JP2017205072A - 植物栽培装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 植物の栽培に適した空質条件を適正に均質化し、維持することができ、植物の品質安定及び収穫増量に寄与できる植物栽培装置を提供する。
【解決手段】 植物5を栽培する空間を内部に有する筐体1と、筐体内の空気を回収する筐体の回収穴6と連結された空気回収用配管7と、回収穴から空気回収用配管を介して回収した空気の温度、湿度、及びCO濃度を植物の栽培に対応した条件に調整する空調装置2と、空調装置と筐体の供給穴4とを連結して、空調装置で調整後の空気を筐体の供給穴から筐体内に供給する空気供給用配管3と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、植物栽培装置に関し、植物栽培に重要な空気の気流、空質条件を調整可能な植物栽培装置に関するものである。
いわゆる植物工場のような、略閉鎖空間の人工環境における植物育成装置は、植物の育成に適した諸条件を人工的に作り出し、これを維持することによって、季節及び外部環境条件の変動に影響を受けることなく、栽培品の安定した品質と収穫量とが期待されるものである。このため、如何にその諸条件を栽培品ごとに均質化し、条件維持できるかが重要である。特に、空質条件は、葉の蒸散効果及び光合成能の観点から、植物の育成に重要な役割を持つため、適切に維持管理する必要がある。
特開2015−208296号公報
しかしながら、一般的な植物育成システムにおいては、光合成に寄与度の高い照明装置の配置又は照射条件等への配慮はあるが、空質条件への配慮が手薄で片手落ちである。空調に配慮した植物育成装置として、装置内に気流を流し、葉の蒸散効果を促すものもあるが、植物の栽培に適した空質条件である温度、湿度、及びCO濃度をそれぞれ適正に均質化して維持することができる装置までは無かった。
本発明は、植物の栽培に適した空質条件を適正に均質化して維持することができる植物栽培装置を提供する。
上記目的を達成するために、本発明の1つの態様にかかる植物栽培装置は、植物を栽培する空間を内部に有する筐体と、
前記筐体内の空気を回収する前記筐体の回収穴と連結された空気回収用配管と、
前記回収穴から前記空気回収用配管を介して回収した前記空気の温度、湿度、及びCO濃度を前記植物の栽培に対応した条件に調整する空調装置と、
前記空調装置と前記筐体の供給穴とを連結して、前記空調装置で前記調整後の空気を前記筐体の前記供給穴から前記筐体内に供給する空気供給用配管と、を備える。
以上のように、本発明の前記態様によれば、前記筐体の前記回収穴から前記空気回収用配管を介して回収した前記空気の温度、湿度、及びCO濃度である空質条件を前記植物の栽培に対応した条件に、前記空調装置の一箇所で調整して、調整後の空気を前記筐体に供給するようにしているので、植物の栽培に適した空質条件を適正に均質化して維持することができる。
本発明の実施の形態1にかかる植物栽培装置の全体概略図 植物栽培装置の植物周りの気流を示す断面模式図 植物栽培装置の気流方向の切替え機構の一例を示す説明図 植物栽培装置において栽培に必要な空質条件を調整する構成を示す説明図 植物栽培装置における空気の条件調整時の状態変化グラフ
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかる空調循環型の植物栽培装置100の全体概略図である。植物栽培装置100は、少なくとも、筐体1と、空気回収用配管7と、空調装置2と、空気供給用配管3とを備えて構成されている。
筐体1は、内部の略閉鎖された空間内に1個又は複数の植物栽培棚1aを配置して、外装1bにより、凡その機密性が保たれている。筐体1において、外部からの雑菌侵入を防止するために、厳密な機密性を保とうとすると、シール処理等を厳密にする必要があり、コストアップ要因となる。現実的には、筐体1においては、栽培品5の投入及び取出しを含めて、外部環境との機密性を厳密に維持できないケースも多く、必要以上に厳密にする必要はない。筐体1内に送る空調気流の圧力を僅かに高めて内部を略正圧とし、筐体1の外装1bの隙間を通じて外部から直接外気が侵入しないように配慮することで、これを防止することができる。一例として、図1では、筐体1の上面には1個の空気回収穴6があり、筐体1の下部には複数個の空気供給穴4がある。
