JP2017209718A - 熱間圧延における潤滑油供給方法 - Google Patents
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図11において、被圧延材10は、垂直な軸線0Vを中心として回転する左右一対の竪ロール12A、12B、及び水平な軸線OHを中心として回転する上下一対の水平ロール13A、13Bによって圧延されて、H形の断面形状に成形され、H形鋼1となるが、この際、水平ロール13A、13Bの表面のうち、H形鋼のウエブ部1Aからフランジ部1B、1Cに向かって立ち上がり/立ち下がる連続部1D、1Eの表面の湾曲部位1Fに接触する領域、すなわち水平ロール13A、13Bのロール軸線OHに沿った方向の両端側のコーナー部15A、15Bでは、被圧延材とロール表面との間で大きな摩擦が作用するため、ロールの摩耗や焼付きが生じやすい。これに対し、それ以外の箇所、例えば前記コーナー部15A、15Bの中間の、被圧延材を平面状に圧延するための部位(中間部)15Cでは、ロールの摩耗や焼付きが比較的生じにくい。
例えば図11に示したH形鋼のユニバーサル圧延機による圧延では、水平ロール13A、13Bにおけるコーナー部15A、15Bのみに潤滑油を供給し、それ以外の領域、例えば中間部15Cには潤滑油を供給せずに、熱間圧延を行うことが望まれる。
気液2流体ノズルを用いて潤滑油を不燃性ガスにより霧化した状態で、圧延ロール表面のうち、被圧延材に接触する部分のうちの一部の領域に局所的に潤滑油を供給する熱間圧延機の潤滑油供給方法において、
被圧延材に接触する部分のロール表面の最大高さ粗さRzが0.5〜50μmの範囲内である圧延ロールを用い、前記領域における圧延ロールの単位表面積あたり潤滑油供給量Qを0.05〜20cc/m2の範囲内とし、
前記潤滑油供給量Qと前記最大高さ粗さRzとの比Q/Rzが、1.2以下となるように圧延ロールの表面積あたり潤滑油供給量Qを最大高さ粗さRzに応じて設定して潤滑することを特徴とするものである。
前記潤滑油供給量Qと前記最大高さ粗さRzとの比Q/Rzが、1.0以下となるように圧延ロールの表面積あたり潤滑油供給量Qを最大高さ粗さRzに応じて設定して潤滑することを特徴とするものである。
圧延ロール表面に潤滑油を局所的に供給する領域の圧延ロール軸線方向に沿った方向の長さが、被圧延材に接触する表面部分全体の圧延ロール軸線方向に沿った長さの80%以下であることを特徴とするものである。
前記潤滑油として、40℃での動粘度が100〜800cStの範囲内のものを用いることを特徴とするものである。
そこで、次にこれらの条件の限定理由を説明する。
圧延ロールにおける被圧延材と接触する箇所の二次元表面粗さである最大高さ粗さRzが、ロール軸線方向に沿った方向を基準として、JIS B0601で規定される最大高さ粗さRzで、0.5〜50μmの範囲内であることが必要である。すなわち、次の(1)式を満たしている必要がある。
0.5μm≦Rz≦50μm・・・・・・(1)
圧延ロール表面のうち、潤滑油を供給するべき特定領域内での、単位表面積あたり潤滑油供給量Qを、0.05〜20cc/m2の範囲内とする必要がある。すなわち、次の(2)式を満たさせる必要がある。
0.05cc/m2≦Q≦20cc/m2・・・・・・(2)
圧延ロール表面のうちの潤滑油を供給するべき特定領域内での、単位表面積あたり潤滑油供給量Qと、圧延ロールにおける被圧延材と接触する箇所の二次元表面粗さである最大高さ粗さRzとの関係は、本発明にとって重要である。すなわち前記潤滑油供給量Qを、前述のように0.05〜20cc/m2の範囲内とし、かつ最大高さ粗さRzを0.5〜50μmの範囲内としたうえで、それらの比Q/Rzの値が、次の(3)式、
Q(cc/m2)/Rz(μm)≦1.2・・・・・・(3)
を満たすように規制することが重要である。
Q(cc/m2)/Rz(μm)≦1.0・・・・・・(3´)
を満たすように、単位面積当たりの潤滑油供給量Qを最大高さ粗さRzに応じて調整することが望ましく、このようにすることによって、潤滑油が前述の特定領域の外側に広がることを、より確実に防止することができる。
これらの望ましい条件について次に説明する。
潤滑油の霧化のために気液2流体ノズルから噴出されるエアー等の不燃性ガスの流速Vは、次の(4)式で示すように、毎秒0.1m以上50m以下とすることが好ましい。
0,1m/sec≦V≦50m/sec・・・・・・(4)
