JP2017209944A - 画像形成装置、画像形成システム、記録材の搬送を制御する方法、およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、記録材の搬送を制御する方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来よりもユーザーの利便性を向上させる、後処理装置と接続可能な画像形成装置を提供することである。【解決手段】画像形成装置100は、印刷ジョブに従って記録材に画像を形成する。この画像形成装置100は、後処理装置180と接続可能に構成される。この画像形成装置100は、記録材を搬送するための搬送経路130Zと、印刷ジョブの中止を受け付ける受付部と、記録材の搬送を制御する制御部110とを備える。搬送経路130Zは、記録材を後処理装置に排出するための第1の搬送経路130Bと、記録材を画像形成装置に排出するための第2の搬送経路130Aとを含む。制御部110は、後処理装置180での後処理を含む印刷ジョブの中止の指示を受付部で受け付けた場合に、当該指示を受け付けたときの搬送経路上の記録材の位置に基づいて、当該記録材の搬送経路を、第1の搬送経路130Bから第2の搬送経路130Aに切り替える。【選択図】図3

Description

この開示は、画像形成装置に関し、より特定的には、後処理装置と接続可能に構成される画像形成装置に関する。
一般的に、画像形成装置は、搬送経路上で用紙に画像を形成し、画像を形成した用紙を排紙トレイに排出する。
特開2015−013430号公報(特許文献1)に開示される画像形成装置は、用紙の排紙トレイを複数備え、ジャムが生じた場合に、ジャム紙よりも上流に利用可能紙残留紙が無い場合は全ての残留紙を元の指定排紙トレイに排出し、利用可能残留紙がある場合は、当該利用可能紙を指定排紙先とは別の排紙トレイに排出する構成を開示している。
特開2015−013430号公報
画像形成装置のなかには、ステープル処理などの後処理を行なう後処理装置と接続可能に構成されるものがある。このような画像形成装置においては、後処理を含む印刷ジョブを実行する場合、用紙を後処理装置に排出し、後処理を含まない印刷ジョブを実行する場合、用紙を画像形成装置に排出することが一般的である。
ところで、画像形成装置のユーザーは、何らかの理由で実行中の印刷ジョブを中止することがある。従来の後処理装置と接続される画像形成装置は、印刷ジョブの中止を受け付けた場合に、用紙の排紙に関する特別な制御を行なっておらず、ユーザーの利便性を損ねることがあった。
また、特許文献1に開示される技術は、ジャム(紙詰まり)が発生したときの排紙処理について言及しているものの、ユーザーからの中止を受け付けた場合の排紙処理については言及していない。
本開示は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、ある局面における目的は、従来よりもユーザーの利便性を向上させる、後処理装置と接続可能な画像形成装置、および当該画像形成装置と後処理装置を備える画像形成システムを提供することである。他の局面における目的は、ユーザーの利便性を向上させる、記録材の搬送を制御する方法、および記録材の搬送を制御するプログラムを提供することである。
一実施形態に従う画像形成装置は、印刷ジョブに従って記録材に画像を形成する。この画像形成装置は、後処理装置と接続可能に構成される。この画像形成装置は、記録材を搬送するための搬送経路と、印刷ジョブの中止を受け付ける受付部と、記録材の搬送を制御する制御部とを備える。搬送経路は、記録材を後処理装置に排出するための第1の搬送経路と、記録材を画像形成装置に排出するための第2の搬送経路とを含む。制御部は、後処理装置での後処理を含む印刷ジョブの中止の指示を受付部で受け付けた場合に、当該指示を受け付けたときの搬送経路上の記録材の位置に基づいて、当該記録材の搬送経路を、第1の搬送経路から第2の搬送経路に切り替える。
好ましくは、後処理装置と通信するための通信インターフェイスをさらに備える。制御部は、記録材の搬送経路を第1の搬送経路から第2の搬送経路に切り替えるとともに、後処理装置との通信を遮断する。
好ましくは、制御部は、指示を受け付けたときの、搬送経路上の位置が予め定められた位置に到達していない記録材の搬送経路を、第1の搬送経路から第2の搬送経路に切り替える。
さらに好ましくは、第1の搬送経路と第2の搬送経路とを切り替えるための切替部と、搬送経路において切替部よりも上流側に配置され、搬送途中の記録材を検出するための記録材検出センサとをさらに備える。制御部は、記録材検出センサーの検出結果に応じて、搬送経路上の記録材の位置を補正する。
さらに好ましくは、予め定められた位置は、記録材検出センサーが搬送途中の記録材を検出する位置に設定される。
好ましくは、制御部は、指示を受け付けたときの搬送経路上の記録材の位置、および印刷ジョブに含まれる後処理の条件に基づいて、当該記録材の搬送経路を、第1の搬送経路から第2の搬送経路に切り替える。
さらに好ましくは、制御部は、印刷ジョブに含まれる後処理が、複数の記録材により構成される束ごとに処理を行なう所定の後処理を含むか否かを判断する第1の判断部をさらに含む。制御部は、指示を受け付けたときの搬送経路上の記録材の位置、および第1の判断部の判断結果に基づいて、当該記録材の搬送経路を、第1の搬送経路から第2の搬送経路に切り替える。
さらに好ましくは、制御部は、第1の判断部により、印刷ジョブに含まれる後処理が、所定の後処理を含むと判断された場合に、指示を受け付けたときに、束を構成する複数の記録材のうち最後の記録材が搬送経路に給紙されているか否かを判断する第2の判断部をさらに含む。制御部は、第2の判断部により、最後の記録材が搬送経路に給紙されていると判断された場合に、指示を受け付けたときの搬送経路上の記録材のうち、最後の記録材を含む束を構成する記録材の搬送経路を、第1の搬送経路に維持する。制御部は、第2の判断部により、最後の記録材が搬送経路に給紙されていないと判断された場合に、指示を受け付けたときの、搬送経路上の位置が予め定められた位置に到達していない記録材の搬送経路を、第1の搬送経路から第2の搬送経路に切り替える。
さらに好ましくは、制御部は、第1の判断部により、印刷ジョブに含まれる後処理が、所定の後処理を含まないと判断された場合に、指示を受け付けたときの、搬送経路上の位置が予め定められた位置に到達していない記録材の搬送経路を、第1の搬送経路から第2の搬送経路に切り替える。
好ましくは、制御部は、指示を受付部で受け付けた場合における、記録材の搬送経路を第1の搬送経路から第2の搬送経路に切り替える切替制御を有効化するか無効化するかを設定可能に構成される。