空調装置2は、筐体1の外部に配置されている。空調装置2の中で、栽培に必要な空質条件を調整し、筐体1内へ空気供給用配管3を通じて空気を送り込むための装置である。空調装置2は、一箇所で空質条件を最適化するように調整することにより、均質な空気を筐体1内の全ての栽培棚1aの全域に届けることが出来、栽培品質の均一化に寄与するものである。例えば、レタス栽培の実験の一例として、温度条件が1℃変化した場合には栽培重量が10%変化する事例があり、空質条件の均一化は重要である。
空気供給用配管3は、筐体1内へ空気を送り込むための配管である。空気供給用配管3の機能は、調整された空気を空調装置2から筐体1内へ送ることであり、空気供給用配管3の形状は、図1に記載のような円筒配管に限定するものではない。筐体1内の栽培品を保持するパネル内に空路を設けて、この機能を代替する方法なども考えられる。また、気流の方向を逆にすると、空気供給用配管3により空気を回収する配管として機能することも可能である。
供給穴4は、複数の空気供給用配管3の先端部3aに複数個形成され、栽培品の周辺に、空気を送り出すための穴である。供給穴4は、空調装置2で温度、湿度、及びCO濃度の調整された空気を空気供給用配管3を介して筐体1内に導入する導入穴でもある。前記の通り、気流の方向を逆にすると、空気を回収する配管穴として機能することも可能である。供給穴4の配置の一例としては、栽培品5の根元かつ、平面視で回収穴6と重複しない位置に配される。
筐体1内の栽培棚1aには、栽培品5の一例である植物5が配置されている。
筐体1の上面には、筐体1内の空気を回収するための空気回収穴6が配置されている。回収穴6は、筐体1の内部から回収した空気を空気回収用配管7を介して空調装置2に送るための回収穴でもある。回収穴6から回収された空気は、空気回収用配管7を介して空調装置2に送られ、空調装置2で植物5の栽培条件に適した温度、湿度、及びCO濃度に調整される。前記の通り、気流の方向を逆にすると、空気を送り出すための配管穴として機能することも可能である。回収穴6の配置位置の一例としては、植物5の直上(真上)に設けている。
回収穴6と空調装置2とは空気回収用配管7で連結されている。空気回収用配管7は、筐体1内から空調装置2に空気を回収するための配管である。空気回収用配管7の機能は、空気を回収することであり、その形状は、図1に記載のような円筒配管に限定するものではない。筐体1の上部空間を空路として、この機能を代替する方法なども考えられる。また、気流の方向を逆にすると、空気を筐体1内に送り込む配管として機能することも可能である。
照明装置8は、筐体1内の上部空間に配置されている。照明装置8は、植物栽培のために投光するLEDなどの装置であり、図1に記載のような円筒型に限らない。スポット型又は面発光型等、様々な形状が考えられる。
筐体1内には、栽培棚1aとして、植物5を保持するベッド9が配置されている。水耕式の栽培装置の場合、ベッド9の中に栽培養液を溜めたり回流するなどすることにより、植物5に栄養を与える。ベッド9には、植物5を保持するための栽培穴90が設けられる。図1では、簡単のため、1個の栽培穴90のみを図示するが、栽培穴90は、複数個設けられても良い。一般に植物5は、樹脂製のパネル9a等に保持され、当該パネル9aがベッド9上に浮かべられることが多い。土耕式の栽培装置の場合、ベッド9内に培地が置かれ、その上で植物5が育てられる。
図2は、図1で示す植物5の周りの気流を示す断面模式図である。照明装置8は、植物5に対して均質かつ効率的に照明光を照射する必要がある。このため、複数の植物5が隣接する場合には偏りが出ないよう、植物5の中間近傍に照明装置8を配置する。更に、筐体1の外装1bの内面を反射材にすることで、照射効率と均質性とを高めることもできる。
