JP2017211034A - 流量調整弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体(冷媒)通過時における騒音を効果的に低減できるとともに、大開度領域における圧力損失の低減も図ることのできる流量調整弁を提供する。【解決手段】連通空間34を介して弁室14と弁口(第1弁口)16とを連通する小流量通路における弁口(第2弁口)36より弁室14側及び弁口16側、具体的には、弁軸20の連結軸29における連通路(上側連通路)29w及び弁体32の弁体部材38における連通路(下側連通路)38wに、当該小流量通路を流れる流体中の気泡を細分化する消音部材71、72が配在される。【選択図】図1

Description

本発明は、例えばヒートポンプ式冷暖房システム等において冷媒流量を調整するのに好適な流量調整弁、特に、流体(冷媒)通過時における騒音を低減し得るようにされた流量調整弁に関する。
この種の流量調整弁の一例として、弁室及び弁座付き弁口(オリフィス)が設けられた弁本体と、弁座からのリフト量に応じて弁口を流れる流体の流量を変化させる弁体とを備え、弁体が、例えば特許文献1、2等に所載の如くの、雄ねじが設けられた弁軸、雌ねじが設けられた軸受部材、及びステッピングモータ等で構成されるねじ送り式昇降駆動機構により、弁座に接離又は近接離間するように昇降せしめられる電動弁が知られている。
ところで、上記した如くの構成の流量調整弁を、例えばヒートポンプ式冷暖房システムに組み込んだ場合、前記弁口が所定開度まで開かれ、弁室に流れ込んだ冷媒が、弁室から弁体と弁口との間に形成される隙間を介して流出する際、連続的な騒音(流体通過音)が発生しやすいという問題があった。
より詳しくは、弁口に流れ込む流体(冷媒)が気体と液体の混合状態(気液二相流)、つまり、弁室を介して弁口に向かう流体中に気泡が混じっていると、その気泡が弁口を通過する際、その流入側と流出側に急激な圧力変動を発生させ、その圧力変動によって大きな騒音が発生する。特に、小開度領域(弁開度(弁体のリフト量)が小さい領域)においては、一般に、前記弁口における流体の流路(弁体と弁口との間の隙間)が非常に狭いので、流体中の気泡の影響が大きくなり、前述の大きな騒音(流体通過音)が更に発生しやすくなる。
このような問題に対し、特許文献3に所載の従来技術では、弁室内に、流体中の気泡を細分化する部材(消音部材)を介装することが提案されている。
特開2012−172839号公報 特開2004−289901号公報 特開2001−289538号公報
ところで、大開度領域(弁開度が大きい領域)においては、前記弁口における流体の流路(弁体と弁口との間の隙間)が広くなるので、前述のような大きな騒音(流体通過音)は発生しにくくなる一方、弁口を通過する流量を十分に確保する必要性が高くなる。
特許文献3に所載の従来技術においては、流体中の気泡が、前記消音部材によって分解されて細分化された状態で、弁体と弁口との間の隙間に流入するので、弁口を通過する際、その流入側と流出側に急激な圧力変動は発生せず、前述の騒音を低減できる。しかし、前記消音部材は、弁室における流入口側と流出口側を常時仕切るように弁本体に固定されているので、弁口を通過する流量を確保する必要がある大開度領域において、弁口へ向かう流体の流れを阻害し、圧力損失(圧損)が大きくなり、適正な冷媒流量が得られ難いという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、流体(冷媒)通過時における騒音を効果的に低減できるとともに、大開度領域における圧力損失の低減も図ることのできる流量調整弁を提供することにある。
前記目的を達成すべく、本発明に係る流量調整弁は、基本的には、弁室及び第1弁口が設けられた弁本体と、前記弁室内に昇降自在に配在された弁軸と、該弁軸を昇降させるための昇降駆動部と、前記弁軸の下端部外周を包囲するように該弁軸に摺動自在に外挿され、該弁軸の昇降動作に連動して駆動される弁体と、を備え、前記弁体に、リフト量に応じて前記第1弁口を流れる流体の流量を変化させる第1弁体部が設けられ、前記弁体により前記弁軸の下端部周りに画成された連通空間を介して前記弁室と前記第1弁口とを連通する小流量通路が形成されるとともに、前記弁軸に、リフト量に応じて前記小流量通路に設けられた第2弁口を流れる流体の流量を変化させる第2弁体部が設けられ、前記第2弁体部のリフト量が所定量以下のときは、前記第1弁体部により前記第1弁口が閉じられ、前記第2弁体部の前記第2弁口に対するリフト量に応じて流量が制御される小流量制御状態をとり、前記第2弁体部のリフト量が前記所定量を超えると、前記弁軸の上昇に伴って前記弁体が上昇せしめられて前記第1弁体部が前記第1弁口を開く大流量制御状態をとるように構成され、前記小流量通路における前記第2弁口より前記弁室側及び前記第1弁口側に、前記小流量通路を流れる流体中の気泡を細分化する消音部材が配在されていることを特徴としている。
前記弁体は、好ましくは、付勢部材によって前記第1弁口の閉弁方向に付勢されるとともに、前記第2弁体部のリフト量が前記所定量を超えると、前記弁軸に設けられた鍔状係止部により前記付勢部材の付勢力に抗して引き上げられるようにされる。
前記弁体は、好ましくは、前記弁軸における前記第2弁体部より上側に摺動自在に外挿された筒状の連動部材と、該連動部材の下端開口に連結され、前記第1弁体部が設けられた弁体部材とで構成される。