他の局面に従うと、画像形成システムは、印刷ジョブに従って記録材に画像を形成するための画像形成装置と、画像形成装置と接続可能に構成される後処理装置とを備える。画像形成装置は、記録材を搬送するための搬送経路と、印刷ジョブの中止を受け付ける受付部と、記録材の搬送を制御する制御部とを含む。搬送経路は、記録材を後処理装置に排出するための第1の搬送経路と、記録材を画像形成装置に排出するための第2の搬送経路とを有する。制御部は、後処理装置での後処理を含む印刷ジョブの中止の指示を受付部で受け付けた場合に、当該指示を受け付けたときの搬送経路上の記録材の位置に基づいて、当該記録材の搬送経路を、第1の搬送経路から第2の搬送経路に切り替える。
さらに他の局面に従うと、搬送経路は、記録材を後処理装置に排出するための第1の搬送経路と、記録材を画像形成装置に排出するための第2の搬送経路とを含む。後処理装置と接続可能に構成される画像形成装置に含まれる搬送経路上の記録材の搬送を制御する方法は、後処理装置での後処理を含む印刷ジョブの中止の指示を受け付けるステップと、指示を受け付けた場合に、当該指示を受け付けたときの搬送経路上の記録材の位置を特定するステップと、記録材の搬送経路を、特定された搬送経路上の位置に基づいて、第1の搬送経路から第2の搬送経路へと切り替えるステップとを備える。
さらに他の局面に従うと、搬送経路は、記録材を後処理装置に排出するための第1の搬送経路と、記録材を画像形成装置に排出するための第2の搬送経路とを含む。後処理装置と接続可能に構成される画像形成装置のコンピュータによって実行される、画像形成装置に含まれる搬送経路上の記録材の搬送を制御するためのプログラムは、コンピュータに、後処理装置での後処理を含む印刷ジョブの中止の指示を受け付けるステップと、指示を受け付けた場合に、当該指示を受け付けたときの搬送経路上の記録材の位置を特定するステップと、記録材の搬送経路を、特定された搬送経路上の位置に基づいて、第1の搬送経路から第2の搬送経路へと切り替えるステップとを実行させる。
一実施形態に従う後処理装置と接続可能な画像形成装置によれば、従来よりもユーザーの利便性を向上させることができる。
実施形態に従う画像形成装置の外観構成を説明する図である。 実施形態に従う画像形成装置のハードウェア構成例を説明する図である。 実施形態に従う搬送経路の切替制御について説明する図(その1)である。 実施形態に従う搬送経路の切替制御について説明する図(その2)である。 実施形態に従う中断時プレパージの設定について説明する図(その1)である。 実施形態に従う、束の後処理を中止するときの搬送経路の切替制御(その1)について説明する図である。 実施形態に従う、束の後処理を中止するときの搬送経路の切替制御(その2)について説明する図である。 実施形態に従う、紙の後処理を中止するときの搬送経路の切替制御について説明する図である。 実施形態に従う中断時プレパージの設定について説明する図(その2)である。 実施形態に従う搬送経路の切替制御について説明するフローチャートである。 図10のステップS1060に示される第1の中断処理を説明するフローチャートである。 図10のステップS1070に示される第2の中断処理を説明するフローチャートである。 実施形態に従うCPU210の機能構成を説明する機能ブロック図である。
以下、この発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、その説明は繰り返さない。
[A.技術思想]
後処理装置と接続可能に構成される画像形成装置において、後処理を含む印刷ジョブの実行中に、ユーザーから印刷ジョブの中止の指示を受け付けた場合について説明する。
(a1.関連技術に従う画像形成装置)
関連技術に従う画像形成装置は、記録材としての用紙の搬送経路として、後処理装置に排紙するための第1の搬送経路と、画像形成装置(以下、「本体装置」とも称する)に排紙するための第2の搬送経路とを有する。関連技術に従う画像形成装置は、後処理を含む印刷ジョブの中止を受け付けた場合に、印刷ジョブの中止を受け付けたときに搬送中用紙に対して後処理を実行した上で後処理装置の排紙トレイに排紙する。「搬送中用紙」とは、既に搬送経路に搬送され、かつ、排紙されていない搬送途中の用紙のことをいう。
しかしながら、関連技術に従う画像形成装置が搬送中用紙に対して後処理(たとえば、パンチ処理)を実行するため、ユーザーは搬送中用紙を再利用することができない場合が生じ得る。また、関連技術に従う画像形成装置は、搬送中用紙を全て後処理装置へと排紙するため、搬送経路が長くなり、紙詰まりの可能性が上がるとともに、排紙時間(排紙までにかかる時間)が長くなる、といった問題を有する。
(a2.実施形態に従う画像形成装置)
実施形態に従う画像形成装置のハードウェア構成は、関連技術に従う画像形成装置のハードウェア構成と同じである。実施形態に従う画像形成装置は、後処理を含む印刷ジョブの中止を受け付けたときに、搬送中用紙の位置が、搬送経路における予め定められた位置よりも上流にある場合、搬送中用紙の排紙先を後処理装置から本体装置へと切り替える。
これにより、本体装置へと排紙先を切り替えられた搬送中用紙は、後処理を受けない。したがって、実施形態に従う画像形成装置のユーザーは、搬送中用紙を再利用することができる。
また、本体装置へと排紙先を切り替えられた搬送中用紙は、後処理装置へと排紙されるよりも短い搬送経路で、本体装置へと排紙される。したがって、実施形態に従う画像形成装置は、関連技術に従う後処理装置よりも、搬送中用紙の排紙時間を短縮でき、紙詰まりの可能性を低減できる。
上記によれば、実施形態に従う画像形成装置は、関連技術に従う画像形成装置よりも、ユーザーの利便性を向上することができる。以下、この実施形態に従う画像形成装置の構成および制御について説明する。
[B.画像形成装置100]
図1は、実施形態に従う画像形成装置100の外観構成を説明する図である。図1を参照して、画像形成装置100は、本体制御部110と、通信インターフェイス(I/F)115と、給紙カセット120A,120B,120C,120D(以下、総称して「給紙カセット120」とも称する)と、給紙ローラー125A,125B,125C,125D(以下、総称して「給紙ローラー125」とも称する)と、搬送経路130,130A,130Bと、プリントエンジン135と、用紙検出センサー140と、切替爪145と、排紙ローラー150と、排紙トレイ155と、操作パネル160と、スキャナー165と、ADF(Auto Document Feeder)270とを備える。画像形成装置100は後処理装置180と接続可能に構成される。