図2において、植物5の周囲において下から上に向けて、空質条件が整えられた空気の気流10を示しており、仮想流路10である。空気を送り出すための供給穴4から噴出した空気は拡散しようとするが、植物5の直上に設けられた、空気を回収するための回収穴6が負圧であるため、ここへ向かう仮想流路10に従い進行する。すなわち、回収穴6は、植物5の真上に配され、供給穴4は、植物5の根元かつ、平面視で回収穴6と重複しない位置に配される。もしくは、回収穴6は、栽培穴90の真上に位置し、平面視において、栽培穴90と重複する位置に設けられる。また、供給穴4は、栽培穴90の周囲かつ、平面視で栽培穴90と重複しない位置に配される。
これにより、空気は植物5の葉を外側からなでるように空気が進行する。このため、植物5の葉に対して全周にわたり、その蒸散を均質かつ効果的に促すことになる。従って、このように構成することにより、変動する外部環境に対して、如何にこれを適切に制御し、植物5に対して如何に適切な位置及び方向に気流を流すかという観点で配慮することができ、植物5の栽培に適した空質条件を適正に均質化して維持することができ、植物5の品質安定及び収穫増量が実現できる。なお、重複しない位置とは、両者の間に少なくとも1mm以上かつ100mm以下の距離がある位置を示す。
植物5は、図2の下方から上方に向かって成長することを前提にしており、仮想流路10を流れる気流も、図2に記載の矢印の向きに流すことにより葉の外面に沿う方向に流れるため、葉へのダメージが少なく好適である。
ただし、気流の方向はこれに限定するものではなく、矢印と逆の方向に流すこともある。この場合、気流の一部は葉と葉の間に入り込もうとするため、葉を揺動させる効果が大きく、蒸散を促す効果もより強くなる。また、植物5の成長点は植物5の中心部真上にあるため、成長盛んな当該部の蒸散を効果的に促す点で、成長促進の効果が高い。従って、気流の方向は、例えば、これらを組み合わせて、空調装置2で一定時間おきに交互に切替えることも、植物全体の蒸散効果を効果的に高める観点で効果がある。
図3は、空調装置2に組み込まれた、気流の方向を切替える気流方向切替機構40の一例である。空調装置2は、常に一方向に空気を送り、これに接続される2つの配管経路35,36を切替えることで、その気流方向を正逆切替えるものである。すなわち、空調装置2の吸込側通路41と送込側通路42とをそれぞれ個別に直結する第1配管経路35と第2配管経路36とを備えるとともに、吸込側通路41と第1配管経路35と第2配管経路36との接続部に第1バルブ機構31を配置し、送込側通路42と第1配管経路35と第2配管経路36との接続部に第2バルブ機構32を配置している。第1バルブ機構31と第2バルブ機構32とは同時に切り替えることができる。第1バルブ機構31の第1バルブが実線位置31aでは、吸込側通路41と第2配管経路36とが接続される一方、第1バルブが点線位置31bでは、吸込側通路41と第1配管経路35とが接続される。第2バルブ機構32の第2バルブが実線位置32aでは、送込側通路42と第1配管経路35とが接続される一方、第2バルブが点線位置32bでは、送込側通路42と第2配管経路36とが接続される。第1配管端33は空気回収用配管7に接続され、第2配管端34は空気供給用配管3に接続されている。よって、空調装置2が図3の矢印の通り右向きに送風する場合、第1バルブ機構31及び第2バルブ機構32のそれぞれのバルブが実線位置31a及び32aの状態にあるとき、第1配管端33から吸込側通路41に向けて空気が空調装置2内に吸い込まれ、空調装置2から送込側通路42から第2配管端34に空気を送り込む。よって、第1配管端33は吸込口となり、空気を第2配管端34に向かって送り出すことになる。また、バルブが点線位置31b及び32bの状態にあるとき、第2配管端34から第1配管経路35を介して吸込側通路41に向けて空気が空調装置2内に吸い込まれ、空調装置2から送込側通路42から第2配管経路36を介して第1配管端33に空気を送り込む。よって、第2配管端34は吸込口となり、空気を第1配管端33に向かって送り出す。このように、バルブの状態を切替えることによって、気流の方向を切替えることが可能となる。これにより、供給穴4及び回収穴6の機能を排気口と吸気口とで入れ替えられる。