更に好ましい態様では、前記小流量通路が、前記弁室と前記連通空間を連通すべく前記弁軸に設けられた上側連通路と、前記連通空間と、該連通空間と前記第1弁口を連通すべく前記弁体部材に設けられた下側連通路とから構成され、前記連通空間における前記弁体部材周りに前記第2弁口が形成されており、前記消音部材が、前記弁軸における前記上側連通路及び前記弁体部材における前記下側連通路に配在される。
更なる好ましい態様では、前記消音部材は、前記弁軸の前記上側連通路における縦穴、及び/又は、前記弁体部材の前記下側連通路における縦穴に内装される。
別の好ましい態様では、前記弁軸に、軸線方向に延びる嵌挿穴が設けられるとともに、該嵌挿穴に、筒状の管状部材が所定の隙間を持って嵌挿固定され、前記管状部材の内部空間と、前記管状部材の上端部に設けられた横向きの貫通口と、前記管状部材と前記嵌挿穴との前記隙間と、前記弁軸における前記管状部材の外側に設けられた横穴とによって、前記弁軸の前記上側連通路が形成されており、前記消音部材が、前記管状部材の内部空間に内装される。
別の好ましい態様では、前記弁体部材の前記下側連通路に固定され、通し穴を持つ支持部材によって、前記消音部材が前記弁体部材の前記下側連通路に支持固定される。
他の好ましい態様では、前記第1弁体部により前記第1弁口が閉じられ、かつ、前記第2弁体部により前記第2弁口が閉じられた状態で、前記第1弁口から前記弁室へ向かう流体の流れを許容するが、前記弁室から前記第1弁口へ向かう流体の流れを遮断する逆止弁体が設けられる。
更に好ましい態様では、前記弁体に、前記逆止弁体が収納される収納室、該収納室と前記第1弁口とに連通するとともに前記第1弁口側と前記弁室側との差圧に応じて前記逆止弁体により開閉される逆止弁口、及び、該収納室と前記弁室とに常時連通する連通口が設けられる。
更に好ましい態様では、前記弁軸に、前記逆止弁体が収納される収納室、及び、該収納室と前記第1弁口とに連通するとともに前記第1弁口側と前記弁室側との差圧に応じて前記逆止弁体により開閉される逆止弁口が設けられ、前記収納室は前記弁室と前記連通空間を連通する上側連通路に連続して設けられて、前記収納室と前記弁室とが常時連通せしめられる。
本発明に係る流量調整弁では、連通空間を介して弁室と第1弁口とを連通する小流量通路における第2弁口より弁室側及び第2弁口側に、当該小流量通路を流れる流体中の気泡を細分化する消音部材が配在されているので、流体(冷媒)通過時における騒音を効果的に低減できるとともに、大開度(大流量制御)領域における圧力損失が小さくなり、適正な冷媒流量を得ることができる。
また、前記消音部材が、小流量通路を構成する弁軸の上側連通路における縦穴や、弁体部材の下側連通路における縦穴に内装されているので、前記消音部材を長く配置でき、流体(冷媒)通過時における騒音をより効果的に低減することができる。
本発明に係る流量調整弁の一実施形態を示す全体断面図。 図1に示される弁体の連動部材を示す斜視図。 図1に示される弁体の押さえ板を示す斜視図。 図1に示される流量調整弁における主要部(正流れ時)を示す要部断面図であり、(A)は全閉状態、(B)はリフト量が小さい状態(小流量制御状態)、(C)は全開状態(大流量制御状態)を示す図。 図1に示される流量調整弁における主要部(逆流れ時)を示す要部断面図であり、(A)は全閉状態、(B)は差圧により逆止弁口が開いた状態、(C)は全開状態を示す図。 図1に示される流量調整弁の変形形態(その1)を示す全体断面図。 図1に示される流量調整弁の変形形態(その2)を示す全体断面図。 図1に示される流量調整弁の変形形態(その3)を示す全体断面図。 図1に示される流量調整弁の変形形態(その4)を示す図であり、(A)は主要部を示す要部断面図、(B)は逆止弁体の一例を示す斜視図、(C)は逆止弁体の他例を示す斜視図。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る流量調整弁の一実施形態を示す全体断面図、図2は、図1に示される弁体の連動部材を示す斜視図、図3は、図1に示される弁体の押さえ板を示す斜視図である。
なお、本明細書において、上下、左右、前後等の位置、方向を表わす記述は、説明が煩瑣になるのを避けるために図面に従って便宜上付けたものであり、実際の使用状態での位置、方向を指すとは限らない。
また、各図において、部材間に形成される隙間や部材間の離隔距離等は、発明の理解を容易にするため、また、作図上の便宜を図るため、各構成部材の寸法に比べて大きくあるいは小さく描かれている場合がある。
図示実施形態の流量調整弁1は、例えばヒートポンプ式冷暖房システム等において冷媒流量を調整するために使用される電動弁であり、前述した従来の流量調整弁と同様に、流体(冷媒)が導入導出される弁室14及び該弁室14に開口する弁口(第1弁口)16付き弁座(第1弁座)15を有する弁本体10と、リング状のベースプレート31を介して弁本体10に固着された有底円筒状のキャン30と、キャン30に外嵌されるステータ40及びキャン30の内周に回転自在に配在されるロータ50からなるステッピングモータ(昇降駆動部)63と、ロータ50の回転数を減速する不思議遊星歯車減速機構60と、前記弁座15に接離して流体の通過量を制御する(言い換えれば、弁座15からのリフト量に応じて弁口16を流れる流体の流量を変化させる)弁体32が設けられた弁軸20と、不思議遊星歯車減速機構60の出力ギヤ57の回転運動を直線運動に変換して弁軸20を駆動する(昇降させる)ねじ送り機構27と、から構成される。