本体制御部110は、画像形成装置100の全体動作を司る。通信インターフェイス115は、後処理装置180と通信を行なうためのデバイスである。プリントエンジン135は、画像形成装置100に入力される画像データ、およびスキャナー165で取り込んだ画像データを用紙(記録材)に形成する。
用紙検出センサー140は、切替爪145よりも上流側に配置され、搬送経路130上に搬送される搬送中用紙を検出する。一例として、用紙検出センサー140は、搬送中用紙の先端(用紙の搬送経路下流側の端部)を検出する。用紙検出センサー140は、一例として、光反射型センサーとする。他の局面において、用紙検出センサー140は、光透過型センサーであってもよいし、搬送中用紙との機械的な接触を検知するセンサーであってもよい。
切替爪145は、搬送中用紙の搬送経路を、搬送経路130Aと搬送経路130Bとの間で切り替えるためのデバイスである。本体制御部110は、切替爪145を制御して、搬送中用紙の排紙先を、本体装置側の排紙トレイ155にするか、後処理装置180の排紙トレイ190にするかを制御する。
給紙カセット120は、印刷ジョブの入力に応答して、用紙を搬送経路130へと送り出す。搬送経路130に搬送される用紙は、プリントエンジン135によって画像を形成された後、切替爪145によって搬送経路130Aまたは130Bへと搬送される。
操作パネル160は、ユーザーの入力を受け付ける。一例として、操作パネル160は、タッチパネルおよび液晶ディスプレイを有する画面と、物理ボタンとから構成される。
スキャナー165は、プランテンガラス上に載置された原稿を読み取り、得られた信号を後述する画像処理部260に出力する。ADF170は、給紙カセット120内に積載される用紙を、一番上のものから1枚ずつ搬送経路130へと送り出す。
後処理装置180は、後処理制御部182と、ステープル処理部184と、パンチ処理部186と、折り処理部188と、排紙トレイ190と、搬送経路130Cと、搬送ローラー192と、排紙ローラー194とを有する。画像形成装置100と後処理装置180とが接続されると、搬送経路130Bと、搬送経路130Cとが接続される。
後処理装置180は、画像が形成された用紙に対してステープル処理、パンチ処理、折り処理などの各種後処理を行なう。画像形成装置100は、これら後処理を含む印刷ジョブ(以下、「後処理ジョブ」とも称する)を実行する場合、画像が形成された用紙を、搬送経路130Bに搬送するように切替爪145を切り替える。
本体制御部110は、後処理ジョブの入力に従い、通信インターフェイス115を介して、後処理装置180に制御信号を送信する。後処理制御部182は、制御信号の入力に従い、搬送ローラー192の回転や、当該ジョブに含まれる後処理に必要な動作を行なう。
[C.画像形成装置100のハードウェア構成]
図2は、実施形態に従う画像形成装置100のハードウェア構成例を説明する図である。図2を参照して、本体制御部110は、CPU(Central Processor Unit)210と、RAM(Random Access Memory)220と、ROM(Read Only Memory)230と、インターフェイス(I/F)240とを有する。
CPU210は、ROM230に記憶されたプログラムを読み出して実行することで、画像形成装置100の全体処理を実現する。なお、CPU210は、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)およびその他の演算機能を有する回路のいずれであってもよい。
RAM220は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などであり、CPU210がプログラムを動作するために必要なデータや画像データを一時的に記憶する。したがって、RAM220は、いわゆるワーキングメモリとして機能する。
ROM230は、典型的には、フラッシュメモリなどであり、CPU210で実行されるプログラムや、画像形成装置100の動作にかかる各種設定情報を記憶する。
CPU210は、インターフェイス240を介して通信インターフェイス(I/F)115と、給紙ローラー125と、プリントエンジン135と、用紙検出センサー140と、切替爪145と、操作パネル160と、タイマー250と、画像処理部260と、外部I/F270と、記憶装置280と信号のやりとりを行なう。
タイマー250は、時刻を計時可能に構成される。画像処理部260は、入力された画像データに対して、ガンマ補正処理、空間フィルタ処理、階調再現処理、位置ずれ補正処理などの所定の画像処理を行なう。
外部インターフェイス270は、外部装置と通信を行なうためのデバイスである。外部インターフェイス270は、一例として、無線LAN(Local Area Network)カードであるとする。画像形成装置100は、外部インターフェイス270を介してLANまたはWAN(Wide Area Network)に接続された外部装置と通信可能に構成される。ユーザーは、外部インターフェイス270または操作パネル160を介して、画像形成装置100に印刷ジョブを入力する。
記憶装置280は、位置テーブル285を格納する。位置テーブル285には、搬送経路130に搬送される用紙の各々について、給紙ローラー125によって搬送経路130に送り出されてから経過した時間(以下、「経過時間」とも称する)、および搬送経路130,130A,130B(以下、総称して「搬送経路130Z」とも称する)における搬送中用紙の位置情報が保持される。
本体制御部110は、印刷ジョブの入力に従い、給紙ローラー125による給紙を開始するとともに、タイマー250によって計時を開始する。本体制御部110は、計時した時間に基づいてリアルタイムに位置テーブル285に保持される経過時間を更新する。
本体制御部110は、経過時間に基づいて、搬送経路130Zにおける搬送中用紙の位置を特定する。一例として、本体制御部110は、搬送経路130Zにおける搬送中用紙の搬送速度と、経過時間とを乗することにより、搬送中用紙の位置を特定する。他の局面において、画像形成装置100は、搬送速度を積分することによって、搬送経路130Zにおける搬送中用紙の位置を特定する構成でもよい。
しかしながら、上記の制御に基づいて算出される位置情報は、あくまでも推測される値であって、実測値ではない。そこで、本体制御部110は、位置テーブル285に保持される位置情報を、用紙検出センサー140の検出結果に応じて更新する。具体的には、本体制御部110は、用紙検出センサー140から用紙の先端を検出した旨の信号の入力を受けると、用紙検出センサー140付近に位置する用紙の位置情報を、位置Detに更新する。位置Detは、搬送経路130において用紙検出センサー140が用紙の先端を検出する位置である。