図4は、栽培に必要な空質条件を作りこむ構造及び手順である。空調装置2は、空気の流路93の上流側から下流側に向けて、センサ11と、冷却送風装置12と、CO添加器14と、フィルタ15と、加湿器16とを順に直列的に配置している。
センサ11は、空調装置2に吸い込まれた空気の空質状態を計測するためのセンサである。具体的には、温度センサ、湿度センサ、及びCO濃度センサなど、空質条件を調整するために状態把握を行うものである。空質状態は、栽培の流路通過過程で、変化を伴う。照明又は外気による温度変化、植物5の蒸散による湿度変化、又は、植物5の光合成又は呼吸によるCO濃度変化等が考えられる。これらの変化の累積結果として、回収した空気の最終段で、最終段直後の空調装置2内での調整量を算出するために、温度、湿度、及びCO濃度状態をセンサ11で計測する。センサ11で計測された温度、湿度、及びCO濃度の情報は、空調装置2の制御部91に送られる。空調装置2の制御部91は、当該情報に基づいて温度、湿度、及びCO濃度で構成される空質条件を調整する。具体的には、空調装置2は、空質条件を調整するため、後述の温度調整機の一例としての冷却送風装置12と、湿度調整機の一例としての加湿器16と、CO濃度調整機の一例としてのCO添加器14とのいずれか又は全てを制御部91で適宜駆動制御して、空質条件を調整する。
冷却送風装置(温度調整機の一例)12は、植物5の栽培に好適な温度に対して、外気温がそれと同等か、それ以上であれば、筐体1内を気流が流れる間に、照明装置8の温熱効果などによって、気温が高くなる。従って、これを適切に冷却する役割を担い、空気を圧送するものである。外気温が栽培に好適な温度に対して低い場合は、暖房機能を有する必要がある。冷却送風装置12として、例えばスポットクーラー又はエアコンの室内機が挙げられる。
冷却送風装置12には、筐体1の外部の空気である外気を取得する外気取得配管13を有している。前述の通り、筐体1内に送る空調気流の圧力を僅かに高めて筐体1の内部を略正圧とし、筐体1の外装1bの隙間を通じて筐体1の外部から直接外気が筐体1内に侵入しないようにする場合、筐体1から抜け出る空気があり、これを補うために、外気を部分的に導入する。筐体1内で回流する空気の空質状態は、栽培の流路通過過程で変化を伴うが、概してその変化は僅かであり、外気を一から条件調整するのに比べると、条件調整に必要な物質的及びエネルギ的コストは低い。空調装置2は、筐体1の外部の空気である外気を外気取得配管13から取得し、取得した外気と筐体1から空気回収用配管7で空調装置2に回収された空気とを合わせたのちの空気を、植物5の栽培に対応した条件に調整し、調整した調整後の空気を空気供給用配管3に送っている。
CO添加器(CO調整機)14として、COは、高圧ボンベなどでの形態で供給されることが多い。このため、ボンベから配管を介して供給されるCOガスと筐体1からの空気とをCO添加器14で合流させ、CO添加器14でCO吐出量を流量管理し、配管途中のバルブを開閉するなどで、必要量を吐出及び混合する構成とする。吐出制御の一例については、図5を用いて後述する。
CO添加器14と加湿器16との間には、除菌フィルタ15が配置されている。雑菌を含む外気及び複雑構造のために雑菌が繁殖しやすい冷却送風装置12からの気体をろ過し、清浄な空気を循環させるために必要であり、HEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)のような、清浄効果の高いものを用いる。