弁本体10における弁室14の一側部には、管継手11Aが接続される流入口11が設けられ、その底部に、管継手12Aが接続されるとともに、弁座15及び円筒面からなる弁口(オリフィス)16を持つ流出口12が設けられている。また、弁本体10の弁室14の上部には、中心部下半部に雌ねじ部13aが形成された軸受部材13が嵌挿され、かしめにより弁本体10に固定されている(かしめ部17)。弁本体10の外周(の段差部)に固定されたベースプレート31には、有蓋円筒状のキャン30の下端部が突き合わせ溶接等により密封接合されている。
キャン30の外周に装着されたステータ40は、ヨーク41、ボビン42、コイル43、樹脂モールドカバー44等からなり、キャン30の内部に(上下動せずに)回転自在に支持されるロータ50は、磁性材料で作製された円筒状のロータ部材51と樹脂材料で作製された太陽ギヤ部材52とが一体に連結されて構成されている。太陽ギヤ部材52の中心部にはシャフト62が挿入され、そのシャフト62の上部は、キャン30の頂部内側に配置された支持部材61により支持されている。
太陽ギヤ部材52の太陽ギヤ53は、出力ギヤ57の底面上に載置されたキャリア54に設けられたシャフト56に回転自在に支持される複数の遊星ギヤ55に噛み合う。遊星ギヤ55の上半分は、弁本体10の上部に固定された円筒部材18の上部にかしめにより取り付けられた環状のリングギヤ(内歯固定ギヤ)58に噛み合い、遊星ギヤ55の下半分は、環状の出力ギヤ57の内歯ギヤ57aに噛み合っている。リングギヤ58の歯数と出力ギヤ57の内歯ギヤ57aの歯数とはわずかに異なる歯数とされ、これにより、太陽ギヤ53の回転数が大きな減速比で減速されて出力ギヤ57に伝達される(このような歯車構成を、いわゆる不思議遊星歯車減速機構60という)。
出力ギヤ57は、筒状の軸受部材13の上面に摺動接触しており、その出力ギヤ57の底部中央には段付き円筒状の出力軸59の上部が圧入され、出力軸59の下部が軸受部材13の中心部上半部に形成された嵌挿穴13bに回転自在に挿入されている。また、出力軸59の上部には、シャフト62の下部が嵌め込まれている。
弁軸20は、上側から、ねじ駆動部材(ドライバともいう)22と、段付き円筒状の推力伝達軸28と、その上部が推力伝達軸28の下部に内嵌固定された段付き軸状の連結軸29とを有し、連結軸29の下端部外周(つまり、弁軸20の下端部外周)を包囲するように該連結軸29に弁体32が摺動自在に外挿されている。
前記軸受部材13(の内周)に設けられた雌ねじ部13aには、弁軸20を構成するねじ駆動部材22(の外周)に設けられた雄ねじ部22aが螺合されており、そのねじ駆動部材22は、出力ギヤ57(すなわち、ロータ50)の回転運動を雄ねじ部22aと雌ねじ部13aとからなるねじ送り機構27により軸線O方向(昇降方向)の直線運動に変換する。ここで、出力ギヤ57は軸線O方向の一定位置で上下動せずに回転運動しており、出力ギヤ57に連結された出力軸59の下端部に設けたスリット状の嵌合溝59bにねじ駆動部材22の上端部に設けた平ドライバ形状の板状部22bを挿入して出力ギヤ57の回転運動をねじ駆動部材22側に伝達する。ねじ駆動部材22に設けた板状部22bが出力軸59の嵌合溝59b内で軸線O方向に摺動することにより、出力ギヤ57(ロータ50)が回転すれば該出力ギヤ57はその回転軸方向に移動しないにも関わらず、ねじ駆動部材22は前記ねじ送り機構27で軸線O方向に直線運動する。ねじ駆動部材22の直線運動は、ボール23と推力伝達軸28の上部に設けられた段付き嵌合穴に嵌め込まれたボール受座24とからなるボール状継手25を介して推力伝達軸28に伝達される。推力伝達軸28に連結された連結軸29は弁本体10の内部に固定された段付き円筒状のばねケース19(の下部)に摺動自在に内挿されており、弁軸20は、当該ばねケース19により案内されて軸線O方向に移動する。また、ばねケース19(の上向きの段差面)と推力伝達軸28(の下向きの段差面)との間には、弁軸20を常時開弁方向(上方)に付勢する圧縮コイルばね26が縮装されている。
連結軸29の下端外周には、後述する連動部材33の天井部33b(の挿通部33c周り)に係合する鍔状係止部29aが(外側に向けて)突設されるとともに、連結軸29の下端面には、逆凹字状の凹穴29cが形成され、その凹穴29cに連続するようにして、弁室14と連通空間34(弁体32によって弁軸20(の連結軸29)の下端部周りに画成された空間)を連通する連通路(上側連通路)29wが設けられている。ここでは、前記連通路29wは、凹穴29cの上面(奥側の面)中央から縦向き(軸線O方向)に形成された比較的大径の縦穴29vと、縦穴29vの中腹部から横向きに形成された複数個の比較的小径の横穴29uとから構成されている。各横穴29uは、弁軸20のリフト量Lが小さいとき(小流量制御状態)には、連結軸29に外挿されたばねケース19の下側で弁室14に開口せしめられるようになっている(後で詳述)。連結軸29の下端面における凹穴29c周りは、後述する弁体32に設けられた弁座35に接離して弁口36を開閉する第2弁体部29bとされる。