また、本体制御部110は、位置情報は位置Detよりも下流であるが、用紙検出センサー140によって検出されていない用紙の位置情報を、用紙検出センサー140によって検出されるまで、位置Detより所定距離(たとえば、1mm)下流側の位置に維持する。これらの制御により、画像形成装置100は、搬送中用紙の位置をより正確に把握できる。
本体制御部110は、搬送経路130に搬送される用紙の各々について、排紙トレイ155および後処理装置180のいずれか一方に排紙したと判断した場合、当該用紙についての位置テーブル285に保持される情報を削除する。一例として、本体制御部110は、搬送経路130Aまたは130Bの下流側に位置する排紙センサ(図示しない)によって検出された用紙についての情報を削除する。他の例として、本体制御部110は、位置テーブル285に保持される経過時間のうち、予め定められた時間を経過した経過時間を削除する。
さらに他の局面において、位置テーブル285は、記憶装置280ではなく、RAM220およびROM230のいずれかに格納する構成であってもよい。
[D.切替制御]
次に、ユーザーから後処理ジョブの中止を受け付けた場合の搬送経路の切替制御について説明する。
(d1.本体装置に排紙する場合)
図3は、実施形態に従う搬送経路の切替制御について説明する図(その1)である。図3を参照して、用紙310が搬送経路130に搬送されている。この状態において、ユーザーは、後処理ジョブの中止指示を操作パネル160を介して画像形成装置100に入力する。
本体制御部110は、中止指示の入力を受けて、位置テーブル285に基づいて、搬送経路130Zにおける用紙310の先端位置を特定する。本体制御部110は、用紙310の先端位置が予め定められた位置に到達していないと判断し、用紙310の搬送経路を、搬送経路130Bから搬送経路130Aに切り替えるように切替爪145を制御する。予め定められた位置は、搬送経路130Zにおける切替爪145よりも上流側の位置である。
上記によれば、実施形態に従う画像形成装置100は、用紙310に後処理を実行しないため、当該用紙を再利用し得る。また、画像形成装置100は、用紙310の搬送経路を短くできるため、紙詰まりの可能性を低減するとともに、排紙時間を短縮できる。その結果、画像形成装置100は、ユーザーの利便性を向上する。
予め定められた位置は、一例として、位置Detであるとする。これにより、実施形態に従う画像形成装置100は、用紙310の予測される位置ではなく、用紙検出センサー140の検出結果に基づいて切替爪145を制御できる。そのため、実施形態に従う画像形成装置100は、より精度よく用紙310の搬送経路を制御できる。
また、位置Detは、切替爪145から切替時間の間に用紙310が搬送される距離だけ上流側に設定されることが好ましい。「切替時間」とは、切替爪145によって搬送経路130Aと搬送経路130Bとを切り替えるために必要な時間をいう。これにより、実施形態に従う画像形成装置100は、より多くの搬送中用紙を搬送経路130Aによって搬送できる。
なお、他の局面において、画像形成装置100は、用紙検出センサー140を有さない構成であってもよい。かかる場合、画像形成装置100は、搬送経路130Zにおける搬送中用紙(用紙310)の先端が、予め定められた位置に到達しているか否かを、位置テーブル285にのみ基づいて判断する。
本体制御部110は、切替爪145により用紙310の搬送経路を搬送経路130Bから搬送経路130Aへと切り替えると、通信インターフェイス115による後処理制御部182との通信を遮断する。
上記説明したように、後処理装置180は、本体制御部110からの制御信号に従い搬送ローラー192の回転や、後処理ジョブに含まれる後処理に必要な動作を行なう。実施形態に従う本体制御部110は、搬送経路130Aに切り替えるとともに通信を遮断することにより、後処理装置180への制御信号の送信を中止する。これにより、後処理装置180は、制御信号の受信の中止を受け、搬送ローラー192や後処理ジョブに含まれる後処理に必要な動作を中止できる。その結果、後処理装置180は、消費電力および部品消耗を抑制できる。
なお、他の局面において、本体制御部110は、搬送経路130Aに切り替えるとともに後処理装置180に対して、搬送ローラー192等の動作を停止する旨の信号を送信する構成であってもよい。
(d2.後処理装置に排紙する場合)
図4は、実施形態に従う搬送経路の切替制御について説明する図(その2)である。図4を参照して、用紙410および420が搬送経路130Zに搬送されている。この状態において、ユーザーは、後処理ジョブの中止指示を操作パネル160を介して画像形成装置100に入力する。
本体制御部110は、中止指示の入力を受けて、用紙410および420の先端位置を特定する。本体制御部110は、用紙410の先端位置が位置Detに到達していると判断し、用紙410の搬送経路を、搬送経路130Aに維持する。これにより、実施形態に従う画像形成装置100は、切替爪145による用紙410の紙詰まりを抑制できる。
本体制御部110は、用紙420の先端位置が位置Detに到達していないと判断する。そのため、本体制御部110は、位置テーブル285に基づいて用紙410の後端が切替爪145を通過した判断すると、搬送経路130Bから搬送経路130Aに切り替えるように切替爪145を制御する。
(d3.中断時プレパージの設定−1)
図5は、実施形態に従う中断時プレパージの設定について説明する図(その1)である。「中断時プレパージ」とは、後処理ジョブの中止の指示に応じて、搬送中用紙の搬送経路を切り替える処理をいう。
図5を参照して、操作パネル160は、一例として、タッチパネル510と、物理ボタン580,590,595とを有する。ユーザーは、これらタッチパネル510と、物理ボタン580,590,595とに対して所定操作を行なうことにより、図5に示される画面表示する。図5に示される例において、タッチパネル510には、各種後処理の設定を行なうための画面が表示されている。
ユーザーは、ステープルボタン520,冊子ボタン530,パンチボタン540,折りボタン550の中から、後処理の種類を選択する。図5に示される例において、ユーザーは、ステープルボタン520を選択している。選択されたボタンは、色が変わるなどして、選択されたことをユーザーに通知する。
ステープル処理の設定画面は、中断時プレパージを有効に設定する有効ボタン560と、無効に設定する無効ボタン570を含む。図5に示される例において、ユーザーは、有効ボタン560を選択している。本体制御部110は、いずれのボタンが選択されたか、すなわち、中断時プレパージが有効に設定されたか否かを、記憶装置280に保存する。