加湿器(湿度調整機)16を配置する理由は、以下の通りである。筐体1内を空気が回流する過程で、植物5の蒸散効果による湿度向上の影響を受け、空気の湿度は高まる傾向にある。したがって、通常は、初期状態よりも高くなる湿度に対し、前段の冷却送風装置12が余剰な湿度成分を除去する役割を果たすために、加湿の必要はない。但し、一日のうちで数時間の暗期と呼ぶ消灯時間帯は、植物は光合成をせず、気孔を閉じて蒸散量も減るため、低湿な状態になることがある。これを補うために、ミストを噴霧するノズル装置又は超音波式の加湿器16を備え、必要量を噴霧する。加湿直後の空気は結露しやすいため、フィルタ15は加湿器16に近接させないか、加湿器16よりも上流側に設置する。湿度を一定にして温度を調整することは一般に困難であり、温度を調整すると、その露点に応じて余分な湿度は除去されるため、上流で温度を制御し、下流で湿度を制御する方式が最適な空質条件を実現する方法である。すなわち、空気の流れる流路の上流側に温度を調整する温度調整機12が備えられ、下流側に湿度を調整する湿度調整機16が備えられる。
また、除菌フィルタ15は、筐体1内に送る空気を清浄化するものであり、筐体1に極力近接配置することが望ましいが、加湿による湿潤防止のため、湿度調整機16は除菌フィルタ15の後段に置く。すなわち、空調装置2における前記流路における湿度調整機16の上流側に、除菌フィルタ15を配置する。筐体1内では、気流は、仮想流路10を流れると前述したが、図2に記載の矢印10の向きと逆に流す場合においても、回収空気はセンサ11→加湿器16の流れに沿って条件調整される。
図5は、空気の条件調整時の状態変化グラフである。ここでは、COの濃度をセンサ11で読み取り、読み取ったCO濃度を基に、制御部91でCO添加器14を制御して、CO添加器14からCOガスを、空調装置2を流れる空気に噴霧する場合の状態変化を示す。CO濃度変化グラフの横軸は時間を示し、縦軸はCO濃度を示す。
CO濃度変化グラフの19の値は、栽培に適するCO濃度の目標値であり、CO消費とのコストパフォーマンスを考慮すると、1000ppm程度が適切な値の一例である。空質条件のうち、CO濃度については、これを目標値として、常に調整するものとする。
図5のCO濃度変化グラフのうちの曲線グラフ20は、調整後の空気のCO濃度の変化例である。
図5のCO濃度変化グラフのうちの曲線グラフ21は、CO濃度の変化要因の1つである、導入外気のCO濃度の変化例である。外気のCO濃度は一般に400ppm程度であり、植物栽培に好適な条件と比べるとやや低い。僅かながらも外気を筐体1内に導入すると、筐体1内のCO濃度が低下するため、これを調整する必要がある。また、外気のCO濃度は、ヒトの呼気によっても著しく変化するため、周囲に作業者らがいると急激に高まるなど、激しく変化することがある。外気を筐体1内に導入すると、こういった影響を一時的に受けることになるが、外気のCO濃度は平常時は400ppm程度のレベルに収れんするため、植物5の栽培に実質的な影響を及ぼすことはない。
図5のCO濃度変化グラフのうちの凸状のグラフ22は、CO添加器14から吐出されるCO量である。筐体1から外部に漏れる空気の量と、植物5の栽培フェーズに応じて、CO添加器14からの一回あたりの吐出量は設定される。通常の運用においては、筐体1内からの空気の漏れ量は、僅かでありかつ一定量であり、植物5の成長変化も緩やかであるため、CO添加器14からのCOの吐出を頻繁に行う必要はなく、5〜15分毎のサイクルで賄える。これに対して、CO濃度は激しく変化する可能性があるため、センサ11によるCO濃度のセンシングは、1分おきなど、より短時間のサイクルで行い、CO濃度目標値19に対して、一定のマージンを超えたら、制御部91の制御によりCO添加器14からのCO吐出を直ちに休止する。
図5のCO濃度変化グラフのうちの点23は、CO濃度目標値19に対して、調整後の空気のCO濃度の変化例であるグラフ20が、一定のマージンを超えた点のイメージである。一例として、制御部91においては、目標値1000ppmに対して、1100ppmを判定閾値とし、これを超えたと制御部91で判定した際に、制御部91の制御によりCO添加器14からのCO吐出を直ちに休止するものとする。また、空気のCO濃度が低減したり、植物5が光合成によって筐体1内のCO濃度が一定レベルまで低減したと制御部91で判定したら、制御部91の制御によりCO添加器14からのCO吐出を再開する。