ガス流速が毎秒0.1mよりも小さければ、圧延ロールの回転による気流や飛散冷却水などにより、ノズルから噴射された潤滑油がロール表面に付着することが妨げられてしまうおそれがあり、そのため確実な潤滑効果を得ることができなくなるおそれがある。一方、ガス流速が毎秒50mよりも大きくなれば、ノズルからの不燃性ガスがロール表面において潤滑油を押し広げる力が強くなり、その結果、たとえ上記の(1)式〜(3)式の条件を満たしていても、ロールに付着した潤滑油が意図した特定領域以外の所に広がって、圧延スリップや鋼材の曲がりなどのトラブルを引き起こすおそれがある。
潤滑油としては、次の(5)式で示すように、40℃の動粘度νが100cSt以上800cSt以下の潤滑油を用いることが好ましい。
100cSt≦ν≦800cSt・・・・・・(5)
40℃での動粘度が100cStよりも小さい潤滑油では、ロールへの付着力が小さいため、圧延条件によっては、たとえ上記(1)式〜(3)式の条件を満たしていても、潤滑油を、供給領域を限定して付着させにくくなる場合がある。一方動粘度が800cStよりも大きい潤滑油は、流動性が悪いため、潤滑油タンクから配管を経てノズルまで円滑に送り出すことが困難となることがあり、好ましくない。
特定領域におけるロール軸線に沿ったロール断面における被圧延材とロールとが接触する線分の長さLが、次の(6)式で示すように、上記断面における被圧延材とロールとが接触する線分の全長Ltに対し、80%以下となるように、特定領域の範囲を設定することが望ましい。
L≦0.8×Lt・・・・・・(6)
圧延ロール表面の潤滑油を供給すべき特定領域の範囲は、圧延ロール軸線に沿ったロール断面(ロール軸線方向に沿いかつロール軸線を含むロール断面)で見たときの、被圧延材とロールとが接触する線分の長さによって定義することができる。例えばH形鋼の圧延の場合の例について図1に示しているように、上記断面で、被圧延材10と上側の水平ロール13Aとが接触する部分の、上記断面での線分(接触線分)の全長をLtとする。そして水平ロール13Aの一方の側のコーナー部15Aのほぼ全体を含む領域、および水平ロール13Aの他方の側のコーナー部15Bのほぼ全体を含む領域を、それぞれ潤滑油を供給すべき特定領域20A、20Bとして、これらの特定領域20A、20Bの前記断面での接触線分のそれぞれの長さをLA、LBで表わせば、両特定領域20A、20Bの合計の接触線分長さLは、〔L=LA+LB〕となる。但し、H形鋼では、一般には断面形状の左右が対称であるから、一方の特定領域20Aと、他方の特定領域20Bとは同じ範囲とするのが一般的であり、その場合、LA=LBであるから、〔L=2×LA〕となる。
ここで、前記ロール断面で見たときの、被圧延材とロールとの接触線分について、圧延ロール表面に潤滑油を局所的に供給する特定領域の線分の長さLが、前記接触線分の全長Ltの80%を超えれば、潤滑油の供給領域を限定する意味がなくなる。すなわち、この場合、潤滑油供給量を少なくして、ロールと被圧延材の接触域全面に潤滑油を供給した場合と効果が実質的に同じになってしまい、潤滑油非供給領域を設けて、無潤滑状態の摩擦係数を確保するだけのメリットがない。
図2、図3では、本発明による潤滑油供給方法を、ユニバーサル圧延機を用いたH形鋼の熱間圧延に適用した実施形態として示す。
なお、実際のH形鋼の熱間圧延においては、熱間圧延温度に加熱された被圧延材(鋼材)に対して複数回の圧延パスを繰り返して、最終的に所定の形状、寸法のH形鋼製品に仕上るのが一般的であるが、ここではその過程におけるあるパスの段階についてのみ示す。
2重圧延機を使用して、図4、図5に示すような熱間潤滑圧延実験を行った。圧延ロール40A、40Bとしては、SKD51材からなる直径270mm、胴長250mmのロールを使用した。圧延ロール40A、40Bの表面粗さは、圧延前に研磨紙で所定の粗さに研磨して仕上げた。被圧延材10としては、幅220mm、厚さ5mm、長さ350mmのSUS304材を使用した。潤滑油は、エアーアトマイズ潤滑供給法により上下ロール40A、40Bの軸線方向に沿った方向においてある決まった長さだけ供給できるように、気液2流体ノズル20の位置などを調整した。潤滑油は定量送出ポンプにより潤滑油タンクからノズルに供給できるようにして、ポンプ装置の流量調整機能により一定量の潤滑油がノズルに送出できるようにした。ノズル20には2流体噴霧ノズルを使用し、ノズルで潤滑油を霧化してロールに供給するようにした。エアーは圧力調整器で元圧を調整し、配管途中の流量計で所定の流量になるようにして供給した。この流量計の値と配管内径さらにノズルの先端のエアー吐出口面積から、ノズルから噴射されるエアー流速に換算した。潤滑油のロール表面上の噴射幅L0(図5の左側参照)は40mmとなるようにした。潤滑油の供給量はロールの回転速度や潤滑油の噴射幅を考慮して、同じ潤滑油供給量、すなわちロール単位表面積当たりの潤滑油噴射量(cc/m2)となるように、ポンプの流量調整機能によりポンプの供給量を変更して設定した。潤滑油には、形鋼圧延で使用されている40℃における動粘度が130cSt(130mm2/s)の市販の熱間圧延潤滑油を使用した。ノズル先端におけるエアー流速は毎秒15mとした。