中断時プレパージが有効に設定されている場合、本体制御部110は、後処理ジョブの中止の指示に応じて、搬送中用紙の搬送経路を切り替える処理を実行する。一方、中断時プレパージが無効に設定されている場合、本体制御部110は、後処理ジョブの中止の指示が入力されても、搬送中用紙を搬送経路130Bにおいて搬送する。
上記によれば、ユーザーは、後処理の種類ごとに、中断時プレパージを有効にするか否かを設定することができる。
[E.後処理の条件を考慮した切替制御]
(e1.束ごとの後処理)
図6は、実施形態に従う、束の後処理を中止するときの搬送経路の切替制御(その1)について説明する図である。後処理装置180は、ステープル処理部184と、パンチ処理部186と、折り処理部188とを備え、ステープル処理、冊子処理、パンチ処理、折り処理を実施可能に構成される。冊子処理は、ステープル処理を含む。
ステープル処理は、複数枚の用紙により構成される束ごとに、綴じ処理を行なう。束ごとに行なう後処理(以下、「束の後処理」とも称する)の他の例として、断裁処理などが挙げられる。
図6において、画像形成装置100は、束の後処理を含む印刷ジョブを実行している。この状態において、ユーザーは、当該印刷ジョブの中止指示を操作パネル160を介して画像形成装置100に入力する。
図6を参照して、用紙610〜640が搬送経路130Zに搬送されている。本体制御部110は、中止指示の入力を受けて、最終用紙が搬送経路130に既に搬送されているか否かを判断する。「最終用紙」とは、束を構成する複数枚の用紙の最後の用紙をいう。たとえば、印刷ジョブが、10枚の用紙に5枚分の画像を2部ずつ印刷するものであって、5枚ごとにステープル処理を行なう後処理を含む場合、5枚目および10枚目が最終用紙となる。
図6に示される例において、束の後処理は10枚ごとにステープル処理を行なうものとする。用紙610は7/10枚目、用紙620は8/10枚目、用紙630は9/10枚目、用紙640は10/10枚目であるとする。すなわち、用紙640は、最終用紙である。
本体制御部110は、給紙ローラー125による給紙を行なうとともに、当該休止する用紙が束の後処理における何枚目かをカウントするように構成される。本体制御部110は、最終用紙である用紙640が搬送経路130に既に搬送され、位置Detに到達していないと判断する。
本体制御部110は、上記判断に応じて、最終用紙を含む束を構成する用紙(10枚)を、後処理装置180に排出する。すなわち、本体制御部110は、位置Detに到達していない用紙630および640を含む用紙610〜640を搬送経路130Bにおいて搬送する。
ステープル処理部184は、用紙610〜640を含む束に対してステープル処理を実行する。
これにより、ユーザーは、最終用紙を含む束を、後処理装置180の排紙トレイ190でまとめて回収することができる。
また、ユーザーが急いでいて中止指示を入力した場合など、印刷ジョブの内容自体に問題がないケースも考えられる。実施形態に従う画像形成装置100および後処理装置180を含む画像形成システム(以下、「本画像形成システム」とも称する)は、このような場合に最終用紙を含む束に対して後処理ジョブを実行することで、ユーザーが望む成果物を出力することができる。
なお、他の局面において、本体制御部110は、束の後処理を含む印刷ジョブの中止指示の入力を受けて、後処理制御部182に対して、後処理の中止を指示する制御信号を送信する構成であってもよい。
図7は、実施形態に従う、束の後処理を中止するときの搬送経路の切替制御(その2)について説明する図である。図7において、画像形成装置100は、束の後処理を含む印刷ジョブを実行している。この状態において、ユーザーは、当該印刷ジョブの中止指示を操作パネル160を介して画像形成装置100に入力する。
図7を参照して、用紙710〜740が搬送経路130Zに搬送されている。図7に示される例において、束の後処理は10枚ごとにステープル処理を行なうものとする。用紙710は6/10枚目、用紙720は7/10枚目、用紙730は8/10枚目、用紙740は9/10枚目であるとする。
本体制御部110は、中止指示を受け付けたときに、最終用紙が搬送経路130に搬送されていないと判断する。本体制御部110は、上記判断に応じて、位置Detに到達していない用紙730および740を搬送経路130Aで搬送するように切替爪145を制御する。
上記によれば、実施形態に従う画像形成装置100は、最終用紙が搬送されていないと判断された場合に、所定の条件を満たす搬送中用紙を本体装置に排出する。そのため、画像形成装置100のユーザーは、搬送中用紙を再利用し得る。また、画像形成装置100は、紙詰まりの可能性を低減するとともに、排紙時間を短縮できる。
なお、上記の例において、本体制御部110は、最終用紙が搬送経路130に既に搬送されているか否かによって、搬送経路を切り替える構成であるが、これに限られない。
他の局面において、本体制御部110は、束を構成する複数枚の用紙のうち、所定の割合(たとえば、8割)の用紙が既に搬送経路130に搬送されているか否かによって搬送経路を切り替える構成であってもよい。当該構成においても、本画像形成システムは、所定の割合を超えた用紙を後処理装置180にまとめて排出することができる。その結果、ユーザーは、まとめて用紙を回収することができる。
(e2.紙ごとの後処理)
図8は、実施形態に従う、紙の後処理を中止するときの搬送経路の切替制御について説明する図である。「紙の後処理」とは、束の後処理を含まない後処理をいう。すなわち、紙の後処理は、用紙1枚ごとに後処理を行なう。紙の後処理の例として、パンチ処理、折り処理が挙げられる。
図8において、画像形成装置100は、紙の後処理を含む印刷ジョブを実行している。この状態において、ユーザーは、当該印刷ジョブの中止指示を操作パネル160を介して画像形成装置100に入力する。
図8を参照して、用紙810〜840が搬送経路130Zに搬送されている。本体制御部110は、中止指示の入力を受けて、位置Detに到達していない用紙830および840を搬送経路130Aで搬送するように切替爪145を制御する。
上記によれば、実施形態に従う画像形成装置100は、紙の後処理を含む印刷ジョブの中止指示を受け付けた場合に、所定の条件を満たす搬送中用紙を本体装置に排出する。そのため、画像形成装置100のユーザーは、搬送中用紙を再利用し得る。また、画像形成装置100は、紙詰まりの可能性を低減するとともに、排紙時間を短縮できる。
(e3.中断時プレパージの設定−2)
図9は、実施形態に従う中断時プレパージの設定について説明する図(その2)である。なお、図5と同一符号を付している部分については同じであるため、その部分についての説明は繰り返さない。