弁体32は、弁軸20を構成する連結軸29における鍔状係止部29aより上側(かつ、連通路29wを構成する横穴29uより下側)に摺動自在に外挿された天井部付き円筒状の連動部材33と、連動部材33の下端開口に、溶接、圧入、かしめ等により連結された段付きの弁体部材38とで構成され、弁体32(の連動部材33と弁体部材38)によって弁軸20(の連結軸29)の下端部周りに画成された空間が、連通空間34とされている。
連動部材33の天井部33bには、連結軸29が摺動自在に挿通される短円筒面を持つ挿通部33cが設けられている。また、連動部材33の円筒部33aの下端部は、弁体部材38(の下部大径部)の外周部に設けられた鍔状部38aに溶接等により固着されている(特に、図2参照)。
一方、弁体部材38(の下部大径部)の下端面は、弁本体10の弁座15に(上側から)接離して弁口16を開閉する逆円錐台状の第1弁体部(円錐台面部)38bとされるとともに、その弁体部材38には、弁口16と連通空間34を常時連通する連通路(下側連通路)38wが設けられている。ここでは、前記連通路38wは、弁体部材38(の下部大径部)の下端面中央から縦向き(軸線O方向)に(弁体部材38の中間胴部まで)形成された比較的大径の段付きの縦穴38vと、縦穴38vの上部から横向きに形成された複数個の比較的小径の横穴38uとから構成されている。また、弁体部材38の上部(上部小径部)は、前記した弁軸20の連結軸29の凹穴29cに若干の隙間を持って内挿されており、弁体部材38の中間胴部と上部小径部との間に形成された円錐台面部37に、連結軸29の第2弁体部29bが接離する弁座(第2弁座)35が設けられている。すなわち、本例では、連通空間34における弁体部材38(の円錐台面部37)周りに、前記した弁本体10の弁口(第1弁口)16より小径の円筒面からなり、連結軸29の下端面に形成された第2弁体部29bによって開閉される弁口(第2弁口)36が形成さている。
また、弁体部材38の上部(上部小径部)には、凹状の収納穴21bが設けられるとともに、その収納穴21bの底部中央に、前記連通路38wの縦穴38vまで延びる縦穴からなる逆止弁口21vが設けられ、収納穴21bの側部(の軸線O周りで複数の位置)に、複数個の横穴からなる連通口21uが設けられ、その収納室21bには、流入口11と流出口12との差圧に応じて逆止弁口21vを開閉すべく(後で詳述)、ボールからなる逆止弁体21が収納されている。前記逆止弁体21は、弁体部材38の上端部(における収納穴21b周り)が内側へ向けてかしめられることにより(かしめ部21a)、前記収納室21b内に、軸線O方向に若干の摺動自在に配在されている。
ここで、弁軸20の連結軸29に設けられた鍔状係止部29aと連動部材33の天井部33bとは、連結軸29の第2弁体部29bによって弁口36が閉じられたとき(言い換えれば、連結軸29の第2弁体部29bが弁体部材38の円錐台面部37に設けられた弁座(第2弁座)35に着座したとき)に、軸線O方向(上下方向)で所定寸法の隙間Laを持つように設定されている(後で詳述)。
また、ばねケース19(の下向きの段差面)と弁体32を構成する連動部材33(の天井部33bの上面における挿通部33c周り)との間には、弁体32を常時閉弁方向(下方)に付勢する圧縮コイルばね(付勢部材)39が縮装されている。
上記構成に加えて、本実施形態では、流体中(小流量通路を流れる流体中)の気泡を細分化すべく、前記弁軸20の連結軸29の連通路(上側連通路)29wに、略円柱状の金属メッシュ等からなる消音部材(弁室14側消音部材)71が設けられるとともに、前記弁体32の弁体部材38の連通路(下側連通路)38wにも、略円柱状の金属メッシュ等からなる消音部材(弁口16側消音部材)72が設けられている。
詳しくは、消音部材71は、前記弁軸20の連結軸29の連通路29wにおける縦穴29vに上下方向に亘って内装されるとともに、その連結軸29の連通路29wにおける縦穴29vの下端周りが(内側へ向けて)かしめられることによって、当該縦穴29v内に支持固定されている。また、消音部材72は、前記弁体32の弁体部材38の連通路38wにおける縦穴38vに内装されるとともに、その弁体部材38の連通路38wにおける縦穴38vの段差部に複数個(図示例では、4個)の通し穴73aを持つ押さえ板(支持部材)73がかしめ等により固定されることによって(図3参照)、当該縦穴38v内に支持固定されている。
なお、ここでは、消音部材71、72として、複数の小孔を有する金属メッシュ(網状部材)を円柱状に成形したもの、板状の金属メッシュを積層して円柱状としたもの、あるいは、板状の金属メッシュを巻回して円柱状としたものを採用しているが、流体中の気泡を細分化できれば、例えば、当該消音部材71、72を樹脂製としても良いし、当該消音部材71、72自体を円柱状の多孔体で形成しても良い。
また、押さえ板73の通し穴73aの数や穴径や形成位置等は、図示例に限定されないことは当然であるし、各消音部材71、72の固定方法等についても、図示例に限定されないことは勿論である。
かかる構成の流量調整弁1では、流体(冷媒)は、双方向(流入口11から流出口12に向かう方向(横→下、正流れ)と、流出口12から流入口11に向かう方向(下→横、逆流れ)との双方向)に流されるようになっており、前記ロータ45の回転量を制御して弁軸20のリフト量Lを変化させることにより、流体(冷媒)の通過流量を調整するようになっている。
<流量調整弁1の正流れ時の動作>
