伝達ローラ462を回転させ、後進伝達ローラ462の回転は、プーリ472を回転させる。プーリ472の回転は、伝達ベルト492を介して、プーリ45を回転させる。プーリ45の回転により、ベルトローラ43が反時計まわり回転する。ベルトローラ43の回転により、環状ベルト41が反時計まわりに循環する。
こうして、モータ71が時計回りに回転すると、環状ベルト41は右に移動し、ワーク69を右方向に移動する。
***実施の形態2の効果***
環状ベルト41を右に移動する場合、右にあるベルトローラ42が環状ベルト41を引っ張る。逆に、環状ベルト41を左に移動する場合、左にあるベルトローラ43が引っ張る。このように、環状ベルト41を移動方向に押すことがないため、環状ベルト41の形状が変形することがない。
***その他の構成***
実施の形態2では、環状ベルト41の代わりに、巻き取りタイプのロール材を用いてもよい。ロールペーパ又は巻き不織布は柔らかい。実施の形態2では、ロール材を左右の移動方向に引っ張ることができるので、柔らかいロール材であっても、巻き取る方向と巻き戻す方向にロール材を変形させることなく移動させることができる。
すなわち、実施の形態2のベルトは、環状ベルトでなくてもよく、実施の形態2のベルトは、帯状の長尺物でもよい。ロール材は、循環しないベルトの一例である。
実施の形態3.
実施の形態3では、実施の形態1と異なる点について説明する。
***構成の説明***
図8は、実施の形態3のベルト移動機構40と駆動機構70の構成図である。
(a)は、モータ71の回転軸に駆動ローラ73を固定し、駆動機構70からプーリ72と伝達ベルト76とを省略したものである。
(b)は、ベルトローラ42の回転軸に伝達ローラ46を固定し、ベルト移動機構40からプーリ44と伝達ベルト49とを省略したものである。
(c)は、モータ71の回転軸に駆動ローラ73を固定し、駆動機構70からプーリ72と伝達ベルト76とを省略するとともに、ベルトローラ42の回転軸に伝達ローラ46を固定し、ベルト移動機構40からプーリ44と伝達ベルト49とを省略したものである。
***実施の形態3の効果***
この実施の形態では、部品点数を削減することができる。
実施の形態4.
実施の形態4では、実施の形態1と異なる点について説明する。
***構成の説明***
図9の(a)は、駆動部170と位置移動部180の構成図である。
実施の形態1と同様に、移動座77には、モータ71と駆動ローラ73が取り付けられている。
移動座77は、上下シリンダ81の上下ピン82に固定されている。
上下シリンダ81は、基台50の固定されている。
制御部110は、駆動機構70を上下させる場合、上下シリンダ81の上下ピン82を上下させる。
位置移動部180は、駆動部170を搖動させるのではなく、単に、駆動部170を上下に移動させて、駆動ローラ73を伝達ローラ46に接触させる。
図示しないが、位置移動部180は、駆動部170を左右に移動させて、あるいは、斜めに移動させて、駆動ローラ73を伝達ローラ46に接触させてもよい。
図9の(b)は、駆動部170と位置移動部180の構成図である。
実施の形態1と同様に、移動座77には、モータ71と駆動ローラ73が取り付けられている。
移動座77は、弧状をしている。
固定柱84の上部には、受皿が形成されている。
移動座77は、固定柱84の受け皿の上に載せられている。
上下シリンダ81の上下ピン82は、移動座77のサイドに接触する。
制御部110は、駆動機構70を上下させる場合、上下シリンダ81の上下ピン82を上下させる。
位置移動部180は、移動座77の下端を下に凸の弧状にし、固定柱84の頂部を受け皿形状にし、移動座77の下端を固定柱84の頂部に載せて揺り籠のように揺らす。
***実施の形態4の効果***
この実施の形態では、回転軸85を用いないので、構成が簡単になる。
実施の形態5.