図5のCO濃度変化グラフのうちの点24は、CO濃度目標値19に対して、グラフ20が、一定のマージンを超えてCO濃度が低減した点のイメージである。一例として、制御部91において、CO濃度目標値1000ppmに対して、900ppmを判定閾値とし、これを下回ったと制御部91で判定した際に、制御部91の制御によりCO添加器14からのCO吐出を直ちに再開する。
このように、植物5の状態変化は緩やかであることを前提に、空気の状態を比較的短い時間サイクル(例えば1分おき)でセンサ11により計測して制御部91で判定し、これを比較的長い時間サイクル(例えば5〜15分毎のサイクル)で制御部91で空質条件を調整することを、制御部91における制御則の基本とする。温湿度についても制御部91でCO濃度と同様に制御するものであり、植物5の例としてレタスなど葉物野菜では、一般に、1000ppmのCO濃度、21〜22℃の温度、70〜80%の相対湿度が好適と言われ、これを目安に空気の温度、湿度、及びCO濃度の状態計測と制御とをセンサ11と制御部91とで行うものとする。
なお、上記の植物栽培装置の各構成の制御は、コンピュータ等による制御部91によって行われる。制御部91には、1又は複数のメモリ又はプロセッサが備わり、これらには、上述の動作が行われるよう所定のプログラムが記憶されている。
なお、上記の植物栽培装置を用いて、上述の動作及び処理を行うことで、植物栽培方法を実行してもよい。これにより、植物の安定栽培を実現できる。
前記実施形態によれば、筐体1の回収穴6から空気回収用配管7を介して回収した空気の温度、湿度、及びCO濃度を植物5の栽培に対応した空質条件に、空調装置2の一箇所で調整して、調整後の空気を筐体1に供給するようにしている。よって、植物5の栽培に適した空質条件を適正に均質化して維持することができ、植物5の品質安定及び収穫増量に寄与することができる。
また、前記実施形態では、栽培対象の植物5の周辺部と、植物5の直上部とを結ぶ経路に沿って気流10を流し、筐体1から回収した気流は、再び、その空質条件を適切に調整したのち、当該筐体1に循環させる構成とすることで、植物5の栽培に適した空質条件を適正に均質化して維持することができる。
よって、実施形態にかかる植物栽培装置100によれば、変動する外部環境に対して、如何にこれを適切に制御し、植物5に対して如何に適切な位置及び方向に気流を流すかという観点で配慮することができ、植物5の栽培に適した空質条件を適正に均質化して維持することができて、植物5の品質安定及び収穫増量が実現できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、センサ11は空調装置2内に配置しているが、空調装置2内に回収される空気の状態を検出すればよいので、例えば、空調装置2外の空気回収用配管7に配置するようにしてもよい。
なお、前記様々な実施形態又は変形例のうちの任意の実施形態又は変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせ又は実施例同士の組み合わせ又は実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態又は実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
本発明の前記態様にかかる植物栽培装置は、植物工場のような高効率に植物を栽培するような環境において、植物の栽培に適した空質条件を適正に均質化して維持することができる。このため、本発明の前記態様にかかる植物栽培装置は、植物栽培装置又は植物栽培システム事業のみならず、これらを用いた農業、研究開発、又は学校教育等、様々な社会活動及び産業活性に寄与するものである。
1:筐体
1a:栽培棚
1b:外装
2:空調装置
3:筐体へ空気を送り込むための空気供給用配管