正流れ時においては、図4(A)に示される如くの全閉状態(弁軸20のリフト量Lが0の状態)において、弁軸20(の連結軸29)の第2弁体部29bが弁体32(の弁体部材38)の弁座35に圧接(着座)されて弁口36が閉じられるとともに、弁体32(の弁体部材38)の第1弁体部38bが弁本体10の弁座15に圧接(着座)されて弁口16が閉じられている。また、流入口11から弁室14に流れ込む流体の圧力(流体圧)により逆止弁体21が付勢されて弁体32(の弁体部材38)の逆止弁口21vが閉じられている(つまり、逆止弁体21により弁室14から弁口16へ向かう流体の流れは遮断されている)。このとき、弁軸20(の連結軸29)の鍔状係止部29a(の上面)と弁体32の連動部材33の天井部33b(の下面)とは、軸線O方向(上下方向)で所定寸法の隙間Laだけ離れて位置せしめられている。
この全閉状態において、弁軸20を上昇させると、図4(B)に示される如くに、前記所定寸法の隙間(リフト量)Laまでは(小流量制御状態)、弁体32の第1弁体部38bが圧縮コイルばね39(の付勢力)により弁本体10の弁座15に圧接(着座)され、かつ、逆止弁体21が流体圧により付勢されて弁体32の逆止弁口21vが閉じられたままで、弁軸20の連結軸29が弁体32(の連動部材33の天井部33b)の挿通部33c内を摺動するようにして弁軸20が移動(上昇)せしめられ、弁軸20の第2弁体部29bが弁体32の弁座35から離れて弁口36が開口せしめられる。流入口11から弁室14に流れ込んだ流体は、弁軸20の連結軸29の連通路(上側連通路)29w(横穴29u、縦穴29v)→弁軸20の凹穴29c(における弁体32の上部(上部小径部)との隙間)→弁軸20の第2弁体部29bと弁体32の弁座35との隙間(弁口36)→連通空間34→弁体32の弁体部材38の連通路(下側連通路)38w(横穴38u、縦穴38v)(特に、その連通路38wの縦穴38vに固定された押さえ板73の通し穴73a)を介して、その下方に続く弁口16に流れ込み、弁軸20の上昇に伴って、当該弁口16に流れ込む流体の流量が次第に大きくなる。このとき、流入口11から弁室14に流れ込んだ流体は、(弁軸20の連結軸29の連通路29wの縦穴29vを通る際に)連通路29wに配在された消音部材71を通過するとともに、(弁体32の弁体部材38の連通路38wの縦穴38vを通る際に)連通路38wに配在された消音部材72を通過し、弁口36より上流側(弁室14側)及び下流側(弁口16側)に配置された2つの消音部材71、72によって流体中の気泡が分解されて細分化された状態で、弁口16(流出口12)を通過することになる。そのため、小流量制御(小開度)領域(騒音が発生しやすい領域)において、流体(冷媒)通過時の騒音が確実に低減される。
ここでは、前記した弁軸20の連結軸29の連通路(上側連通路)29w(横穴29u、縦穴29v)→弁軸20の凹穴29c→弁軸20の第2弁体部29bと弁体32の弁座35との隙間(弁口36)→連通空間34→弁体32の弁体部材38の連通路(上側連通路)38w(横穴38u、縦穴38v)を介して弁室14と弁口16とを連通する流路を、小流量通路と称する。
なお、前記リフト量Laは、流体(冷媒)通過時における騒音(流体通過音)が発生しやすい流量に対応する弁軸20のリフト量Lであり、実験等に基づき予め決めることができる。
弁軸20を前記リフト量Laまで上昇させた後、さらに上昇させる(つまり、リフト量Lが前記リフト量Laを超える)と、図4(C)に示される如くに、弁軸20(の連結軸29)の鍔状係止部29aが弁体32(の連動部材33の天井部33b)と係合し、弁体32は、圧縮コイルばね39の付勢力に抗して弁軸20とともに(一体に)移動(上昇)せしめられ、弁体32の第1弁体部38bが弁本体10の弁座15から離れ、弁体32の第1弁体部38bと弁本体10の弁座15との間に(軸線O方向の)幅Lb(=L−La)の隙間(円環状の流路)が形成される(大流量制御状態)。流入口11から弁室14に流れ込んだ流体は、弁体32の第1弁体部38bと弁本体10の弁座15との隙間を介して、その下方に続く弁口16に流れ込み、弁軸20の上昇に伴って、当該弁口16に流れ込む流体の流量が次第に大きくなる。このとき、流入口11から弁室14に流れ込んだ流体は、一部は、前述のように弁軸20の連結軸29の連通路29w等を通過し、消音部材71、72によって流体中の気泡が分解されて細分化された状態で、弁口16(流出口12)を通過するものの、その大部分は、弁体32の第1弁体部38bと弁本体10の弁座15との間に形成された隙間(流路)を通過して、弁口16(流出口12)に直接流れ込むことになる。そのため、弁軸20のリフト量Lが比較的大きい大流量制御(大開度)領域(騒音が発生しにくい領域であって、流量を確保したい領域)において、圧力損失(圧損)が小さくなる。
なお、図4(C)に示される如くの全開状態から弁軸20を下降させ、弁口16に流れ込む流体の流量が次第に減少する場合にも、上記と同様の作用効果が得られることは言うまでも無い。
<流量調整弁1の逆流れ時の動作>
