JP2017204517A - 基板洗浄装置 - Google Patents

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【課題】半導体ウエハ等の基板の表面を洗浄する際に基板表面にウォーターマークが発生することを防止すること。【解決手段】本発明は、半導体ウエハWを保持して回転する基板回転機構2と、基板回転機構2に保持された半導体ウエハWの周囲を覆うように配置され、半導体ウエハWの洗浄時に回転する半導体ウエハWからの洗浄液が飛散することを防止する液飛散防止カップ10と、を有する基板洗浄装置1であって、液飛散防止カップ10は、内壁Mの周方向に沿って均等に配置された複数のガイド部11を有し、ガイド部11は、内壁Mに基板回転機構2の回転軸Dと平行な方向に沿って延在するように形成されている、基板洗浄装置である。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体ウエハ等の基板を洗浄するための基板洗浄装置に関する。
半導体デバイスの製造工程において、半導体ウエハ等の基板の表面を洗浄する工程がある。この工程では、基板を保持しながら回転させて洗浄液を供給し基板の表面を洗浄する。その後、基板を高速回転させることにより、基板表面に付着した洗浄液を遠心力によって除去する。特許文献1には、基板の表面を洗浄するための基板洗浄装置が記載されている。この基板洗浄装置は、基板を保持し回転させる基板回転機構と、基板を収容すると共に基板から飛散する液の飛散を防止する液飛散防止カップとを有している。液飛散防止カップの内周面全面には、表面に親水性材層からなる液飛散防止シートが貼り付けられている。
特開2010−149003号公報
特許文献1に記載された基板洗浄装置は、洗浄液の流量が多い場合、液飛散防止カップの内周面に衝突する液滴の量が多くなり、水はけの量よりも供給される液滴量が多くなり該内周面に液溜まりが生じる場合がある。この液溜まりに後から飛散してくる液滴が衝突すると、ミストが発生して半導体ウエハ上に再付着する(図6参照)。ミストは非常に細かいため半導体ウエハの回転によって生じる遠心力では完全に飛散しない場合がある。ミストが乾燥すると、ミストに含まれる不純物の析出及び周囲の酸素の影響により、半導体ウエハの表面にウォーターマーク(局所酸化膜)が発生する虞がある(図7参照)。ウォーターマークは、半導体ウエハ表面においてリークを生じさせたり、素子不良を生じさせたりする虞がある。
本発明は、半導体ウエハ等の基板の表面を洗浄する際に基板表面にウォーターマークが発生することを防止することができる基板洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明は、半導体ウエハを保持して回転する基板回転機構と、前記基板回転機構に保持された前記半導体ウエハの周囲を覆うように配置され、前記半導体ウエハの洗浄時に回転する前記半導体ウエハからの洗浄液が飛散することを防止する液飛散防止カップと、を有する基板洗浄装置であって、
前記液飛散防止カップは、内壁の周方向に沿って均等に配置された複数のガイド部を有し、
前記ガイド部は、前記内壁に前記基板回転機構の回転軸と平行な方向に沿って延在するように形成されている、基板洗浄装置である。
本発明にかかる基板洗浄装置は、半導体ウエハ等の基板の洗浄時に回転する基板から飛散する液滴を液飛散防止カップで受けて液滴を下方に流すことができる。このとき、液飛散防止カップの内壁に形成されたガイド部に沿って液滴が下方に流れやすくなり、内壁に液溜まりが形成されにくくなる。これにより、基板洗浄装置では基板表面に生じるウォーターマークの発生を未然に防止することができる。
本発明にかかる基板洗浄装置によると、半導体ウエハ等の基板の表面を洗浄する際に基板表面にウォーターマークが発生することを防止することができる。
本発明の実施形態にかかる基板洗浄装置を示す断面図である。 基板洗浄装置が有する液飛散防止カップを示す斜視図である。 液飛散防止カップの径方向の断面図である。 液飛散防止カップの軸方向の断面図である。 基板洗浄装置によって半導体ウエハを洗浄する状態を概略的に示す図である。 半導体ウエハの洗浄工程においてミストが発生する原因を概略的に示す図である。 ミストによってウォーターマークが発生する原因を概略的に示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明にかかる基板洗浄装置の実施形態について説明する。
図1に示されるように、基板洗浄装置1は、処理対象の半導体ウエハWを保持して回転させる基板回転機構2と、半導体ウエハW及び基板回転機構2を覆って洗浄液の飛散を防止するための液飛散防止カップ10とを有する。基板回転機構2は、上面側に半導体ウエハWを載置するテーブル3を有する。テーブル3は、円板状に形成されている。テーブル3は、半導体ウエハWを保持した状態で回転する。テーブル3の下面側には、回転軸4の一端4aがテーブル3と同心に取り付けられている。回転軸4は、テーブル3の下面側にテーブル3の中心から軸線Dに沿って垂下して設けられている。回転軸4の他端4bは、回転する駆動力を与えるための駆動部(不図示)に連結されている。
