JP2017209065A - 根菜類収穫機 - Google Patents
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Abstract
Description
これにより、圃場から引抜収穫した作物を、茎葉部を除去した状態で回収することができるので、後工程で茎葉部の切除作業が不要となり、作業者の労力が軽減されると共に、収穫後すぐに洗浄や選別作業を行うことができ、作物の鮮度を維持しやすくなる。
また、残葉処理装置の引継搬送部に作物が滞留すると、上方から落下する作物との接触により作物が傷付き、商品価値が低下する問題がある。これに加えて、選別搬送装置に作物が移動する際に、多数の作物が同時に移動してくると、互いにぶつかり合って傷が付き、商品価値の低下を招くという問題がある。
また、仕切部材の終端を選別搬送装置(5)の上方に回動操作することにより、作物の数が少ないときや作物のサイズが大きいときなどに仕切部材が作物の搬送を妨げることが防止される。
前記左右の茎葉切断装置3,3の搬送始端部及び搬送終端部は機体内側、外側共に同じ位置とする。
また、切断した茎葉部の排出位置も左右方向で同じ位置になるので、茎葉部の排出位置が揃えられ、排出された茎葉部の回収が容易になる。
選別搬送装置5は、前記残葉処理装置4,4の機体前側で且つ下方に設け、残葉処理装置4,4で茎葉部を除去された作物、及び左右の引抜搬送装置2,2で搬送中に茎葉部が千切れる等して落下してきた作物を受けて、機体左右一側から左右他側に向かって搬送する。該選別搬送装置5は、搬送方向下手側が昇降シリンダ5bによって上下方向に回動可能な回動搬送部5aとなっている。
残葉処理部について詳細に説明すると、残葉処理部周りの拡大平面図を図3に示すように、内外側配置の残葉処理装置4,4は、それぞれ、茎葉切断済み作物を直上から受ける引継搬送機構11,11と、その搬送行程に斜行配置されて残葉を分離しつつ作物を側方排出する巻込ローラ12,12とによって構成する。
次に、内外側配置の茎葉切断装置3,3について説明すると、その要部背面図を図5に示すように、それぞれに排葉シュータ210a,210bを設けることにより、内外側配置の引抜搬送装置2,2による2条の引抜きの際に、それぞれを別々に上下動させても、安定した排葉が可能となる。
次に、残葉処理部の別の構成例について説明する。
別構成の残葉処理部の背面図を図7に示すように、内外側配置の残葉処理装置4,4を構成する引継搬送機構11,11は、外側位置の引継搬送機構11の土や分離された残葉が、内側位置の引継搬送機構11に入らないように、それぞれを引継搬送機構によって分割構成した上で、外側位置の引継搬送機構11の搬送終端部が、内側位置の引継搬送機構11の搬送始端部の下方に配置して下降傾斜姿勢とすることにより、排出性を良くすることができる。
内外側配置の残葉処理装置4,4は、下方配置の伝動シャフト320から共通の巻回伝動部材である無端チェーン330で伝動することで、動力の取り回しを簡潔に構成することができ、また、それぞれに個別伝動することにより、他方の負荷の影響なしに作動することができる。
次に、操縦席または補助作業席に搭乗するためのサブステップについて説明する。
機体の右側面図および平面図を図8、図11に示すように、操縦席7の外側位置のメインフレームにサブステップ41を開閉可能に軸支し、このサブステップ41の開閉レバー42を操縦席7の後ろ(機体右側)に配置する。開閉レバー42は、バー形状とすることにより、乗り降りの際に、グリップし易い取手を兼ねることができる。
上記構成の根菜類収穫機の技術的ポイントをまとめると、次のとおりである。
引抜搬送装置2から残葉処理装置4までを機体の片側部の内外側位置に並列配置し、これら内外側配置の残葉処理装置4,4のそれぞれの排出口と対応して選別搬送装置5の搬送レーンを分ける仕切部材を設けたことにより、収穫作物は、内外側配置の引抜搬送装置2,2から対応する残葉処理装置4,4によってそれぞれ滞留なしに分流処理することができ、残葉処理後は、選別搬送装置5の搬送レーンを分ける仕切部材により、合流による滞留や接触損傷を防止しつつ選別搬送行程が開始されるので、残葉処理を補うための手作業による作業能率の低下が防止されるとともに、残葉処理中の合流における落下接触や選別搬送装置5への合流に伴う接触損傷を防止して作物の商品価値の確保が可能となる。