逆流れ時においては、図5(A)に示される如くの全閉状態(図4(A)に基づき説明した状態)において、弁口16側(流出口12側)と弁室14側(流入口11)との差圧が所定の差圧より大きくなる(言い換えれば、弁口16側の圧力が弁室14側の圧力より所定圧だけ高くなる)と、図5(B)に示される如くに、弁軸20(の連結軸29)の第2弁体部29bが弁体32(の弁体部材38)の弁座35に圧接(着座)され、弁体32(の弁体部材38)の第1弁体部38bが弁本体10の弁座15に圧接(着座)されたままで、流出口12から流れ込む流体の圧力(流体圧)により逆止弁体21が収納室21b内で移動(上昇)せしめられ、弁体32(の弁体部材38)の逆止弁口21vが開口せしめられる。流出口12(の弁口16)から流れ込んだ流体は、弁体32の弁体部材38の連通路(下側連通路)38w(の縦穴38v)(特に、その連通路38wの縦穴38vに固定された押さえ板73の通し穴73a)→逆止弁口21v→収納室21b→連通口21u→弁軸20の凹穴29c(における弁体32の上部(上部小径部)との隙間)→弁軸20の連結軸29の連通路(上側連通路)29w(縦穴29v、横穴29u)を介して、弁室14に流れ込む。なお、この状態では、当該弁室14に流れ込む流体(つまり、流入口11へ流れ出る流体)が流通する流路の開口面積は一定である。このとき、流出口12から流れ込んだ流体は、(弁体32の弁体部材38の連通路38wの縦穴38vを通る際に)連通路38wに配在された消音部材72を通過するとともに、(弁軸20の連結軸29の連通路29wの縦穴29vを通る際に)連通路29wに配在された消音部材71を通過し、弁口36より上流側(弁口16側)及び下流側(弁室14側)に配置された2つの消音部材72、71によって流体中の気泡が分解されて細分化された状態で、弁室14(流入口11)を通過することになる。そのため、小流量制御領域(騒音が発生しやすい領域)において、流体(冷媒)通過時の騒音が確実に低減される。
この逆止弁口21vが開かれた状態において、弁軸20を上昇させると、図5(C)に示される如くに、弁軸20の第2弁体部29bが弁体32の弁座35に圧接(着座)されたままで(つまり、弁軸20の鍔状係止部29aと連動部材33の天井部33bとが軸線O方向で所定寸法の隙間Laだけ離れて位置せしめられたままで)、弁体32は、圧縮コイルばね39の付勢力に抗して(すなわち、弁口16から弁室14に流れ込む流体の圧力が圧縮コイルばね39の付勢力に打ち勝って)弁軸20とともに(一体に)移動(上昇)せしめられ、弁体32の第1弁体部38bが弁本体10の弁座15から離れ、弁体32の第1弁体部38bと弁本体10の弁座15との間に(軸線O方向の)幅Lの隙間(円環状の流路)が形成される。この場合、逆止弁体21に対する流体圧により、弁体32(の弁体部材38)の逆止弁口21vは開かれたままとなっている。流出口12(の弁口16)に流れ込んだ流体は、弁体32の第1弁体部38bと弁本体10の弁座15との隙間を介して、弁室14に流れ込み、弁軸20の上昇に伴って、当該弁室14に流れ込む流体の流量が次第に大きくなる。このとき、流出口12(の弁口16)から流れ込んだ流体(の大部分)は、弁体32の第1弁体部38bと弁本体10の弁座15との間に形成された隙間(流路)を通過して、弁室14(流入口11)に直接流れ込むことになる。そのため、弁軸20のリフト量Lが比較的大きい大流量制御領域(騒音が発生しにくい領域であって、流量を確保したい領域)において、圧力損失(圧損)が小さくなる。
このように、本実施形態の流量調整弁1では、連通空間34を介して弁室14と弁口(第1弁口)16とを連通する小流量通路における弁口(第2弁口)36より弁室14側(正流れ時で上流側、逆流れ時で下流側)及び弁口16側(正流れ時で下流側、逆流れ時で上流側)、具体的には、弁軸20の連結軸29における連通路(上側連通路)29w及び弁体32の弁体部材38における連通路(下側連通路)38wに、当該小流量通路を流れる流体中の気泡を細分化する消音部材71、72が配在されているので、流体(冷媒)通過時における騒音を効果的に低減できるとともに、大開度(大流量制御)領域における圧力損失が小さくなり、適正な冷媒流量を得ることができる。
また、前記消音部材71、72が、小流量通路を構成する弁軸20の連通路(上側連通路)29wにおける縦穴29vや、弁体32の弁体部材38の連通路(下側連通路)38wにおける縦穴38vに内装されているので、前記消音部材71、72を長く配置でき、流体(冷媒)通過時における騒音をより効果的に低減することができる。
なお、上記実施形態では、弁軸20の連結軸29に形成された縦穴29v(横穴29uとともに連通路29wを構成する縦穴29v)に円柱状の消音部材71が配在されているが、例えば、図6に示される流量調整弁1Aの如くに、前記した凹穴29cを軸線O方向に(横穴29uより上側まで)延長する等して下端が開口した(軸線O方向に長い)嵌挿穴29dを形成し、その嵌挿穴29dに、円筒状(嵌挿穴29dより小径の円筒状)且つその下端部に嵌挿穴29dの内周(特に、横穴29uの下側の内周)に当接するフランジ部29Aaが形成された管状部材29Aを所定の隙間を持って嵌挿固定し、管状部材29Aの内部空間と、管状部材29Aの上端部に設けられた横向きの(複数個の)貫通口29Auと、管状部材29A(の外壁)と嵌挿穴29d(の内壁)との隙間と、前記横穴29uとによって、前記弁軸20の連通路(上側連通路)29wを形成するとともに、当該管状部材29Aの内部空間(縦穴)に、円柱状の消音部材71を内装しても良い。なお、図6において、上記実施形態と同様の機能及び作用を有する構成には、同様の符号が付されている。かかる構成の流量調整弁1Aでは、弁軸20の連結軸29における連通路(上側連通路)29wに配在される消音部材71(の上下方向長さ)を更に長くできるので、流体(冷媒)通過時における騒音をより効果的に低減することができる。