実施の形態5では、実施の形態1と異なる点について説明する。
***構成の説明***
図10から図13は、実施の形態5におけるスクリーン印刷装置100の正面構成図とAA断面図である。
図10から図13は、図1から図4と対応しているが、異なる点は、移動テーブル150の底板153と固定具58である。
実施の形態5では、移動テーブル150の底板153が、コ字型の切欠きにも存在しており、移動テーブル150のコ字型の切欠きに存在する底板153の中央に、環状ベルト41の外下面を露出させる開口部154が形成されている。開口部154はベルト移動機構40の平面形状と同じ大きさの矩形であり、環状ベルト41の全外下面が下方に露出されている。開口部154の両側には、固定具58が3個左右に立設されている。図12、図13に示すように、一つの固定具58にはマイクロメータ158とガイド159があり、マイクロメータ158を調整することにより固定具58の位置をガイド159に沿って左右に移動させることができ、ベルト移動機構40のローラの回転軸の左右位置を調整することができる。
また、固定具58が、移動テーブル150の固定板99に固定されているのではなく、移動テーブル150の底板153に固定されている。実施の形態5の固定具58は、各ローラに対して底板153から上方向に立設されている。ベルトローラ42とベルトローラ43と伝達ローラ46と受けローラ98とは、底板153から立設された固定具58により回転可能に、移動テーブル150に固定されている。
制御部110は、移動テーブル150が移動中には掻き取りスキージ91と吸引部92とを移動テーブル150の底板153の下面よりも低い位置に下降させる。制御部110は、インク68の除去及び吸引の際には、掻き取りスキージ91と吸引部92とを上昇させ開口部154を通過させてインク68の除去及び吸引をする。
底板153に開口部154が形成されているので、駆動機構70は実施の形態1と同様に、環状ベルト41の外下面に対して、インク68の除去及び吸引ができる。
実施の形態6.
実施の形態6では、実施の形態5と異なる点について説明する。
***構成の説明***
図14は、実施の形態6のスクリーン印刷装置100の構成図である。
実施の形態6のスクリーン印刷装置100は、実施の形態5のスクリーン印刷装置100に、実施の形態2のベルト移動機構40と、駆動機構70の駆動部170とを低要したものである。
このように、実施の形態2と5とを組み合わせてもよい。
実施の形態7.
実施の形態7では、実施の形態5と異なる点について説明する。
***構成の説明***
図15、図16は、実施の形態7における基台50と移動テーブル150の正面構成図とAA断面図である。
実施の形態7の移動テーブル150は、実施の形態1の移動テーブル150の構成を簡単にして、テーブル軸156に固定板99を直接固定したものである。
実施の形態7によれば、移動テーブル150の構成が簡単になる。
***実施の形態の補足***
実施の形態では、スクリーン印刷装置100の場合について説明したが、ベルト駆動装置200は、スクリーン印刷装置100に限らず、他の装置に用いることができる。例えば、ベルト駆動装置200は、印刷部60の代わりに塗装部、表面加工部等を用いることにより塗装装置、表面加工装置等に用いることができる。
制御部110の機能は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせで実現してもよい。つまり、制御部110の一部をソフトウェアで実現し、制御部110の残りをハードウェアで実現してもよい。
実施の形態は、好ましい形態の例示であり、本発明の技術的範囲を制限することを意図するものではない。実施の形態は、部分的に実施してもよいし、他の形態と組み合わせて実施してもよい。また、前述した実施の形態を組み合わせてもよい。
フローチャート等を用いて説明した手順は、本発明に係る方法またはプログラムの手順の一例である。