H形鋼圧延プロセス中のユニバーサル圧延機の水平ロールのコーナー部に発生する焼付きを防止するために、エアーアトマイズ潤滑油供給実験装置を設置して、潤滑圧延実験を行った。ユニバーサル圧延機の水平ロールの鋼材との接触面全面に潤滑油を供給すると咬込みスリップが発生し、安定した潤滑圧延を行うことができないので、焼付きが発生しやすい水平ロールのコーナー部にのみ潤滑油を供給することが必要である。水平ロールのコーナー部にのみ潤滑油を供給するために、コーナー部にロール回転軸に対して45度の方向からロールに向けて潤滑油を噴射できるように、気液2流体噴霧ノズルを設置した。ロール冷却水が潤滑油噴射部位にかかるのを防ぐために、ロール冷却水側にフェルト製の水切り板を設置してその下に潤滑油噴霧用のノズルを設置し、ロール冷却水がノズルや潤滑油噴射部位にかからないようにした。水平ロールの材質は高クロム鋳鉄製で、直径1250mm、胴長150mmで、コーナー部には半径10mmのRがついている。組込前のロールの軸方向の粗さは数水準変更して実験を行った。
潤滑を供給せずに圧延した場合、10本程度圧延した段階で、水平ロールのコーナーR部に明確な筋状の焼付き痕が発生した。また、15体積%のエマルション潤滑を用いて、ロール全体にエマルションを供給しながら圧延しようとしたが、咬込みスリップが発生し圧延ができなかった。
このような実施例2から、接触領域全面に潤滑油を供給できないような圧延においても、潤滑油の供給が必要な箇所にのみ潤滑油を供給しながら圧延することで、咬込みスリップや圧延スリップなどのトラブルなく圧延ができ、潤滑圧延の効果を享受することが可能であることが明らかになった。
実施例1と同じ実験方法により、被圧延材料の板幅(本実施例3では前述の接触線分の全長Ltに相当する)に対するロールへの潤滑油供給長さ(本実施例3では前述の潤滑油を供給する特定領域の線分の長さLに相当する)の比率(表2において「β」で示す比率)を、20%から100%まで変化させて、スリップが発生するかどうか調査した。潤滑油供給量は1cc/m2とし、ロールの粗さは0.9μmRzとした。その他の圧延条件は実施例1における各条件と同じにして実験を行った。
13A、13B 水平ロール
20A、20B 特定領域
22 気液2流体ノズル
Claims (4)
- 気液2流体ノズルを用いて潤滑油を不燃性ガスにより霧化した状態で、圧延ロール表面のうち、被圧延材に接触する部分のうちの一部の領域に局所的に潤滑油を供給する熱間圧延における潤滑油供給方法において、
被圧延材に接触する部分のロール表面の最大高さ粗さRzが0.5〜50μmの範囲内である圧延ロールを用い、前記領域における圧延ロールの単位表面積あたり潤滑油供給量Qを0.05〜20cc/m2の範囲内とし、
前記潤滑油供給量Qと前記最大高さ粗さRzとの比Q/Rzが、1.2以下となるように圧延ロールの表面積あたり潤滑油供給量Qを最大高さ粗さRzに応じて設定して潤滑することを特徴とする熱間圧延における潤滑油供給方法。 - 請求項1に記載の熱間圧延における潤滑油供給方法において、
前記潤滑油供給量Qと前記最大高さ粗さRzとの比Q/Rzが、1.0以下となるように圧延ロールの表面積あたり潤滑油供給量Qを最大高さ粗さRzに応じて設定して潤滑することを特徴とする熱間圧延における潤滑油供給方法。 - 請求項1、請求項2のいずれかの請求項に記載の熱間圧延における潤滑油供給方法において、
圧延ロール表面に潤滑油を局所的に供給する領域の圧延ロール軸線方向に沿った方向の長さが、被圧延材に接触する表面部分全体の圧延ロール軸線方向に沿った長さの80%以下であることを特徴とする熱間圧延における潤滑油供給方法。 - 請求項1〜請求項3のいずれかの請求項に記載の熱間圧延における潤滑油供給方法において、
前記潤滑油として、40℃での動粘度が100〜800cStの範囲内のものを用いることを特徴とする熱間圧延における潤滑油供給方法。
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