また、上記実施形態では、前記した逆止弁体21を利用し、流体(冷媒)を、流入口11から流出口12に向かう方向(正流れ)と、流出口12から流入口11に向かう方向(逆流れ)との双方向に流すようにしているが、例えば、流体(冷媒)を一方向(流入口11から流出口12に向かう方向(正流れ)であって、逆止弁体21が機能せずに当該逆止弁体21により逆止弁口21vが常時閉じられたままである方向)のみに流すシステムに適用する場合には、図7に示される流量調整弁1Bの如くに、弁体32の弁体部材38の上部小径部を取り除き、前記した逆止弁体21及びそれに付随する構造(収納室21b、逆止弁口21v、連通口21u)を省略しても良い。なお、図7において、上記実施形態と同様の機能及び作用を有する構成には、同様の符号が付されている。かかる構成の流量調整弁1Bでも、上記実施形態の流量調整弁1と同様の作用効果が得られることは言うまでも無い。
また、上記実施形態では、ロータ50の回転数を減速する不思議遊星歯車減速機構60を利用しているが、例えば、図8に示される流量調整弁1Cの如くに、不思議遊星歯車減速機構を省略し、弁軸20(の推力伝達軸28)の外周にベローズ28Cを取り付け、推力伝達軸28(の段差部)と連結軸29(の上端部)で挟持されたリング状の上側ばね受け28Caと弁体32の連動部材33の天井部33bとの間に、弁体32を閉弁方向(下方)に付勢する付勢部材としての圧縮コイルばね39を介装しても良い(詳細構造については、上記特許文献2も併せて参照)。なお、図8において、上記実施形態と同様の機能及び作用を有する構成には、同様の符号が付されている。かかる構成の流量調整弁1Cでも、上記実施形態の流量調整弁1と同様の作用効果が得られることは詳述するまでも無い。
また、上記実施形態において、圧縮コイルばね39を取り付けずに流量調整弁を構成することも可能である。この場合、弁体32は、主に流体圧によって弁座15に着座若しくは弁座15から離間する。
また、弁体32の第1弁体部38bにより弁口16が閉じられ、かつ、弁軸20の第2弁体部29bにより弁口36が閉じられた状態で、弁口16から弁室14へ向かう流体の流れを許容するが、弁室14から弁口16へ向かう流体の流れを遮断する逆止弁体21を用いた逆止弁構造は、上記した構造に限定されない。例えば、図9(A)に示される流量調整弁1Dの如くに、弁軸20(の連結軸29)側に逆止弁体21を配置しても良い。
より詳しくは、連結軸29の下端に底部付き円筒部29Dを(下向きに)突設し、連結軸29の下端外周に形成された鍔状係止部29aの下側に、複数個の横穴からなる連通口21uを設けるとともに、連結軸29(の底部付き円筒部29D)の底部中央に、縦穴からなる逆止弁口21vを設け、その連結軸29(の底部付き円筒部29D)の内部(収納室21b)に、流入口11と流出口12との差圧に応じて逆止弁口21vを開閉すべく、当該逆止弁口21vに接離する逆立円錐面部を有する逆止弁体21を軸線O方向に摺動自在に収納しても良い。この場合、連結軸29(の底部付き円筒部29D)の下端面が、弁体32に設けられた弁座35に接離して弁口36を開閉する逆円錐台状の第2弁体部(円錐台面部)29bとされるとともに、逆止弁体21の側部の一部(図示例では、軸線Oに対して反対側の部分)には、例えばDカット面(面取り部ともいう)21Daが形成される(図9(B)参照)。また、Dカット面21Daに代えて、流体を流通させるための縦溝21Db等を採用しても良い(図9(C)参照)。一方、弁体32の弁体部材38の中央には、弁口16と連通空間34を連通する段付きの縦穴からなる連通路(下側連通路)38wDを形成し、その弁体部材38の連通路38wD(の段差部)に、薄肉円板状の金属メッシュ等からなる消音部材(弁口16側消音部材)72を配設すれば良い。なお、図9において、上記実施形態と同様の機能及び作用を有する構成には、同様の符号が付されている。
かかる構成の流量調整弁1Dでは、逆止弁体21が収納される収納室21bが弁軸20の連結軸29に設けられた連通路(上側連通路)29w(の縦穴29v)に連続して設けられて、収納室21bと弁室14とが常時連通せしめられているので、上記実施形態の流量調整弁1と同様の作用効果が得られる。
なお、本発明は、上述の実施形態で説明したような、ステータとロータとを有するステッピングモータ等を用いて弁軸を昇降(移動)させてリフト量(弁開度)を任意に細かく調整する電動式の流量調整弁の他、例えばソレノイド等を用いた電磁式の流量調整(切換)弁にも採用し得ることは勿論である。
1 流量調整弁
10 弁本体
11 流入口
11A 管継手
12 流出口
12A 管継手
14 弁室
15 弁座(第1弁座)
16 弁口(第1弁口)
20 弁軸
21 逆止弁体
21a かしめ部
21b 収納室
21u 連通口
21v 逆止弁口
22 ねじ駆動部材
27 ねじ送り機構
28 推力伝達軸
29 連結軸
29a 鍔状係止部
29b 第2弁体部
29c 凹穴
29u 横穴
29v 縦穴
29w 連通路(上側連通路)
30 キャン
32 弁体
33 連動部材
33a 連動部材の円筒部
33b 連動部材の天井部
33c 挿通部
34 連通空間
35 弁座(第2弁座)