3a:先端部
4:植物周辺に空気を送り出すための空気供給穴
5:栽培品
6:空気を回収するための空気回収穴
7:筐体から空気を回収するための空気回収用配管
8:照明装置
9:植物を保持するベッド
10:仮想流路
11:空質状態を計測するためのセンサ
12:冷却送風装置
13:外気取得配管
14:CO添加器
15:フィルタ
16:加湿器
17:CO濃度変化グラフの横軸、時間
18:CO濃度変化グラフの縦軸、CO濃度
19:栽培に適するCO濃度の目標値
20:調整後のCO濃度の変化
21:導入外気のCO濃度の変化
22:CO添加器から吐出されるCO
23:CO濃度目標値を超えた点
24:CO濃度目標値を下回った点
31、32:第1及び第2バルブ機構
31a、31b、32a、32b:バルブの実線位置及び点線位置
33、34:第1及び第2配管端
35,36:配管経路
40:気流方向切替機構
90:栽培穴
91:制御部
93:空調装置内の空気の流路
100:植物栽培装置

Claims (7)

  1. 植物を栽培する空間を内部に有する筐体と、
    前記筐体内の空気を回収する前記筐体の回収穴と連結された空気回収用配管と、
    前記回収穴から前記空気回収用配管を介して回収した前記空気の温度、湿度、及びCO濃度を前記植物の栽培に対応した条件に調整する空調装置と、
    前記空調装置と前記筐体の供給穴とを連結して、前記空調装置で前記調整後の空気を前記筐体の前記供給穴から前記筐体内に供給する空気供給用配管と、を備える、植物栽培装置。
  2. 前記回収穴は、前記植物の真上に配され、
    前記供給穴は、前記植物の根元かつ、平面視で前記回収穴と重複しない位置に配される、請求項1に記載の植物栽培装置。
  3. 前記空調装置は、前記筐体の外部の空気である外気を取得する外気取得配管を有し、
    前記外気取得配管から取得した当該外気と前記筐体から前記空気回収用配管で前記空調装置に回収された空気とを合わせたのちの空気を、前記植物の栽培に対応した条件に調整し、調整した前記調整後の空気を前記空気供給用配管を介して前記供給穴に送る、請求項1又は2に記載の植物栽培装置。
  4. 前記筐体内の前記空気の温度、湿度、及びCO濃度を計測するセンサをさらに備え、
    前記空調装置は、当該センサの情報に基づいて前記空気の温度、湿度、及びCO濃度の調整を行う、請求項1〜3のいずれか1つに記載の植物栽培装置。
  5. 前記空調装置は、前記空気の流れる流路を備え、該流路の上流側に温度を調整する温度調整機、前記流路の下流側に湿度を調整する湿度調整機がそれぞれ備えられる、請求項1〜4のいずれか1つに記載の植物栽培装置。
  6. 前記空調装置は、前記流路における前記湿度調整機の上流側に、除菌フィルタを有する、請求項5に記載の植物栽培装置。
  7. 前記空調装置は、前記空気の温度を調整する温度調整機と、前記空気の湿度を調整する湿度調整機と、前記空気のCO濃度を調整するCO濃度調整機とを備え、
    前記センサは、前記空調装置に回収する空気の温度、湿度、及びCO濃度を計測し、
    計測間隔よりも長い時間間隔で、前記空調装置の前記温度調整機と前記湿度調整機と前記CO濃度調整機とをそれぞれ独立して駆動制御して、前記空調装置に回収した前記空気の温度、湿度、及びCO濃度を前記植物の栽培に対応した条件に調整するように制御する制御部をさらに備えて、
    前記計測間隔で前記センサにより計測された空気の温度、湿度、及びCO濃度を前記制御部でそれぞれ判定し、それぞれの判定結果に基づいて前記制御部で前記空調装置の前記温度調整機と前記湿度調整機と前記CO濃度調整機とをそれぞれ独立して駆動制御することにより、前記空調装置に回収した前記空気の温度、湿度、及びCO濃度を、前記植物が葉物野菜である場合に、21〜22℃の温度、70〜80%の相対湿度、1000ppmのCO濃度を目標値として調整する、請求項4に記載の植物栽培装置。
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