また、仕切部材の終端を選別搬送装置5の上方に回動操作することにより、作物の数が少ないときや作物のサイズが大きいときなどに仕切部材が作物の搬送を妨げることが防止される。
2 引抜搬送装置
3 茎葉切断装置
4 残葉処理装置
5 選別搬送装置
11 引継搬送機構
11a 引継搬送機構
12 巻込ローラ
14 仕切部材
14b 突部
31 規制シュータ
32 伝動シャフト
33 巻回伝動部材
G 排出隙間
Claims (9)
- 圃場から作物を引抜搬送する引抜搬送装置(2)と、搬送中の収穫作物を受けて茎葉部を切断する茎葉切断装置(3)と、この茎葉切断装置(3)の直下で茎葉切断済みの収穫作物の残葉を分離する残葉処理装置(4)と、残葉処理済みの作物を受ける選別搬送装置(5)とを設けた根菜類収穫機において、
前記引抜搬送装置(2)から前記残葉処理装置(4)までを機体の片側部の内外側位置に並列配置し、これら内外側配置の残葉処理装置(4,4)のそれぞれの排出口と対応して前記選別搬送装置(5)の搬送レーンを分ける仕切部材を設けたことを特徴とする根菜類収穫機。 - 前記内外側配置の残葉処理装置(4,4)は、それぞれ前記茎葉切断装置(3,3)の直下で受けた作物を前記引抜搬送装置(2,2)の搬送方向に直交して機体内側方向に搬送動作する内外位置の引継搬送機構(11,11)を両者一体の引継搬送機構(11a)によって構成し、この引継搬送機構(11a)上で機体前側に作物をそれぞれ斜行排出可能に内外位置の巻込ローラ(12,12)を斜行配置して構成し、これら内外側配置の残葉処理装置(4,4)の排出側縁に沿って前記選別搬送装置(5)を配置するとともに、この選別搬送装置(5)の機体前側の搬送レーンに作物を案内する案内シュータを前記外側配置の残葉処理装置(4)との間に設けたことを特徴とする請求項1に記載の根菜類収穫機。
- 前記内外側配置の残葉処理装置(4,4)は、それぞれ前記茎葉切断装置(3,3)の直下で受けた作物を前記引抜搬送装置(2,2)の搬送方向に直交して機体内側方向に搬送動作する内外位置の引継搬送機構(11,11)をそれぞれ下降傾斜し、これら引継搬送機構(11,11)の搬送作物を機体前側にそれぞれ斜行排出可能に内外位置の巻込ローラ(12,12)を斜行配置して構成し、これら内外側配置の残葉処理装置(4,4)の排出側縁に沿って前記選別搬送装置(5)を配置するとともに、それぞれの引継搬送機構(11,11)の搬送終端部に分離屑の投下空間を形成したことを特徴とする請求項1に記載の根菜類収穫機。
- 前記左右の引継搬送機構(11,11)の搬送始端部に作物を囲い込む規制シュータ(31,31)をそれぞれ設け、これら規制シュータ(31,31)を対応する茎葉切断装置(3,3)側に支持設することを特徴とする請求項3に記載の根菜類収穫機。
- 前記引抜搬送装置(2,2)および前記残葉処理装置(4,4)の伝動を制御する作業クラッチと、内外側配置の残葉処理装置(4,4)の間の排出隙間(G)の詰まりセンサとを設け、前記排出隙間(G)の詰まり検出時に前記引抜搬送装置(2,2)および前記残葉処理装置(4,4)を前記作業クラッチにより停止制御することを特徴とする請求項3に記載の根菜類収穫機。
- 前記内外側配置の残葉処理装置(4,4)の下方に両者に伝動する伝動シャフト(32)を設け、この伝動シャフト(32)からそれぞれの引継搬送機構(11,11)を共通伝動する巻回伝動部材(33)を設けたことを特徴とする請求項3に記載の根菜類収穫機。
- 前記外側配置の残葉処理装置(4)は、前記巻込ローラ(12)を前記引継搬送機構(11)の側縁を超えて前記選別搬送装置(5)の上方に突出して長く形成したことを特徴とする請求項2または3に記載の根菜類収穫機。
- 前記仕切部材は、始端部を前記外側位置の巻込ローラ(12)の排出側の軸端部に軸支し、前記選別搬送装置(5)の搬送方向に沿って、少なくとも、前記内外位置の巻込ローラ(12,12)の内外間隔距離と同じ長さに形成するとともに、終端側を前記選別搬送装置(5)の上方に回動可能に構成したことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の根菜類収穫機。
- 前記仕切部材(14)の下縁には突部(14b)を設け、この突部(14b)に間歇的に当接可能な凹凸を前記選別搬送装置(5)の搬送面の搬送方向に沿って形成したことを特徴とする請求項8に記載の根菜類収穫機。
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