図9に示される例において、タッチパネル510には、後処理の条件を考慮した中断時プレパージの設定を行なうための画面が表示されている。図9に示されるタッチパネル510の内容は、排出単位を束ごとに設定する束ボタン910と、紙ごとに設定する紙ボタン920とを有する点において、図5に示される内容と異なる。本体制御部110は、いずれのボタンが選択されたか、すなわち、排出単位が束ごとに設定されたか、紙ごとに設定されたかを、記憶装置280に保存する。
排出単位が束ごとに設定されている場合、本体制御部110は、最終用紙が搬送経路130に既に搬送され、かつ、位置Detに到達しているか否かによって、搬送経路を切り替える。一方、排出単位が紙ごとに設定されている場合、本体制御部110は、後処理の条件(束の後処理または紙の後処理)に関わらず、位置Detに到達していない用紙を本体装置に排出するように制御する。
上記によれば、ユーザーは、後処理の条件に基づく搬送経路の切替処理を有効にするか否かを設定できる。
[F.処理の流れ]
図10は、上記一連の制御を実現するための、実施形態に従う搬送経路の切替制御について説明するフローチャートである。図10に示される処理は、CPU210がROM230に格納される制御プログラムを実行することにより実現される。他の局面において、処理の一部または全部が、回路素子その他のハードウェアによって実行されてもよい。なお、これらの前提は、後述する図11および12においても同様である。
図9に示される一連の制御は、後処理ジョブを実行するとともに開始される。
ステップS1010において、CPU210は、印刷ジョブの中断指示を受け付けたか否かを判断する。CPU210は、中断指示を受け付けたと判断した場合(ステップS1010においてYES)、処理をステップS1020に進める。そうでない場合(ステップS1010においてNO)、CPU210は、処理をステップS1010に戻す。
ステップS1020において、CPU210は、中断時プレパージの設定が有効にされているか否かを判断する。より具体的には、CPU210は、記憶装置280にアクセスして、中断時プレパージの設定が有効にされているかを判断する。
CPU210は、中断時プレパージの設定が有効にされていると判断した場合(ステップS1020において有効)、処理をステップS1050に進める。そうでない場合(ステップS1020において無効)、CPU210は処理をステップS1030に進める。
ステップS1030において、CPU210は、搬送中用紙を後処理装置180に排出する。換言すれば、CPU210は、搬送中用紙の搬送経路が搬送経路130Bを維持するように、切替爪145を制御する。
ステップS1050において、CPU210は、排出単位が束ごとに設定されているか否かを判断する。より具体的には、CPU210は、記憶装置280にアクセスして、排出単位が束ごとに設定されているか否かを判断する。
CPU210は、排出単位が束ごとに設定されていると判断した場合(ステップS1050において束ごと)、処理をステップS1060に進め、第1の中断処理を実行する。
一方、排出単位が紙ごとに設定されていると判断した場合(ステップS1050において紙ごと)、CPU210は、処理をステップS1070に進め、第2の中断処理を実行する。
図11は、図10のステップS1060に示される第1の中断処理を説明するフローチャートである。
ステップS1110において、CPU210は、中断指示を受け付けたときに、位置テーブル285に基づいて、搬送経路130Zに搬送中用紙があるか否かを判断する。CPU210は、搬送中用紙があると判断した場合(ステップS1110においてYES)、処理をステップS1120に進める。そうでない場合(ステップS1110においてNO)、CPU210は、処理を終了する。
ステップS1120において、CPU210は、搬送中用紙の先端が搬送経路130における予め定められた位置(例えば、位置Det)に到達したか否かを判断する。CPU210は、搬送中用紙の先端が予め定められた位置に到達したと判断した場合(ステップS1120においてYES)、処理をステップS1180に進める。CPU210は、搬送中用紙の先端が予め定められた位置に到達していない判断した場合(ステップS1120においてNO)、処理をステップS1130に進める。
ステップS1130において、CPU210は、入力された印刷ジョブが束の後処理を含むか否かを判断する。CPU210は、印刷ジョブが束の後処理を含むと判断した場合(ステップS1130においてYES)、処理をステップS1140に進める。一方、印刷ジョブが束の後処理を含まないと判断した場合(ステップS1130においてNO)、CPU210は、処理をステップS1150に進める。
ステップS1140において、CPU210は、束の後処理における最終用紙が既に搬送経路130に給紙されているか否かを判断する。CPU210は、最終用紙が既に給紙されていると判断した場合(ステップS1140においてYES)、処理をステップS1180に進める。そうでない場合(ステップS1140においてNO)、CPU210は、処理をステップS1150に進める。
ステップS1150において、CPU210は、搬送中用紙の排出先を後処理装置180から本体装置に切り替える。より具体的には、CPU210は、搬送中用紙の搬送経路を、搬送経路130Bから搬送経路130Aに切り替えるように切替爪145を制御する。
ステップS1160において、CPU210は、通信インターフェイス115による後処理制御部182との通信を遮断する。ステップS1170において、CPU210は、搬送中用紙を搬送経路130Aを介して本体装置の排紙トレイ155に排出する。ステップS1180において、CPU210は、搬送中用紙を搬送経路130Bを介して後処理装置180に排出する。
CPU210は、ステップS1170およびステップS1180の後、処理をステップS1110に戻す。
上記によれば、実施形態に従う画像形成装置100は、後処理の条件(束の後処理を含むか否か)を考慮した上で、搬送中用紙の搬送経路を適切に切り替えることができる。これにより、実施形態に従う画像形成装置100は、ユーザーの利便性を向上できる。
図12は、図10のステップS1070に示される第2の中断処理を説明するフローチャートである。なお、図11と同一符号を付している部分については同じであるため、その部分についての説明は繰り返さない。
ステップS1210において、CPU210は搬送中用紙の先端が搬送経路130における予め定められた位置(例えば、位置Det)に到達したか否かを判断する。CPU210は、搬送中用紙の先端が予め定められた位置に到達したと判断した場合(ステップS1210においてYES)、処理をステップS1180に進める。そうでない場合(ステップS1210においてNO)、CPU210は、処理をステップS1170に進める。