36 弁口(第2弁口)
37 円錐台面部
38 弁体部材
38b 第1弁体部(円錐台面部)
38u 横穴
38v 縦穴
38w 連通路(下側連通路)
39 圧縮コイルばね(付勢部材)
40 ステータ
50 ロータ
60 不思議遊星歯車減速機構
63 ステッピングモータ(昇降駆動部)
71 消音部材(弁室側消音部材)
72 消音部材(弁口側消音部材)
73 押さえ板(支持部材)
73a 押さえ板の通し穴

Claims (10)

  1. 弁室及び第1弁口が設けられた弁本体と、前記弁室内に昇降自在に配在された弁軸と、該弁軸を昇降させるための昇降駆動部と、前記弁軸の下端部外周を包囲するように該弁軸に摺動自在に外挿され、該弁軸の昇降動作に連動して駆動される弁体と、を備え、
    前記弁体に、リフト量に応じて前記第1弁口を流れる流体の流量を変化させる第1弁体部が設けられ、
    前記弁体により前記弁軸の下端部周りに画成された連通空間を介して前記弁室と前記第1弁口とを連通する小流量通路が形成されるとともに、前記弁軸に、リフト量に応じて前記小流量通路に設けられた第2弁口を流れる流体の流量を変化させる第2弁体部が設けられ、
    前記第2弁体部のリフト量が所定量以下のときは、前記第1弁体部により前記第1弁口が閉じられ、前記第2弁体部の前記第2弁口に対するリフト量に応じて流量が制御される小流量制御状態をとり、前記第2弁体部のリフト量が前記所定量を超えると、前記弁軸の上昇に伴って前記弁体が上昇せしめられて前記第1弁体部が前記第1弁口を開く大流量制御状態をとるように構成され、
    前記小流量通路における前記第2弁口より前記弁室側及び前記第1弁口側に、前記小流量通路を流れる流体中の気泡を細分化する消音部材が配在されていることを特徴とする流量調整弁。
  2. 前記弁体は、付勢部材によって前記第1弁口の閉弁方向に付勢されるとともに、前記第2弁体部のリフト量が前記所定量を超えると、前記弁軸に設けられた鍔状係止部により前記付勢部材の付勢力に抗して引き上げられるようにされていることを特徴とする請求項1に記載の流量調整弁。
  3. 前記弁体は、前記弁軸における前記第2弁体部より上側に摺動自在に外挿された筒状の連動部材と、該連動部材の下端開口に連結され、前記第1弁体部が設けられた弁体部材とで構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の流量調整弁。
  4. 前記小流量通路が、前記弁室と前記連通空間を連通すべく前記弁軸に設けられた上側連通路と、前記連通空間と、該連通空間と前記第1弁口を連通すべく前記弁体部材に設けられた下側連通路とから構成され、前記連通空間における前記弁体部材周りに前記第2弁口が形成されており、
    前記消音部材が、前記弁軸における前記上側連通路及び前記弁体部材における前記下側連通路に配在されていることを特徴とする請求項3に記載の流量調整弁。
  5. 前記消音部材は、前記弁軸の前記上側連通路における縦穴、及び/又は、前記弁体部材の前記下側連通路における縦穴に内装されていることを特徴とする請求項4に記載の流量調整弁。
  6. 前記弁軸に、軸線方向に延びる嵌挿穴が設けられるとともに、該嵌挿穴に、筒状の管状部材が所定の隙間を持って嵌挿固定され、
    前記管状部材の内部空間と、前記管状部材の上端部に設けられた横向きの貫通口と、前記管状部材と前記嵌挿穴との前記隙間と、前記弁軸における前記管状部材の外側に設けられた横穴とによって、前記弁軸の前記上側連通路が形成されており、
    前記消音部材が、前記管状部材の内部空間に内装されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の流量調整弁。
  7. 前記弁体部材の前記下側連通路に固定され、通し穴を持つ支持部材によって、前記消音部材が前記弁体部材の前記下側連通路に支持固定されていることを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の流量調整弁。
  8. 前記第1弁体部により前記第1弁口が閉じられ、かつ、前記第2弁体部により前記第2弁口が閉じられた状態で、前記第1弁口から前記弁室へ向かう流体の流れを許容するが、前記弁室から前記第1弁口へ向かう流体の流れを遮断する逆止弁体が設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の流量調整弁。
  9. 前記弁体に、前記逆止弁体が収納される収納室、該収納室と前記第1弁口とに連通するとともに前記第1弁口側と前記弁室側との差圧に応じて前記逆止弁体により開閉される逆止弁口、及び、該収納室と前記弁室とに常時連通する連通口が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の流量調整弁。
  10. 前記弁軸に、前記逆止弁体が収納される収納室、及び、該収納室と前記第1弁口とに連通するとともに前記第1弁口側と前記弁室側との差圧に応じて前記逆止弁体により開閉される逆止弁口が設けられ、前記収納室は前記弁室と前記連通空間を連通する上側連通路に連続して設けられて、前記収納室と前記弁室とが常時連通せしめられていることを特徴とする請求項8に記載の流量調整弁。
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