半導体ウエハWは、例えば、直径φ=50.8mmである。回転軸4は、例えば、500〜3000rpmの回転速度で回転する。半導体ウエハW及び基板回転機構2の周囲には、半導体ウエハW及び基板回転機構2を覆うように円筒形の液飛散防止カップ10が配置されている。液飛散防止カップ10は、例えば、外径φ=85mmである。液飛散防止カップ10の高さは、例えば、50mmである。
液飛散防止カップ10は、上端10a及び下端10bにそれぞれ開口部10c,10dを有している。液飛散防止カップ10の上端10a側は、下端10b側に比して上端10に近付くにつれて径が小さくなるように絞られた絞り部10eが形成されている。開口部10cは、半導体ウエハWの直径よりも大きい径で開口されている。開口部10cから半導体ウエハWを出し入れする。また、開口部10cからテーブル3に載置された半導体ウエハWの表面に洗浄液が供給される。開口部10dからは、洗浄後の洗浄液が排出される。
図2〜図4に示されるように、液飛散防止カップ10の内壁Mには、回転軸4の軸線Dと平行な方向に沿って突出して延在するように複数のレール状のガイド部11が設けられている。複数のレール状のガイド部11は、液飛散防止カップ10の内壁Mに周方向に沿って均等に形成されている。ガイド部11の上端部は、折れ曲がって形成された折り曲がり部11aを有する。複数の折り曲がり部11aは、絞り部10eにおいて、絞り部10eの内壁Mに沿って軸線Dに向かって放射状に配列されている(図3参照)。ガイド部11の幅は、例えば1.5mmである。ガイド部11は、例えば、軸線Dを中心に15°毎に配置されている。
ガイド部11は、半導体ウエハWの表面にある洗浄液がテーブル3の回転によって飛ばされて液飛散防止カップ10の内壁Mに付着した場合に、毛細管現象と重力により洗浄液を下方に流れやすくする。これにより、内壁Mには、洗浄液の液溜まりが形成されにくくなる。洗浄液は、ガイド部11に沿って下方に流れ、開口部10dから排出される。即ち、ガイド部11は液滴を排出するためのガイドとなる。ガイド部11は、凹状の溝として形成してもよい。凸状又は凹状のガイド部11の配置間隔は、上記の間隔に限らず液滴を排出しやすくするために適切に選択される。
次に、基板洗浄装置1による半導体ウエハWの洗浄工程について説明する。
図5に示されるように、基板洗浄装置1において、テーブル3が回転軸4によって回転すると、テーブル3に載置された半導体ウエハWも連動して回転する。液飛散防止カップ10の開口部10cから洗浄液が供給される。半導体ウエハWが回転しながら洗浄される。洗浄が終了すると、テーブル3の回転数が上昇する。このとき、半導体ウエハWの表面にある液滴は、遠心力によって半導体ウエハWの外周方向に移動する。その後、液滴は半導体ウエハWの外周から飛散する。飛散した液滴は、先ず液飛散防止カップ10の絞り部10eの内壁に付着する。
このとき、液滴がガイド部11の折れ曲がり部11aに付着すると、毛細管現象と重力によって折れ曲がり部11aに沿って下方に流される。そして、液滴は、毛細管現象と重力によってさらにガイド部11に沿って下方に流され、液飛散防止カップ10の開口部10dから排出される。
上述したように基板洗浄装置1によると、半導体ウエハWの洗浄時に回転する半導体ウエハWから飛散する液滴を液飛散防止カップ10で受けて液滴を下方に流すことができる。このとき、液飛散防止カップ10の内壁Mに形成されたガイド部11に沿って液滴が下方に流れやすくなり、内壁に液溜まりが形成されにくくなる。これにより、基板洗浄装置1では半導体ウエハW表面に生じるウォーターマークの発生を未然に防止することができる。
1 基板洗浄装置
2 基板回転機構
3 テーブル
4 回転軸
4a 一端
4b 他端
10 液飛散防止カップ
10c 開口部
10a 上端
10b 下端
10c,10d 開口部
10d 開口部
10e 絞り部
11 ガイド部
11a 折れ曲がり部
D 軸線
M 内壁
W 半導体ウエハ

Claims (1)

  1. 半導体ウエハを保持して回転する基板回転機構と、前記基板回転機構に保持された前記半導体ウエハの周囲を覆うように配置され、前記半導体ウエハの洗浄時に回転する前記半導体ウエハからの洗浄液が飛散することを防止する液飛散防止カップと、を有する基板洗浄装置であって、
    前記液飛散防止カップは、内壁の周方向に沿って均等に配置された複数のガイド部を有し、
    前記ガイド部は、前記内壁に前記基板回転機構の回転軸と平行な方向に沿って延在するように形成されている、基板洗浄装置。
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