上記によれば、実施形態に従う画像形成装置100は、後処理の条件を考慮しないと設定された場合に、搬送中用紙の搬送経路を適切に切り替えることができる。これにより、実施形態に従う画像形成装置100は、ユーザーの利便性を向上できる。
図13は、上記一連の制御を実現するための、実施形態に従うCPU210の機能構成を説明する機能ブロック図である。図13を参照して、CPU210は、その主な機能構成として、入力受付部1310と、給紙部1315と、カウント部1320と、更新部1325と、第1判断部1330と、停止部1335と、位置特定部1340と、位置判定部1345と、切替制御部1350と、通信遮断部1355と、後処理判定部1360と、最終用紙判定部1365とを有する。
入力受付部1310は、操作パネル160または外部インターフェイス270を介してユーザーの指示を受け付ける。入力受付部1310は、後処理ジョブの入力を受け付けると、給紙部1315および切替制御部1350に制御信号を送信する。
切替制御部1350は、制御信号の入力に応じて、用紙が搬送経路130Bに搬送されるように切替爪145を制御する。給紙部1315は、制御信号の入力に応じて、給紙ローラー125による搬送経路130への用紙の給紙を行なう。給紙部1315は、各用紙の給紙を開始するごとに、その旨を知らせる信号をカウント部1320および更新部1325に出力する。
カウント部1320は、給紙部1315からの信号を入力されるたびに、カウントアップする。カウント部1320は、印刷ジョブが完了したと判断すると、保持するカウント数を初期化する。すなわち、カウント部1320は、印刷ジョブにおいて、給紙した用紙の枚数を数える。
更新部1325は、給紙部1315からの信号の入力に応じて、タイマー250による計時を開始するとともに、位置テーブル285に保持される経過時間を更新する。
入力受付部は、後処理ジョブの中止の指示を受け付けると、中止信号を第1判断部1330および停止部1335に出力する。停止部1335は、中止信号の入力を受けて、給紙ローラー125の回転を停止する。
第1判断部1330は、記憶装置280にアクセスして中断時プレパージが有効に設定されているか否かを判断する。第1判断部1330は、中断時プレパージが有効であると判断した場合、その旨を知らせる信号を位置特定部1340に出力する。
位置特定部1340は、位置テーブル285にアクセスして、後処理ジョブの中断指示を受け付けたときの搬送中用紙の位置を特定し、特定した位置情報を位置判定部1345に出力する。位置判定部1345は、入力された位置情報が、予め定められた位置に到達しているか否かを判定する。一例として、位置判定部1345は、位置情報に示される数値(数値が大きいほど搬送経路における下流位置であることを示す)が、記憶装置280に格納されるしきい値以上である場合、予め定められた位置に到達したと判定する。位置判定部1345は、予め定められた位置に到達したと判断した場合、到達信号を切替制御部1350と後処理判定部1360とに出力する。
後処理判定部1360は、入力受付部1310から後処理ジョブに含まれる後処理の情報を取得する。後処理判定部1360は、後処理ジョブが束の後処理を含むか否かを判定する。後処理判定部1360は、後処理ジョブは束の後処理を含まないと判定した場合、切替制御部1350にその旨を知らせる第1信号を出力する。
切替制御部1350は、位置判定部1345からの到達信号、および後処理判定部1360からの第1信号の入力に応じて、搬送経路130Bから搬送経路130Aに切り替えるように切替爪145を制御する。切替制御部1350は、搬送経路130Bから搬送経路130Aに切り替えたことを知らせる切替信号を通信遮断部1355に出力する。通信遮断部1355は、切替信号の入力に応じて通信インターフェイス115による後処理制御部182との通信を遮断する。
一方、後処理判定部1360は、後処理ジョブが束の後処理を含むと判定した場合、最終用紙判定部1365にその旨を知らせる第2信号を出力する。最終用紙判定部1365は、カウント部1320にアクセスして、最終用紙が既に給紙されたか否かを判定し、判定結果を切替制御部1350に出力する。
切替制御部1350は、位置判定部1345からの到達信号、および最終用紙判定部1365からの判定結果の入力に応じて、搬送経路を制御する。具体的には、最終用紙が既に給紙されたとする判定結果を入力された場合、切替制御部1350は、搬送経路130Bから搬送経路130Aへの切替制御を実施しない。換言すれば、切替制御部1350は、搬送中用紙の搬送経路を搬送経路130Bに維持する。一方、最終用紙が給紙されていないとする判定結果を入力された場合、切替制御部1350は、搬送経路130Bから搬送経路130Aに切り替えるように切替爪145を制御するとともに、切替信号を通信遮断部1355に出力する。
上記によれば、実施形態に従う画像形成装置100は、後処理ジョブの中止指示を受け付けた場合に、ユーザーの利便性を向上させるように用紙の搬送経路を制御できる。
なお、コンピュータを機能させて、上述のフローで説明したような制御を実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどの一時的でないコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、プログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 画像形成装置、110 本体制御部、115 通信インターフェイス、120 給紙カセット、125 給紙ローラー、192 搬送ローラー、130 搬送経路、140 用紙検出センサー、145 切替爪、150,194 排紙ローラー、155,190 排紙トレイ、160 操作パネル、180 後処理装置、182 後処理制御部、184 ステープル処理部、186 パンチ処理部、188 折り処理部、250 タイマー、270 外部インターフェイス、280 記憶装置、285 位置テーブル。

Claims (13)

  1. 印刷ジョブに従って記録材に画像を形成するための画像形成装置であって、
    後処理装置と接続可能に構成され、
    前記記録材を搬送するための搬送経路と、
    前記印刷ジョブの中止を受け付ける受付部と、
    前記記録材の搬送を制御する制御部とを備え、
    前記搬送経路は、
    前記記録材を前記後処理装置に排出するための第1の搬送経路と、
    前記記録材を前記画像形成装置に排出するための第2の搬送経路とを含み、
    前記制御部は、前記後処理装置での後処理を含む印刷ジョブの中止の指示を前記受付部で受け付けた場合に、当該指示を受け付けたときの前記搬送経路上の記録材の位置に基づいて、当該記録材の搬送経路を、前記第1の搬送経路から前記第2の搬送経路に切り替える、画像形成装置。