40 ベルト移動機構、41 環状ベルト、411 V字ガイド、42 ベルトローラ、421 V溝、43 ベルトローラ、44 プーリ、45 プーリ、46 伝達ローラ、461 前進伝達ローラ、462 後進伝達ローラ、47 プーリ、471 プーリ、472 プーリ、48 貫通孔、49 伝達ベルト、491 伝達ベルト、492 伝達ベルト、50 基台、51 上下柱、52 梁フレーム、55 吸引部、56 吸引パイプ、57 吸引溝、58 固定具、59 押え面、60 印刷部、61 印刷機構、62 印刷スキージ、63 スクリーン製版、64 取付機構、68 インク、69 ワーク、70 駆動機構、71 モータ、72 プーリ、73 駆動ローラ、731 前進駆動ローラ、732 後進駆動ローラ、74 プーリ、741 プーリ、742 プーリ、75 テンションプーリ、76 伝達ベルト、77 移動座、170 駆動部、180 位置移動部、81 上下シリンダ、82 上下ピン、83 固定柱、84 固定柱、85 回転軸、90 除去部、91 掻き取りスキージ、911 スキージ保持部、912 回転軸、913 バネ、914 基部、92 吸引部、93 インク溜め、94 シリンダ、95 ピン、96 吸引器、97 吸引パイプ、98 受けローラ、99 固定板、100 スクリーン印刷装置、110 制御部、111 信号線、150 移動テーブル、151 テーブル面、152 設置部、153 底板、154 開口部、155 搬入装置、156 テーブル軸、157 搬出装置、158 マイクロメータ、159 ガイド、200 ベルト駆動装置。

Claims (13)

  1. 環状ベルトを移動させるベルト移動機構と、
    前記環状ベルトの上部に配置された印刷部であって、前記環状ベルトの表面に保持されたワークにインクを用いて印刷をする印刷部と、
    前記環状ベルトの下部に配置された除去部であって、前記環状ベルトが循環している場合に前記環状ベルトに付着したインクを除去する除去部と
    を備えたスクリーン印刷装置。
  2. 前記除去部は、前記環状ベルトの下部において上下方向に移動可能に取り付けられている請求項1に記載のスクリーン印刷装置。
  3. 前記除去部は、インクを掻き取とる掻き取りスキージを有する請求項1又は2に記載のスクリーン印刷装置。
  4. 前記除去部は、
    前記掻き取りスキージを回転可能に取り付けた回転軸と、
    前記掻き取りスキージを環状ベルトに正対させるバネを有する請求項3に記載のスクリーン印刷装置。
  5. 前記環状ベルトは、貫通孔を有し、
    前記環状ベルトの表面と前記貫通孔とにあるインクを吸い取る吸引部を備えた請求項1から4いずれか1項に記載のスクリーン印刷装置。
  6. 基台と、
    前記基台に取り付けられ、ベルトを移動可能に取り付けたベルト移動機構と、
    前記ベルト移動機構に対して連結可能に前記基台に取り付けられ、駆動力を生成する駆動機構と、
    前記ベルト移動機構と前記駆動機構との連結を制御する制御部と
    を備えたベルト駆動装置。
  7. 前記ベルト移動機構は、前記基台に対して移動可能に取り付けられた移動テーブルに固定され、
    前記制御部は、
    前記移動テーブルが移動していない場合に、前記ベルト移動機構と前記駆動機構とを連結して前記ベルトを循環させ、
    前記移動テーブルが移動している場合に、前記ベルト移動機構と前記駆動機構との連結を外す請求項6に記載のベルト駆動装置。
  8. 前記駆動機構は、
    モータとモータにより回転する駆動ローラとを有する駆動部と、
    駆動部の位置を移動させる位置移動部と
    を有する請求項6又は7に記載のベルト駆動装置。
  9. 前記ベルト移動機構は、駆動力を伝達する伝達ローラを有し、
    前記制御部は、前記駆動ローラの位置を移動させて前記駆動ローラを前記伝達ローラに接触させる請求項8に記載のベルト駆動装置。
  10. 前記ベルト移動機構は、
    前記ベルトを前進させる駆動力を伝達する前進伝達ローラと
    前記ベルトを後進させる駆動力を伝達する後進伝達ローラと
    を有し、
    前記駆動機構は、
    前記ベルトを前進させる駆動力を発生させる前進駆動ローラと
    前記ベルトを後進させる駆動力を発生させる後進駆動ローラと
    を有する請求項6又は7に記載のベルト駆動装置。
  11. 請求項6から10いずれか1項に記載のベルト駆動装置と、
    前記ベルトに保持されたワークにスクリーン印刷をする印刷部と
    を備えたスクリーン印刷装置。
  12. 環状ベルトに保持されたワークにインクを用いて印刷し、
    前記環状ベルトを循環させ、
    前記環状ベルトの下部において、前記環状ベルトに付着したインクを除去するスクリーン印刷方法。
  13. ベルトを移動可能に取り付けたベルト移動機構を基台に取り付け、
    駆動力を生成する駆動機構を前記ベルト移動機構に対して連結可能に前記基台に取り付け、
    制御部が前記ベルト移動機構と前記駆動機構との連結を制御するベルト駆動方法。
