JP2020182426A - 植物栽培用空気調和システム、茸栽培用空気調和システム及び二酸化炭素濃度調整機能付き空気調和システム - Google Patents
植物栽培用空気調和システム、茸栽培用空気調和システム及び二酸化炭素濃度調整機能付き空気調和システム Download PDFInfo
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Abstract
Description
また、従来の一般的な植物工場では、栽培室内に冷却や加熱を行う空気調和装置が配置されており、空気調和装置から生じる異物が栽培室内に混入される虞があったが、本発明にかかる植物栽培用空気調和システムでは栽培室の外部に温度制御部が配置されるため、栽培室への異物混入が抑制される。
以上により、植物の栽培室を極めて経済的に所望の状態に制御できる。
例えば植物は二酸化炭素濃度が高い環境において成長が促進される場合があるが、このような環境が望まれる場合に、上記構成では、例えばリターン流路からの空気を取込口から取り込まれた空気よりも高い比率で温度制御部に供給することで、効率的に栽培室内の二酸化炭素濃度を上昇させることができ、植物の成長を温度制御にかかるエネルギー消費量を抑制しつつ促進することが可能となる。
なお、光合成を行う植物は、光合成を行わない場合に空気を吸入して二酸化炭素を排出する。したがって、光合成を行う植物を栽培室で栽培する際には、栽培室の照明を消灯した状態でリターン流路からの空気の循環を行うことで、二酸化炭素濃度を効率に上昇にさせることが可能となる。
また、混合比調整用弁ユニットによって、例えば取込口から取り込まれた空気をリターン流路からの空気よりも高い比率で温度制御部に供給する態様と、リターン流路からの空気を取込口から取り込まれた空気よりも高い比率で温度制御部に供給する態様と、取込口から取り込まれた空気とリターン流路からの空気とを同じ割合で混合させて温度制御部に供給する態様と、を切り替えることができる。茸の栽培室においては、栽培室内の二酸化炭素濃度が茸の形状や大きさに影響を及ぼすことが知られており、茸にとって最適な二酸化炭素濃度は、成長段階に応じて異なる値となる。ここで、本発明に係る茸栽培用空気調和システムでは、例えば二酸化炭素濃度が高い環境が望まれる場合に、リターン流路からの空気を取込口から取り込まれた空気よりも高い比率で温度制御部に供給することで効率的に栽培室内の二酸化炭素濃度を上昇させることができ、茸を所望の環境で成長させことが可能となる。なお、茸は空気を吸収し二酸化炭素を排出する植物であるため、本発明に係る茸栽培用空気調和システムにおける二酸化炭素濃度の上昇制御は、茸自身から発生する二酸化炭素を利用でき、極めて経済的に行われる。
また、例えば茸の成長段階に応じて栽培室内の二酸化炭素濃度を低下させることが望まれる場合には、取込口からの空気を増加させて温度制御部に供給することで、二酸化炭素濃度を低下させた環境を迅速に形成できる。
また、従来の一般的な植物工場では、栽培室内に冷却や加熱を行う空気調和装置が配置されており、空気調和装置から生じる異物が栽培室内に混入される虞があったが、本発明に係る茸栽培用空気調和システムでは栽培室の外部に温度制御部が配置されるため、栽培室への異物混入が抑制される。
以上により、茸の栽培室を極めて経済的に所望の状態に制御でき、茸の仕上がりを経済的に向上させることができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る茸栽培用空気調和システム1(以下、空気調和システム1と略す)を備える茸栽培施設P1の概略構成を示す図である。茸栽培施設P1は、空気調和システム1と栽培室100とを備える。栽培室100は茸を栽培するための部屋であり、空気調和システム1は栽培室100内に温度制御及び湿度制御された空気を供給するものである。栽培される茸は特に限られるものではないが、シイタケ、エリンギ、エノキ、マイタケ、ヒラタケ、ナメコ、シメジ等を例示できる。
次に、第2の実施の形態に係る茸栽培用空気調和システム2を備える茸栽培施設P2を図2を参照しつつ説明する。以下の説明では、第1の実施の形態との相違点のみを説明する。
Claims (7)
- 空気を取り込む取込口と、植物を栽培するための栽培室に接続される供給口とを有する空気通流路と、
前記空気通流路内を通流する空気の温度を温度制御する温度制御部と、
前記空気通流路における前記取込口と前記温度制御部が空気を温度制御する位置との間に、前記栽培室内の空気を戻すリターン流路と、を備える植物栽培用空気調和システム。 - 前記空気通流路に設けられ、前記取込口からの空気と前記リターン流路からの空気との混合比を調整して前記温度制御部に供給する混合比調整用弁ユニットをさらに備える、請求項1に記載の植物栽培用空気調和システム。
- 前記栽培室内から外部へ排出される空気と、前記栽培室内から前記リターン流路に流入する空気との流量比を調整するリターン流量調整用弁ユニットをさらに備える、請求項2に記載の植物栽培用空気調和システム。
- 前記リターン流路に、前記リターン流路内の空気を分岐させる分岐流路が接続されるとともに、前記リターン流路から前記空気通流路側に流入する空気の流量と前記リターン流路から前記分岐流路に流入する空気の流量とを調整する流量調整弁が設けられ、
前記空気通流路に、前記空気通流路内の空気と前記分岐流路が通流させた空気とを熱交換させる熱交換器が設けられる、請求項1乃至3のいずれかに記載の植物栽培用空気調和システム。 - 空気を取り込む取込口と、茸を栽培するための栽培室に接続される供給口とを有する空気通流路と、
前記空気通流路内を通流する空気の温度を温度制御する温度制御部と、
前記空気通流路における前記取込口と前記温度制御部が空気を温度制御する位置との間に、前記栽培室内の空気を戻すリターン流路と、
前記空気通流路に設けられ、前記取込口からの空気と前記リターン流路からの空気との混合比を調整して前記温度制御部に供給する混合比調整用弁ユニットと、を備える、茸栽培用空気調和システム。 - 前記栽培室内から外部へ排出される空気と、前記栽培室内から前記リターン流路に流入する空気との流量比を調整するリターン流量調整用弁ユニットをさらに備える、請求項5に記載の茸栽培用空気調和システム。
- 空気を取り込む取込口と、温度制御対象空間に接続される供給口とを有する空気通流路と、
前記空気通流路内を通流する空気の温度を温度制御する温度制御部と、
前記空気通流路における前記取込口と前記温度制御部が空気を温度制御する位置との間に、前記温度制御対象空間内の空気を戻すリターン流路と、
前記空気通流路に設けられ、前記取込口からの空気と前記リターン流路からの空気との混合比を調整して前記温度制御部に供給する混合比調整用弁ユニットと、
前記混合比調整用弁ユニットを制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記温度制御対象空間内の空気の二酸化炭素濃度を上昇させる第1モードによる制御と、前記温度制御対象空間内の空気の二酸化炭素濃度を低下させる第2モードによる制御とを切替え可能であり、
前記第1モードでは、前記リターン流路からの空気が前記取込口から取り込まれた空気よりも高い比率で前記温度制御部に供給されるように前記混合比調整用弁ユニットが制御され、前記第2モードでは、前記取込口から取り込まれた空気が前記リターン流路からの空気よりも高い比率で前記温度制御部に供給されるように前記混合比調整用弁ユニットが制御される、二酸化炭素濃度調整機能付き空気調和システム。
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