  2. 前記後処理装置と通信するための通信インターフェイスをさらに備え、
    前記制御部は、前記記録材の搬送経路を前記第1の搬送経路から前記第2の搬送経路に切り替えるとともに、前記後処理装置との通信を遮断する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、指示を受け付けたときの、前記搬送経路上の位置が予め定められた位置に到達していない記録材の搬送経路を、前記第1の搬送経路から前記第2の搬送経路に切り替える、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の搬送経路と前記第2の搬送経路とを切り替えるための切替部と、
    前記搬送経路において前記切替部よりも上流側に配置され、搬送途中の記録材を検出するための記録材検出センサとをさらに備え、
    前記制御部は、前記記録材検出センサーの検出結果に応じて、前記搬送経路上の記録材の位置を補正する、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記予め定められた位置は、前記記録材検出センサーが搬送途中の記録材を検出する位置に設定される、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、指示を受け付けたときの前記搬送経路上の記録材の位置、および前記印刷ジョブに含まれる後処理の条件に基づいて、当該記録材の搬送経路を、前記第1の搬送経路から前記第2の搬送経路に切り替える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、
    前記印刷ジョブに含まれる後処理が、複数の記録材により構成される束ごとに処理を行なう所定の後処理を含むか否かを判断する第1の判断部をさらに含み、
    前記指示を受け付けたときの前記搬送経路上の記録材の位置、および前記第1の判断部の判断結果に基づいて、当該記録材の搬送経路を、前記第1の搬送経路から前記第2の搬送経路に切り替える、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、
    前記第1の判断部により、前記印刷ジョブに含まれる後処理が、前記所定の後処理を含むと判断された場合に、前記指示を受け付けたときに、束を構成する複数の記録材のうち最後の記録材が前記搬送経路に給紙されているか否かを判断する第2の判断部をさらに含み、
    前記第2の判断部により、前記最後の記録材が前記搬送経路に給紙されていると判断された場合に、前記指示を受け付けたときの前記搬送経路上の記録材のうち、前記最後の記録材を含む束を構成する記録材の搬送経路を、前記第1の搬送経路に維持し、
    前記第2の判断部により、前記最後の記録材が前記搬送経路に給紙されていないと判断された場合に、前記指示を受け付けたときの、前記搬送経路上の位置が予め定められた位置に到達していない記録材の搬送経路を、前記第1の搬送経路から前記第2の搬送経路に切り替える、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記第1の判断部により、前記印刷ジョブに含まれる後処理が、前記所定の後処理を含まないと判断された場合に、前記指示を受け付けたときの、前記搬送経路上の位置が予め定められた位置に到達していない記録材の搬送経路を、前記第1の搬送経路から前記第2の搬送経路に切り替える、請求項7または8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記指示を受付部で受け付けた場合における、記録材の搬送経路を前記第1の搬送経路から前記第2の搬送経路に切り替える切替制御を有効化するか無効化するかを設定可能に構成される、請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 印刷ジョブに従って記録材に画像を形成するための画像形成装置と、
    前記画像形成装置と接続可能に構成される後処理装置とを備える画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、
    前記記録材を搬送するための搬送経路と、
    前記印刷ジョブの中止を受け付ける受付部と、
    前記記録材の搬送を制御する制御部とを含み、
    前記搬送経路は、
    前記記録材を前記後処理装置に排出するための第1の搬送経路と、
    前記記録材を前記画像形成装置に排出するための第2の搬送経路とを有し、
    前記制御部は、前記後処理装置での後処理を含む印刷ジョブの中止の指示を前記受付部で受け付けた場合に、当該指示を受け付けたときの前記搬送経路上の記録材の位置に基づいて、当該記録材の搬送経路を、前記第1の搬送経路から前記第2の搬送経路に切り替える、画像形成システム。
  12. 後処理装置と接続可能に構成される画像形成装置に含まれる搬送経路上の記録材の搬送を制御する方法であって、
    前記搬送経路は、
    前記記録材を前記後処理装置に排出するための第1の搬送経路と、
    前記記録材を前記画像形成装置に排出するための第2の搬送経路とを含み、
    前記後処理装置での後処理を含む印刷ジョブの中止の指示を受け付けるステップと、
    前記指示を受け付けた場合に、当該指示を受け付けたときの前記搬送経路上の記録材の位置を特定するステップと、
    前記記録材の搬送経路を、前記特定された搬送経路上の位置に基づいて、前記第1の搬送経路から前記第2の搬送経路へと切り替えるステップとを備える、方法。
  13. 後処理装置と接続可能に構成される画像形成装置のコンピュータによって実行される、前記画像形成装置に含まれる搬送経路上の記録材の搬送を制御するためのプログラムであって、
    前記搬送経路は、
    前記記録材を前記後処理装置に排出するための第1の搬送経路と、
    前記記録材を前記画像形成装置に排出するための第2の搬送経路とを含み、
    前記プログラムは、前記コンピュータに、
    前記後処理装置での後処理を含む印刷ジョブの中止の指示を受け付けるステップと、
    前記指示を受け付けた場合に、当該指示を受け付けたときの前記搬送経路上の記録材の位置を特定するステップと、
    前記記録材の搬送経路を、前記特定された搬送経路上の位置に基づいて、前記第1の搬送経路から前記第2の搬送経路へと切り替えるステップとを実行させる、プログラム。
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