JP2016108146A 2016-05-31 2016-05-31 スクリーン印刷装置、ベルト駆動装置、スクリーン印刷方法及びベルト駆動方法 Pending JP2017213737A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016108146A JP2017213737A (ja) 2016-05-31 2016-05-31 スクリーン印刷装置、ベルト駆動装置、スクリーン印刷方法及びベルト駆動方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016108146A JP2017213737A (ja) 2016-05-31 2016-05-31 スクリーン印刷装置、ベルト駆動装置、スクリーン印刷方法及びベルト駆動方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017213737A true JP2017213737A (ja) 2017-12-07

Family

ID=60575140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016108146A Pending JP2017213737A (ja) 2016-05-31 2016-05-31 スクリーン印刷装置、ベルト駆動装置、スクリーン印刷方法及びベルト駆動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017213737A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109605916A (zh) * 2019-01-30 2019-04-12 温州欧宏机械有限公司 一种丝印机用张紧装置
JPWO2021111500A1 (ja) * 2019-12-02 2021-06-10

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109605916A (zh) * 2019-01-30 2019-04-12 温州欧宏机械有限公司 一种丝印机用张紧装置
CN109605916B (zh) * 2019-01-30 2024-03-29 温州欧宏机械有限公司 一种丝印机用张紧装置
JPWO2021111500A1 (ja) * 2019-12-02 2021-06-10
WO2021111500A1 (ja) * 2019-12-02 2021-06-10 マイクロ・テック株式会社 スクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6213020B1 (en) Drawing apparatus and drawing method
JP4932285B2 (ja) スクリーン印刷装置
JP4037386B2 (ja) ワークの側辺加工方法及び装置
JP4256977B2 (ja) 両面研磨装置システム
KR20150000433A (ko) 플렉서블 pcb 드릴링 머신을 위한 공급 및 레벨링 방법 그리고 시스템
KR102067982B1 (ko) 기판 절단 장치
JP2017213737A (ja) スクリーン印刷装置、ベルト駆動装置、スクリーン印刷方法及びベルト駆動方法
JP4694334B2 (ja) スクリーン印刷装置
JP5089903B2 (ja) スクリーン印刷装置
JP4566810B2 (ja) スクリーン印刷装置
KR102067984B1 (ko) 기판 절단 장치
WO2021111500A1 (ja) スクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法
JP4505079B2 (ja) ワーク・セット機能付きローラーテーブル
CN210147271U (zh) 一种管材激光切割装置
JP4860225B2 (ja) スクリーン印刷装置
KR102067985B1 (ko) 기판 절단 장치
JP6194200B2 (ja) スクリーン印刷装置及び清掃処理装置
JP3183589B2 (ja) 金属板自動研磨装置
JP2005335002A (ja) スキージ研磨装置
KR101547068B1 (ko) 스크린 프린터
CN214612189U (zh) 划片装置
CN215317572U (zh) 一种用于通信电子组件的精确打磨装置
JP2018006446A (ja) ノズル交換装置、表面実装機および吸着ノズルの交換方法
JP2006205193A (ja) レベラのロール清掃装置
JP2636956B2 (ja) プリント基板穴あけ加工機におけるプリント基板供給・排出装置